JP2928386B2 - うつ病治療剤 - Google Patents

うつ病治療剤

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、キサンチン誘導体またはその薬理的に許容
される塩を有効成分とするうつ病治療剤に関する。
背景技術 式(A)において、R1a及びR2aがプロピル、R3aが水
素、R4aが置換もしくは非置換のフェニル、芳香族複素
環基、シクロアルキル、スチリルまたはフェニルエチル
である化合物がアデノシン拮抗作用を有することが知ら
れている[ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミスト
リー(J.Med.Chem.)、34巻、1431頁、1991年]。ま
た、式(B)において、R1b及びR2bが同一または異なっ
てメチルまたはエチルを表し、R3bがメチルを表し、Y1b
及びY2bが水素を表し、Zbがフェニルまたは3,4,5−トリ
メトキシフェニルである化合物が、特公昭47−26516号
公報に大脳刺激剤として、R1b及びR2bが同一または異な
って水素、プロピル、ブチルまたはアリルを表し、R3b
が水素または低級アルキルを表し、Y1b及びY2bが同一ま
たは異なって水素またはメチルを表し、Zbが置換数1〜
3の低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ハロ
ゲン、アミノ、ニトロ等で置換されたもしくは非置換の
フェニル、ピリジル、イミダゾリル、フリルまたはチエ
ニルである化合物が、アデノシンA2受容体拮抗作用を有
し、喘息、骨粗鬆症治療効果をもつことがWO92/06976号
公報に開示されている。さらに、式(B)において
R1b、R2b及びR3bがメチル、Y1b及びY2bが水素である化
合物の内、Zbがフェニルである化合物(8−スチリルカ
フェイン)[ケミッシェ・ベリヒテ(Chem.Ber.)、119
巻、1525頁、1986年]及びZbがピリジル、キノリルある
いはメトキシ置換もしくは非置換のベンゾチアゾリルで
ある化合物[ケミカル・アブストラクト(Chem.Abs
t.)、60巻、1741h、1964年]が知られているが、その
薬理作用に関する記載はない。
臨床的に、従来のうつ病治療剤は、1回だけの単回投
与によっては効果がなく、少なくとも2週間くらい連続
投与して初めてその効果を発揮することはよく知られて
いる。クロニジン投与により誘発されるマウスの攻撃行
動に対しても、従来のうつ病治療剤は10日間連続投与し
て初めて増強効果を示すに過ぎない[ジャーナル・オブ
・ニューラル・トランスミッション(J.Neural Transmi
ssion)、52巻、189頁、1981年]。
発明の開示 本発明は、式(I) {式中、R1、R2及びR3は同一または異なって水素、低級
アルキル、低級アルケニルまたは低級アルキニルを表
し、R4はシクロアルキル、−(CH2−R5(式中、R5
は置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非
置換の複素環基を表し、nは0〜4の整数を表す)また
〔式中、Y1及びY2は同一または異なって水素、ハロゲン
または低級アルキルを表し、Zは置換もしくは非置換の
アリール、 (式中、R6は水素、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ア
ルコキシ、ハロゲン、ニトロまたはアミノを表し、mは
1〜3の整数を表す)または置換もしくは非置換の複素
環基を表す〕を表し、X1及びX2は同一または異なってO
またはSを表す}で表されるキサンチン誘導体またはそ
の薬理的に許容される塩を有効成分とするうつ病治療剤
に関する。
化合物(I)の定義において、低級アルキルは、直鎖
または分岐状の炭素数1〜6の、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、se
c−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、
ヘキシル等を表し、低級アルケニルは、直鎖または分岐
状の炭素数2〜6の、例えばビニル、アリル、メタクリ
ル、クロチル、3−ブテニル、2−ペンテニル、4−ペ
ンテニル、2−ヘキセニル、5−ヘキセニル等を表し、
低級アルキニルは、直鎖または分岐状の炭素数2〜6
の、例えばエチニル、プロパルギル、2−ブチニル、3
−ブチニル、2−ペンチニル、4−ペンチニル、2−ヘ
キシニル、5−ヘキシニル、4−メチル−2−ペンチニ
ル等を表し、アリールは、フェニルまたはナフチルを表
し、シクロアルキルは、炭素数3〜8のシクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘプチル、シクロオクチル等を表し、複素環基
は、フリル、チエニル、ピロリル、ピラニル、チオピラ
ニル、ピリジル、チアゾリル、イミダゾリル、ピリミジ
ル、トリアジニル、インドリル、キノリル、プリニル、
ベンゾチアゾリル等を表し、ハロゲンはフッ素、塩素、
臭素、ヨウ素の各原子を意味する。アリール及び複素環
基の置換基としては、同一または異なって置換数1〜3
の、例えば低級アルキル、ヒドロキシ、置換もしくは非
置換の低級アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ、低
級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、トリフルオ
ロメチル、トリフルオロメトキシ、ベンジルオキシ、フ
ェニル、フェノキシ等があげられる。低級アルキル及び
低級アルコキシ、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキル
アミノのアルキル部分は、前記低級アルキルと同意義を
表し、ハロゲンは前記と同義である。低級アルコキシの
置換基としては、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ハロゲ
ン、アミノ、アジド、カルボキシ、低級アルコキシカル
ボニル等があげられる。低級アルコキシおよび低級アル
コキシカルボニルのアルキル部分は、前記低級アルキル
と同意義を表し、ハロゲンは前記と同義である。
化合物(I)の薬理的に許容される塩としては、薬理
的に許容される酸付加塩、金属塩、アンモニウム塩、有
機アミン付加塩、アミノ酸付加塩等があげられる。
化合物(I)の薬理的に許容される酸付加塩として
は、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、
マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩等の
有機酸塩があげられ、薬理的に許容される金属塩として
は、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、マ
グネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩、
アルミニウム塩、亜鉛塩等があげられ、薬理的に許容さ
れるアンモニウム塩としてはアンモニウム、テトラメチ
ルアンモニウム等の塩があげられ、薬理的に許容される
有機アミン付加塩としては、モルホリン、ピペリジン等
の付加塩、薬理的に許容されるアミノ酸付加塩として
は、リジン、グリシン、フェニルアラニン等の付加塩が
あげられる。
次に化合物(I)の製造法について説明するが、化合
物(I)は以下に示す製造法以外に、前述の特公昭47−
26516号公報;J.Med.Chem.、34巻、1431頁、1991年;Che
m.Ber.、119巻、1525頁、1986年およびChem.Abst.、60
巻、1741h、1964年等を参考にして製造することができ
る。
製造法1 化合物(I)においてR3が水素である化合物(I−
a)は、次の反応工程により得られる。
(式中、R1、R2、R4、X1及びX2は前記と同義である) 工程1: 公知の方法(例えば、特開昭59−42383号公報;J.Med.
Chem.32巻、1873頁、1989年)に準じて得られるウラシ
ル誘導体(II)とカルボン酸(III)あるいはその反応
性誘導体とを反応させることにより化合物(IV)を得る
ことができる。ここで化合物(III)の反応性誘導体と
しては、酸クロリド、酸ブロミド等の酸ハライド類、p
−ニトロフェニルエステル、N−オキシコハク酸イミド
等の活性エステル類、市販の酸無水物あるいは3−(3
−ジメチルアミノプロピル)−1−エチルカルボジイミ
ド、ジイソプロピルカルボジイミド、ジシクロヘキシル
カルボジイミド等のカルボジイミドを用い生成される酸
無水物類、炭酸モノエチルエステル、炭酸モノイソブチ
ルエステル等との混合酸無水物類等があげられる。反応
は、化合物(III)を用いる場合は、無溶媒、50〜200℃
で10分〜5時間で終了する。
また該工程に化合物(III)の反応性誘導体を用いる
場合は、ペプチド化学で常用される方法に準じて実施す
ることができる。すなわち、化合物(II)を化合物(II
I)の反応性誘導体と、好ましくは添加剤または塩基の
存在下に反応させることにより化合物(IV)が得られ
る。反応溶媒としては、塩化メチレン、クロロホルム、
二塩化エタン等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド及び必要により水等が適宜
選択され、添加剤としては1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール等がまた塩基としてはリジン、トリエチルアミ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、N−メチルモルホリ
ン等があげられる。反応は、−80〜50℃で、0.5〜24時
間で終了する。また反応性誘導体は、反応系中に生成さ
せた後単離せずに用いてもよい。
工程2: 化合物(IV)を塩基の存在下(A法)、脱水剤での処
理(B法)または加熱下(C法)反応させて化合物(I
−a)を得ることができる。A法では、塩基として、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸
化物が用いられ、反応溶媒は、水、メタノール、エタノ
ール等の低級アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン等のエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド等が単独もしくは混合して用いられる。
反応は、0〜180℃で、10分〜6時間で終了する。
B法では脱水剤として、例えば塩化チオニル等のハロ
ゲン化チオニル、オキシ塩化リン等のオキシハロゲン化
リンが用いられ、反応溶媒として、無溶媒あるいは、塩
化メチレン、クロロホルム、二塩化エタン等のハロゲン
化炭化水素、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド等の反応に不活性な溶媒が使用される。反応は、0
〜180℃で、0.5〜12時間で終了する。
C法では、反応溶媒として、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ダウサーモA(ダウケミカル社
製)等の極性溶媒が用いられる。反応は、50〜200℃
で、10分〜5時間で終了する。
工程3: 化合物(II)とアルデヒド(V)を反応させることに
よりシッフ塩基(VI)を得ることができる。反応溶媒
は、酢酸とメタノール、エタノール等の低級アルコール
類との混合溶媒が用いられる。反応は、−20〜100℃
で、0.5〜12時間で終了する。
工程4: 化合物(VI)を酸化剤の存在下、酸化的環化反応に付
すことにより化合物(I−a)を得ることができる。酸
化剤としては、例えば酸素、塩化第二鉄、硝酸セリウム
アンモニウム、ジエチルアゾジカルボキシレート等が例
示される。反応溶媒としては、メタノール、エタノール
等の低級アルコール類、塩化メチレン、クロロホルム等
のハロゲン化炭化水素類、トルエン、キシレン、ニトロ
ベンゼン等の芳香族炭化水素類等の反応に不活性な溶媒
が用いられる。反応は、0〜180℃で、10分〜12時間で
終了する。
製造法2 化合物(I)においてR3が水素以外の基である化合物
(I−b)は、次の反応工程により得られる。
化合物(I−b)は、製造法1で得られる化合物(I
−a)より得ることができる。
(式中、R3CはR3の定義中の水素以外の基を表し、R1、R
2、R4、X1及びX2は前記と同義である) 化合物(I−b)は、化合物(I−a)とアルキル化
剤とを、必要により塩基の存在下に反応させることによ
り得ることができる。適当なアルキル化剤としては、ヨ
ウ化メチル、臭化アリル等のアルキルハライド類、ジメ
チル硫酸等のジアルキル硫酸類、p−トルエンスルホン
酸アリル等のスルホン酸エステル類、ジアゾメタン等の
ジアゾアルカン類等が例示される。塩基としては、例え
ば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸
塩、水素化ナトリウム等の水素化アルカリ金属及びナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ
金属アルコキシド等があげられる。反応溶媒としては、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトン類、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド等が例示される。反応は、0
〜180℃で、0.5〜24時間で終了する。
製造法3 化合物(I)においてZがヒドロキシを置換基として
有するフェニルである化合物(I−d)は、次の反応工
程によっても得られる。
(式中、R7は置換もしくは非置換の低級アルキルを表
し、p及びqはp≧qでありそれぞれ1〜3の整数を表
し、R1、R2、R3、X1、X2、Y1及びY2は前記と同義であ
る) R7の定義における置換もしくは非置換の低級アルキル
は、前記と同義である。
化合物(I−d)は、製造法1または製造法2により
得られる化合物(I−c)[化合物(I)においてZが
置換もしくは非置換の低級アルコキシを置換基として有
するフェニルである化合物]に、脱アルキル化剤を作用
させることにより得ることができる。適当な脱アルキル
化剤としては、三臭化ほう素及びそのジメチルジスルフ
ィド錯体、三塩化ほう素、ヨードトリメチルシラン、ナ
トリウムエタンチオラート、ナトリウムベンゼンチオラ
ート、臭化水素酸等が例示される。反応溶媒としては、
使用される脱アルキル化剤により異なるが、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、クロロ
ホルム、二塩化エタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメ
チルホルムアミド、酢酸等があげられる。反応は、−30
〜140℃で、10分〜120時間で終了する。
製造法4 化合物(I)においてZが置換もしくは非置換の低級
アルコキシを置換基として有するフェニルである化合物
(I−e)は、次の反応工程によっても得られる。
(式中、R8は置換もしくは非置換の低級アルキルを表
し、rはq≧rであり1〜3の整数を表し、R1、R2
R3、R7、X1、X2、Y1、Y2、p及びqは前記と同義であ
る) R8の定義における置換もしくは非置換の低級アルキル
は、前記と同義である。
化合物(I−e)は、化合物(I−d)から製造法2
の方法に準じて得ることができる。
製造法5 化合物(I)においてZがアミノ置換低級アルコキシ
を置換基として有するフェニルである化合物(I−h)
は、次の反応工程によっても得られる。
(式中、Qは低級アルキレンを表し、Halは塩素、臭
素、ヨウ素の各原子を表し、R1、R2、R3、X1、X2、Y1
びY2は前記と同義である) Qの定義における低級アルキレンは、直鎖または分枝
状の炭素数1〜6の、例えばメチレン、エチレン、プロ
ピレン、1−メチルエチレン、ブチレン、1−メチルプ
ロピレン、2−メチルプロピレン、ペンチレン、ヘキシ
レン等を意味する。
工程1: 化合物(I−g)は、製造法4の方法に準じて得られ
る化合物(I−f)[化合物(I)においてZが塩素、
臭素またはヨウ素置換の低級アルコキシを置換基として
有するフェニルである化合物]と5〜10当量のアジ化ナ
トリウムとを反応させることにより得ることができる。
反応溶媒としては、ジメチルホルムアミド等の反応に不
活性な溶媒が用いられる。反応は、50〜80℃で、1〜10
時間で終了する。
工程2: 化合物(I−h)は、まず、化合物(I−g)を、2
〜5当量のトリフェニルホスフィン等の還元剤の存在
下、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の反応に不活性
な溶媒中、室温〜50℃で10分〜5時間処理し、次いで、
過剰量の水を加え、50℃〜用いた溶媒の沸点で1〜10時
間処理することにより得ることができる。
製造法6 化合物(I)においてZがカルボキシ置換低級アルコ
キシを置換基として有するフェニルである化合物(I−
j)は、次の反応工程によっても得られる。
(式中、R9は低級アルキルを表し、R1、R2、R3、Q、
X1、X2、Y1及びY2は前記と同義である) R9の定義における低級アルキルは、前記と同義であ
る。
化合物(I−j)は、製造法4の方法に準じて得られ
る化合物(I−i)[化合物(I)においてZが低級ア
ルコキシカルボニル置換の低級アルコキシを置換基とし
て有するフェニルである化合物]を水酸化ナトリウム、
水酸化リチウム等の水酸化アルカリ金属等の存在下加水
分解することにより得ることができる。反応溶媒として
は、水とジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル
あるいはメタノール、エタノール等のアルコールとの混
合溶媒が用いられる。反応は、室温〜用いた溶媒の沸点
で、10分〜12時間で終了する。
製造法7 化合物(I)においてZがヒドロキシを置換基として
有するフェニルである化合物(I−m)は、次の反応工
程によっても得られる。
(式中、tは1〜3の整数を表し、R1、R2、R3、X1
X2、Y1及びY2は前記と同義である) 化合物(I−m)は、製造法1、製造法2または製造
法4の方法に準じて得られる化合物(I−k)[化合物
(I)においてZがメトキシメトキシを置換基として有
するフェニルである化合物]を塩化水素ガス、塩酸水溶
液等の存在下処理することにより得ることができる。反
応溶媒としては、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の
エーテル、メタノール、エタノール等のアルコール等が
用いられる。反応は、室温〜用いた溶媒の沸点で、1〜
20時間で終了する。
製造法8 化合物(I)においてX2がSである化合物(I−o)
は、次の反応工程によっても得られる。
(式中、R1、R2、R3、R4及びX1は前記と同義である) 化合物(I−o)は、製造法1〜製造法7の方法に準
じて得られる化合物(I−n)[化合物(I)において
X2がOである化合物]をチオ化剤と反応させることによ
り得ることができる。チオ化剤としては、五硫化リン、
ローソン試薬等が例示される。反応溶媒としては、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等が、好ましくはピリジンが用いられる。反応
は、50〜180℃で10分〜36時間で終了する。
上述した製造法における目的化合物は、有機合成化学
で常用される精製法、例えば濾過、抽出、洗浄、乾燥、
濃縮、再結晶、各種クロマトグラフィー等に付して単離
精製することができる。
化合物(I)の塩を取得したい時、化合物(I)が塩
の形で得られる場合には、そのまま精製すればよく、ま
た、遊離の形で得られる場合には、適当な溶媒に溶解ま
たは懸濁し、酸または塩基を加え生成した塩を単離精製
すればよい。
また、化合物(I)及びその薬理的に許容される塩
は、水あるいは各種溶媒との付加物の形で存在すること
もあるが、これら付加物も本発明の治療剤として用いる
ことができる。
以下に化合物(I)の具体例の名称を第1表に、構造
を第2表に示す。
次に化合物(I)の薬理作用について試験例に説明す
る。
試験例1 クロニジン誘発攻撃行動に対する作用 クロニジンの腹腔内投与により誘発される攻撃行動
[ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー
(Eur.J.Pharmacol.)、29巻、374頁、1968年]に対す
る試験化合物の増強効果を調べた。
体重20〜25gのddY系雄性マウス(日本SLC)を1群2
匹用いて実験を行った。試験化合物は、Tween80〔ポリ
オキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート〕を添
加した後、注射用蒸留水(大塚製薬社製)で懸濁させ
て、また、クロニジン塩酸塩(シグマ社製)は生理食塩
水(大塚製薬社製)に溶解させて用いた。試験化合物を
含む懸濁液または試験化合物を含まない懸濁液(対照)
をそれぞれ経口投与(マウス体重10g当り0.1ml)し、試
験化合物投与60分後にクロニジン20mg/kgを腹腔内投与
した。クロニジン投与直後から30分間、マウスの攻撃行
動の回数を測定した。効果の判定は対照群および試験化
合物投与群の攻撃回数値を比較した[有意差検定:スチ
ューデントのt検定(Student's t−test)]。
結果を第3表に示す。
第3表によれば、本発明に用いられる化合物のクロニ
ジンの腹腔内投与により誘発される攻撃行動に対し単回
投与によって優れた増強効果を示した。
試験例2 急性毒性試験 体重20±1gのddY系雄性マウス(日本SLC)を1群3匹
用い、試験化合物を経口投与した。投与後7日後の死亡
状況を観察し最小致死量(MLD)値を求めた。
結果を第4表に示す。
第4表によれば、全てのMLD値は>100mg/kgあるいは
>300mg/kgであり、毒性が弱く幅広い投与容量範囲で安
全に用いることができる。
化合物(I)またはその薬理的に許容される塩は、ク
ロニジン誘発攻撃行動に対し増強作用を示し、うつ病治
療剤として有用である。
化合物(I)またはその薬理的に許容される塩は、そ
のままあるいは各種の製薬形態で使用することができ
る。本発明の製薬組成物は、活性成分として、有効な量
の化合物(I)またはその薬理的に許容される塩を薬理
的に許容される担体と均一に混合して製造できる。これ
らの製薬組成物は、経口的または注射による投与に対し
て適する単位服用形態にあることが望ましい。
経口服用形態にある組成物の調製においては、何らか
の有用な薬理的に許容される担体が使用できる。例えば
懸濁剤及びシロップ剤のような経口液体調製物は、水、
シュークロース、ソルビトール、フラクトース等の糖
類、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール等
のグリコール類、ゴマ油、オリーブ油、大豆油等の油
類、p−ヒドロキシ安息香酸エステル類等の防腐剤、ス
トロベリーフレーバー、ペパーミント等のフレーバー類
等を使用して製造できる。粉剤、丸剤、カプセル剤及び
錠剤は、ラクトース、グルコース、シュークロース、マ
ンニトール等の賦形剤、でん粉、アルギン酸ソーダ等の
崩壊剤、ステアリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢
剤、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ゼラチン等の結合剤、脂肪酸エステル等の表面活
性剤、グリセリン等の可塑剤等を用いて製造できる。錠
剤及びカプセル剤は投与が容易であるという理由で、最
も有用な単位経口投与剤である。錠剤やカプセル剤を製
造する際には固体の製薬担体が用いられる。
また、注射剤の溶液は、蒸留水、塩溶液、グルコース
溶液または塩水とグルコース溶液の混合物から成る担体
を用いて調製することができる。この際、常法に従い適
当な溶解補助剤および懸濁剤を用いて、溶液、懸濁液ま
たは分散液として調製される。
化合物(I)もしくはその薬理的に許容される塩は、
上記製薬形態で経口的にまたは注射剤として非経口的に
投与することができ、その有効容量及び投与回数は、投
与形態、患者の年齢、体重、症状等により異なるが、通
常1日当り、0.01〜25mg/kgを3〜4回に分けて投与す
る。
以下に実施例及び参考例によって本発明の態様を説明
する。
発明を実施するための最良の形態 実施例1 錠剤 常法により次の組成からなる錠剤を作成した。
化合物1,40g、ラクトース286.8gおよび馬鈴薯でんぷ
ん60gを混合し、ヒドロキシプロピルセルロースの10%
水溶液120gを加えた。この混合物を常法により練合し、
造粒して乾燥させた後、整粒し打錠用顆粒とした。これ
にステアリン酸マグネシウム1.2gを加えて混合し、径8m
mの杵をもった打錠機(菊水社製RT−15型)で打錠を行
って、錠剤(1錠あたり活性成分20mgを含有する)を得
た。以下に該錠剤1錠あたりの組成を第5表に示す。
第5表 錠剤1錠あたりの組成 化合物1 20 mg ラクトース 143.4mg 馬鈴薯でんぷん 30 mg ヒドロキシプロピルセルロース 6 mg ステアリン酸マグネシウム 0.6mg 200 mg 実施例2 細粒剤 常法により次の組成からなる細粒剤を作成した。
化合物74,20g、ラクトース655g及びとうもろこしでん
ぷん285gを混合し、ヒドロキシプロピルセルロースの10
%水溶液400gを加えた。この混合物を常法により練合
し、造粒した後乾燥させて、細粒剤(細粒剤1,000gあた
り活性成分20gを含有する)を得た。以下に該細粒剤1
包あたりの組成を第6表に示す。
第6表 細粒剤1包あたりの組成 化合物74 20mg ラクトース 655mg とうもろこしでんぷん 285mg ヒドロキシプロピルセルロース 40mg 1,000mg 実施例3 カプセル剤 常法により次の組成からなるカプセル剤を作成した。
化合物80,200g、アビセル995g及びステアリン酸マグ
ネシウム5gを常法により混合した。この混合物をカプセ
ル充填機(ザナシ社製、LZ−64型)により、ハードカプ
セル4号(1カプセルあたり120mg容量)に充填し、カ
プセル剤(1カプセルあたり活性成分20mgを包含する)
を得た。以下にカプセル剤1錠あたりの組成を第7表に
示す。
第7表 カプセル剤1錠あたりの組成 化合物80 20 mg アビセル 99.5mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg 120 mg 実施例4 注射剤 常法により次の組成からなる注射剤を作成した。
化合物82,1gを精製ダイズ油100gに溶解し、精製卵黄
レシチン12g及び注射用グリセリン25gを加えた。この混
合物を常法により注射用蒸留水で1,000mlとして練合・
乳化した。得られた分散液を0.2μmのディスポーザブ
ル型メンブランフィルターを用いて無菌濾過後、ガラス
バイアルに2mlずつ無菌的に充填して、注射剤(1バイ
アルあたり活性成分2mgを包含する)を得た。以下に注
射剤1バイアルあたりの組成を第8表に示した。
第8表 注射剤1バイアルあたりの組成 化合物82 2 mg 精製ダイズ油 200 mg 精製卵黄レシチン 24 mg 注射用グリセリン 50 mg 注射用蒸留水 1.72ml 2.00ml 参考例1: (E)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−7−メチ
ル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物1) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル(米国特許
第2,602,795号公報)2.00g(8.85ミリモル)のジオキサ
ン30ml−水60ml混合溶液に、3,4−ジメトキシ桂皮酸2.0
3g(9.74ミリモル)および3−(3−ジエチルアミノプ
ロピル)−1−エチルカルボジイミド塩酸塩2.54g(13.
3ミリモル)を加えた。該溶液をpH5.5に調節しながら室
温で2時間攪拌した。反応液を中和し、クロロホルム50
mlで3回抽出した。合わせた抽出液を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒;2%メタノール/クロロホルム)で分離・精製し、
(E)−6−アミノ−5−(3,4−ジメトキシシンナモ
イルアミノ)−1,3−ジプロピルウラシル(化合物A)
を3.47g(収率94%)不定形状晶として得た。
NMR(CDCl3;90MHz)δ(ppm):7.84(1H,brs),7.50(1
H,d,J=15.9Hz),7.10〜6.65(3H,m),6.53(1H,d,J=1
5.9Hz),5.75(2H,brs),4.00〜3.50(4H,m),3.85(6
H,brs),2.00〜1.40(4H,m),1.10〜0.80(6H,m) 化合物Aの3.38g(8.13ミリモル)にジオキサン40ml
および1N水酸化ナトリウム水溶液80mlを加え、10分間加
熱還流した。冷却後中和し、析出した結果を濾取し、こ
れをジメチルスルホキシド/水より再結晶することによ
り、(E)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−1,3−
ジプロピルキサンチン(化合物B)を2.49g(収率77
%)白色結晶として得た。
融点:260.0〜263.8℃ 元素分析値:C21H26N4O4として 理論値(%):C 63.30,H 6.57,N 14.06 実測値(%):C 63.29,H 6.79,N 14.21 IR(KBr)νmax(cm-1):1701,1640 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.39(1H,brs),7.
59(1H,d,J=16.7Hz),7.26(1H,d,J=1.8Hz)、7.13
(1H,dd,J=1.8,8.6Hz),6.98(1H,d,J=8.6Hz),6.95
(1H,d,J=16.7Hz),3.99(2H,t),4.00〜3.85(2H,
t),3.83(3H,s),3.80(3H,s),1.80〜1.55(4H,m),
1.00〜0.85(6H,m) 化合物Bの1.20g(3.02ミリモル)をジメチルホルム
アミド20mlに溶解した。これに炭酸カリウム1.04g(7.5
5ミリモル)次いでヨウ化メチル0.38ml(6.04ミリモ
ル)を加え、50℃で30分間攪拌した。冷却後、不溶物を
濾過により除き、濾液に水400mlを加えた。クロロホル
ム100mlで3回抽出後、抽出液を水で2回飽和食塩水で
1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧
下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒;1%メタノール/クロロホルム)で分離・
精製し、プロパノール/水より再結晶することにより、
化合物1を1.22g(収率98%)白色針状晶として得た。
融点:164.1〜166.3℃ 元素分析値:C22H28N4O4として 理論値(%):C 64.06,H 6.84,N 13.58 実測値(%):C 64.06,H 6.82,N 13.80 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1657 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.60(1H,d,J=15.8
Hz),7.40(1H,d,J=2.0Hz),7.28(1H,dd,J=2.0,8.4H
z),7.18(1H,d,J=15.8Hz),6.99(1H,d,J=8.4Hz),
4.02(3H,s),3.99(2H,t),3.90〜3.80(2H,m),3.85
(3H,s),3.80(3H,s),1.80〜1.55(4H,m),1.00〜0.8
5(6H,m) 参考例2: (E)−7−メチル−1,3−ジプロピル−8−スチリル
キサンチン(化合物3) 桂皮アルデヒド3.34ml(26.5ミリモル)のメタノール
360ml−酢酸15ml混合溶液に5,6−ジアミノ−1,3−ジプ
ロピルウラシル6.0g(26.5ミリモル)を氷冷下ゆっくり
加えた。混合液を室温で30分攪拌後、減圧下溶媒を留去
し、(E)−6−アミノ−5−(3−フェニル−3−プ
ロペニリデン)−1,3−ジプロピルウラシル(化合物
C)を6.30g(収率70%)不定形状晶として得た。
融点:159.5〜161.0℃ IR(KBr)νmax(cm-1):1687,1593 NMR(CDCl3;90MHz)δ(ppm):9.75〜9.60(1H,m),7.6
0〜7.25(5H,m),7.00〜6.80(2H,m),5.70(2H,brs),
4.00〜3.70(4H,m),2.00〜1.40(4H,m),1.10〜0.75
(6H,m) MS m/e(相対強度):340(100,M+),130(86) 化合物Cの6.30g(18.5ミリモル)にエタノール240ml
を加え塩化第二鉄4.32g(26.5ミリモル)と共に2時間
加熱還流した。冷却後析出した結晶を濾取し、(E)−
1,3−ジプロピル−8−スチリルキサンチン(化合物
D)を3.61g(収率61%)白色結晶として得た。
融点:259.3〜261.0℃(エタノールより再結晶) 元素分析値:C19H22N4O2として 理論値(%):C 67.43,H 6.55,N 16.56 実測値(%):C 67.40,H 6.61,N 16.71 IR(KBr)νmax(cm-1):1700,1650,1505 NMR(DMSO−d6)δ(ppm):13.59(1H,brs),7.70〜7.5
5(3H,m),7.50〜7.30(3H,m),7.06(1H,d,J=16.5H
z),3.99(2H,t),3.86(2H,t),2.80〜2.50(4H,m),
0.95〜0.80(6H,m) 化合物Bの代わりに化合物Dを用いる以外は参考例1
と同様の方法により化合物3を1.75g(収率84%)白色
針状晶として得た。
融点:162.8〜163.2℃ 元素分析値:C20H24N4O2として 理論値(%):C 68.16,H 6.86,N 15.90 実測値(%):C 67.94,H 6.96,N 16.15 IR(KBr)νmax(cm-1):1690,1654,1542,1450,1437 NMR(CDCl3)δ(ppm):7.79(1H,d,J=15.8Hz),7.65
〜7.55(2H,m),7.48〜7.35(3H,m),6.92(1H,d,J=1
5.8Hz),4.11(2H,t),4.06(3H,s),3.98(2H,t),2.0
0〜1.60(4H,m),1.08〜0.95(6H,m) 参考例3: (E)−1,3−ジプロピル−8−(3,4,5−トリメトキシ
スチリル)キサンチン(化合物10) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル5.00g(22.
1ミリモル)のジオキサン150ml−水75ml混合溶液に、3,
4,5−トリメトキシ桂皮酸5.78g(24.3ミリモル)および
3−(3−ジエチルアミノプロピル)−1−エチルカル
ボジイミド塩酸塩6.36g(33.2ミリモル)を加えた。該
溶液をpH5.5に調節しながら室温で1時間攪拌した。反
応終了後溶液のpHを7としてクロロホルムで3回抽出し
た。合わせた抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;3%メタノ
ール/クロロホルム)で分離・精製し、(E)−6−ア
ミノ−1,3−ジプロピル−5−(3,4,5−トリメトキシシ
ンナモイルアミノ)ウラシル(化合物E)を8.06g(収
率82%)不定形状晶として得た。
NMR(CDCl3,90MHz)δ(ppm):7.85(1H,brs),7.48(1
H,d,J=15.6Hz),6.67(2H,s),6.56(1H,d,J=15.6H
z),5.80(2H,brs),4.00〜3.70(4H,m),3.89(9H,
s),1.80〜1.45(4H,m),1.15〜0.80(6H,m) 化合物Eの10.02g(22.5ミリモル)にジオキサン100m
lおよび2N水酸化ナトリウム水溶液100mlを加え、10分間
加熱還流した。冷却後中和し、析出した結晶を濾取し、
これをジオキサン/水より再結晶することにより、化合
物10を6.83g(収率91%)白色結晶として得た。
融点:161.8〜162.6℃ 元素分析値:C22H28N4O5として 理論値(%):C 61.66,H 6.58,N 13.07 実測値(%):C 61.73,H 6.37,N 13.08 IR(KBr)νmax(cm-1):1702,1643 NMR(CDCl3,90MHz)δ(ppm):12.87(1H,brs),7.72
(1H,d,J=16.3Hz),6.96(1H,d,J=16.3Hz),6.81(2
H,s),4.30〜3.95(4H,m),3.92(6H,s),3.90(3H,
s),2.10〜1.50(4H,m),1.02(2H,t),0.90(2H,t) 参考例4: (E)−7−メチル−1,3−ジプロピル−8−(3,4,5−
トリメトキシスチリル)キサンチン(化合物5) 化合物Bの代わりに化合物10を用いる以外は参考例1
と同様の方法により化合物5を1.75g(収率84%)白色
針状晶として得た。
融点:168.4〜169.1℃(エタノール/水より再結晶) 元素分析値:C23H30N4O5として 理論値(%):C 62.42,H 6.83,N 12.66 実測値(%):C 62.48,H 6.60,N 12.70 IR(KBr)νmax(cm-1):1698,1659 NMR(CDCl3,90MHz)δ(ppm):7.71(1H,d,J=15.8H
z),6.86(2H,s),6.78(1H,d,J=15.8Hz),4.30〜3.95
(4H,m),4.07(3H,s),3.93(6H,s),3.90(3H,s),2.
05〜1.50(4H,m),1.20〜0.85(6H,m) 参考例5: (E)−8−(4−メトキシスチリル)−7−メチル−
1,3−ジプロピルキサンチン(化合物6) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル2.00g(8.8
5ミリモル)および4−メトキシ桂皮酸1.73g(9.74ミリ
モル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作により化合物
6を2.29g(通算収率68%)得た。
融点:159.8〜161.3℃(エタノール/水より再結晶) 元素分析値:C21H26N4O3として 理論値(%):C 65.94,H 6.85,N 14.64 実測値(%):C 65.92,H 6.90,N 14.88 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1658 NMR(DMSO−d6)δ(ppm):7.72(2H,d,J=8.8Hz),7.6
1(1H,d,J=15.8Hz),7.16(1H,d,J=15.8Hz),4.05〜
3.95(2H,m),4.00(3H,s),3.83(2H,t),3.80(3H,
s),1.85〜1.50(4H,m),1.00〜0.85(6H,m) 参考例6: (E)−1,3−ジアリル−8−(3,4,5−トリメトキシス
チリル)キサンチン(化合物12) 1,3−ジアリル−5,6−ジアミノウラシル3.0g(13.5ミ
リモル)および3,4,5−トリメトキシ桂皮酸3.55g(14.9
ミリモル)を用い、参考例3とほぼ同様の操作により
(E)−1,3−ジアリル−6−アミノ−5−(3,4,5−ト
リメトキシシンナモイルアミノ)ウラシル(化合物F)
を4.48g(収率75%)不定形状晶として得た。
NMR(CDCl3,90MHz)δ(ppm):7.90(1H,brs),7.56(1
H,d,J=16.0Hz),6.71(2H,s),6.57(1H,d,J=16.0H
z),6.15〜5.60(4H,m),5.50〜5.05(4H,m),4.75〜4.
45(4H,m),3.90(9H,s) 化合物Eの代わりに化合物Fの4.34g(9.82ミリモ
ル)を用い、参考例3とほぼ同様の操作により化合物12
を2.81g(収率68%)薄黄緑色粉末として得た。
融点:253.1〜255.4℃(ジオキサンより再結晶) 元素分析値:C22H24N4O5 1/2H2Oとして 理論値(%):C 60.96,H 5.81,N 12.93 実測値(%):C 61.05,H 5.60,N 12.91 IR(KBr)νmax(cm-1):1704,1645,1583,1510 NMR(CDCl3)δ(ppm):12.94(1H,brs),7.73(1H,d,J
=16.3Hz),7.05(1H,d,J=16.3Hz),6.81(2H,s),6.1
2〜5.92(2H,m),5.37〜5.22(4H,m),4.83〜4.76(4H,
m),3.91(6H,s),3.90(3H,s) 参考例7: (E)−1,3−ジアリル−7−メチル−8−(3,4,5−ト
リメトキシスチリル)キサンチン(化合物7) 化合物Bの代わりに化合物12の1.13g(2.67ミリモ
ル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作により化合物7
を620mg(収率53%)薄黄色針状晶として得た。
融点:189.0〜191.1℃(酢酸エチルより再結晶) 元素分析値:C23H26N4O5として 理論値(%):C 63.00,H 5.97,N 12.77 実測値(%):C 63.00,H 6.05,N 12.85 IR(KBr)νmax(cm-1):1699,1660 NMR(CDCl3,90MHz)δ(ppm):7.78(1H,d,J=16.0H
z),6.85(2H,s),6.84(1H,d,J=16.0Hz),6.30〜5.75
(2H,m),5.45〜5.10(4H,m),4.85〜4.55(4H,m),4.0
7(3H,s),3.92(6H,s),3.90(3H,s) 参考例8: (E)−1,3−ジブチル−8−(3,4,5−トリメトキシス
チリル)キサンチン(化合物8) 5,6−ジアミノ−1,3−ジブチルウラシル4.75g(18.7
ミリモル)および3,4,5−トリメトキシ桂皮酸4.90g(2
0.6ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作によ
り(E)−6−アミノ−1,3−ジブチル−5−(3,4,5−
トリメトキシシンナモイルアミノ)ウラシル(化合物
G)の粗生成物を10.6g不定形状晶として得た。
NMR(CDCl3;90MHz)δ(ppm):7.85(1H,brs),7.53(1
H,d,J=16.0Hz),6.72(2H,s),6.57(1H,d,J=16.0H
z),5.74(2H,brs),4.05〜3.70(4H,m),3.89(9H,
s),1.80〜1.15(8H,m),1.15〜0.80(6H,m) 化合物Aの代わりに化合物Gの10.6gを用い、参考例
1とほぼ同様の操作により化合物8を5.80g(通算収率6
8%)白色粉末として得た。
融点:205.8〜207.2℃(酢酸エチルより再結晶) 元素分析値:C24H32N4O5として 理論値(%):C 63.14,H 7.06,N 12.27 実測値(%):C 63.48,H 6.71,N 12.43 IR(KBr)νmax(cm-1):1698,1643,1584,1570,1504 NMR(CDCl3,90MHz)δ(ppm):7.75(1H,d,J=15.8H
z),6.98(1H,d,J=15.8Hz),6.82(2H,s),4.30〜4.12
(4H,m),3.98(6H,s),3.93(3H,s),2.00〜0.80(14
H,m) 参考例9: (E)−1,3−ジブチル−7−メチル−8−(3,4,5−ト
リメトキシスチリル)キサンチン(化合物9) 化合物Bの代わりに参考例8で得られた化合物8の2.
50g(5.48ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作により化合物9を2.36g(収率92%)薄緑色粉末とし
て得た。
融点:136.8〜137.3℃(エタノール/水より再結晶) 元素分析値:C25H34N4O5として 理論値(%):C 63.81,H 7.28,N 11.91 実測値(%):C 63.63,H 6.93,N 11.99 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1659 NMR(CDCl3,90MHz)δ(ppm):7.68(1H,d,J=15.8H
z),6.80(2H,s),6.79(1H,d,J=15.8Hz),4.30〜3.90
(4H,m),4.03(3H,s),3.95(6H,s),3.91(3H,s),1.
90〜1.10(8H,m),1.05〜0.80(6H,m) 参考例10: (E)−8−(4−メトキシ−2,3−ジメチルスチリ
ル)−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物13) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル2.31g(10.
24ミリモル)および4−メトキシ−2,3−ジメチル桂皮
酸2.42g(15.4ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様
の操作を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より
再結晶することにより、化合物13を1.96g(収率48%)
白色粉末として得た。
融点:270.7〜271.3℃ 元素分析値:C22H28N4O3として 理論値(%):C 66.64,H 7.11,N 14.13 実測値(%):C 66.68,H 7.20,N 14.04 IR(KBr)νmax(cm-1):1704,1650,1591,1269 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.93(1H,d,J=16.3
Hz),7.57(1H,d,J=8.9Hz),6.88(1H,d,J=8.9Hz),
6.82(1H,d,J=16.3Hz),3.98(2H,t,J=7.1Hz),3.86
(2H,t,J=7.3Hz),3.81(3H,s),2.32(3H,s),2.09
(3H,s),1.80〜1.55(4H,m),0.95〜0.80(6H,m) 参考例11: (E)−8−(4−メトキシ−2,3−ジメチルスチリ
ル)−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合
物14) 化合物Bの代わりに参考例10で得られた化合物13の4.
00g(5.10ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作により化合物14を1.73g(収率83%)黄色針状晶とし
て得た。
融点:171.0〜173.5℃ 元素分析値:C23H30N4O3として 理論値(%):C 67.29,H 7.36,N 13.64 実測値(%):C 66.87,H 7.67,N 13.51 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1659,1593,1493 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.07(1H,d,J=15.3H
z),7.46(1H,d,J=8.4Hz),6.77(1H,d,J=8.4Hz),6.
67(1H,d,J=15.3Hz),4.12(2H,t,J=7.3Hz),4.03(3
H,s),3.98(2H,t,J=7.3Hz),3.86(3H,s),2.39(3H,
s),2.26(3H,s),1.85〜1.50(4H,m),1.05〜0.90(6
H,m) 参考例12: (E)−8−(2,4−ジメトキシ−3−メチルスチリ
ル)−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物15) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル1.25g(5.5
2ミリモル)および2,4−ジメトキシ−3−メチル桂皮酸
1.35g(6.08ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再
結晶することにより、化合物15を1.14g(収率50%)白
色針状晶として得た。
融点:255.2〜256.0℃ 元素分析値:C22H28N4O4として 理論値(%):C 64.06,H 6.84,N 13.58 実測値(%):C 63.77,H 7.01,N 13.42 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1650,1594,1495 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.54(1H,brs),7.
76(1H,d,J=16.5Hz),7.59(1H,d,J=8.9Hz),6.99(1
H,d,J=16.5Hz),6.84(1H,d,J=8.9Hz),3.99(2H,t,J
=7.4Hz),3.85(2H,t,J=7.3Hz),3.83(3H,s),3.70
(3H,s),2.09(3H,s),1.80〜1.55(4H,m),0.95〜0.8
0(6H,m) 参考例13: (E)−8−(2,4−ジメトキシ−3−メチルスチリ
ル)−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合
物16) 化合物Bの代わりに参考例12で得られた化合物15の1.
10g(2.67ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノール/2−プロパノ
ールより再結晶することにより、化合物16を620mg(収
率55%)薄黄色粒状晶として得た。
融点:191.4〜191.8℃ 元素分析値:C23H30N4O4として 理論値(%):C 64.76,H 7.08,N 13.13 実測値(%):C 64.84,H 7.30,N 12.89 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1654,1274,1107 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.91(1H,d,J=15.8H
z),7.42(1H,d,J=8.6Hz),6.98(1H,d,J=15.8Hz),
6.69(1H,d,J=8.6Hz),4.11(2H,t,J=7.4Hz),4.03
(3H,s),4.03〜3.95(2H,m),3.87(3H,s),3.77(3H,
s),2.19(3H,s),1.85〜1.55(4H,m),1.03〜0.94(6
H,m) 参考例14: (E)−8−[2−(1,4−ベンゾジオキサン−6−イ
ル)ビニル]−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物1
7) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル1.35g(5.9
6ミリモル)および3−(1,4−ベンゾジオキサン−6−
イル)アクリル酸1.35g(6.55ミリモル)を用い、参考
例1とほぼ同様の操作を行った。得られる粗結晶をエタ
ノール/水より再結晶することにより、化合物17を1.54
g(収率65%)白色針状晶として得た。
融点:〉275℃ 元素分析値:C21H24N4O4として 理論値(%):C 63.62,H 6.10,N 14.13 実測値(%):C 63.57,H 6.24,N 14.36 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1636,1582,1511 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):12.52(1H,brs),7.
63(1H,d,J=16.2Hz),7.10〜7.06(2H,m),6.95〜6.86
(2H,m),4.29(4H,s),4.15〜4.10(4H,m),1.90〜1.6
5(4H,m),1.05〜0.95(6H,m) 参考例15: (E)−8−[2−(1,4−ベンゾジオキサン−6−イ
ル)ビニル]−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチ
ン(化合物18) 化合物Bの代わりに参考例14で得られた化合物17の1.
0g(2.52ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をエタノールより再結晶する
ことにより、化合物18を840mg(収率81%)薄黄色針状
晶として得た。
融点:181.9〜182.3℃ 元素分析値:C22H26N4O4として 理論値(%):C 64.37,H 6.38,N 13.64 実測値(%):C 64.56,H 6.63,N 13.92 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1651,1510,1288 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.67(1H,d,J=15.5H
z),7.10(2H,m),6.88(1H,d,J=8.3Hz),6.74(1H,d,
J=15.5Hz),4.30(4H,m),4.13〜3.95(4H,m),4.03
(3H,s),1.88〜1.65(4H,m),1.03〜0.94(6H,m) 参考例16: (E)−8−(3,4−メチレンジオキシスチリル)−1,3
−ジプロピルキサンチン(化合物19) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル4.25g(18.
8ミリモル)および3,4−メチレンジオキシ桂皮酸4.33g
(22.6ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を
行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶するこ
とにより、化合物19を4.92g(収率69%)薄黄色粉末と
して得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C20H22N4O4 0.75H2Oとして 理論値(%):C 60.50,H 5.72,N 14.43 実測値(%):C 60.67,H 5.98,N 14.15 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1648,1499 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.49(1H,brs),7.
56(1H,d,J=16.3Hz),7.30(1H,s),7.07(1H,d,J=8.
4Hz),6.97〜6.89(2H,m),6.07(2H,s),3.98(2H,t,J
=7.2Hz),3.85(2H,t,J=7.3Hz),1.75〜1.35(4H,
m),0.95〜0.80(6H,m) 参考例17: (E)−7−メチル−8−(3,4−メチレンジオキシス
チリル)−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物20) 化合物Bの代わりに参考例16で得られた化合物19の3.
0g(7.85ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキサン
より再結晶することにより、化合物20を2.33g(収率75
%)薄緑色粉末として得た。
融点:151.7〜155.4℃ 元素分析値:C21H24N4O4 0.25H2Oとして 理論値(%):C 62.91,H 6.16,N 13.97 実測値(%):C 62.88,H 6.25,N 13.72 IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1650,1498,1443 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.70(1H,d,J=15.6H
z),7.10〜6.95(2H,m),6.84(1H,d,J=7.9Hz),6.72
(1H,d,J=15.6Hz),6.02(2H,s),4.10(2H,t,J=7.3H
z),4.04(3H,s),3.97(2H,t,J=7.3Hz),1.90〜1.65
(4H,m),1.05〜0.90(6H,m) 参考例18: (E)−1,3−ジプロピル−8−(2,3,4−トリメトキシ
スチリル)キサンチン(化合物21) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル2.00g(8.8
5ミリモル)および2,3,4−トリメトキシ桂皮酸2.32g
(9.73ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を
行った。得られる粗結晶を2−プロパノール/水より再
結晶することにより、化合物21を1.84g(収率49%)薄
黄色針状晶として得た。
融点:246.5〜246.8℃ 元素分析値:C22H28N4O5として 理論値(%):C 61.66,H 6.58,N 13.07 実測値(%):C 61.50,H 6.89,N 13.06 IR(KBr)νmax(cm-1):1703,1651,1504 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):12.72(1H,brs),7.92
(1H,d,J=16.5Hz),7.31(1H,d,J=8.7Hz),7.09(1H,
d,J=16.5Hz),6.71(1H,d,J=8.7Hz),4.25〜4.10(4
H,m),3.95(3H,s),3.91(3H,s)3.90(3H,s),2.00〜
1.65(4H,m),1.10〜0.85(6H,m) 参考例19: (E)−7−メチル−1,3−ジプロピル−8−(2,3,4−
トリメトキシスチリル)キサンチン(化合物22) 化合物Bの代わりに参考例18で得られた化合物21の2.
50g(5.84ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノールより再結晶す
ることにより、化合物22を1.70g(収率66%)黄色針状
晶として得た。
融点:153.5〜153.8℃ 元素分析値:C23H30N4O5として 理論値(%):C 62.42,H 6.83,N 12.66 実測値(%):C 62.77,H 7.25,N 12.65 IR(KBr)νmax(cm-1):1699,1657,1590,1497,1439 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.88(1H,d,J=15.8H
z),7.28(1H,d,J=8.9Hz),7.02(1H,d,J=15.8Hz),
6.71(1H,d,J=8.9Hz),4.25〜3.95(4H,m),4.03(3H,
s),3.97(3H,s),3.91(3H,s),3.90(3H,s),2.00〜
1.65(4H,m),1.10〜0.85(6H,m) 参考例20: (E)−1,3−ジプロピル−8−(2,4,5−トリメトキシ
スチリル)キサンチン(化合物23) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル2.00g(8.8
5ミリモル)および2,4,5−トリメトキシ桂皮酸2.32g
(9.73ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を
行った。得られる粗結晶を2−プロパノール/水より再
結晶することにより、化合物23を870mg(収率23%)薄
黄色粉末として得た。
融点:254.5〜255.7℃ 元素分析値:C22H28N4O5として 理論値(%):C 61.66,H 6.58,N 13.07 実測値(%):C 61.94,H 6.97,N 13.06 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1650,1517 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):12.53(1H,brs),7.97
(1H,d,J=16.5Hz),7.10(1H,s),6.99(1H,d,J=16.5
Hz),6.54(1H,s),4.25〜4.10(4H,m),3.95(3H,s),
3.90(6H,s),1.90〜1.65(4H,m),1.01(3H,t,J=7.6H
z),0.86(3H,t,J=7.6Hz) 参考例21: (E)−7−メチル−1,3−ジプロピル−8−(2,4,5−
トリメトキシスチリル)キサンチン(化合物24) 化合物Bの代わりに参考例20で得られた化合物23の0.
5g(1.17ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をトルエン/ヘキサンより再
結晶することにより、化合物24を200mg(収率39%)薄
黄色粉末として得た。
融点:195.5〜196.2℃ 元素分析値:C22H30N4O5として 理論値(%):C 62.42,H 6.83,N 12.66 実測値(%):C 62.14,H 7.12,N 12.56 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1653,1515,1439,1214 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.93(1H,d,J=15.8H
z),7.05(1H,s),6.94(1H,d,J=15.8Hz),6.54(1H,
s),4.15〜3.90(4H,m),4.04(3H,s),3.95(3H,s),
3.93(3H,s),3.91(3H,s),1.90〜1.65(4H,m),1.03
〜0.94(6H,m) 参考例22: (E)−8−(2,4−ジメトキシスチリル)−1,3−ジプ
ロピルキサンチン(化合物25) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.0g(13.3
ミリモル)および2.4−ジメトキシ桂皮酸3.04g(14.60
ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行っ
た。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶するこ
とにより、化合物25を1.26g(収率24%)白色結晶とし
て得た。
融点:273.1〜273.7℃ 元素分析値:C21H26N4O4として 理論値(%):C 63.30,H 6.57,N 14.06 実測値(%):C 62.94,H 6.78,N 14.03 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1645,1506 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.39(1H,brs),7.
78(1H,d,J=16.5Hz),7.54(1H,d,J=8.2Hz),6.95(1
H,d,J=16.5Hz),6.63(1H,d,J=2.3Hz),6.00(1H,dd,
J=8.2,2.3Hz),4.01〜3.85(4H,m),3.89(3H,s),3.8
2(3H,s),1.79〜1.50(4H,m),0.93〜0.87(6H,m) 参考例23: (E)−8−(2,4−ジメトキシスチリル)−7−メチ
ル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物26) 化合物Bの代わりに参考例22で得られた化合物25の60
0mg(1.51ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルよ
り再結晶することにより、化合物26を556mg(収率90
%)茶色針状晶として得た。
融点:167.6〜167.9℃ 元素分析値:C22H28N4O4として 理論値(%):C 64.06,H 6.84,N 13.58 実測値(%):C 63.98,H 6.94,N 13.61 IR(KBr)νmax(cm-1):1691,1653,1603,1437 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.92(1H,d,J=15.8H
z),7.48(1H,d,J=8.6Hz),6.98(1H,d,J=15.8Hz),
6.54(1H,dd,J=8.6,2.3Hz),6.50(1H,d,J=2.3Hz),
4.14〜3.95(4H,m),4.02(3H,s),3.93(3H,s),3.86
(3H,s),1.91〜1.65(4H,m),1.03〜0.94(6H,m) 参考例24: (E)−8−(4−ベンジルオキシ−3,5−ジメトキシ
スチリル)−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物27) 4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシ桂皮酸5.0g(22.3
ミリモル)、臭化ベンジル8.0ml(66.9ミリモル)およ
び炭酸カリウムの混合物を、ジメチルホルムアミド50ml
中、70℃で2時間攪拌した。不溶物を濾過により除き、
濾液を水500mlにあけた。クロロホルム100mlで3回抽出
し、抽出液を水で2回次いで飽和食塩水で2回洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。
残渣に2N水酸化ナトリウム水溶液50mlおよびエタノール
50mlを加え、15分間加熱還流した。冷却後、濃塩酸で反
応液のpHを3とし、クロロホルム50mlで3回抽出した。
抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をヘキサンより再結
晶することにより、(E)−4−ベンジルオキシ−3,5
−ジメトキシ桂皮酸(化合物H)を5.4g(収率77%)薄
黄色針状晶として得た。
融点:101.8〜102.3℃ 元素分析値:C18H18O5として 理論値(%):C 68.77,H 5.77 実測値(%):C 68.95,H 5.79 IR(KBr)νmax(cm-1):2900(br),1683,1630,1579,1
502,1281,1129 NMR(CDCl3;90MHz)δ(ppm):7.80(1H,d,J=16Hz),
7.55〜7.20(5H,m),6.80(2H,s),6.30(1H,d,J=16H
z),5.08(2H,s) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.30g(14.
5ミリモル)および化合物Hの5.0g(15.9ミリモル)を
用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得られる粗
結晶をエタノール/2−プロパノールより再結晶すること
により、化合物27を5.44g(収率74%)白色粉末として
得た。
融点:221.1〜221.4℃ 元素分析値:C28H32N4O5として 理論値(%):C 66.65,H 6.39,N 11.10 実測値(%):C 66.65,H 6.51,N 11.01 IR(KBr)νmax(cm-1):1704,1637,1582,1505 NMR(CDCl3;90MHz)δ(ppm):7.69(1H,d,J=16Hz),
7.55〜7.20(5H,m),6.96(1H,d,J=16Hz),6.80(2H,
s),5.08(2H,s),4.25〜3.95(4H,m),3.88(6H,s),
2.10〜1.65(4H,m),1.20〜0.80(6H,m) 参考例25: (E)−8−(4−ベンジルオキシ−3,5−ジメトキシ
スチリル)−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン
(化合物28) 化合物Bの代わりに参考例24で得られた化合物27の8.
20g(14.5ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶を2−プロパノール/水よ
り再結晶することにより、化合物28を4.78g(収率64
%)白色粉末として得た。
融点:164.7〜165.1℃ 元素分析値:C29H34N4O5として 理論値(%):C 67.16,H 6.60,N 10.80 実測値(%):C 67.01,H 6.61,N 10.70 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1659,1580,1542,1505,14
55,1335 NMR(CDCl3;90MHz)δ(ppm):7.70(1H,d,J=16Hz),
7.55〜7.20(5H,m),6.78(2H,s),6.72(1H,d,J=16H
z),5.07(2H,s),4.25〜3.95(4H,m),4.07(3H,s),
3.89(6H,s),2.10〜1.65(4H,m),1.20〜0.85(6H,m) 参考例26: (E)−8−(2,3−ジメトキシスチリル)−1,3−ジプ
ロピルキサンチン(化合物29) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル2.0g(8.85
ミリモル)および2,3−ジメトキシ桂皮酸2.2g(10.6ミ
リモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をクロロホルム/シクロヘキサンより再
結晶することにより、化合物29を1.26g(収率36%)黄
色結晶として得た。
融点:236.0〜236.5℃ 元素分析値:C21H26N4O4として 理論値(%):C 63.30,H 6.57,N 14.06 実測値(%):C 62.99,H 6.71,N 13.83 IR(KBr)νmax(cm-1):1701,1652,1271 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.63(1H,brs),7.
84(1H,d,J=16.8Hz),7.28(1H,d,J=6.8Hz),7.14〜
7.05(3H,m),4.00(2H,t,J=7.3Hz),3.88〜3.78(2H,
m),3.83(3H,s),3.79(3H,s),1.80〜1.50(4H,m),
0.93〜0.85(6H,m) 参考例27: (E)−8−(2,3−ジメトキシスチリル)−7−メチ
ル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物30) 化合物Bの代わりに参考例26で得られた化合物29の1.
5g(3.77ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキサン
より再結晶することにより、化合物30を1.22g(収率79
%)薄茶色針状晶として得た。
融点:163.5〜163.7℃ 元素分析値:C22H28N4O4として 理論値(%):C 64.06,H 6.84,N 13.58 実測値(%):C 64.03,H 7.12,N 13.42 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1657,1272 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.88(1H,d,J=15.8
Hz),7.50(1H,dd,J=1.7,7.6Hz),7.32(1H,d,J=15.8
Hz),7.17〜7.06(2H,m),4.02(3H,s),4.02〜3.98(2
H,m),3.86〜3.81(2H,m),3.84(3H,s),3.79(3H,
s),1.80〜1.65(2H,m),1.65〜1.50(2H,m),0.93〜0.
84(6H,m) 参考例28: (E)−8−(3,4−ジメチルスチリル)−1,3−ジプロ
ピルキサンチン(化合物31) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル5.90g(26.
0ミリモル)および3,4−ジメチル桂皮酸5.5g(31.3ミリ
モル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物31を7.70g(収率81%)白色粉末として得
た。
融点:252.7〜254.0℃ 元素分析値:C21H26N4O2として 理論値(%):C 68.83,H 7.15,N 15.29 実測値(%):C 68.43,H 7.22,N 15.22 IR(KBr)νmax(cm-1):1700,1648,1490 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.40(1H,d,J=16.2
Hz),7.37(1H,s),7.29(1H,d,J=7.2Hz),7.14(1H,
d,J=7.2Hz),6.95(1H,d,J=16.2Hz),3.95(2H,t,J=
7.2Hz),3.83(2H,t,J=7.4Hz),2.25(3H,s),2.23(3
H,s),1.80〜1.55(4H,m),1.00〜0.90(6H,m) 参考例29: (E)−8−(3,4−ジメチルスチリル)−7−メチル
−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物32) 化合物Bの代わりに参考例28で得られた化合物31の6.
50g(17.8ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノール/水より再結
晶することにより、化合物32を5.62g(収率83%)白色
針状晶として得た。
融点:169.3〜170.3℃ 元素分析値:C22H28N4O2として 理論値(%):C 69.45,H 7.42,N 14.72 実測値(%):C 69.33,H 7.42,N 14.86 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1656 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.59(1H,d,J=15.8
Hz),7.58(1H,s),7.49(1H,d,J=7.6Hz),7.26(1H,
d,J=15.8Hz),7.19(1H,d,J=7.6Hz),4.02(3H,s),
4.05〜3.90(2H,m),3.84(2H,t,J=7.4Hz),2.27(3H,
s),2.25(3H,s),1.85〜1.50(4H,m),1.00〜0.85(6
H,m) 参考例30: (E)−8−(3,5−ジメトキシスチリル)−1,3−ジプ
ロピルキサンチン(化合物33) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.95g(17.
5ミリモル)および3,5−ジメトキシ桂皮酸4.0g(19.2ミ
リモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をジメチルホルムアミド/水より再結晶
することにより、化合物33を3.78g(収率54%)白色粉
末として得た。
融点:248.7〜250.3℃ 元素分析値:C21H26N4O4として 理論値(%):C 63.30,H 6.58,N 14.06 実測値(%):C 63.02,H 6.71,N 14.06 IR(KBr)νmax(cm-1):1687,1631,1588,1494 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.56(1H,d,J=16.6
Hz),7.08(1H,d,J=16.6Hz),6.78(2H,d,J=2.0Hz),
6.50(1H,t,J=2.0Hz),3.98(2H,t,J=7.3Hz),3.85
(2H,t,J=7.3Hz),3.79(6H,s),1.80〜1.50(4H,m),
0.92〜0.84(6H,m) 参考例31: (E)−8−(3,5−ジメトキシスチリル)−7−メチ
ル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物34) 化合物Bの代わりに参考例30で得られた化合物33の3.
23g(8.27ミリモル)を用い、参考例1とほ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をアセトニトリルより再結晶
することにより、化合物34を2.96g(収率87%)白色針
状晶として得た。
融点:178.0〜178.2℃ 元素分析値:C22H28N4O4として 理論値(%):C 64.06,H 6.84,N 13.58 実測値(%):C 63.87,H 7.11,N 13.66 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1657,1592 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.59(1H,d,J=15.9
Hz),7.35(1H,d,J=15.9Hz),6.98(2H,d,J=2.9Hz),
6.51(1H,t,J=2.9Hz),4.04(3H,s),4.10〜3.95(2H,
m),3.90〜3.75(2H,m),3.80(6H,s),1.80〜1.50(4
H,m),1.00〜0.80(6H,m) 参考例32: (E)−8−(3−ニトロスチリル)−1,3−ジプロピ
ルキサンチン(化合物35) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル4.0g(17.7
ミリモル)および3−ニトロ桂皮酸3.8g(19.5ミリモ
ル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をトルエンより再結晶することにより、化合
物35を3.86g(収率57%)薄黄色針状晶として得た。
融点:256.5〜256.8℃ 元素分析値:C19H21N5O4 0.25C6H5CH3として 理論値(%):C 61.32,H 5.70,N 17.23 実測値(%):C 61.64,H 5.94,N 17.29 IR(KBr)νmax(cm-1):1701,1649,1529,135 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.42(1H,s),8.19
(1H,d,J=8.0Hz),8.12(1H,d,J=7.6Hz),7.80〜7.65
(2H,m),7.25(1H,d,J=16.5Hz),4.00(2H,t,J=7.2H
z),3.86(2H,t,J=7.3Hz),1.80〜1.55(4H,m),1.00
〜0.80(6H,m) 参考例33: (E)−7−メチル−8−(3−ニトロスチリル)−1,
3−ジプロピルキサンチン(化合物36) 化合物Bの代わりに参考例32で得られた化合物35の3.
20g(8.36ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキサ
ンより再結晶することにより、化合物36を2.41g(収率7
3%)黄色針状晶として得た。
融点:218.2〜218.4℃ 元素分析値:C20H23N5O4として 理論値(%):C 60.44,H 5.83,N 17.62 実測値(%):C 59.94,H 5.97,N 17.43 IR(KBr)νmax(cm-1):1699,1662,1521 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.70(1H,m),8.24
(1H,d,J=7.9Hz),8.19(1H,dd,J=1.6,7.6Hz),7.78
(1H,d,J=15.9Hz),7.71(1H,t,J=7.9Hz),7.61(1H,
d,J=15.9Hz),4.08(3H,s),4.01(2H,t,J=7.3Hz),
3.85(2H,t,J=7.3Hz),1.85〜1.55(4H,m),0.91(3H,
t,J=7.5Hz),0.87(3H,t,J=7.4Hz) 参考例34: (E)−8−(3−フルオロスチリル)−1,3−ジプロ
ピルキサンチン(化合物37) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.95g(17.
5ミリモル)および3−フルオロ桂皮酸3.19g(19.2ミリ
モル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジメチルホルムアミド/水より再結晶す
ることにより、化合物37を4.67g(収率75%)を薄黄色
粉末として得た。
融点:265.0〜265.9℃ 元素分析値:C19H21FN4O2として 理論値(%):C 64.03,H 5.94,N 15.72 実測値(%):C 64.02,H 5.96,N 15.46 IR(KBr)νmax(cm-1):1701,1646 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.63(1H,d,J=16.3
Hz),7.53〜7.41(3H,m),7.23〜7.15(1H,m),7.12(1
H,d,J=16.3Hz),3.99(2H,t,J=7.0Hz),3.86(2H,t,J
=7.3Hz),1.80〜1.50(4H,m),0.93〜0.85(6H,m) 参考例35: (E)−8−(3−フルオロスチリル)−7−メチル−
1,3−ジプロピルキサンチン(化合物38) 化合物Bの代わりに参考例34で得られた化合物37の2.
92g(8.19ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキサ
ンより再結晶することにより、化合物38を2.67g(収率8
8%)薄黄色針状晶として得た。
融点:161.9〜162.0℃ 元素分析値:C20H23FN4O2として 理論値(%):C 64.85,H 6.26,N 15.12 実測値(%):C 64.61,H 6.40,N 14.86 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1656,1544 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.80〜7.60(3H,
m),7.50〜7.38(2H,m),7.19(1H,dt,J=2.3,8.3Hz),
4.04(3H,s),4.00(2H,t,J=7.3Hz),3.84(2H,t,J=
7.5Hz),1.80〜1.55(4H,m),1.00〜0.80(6H,m) 参考例36: (E)−8−(3−クロロスチリル)−1,3−ジプロピ
ルキサンチン(化合物39) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.95g(17.
5ミリモル)および3−クロロ桂皮酸3.51g(19.2ミリモ
ル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をジメチルホルムアミド/水より再結晶する
ことにより、化合物39を4.44g(収率67%)を薄黄色結
晶として得た。
融点:258.9〜259.4℃ 元素分析値:C19H21ClN4O2として 理論値(%):C 61.21,H 5.68,N 15.03 実測値(%):C 61.52,H 5.73,N 14.79 IR(KBr)νmax(cm-1):1700,1644,1588,1494 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.7(1H,brs),7.7
1〜7.52(3H,m),7.48〜7.39(2H,m),7.12(1H,d,J=1
6.3Hz),3.99(2H,t,J=7.0Hz),3.86(2H,t,J=7.0H
z),1.80〜1.50(4H,m),0.93〜0.84(6H,m) 参考例37: (E)−8−(3−クロロスチリル)−7−メチル−1,
3−ジプロピルキサンチン(化合物40) 化合物Bの代わりに参考例36で得られた化合物39の2.
85g(7.66ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノールより再結晶す
ることにより、化合物40を2.69g(収率91%)白色針状
晶として得た。
融点:167.7〜167.9℃ 元素分析値:C20H23ClN4O2として 理論値(%):C 62.09,H 5.99,N 14.48 実測値(%):C 62.00,H 6.08,N 14.27 IR(KBr)νmax(cm-1):1691,1657,1543 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.99(1H,s),7.72
(1H,d,J=6.6Hz),7.63(1H,d,J=15.8Hz),7.50〜7.3
0(3H,m),4.05(3H,s),4.00(2H,t,J=7.5Hz),3.84
(2H,t,J=7.4Hz),1.80〜1.55(4H,m),1.00〜0.80(6
H,m) 参考例38: (E)−8−(2−クロロスチリル)−1,3−ジプロピ
ルキサンチン(化合物41) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.00g(13.
3ミリモル)および2−クロロ桂皮酸2.67g(14.6ミリモ
ル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をトルエンより再結晶することにより、化合
物41を3.72g(収率82%)白色針状晶として得た。
融点:269.4〜269.9℃ 元素分析値:C19H21ClN4O2として 理論値(%):C 61.21,H 5.68,N 15.03 実測値(%):C 60.94,H 5.69,N 14.68 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1645,1493 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.00〜7.80(2H,
m),7.55〜7.50(1H,m),7.45〜7.37(2H,m),7.12(1
H,d,J=16.5Hz),3.99(2H,t,J=7.3Hz),3.86(2H,t,J
=7.4Hz),1.80〜1.55(4H,m),1.00〜0.80(6H,m) 参考例39: (E)−8−(2−クロロスチリル)−7−メチル−1,
3−ジプロピルキサンチン(化合物42) 化合物Bの代わりに参考例38で得られた化合物41の2.
37g(6.37ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノール/水より再結
晶することにより、化合物42を1.88g(収率77%)黄色
針状晶として得た。
融点:159.0〜159.9℃ 元素分析値:C20H23ClN4O2として 理論値(%):C 62.09,H 5.99,N 14.48 実測値(%):C 61.75,H 6.14,N 14.45 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1650,1544 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.10(1H,dd,J=2.
3,7.3Hz),7.97(1H,d,J=15.5Hz),7.55〜7.50(1H,
m),7.46〜7.35(3H,m),4.05(3H,s),4.00(2H,t,J=
7.3Hz),3.84(2H,t,J=7.3Hz),1.80〜1.55(4H,m),
1.00〜0.80(6H,m) 参考例40: (E)−8−(2−フルオロスチリル)−1,3−ジプロ
ピルキサンチン(化合物43) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.00g(13.
3ミリモル)および2−フルオロ桂皮酸2.43g(14.6ミリ
モル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物43を3.23g(収率68%)白色針状晶として得
た。
融点:258.8〜259.2℃ 元素分析値:C19H21FN4O2として 理論値(%):C 64.03,H 5.94,N 15.72 実測値(%):C 64.01,H 6.11,N 15.52 IR(KBr)νmax(cm-1):1702,1648 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.85〜7.77(2H,
m),7.46〜7.32(1H,m),7.29〜7.23(2H,m),7.16(1
H,d,J=16.5Hz),3.99(2H,t,J=7.1Hz),3.86(2H,t,J
=7.3Hz),1.80〜1.55(4H,m),1.00〜0.80(6H,m) 参考例41: (E)−8−(2−フルオロスチリル)−7−メチル−
1,3−ジプロピルキサンチン(化合物44) 化合物Bの代わりに参考例40で得られた化合物43の3.
50g(9.83ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノール/水より再結
晶することにより、化合物44を1.23g(収率34%)白色
針状晶として得た。
融点:155.5〜155.9℃ 元素分析値:C20H23FN4O2として 理論値(%):C 64.85,H 6.26,N 15.12 実測値(%):C 65.00,H 6.44,N 15.34 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1660 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.02(1H,t,J=8.3H
z),7.75(1H,d,J=15.5Hz),7.47〜7.40(2H,m),7.40
〜7.25(2H,m),4.03(3H,s),4.00(2H,t,J=7.4Hz),
3.84(2H,t,J=7.4Hz),1.80〜1.55(4H,m),1.00〜0.8
0(6H,m) 参考例42: (E)−8−(4−メトキシ−2,5−ジメチルスチリ
ル)−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物45) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル2.5g(11.1
ミリモル)および4−メトキシ−2,5−ジメチル桂皮酸
2.51g(12.17ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶エタノール/水より再結
晶することにより、化合物45を1.98g(収率45%)白色
結晶として得た。
融点:268.0〜269.2℃ 元素分析値:C22H28N4O3として 理論値(%):C 66.65,H 7.11,N 14.13 実測値(%):C 66.82,H 7.34,N 14.14 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1644,1506,1261 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):12.95(1H,brs),7.
95(1H,d,J=15.8Hz),7.24(1H,s),6.89(1H,d,J=1
5.8Hz),6.66(1H,s),4.19〜4.07(4H,m),3.86(3H,
s),2.48(3H,s),2.21(3H,s),1.91〜1.74(4H,m),
1.02(3H,t,J=6.9Hz),0.93(3H,t,J=6.9Hz) 参考例43: (E)−8−(4−メトキシ−2,5−ジメチルスチリ
ル)−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合
物46) 化合物Bの代わりに参考例42で得られた化合物45の97
3mg(2.45ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶を2−プロパノール/水よ
り再結晶することにより、化合物46を966mg(収率96
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:245.3〜246.3℃ 元素分析値:C23H30N4O3として 理論値(%):C 67.30,H 7.36,N 13.65 実測値(%):C 67.37,H 7.51,N 13.69 IR(KBr)νmax(cm-1):1690,1655,1508,1261 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.96(1H,d,J=15.8
Hz),7.41(1H,s),6.70(1H,d,J=15.8Hz),6.66(1H,
s),4.14〜4.09(2H,m),4.05(3H,s),4.01〜3.95(2
H,m),2.48(3H,s),2.22(3H,s),1.91〜1.77(2H,
m),1.74〜1.63(2H,m),1.03〜0.94(6H,m) 参考例44: (Z)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−7−メチ
ル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物47)(化合物
1との約6:4の混合物) 参考例1で得られた化合物1の2.00g(4.85ミリモ
ル)をクロロホルム180mlに溶解し、太陽光を24時間照
射した。反応混合物を注意深く濃縮後、メタノールを加
えて析出する結晶を濾取し、次いで減圧下乾燥すること
により、化合物47および化合物1の混合物を1.72g(収
率86%)薄黄色粉末として得た(化合物47と化合物1の
比は、NMR分析により約6:4であった)。
融点:115.2〜119.4℃ 元素分析値:C22H28N4O4として 理論値(%):C 64.06,H 6.84,N 13.58 実測値(%):C 64.02,H 6.82,N 13.46 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1656,1521 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.60(1×4/10H,d,
J=15.8Hz),7.40(1×4/10H,d,J=2.0Hz),7.32〜7.1
7(2×4/10H+2×6/10H,m),6.99(1×4/10H,d,J=
8.4Hz),6.94(1×6/10H,d,J=12.7Hz),6.92(1×6/
10H,d,J=8.2Hz),6.39(1×6/10H,d,J=12.7Hz),4.0
2(3×4/10H,s),4.10〜3.80(4H,m),3.85(3×4/10
H,s),3.80(3×4/10H,s),3.77(6×6/10H,s),3.64
(3×6/10H,s),1.80〜1.55(4H,m),1.00〜0.85(6H,
m) 参考例45: (E)−8−(4−エトキシスチリル)−1,3−ジプロ
ピルキサンチン(化合物48) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.0g(13.3
ミリモル)および4−エトキシ桂皮酸2.80g(14.6ミリ
モル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサンより再結晶することにより、
化合物48を3.57g(収率70%)薄黄色針状晶として得
た。
融点:261.6〜262.0℃ 元素分析値:C21H26N4O3として 理論値(%):C 65.96,H 6.85,N 14.65 実測値(%):C 65.93,H 7.13,N 14.65 IR(KBr)νmax(cm-1):1701,1635,1516,1261 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.37(1H,brs),7.
59(1H,d,J=16.5Hz),7.55(2H,d,J=8.6Hz),6.96(2
H,d,J=8.6Hz),6.88(1H,d,J=16.5Hz),4.07(2H,q,J
=6.9Hz),3.99(2H,t,J=7.3Hz),3.86(2H,t,J=7.3H
z),1.73(2H,m),1.58(2H,m),1.34(3H,t,J=6.9H
z),0.90(3H,t,J=7.3Hz),0.87(3H,t,J=7.3Hz) 参考例46: (E)−8−(4−エトキシスチリル)−7−メチル−
1,3−ジプロピルキサンチン(化合物49) 化合物Bの代わりに参考例45で得られた化合物48の2.
0g(5.23ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルより
再結晶することにより、化合物49を1.72g(収率83%)
薄緑色針状晶として得た。
融点:174.7〜175.0℃ 元素分析値:C22H28N4O3として 理論値(%):C 66.65,H 7.11,N 14.13 実測値(%):C 66.60,H 7.20,N 14.27 IR(KBr)νmax(cm-1):1702,1660,1515,1252 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.52(2H,d,J=8.6Hz),6.92(2H,d,J=8.6Hz),6.
76(1H,d,J=15.8Hz),4.09(2H,t,J=7.6Hz),4.08(2
H,q,J=6.9Hz),4.04(3H,s),3.99(2H,t,J=7.6Hz),
1.44(3H,t,J=6.9Hz),1.00(3H,t,J=7.6Hz),0.97
(3H,t,J=7.6Hz) 参考例47: (E)−8−(4−プロポキシスチリル)−1,3−ジプ
ロピルキサンチン(化合物50) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.0g(13.3
ミリモル)および4−プロポキシ桂皮酸3.01g(14.6ミ
リモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することに
より、化合物50を1.71g(収率33%)薄茶色針状晶とし
て得た。
融点:248.3〜248.7℃ 元素分析値:C22H28N4O3として 理論値(%):C 66.65,H 7.11,N 14.13 実測値(%):C 66.50,H 7.48,N 14.25 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1649,1514,1253 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.34(1H,brs),7.
58(1H,d,J=16.5Hz),7.55(2H,d,J=8.6Hz),6.99(2
H,d,J=8.6Hz),6.88(1H,d,J=16.5Hz),4.01〜3.95
(4H,m),3.86(2H,t,J=7.3Hz),1.78〜1.70(4H,m),
1.62〜1.54(2H,m),0.98(3H,t,J=7.3Hz),0.90(3H,
t,J=7.6Hz),0.87(3H,t,J=7.6Hz) 参考例48: (E)−7−メチル−8−(4−プロポキシスチリル)
−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物51) 化合物Bの代わりに参考例47で得られた化合物5.0の
1.0g(2.52ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルよ
り再結晶することにより、化合物51を863mg(収率83
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:172.6〜173.5℃ 元素分析値:C23H30N4O3として 理論値(%):C 67.30,H 7.36,N 13.65 実測値(%):C 67.15,H 7.65,N 13.58 IR(KBr)νmax(cm-1):1699,1658,1514,1252 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.52(2H,d,J=8.9Hz),6.92(2H,d,J=8.9Hz),6.
76(1H,d,J=15.8Hz),4.13〜3.94(6H,m),4.04(3H,
s),1.90〜1.62(6H,m),1.08〜0.94(9H,m) 参考例49: (E)−8−(4−ブトキシスチリル)−1,3−ジプロ
ピルキサンチン(化合物52) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.0g(13.3
ミリモル)および4−ブトキシ桂皮酸3.21g(14.6ミリ
モル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物52を3.47g(収率64%)白色針状晶として得
た。
融点:237.3〜238.9℃ 元素分析値:C23H30N4O3として 理論値(%):C 67.30,H 7.36,N 13.65 実測値(%):C 67.39,H 7.45,N 13.59 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1644,1514,1257 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.37(1H,brs),7.
58(1H,d,J=16.2Hz),7.55(2H,d,J=8.6Hz),6.97(2
H,d,J=8.6Hz),6.88(1H,d,J=16.2Hz),4.04〜3.96
(4H,m),3.86(2H,t,J=7.3Hz)1.80〜1.37(8H,m),
0.97〜0.84(9H,m) 参考例50: (E)−8−(4−ブトキシスチリル)−7−メチル−
1,3−ジプロピルキサンチン(化合物53) 化合物Bの代わりに参考例49で得られた化合物52の2.
0g(4.87ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルより
再結晶することにより、化合物53を1.56g(収率75%)
薄緑色針状晶として得た。
融点:134.8〜135.6℃ 元素分析値:C24H32N4O3として 理論値(%):C 67.90,H 7.59,N 13.20 実測値(%):C 68.22,H 7.88,N 13.49 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1651,1513,1247 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.5H
z),7.52(2H,d,J=8.6Hz),6.92(2H,d,J=8.6Hz),6.
76(1H,d,J=15.5Hz),4.13〜3.95(6H,m),4.04(3H,
s),1.88〜1.44(8H,m),1.03〜0.94(9H,m) 参考例51: (E)−8−(3,4−ジヒドロキシスチリル)−7−メ
チル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物54) 参考例1で得られた化合物1の770mg(1.87ミリモ
ル)を塩化メチレン15mlに溶解し、これに、氷冷、アル
ゴン気流下、三臭化ホウ素(1.0M塩化メチレン溶液)5.
6ml(5.6ミリモル)を加え、室温で一晩攪拌した。反応
液にメタノールを加え、クロロホルム−重曹水で分液し
た後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧下留去した後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物54を55
0mg(収率77%)黄色固体として得、さらにエーテルに
より微粉化することにより黄色粉末を得た。
融点:250.1〜251.4℃ 元素分析値:C20H24N4O4として 理論値(%):C 62.49,H 6.29,N 14.57 実測値(%):C 62.27,H 6.48,N 14.74 IR(KBr)νmax(cm-1):1680,1640,1543,1306 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):9.31(1H,brs),8.9
5(1H,brs),7.49(1H,d,J=15.8Hz),7.15(1H,d,J=
2.0Hz),7.04(1H,dd,J=7.9,2.0Hz),6.98(1H,d,J=1
5.8Hz),6.78(1H,d,J=7.9Hz),3.99(2H,t,J=7.6H
z),3.98(3H,s),3.84(2H,t,J=7.4Hz),1.73(2H,
m),1.57(2H,m),0.90(3H,t,J=7.4Hz),0.87(3H,t,
J=7.4Hz) 参考例52: (E)−8−(3,4−ジエトキシスチリル)−7−メチ
ル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物55) 参考例51で得られた化合物54の390mg(1.01ミリモ
ル)をジメチルホルムアミド10mlに溶解し、これにヨウ
化エチル0.20ml(2.50ミリモル)及び炭酸カリウム420m
g(3.04ミリモル)を加え、定温で一晩攪拌した。反応
液に水を加え、炭酸カリウムを溶解させ、析出した結晶
を濾取した。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルよ
り再結晶することにより、化合物55を273mg(収率53
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:173.8〜174.0℃ 元素分析値:C24H32N4O4として 理論値(%):C 65.44,H 7.32,N 12.72 実測値(%):C 65.42,H 7.48,N 12.62 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1653,1508,1268 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.71(1H,d,J=15.5H
z),7.15(1H,dd,J=8.3,2.0Hz),7.10(1H,d,J=2.0H
z),6.89(1H,d,J=8.3Hz),6.74(1H,d,J=15.5Hz),
4.16(2H,q,J=6.9Hz),4.14(2H,q,J=6.9Hz),4.08〜
3.95(4H,m),4.05(3H,s)1.91〜1.76(2H,m),1.76〜
1.62(2H,m),1.49(3H,t,J=6.9Hz),1.48(3H,t,J=
6.9Hz),1.00(3H,t,J=7.6Hz),0.97(3H,t,J=7.6H
z) 参考例53: (E)−8−(3−ブロモ−4−メトキシスチリル)−
1,3−ジプロピルキサンチン(化合物56) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.0g(13.3
ミリモル)および3−ブロモ−4−メトキシ桂皮酸3.75
g(14.6ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶する
ことにより、化合物56を3.43g(収率58%)黄色針状晶
として得た。
融点:279.8〜280.6℃ 元素分析値:C20H23BrN4O3として 理論値(%):C 53.70,H 5.18,N 12.52 実測値(%):C 53.77,H 5.20,N 12.49 IR(KBr)νmax(cm-1):1685,1633,1599,1503,1279 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.42(1H,brs),7.
85(1H,d,J=2.0Hz),7.61(1H,dd,J=8.4,2.0Hz),7.5
5(1H,d,J=16.3Hz),7.15(1H,d,J=8.4Hz),6.94(1
H,d,J=16.3Hz)3.98(2H,t,J=7.4Hz),3.89(3H,s),
3.86(2H,t,J=7.4Hz),1.80〜1.52(4H,m),0.89(6H,
q,J=7.4Hz) 参考例54: (E)−8−(3−ブロモ−4−メトキシスチリル)−
7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物57) 化合物Bの代わりに参考例53で得られた化合物56の75
0mg(1.68ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルよ
り再結晶することにより、化合物57を588mg(収率76
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:209.4〜210.8℃ 元素分析値:C21H25BrN4O3として 理論値(%):C 54.67,H 5.46,N 12.14 実測値(%):C 54.47,H 5.51,N 11.91 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1656,1542,1500,1264 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.83(1H,d,J=2.0H
z),7.68(1H,d,J=15.8Hz),7.48(1H,dd,J=8.4,2.0H
z),6.92(1H,d,J=8.4Hz),6.78(1H,d,J=15.8Hz),
4.13.〜4.07(2H,m),4.06(3H,s),4.01〜3.97(2H,
m),3.95(3H,s),1.90〜1.65(4H,m),1.00(3H,t,J=
7.4Hz),0.97(3H,t,J=7.4Hz) 参考例55: (E)−8−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシスチリ
ル)−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物58) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル2.0g(8.85
ミリモル)および2−ブロモ−4,5−ジメトキシ桂皮酸
2.80g(9.75ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶
することにより、化合物58を2.38g(収率56%)薄黄色
針状晶として得た。
融点:248.2〜249.5℃ 元素分析値:C21H25BrN4O4として 理論値(%):C 52.84,H 5.28,N 11.74 実測値(%):C 52.73,H 5.31,N 11.45 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1643,1506,1263 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.75(1H,brs),7.
81(1H,d,J=16.3Hz),7.39(1H,s),7.20(1H,s),7.0
9(1H,d,J=16.3Hz),4.00〜3.82(4H,m),3.86(3H,
s),3.82(3H,s),1.76〜1.54(4H,m),0.92〜0.85(6
H,m) 参考例56: (E)−8−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシスチリ
ル)−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合
物59) 化合物Bの代わりに参考例55で得られた化合物58の80
0mg(1.68ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶す
ることにより、化合物59を766mg(収率93%)黄色針状
晶として得た。
融点:228.8〜229.4℃ 元素分析値:C22H27BrN4O4として 理論値(%):C 53.78,H 5.54,N 11.40 実測値(%):C 53.76,H 5.67,N 11.16 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1650,1509,1266 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.01(1H,d,J=15.8H
z),7.11(1H,s),7.09(1H,s),6.75(1H,d,J=15.8H
z),4.15〜3.92(4H,m),4.08(3H,s),3.95(3H,s),
3.92(3H,s),1.91〜1.77(2H,m),1.74〜1.63(2H,
m),1.03〜0.94(6H,m) 参考例57: (E)−8−(3−ブロモ−4,5−ジメトキシスチリ
ル)−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物60) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル1.5g(6.64
ミリモル)および3−ブロモ−4,5−ジメトキシ桂皮酸
2.10g(7.31ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再
結晶することにより、化合物60を2.11g(収率67%)白
色針状晶として得た。
融点:276.7〜277.5.℃ 元素分析値:C21H25BrN4O4として 理論値(%):C 52.84,H 5.28,N 11.74 実測値(%):C 52.72,H 5.16,N 11.56 IR(KBr)νmax(cm-1):1701,1650,1562,1498 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.44(1H,brs),7.
55(1H,d,J=16.3Hz),7.39(1H,d,J=2.0Hz),7.36(1
H,d,J=2.0Hz),7.07(1H,d,J=16.3Hz),3.99(2H,t,J
=7.4Hz),3.91(3H,s),3.86(2H,t,J=7.4Hz),3.78
(3H,s),1.77〜1.52(4H,m),0.93〜0.85(6H,m) 参考例58: (E)−8−(3−ブロモ−4,5−ジメトキシスチリ
ル)−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合
物61) 化合物Bの代わりに参考例57で得られた化合物60の1.
0g(2.10ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルより
再結晶することにより、化合物61を952mg(収率93%)
薄黄色針状晶として得た。
融点:180.9〜181.6℃ MS−EI m/e:490,492 IR(KBr)νmax(cm-1):1691,1648,1542,1493 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.68(1H,d,J=15.8H
z),7.42(1H,d,J=2.0Hz),7.02(1H,d,J=2.0Hz),6.
80(1H,d,J=15.8Hz),4.13〜3.95(4H,m),4.08(3H,
s),3.94(3H,s),3.90(3H,s),1.90〜1.65(4H,m),
1.01(3H,t,J=7.4Hz),0.97(3H,t,J=7.4Hz) 参考例59: (E)−8−[2−(4−メトキシナフチル)ビニル]
−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物62) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピルウラシル3.0g(13.3
ミリモル)および3−(4−メトキシナフチル)アクリ
ル酸3.33g(14.6ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同
様の操作を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水よ
り再結晶することにより、化合物62を3.12g(収率56
%)黄色針状晶として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C24H26N4O3として 理論値(%):C 68.88,H 6.26,N 13.39 実測値(%):C 68.90,H 6.38,N 13.49 IR(KBr)νmax(cm-1):1699,1649,1486,1273 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.58(1H,brs),8.
43(1H,d,J=16.5Hz),8.36(1H,d,J=8.6Hz),8.24(1
H,d,J=8.6Hz),7.98(1H,d,J=7.8Hz),7.70〜7.54(2
H,m),7.12〜7.06(2H,m),4.03(3H,s),4.02〜3.86
(4H,m),1.79〜1.56(4H,m),0.92(3H,s),0.89(3H,
s) 参考例60: (E)−8−[2−(4−メトキシナフチル)ビニル]
−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物6
3) 化合物Bの代わりに参考例59で得られた化合物62の1.
6g(3.82ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶を酢酸エチルより再結晶する
ことにより、化合物63を1.25g(収率76%)薄黄色板状
晶として得た。
融点:212.6〜213.9℃ 元素分析値:C25H28N4O3として 理論値(%):C 69.43,H 6.52,N 12.95 実測値(%):C 69.46,H 6.68,N 12.95 IR(KBr)νmax(cm-1):1701,1650,1486,1439,1267 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.52(1H,d,J=15.5H
z),8.34(1H,d,J=8.3Hz),8.23(1H,d,J=8.6Hz),7.
77(1H,d,J=8.3Hz),7.66〜7.52(2H,m),6.89(1H,d,
J=15.5Hz),6.87(1H,d,J=8.3Hz),4.18〜4.11(2H,
m),4.07(3H,s),4.06(3H,s),4.02〜3.97(2H,m),
1.95〜1.64(4H,m),1.03(3H,t,J=7.3Hz),0.98(3H,
t,J=7.3Hz) 参考例61: (E)−8−(3−ヒドロキシ−4−メトキシスチリ
ル)−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合
物64) 参考例51で得られた化合物54の500mg(1.30ミリモ
ル)をジメチルホルムアミド10mlに溶解し、これにヨウ
化メチル0.40ml(6.43ミリモル)および炭酸リチウム40
0mg(6.50ミリモル)を加え、80℃で5時間加熱攪拌し
た。反応液に水を加え、炭酸リチウムを溶解させ、析出
した結晶を濾取した。得られる粗結晶をクロロホルムに
溶解し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム)で精製
し、ヘキサン/酢酸エチルより再結晶することにより、
化合物64を162mg(収率31%)黄色粒状晶として得た。
融点:200.3〜203.6℃ MS−EI m/e:398 IR(KBr)νmax(cm-1):1683,1642,1512,1278 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.98(1H,brs),7.5
2(1H,d,J=15.5Hz),7.22(1H,d,J=2.0Hz),7.15(1
H,dd,J=8.3,2.0Hz),7.06(1H,d,J=15.5Hz),6.96(1
H,d,J=8.3Hz),4.02〜3.97(2H,m),4.00(3H,s),3.8
4〜3.82(2H,m),3.82(3H,s),1.80〜1.50(4H,m),0.
90(3H,t,J=7.3Hz),0.87(3H,t,J=7.3Hz) 参考例62: (Z)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−7−メチ
ル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物65) 参考例1で得られた化合物1の1.00g(2.24ミリモ
ル)をメタノール1.6Lに溶解し、太陽光を5時間照射し
た。溶媒を減圧下留去後、残渣を高速液体クロマトグラ
フィーで分離・精製(カラム:YMC Pack ODS−A,SH−365
−10,S−10;30mmφ×500mm、流速:90ml/min、検出:UV 2
46nm)することにより、化合物65を565mg(収率57%)
白色針状晶として得た。
融点:126.9〜127.2℃ 元素分析値:C22H28N4O4として 理論値(%):C 64.06,H 6.84,N 13.58 実測値(%):C 64.12,H 7.09,N 13.54 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1654,1542,1521 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.28(1H,d,J=8.4H
z),7.20(1H,s),6.94(1H,d,J=12.7Hz),6.92(1H,
d,J=8.4Hz),6.39(1H,d,J=12.7Hz),3.93(2H,t,J=
7.4Hz),3.84(2H,t,J=6.9Hz),3.77(6H,s),3.64(3
H,s),1.75−1.50(4H,m),0.86(3H,t,J=7.4Hz),0.8
5(3H,t,J=7.4Hz) 参考例63: (E)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−7−エチ
ル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物66) 参考例1で得られた化合物Bの1.5g(3.77ミリモル)
およびヨウ化エチル0.60ml(7.54ミリモル)を用い、参
考例1とほぼ同様の操作を行った。得られる粗結晶をエ
タノール/水より再結晶することにより、化合物66を1.
38g(収率87%)白色針状晶として得た。
融点:107.6〜107.9℃ 元素分析値:C23H30N4O4として 理論値(%):C 64.77,H 7.09,N 13.14 実測値(%):C 64.81,H 7.28,N 13.21 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1655,1515,1265 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.63(1H,d,J=15.8H
z),7.42(1H,d,J=1.7Hz),7.32(1H,dd,J=8.6,1.7H
z),7.23(1H,d,J=15.8Hz),6.99(1H,d,J=8.6Hz)4.
51(2H,q,J=6.9Hz),3.99(2H,t,J=7.2Hz),3.87〜3.
80(2H,m),3.85(3H,s),3.80(3H,s),1.80〜1.45(4
H,m),1.33(3H,t,J=6.9Hz),0.94〜0.85(6H,m) 参考例64: (E)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−7−プロ
パルギル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合物67) 参考例1で得られた化合物Bの1.5g(3.77ミリモル)
および臭化プロパルギル0.67ml(7.54ミリモル)を用
い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得られる粗結
晶をシクロヘキサン/トルエンより再結晶することによ
り、化合物67を1.35g(収率82%)黄色粉末として得
た。
融点:153.4〜154.8℃ 元素分析値:C24H28N4O4として 理論値(%):C 66.04,H 6.47,N 12.84 実測値(%):C 66.18,H 6.74,N 12.87 IR(KBr)νmax(cm-1):1684,1647,1510,1270 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.66(1H,d,J=15.7H
z),7.41(1H,d,J=1.3Hz),7.32(1H,dd,J=8.5,1.3H
z),7.26(1H,d,J=15.7Hz),7.02(1H,d,J=8.5Hz),
5.43(2H,d,J=2.0Hz),4.00(2H,t,J=7.3Hz),3.87〜
3.81(2H,m),3.85(3H,s),3.81(3H,s),3.48(1H,t,
J=2.0Hz),1.80〜1.45(4H,m),0.94〜0.85(6H,m) 参考例65: (E)−8−[3,4−ビス(メトキシメトキシ)スチリ
ル]−7−メチル−1,3−ジプロピルキサンチン(化合
物68) 参考例51で得られた化合物54の300mg(0.78ミリモ
ル)をテトラヒドロフラン6mlに溶解し、氷冷、アルゴ
ン気流下、ジイソプロピルエチルアミン1.64ml(9.41ミ
リモル)およびクロロメチルメチルエーテル1.64ml(7.
12ミリモル)を加え、3時間加熱還流した。反応液に氷
を加え、クロロホルム−飽和食塩水で分液した後、有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒;ヘキサン/酢酸エチル)で精製し、ヘキサン/酢
酸エチルより再結晶することにより、化合物68を211mg
(収率57%)白色針状晶として得た。
融点:172.2〜172.6℃ 元素分析値:C24H32N4O6として 理論値(%):C 61.01,H 6.82,N 11.86 実測値(%):C 61.16,H 7.00,N 11.88 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1658,1509,1267 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.22(1H,d,J=15.8H
z),7.39(1H,d,J=1.3Hz),7.25〜7.16(2H,m),6.77
(1H,d,J=15.8Hz),5.30(2H,s),5.28(2H,s),4.13
〜3.95(4H,m),4.04(3H,s),3.56(3H,s),3.54(3H,
s),1.91〜1.61(4H,m),1.00(3H,t,J=7.6Hz),0.97
(3H,t,J=7.6Hz) 参考例66: (E)−1,3−ジアリル−8−(3,4−ジメトキシスチリ
ル)キサンチン(化合物69) 1,3−ジアリル−5,6−ジアミノウラシル2.9g(13.1ミ
リモル)および3,4−ジメトキシ桂皮酸2.99g(14.4ミリ
モル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物69を2.80g(収率54%)薄黄色綿状晶として
得た。
融点:251.6〜252.4℃ 元素分析値:C21H22N4O3として 理論値(%):C 63.95,H 5.62,N 14.20 実測値(%):C 63.67,H 5.61,N 14.14 IR(KBr)νmax(cm-1):1698,1644,1516 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.50(1H,brs),7.
58(1H,d,J=16.3Hz),7.27(1H,d,J=2.0Hz),7.13(1
H,dd,J=8.4,2.0Hz),6.99(1H,d,J=8.4Hz),6.96(1
H,d,J=16.3Hz),6.07〜5.82(2H,m),5.20〜5.01(4H,
m),4.68〜4.45(4H,m),3.82(3H,s),3.79(3H,s) 参考例67: (E)−1,3−ジアリル−8−(3,4−ジメトキシスチリ
ル)−7−メチルキサンチン(化合物70) 化合物Bの代わりに参考例66で得られた化合物69の2.
30g(5.84ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノールより再結晶す
ることにより、化合物70を1.85g(収率78%)薄黄色綿
状晶として得た。
融点:159.5〜160.0℃ 元素分析値:C22H24N4O3として 理論値(%):C 64.69,H 5.92,N 13.72 実測値(%):C 64.50,H 6.03,N 13.71 IR(KBr)νmax(cm-1):1698,1658,1515,1265 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.60(1H,d,J=15.3
Hz),7.42(1H,d,J=1.5Hz),7.29(1H,dd,J=8.4,1.5H
z),7.21(1H,d,J=15.3Hz),6.99(1H,d,J=8.4Hz),
6.05〜5.78(2H,m),5.20〜5.01(4H,m),4.68〜4.45
(4H,m),4.03(3H,s),3.84(3H,s),3.80(3H,s) 参考例68: (E)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−1,3−ジロ
ピル−2−チオキサンチン(化合物71) 5,6−ジアミノ−1,3−ジプロピル−2−チオウラシル
4.00g(16.5ミリモル)および3,4−ジメトキシ桂皮酸3.
79g(18.2ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結
晶することによって、化合物71を3.16g(収率46%)黄
色針状晶として得た。
融点:273.2〜272.4℃ 元素分析値:C21H26N4O3Sとして 理論値(%):C 60.85,H 6.32,N 13.52 実測値(%):C 60.85,H 6.49,N 13.64 IR(KBr)νmax(cm-1):1675,1515 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.64(1H,d,J=16.5
Hz),7.30(1H,s),7.15(1H,d,J=8.2Hz),7.02(1H,
d,J=16.5Hz),6.99(1H,d,J=8.2Hz),4.56(2H,t,J=
7.6Hz),4.45(2H,t,J=7.6Hz),3.83(3H,s),3.80(3
H,s),1.85〜1.60(4H,m),0.98〜0.82(6H,m) 参考例69: (E)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−7−メチ
ル−1,3−ジプロピル−2−チオキサンチン(化合物7
2) 化合物Bの代わりに参考例68で得られた化合物71の3.
00g(7.25ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をトルエン/エタノールよ
り再結晶することにより、化合物72を1.79g(収率58
%)薄黄色粉末として得た。
融点:137.3〜139.2℃ 元素分析値:C22H28N4O3Sとして 理論値(%):C 61.66,H 6.59,N 13.07 実測値(%):C 61.44,H 6.71,N 13.05 IR(KBr)νmax(cm-1):1684,1515,1438 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.67(1H,d,J=15.7
Hz),7.44(1H,d,J=1.3Hz),7.33(1H,dd,J=8.3,1.3H
z),7.24(1H,d,J=15.7Hz),7.00(1H,d,J=8.3Hz),
4.56(2H,t,J=7.6Hz),4.42(2H,t,J=7.6Hz),4.06
(3H,s),3.85(3H,s),3.81(3H,s),1.85〜1.60(4H,
m),0.98〜0.82(6H,m) 参考例70 (E)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−1,3−ジエ
チルキサンチン(化合物73) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル[ジャーナル
・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティー(J.Am.C
hem.Soc.)、75巻、114頁、1953年]1.20g(6.06ミリモ
ル)のジオキサン40ml−水20ml混合溶液に、3,4−ジメ
トキシ桂皮酸1.39g(6.67ミリモル)および3−(3−
ジエチルアミノプロピル)−1−エチルカルボジイミド
塩酸塩1.74g(9.09ミリモル)を加えた。該溶液をpH5.5
に調整しながら室温で2時間攪拌した。反応液を中和
し、クロロホルム50mlで3回抽出した。合わせた抽出液
を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を減圧下留去した。残渣にジオキサン10mlおよび1N
水酸化ナトリウム水溶液15mlを加え、20分間加熱還流し
た。冷却後中和し、クロロホルム20mlを加えた。有機層
を分離した後、水層をさらにクロロホルム20mlで2回抽
出した。合わせた抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;2%メ
タノール/クロロホルム)で分離・精製し、トルエンよ
り再結晶することにより、化合物73を1.06g(収率47
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:268.8〜269.1℃ 元素分析値:C19H22N4O4として 理論値(%):C 61.61,H 5.98,N 15.12 実測値(%):C 61.99,H 6.00,N 14.91 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1641,1514,1492 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.35(1H,brs),7.
59(1H,d,J=16.2Hz),7.27(1H,d,J=1.4Hz),7.14(1
H,dd,J=8.2,1.4Hz),6.99(1H,d,J=8.2Hz),6.96(1
H,d,J=16.2Hz),4.06(2H,q,J=7.0Hz),3.91(2H,q,J
=7.0Hz),3.83(3H,s),3.79(3H,s),1.26(2H,t,J=
7.0Hz),1.14(2H,t,J=7.0Hz) 参考例71: (E)−8−(3,4−ジメトキシスチリル)−1,3−ジエ
チル−7−メチルキサンチン(化合物74) 化合物Bの代わりに参考例70で得られた化合物73の1.
20g(3.24ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒;40%酢酸エチル/ヘキサン)
で分離・精製し、2−プロパノールより再結晶すること
により、化合物74を840mg(収率68%)薄黄色針状晶と
して得た。
融点:190.4〜191.3℃ 元素分析値:C20H24N4O4として 理論値(%):C 62.48,H 6.29,N 14.57 実測値(%):C 62.52,H 6.53,N 14.56 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1655,1518 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.5H
z),7.18(1H,dd,J=8.3,1.9Hz),7.08(1H,d,J=1.9H
z),6.89(1H,d,J=8.3Hz),6.77(1H,d,J=15.5Hz),
4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.06
(3H,s),3.96(3H,s),3.93(3H,s),1.39(2H,t,J=
6.9Hz),1.27(2H,t,J=6.9Hz) 参考例72: (E)−8−(2,3−ジメトキシスチリル)−1,3−ジエ
チルキサンチン(化合物75) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.0g(10.1ミ
リモル)および2,3−ジメトキシ桂皮酸2.52g(12.1ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジメチルスルホキシド/水より再結晶す
ることにより、化合物75を1.72g(収率46%)白色粉末
として得た。
融点:287.5〜289.4℃ 元素分析値:C19H22N4O4として 理論値(%):C 61.61,H 5.98,N 15.12 実測値(%):C 61.56,H 6.11,N 14.83 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1656,1500 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.64(1H,brs),7.
84(1H,d,J=16.8Hz),7.29(1H,dd,J=7.6,1.7Hz),7.
15〜7.00(3H,m),4.07(2H,q,J=7.0Hz),3.94(2H,q,
J=7.0Hz),3.83(3H,s),3.79(3H,s),1.26(3H,t,J
=7.0Hz),1.14(3H,t,J=7.0Hz) 参考例73: (E)−8−(2,3−ジメトキシスチリル)−1,3−ジメ
チル−7−メチルキサンチン(化合物76) 化合物Bの代わりに参考例72で得られた化合物75の1.
60g(4.32ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をシクロヘキサン/トルエ
ンより再結晶することにより、化合物76を1.21g(収率7
3%)薄黄色粉末として得た。
融点:194.9〜195.6℃ 元素分析値:C20H24N4O4として 理論値(%):C 62.48,H 6.29,N 14.57 実測値(%):C 62.67,H 6.48,N 14.31 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1660,1272 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.00(1H,d,J=16.8H
z),7.19(1H,dd,J=7.9,1.3Hz),7.15〜7.00(2H,m),
6.93(1H,dd,J=7.9,1.3Hz),4.26(2H,q,J=6.9Hz),
4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.05(3H,s),3.91(3H,s),3.
90(3H,s),1.39(3H,t,J=6.9Hz),1.27(3H,t,J=6.9
Hz) 参考例74: (E)−8−(2,4−ジメトキシスチリル)−1,3−ジエ
チルキサンチン(化合物77) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および2,4−ジメトキシ桂皮酸2.89g(13.9ミ
リモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をジメチルホルムアミド/エタノールよ
り再結晶することにより、化合物77を0.92g(収率20
%)黄色結晶として得た。
融点:278.7〜279.8℃ 元素分析値:C19H22N4O4として 理論値(%):C 61.61,H 5.98,N 15.13 実測値(%):C 61.65,H 5.95,N 14.74 IR(KBr)νmax(cm-1):1698,1640,1509,1292 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.43(1H,brs),7.
77(1H,d,J=16.8Hz),7.54(1H,d,J=8.4Hz),6.95(1
H,d,J=16.8Hz),6.63(1H,d,J=2.5Hz),6.60(1H,dd,
J=8.4,2.5Hz),4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.93(2H,q,J
=6.9Hz),3.89(3H,s),3.82(3H,s),1.25(3H,t,J=
6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例75: (E)−8−(2,4−ジメトキシスチリル)−1,3−ジエ
チル−7−メチルキサンチン(化合物78) 化合物Bの代わりに参考例74で得られた化合物77の40
0mg(1.08ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルよ
り再結晶することにより、化合物78を335mg(収率81
%)黄色針状晶として得た。
融点:195.9〜196.7℃ 元素分析値:C20H24N4O4として 理論値(%):C 62.49,H 6.29,N 14.57 実測値(%):C 62.29,H 6.51,N 14.66 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1654,1603,1294 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.93(1H,d,J=15.8H
z),7.48(1H,d,J=8.3Hz),6.97(1H,d,J=15.8Hz),
6.53(1H,dd,J=8.3,2.0Hz),6.49(1H,d,J=2.0Hz),
4.22(2H,q,J=6.9Hz),4.08(2H,q,J=6.9Hz),4.02
(3H,s),3.92(3H,s),3.86(3H,s),1.38(3H,t,J=
6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz) 参考例76: (E)−1,3−ジエチル−8−(2,3,4−トリメトキシス
チリル)キサンチン(化合物79) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.5g(12.6ミ
リモル)および2,3,4−トリメトキシ桂皮酸2.3g(13.9
ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行っ
た。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶するこ
とにより、化合物79を2.85g(収率57%)白色結晶とし
て得た。
融点:276.3〜277.0℃ 元素分析値:C20H24N4O4として 理論値(%):C 59.99,H 6.04,N 13.99 実測値(%):C 60.26,H 6.24,N 14.28 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1655,1500 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):12.39(1H,brs),7.88
(1H,d,J=16.3Hz),7.30(1H,d,J=8.4Hz)7.09(1H,
d,J=16.3Hz),6.73(1H,d,J=8.4Hz),4.26(2H,q,J=
6.9Hz),4.20(2H,q,J=6.9Hz),3.96(3H,s),3.92(3
H,s),3.91(3H,s),1.41(3H,t,J=6.9Hz),1.29(3H,
t,J=6.9Hz) 参考例77: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(2,3,4−ト
リメトキシスチリル)キサンチン(化合物80) 化合物Bの代わりに参考例76で得られた化合物79の1.
5g(3.75ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルより
再結晶することにより、化合物80を1.32g(収率85%)
無色針状晶として得た。
融点:152.9〜154.3℃ 元素分析値:C21H26N4O5として 理論値(%):C 60.86,H 6.32,N 13.52 実測値(%):C 61.04,H 6.44,N 13.79 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1655,1498,1289 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.88(1H,d,J=15.8H
z),7.28(1H,d,J=8.9Hz),7.01(1H,d,J=15.8Hz),
6.72(1H,d,J=8.9Hz),4.22(2H,q,J=6.9Hz),4.09
(2H,q,J=6.9Hz),4.04(3H,s),3.97(3H,s),3.91
(3H,s),3.90(3H,s),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.27
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例78: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メトキシ−2,3−ジ
メチルスチリル)キサンチン(化合物81) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.5g(12.6ミ
リモル)および4−メトキシ−2,3−ジメチル桂皮酸2.9
g(13.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をエタノール/水より再結晶
することにより、化合物81を0.80g(収率17%)白色結
晶として得た。
融点:〉280.0℃ 元素分析値:C20H24N4O3として 理論値(%):C 65.20,H 6.56,N 15.21 実測値(%):C 65.24,H 6.61,N 15.29 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1642,1496,1270 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.52(1H,brs),7.
93(1H,d,J=15.8Hz),7.56(1H,d,J=8.2Hz),6.89(1
H,d,J=8.2Hz),6.82(1H,d,J=15.8Hz),4.06(2H,q,J
=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.9Hz),3.81(3H,s),2.33
(3H,s),2.13(3H,s),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.14
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例79: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メトキシ−2,3−ジ
メチルスチリル)−7−メチルキサンチン(化合物82) 化合物Bの代わりに参考例78で得られた化合物81の50
0mg(1.36ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチルよ
り再結晶することにより、化合物82を493mg(収率95
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:207.7〜208.3℃ 元素分析値:C21H26N4O3として 理論値(%):C 65.95,H 6.85,N 14.65 実測値(%):C 66.24,H 6.99,N 14.69 IR(KBr)νmax(cm-1):1698,1651,1267 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.08(1H,d,J=15.2H
z),7.46(1H,d,J=8.9Hz),6.77(1H,d,J=8.9Hz),6.
67(1H,d,J=15.2Hz),4.22(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2
H,q,J=6.9Hz),4.03(3H,s),3.86(3H,s),2.40(3H,
s),2.21(3H,s),1.39(3H,t,J=6.9Hz),1.26(3H,t,
J=6.9Hz) 参考例80: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メトキシ−2,5−ジ
メチルスチリル)キサンチン(化合物83) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.5g(12.6ミ
リモル)および4−メトキシ−2,5−ジメチル桂皮酸2.9
g(13.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶
することにより、化合物83を2.43g(収率52%)白色結
晶として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C20H24N4O3として 理論値(%):C 65.20,H 6.56,N 15.21 実測値(%):C 64.83,H 6.56,N 15.43 IR(KBr)νmax(cm-1):1690,1646,1510,1265 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.52(1H,brs),7.
82(1H,d,J=16.3Hz),7.54(1H,s),6.86(1H,d,J=1
6.3Hz),6.82(1H,s),4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2
H,q,J=6.9Hz),3.81(3H,s),2.41(3H,s),2.14(3H,
s)1.25(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例81: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メトキシ−2,5−ジ
メチルスチリル)−7−メチルキサンチン(化合物84) 化合物Bの代わりに参考例80で得られた化合物83の1.
10g(2.98ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶を酢酸エチルより再結晶す
ることにより、化合物84を0.76g(収率67%)黄色針状
晶として得た。
融点:235.4〜236.1℃ 元素分析値:C21H26N4O3として 理論値(%):C 65.95,H 6.85,N 14.65 実測値(%):C 65.56,H 6.93,N 14.64 IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1657,1510,1263 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.97(1H,d,J=15.5H
z),7.42(1H,s),6.71(1H,d,J=15.5Hz),6.66(1H,
s),4.22(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.
05(3H,s),3.86(3H,s),2.48(3H,s),2.23(3H,s),
1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz) 参考例82: (E)−8−(2,4−ジメトキシ−3−メチルスチリ
ル)−1,3−ジエチルキサンチン(化合物85) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルラウシル2.0g(10.1ミ
リモル)および2.4−ジメトキシ−3−メチル桂皮酸2.0
4g(9.19ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶
することにより、化合物85を1.22g(収率32%)黄色粉
末として得た。
融点:〉275.0℃ 元素分析値:C20H24N4O4として 理論値(%):C 62.48,H 6.29,N 14.57 実測値(%):C 62.28,H 6.42,N 14.22 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1635,1592,1499 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.75(1H,d,J=16.5
Hz),7.58(1H,d,J=8.8Hz),6.99(1H,d,J=16.5Hz),
6.85(1H,d,J=8.8Hz),4.04(2H,q,J=6.9Hz),3.95
(2H,q,J=6.9Hz),3.83(3H,s),3.70(3H,s),2.09
(3H,s),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9H
z) 参考例83: (E)−8−(2,4−ジメトキシ−3−メチルスチリ
ル)−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物8
6) 化合物Bの代わりに参考例82で得られた化合物85の70
0mg(1.82ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をシクロヘキサン/トルエ
ンより再結晶することにより、化合物86を610mg(収率8
4%)薄黄色針状晶として得た。
融点:196.1〜196.8℃ 元素分析値:C21H26N4O4として 理論値(%):C 63.30,H 6.57,N 14.06 実測値(%):C 63.32,H 6.74,N 14.13 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1649,1498 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.81(1H,d,J=15.8
Hz),7.78(1H,d,J=8.6Hz),7.23(1H,d,J=15.8Hz),
6.87(1H,d,J=8.6Hz),4.07(2H,q,J=6.9Hz),4.01
(3H,s),3.92(2H,q,J=6.9Hz),3.85(3H,s),3.70
(3H,s),2.10(3H,s),1.27(3H,t,J=6.9Hz),1.13
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例84: (E)−1,3−ジエチル−8−(3,4−メチレンジオキシ
スチリル)キサンチン(化合物87) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.0g(10.1ミ
リモル)および3,4−メチレンジオキシ桂皮酸2.33g(1
2.1ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行
った。得られる粗結晶をジメチルスルホキシド/水より
再結晶することにより、化合物87を1.34g(収率38%)
黄緑色粉末として得た。
融点:〉275.0℃ 元素分析値:C18H18N4O4として 理論値(%):C 61.01,H 5.11,N 15.81 実測値(%):C 61.16,H 5.03,N 15.80 IR(KBr)νmax(cm-1):1685,1638,1499 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.55(1H,d,J=16.3
Hz),7.30(1H,s),7.08(1H,d,J=8.9Hz),6.96(1H,
d,J=8.9Hz),6.90(1H,d,J=16.3Hz),6.07(2H,s),
4.05(2H,q,J=6.9Hz),3.93(2H,q,J=6.9Hz),1.25
(3H,t,J=6.9Hz),1.10(3H,t,J=6.9Hz) 参考例85: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(3,4−メチ
レンジオキシスチリル)キサンチン(化合物88) 化合物Bの代わりに参考例84で得られた化合物87の1.
35g(3.81ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をシクロヘキサン/トルエ
ンより再結晶することにより、化合物88を940mg(収率6
7%)黄色針状晶として得た。
融点:219.4〜219.6℃ 元素分析値:C19H20N4O4として 理論値(%):C 61.94,H 5.47,N 15.20 実測値(%):C 62.09,H 5.41,N 15.16 IR(KBr)νmax(cm-1):1687,1657,1569,1498,1443 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.70(1H,d,J=15.5H
z),7.10(1H,d,J=1.6Hz),7.06(1H,dd,J=8.0,1.6H
z),6.84(1H,d,J=8.0Hz),6.73(1H,d,J=15.5Hz),
6.02(2H,s),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=
6.9Hz),4.04(3H,s),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.26(3
H,t,J=6.9Hz) 参考例86: (E)−8−[2−(1,4−ベンゾジオキサン−6−イ
ル)ビニル]−1,3−ジエチルキサンチン(化合物89) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.85g(14.4
ミリモル)および3−(1,4−ベンゾジオキサン−6−
イル)アクリル酸2.70g(13.1ミリモル)を用い、参考
例70とほぼ同様の操作を行った。得られる粗結晶をジオ
キサン/水より再結晶することにより、化合物89を2.45
g(収率51%)薄黄色粉末として得た。
融点:〉300℃ 元素分析値:C19H20N4O4として 理論値(%):C 61.94,H 5.47,N 15.20 実測値(%):C 61.97,H 5.62,N 15.07 IR(KBr)νmax(cm-1):1682,1637,1511,1310 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.51(1H,d,J=16.2
Hz),7.10〜7.03(2H,m),6.89(1H,d,J=7.9Hz),6.87
(1H,d,J=16.2Hz),4.27(4H,s),4.05(2H,q,J=6.9H
z),3.93(2H,q,J=6.9Hz),1.22(3H,t,J=6.9Hz),1.
13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例87: (E)−8−[2−(1,4−ベンゾジオキサン−6−イ
ル)ビニル]−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン
(化合物90) 化合物Bの代わりに参考例86で得られた化合物89の2.
00g(5.43ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノール/2−プロパノ
ールより再結晶することにより、化合物90を1.58g(収
率76%)黄色針状晶として得た。
融点:233.1〜233.6℃ 元素分析値:C20H22N4O4として 理論値(%):C 62.81,H 5.79,N 14.65 実測値(%):C 62.55,H 5.80,N 14.60 IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1654,1509 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.67(1H,d,J=15.8H
z),7.15〜7.05(2H,m),6.88(1H,d,J=8.3Hz),6.75
(1H,d,J=15.8Hz),4.30(4H,s),4.21(2H,q,J=6.9H
z),4.08(2H,q,J=6.9Hz),4.03(3H,s),1.39(3H,t,
J=6.9Hz),1.35(3H,t,J=6.9Hz) 参考例88: (E)−8−(2,3,4−トリメトキシスチリル)テオフ
ィリン(化合物91) 5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル5.00g(29.4
ミリモル)および2,3,4−トリメトキシ桂皮酸7.71g(3
2.4ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行
った。得られる粗結晶を2−プロパノール/水より再結
晶することにより、化合物91を3.78g(収率35%)黄土
色粉末として得た。
融点:264.8〜266.1℃ 元素分析値:C18H20N4O5として 理論値(%):C 58.05,H 5.41,N 15.04 実測値(%):C 58.28,H 5.38,N 15.20 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1651,1505,1297 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):12.78(1H,s),7.91(1
H,d,J=16.8Hz),7.28(1H,d,J=9.4Hz),7.13(1H,d,J
=16.8Hz),6.73(1H,d,J=9.4Hz),3.95(3H,s),3.92
(3H,s),3.90(3H,s),3.69(3H,s),3.54(3H,s) 参考例89: (E)−8−(2,3,4−トリメトキシスチリル)カフェ
イン(化合物92) 化合物Bの代わりに参考例88で得られた化合物91の2.
00g(5.38ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をシクロヘキサン/トルエ
ンより再結晶することにより、化合物92を1.68g(収率8
1%)薄黄色粉末として得た。
融点:186.7〜187.9℃ 元素分析値:C19H22N4O5として 理論値(%):C 59.06,H 5.74,N 14.50 実測値(%):C 59.27,H 5.72,N 14.60 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1655,1596,1544,1501,12
95 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.90(1H,d,J=16.3H
z),7.28(1H,d,J=7.9Hz),7.01(1H,d,J=16.3Hz),
6.72(1H,d,J=7.9Hz),4.04(3H,s),3.97(3H,s),3.
91(3H,s),3.90(3H,s),3.64(3H,s),3.42(3H,s) 参考例90: (E)−8−(4−メトキシ−2,3−ジメチルスチリ
ル)テオフィリン(化合物93) 5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル1.74g(10.2
ミリモル)および4−メトキシ−2,3−ジメチル桂皮酸
2.42g(11.8ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をアセトニトリルより再
結晶することにより、化合物93を750mg(収率22%)白
色粉末として得た。
融点:〉275℃ 元素分析値:C18H20N4O4として 理論値(%):C 63.51,H 5.92,N 16.46 実測値(%):C 63.56,H 5.82,N 16.30 IR(KBr)νmax(cm-1):1703,1634,1593 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.45(1H,s),7.93
(1H,d,J=16.2Hz),7.53(1H,d,J=8.9Hz),6.88(1H,
d,J=8.9Hz),6.79(1H,d,J=16.2Hz),3.80(3H,s),
3.75(3H,s),3.25(3H,s),2.32(3H,s),2.12(3H,
s) 参考例91: (E)−8−(4−メトキシ−2,3−ジメチルスチリ
ル)カフェイン(化合物94) 化合物Bの代わりに参考例90で得られた化合物93の50
0mg(1.47ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をトルエンより再結晶する
ことにより、化合物94を280mg(収率54%)薄黄色粉末
として得た。
融点:〉275℃ 元素分析値:C19H22N4O4として 理論値(%):C 64.39,H 6.25,N 15.80 実測値(%):C 64.44,H 6.27,N 16.11 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1650,1544,1491,1435 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.96(1H,d,J=15.5
Hz),7.73(1H,d,J=8.6Hz),7.07(1H,d,J=15.5Hz),
6.90(1H,d,J=8.6Hz),4.02(3H,s),3.82(3H,s),3.
48(3H,s),3.29(3H,s),2.32(3H,s),2.13(3H,s) 参考例92: (E)−8−(3,4−メチレンジオキシスチリル)テオ
フィリン(化合物95) 5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル5.0g(29.4ミ
リモル)および3,4−メチレンジオキシ桂皮酸6.78g(3
5.3ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行
った。得られる粗結晶をジメチルホルムアミド/水より
再結晶することにより、化合物95を1.20g(収率13%)
薄黄色粉末として得た。
融点:〉275℃ 元素分析値:C16H14N4O4として 理論値(%):C 58,99,H 4.32,N 17.16 実測値(%):C 58.84,H 4.30,N 16.97 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1642,1499 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.57(1H,d,J=16.1
Hz),7.09(1H,s),7.07(1H,d,J=7.9Hz),6.92(1H,
d,J=7.9Hz),6.88(1H,d,J=16.1Hz),6.07(2H,s),
3.47(3H,s),3.30(3H,s) 参考例93: (E)−8−(3,4−メチレンジオキシスチリル)カフ
ェイン(化合物96) 化合物Bの代わりに参考例92で得られた化合物95の2.
32g(7.13ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶す
ることにより、化合物96を1.54g(収率64%)黄色針状
晶として得た。
融点:〉300℃ 元素分析値:C17H16N4O4として 理論値(%):C 59,99,H 4.73,N 16.46 実測値(%):C 59.98,H 4.66,N 16.38 IR(KBr)νmax(cm-1):1702,1663,1545,1506 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.72(1H,d,J=15.3H
z),7.10(1H,d,J=1.5Hz),7.06(1H,dd,J=7.9,1.5H
z),6.84(1H,d,J=7.9Hz),6.73(1H,d,J=15.3Hz),
6.03(2H,s),4.05(3H,s),3.63(3H,s),3.42(3H,
s) 参考例94: (E)−8−(2,3−ジメトキシスチリル)テオフィリ
ン(化合物97) 5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル2.50g(14.7
ミリモル)および2.3−ジメトキシ桂皮酸3.37g(16.2ミ
リモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をエタノール/水より再結晶することに
より、化合物97を1.03g(収率41%)薄黄色針状晶とし
て得た。
融点:289.2〜290.5℃ 元素分析値:C17H18N4O4として 理論値(%):C 59.64,H 5.29,N 16.36 実測値(%):C 59.42,H 5.12,N 16.65 IR(KBr)νmax(cm-1):1700,1649,1499,1476,1273 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.60(1H,brs),7.
84(1H,d,J=16.8Hz),7.26(1H,d,J=6.9Hz),7.15〜
7.00(3H,m),3.83(3H,s),3.79(3H,s),3.48(3H,
s),3.26(3H,s) 参考例95: (E)−8−(2,3−ジメトキシスチリル)カフェイン
(化合物98) 化合物Bの代わりに参考例94で得られた化合物97の1.
10g(3.22ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をトルエンより再結晶する
ことにより、化合物98を570mg(収率50%)黄色針状晶
として得た。
融点:233.6〜236.7℃ 元素分析値:C18H20N4O4として 理論値(%):C 60.66,H 5.65,N 15.72 実測値(%):C 60.21,H 5.74,N 16.13 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1645,1545,1480 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.91(1H,d,J=16.0
Hz),7.52(1H,dd,J=7.6,1.7Hz),7.32(1H,d,J=16.0
Hz),7.10〜7.05(2H,m),4.03(3H,s),3.84(3H,s),
3.79(3H,s),3.48(3H,s),3.24(3H,s) 参考例96: (E)−8−(2,4−ジメトキシスチリル)テオフィリ
ン(化合物99) 5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル1.0g(5.88ミ
リモル)および2,4−ジメトキシ桂皮酸1.35g(6.48ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジメチルホルムアミドより再結晶するこ
とにより、化合物99を221mg(収率11%)薄黄色粒状晶
として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C17H18N4O4として 理論値(%):C 59.64,H 5.30,N 16.37 実測値(%):C 59.51,H 5.34,N 16.58 IR(KBr)νmax(cm-1):1705,1650,1607,1505 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.40(1H,brs),7.
78(1H,d,J=16.5Hz),7.53(1H,d,J=8.3Hz),6.93(1
H,d,J=16.5Hz),6.63(1H,d,J=2.3Hz),6.60(1H,dd,
J=8.3,2.3Hz),3.89(3H,s),3.82(3H,s),3.47(3H,
s),3.25(3H,s) 参考例97: (E)−8−(2,4−ジメトキシスチリル)カフェイン
(化合物100) 化合物Bの代わりに参考例96で得られた化合物99の70
0mg(2.05ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶す
ることにより、化合物100を621mg(収率85%)黄色針状
晶として得た。
融点:241.5〜242.1℃ 元素分析値:C18H20N4O4として 理論値(%):C 60.67,H 5.65,N 15.72 実測値(%):C 60.49,H 5.61,N 15.69 IR(KBr)νmax(cm-1):1685,1650,1602,1434 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.95(1H,d,J=15.8H
z),7.48(1H,d,J=8.6Hz),6.98(1H,d,J=15.8Hz),
6.54(1H,dd,J=8.6,2.3Hz),6.49(1H,d,J=2.3Hz),
4.03(3H,s),3.92(3H,s),3.86(3H,s),3.64(3H,
s),3.42(3H,s) 参考例98: (E)−8−(4−メトキシ−2,5−ジメチルスチリ
ル)テオフィリン(化合物101) 5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル1.0g(5.88ミ
リモル)および4−メトキシ−2,5−ジメチル桂皮酸1.3
3g(6.45ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジメチルホルムアミドより
再結晶することにより、化合物101を393mg(収率20%)
薄黄色粒状晶として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C18H20N4O3として 理論値(%):C 63.52,H 5.92,N 16.46 実測値(%):C 63.59,H 6.10,N 16.23 IR(KBr)νmax(cm-1):1703,1648,1509,1260 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.48(1H,brs),7.
81(1H,d,J=16.2Hz),7.50(1H,s),6.82(1H,d,J=1
6.2Hz),6.81(1H,s),3.81(3H,s),3.46(3H,s),3.2
5(3H,s),2.40(3H,s),2.14(3H,s) 参考例99: (E)−8−(4−メトキシ−2,5−ジメチルスチリ
ル)カフェイン(化合物102) 化合物Bの代わりに参考例98で得られた化合物101の3
00mg(0.88ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶す
ることにより、化合物102を211mg(収率68%)黄色針状
晶として得た。
融点:〉280℃ MS−EI m/e:354(M+),339(M+−CH3) IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1653,1508 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.00(1H,d,J=15.3H
z),7.42(1H,s),6.72(1H,d,J=15.3Hz),6.66(1H,
s),4.06(3H,s),3.86(3H,s),3.64(3H,s),3.42(3
H,s),2.49(3H,s),2.23(3H,s) 参考例100: (E)−8−(2,4−ジメトキシ−3−メチルスチリ
ル)テオフィリン(化合物103) 5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル1.0g(5.88ミ
リモル)および2,4−ジメトキシ−3−メチル桂皮酸1.4
4g(6.45ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶する
ことにより、化合物103を581mg(収率28%)薄黄色針状
晶として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C18H20N4O4として 理論値(%):C 60.67,H 5.65,N 15.72 実測値(%):C 60.34,H 5.77,N 15.64 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1653,1499,1270 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.52(1H,brs),7.
75(1H,d,J=16.2Hz),7.55(1H,d,J=8.3Hz),6.96(1
H,d,J=16.2Hz),6.84(1H,d,J=8.3Hz),3.83(3H,
s),3.70(3H,s),3.47(3H,s),3.25(3H,s),2.09(3
H,s) 参考例101: (E)−8−(2,4−ジメトキシ−3−メチルスチリ
ル)カフェイン(化合物104) 化合物Bの代わりに参考例100で得られた化合物103の
300mg(0.84ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を塩化メチレン/エーテ
ルより再結晶することにより、化合物104を239mg(収率
77%)白色針状晶として得た。
融点:252.7〜253.5℃ 元素分析値:C19H22N4O4として 理論値(%):C 61.61,H 5.98,N 15.13 実測値(%):C 61.40,H 6.06,N 15.17 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1651,1505 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.92(1H,d,J=15.8H
z),7.42(1H,d,J=8.9Hz),6.99(1H,d,J=15.8Hz),
6.70(1H,d,J=8.9Hz),4.04(3H,s),3.88(3H,s),3.
78(3H,s),3.64(3H,s),3.42(3,s),2.19(3H,s) 参考例102: (E)−8−(2−クロロ−3,4−ジメトキシスチリ
ル)−1,3−ジエチルキサンチン(化合物105) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.00g(10.1
ミリモル)および2−クロロ−3,4−ジメトキシ桂皮酸
2.94g(12.1ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を2−プロパノール/水
より再結晶することにより、化合物105を2.19g(収率54
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:278.0〜280.9℃ 元素分析値:C19H21ClN4O4として 理論値(%):C 56.36,H 5.22,N 13.83 実測値(%):C 56.13,H 5.21,N 13.67 IR(KBr)νmax(cm-1):1705,1642,1499 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.88(1H,d,J=16.3
Hz),7.64(1H,d,J=8.9Hz),7.13(1H,d,J=8.9Hz),
7.00(1H,d,J=16.3Hz),4.06(2H,q,J=7.1Hz),3.98
〜3.88(2H,m),3.88(3H,s),3.77(3H,s),1.26(3H,
t,J=7.1Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例103: (E)−8−(2−クロロ−3,4−ジメトキシスチリ
ル)−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物1
06) 化合物Bの代わりに参考例102で得られた化合物105の
1.80g(4.45ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を2−プロパノール/水
より再結晶することにより、化合物106を1.20g(収率64
%)黄色針状晶として得た。
融点:204.6〜205.4℃ 元素分析値:C20H23ClN4O4として 理論値(%):C 57.34,H 5.53,N 13.37 実測値(%):C 13.10,H 5.67,N 13.10 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1657,1496,1439,1292 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.92(1H,d,J=15.8
Hz),7.86(1H,d,J=8.9Hz),7.29(1H,d,J=15.8Hz),
7.16(1H,d,J=8.9Hz),4.11〜4.03(2H,m),4.03(3H,
s),3.96〜3.90(2H,m),3.90(3H,s),3.77(3H,s),
1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例104: (E)−8−(2−クロロ−3,4−ジメトキシスチリ
ル)テオフィリン(化合物107) 2−クロロ−3,4−ジメトキシ桂皮酸3.93g(16.2ミリ
モル)をピリジン57mlに溶解し、氷冷下、塩化チオニル
1.26ml(17.6ミリモル)を加えた。60℃で1.5時間攪拌
後、5.6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル2.50g(14.
7ミリモル)のジクロロメタン(58ml)溶液を氷冷下滴
下した。さらに反応液を室温で40分間攪拌後、析出した
結晶を濾取した。得られる粗結晶を2N水酸化ナトリウム
水溶液68ml、ジオキサン68mlおよび水34mlの混合溶媒に
溶解し、30分間加熱還流した。冷却後、反応液を濃塩酸
で中和し、析出した結晶を濾取し、水で洗浄、乾燥し
た。これをジメチルホルムアミド/水より再結晶するこ
とにより、化合物107を1.55g(収率30%)薄黄色針状晶
として得た。
融点:241.6〜242.6℃ 元素分析値:C17H17ClN4O4として 理論値(%):C 54.18,H 4.54,N 14.86 実測値(%):C 54.31,H 4.54,N 14.43 IR(KBr)νmax(cm-1):1704,1653,1496,1300 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.88(1H,d,J=16.2
Hz),7.62(1H,d,J=8.9Hz),7.13(1H,d,J=8.9Hz),
6.97(1H,d,J=16.2Hz),3.88(3H,s),3.77(3H,s),
3.47(3H,s),3.25(3H,s) 参考例105: (E)−8−(2−クロロ−3,4−ジメトキシスチリ
ル)カフェイン(化合物108) 化合物Bの代わりに参考例104で得られた化合物107の
1.0g(2.66ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をトルエンより再結晶する
ことにより、化合物108を840mg(収率81%)黄色粉末と
して得た。
融点:284.6〜288.0℃ 元素分析値:C18H19ClN4O4として 理論値(%):C 55.31,H 4.59,N 14.33 実測値(%):C 55.40,H 4.83,N 14.09 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1650,1493,1290 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.10(1H,d,J=15.8H
z),7.43(1H,d,J=8.8Hz),6.88(1H,d,J=8.8Hz),6.
83(1H,d,J=15.8Hz),4.06(3H,s),3.93(3H,s),3.9
0(3H,s),3.64(3H,s),3.42(3H,s) 参考例106: (E)−8−(2,5−ジメチルスチリル)−1,3−ジエチ
ルキサンチン(化合物109) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および2,5−ジメチル桂皮酸3.20g(18.2ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をエタノール/トルエンより再結晶するこ
とにより、化合物109を2.56g(収率50%)白色針状晶と
して得た。
融点:281.8〜282.5℃ 元素分析値:C19H22N4O2・0.5H2Oとして 理論値(%):C 66.46,H 6.97,N 15.50 実測値(%):C 66.77,H 6.82,N 15.72 IR(KBr)νmax(cm-1):1706,1639,1503 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.84(1H,d,J=16.3
Hz),7.53(1H,s),7.13(1H,d,J=7.4Hz),7.06(1H,
d,J=7.4Hz),7.00(1H,d,J=16.3Hz),4.06(2H,q,J=
7.1Hz),3.94(2H,q,J=7.1Hz),2.37(3H,s),2.30(3
H,s),1.26(3H,t,J=7.1Hz),1.14(3H,t,J=7.1Hz) 参考例107: (E)−8−(2,5−ジメチルスチリル)−1,3−ジエチ
ル−7−メチルキサンチン(化合物110) 化合物Bの代わりに参考例106で得られた化合物109の
2.00g(5.29ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物110を1.29g(収
率62%)白色針状晶として得た。
融点:190.3〜190.7℃ 元素分析値:C20H24N4O2として 理論値(%):C 68.16,H 6.86,N 15.89 実測値(%):C 68.15,H 7.02,N 15.65 IR(KBr)νmax(cm-1):1698,1657 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.86(1H,d,J=15.8
Hz),7.71(1H,s),7.23(1H,d,J=15.8Hz),7.15(1H,
d,J=7.9Hz),7.09(1H,d,J=7.9Hz),4.11〜4.04(2H,
m),4.04(3H,s),3.92(2H,q,J=6.9Hz),2.37(3H,
s),2.32(3H,s),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,
J=6.9Hz) 参考例108: (E)−8−(3,4−ジフルオロスチリル)−1,3−ジエ
チルキサンチン(化合物111) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および3,4−ジフルオロ桂皮酸2.79g(15.2ミ
リモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することに
より、化合物111を2.12g(収率49%)灰色板状晶として
得た。
融点:〉300℃ 元素分析値:C17H16F2N4O2として 理論値(%):C 58.95,H 4.65,N 16.17 実測値(%):C 59.25,H 4.59,N 16.42 IR(KBr)νmax(cm-1):1688.1640,1519 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.78(1H,dd,J=11.
4,7.1Hz),7.60(1H,d,J=16.3Hz),7.50〜7.45(2H,
m),7.07(1H,d,J=16.3Hz),4.06(2H,q,J=7.0Hz),
3.94(2H,q,J=7.1Hz),1.26(3H,t,J=7.0Hz),1.14
(3H,t,J=7.1Hz) 参考例109: (E)−8−(3,4−ジフルオロスチリル)−1,3−ジエ
チル−7−メチルキサンチン(化合物112) 化合物Bの代わりに参考例108で得られた化合物111の
1.70g(4.91ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物112を1.29g(収
率73%)黄色針状晶として得た。
融点:208.5〜210.8℃ 元素分析値:C18H18F2N4O2として 理論値(%):C 59.99,H 5.03,N 15.54 実測値(%):C 60.09,H 5.04,N 15.19 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1652,1545,1520,1441 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.02(1H,ddd,J=1
2.4,7.7,2.0Hz),7.65〜7.60(1H,m),7.61(1H,d,J=1
5.8Hz),7.54〜7.43(1H,m),7.40(1H,d,J=15.8Hz),
4.08〜4.04(2H,m),4.04(3H,s),3.92(2H,q,J=6.9H
z),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例110: (E)−8−(3−ブロモ−4−メトキシスチリル)−
1,3−ジエチルキサンチン(化合物113) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.00g(10.1
ミリモル)および3−ブロモ−4−メトキシ桂皮酸2.72
g(10.6ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶する
ことにより、化合物113を726mg(収率17%)薄茶色針状
晶として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C18H19BrN4O3として 理論値(%):C 51.57,H 4.57,N 13.36 実測値(%):C 51.33,H 4.56,N 13.17 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1648,1506,1281,1260 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.52(1H,brs),7.
87(1H,d,J=2.0Hz),7.63(1H,dd,J=8.4,2.0Hz),7.5
6(1H,d,J=16.3Hz),7.16(1H,d,J=8.4Hz),6.95(1
H,d,J=16.3Hz),4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.93(2H,q,J
=6.9Hz),3.89(3H,s),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.14
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例111: (E)−8−(3−ブロモ−4−メトキシスチリル)−
1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物114) 化合物Bの代わりに参考例110で得られた化合物113の
400mg(0.95ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再
結晶することにより、化合物114を332mg(収率80%)薄
黄色針状晶として得た。
融点:219.1〜223.7℃ 元素分析値:C19H21BrN4O3として 理論値(%):C 52.67,H 4.88,N 12.93 実測値(%):C 52.79,H 4.97,N 12.70 IR(KBr)νmax(cm-1):1686,1651,1541,1501,1435 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.83(1H,d,J=2.0H
z),7.69(1H,d,J=15.8Hz),7.48(1H,dd,J=8.4,2.0H
z),6.92(1H,d,J=8.4Hz),6.78(1H,d,J=15.8Hz),
4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.06
(3H,s),3.95(3H,s),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.26
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例112: (E)−8−(3−ブロモ−4−メトキシスチリル)テ
オフィリン(化合物115) 5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル2.00g(11.8
ミリモル)および3−ブロモ−4−メトキシ桂皮酸3.32
g(12.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジメチルホルムアミドより
再結晶することにより、化合物115を2.00g(収率43%)
薄黄色粉末として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C16H15BrN4O3として 理論値(%):C 49.12,H 3.86,N 14.32 実測値(%):C 49.16,H 3.80,N 14.06 IR(KBr)νmax(cm-1):1691,1644,1598,1499,1257 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.41(1H,brs),7.
84(1H,d,J=2.0Hz),7.61(1H,dd,J=8.4,2.0Hz),7.5
6(1H,d,J=16.3Hz),7.15(1H,d,J=8.4Hz),6.92(1
H,d,J=16.3Hz),3.89(3H,s),3.47(3H,s),3.26(3
H,s) 参考例113: (E)−8−(3−ブロモ−4−メトキシスチリル)カ
フェイン(化合物116) 化合物Bの代わりに参考例112で得られた化合物115の
1.00g(2.56ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶
することにより、化合物116を877mg(収率85%)黄色粉
末として得た。
融点:283.3〜283.4℃ 元素分析値:C17H17BrN4O3として 理論値(%):C 50.39,H 4.23,N 13.83 実測値(%):C 50.04,H 4.00,N 13.49 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1654,1500 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.82(1H,d,J=2.0H
z),7.70(1H,d,J=15.8Hz),7.47(1H,dd,J=8.4,2.0H
z),6.92(1H,d,J=8.4Hz),6.78(1H,d,J=15.8Hz),
4.07(3H,s),3.95(3H,s),3.62(3H,s),3.42(3H,
s) 参考例114: (E)−8−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシスチリ
ル)−1,3−ジエチルキサンチン(化合物117) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および2−ブロモ−4,5−ジメトキシ桂皮酸
4.78g(17.2ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶
することにより、化合物117を3.34g(収率49%)薄黄色
針状晶として得た。
融点:〉285℃ 元素分析値:C19H21BrN4O4として 理論値(%):C 50.79,H 4.71,N 12.47 実測値(%):C 50.49,H 4.64,N 12.36 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1621,1509,1260 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.65(1H,brs),7.
81(1H,d,J=16.3Hz),7.37(1H,s),7.20(1H,s),7.0
6(1H,d,J=16.3Hz),4.07(2H,q,J=6.9Hz),3.95(2
H,q,J=6.9Hz),3.86(3H,s),3.82(3H,s),1.27(3H,
t,J=6.9Hz),1.15(3H,t,J=6.9Hz) 参考例115: (E)−8−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシスチリ
ル)−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物1
18) 化合物Bの代わりに参考例114で得られた化合物117の
1.50g(3.34ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチル
より再結晶することにより、化合物118を1.43g(収率92
%)黄色針状晶として得た。
融点:234.2〜234.9℃ 元素分析値:C20H23BrN4O4として 理論値(%):C 51.85,H 5.00,N 12.09 実測値(%):C 51.96,H 4.95,N 11.90 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1648,1504,1307,1261 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.01(1H,d,J=15.8H
z),7.11(1H,s),7.09(1H,s),6.76(1H,d,J=15.8H
z),4.22(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.
08(3H,s),3.95(3H,s),3.92(3H,s),1.39(3H,t,J
=6.9Hz),1.27(3H,t,J=6.9Hz) 参考例116: (E)−8−(4,5−ジメトキシ−2−ニトロスチリ
ル)−1,3−ジエチルキサンチン(化合物119) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル1.50g(7.57
ミリモル)および4,5−ジメトキシ−2−ニトロ桂皮酸
2.11g(8.33ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶
することにより、化合物119を1.22g(収率39%)オレン
ジ色針状晶として得た。
融点:283.6℃〜284.2℃ 元素分析値:C19H21N5O6として 理論値(%):C 54.94,H 5.09,N 16.86 実測値(%):C 54.90,H 5.07,N 16.88 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1641,1520 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.99(1H,d,J=16.3
Hz),7.61(1H,s),7.38(1H,s),7.15(1H,d,J=16.3H
z),4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.98(3H,s),3.95(2H,q,
J=6.9Hz),3.89(3H,s),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.15
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例117: (E)−8−(4,5−ジメトキシ−2−ニトロスチリ
ル)−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物1
20) 化合物Bの代わりに参考例116で得られた化合物119の
822mg(1.98ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を酢酸エチルより再結晶
することにより、化合物120を762mg(収率90%)オレン
ジ色針状晶として得た。
融点:246.3〜246.8℃ 元素分析値:C20H23N5O6として 理論値(%):C 55.94,H 5.40,N 16.31 実測値(%):C 55.98,H 5.42,N 16.43 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1657,1519,1273 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):8.27(1H,d,J=15.8H
z),7.66(1H,s),7.03(1H,s),6.77(1H,d,J=15.8H
z),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.10(3H,s),4.09(2H,q,
J=6.9Hz),4.05(3H,s),4.00(3H,s),1.37(3H,t,J
=6.9Hz),1.27(3H,t,J=6.9Hz) 参考例118: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−メトキシ−2−ニ
トロスチリル)キサンチン(化合物121) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および3−メトキシ−2−ニトロ桂皮酸3.10
g(13.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶
することにより、化合物121を2.28g(収率47%)オレン
ジ色針状晶として得た。
融点:〉285℃ 元素分析値:C18H19N5O5として 理論値(%):C 56.10,H 4.97,N 18.17 実測値(%):C 56.37,H 4.88,N 17.85 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1640,1533 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.88(1H,brs),7.
60〜7.56(2H,m),7.39(1H,d,J=16.3Hz),7.32(1H,d
d,J=6.9,3.0Hz),7.21(1H,d,J=16.3Hz),4.05(2H,
q,J=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.9Hz),3.91(3H,s),1.
25(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例119: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−メトキシ−2−ニ
トロスチリル)−7−メチルキサンチン(化合物122) 化合物Bの代わりに参考例118で得られた化合物121の
688mg(1.79ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を酢酸エチルより再結晶
することにより、化合物122を623mg(収率87%)黄色針
状晶として得た。
融点:258.4〜259.9℃ 元素分析値:C19H21N5O5として 理論値(%):C 57.14,H 5.30,N 17.53 実測値(%):C 57.26,H 5.34,N 17.26 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1546,1530 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.62(1H,d,J=15.3H
z)7.46(1H,dd,J=8.4,7.9Hz),7.30(1H,d,J=7.9H
z),7.05(1H,d,J=8.4Hz),6.95(1H,d,J=15.3Hz),
4.19(2H,q,J=6.9Hz),4.08(2H,q,J=6.9Hz),4.05
(3H,s),3.94(3H,s),1.36(3H,t,J=6.9Hz),1.26
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例120: (E)−8−(4−エトキシスチリル)−1,3−ジエチ
ルキサンチン(化合物123) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および4−エトキシ桂皮酸3.20g(16.7ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサンより再結晶することにより、
化合物123を2.97g(収率55%)薄黄色針状晶として得
た。
融点:296.7〜298.6℃ 元素分析値:C19H22N4O3として 理論値(%):C 64.39,H 6.25,N 15.81 実測値(%):C 64.54,H 6.52,N 15.80 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1647,1516,1250 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.36(1H,brs),7.
59(1H,d,J=16.2Hz),7.55(2H,d,J=8.6Hz),6.96(2
H,d,J=8.6Hz),6.88(1H,d,J=16.2Hz),4.11〜4.04
(4H,m),3.94(2H,q,J=6.9Hz),1.34(3H,t,J=6.9H
z),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例121: (E)−8−(4−エトキシスチリル)−1,3−ジエチ
ル−7−メチルキサンチン(化合物124) 化合物Bの代わりに参考例120で得られた化合物123の
1.60g(4.52ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を酢酸エチルより再結晶
することにより、化合物124を1.47g(収率88%)薄緑色
針状晶として得た。
融点:185.3〜185.7℃ 元素分析値:C20H24N4O3として 理論値(%):C 65.20,H 6.56,N 15.21 実測値(%):C 65.28,H 6.85,N 15.18 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1666,1515,1248 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.52(2H,d,J=8.6Hz),6.92(2H,d,J=8.6Hz),6.
77(1H,d,J=15.8Hz),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.12〜
4.01(4H,m),4.04(3H,s),1.44(3H,t,J=6.9Hz),1.
38(3H,t,J=7.6Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz) 参考例122: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−プロポキシスチリ
ル)キサンチン(化合物125) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および4−プロポキシ桂皮酸3.43g(16.6ミ
リモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することに
より、化合物125を3.02g(収率54%)薄黄色針状晶とし
て得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C20H24N4O3として 理論値(%):C 65.20,H 6.56,N 15.21 実測値(%):C 64.91,H 6.79,N 15.14 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1656,1515,1250 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.38(1H,brs),7.
59(1H,d,J=16.5Hz),7.55(2H,d,J=8.6Hz),6.97(2
H,d,J=8.6Hz),6.87(1H,d,J=16.5Hz),4.07(2H,q,J
=7.3Hz),4.00〜3.90(4H,m),1.81〜1.67(2H,m),1.
26(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz),0.98(3
H,t,J=7.3Hz) 参考例123: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(4−プロ
ポキシスチリル)キサンチン(化合物126) 化合物Bの代わりに参考例122で得られた化合物125の
1.70g(4.61ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチル
より再結晶することにより、化合物126を1.37g(収率78
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:155.7〜156.5℃ 元素分析値:C21H26N4O3として 理論値(%):C 65.92,H 6.85,N 14.65 実測値(%):C 65.72,H 7.05,N 14.59 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1665,1513,1246 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.52(2H,d,J=8.6Hz),6.92(2H,d,J=8.6Hz),6.
77(1H,d,J=15.8Hz),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2
H,q,J=6.9Hz),4.04(3H,s),3.97(2H,t,J=6.6Hz),
1.90〜1.77(2H,m) 参考例124: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−フルオロスチリ
ル)キサンチン(化合物127) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および3−フルオロ桂皮酸2.77g(16.7ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物127を1.96g(収率40%)薄黄色粉末として得
た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C17H17FN4O2として 理論値(%):C 62.19,H 5.22,N 17.06 実測値(%):C 61.90,H 5.21,N 17.15 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1622,1501 NMR(CF3COOD;270MHz)δ(ppm):11.6(1H,brs),8.05
(1H,d,J=16.5Hz),7.56〜7.46(2H,m),7.38(1H,d,J
=9.2Hz),7.29〜7.22(1H,m),7.19(1H,d,J=16.5H
z),4.43〜4.03(4H,m),1.52(3H,t,J=7.3Hz),1.41
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例125: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−フルオロスチリ
ル)−7−メチルキサンチン(化合物128) 化合物Bの代わりに参考例124で得られた化合物127の
1.80g(5.49ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物128を1.04g(収
率55%)白色針状晶として得た。
融点:178.2〜179.4℃ 元素分析値:C18H19FN4O2・0.25H2Oとして 理論値(%):C 62.33,H 5.67,N 16.15 実測値(%):C 62.19,H 5.63,N 16.26 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1650 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.75(1H,dd,J=10.
1,2.0Hz),7.66(1H,d,J=15.8Hz),7.63〜7.60(1H,
m),7.50〜7.42(1H,m),7.44(1H,d,J=15.8Hz),7.19
(1H,dt,2.0,8.3Hz),4.10〜4.05(2H,m),4.05(3H,
s),3.92(2H,q,J=7.0Hz),1.26(3H,t,7.1Hz),1.13
(3H,t,J=7.0Hz) 参考例126: (E)−8−(3,5−ジメトキシスチリル)−1,3−ジエ
チルキサンチン(化合物129) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および3,5−ジメトキシ桂皮酸3.48g(16.7ミ
リモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をエタノール/水より再結晶することに
より、化合物129を2.74g(収率49%)白色粉末として得
た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C19H22N4O4・0.5H2Oとして 理論値(%):C 60.15,H 6.11,N 14.77 実測値(%):C 60.41,H 6.15,N 15.02 IR(KBr)νmax(cm-1):1686,1638,1587 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.57(1H,d,J=16.5
Hz),7.07(1H,d,J=16.5Hz),6.79(2H,d,J=2.0Hz),
6.50(1H,t,J=2.0Hz),4.06(2H,q,J=7.0Hz),3.94
(2H,q,J=6.9Hz),3.79(6H,s),1.26(3H,t,J=7.0H
z),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例127: (E)−8−(3,5−ジメトキシスチリル)−1,3−ジエ
チル−7−メチルキサンチン(化合物130) 化合物Bの代わりに参考例126で得られた化合物129の
3.00g(8.11ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物130を2.28g(収
率73%)黄色針状晶として得た。
融点:184.2〜185.3℃ 元素分析値:C20N24N4O4として 理論値(%):C 62.49,H 6.29,N 14.57 実測値(%):C 62.66,H 6.48,N 14.65 IR(KBr)νmax(cm-1):1690,1659,1595 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.60(1H,d,J=15.7
Hz),7.35(1H,d,J=15.7Hz),6.98(2H,d,J=2.2Hz),
6.51(1H,t,J=2.2Hz),4.11〜4.01(2H,m),4.05(3H,
s),3.92(2H,q,J=7.0Hz),3.80(6H,s),1.26(3H,t,
J=7.1Hz),1.13(3H,t,J=7.0Hz) 参考例128: (E)−8−(3−クロロスチリル)−1,3−ジエチル
キサンチン(化合物131) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.50g(17.7
ミリモル)および3−クロロ桂皮酸3.55g(19.4ミリモ
ル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物131を2.57g(収率42%)白色板状晶として得
た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C17H17ClN4O2として 理論値(%):C 59.22,H 4.97,N 16.25 実測値(%):C 59.12,H 5.01,N 16.30 IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1640,1490 NMR(CF3COOD;270MHz)δ(ppm):8.35(1H,d,J=16.4H
z),8.01(1H,s),7.52〜7.36(3H,m),7.14(1H,d,J=
16.4Hz),4.37〜4.23(4H,m),1.45(3H,t,J=6.8Hz),
1.34(3H,t,J=6.9Hz) 参考例129: (E)−8−(3−クロロスチリル)−1,3−ジエチル
−7−メチルキサンチン(化合物132) 化合物Bの代わりに参考例128で得られた化合物131の
3.00g(8.72ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をエタノール/水より再
結晶することにより、化合物132を1.41g(収率45%)薄
黄色粉末として得た。
融点:134.0〜134.4℃ 元素分析値:C18H19ClN4O2・H2Oとして 理論値(%):C 57.37,H 5.62,N 14.87 実測値(%):C 57.67,H 5.51,N 14.92 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1656,1545 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.98(1H,s),7.72
(1H,t,J=2.0Hz),7.63(1H,d,J=15.8Hz),7.49〜7.3
9(3H,m),4.11〜4.03(2H,m),4.05(3H,s),3.92(2
H,q,J=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J
=6.9Hz) 参考例130: (E)−1,3−ジエチル−8−(α−メチルスチリル)
キサンチン(化合物133) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.00g(10.1
ミリモル)およびα−メチル桂皮酸1.80g(11.1ミリモ
ル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をエタノール/水より再結晶することによ
り、化合物133を1.63g(収率50%)白色針状晶として得
た。
融点:250.8〜252.0℃ 元素分析値:C18H20N4O2として 理論値(%):C 66.65,H 6.21,N 17.27 実測値(%):C 66.62,H 6.30,N 17.31 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1657,1493 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.44(1H,brs),7.
61(1H,d,J=1.3Hz),7.49〜7.30(6H,m),4.07(2H,q,
J=7.0Hz),3.95(2H,q,J=6.9Hz),2.31(3H,d,J=1.3
Hz),1.26(3H,t,J=7.0Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例131: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(α−メチ
ルスチリル)キサンチン(化合物134) 化合物Bの代わりに参考例130で得られた化合物133の
1.00g(3.09ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をエタノール/2−プロパ
ノールより再結晶することにより、化合物134を800mg
(収率77%)白色針状晶として得た。
融点:137.2〜139.3℃ 元素分析値:C19H22N4O2として 理論値(%):C 67.44,H 6.55,N 16.56 実測値(%):C 67.01,H 6.73,N 16.62 IR(KBr)νmax(cm-1):1699,1654,1537 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.52〜7.32(5H,
m),7.00(1H,d,J=1.3Hz),4.04(2H,q,J=7.2Hz),4.
00(3H,s),3.94(2H,q,J=6.9Hz),2.29(3H,d,J=1.3
Hz),1.24(3H,t,J=7.2Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例132: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−トリフルオロメチ
ルスチリル)キサンチン(化合物135) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.20g(11.2
ミリモル)および4−トリフルオロメチル桂皮酸2.66g
(12.3ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を
行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶す
ることにより、化合物135を2.09g(収率49%)白色粉末
として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C18H17F3N4O2として 理論値(%):C 57.14,H 4.53,N 14.81 実測値(%):C 57.25,H 4.51,N 14.82 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1654,1637,1324 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.86(2H,d,J=8.1H
z),7.76(2H,d,J=8.1Hz),7.70(1H,d,J=16.5Hz),
7.20(1H,d,J=16.5Hz),4.07(2H,q,J=7.1Hz),3.94
(2H,q,J=7.0Hz),1.26(3H,t,J=7.1Hz),1.14(3H,
t,J=7.0Hz) 参考例133: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(4−トリ
フルオロメチルスチリル)キサンチン(化合物136) 化合物Bの代わりに参考例132で得られた化合物135の
1.30g(3.44ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物136を990mg(収
率73%)黄色針状晶として得た。
融点:207.8〜209.0℃ 元素分析値:C19H19F3N4O2として 理論値(%):C 58.16,H 4.88,N 14.28 実測値(%):C 58.22,H 4.84,N 14.32 IR(KBr)νmax(cm-1):1700,1667,1325 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.03(2H,d,J=8.3H
z),7.76(2H,d,J=8.3Hz),7.73(1H,d,J=15.8Hz),
7.53(1H,d,J=15.8Hz),4.11〜4.03(2H,m),4.09(3
H,s),3.92(2H,q,J=7.0Hz),1.27(3H,t,J=6.9Hz),
1.13(3H,t,J=7.0Hz) 参考例134: (E)−1,3−ジエチル−8−(α−フルオロスチリ
ル)キサンチン(化合物137) 5.6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル1.08g(5.47
ミリモル)およびα−フルオロ桂皮酸1.00g(6.02ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物137を1.04g(収率58%)白色板状晶として得
た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C17H17FN4O2として 理論値(%):C 62.19,H 5.22,N 17.06 実測値(%):C 62.28,H 5.22,N 17.07 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1644,1506 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.68(2H,d,J=6.9H
z),7.47〜7.35(3H,m),6.93(1H,d,J=36.3Hz),4.06
(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2H,q,J=7.0Hz),1.26(3H,
t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=7.0Hz) 参考例135: (E)−1,3−ジエチル−8−(α−フルオロスチリ
ル)−7−メチルキサンチン(化合物138) 化合物Bの代わりに参考例134で得られた化合物137の
800mg(2.44ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物138を550mg(収
率66%)白色粉末として得た。
融点:153.5〜155.5℃ 元素分析値:C18H19FN4O2として 理論値(%):C 63.15,H 5.59,N 16.36 実測値(%):C 63.25,H 5.66,N 16.44 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1662,1539 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.68〜7.65(2H,m),7.
47〜7.31(3H,m),6.89(1H,d,J=39.3Hz),4.13〜4.05
(2H,m),4.21(3H,s),4.09(2H,q,J=7.1Hz),1.37
(3H,t,J=7.1Hz),1,27(3H,t,J=7.1Hz) 参考例136: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−メトキシスチリ
ル)キサンチン(化合物139) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および3−メトキシ桂皮酸2.48g(13.9ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジメチルホルアミド/水より再結晶する
ことにより、化合物139を2.10g(収率49%)白色粉末と
して得た。
融点:270.6〜272.5℃ 元素分析値:C18H20N4O3として 理論値(%):C 63.52,H 5.92,N 16.46 実測値(%):C 63.20,H 6.01,N 16.34 IR(KBr)νmax(cm-1):1686,1634,1500 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.61(1H,d,J=16.4
Hz),7.34(1H,t,J=7.9Hz),7.20〜7.18(2H,m),7.07
(1H,d,J=16.4Hz),6.92(1H,d,J=8.6Hz),4.06(2H,
q,J=7.0Hz),3.94(2H,q,J=6.8Hz),1.26(3H,t,J=
7.0Hz),1.14(3H,t,J=6.8Hz) 参考例137: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−メトキシスチリ
ル)−7−メチルキサンチン(化合物140) 化合物Bの代わりに参考例136で得られた化合物139の
1.70g(5.00ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物140を1.10g(収
率62%)薄黄色針状晶として得た。
融点:153.4〜154.8℃ 元素分析値:C19H22N4O3として 理論値(%):C 64.39,H 6.26,N 15.81 実測値(%):C 64.34,H 6.38,N 15.82 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1656,1541 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.64(1H,d,J=15.8
Hz),7.40〜7.30(4H,m),6.97〜6.92(1H,m),4.31〜
4.05(2H,m),4.05(3H,s),3.92(2H,q,J=7.0Hz),1.
26(3H,t,J=7.1Hz),1.13(3H,t,J=7.0Hz) 参考例138: (E)−8−(4−ブロモスチリル)−1,3−ジエチル
キサンチン(化合物141) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.20g(11.1
ミリモル)および4−ブロモ桂皮酸2.78g(12.2ミリモ
ル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をテトラヒドロフラン/水より再結晶するこ
とにより、化合物141を930mg(収率22%)黄色柱状晶と
して得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C17H17BrN4O2として 理論値(%):C 52.46,H 4.40,N 14.39 実測値(%):C 52.41,H 4.28,N 14.43 IR(KBr)νmax(cm-1):1686,1619,1496 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.63〜7.18(4H,
m),7.60(1H,d,J=16.2Hz),7.07(1H,d,J=16.2Hz),
4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.8Hz),1.26
(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.8Hz) 参考例139: (E)−8−(4−ブロモスチリル)−1,3−ジエチル
−7−メチルキサンチン(化合物142) 化合物Bの代わりに参考例138で得られた化合物141の
1.80g(4.63ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/エタノール
より再結晶することにより、化合物142を660mg(収率35
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:198.5〜198.9℃ 元素分析値:C18H19BrN4O2・0.25H2Oとして 理論値(%):C 53.02,H 4.82,N 13.74 実測値(%):C 53.09,H 4.62,N 13.79 IR(KBr)νmax(cm-1):1691,1662,1543 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.78(2H,d,J=7.6H
z),7.67〜7.61(3H,m),7.41(1H,d,J=16.2Hz),4.11
〜4.04(2H,m),4.04(3H,s),3.92(2H,q,J=6.7Hz),
1.26(3H,t,J=6.8Hz),1.13(3H,t,J=6.7Hz) 参考例140: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−トリフルオロメト
キシスチリル)キサンチン(化合物143) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル1.00g(5.05
ミリモル)および3−トリフルオロメトキシ桂皮酸1.29
g(5.56ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶
することにより、化合物143を1.19g(収率60%)白色針
状晶として得た。
融点:266.4〜267.3℃ 元素分析値:C18H17F3N4O3として 理論値(%):C 54.83,H 4.34,N 14.21 実測値(%):C 54.79,H 4.22,N 14.20 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1658,1262 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.57(1H,brs),7.
67(1H,d,J=16.5Hz),7.66(1H,d,J=7.9Hz),7.63(1
H,s),7.55(1H,t,J=7.9Hz),7.34(1H,d,J=7.9Hz),
7.14(1H,d,J=16.5Hz),4.07(2H,q,J=6.9Hz),3.94
(2H,q,J=6.9Hz),1.27(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,
t,J=6.9Hz) 参考例141: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(3−トリ
フルオロメトキシスチリル)キサンチン(化合物144) 化合物Bの代わりに参考例140で得られた化合物143の
700mg(1.78ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を酢酸エチルより再結晶
することにより、化合物144を329mg(収率45%)白色針
状晶として得た。
融点:178.7〜179.3℃ 元素分析値:C19H19F3N4O3として 理論値(%):C 55.88,H 4.69,N 13.72 実測値(%):C 56.27,H 4.68,N 13.67 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1660,1265,1213 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.77(1H,d,J=15.8H
z),7.53〜7.20(4H,m),6.93(1H,d,J=15.8Hz),4.21
(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.08(3H,
s),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.27(3H,t,J=6.9Hz) 参考例142: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メトキシメトキシ
スチリル)キサンチン(化合物145) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル4.00g(20.2
ミリモル)および4−メトキシメトキシ桂皮酸4.62g(2
2.2ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行
った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶する
ことにより、化合物145を4.80g(収率64%)薄黄色針状
晶として得た。
融点:270.2〜271.4℃ 元素分析値:C19H22N4O4として 理論値(%):C 61.61,H 5.98,N 15.13 実測値(%):C 61.97,H 5.98,N 15.05 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1641,1510,1238 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.40(1H,brs),7.
60(1H,d,J=16.5Hz),7.57(2H,d,J=8.6Hz),7.06(2
H,d,J=8.6Hz),6.90(1H,d,J=16.5Hz),5.23(2H,
s),4.07(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.9Hz),3.
39(3H,s),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9
Hz) 参考例143: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メトキシメトキシ
スチリル)−7−メチルキサンチン(化合物146) 化合物Bの代わりに参考例142で得られた化合物145の
3.50g(9.45ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチル
より再結晶することにより、化合物146を3.39g(収率93
%)薄黄色板状晶として得た。
融点:163.9〜164.7℃ 元素分析値:C20H24N4O4として 理論値(%):C 62.49,H 6.29,N 14.57 実測値(%):C 62.21,H 6.27,N 14.58 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1651,1510,1238 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.75(1H,d,J=15.8H
z),7.53(2H,d,J=8.6Hz),7.07(2H,d,J=8.6Hz),6.
79(1H,d,J=15.8Hz),5.21(2H,s),4.21(2H,q,J=6.
9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.05(3H,s),3.50(3H,
s),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.
05(3H,t,J=7.3Hz) 参考例144: (E)−8−(4−ブトキシスチリル)−1,3−ジエチ
ルキサンチン(化合物147) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および4−ブトキシ桂皮酸3.67g(16.7ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物147を3.04g(収率53%)薄黄色針状晶として
得た。
融点:257.9〜261.3℃ 元素分析値:C21H26N4O3として 理論値(%):C 65.95,H 6.85,N 14.65 実測値(%):C 65.90,H 7.21,N 14.60 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1645,1515,1248 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.32(1H,brs),7.
59(1H,d,J=16.5Hz),7.55(2H,d,J=8.9Hz),6.97(2
H,d,J=8.9Hz),6.87(1H,d,J=16.5Hz),4.10〜3.90
(6H,m),1.76〜1.66(2H,m),1.51〜1.40(2H,m),1.2
6(3H,t.J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz),0.94(3H,
t,J=7.3Hz) 参考例145: (E)−8−(4−ブトキシスチリル)−1,3−ジエチ
ル−7−メチルキサンチン(化合物148) 化合物Bの代わりに参考例144で得られた化合物147の
1.50g(3.92ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチル
より再結晶することにより、化合物148を982mg(収率63
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:123.4〜123.6℃ 元素分析値:C22H28N4O3として 理論値(%):C 66.65,H 7.11,N 14.13 実測値(%):C 66.81,H 7.31,N 14.01 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1665,1513,1251 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.52(2H,d,J=8.9Hz),6.92(2H,d,J=8.9Hz),6.
76(1H,d,J=15.8Hz),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2
H,q,J=6.9Hz),4.04(3H,s),4.02(2H,q,J=6.6Hz),
1.84〜1.74(2H,m),1.58〜1.44(2H,m),1.38(3H,t,J
=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz),0.99(3H,t,J=7.3H
z) 参考例146: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−フルオロスチリ
ル)キサンチン(化合物149) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および4−フルオロ桂皮酸2.31g(13.9ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をテトラヒドロフラン/水より再結晶する
ことにより、化合物149を2.00g(収率51%)無色柱状晶
として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C17H17FN4O2として 理論値(%):C 62.19,H 5.22,N 17.06 実測値(%):C 62.02,H 5.12,N 17.02 IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1560,1508 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.06(1H,d,J=16.3
Hz),7.72(2H,dd,J=8.6,5.2Hz),7.21(2H,t,J=8.6H
z),7.10(1H,d,J=16.3Hz),4.43〜4.30(4H,m),1.53
(3H,t,J=7.2Hz),1.41(3H,t,J=7.2Hz) 参考例147: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−フルオロスチリ
ル)−7−メチルキサンチン(化合物150) 化合物Bの代わりに参考例146で得られた化合物149の
1.80g(5.18ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物150を510mg(収
率29%)白色針状晶として得た。
融点:182.0〜182.5℃ 元素分析値:C18H19FN4O2として 理論値(%):C 63.15,H 5.59,N 16.36 実測値(%):C 63.18,H 5.61,N 16.40 IR(KBr)νmax(cm-1):1687,1654,1514 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.88(2H,dd,J=8.
1,5.8Hz),7.67(1H,d,J=15.8Hz),7.41〜7.24(3H,
m),4.11〜4.03(2H,m),4.03(3H,s),3.92(2H,q,J=
6.8Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.8H
z) 参考例148: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メチルスチリル)
キサンチン(化合物151) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および4−メチル桂皮酸2.70g(16.7ミリモ
ル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をジオキサンより再結晶することにより、化
合物151を2.64g(収率54%)薄黄色針状晶として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C18H20N4O2として 理論値(%):C 66.65,H 6.21,N 17.27 実測値(%):C 66.53,H 6.27,N 17.14 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1644,1518,1490 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.53(1H,brs),7.
62(1H,d,J=16.5Hz),7.52(2H,d,J=7.9Hz),7.24(2
H,d,J=7.9Hz),6.98(1H,d,J=16.5Hz),4.07(2H,q,J
=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.9Hz),2.33(3H,s),1.26
(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例149: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(4−メチ
ルスチリル)キサンチン(化合物152) 化合物Bの代わりに参考例148で得られた化合物151の
1.50g(4.62ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再
結晶することにより、化合物152を1.39g(収率89%)黄
色針状晶として得た。
融点:170.8〜171.5℃ 元素分析値:C19H22N4O2として 理論値(%):C 67.44,H 6.55,N 16.56 実測値(%):C 67.58,H 6.65,N 16.68 IR(KBr)νmax(cm-1):1687,1650,1542,1516 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.77(1H,d,J=15.8H
z),7.48(2H,d,J=8.3Hz),7.21(2H,d,J=8.3Hz),6.
87(1H,d,J=15.8Hz),4.22(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2
H,q,J=6.9Hz),4.05(3H,s),2.39(3H,s),1.38(3H,
t,J=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz) 参考例150: (E)−8−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)スチ
リル]−1,3−ジエチルキサンチン(化合物153) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および3.5−ビス(トリフルオロメチル)桂
皮酸4.73g(16.7ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同
様の操作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再
結晶することにより、化合物153を4.09g(収率61%)薄
黄色針状晶として得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C19H16F6N4O2として 理論値(%):C 51.13,H 3.61,N 12.55 実測値(%):C 50.96,H 3.40,N 12.52 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1649,1495,1287 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.75(1H,brs),8.
35(2H,s),8.05(1H,s),7.80(1H,d,J=16.5Hz),7.4
0(1H,d,J=16.5Hz),4.08(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2
H,q,J=6.9Hz),1.27(3H,t.J=6.9Hz),1.14(3H,t,J
=6.9Hz) 参考例151: (E)−8−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)スチ
リル]−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合
物154) 化合物Bの代わりに参考例150で得られた化合物153の
2.00g(4.68ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキンサン/水より
再結晶することにより、化合物154を1.43g(収率69%)
薄緑色針状晶として得た。
融点:204.9〜205.1℃ MS−EI m/e:460(M+) IR(KBr)νmax(cm-1):1699,1653,1546,1282 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.70(1H,d,J=15.5H
z),7.09(2H,dd,J=8.3,2.0Hz),6.91(1H,d,J=15.5H
z),6.81(1H,dt,J=8.6,2.0Hz),4.21(2H,q,J=6.9H
z),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.08(3H,s),1.38(3H,t,
J=6.9Hz),1.27(3H,t,J=6.9Hz) 参考例152: (E)−8−(3,5−ジフルオロスチリル)−1,3−ジエ
チルキサンチン(化合物155) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および3.5−ジフルオロ桂皮酸3.06g(16.6ミ
リモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することに
より、化合物155を3.30g(収率63%)薄黄色板状晶とし
て得た。
融点:〉280℃ 元素分析値:C17H16F2N4O2として 理論値(%):C 58.96,H 4.65,N 16.18 実測値(%):C 58.82,H 4.65,N 16.07 IR(KBr)νmax(cm-1):1686,1634,1589,1489 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.66(1H,brs),7.
60(1H,d,J=16.5Hz),7.36(2H,dd,J=8.6,2.0Hz),7.
20(1H,dt,J=9.2,2.0Hz),7.16(1H,d,J=16.5Hz),4.
07(2H,q.J=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.9Hz),1.26(3
H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例153: (E)−8−(3,5−ジフルオロスチリル)−1,3−ジエ
チル−7−メチルキサンチン(化合物156) 化合物Bの代わりに参考例152で得られた化合物155の
2.00g(5.78ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチル
より再結晶することにより、化合物156を1.80g(収率87
%)薄黄色針状晶として得た。
融点:177.0〜178.6℃ MS−EI m/e:360(M+) IR(KBr)νmax(cm-1):1683,1619,1593,1543 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.70(1H,d,J=15.5H
z),7.09(2H,dd,J=8.3,2.0Hz),6.91(1H,d,J=15.5H
z),6.81(1H,dt,J=8.6,2.0Hz),4.21(2H,q,J=6.9H
z),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.08(3H,s),1.38(3H,t,
J=6.9Hz),1.27(3H,t,J=6.9Hz) 参考例154: (E)−1,3−ジエチル−8−(2−メトキシスチリ
ル)キサンチン(化合物157) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.5g(12.6ミ
リモル)および2−メトキシ桂皮酸2.48g(13.9ミリモ
ル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をテトラヒドロフラン/水より再結晶するこ
とにより、化合物157を990mg(収率24%)黄色粒状晶と
して得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C18H20N4O3として 理論値(%):C 63.52,H 5.92,N 16.46 実測値(%):C 63.28,H 5.86,N 16.43 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1640,1501 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.85(1H,d,J=16.8
Hz),7.62(1H,d,J=7.6Hz),7.34(1H,t,J=7.6Hz),
7.11〜6.98(3H,m),4.07(2H,q,J=7.0Hz),3.97〜3.8
9(2H,m),3.89(3H,s),1.26(3H,t,J=7.0Hz),1.14
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例155: (E)−1,3−ジエチル−8−(2−メトキシスチリ
ル)−7−メチルキサンチン(化合物158) 化合物Bの代わりに参考例154で得られた化合物157の
1.5g(4.41ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をエタノール/水より再結
晶することにより、化合物158を800mg(収率51%)黄色
針状晶として得た。
融点:189.6〜190.0℃ 元素分析値:C19H22N4O3として 理論値(%):C 64.39,H 6.26,N 15.81 実測値(%):C 64.18,H 6.25,N 15.77 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1649 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.94(1H,d,J=15.8
Hz),7.88(1H,dd,J=7.9,1.5Hz),7.41〜7.34(1H,
m),7.31(1H,d,J=15.8Hz),7.10(1H,d,J=7.9Hz),
7.02(1H,t,J=7.4Hz),4.11〜4.02(2H,m),4.02(3H,
s),3.96〜3.90(2H,m),3.90(3H,s),1.29(3H,t,J=
7.2Hz),1.13(3H,t,J=7.2Hz) 参考例156: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−ニトロスチリル)
キサンチン(化合物159) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.5g(12.6ミ
リモル)および3−ニトロ桂皮酸2.68g(13.9ミリモ
ル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物159を2.01g(収率30%)黄色粉末として得
た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C17H17N5O4・0.25C4H8O2として 理論値(%):C 57.29,H 5.07,N 18.56 実測値(%):C 57.38,H 5.06,N 18.63 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1640,1530 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.42(1H,d,J=1.7H
z),8.18(1H,dd,J=8.3,1.7Hz),8.12(1H,d,J=7.9H
z),7.75(1H,d,J=16.5Hz),7.71(1H,t,J=7.9Hz),
7.24(1H,d,J=16.5Hz),4.08(2H,q,J=7.0Hz),3.94
(2H,q,J=7.0Hz),1.27(3H,t,J=7.0Hz),1.14(3H,
t,J=7.0Hz) 参考例157: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(3−ニト
ロスチリル)キサンチン(化合物160) 化合物Bの代わりに参考例156で得られた化合物159の
700mg(1.97ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をアセトニトリルより再
結晶することにより、化合物160を340mg(収率47%)黄
色粉末として得た。
融点:250.5〜251.7℃ 元素分析値:C18H19N5O4として 理論値(%):C 58.53,H 5.18,N 18.96 実測値(%):C 58.47,H 5.13,N 18.89 IR(KBr)νmax(cm-1):1699,1666,1524 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.72(1H,s),8.25
(1H,d,J=7.9Hz),8.19(1H,d,J=7.4Hz),7.79(1H,
d,J=15.8Hz),7.72(1H,t,J=7.9Hz),7.63(1H,d,J=
15.8Hz),4.12〜4.05(2H,m),4.08(3H,s),3.93(2H,
q,J=7.2Hz),1.27(3H,t,J=7.2Hz),1.13(3H,t,J=
7.2Hz) 参考例158: (E)−8−(3−ブロモスチリル)−1,3−ジエチル
キサンチン(化合物161) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.0g(10.1ミ
リモル)および3−ブロモ桂皮酸2.52g(11.1ミリモ
ル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得ら
れる粗結晶をテトラヒドロフラン/水より再結晶するこ
とにより、化合物161を2.01g(収率37%)薄緑色板状晶
として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C17H17BrN4O2として 理論値(%):C 52.46,H 4.40,N 14.39 実測値(%):C 52.54,H 4.44,N 14.37 IR(KBr)νmax(cm-1):1683,1636,1492 NMR(CF3COOD;270MHz)δ(ppm):7.99(1H,d,J=16.6H
z),7.84(1H,s),7.70(1H,d,J=7.9Hz),7.62(1H,d,
J=7.9Hz),7.40(1H,t,J=7.9Hz),7.19(1H,d,J=16.
6Hz),4.40〜4.30(4H,m),1.53(3H,t,J=7.2Hz),1.4
1(3H,t,J=7.2Hz) 参考例159: (E)−8−(3−ブロモスチリル)−1,3−ジエチル
−7−メチルキサンチン(化合物162) 化合物Bの代わりに参考例158で得られた化合物161の
2.5g(6.43ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキサ
ンより再結晶することにより、化合物162を600mg(収率
69%)黄色粉末として得た。
融点:187.3〜188.2℃ 元素分析値:C18H19BrN4O2として 理論値(%):C 53.61,H 4.75,N 13.89 実測値(%):C 53.83,H 4.63,N 13.70 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1654 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.13(1H,s),7.76
(1H,d,J=7.6Hz),7.63(1H,d,J=15.8Hz),7.54(1H,
d,J=8.9Hz),7.46(1H,d,J=15.8Hz),7.37(1H,t,J=
8Hz),4.11〜4.03(2H,m),4.05(3H,s),3.92(2H,q,J
=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9H
z) 参考例160: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−トリフルオロメチ
ルスチリル)キサンチン(化合物163) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および3−トリフルオロメチル桂皮酸3.0g
(13.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を
行った。得られる粗結晶をアセトニトリル/水より再結
晶することにより、化合物163を2.07g(収率44%)白色
針状晶として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C18H17F3N4O2として 理論値(%):C 57.14,H 4.53,N 14.81 実測値(%):C 57.15,H 4.47,N 14.65 IR(KBr)νmax(cm-1):1691,1641,1495,1334 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.65(1H,brs),7.
99〜7.95(2H,m),7.76〜7.63(3H,m),7.21(1H,d,J=
16.1Hz),4.07(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.7H
z),1.27(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.7Hz) 参考例161: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(3−トリ
フルオロメチルスチリル)キサンチン(化合物164) 化合物Bの代わりに参考例160で得られた化合物163の
1.70g(4.50ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物164を1.14g(収
率65%)薄黄色粉末として得た。
融点:214.8〜215.3℃ 元素分析値:C19H19F3N4O2として 理論値(%):C 58.16,H 4.88,N 14.28 実測値(%):C 58.13,H 4.90,N 14.22 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1664 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.26(1H,s),8.09
(1H,d,J=7.4Hz),7.75(1H,d,J=15.8Hz),7.69〜7.6
2(2H,m),7.56(1H,d,J=15.8Hz),4.12〜4.00(2H,
m),4.07(3H,s),3.92(2H,q,J=6.9Hz),1.27(3H,t,
J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例162: (E)−8−(2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシス
チリル)−1,3−ジエチルキサンチン(化合物165) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシ
桂皮酸3.77g(13.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ
同様の操作を行った。得られる粗結晶をジメチルスルホ
キシド/水より再結晶することにより、化合物165を2.0
1g(収率38%)黄色粉末として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C18H19BrN4O4・0.25H2Oとして 理論値(%):C 49.39,H 4.03,N 12.80 実測値(%):C 49.42,H 3.75,N 12.67 IR(KBr)νmax(cm-1):1691,1651,1497 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.78(1H,d,J=8.2H
z),7.48(1H,s),7.30(1H,s),6.97(1H,d,J=8.2H
z),6.13(2H,s),4.05(2H,q,J=6.9Hz),3.93(2H,q,
J=6.9Hz),1.24(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9
Hz) 参考例163: (E)−8−(2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシス
チリル)−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化
合物166) 化合物Bの代わりに参考例162で得られた化合物165の
2.20g(5.08ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物166を1.17g(収
率52%)薄黄色粉末として得た。
融点:255.1〜256.0℃ 元素分析値:C19H19BrN4O4として 理論値(%):C 51.02,H 4.28,N 12.53 実測値(%):C 50.94,H 4.15,N 12.39 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1651 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.87(1H,d,J=15.8
Hz),7.77(1H,s),7.30(1H,d,J=15.8Hz),7.32(1H,
s),6.15(2H,s),4.10〜4.03(2H,m),4.03(3H,s),
3.92(2H,q,J=6.8Hz),1.26(3H,t,J=7.2Hz),1.13
(3H,t,J=6.8Hz) 参考例164: (E)−1,3−ジエチル−8−(2−フルオロスチリ
ル)キサンチン(化合物167) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.70g(13.6
ミリモル)および2−フルオロ桂皮酸2.49g(15.0ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物167を1.81g(収率41%)白色粉末として得
た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C17H17FN4O2として 理論値(%):C 62.19,H 5.22,N 17.06 実測値(%):C 62.31,H 5.23,N 17.09 IR(KBr)νmax(cm-1):1687,1650,1557,1498,1451 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.81(1H,t,J=7.9H
z),7.72(1H,d,J=16.3Hz),7.42〜7.25(3H,m),7.15
(1H,d,J=16.3Hz),4.07(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2H,
q,J=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6,9Hz),1.14(3H,t,J=
6.9Hz) 参考例165: (E)−1,3−ジエチル−8−(2−フルオロスチリ
ル)−7−メチルキサンチン(化合物168) 化合物Bの代わりに参考例164で得られた化合物167の
1.30g(3.96ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物168を440mg(収
率32%)白色針状晶として得た。
融点:184.1〜184.6℃ 元素分析値:C18H19FN4O2として 理論値(%):C 63.15,H 5.59,N 16.36 実測値(%):C 63.01,H 5.61,N 16.27 IR(KBr)νmax(cm-1):1697,1668,1541 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.04(1H,t,J=8.4H
z),7.77(1H,d,J=15.8Hz),7.47〜7.43(1H,m),7.45
(1H,d,J=15.8Hz),7.35〜7.27(2H,m),4.11〜4.04
(2H,m),4.04(3H,s),3.92(2H,q,J=7.0Hz),1.26
(3H,t,J=6,9Hz),1.13(3H,t,J=7.0Hz) 参考例166: (E)−8−[4−(N,N−ジメチルアミノ)スチリ
ル]−1,3−ジエチルキサンチン(化合物169) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および4−(N,N−ジメチルアミノ)桂皮酸
3.30g(17.3ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶
することにより、化合物169を2.78g(収率52%)黄色針
状晶として得た。
融点:〉300℃ 元素分析値:C19H23N5O2として 理論値(%):C 64.57,H 6.56,N 19.82 実測値(%):C 64.78,H 6.73,N 19.94 IR(KBr)νmax(cm-1):1691,1650,1606,1530 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.20(1H,brs),7.
54(1H,d,J=16.2Hz),7.44(2H,d,J=8.6Hz),6.75(1
H,d,J=16.2Hz),6.74(2H,d,J=8.6Hz),4.06(2H,q,J
=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.9Hz),2.97(6H,s),1.26
(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例167: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−フェニルスチリ
ル)キサンチン(化合物170) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および4−フェニル桂皮酸3.12g(13.9ミリ
モル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物170を1.90g(収率39%)黄色綿状晶として得
た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C23H22N4O2・0.25H2Oとして 理論値(%):C 70.66,H 5.80,N 14.33 実測値(%):C 70.90,H 5.75,N 14.32 IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1639,1492 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.80〜7.65(7H,
m),7.49(2H,t,J=7.3Hz),7.39(1H,t,J=7.3Hz),7.
10(1H,d,J=16.3Hz),4.07(2H,q,J=7.1Hz),3.94(2
H,q,J=6.8Hz),1.27(3H,t,J=7.1Hz),1.14(3H,t,J
=6.8Hz) 参考例168: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(4−フェ
ニルスチリル)キサンチン(化合物171) 参考例167で得られた化合物170の1.50g(3.89ミリモ
ル)を、水13ml、2N水酸化ナトリウム水溶液3.9mlおよ
びメタノール7mlの混合溶媒に懸濁し、これに、ジメチ
ル硫酸0.55ml(5.83ミリモル)を滴下した。60℃で4時
間撹拌後、水10mlを加え、析出した結晶を濾取、乾燥し
た。得られる粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、酢酸エチルより再結晶することにより、
化合物171を480mg(収率28%)黄色柱状晶として得た。
融点:200.5〜201.3℃ 元素分析値:C24H24N4O2・0.5CH3CO2H5として 理論値(%):C 70.25,H 6.35,N 12.72 実測値(%):C 70.36,H 6.47,N 12.60 IR(KBr)νmax(cm-1):1685,1649,1541 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.95(1H,d,J=14.8
Hz),7.76〜7.69(6H,m),7.52〜7.45(3H,m),7.39(1
H,t,J=6.4Hz),4.12〜3.99(2H,m),4.06(3H,s),3.9
2(2H,q,J=6.9Hz),1.27(3H,t,J=6,9Hz),1.14(3H,
t,J=7.0Hz) 参考例169: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−フルオロ−4−メ
トキシスチリル)キサンチン(化合物172) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および3−フルオロ−4−メトキシ桂皮酸2.
72g(13.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操
作を行った。得られる粗結晶をジオキサン/水より再結
晶することにより、化合物172を1.97g(収率44%)薄黄
色綿状晶として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C18H19FN4O3として 理論値(%):C 60.33,H 5.34,N 15.63 実測値(%):C 59.99,H 5.34,N 15.57 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1644,1520,1491 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.61〜7.54(2H,
m),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.21(1H,t,J=8.8Hz),6.
93(1H,d,J=16.3Hz),4.06(2H,q,J=7.1Hz),3.97〜
3.88(2H,m),3.88(3H,s),1.25(3H,t,J=7.2Hz),1.
14(3H,t,J=7.1Hz) 参考例170: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−フルオロ−4−メ
トキシスチリル)−7−メチルキサンチン(化合物17
3) 化合物Bの代わりに参考例169で得られた化合物172の
1.50g(4.19ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/エタノール
より再結晶することにより、化合物173を1.22g(収率78
%)薄黄色粉末として得た。
融点:211.7〜212.2℃ 元素分析値:C19H21FN4O3・0.25H2Oとして 理論値(%):C 60.55,H 5.75,N 14.87 実測値(%):C 60.75,H 5.81,N 14.92 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1653,1544,1520,1459 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.82(1H,dd,J=12.
9,2,0Hz),7.59(1H,d,J=15.8Hz),7.56〜7.52(1H,
m),7.26(1H,d,J=15.8Hz),7.19(1H,t,J=8.9Hz),
4.10〜4.02(2H,m),4.02(3H,s),3.94〜3.88(2H,
m),3.88(3H,s),1.25(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,
J=6.9Hz) 参考例171: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メトキシ−3−メ
チルスチリル)キサンチン(化合物174) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および4−メトキシ−3−メチル桂皮酸3.00
g(13.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジメチルスルホキシド/水
より再結晶することにより、化合物174を1.70g(収率36
%)白色綿状晶として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C19H22N4O3として 理論値(%):C 64.39,H 6.23,N 15.81 実測値(%):C 64.05,H 6.34,N 15.74 IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1644,1510,1459 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.56(1H,d,J=16.3
Hz),7.45(1H,s),7.44(1H,d,J=8.2Hz),6.98(1H,
d,J=8.2Hz),6.87(1H,d,J=16.3Hz),4.06(2H,q,J=
7.1Hz),3.93(2H,q,J=7.0Hz),3.82(3H,s),2.18(3
H,s),1.25(3H,t,J=7.1Hz),1.13(3H,t,J=7.0Hz) 参考例172: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−メトキシ−3−メ
チルスチリル)−7−メチルキサンチン(化合物175) 化合物Bの代わりに参考例171で得られた化合物174の
1.27g(3.36ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をトルエン/シクロヘキ
サンより再結晶することにより、化合物175を1.01g(収
率82%)黄色針状晶として得た。
融点:176.5〜177.6℃ 元素分析値:C20H24N4O3として 理論値(%):C 65.20,H 6.57,N 15.21 実測値(%):C 65.22,H 6.75,N 15.22 IR(KBr)νmax(cm-1):1687,1648,1542,1505,1434 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.65(1H,s),7.58
(1H,d,J=15.8Hz),7.57〜7.53(1H,m),7.16(1H,d,J
=15.8Hz),6.97(1H,d,J=8.9Hz),4.10〜4.01(2H,
m),4.01(3H,s),3.91(2H,q,J=6.9Hz),3.88(3H,
s),2.19(3H,s),1.25(3H,t,J=6,9Hz),1.12(3H,t,
J=6.9Hz) 参考例173: (E)−8−(3−クロロ−4−フルオロスチリル)−
1,3−ジエチルキサンチン(化合物176) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および3−クロロ−4−フルオロ桂皮酸3.01
g(15.1ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をテトラヒドロフラン/水よ
り再結晶することにより、化合物176を560mg(収率32
%)白色粉末として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C17H16ClFN4O2として 理論値(%):C 56.28,H 4.45,N 15.44 実測値(%):C 56.23,H 4.43,N 15.53 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1649,1504 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.93〜7.91(1H,
m),7.66〜7.63(1H,m),7.58(1H,d,J=16.3Hz),7.46
(1H,t,J=8.9Hz),7.08(1H,d,J=16.3Hz),4.05(2H,
q,J=7.1Hz),3.93(2H,q,J=6.8Hz),1.26(3H,t,J=
7.1Hz),1.14(3H,t,J=6.8Hz) 参考例174: (E)−8−(3−クロロ−4−フルオロスチリル)−
1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物177) 化合物Bの代わりに参考例173で得られた化合物176の
1.80g(4.98ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を酢酸エチルより再結晶
することにより、化合物177を820mg(収率44%)黄色針
状晶として得た。
融点:218.4〜219.1℃ 元素分析値:C18H18ClFN4O2として 理論値(%):C 57.37,H 4.81,N 14.87 実測値(%):C 57.23,H 4.85,N 14.81 IR(KBr)νmax(cm-1):1693,1648,1541,1505,1438 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):8.18(1H,dd,J=7.
2,2.3Hz),7.84〜7.79(1H,m),7.63(1H,d,J=15.8H
z),7.51〜7.44(2H,m),4.11〜3.99(2H,m),4.05(3
H,s),3.92(2H,q,J=6.9Hz),1.25(3H,t,J=6.9Hz),
1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例175: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−メトキシ−4,5−メ
チレンジオキシスチリル)キサンチン(化合物178) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および3−メトキシ−4,5−メチレンジオキ
シ桂皮酸3.31g(14.9ミリモル)を用い、参考例70とほ
ぼ同様の操作を行った。得られる粗結晶をテトラヒドロ
フラン/水より再結晶することにより、化合物178を600
mg(収率53%)白色粉末として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C19H20N4O5として 理論値(%):C 59.37,H 5.24,N 14.58 実測値(%):C 59.41,H 5.26,N 14.66 IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1654,1640,1506, NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.54(1H,d,J=16.6
Hz),6.94(2H,s),6.93(1H,d,J=16.6Hz),6.04(2H,
s),4.05(2H,q,J=6.9Hz),3.97〜3.88(2H,m),3.88
(3H,s),1.25(3H,t,J=7.2Hz),1.13(3H,t,J=7.2H
z) 参考例176: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−メトキシ−4,5−メ
チレンジオキシスチリル)−7−メチルキサンチン(化
合物179) 化合物Bの代わりに参考例175で得られた化合物178の
2.00g(5.20ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を2−プロパノールより
再結晶することにより、化合物179を730mg(収率35%)
黄色粉末として得た。
融点:201.5〜202.3℃ 元素分析値:C20H22N4O5として 理論値(%):C 60.29,H 5.57,N 14.06 実測値(%):C 60.18,H 5.72,N 13.98 IR(KBr)νmax(cm-1):1694,1650,1543,1512,1433 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.58(1H,d,J=15.8
Hz),7.23(1H,d,J=15.8Hz),7.20(1H,d,J=1.0Hz),
7.09(1H,d,J=1.0Hz),6.05(2H,s),4.09〜4.02(2H,
m),4.02(3H,s),3.94〜3.89(2H,m),3.89(3H,s),
1.25(3H,t,J=7.2Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例177: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−フルオロ−2−メ
チルスチリル)キサンチン(化合物180) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル2.50g(12.6
ミリモル)および3−フルオロ−2−メチル桂皮酸2.50
g(13.9ミリモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作
を行った。得られる粗結晶をジオキサンより再結晶する
ことにより、化合物180を2.18g(収率51%)白色粉末と
して得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C18H19FN4O2として 理論値(%):C 63.15,H 5.59,N 16.36 実測値(%):C 62.81,H 5.71,N 16.09 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1658,1499 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.7(1H,brs),7.8
7(1H,d,J=16.6Hz),7.59(1H,d,J=7.4Hz),7.31〜7.
23(1H,m),7.15(1H,t,J=8.7Hz),7.05(1H,d,J=16.
6Hz),4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.9Hz),
2.33(3H,d,J=2.0Hz),1.26(3H,t,J=7.1Hz),1.14
(3H,t,J=6.9Hz). 参考例178: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−フルオロ−2−メ
チルスチリル)−7−メチルキサンチン(化合物181) 化合物Bの代わりに参考例177で得られた化合物180の
1.30g(3.80ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶を2−プロパノール/水
より再結晶することにより、化合物181を1.12g(収率83
%)白色綿状晶として得た。
融点:198.1〜198.7℃ 元素分析値:C19H21FN4O2・0.5H2Oとして 理論値(%):C 62.45,H 6.07,N 15.33 実測値(%):C 62.39,H 6.26,N 15.25 IR(KBr)νmax(cm-1):1695,1654,1543 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.85(1H,d,J=15.5
Hz),7.75(1H,d,J=7.9Hz),7.34〜7.27(1H,m),7.29
(1H,d,J=15.5Hz),7.18(1H,t,J=8.9Hz),4.12〜4.0
4(2H,m),4.04(3H,s),3.92(2H,q,J=6.9Hz),2.32
(3H,d,J=1.7Hz),1.27(3H,t,J=7.1Hz),1.13(3H,
t,J=6.9Hz) 参考例179: (E)−8−(3,4−ジヒドロキシスチリル)−1,3−ジ
エチル−7−メチルキサンチン(化合物182) 参考例71で得られた化合物74の2.00g(5.20ミリモ
ル)を塩化メチレン40mlに溶解し、これに、氷冷、アル
ゴン気流下、三臭化ホウ素(1.0M塩化メチレン溶液)26
ml(26ミリモル)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液
にメタノールを加え、クロロホルム−重曹水で分液した
後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧下留去した後、残渣をエタノー
ルより再結晶することにより、化合物182を643mg(収率
35%)薄黄色粒状晶として得た。
融点:247.5〜248.2℃ MS−EI m/e:356(M+) IR(KBr)νmax(cm-1):1675,1642,1543,1520,1298 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):9.31(1H,brs),8.9
5(1H,brs),7.50(1H,d,J=15.8Hz),7.16(1H,s),7.
05(1H,d,J=7.9Hz),7.00(1H,d,J=15.8Hz),6.77(1
H,d,J=7.9Hz),4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.99(3H,s),
3.92(2H,q,J=6.9Hz),1.25(3H,t,J=6.9Hz),1.13
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例180: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−ヒドロキシ−4−
メトキシスチリル)−7−メチルキサンチン(化合物18
3) 参考例179で得られた化合物182の400mg(1.12ミリモ
ル)を用い、参考例61とほぼ同様の操作を行うことによ
り、化合物183を127mg(収率76%)薄茶色粉末として得
た。得られる粗結晶をさらにエタノールより再結晶し
た。
融点:204.5〜205.8℃ MS−EI m/e:370(M+) IR(KBr)νmax(cm-1):1689,1653,1515,1442 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):9.06(1H,s),7.53
(1Hd,J=15.5Hz),7.23(1H,s),7.17(1H,d,J=8.3H
z),7.08(1H,d,J=15.5Hz),6.96(1H,d,J=8.3Hz),
4.06(2H,q,J=6.9Hz),4.00(3H,s),3.92(2H,q,J=
6.9Hz),3.82(3H,s),1.25(3H,t,J=6.9Hz),1.13(3
H,t,J=6.9Hz) 参考例181: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−ヒドロキシスチリ
ル)−7−メチルキサンチン(化合物184) 参考例143で得られた化合物146の2.70g(7.02ミリモ
ル)をテトラヒドロフラン50mlに溶解し、これに2N塩酸
17.6mlを加え、2時間30分加熱還流した。氷冷下、反応
液を2N水酸化ナトリウム水溶液で中和し、さらに水を加
え、析出した結晶を濾取した。得られる粗結晶を2−プ
ロパノールより再結晶することにより、化合物184を2.3
3g(収率98%)黄色粒状晶として得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C18H20N4O3として 理論値(%):C 63.52,H 5.92,N 16.46 実測値(%):C 63.17,H 6.02,N 16.18 IR(KBr)νmax(cm-1):1696,1636,1607,1517 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):9.79(1H,s),7.62
(2H,d,J=8.3Hz),7.58(1H,d,J=15.8Hz),7.08(1H,
d,J=15.8Hz),6.81(2H,d,J=8.3Hz),4.07(2H,q,J=
6.9Hz),3.99(3H,s),3.92(2H,q,J=6.9Hz),1.26(3
H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例182: (E)−8−(4−ベンジルオキシスチリル)−1,3−
ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物185) 参考例181で得られた化合物184の100mg(0.29ミリモ
ル)をジメチルホルムアミド2mlに溶解し、これに炭酸
カリウム162mg(1.17ミリモル)および臭化ベンジル0.2
8ml(2.35ミリモル)を加え、80℃で2時間30分撹拌し
た。氷冷下、反応液に水を加え、炭酸カリウムを溶解さ
せ、析出した結晶を濾取した。これをクロロホルムに溶
解し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下留去した。残渣をヘキサン/酢酸エチ
ルより再結晶することにより、化合物185を67mg(収率5
3%)黄色針状晶として得た。
融点:184.7〜185.4℃ 元素分析値:C25H26N4O3として 理論値(%):C 69.75,H 6.08,N 13.01 実測値(%):C 69.70,H 6.26,N 12.79 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1655,1513,1245 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.53(2H,d,J=8.9Hz),7.47〜7.32(5H,m),7.01
(2H,d,J=8.9Hz),6.78(1H,d,J=15.8Hz),5.11(2H,
s),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.
04(3H,s),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9
Hz) 参考例183: (E)−8−[4−(4−ブロモブトキシ)スチリル]
−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物186) 参考例181で得られた化合物184の200mg(0.59ミリモ
ル)をジメチルホルムアミド4mlに溶解し、これに炭酸
カリウム163mg(1.18ミリモル)および1,4−ジブロモブ
タン0.56ml(1.18ミリモル)を加え、50℃で4時間撹拌
した。氷冷下、反応液に水を加え、炭酸カリウムを溶解
させ、析出した結晶を濾取した。得られる粗結晶をヘキ
サン/酢酸エチルより再結晶することにより、化合物18
6を170mg(収率61%)薄黄色粒状晶として得た。
融点:174.8〜176.4℃ 元素分析値:C22H27BrN4O3として 理論値(%):C 55.59,H 5.72,N 11.79 実測値(%):C 55.68,H 5.85,N 11.69 IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1656,1515,1244 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.53(2H,d,J=8.9Hz),6.92(2H,d,J=8.9Hz),6.
77(1H,d,J=15.8Hz),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.13〜
4.02(4H,m),4.04(3H,s),3.50(2H,t,J=6.6Hz),2.
14〜1.93(4H,m),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.26(3H,t,
J=6.9Hz) 参考例184: (E)−8−[4−(4−アジドブトキシ)スチリル]
−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物187) 参考例183で得られた化合物186の235mg(0.49ミリモ
ル)をジメチルホルムアミド10mlに溶解し、これにアジ
化ナトリウム161mg(2.48ミリモル)を加え、80℃で3
時間撹拌した、氷冷下、反応液に水を加え、析出した結
晶を濾取した。これをクロロホルムに溶解し、飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧
下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒;クロロホルム)で精製し、ヘキサン/酢
酸エチルより再結晶することにより、化合物187を216mg
(収率定量的)薄黄色粒状晶として得た。
融点:158.5〜158.9℃ MS−EI m/e:437(M+) 元素分析値:C22H27N7O3として 理論値(%):C 60.40,H 6.22,N 22.41 実測値(%):C 60.15,H 6.31,N 22.32 IR(KBr)νmax(cm-1):2094,1653,1605,1543,1515 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.75(1H,d,J=15.5H
z),7.53(2H,d,J=8.6Hz),6.92(2H,d,J=8.6Hz),6.
77(1H,d,J=15.5Hz),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.13〜
3.69(4H,m),4.04(3H,s),3.39(2H,t,J=6.6Hz),1.
93〜1.79(4H,m),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.26(3H,t,
J=6.9Hz) 参考例185: (E)−8−[4−(4−アミノブトキシ)スチリル]
−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物188) 参考例184で得られた化合物187の75mg(0.17ミリモ
ル)をテトラヒドロフラン7.5mlに溶解し、これにトリ
フェニルホスフィン90mg(0.34ミリモル)を加え、3時
間加熱還流した。反応液に水5mlを加え、さらに1時間
加熱還流した。冷却後、2N水酸化ナトリウム水溶液を加
え、クロロホルムで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム/メタノー
ル/トリエチルアミン)で精製することにより、化合物
188を74mg(収率定量的)得た。得られる粗結晶をさら
に2−プロパノール/水より再結晶した。
融点:212.1〜214.5℃ MS−EI m/e:411(M+) IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1649,1606,1544,1515 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.74(2H,d,J=8.6H
z),7.62(1H,d,J=16.2Hz),7.20(1H,d,J=16.2Hz),
6.98(2H,d,J=8.6Hz),4.08〜3.88(6H,m),4.02(3H,
s),2.83〜2.74(2H,m),1.82〜1.59(4H,m),1.26(3
H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例186: (E)−8−(4−エトキシカルボニルメトキシスチリ
ル)−1,3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物1
89) 参考例181で得られた化合物184の300mg(0.88ミリモ
ル)をジメチルホルムアミド10mlに溶解し、これに炭酸
カリウム731mg(5.29ミリモル)およびクロロ酢酸エチ
ル0.47ml(4.41ミリモル)を加え、室温で3時間撹拌し
た。反応液に水を加え、炭酸カリウムを溶解させ、析出
した結晶を濾取した。これをクロロホルムに溶解し、飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒
を減圧下留去した。残渣をヘキサン/酢酸エチルより再
結晶することにより、化合物189を341mg(収率91%)薄
黄色針状晶として得た。
融点:191.8〜192.2℃ MS−EI m/e:426(M+) IR(KBr)νmax(cm-1):1688,1658,1650,1514,1440 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.54(2H,d,J=8.6Hz),6.94(2H,d,J=8.6Hz),6.
79(1H,d,J=15.8Hz),4.66(2H,s),4.29(2H,q,J=6.
9Hz),4.21(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),
4.04(3H,s),1.38(3H,t,J=6.9Hz),1.31(3H,t,J=
6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz) 参考例187: (E)−8−(4−カルボキシメトキシスチリル)−1,
3−ジエチル−7−メチルキサンチン(化合物190) 参考例186で得られた化合物189の200mg(0.47ミリモ
ル)をテトラヒドロフラン4ml、エタノール4mlおよび水
2mlの混合溶媒に懸濁し、これに水酸化リチウム・一水
和物98mg(2.34ミリモル)を加え、室温で1時間撹拌し
た。反応液に2N塩酸を加え、クロロホルムで抽出し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;
クロロホルム/メタノール/酢酸)で精製することによ
り、化合物190を40mg(収率21%)薄黄色固体として得
た。
融点:267.5〜269.℃ MS−EI m/e:398(M+) IR(KBr)νmax(cm-1):1684,1653,1647,1515 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):7.74(2H,d,J=8.6H
z),7.62(1H,d,J=15.8Hz),7.20(1H,d,J=15.8Hz),
6.96(2H,d,J=8.6Hz),4.70(2H,s),4.07(2H,q,J=
6.9Hz),4.01(3H,s),3.92(2H,q,J=6.9Hz),1.26(3
H,t,J=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 参考例188: (E)−1,3−ジエチル−8−(3−フェノキシスチリ
ル)キサンチン(化合物191) 5,6−ジアミノ−1,3−ジエチルウラシル3.00g(15.1
ミリモル)および3−フェノキシ桂皮酸4.00g(16.7ミ
リモル)を用い、参考例70とほぼ同様の操作を行った。
得られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することに
より、化合物191を3.82g(収率63%)黄色針状晶として
得た。
融点 241.4〜243.4℃ 元素分析値:C23H22N4O3として 理論値(%):C 68.64,H 5.51,N 13.92 実測値(%):C 68.26,H 5.59,N 13.79 IR(KBr)νmax(cm-1):1640,1579,1492,1265 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.52(1H,brs),7.
87(1H,d,J=2.0Hz),7.63(1H,dd,J=8.4,2.0Hz),7.5
6(1H,d,J=16.3Hz),7.16(1H,d,J=8.4Hz),6.95(1
H,d,J=16.3Hz),4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.93(2H,q,J
=6.9Hz),3.89(3H,s),1.26(3H,t,J=6.9Hz),1.14
(3H,t,J=6.9Hz) 参考例189: (E)−1,3−ジエチル−7−メチル−8−(3−フェ
ノキシスチリル)キサンチン(化合物192) 化合物Bの代わりに参考例188で得られた化合物191の
2.00g(4.97ミリモル)を用い、参考例1とほぼ同様の
操作を行った。得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチル
より再結晶することにより、化合物192を1.78g(収率86
%)黄色針状晶として得た。
融点:205.1〜205.9℃ 元素分析値:C24H24N4O3として 理論値(%):C 69.22,H 5.81,N 13.45 実測値(%):C 69.02,H 5.80,N 13.48 IR(KBr)νmax(cm-1):1692,1652,1492,1241 NMR(CDCl3;270MHz)δ(ppm):7.74(1H,d,J=15.8H
z),7.40〜6.98(9H,m),6.88(1H,d,J=15.8Hz),4.20
(2H,q,J=6.9Hz),4.09(2H,q,J=6.9Hz),4.04(3H,
s),1.37(3H,t,J=6.9Hz),1.26(3H,t,J=6.9Hz) 参考例190: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−ヒドロキシスチリ
ル)キサンチン(化合物193) 参考例142で得られた化合物145の500mg(7.02ミリモ
ル)を用い、参考例181とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶をジオキサン/水より再結晶することによ
り、化合物193を430mg(収率98%)薄黄色針状晶として
得た。
融点:〉270℃ 元素分析値:C17H18N4O3として 理論値(%):C 62.57,H 5.56,N 17.17 実測値(%):C 62.60,H 5.50,N 17.07 IR(KBr)νmax(cm-1):1674,1634,1520,1488 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):13.34(1H,brs),9.
77(1H,s),7.56(1H,d,J=16.2Hz),7.46(2H,d,J=8.
6Hz),6.81(2H,d,J=8.6Hz),6.80(1H,d,J=16.2H
z),4.06(2H,q,J=6.9Hz),3.94(2H,q,J=6.9Hz),1.
26(3H,t,J=6.9Hz),1.14(3H,t,J=6.9Hz) 参考例191: (E)−1,3−ジエチル−8−(4−ヒドロキシ−2,3−
ジメチルスチリル)−7−メチルキサンチン(化合物19
4) 参考例79で得られた化合物82の500mg(1.31ミリモ
ル)を用い、参考例179とほぼ同様の操作を行った。得
られる粗結晶を2−プロパノールより再結晶することに
より、化合物194を290mg(収率60%)薄黄色粉末として
得た。
融点:240.2〜242.0℃ MS−EI m/e:368(M+) IR(KBr)νmax(cm-1):1683,1656,1586,1460 NMR(DMSO−d6;270MHz)δ(ppm):10.20(1H,brs),9.
64(1H,brs),7.92(1H,d,J=15.6Hz),7.57(1H,d,J=
8.7Hz),6.97(1H,d,J=15.6Hz),6.74(1H,d,J=8.7H
z),4.07(2H,q,J=6.9Hz),3.99(3H,s),3.91(2H,q,
J=6.9Hz),2.29(3H,s),2.10(3H,s),1.26(3H,t,J
=6.9Hz),1.13(3H,t,J=6.9Hz) 産業上の利用可能性 本発明によれば、優れたうつ病治療剤を提供すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 473/12 C07D 473/12 473/20 473/20 473/22 473/22 審査官 中木 亜希 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 473/04 - 473/14 C07D 473/20 C07D 473/22 A61K 31/52 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) {式中、R1、R2及びR3は同一または異なって水素、低級
    アルキル、低級アルケニルまたは低級アルキニルを表
    し、R4[式中、Y1及びY2は同一または異なって水素、ハロゲン
    または低級アルキルを表し、Zは置換もしくは非置換の
    アリール、 (式中、R6は水素、ヒドロキシ、低級アルキル、低級ア
    ルコキシ、ハロゲン、ニトロまたはアミノを表し、mは
    1〜3の整数を表す)または置換もしくは非置換のフリ
    ル、チエニル、ピロリル、ピラニル、チオピラニル、ピ
    リジル、チアゾリル、イミダゾリル、ピリミジル、トリ
    アジニル、インドリル、キノリル、プリニルおよびベン
    ゾチアゾリルから選ばれる基を表す]を表し、X1及びX2
    は同一または異なってOまたはSを表す}で表されるキ
    サンチン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有
    効成分とするうつ病治療剤。
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