JP2927927B2 - 分泌蛋白質のリフォールディング法 - Google Patents

分泌蛋白質のリフォールディング法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、組換えDNA技術により分泌生産される異種
蛋白質の生産系における、目的とする正しい構造を有す
る蛋白質を得るためのリフォールディングによる製法に
関するものである。
〔従来の技術〕
今日、組換えDNA技術により微生物を宿主として異種
遺伝子を発現させ、所望の異種遺伝子産物を生産するこ
とが可能となった。
組換えによる蛋白質の生産法は、菌体内に蓄積させる
方法または培養液上清中に分泌させる方法の二つに大別
される。前者においては、異種遺伝子産物量の増加にと
もないそれらはインクルージョンボディと言われる封入
体の形で菌体内に蓄積する(参考文献1)。後者では、
菌体内で合成された蛋白質は菌体膜を通過し培養液中に
分泌され蓄積される。従って物質生産の観点からは、生
産された蛋白質の精製時における経済性から分泌系が有
利である。しかしながら両者とも、特に前者において、
蛋白合成時あるいは蛋白質合成後における目的蛋白の正
しい立体構造の構築がなされないことによる、蛋白質の
不活性化が大きな問題である(参考文献2)。この不活
性化の原因として最高も一般的で最大のものとして認め
られていることは、蛋白分子内でシステイン残基間にお
ける正しいS−S架橋(ジスルフィド結合)が形成され
ないために、アミノ酸配列は正常であるものの、立体構
造が望ましくない蛋白が生産されることである(参考文
献3)。
従来、このような不活性蛋白は精製時に不純物として
廃棄されるか、、もしくは煩雑で効率の悪い方法による
S−S結合の再構成処理、いわゆるリフォールディング
によって活性型に変換されていた。
これまで行われていたリフォールディング方法を簡単
に述べると、まず不活性化した目的蛋白を精製もしくは
部分精製する。この操作は、異種遺伝子産物の菌体内生
産系では菌体の破砕処理ならびにインクルージョンボデ
ィーの可溶化を必要とするため、分泌生産系に比べてよ
り煩雑である。次に、変性剤および還元剤により蛋白質
分子内の誤ったS−S結合の開裂を行い、還元剤、酸化
剤および変成剤を組合せて添加し最適条件下にて正常な
蛋白質の生成に向けてS−S結合の再構成を行う。さら
に変性剤、還元剤および酸化剤を除去するためのカラム
クロマト等の処理がなされる(参考文献4)。
具体例を述べると、Anfinsenによる精製されたウシの
リボヌクレアーゼを用いたリフォールディング実験に代
表されるように、間違ったS−S結合をもつ精製した蛋
白質溶液にチオール化合物を添加することにより、正し
い製造を有する蛋白質が得られる。すなわちこれは、蛋
白質のS−S結合がチオール化合物により還元され、次
に空気酸化によりS−S結合の再構成が行われ、自由エ
ネルギー減少の法則に従って間違った構造が正しい安定
な構造にもどったと考えられる(参考文献6)。しかし
ながら、リフォールディングに要する時間が非常に長く
かかること、また精製蛋白質に対して処理を行うため処
理後に再度精製のための操作が必要であること等の理由
により、遺伝子組換えによる蛋白質の実際的な生産への
応用は難しいものであった。
このように、従来の蛋白質のリフォールディングには
数段階にわたる煩雑な操作が必要とされ、そのために操
作途中における蛋白質の損失も多く、またリフォールデ
ィングの効率も条件により変動し、目的とする活性型蛋
白の収率はさほど高いとはいえない状況であった(参考
文献5)。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は組換えDNA技術により分泌生産される異種蛋
白質における、目的とする正しい構造を有する蛋白質を
得るための極めて簡単なリフォールディング法を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
以上のような点に鑑み本発明者らは検討を重ねた結
果、驚くべきことに異種蛋白質の分泌生産系においては
分泌されたタンパク質の精製もしくは部分精製をするこ
となしに、培養液もしくは培養液上清中のタンパク質を
直接還元、酸化することにより再架橋させ得ることを見
出し本発明に到達した。
すなわち、本発明は組換えDNA技術により分泌生産さ
れた異種蛋白質のS−S結合の誤った架橋を正しいS−
S結合に再架橋させる蛋白質のリフォールディング法に
おいて、該蛋白質を含む培養液もしくは培養液上清中
に、還元剤を添加し、誤った架橋を開裂させ、しかる後
に酸化させる一連の処理により正しいS−S結合に再架
橋させることを特徴とするリフォールディング法であ
る。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明の対象とする蛋白質は組換えDNA技術により分
泌生産された異種蛋白質である。このような蛋白質とし
ては、例えば、ヒト成長ホルモン、ウシ成長ホルモン、
インターフェロン、ヒルジン等がある。これらの中でも
ヒルジンのような比較的低分子量の蛋白質が好ましい。
本発明の使用する還元剤としては、たとえばメルカプ
トエタノール、ジチオスライトール、グルタチオン、シ
ステイン、チオグリコール酸、メルカプトエタノールア
ミン、ジチオエリスリトールが挙げられる。還元剤の使
用量はとくに制限はないが、通常1〜100mMである。還
元の条件も特に制限はないが、10〜50℃好ましくは20〜
40℃で数分ら1時間である。
還元剤の添加は培養上清を回収し、その回収した上清
へ添加してもよい。また、通気を停止した状態の培養中
の培養液へ直接行っても差し支えない。本発明における
酸化は、酸化型グルタチオン等の酸化剤を使用してもよ
いが、好ましくは培養上清または培養液に通気すること
により行われる。通気の条件は特に制限はないが、通常
は溶存酸素濃度が10%以上の条件にて10〜50℃好ましく
は20〜40℃で数分から1時間である。組換えDNA技術に
よる物質生産では、DNA配列に従って新しく合成された
ポリペプチド鎖が、正確に折りたたまれて天然型と同じ
機能を持つ三次構造をとることが必要である。そして、
ポリペプチド鎖が折りたたまれて三次構造を形づくるに
あたってアミノ酸配列によって規定される情報は蛋白質
内でのアミノ酸どうしの相互作用によって最終的に熱力
学的に安定な構造をとるための情報である。天然の蛋白
質内で熱力学的に安定な構造をとるためには、ファンデ
ルワールス力、ねじれ力、静電力、水素結合、疎水性結
合、そしてジスルフィド結合が関与し、これらのエネル
ギーの総和が最小になるようにα−ヘリックス、β−シ
ート、ターンなどの二次構造が三次元的に折りたたま
れ、最も安定な構造をもつ。そのためには分子内あるい
は分子間相互作用のうち唯一共有結合であるジスルフィ
ド結合すなわちS−S結合が重要であることは明らかで
ある。
遺伝子組換え操作による微生物に異種遺伝子由来の蛋
白質を生産させる場合、分泌生産系を利用することは、
目的産物の精製過程における処理操作および経済性から
有利であることは明らかである。しかしながら分泌生産
系を用いた異種蛋白の生産過程で発明者らは、高通気条
件下で菌体の蛋白質の合成および分泌量が増加すると、
アミノ酸配列やアミノ酸組成が活性を有する天然蛋白と
同様であるにもかかわらず活性を持たず、またHPLC分析
において活性型と異なる分離溶出のパターンを示す蛋白
質が多量に培養液中に蓄積することを発見した。さらに
本発明者らは、この活性を持たない蛋白質を分取し、チ
オール化合物を添加した後空気酸化を行い得られる蛋白
質について活性およびHPLC溶出パターンを調べた。その
結果、このものの活性回復が認められ、HPLC分離溶出パ
ターンも天然の活性型蛋白と同様となることを見いだし
た。これらの発見は、異種遺伝子産物の分泌生産時に、
正しい立体構造を有する蛋白質と同時に、一次構造は正
しいがS−S結合のかけ違いにより活性を持たない蛋白
質が生じ、さらにこれらの不活性型蛋白はチオール化合
物の添加および再酸化により容易に活性型へリフォール
ディングされることを示すものである。
そこで本発明者らは、チオール化合物による蛋白質の
リフォールディング作用を、分泌生産系において生じる
S−S結合のかけ違いによる不活性型となった蛋白質の
リフォールディングに応用すべく、異種遺伝子産物の分
泌生産菌の培養中の培養液、あるいは培養上清中に直接
チオール化合物を添加するというこれまでにない蛋白質
のリフォールディング法の検討を行った。
その結果、培養液あるいは培養上清への通気を実質上
停止し、チオール化合物が直ちに空気酸化を受けないよ
うな条件下にてチオール化合物を直接溶媒液あるいは培
養上清に添加し、蛋白質の誤ったS−S結合の開裂のた
めしばらくの間撹拌した後、通気を再開し空気酸化によ
りリフォールディングを行う一連の操作により、S−S
結合の再構成が行われ目的とする正しい立体構造を有す
る蛋白質を大量に得ることに成功した。本発明における
リフォールディング法は、従来行われていたリフォール
ディング法に比べ格段に簡単かつ効果的であり、そのた
め経済的でもある。
また、分泌生産された蛋白質を対象としているため分
泌生産のための宿主菌株は、一般に利用されている大腸
菌、枯草菌、酵母を問わない。
本発明者らは、すでにトロンビンの阻害剤であるヒル
ジン分泌プラスミドを構築し、このプラスミドにより形
質転換された枯草菌菌株を造成している(FERM P−1002
8)。本菌株にて分泌生産されるヒルジンは、分子内に
3組のS−S結合を有するものであるが、高通気条件下
の高率発現、分泌においては誤った架橋による不活性型
のヒルジンが分泌蓄積することが認められた。しかしこ
のような培養条件下においても、本発明のリフォールデ
ィング法を適用することにより目的とする活性型ヒルジ
ンの生産量を飛躍的に増大させることに成功した。また
増大した量は、本発明の処理以前に存在する不活性型の
ものと同量であり、本発明の再架橋法が定量的に行われ
ることが見いだされた。このことは本発明の再架橋法に
より不活性型のものが、ほぼ100%の転換率で活性型に
変換されることを示すものである。
〔実施例〕
以下本発明を具体例で説明するが、本発明はこの例に
より何ら限定されるものではない。
実施例1 (培養上清への還元剤添加によりリフォールディング) ヒルジン分泌枯草菌株(FERM P−10028)を、2倍濃
度のLB培地(0.2%グルコース)を用い30℃で一夜振盪
培養し、OD660が5〜6の培養液を得る。この培養液か
ら高速遠心分離により菌体を除き、培養上清を回収す
る。本培養上清を均等に分注し、各々にメルカプトエタ
ノールを終濃度にして0〜50mMになるように直接添加
し、軽く撹拌した後室温にて10分間静置した。次に30℃
にて30分間撹拌し、空気酸化を行う。一連の処理を行っ
た後、トロンビン阻害活性としてヒルジン量を定量した
(参考文献7)。結果を第1表に示す。なお、コントロ
ールには無処理の培養上清を用いた。また、第1表に示
されたメルカプトエタノールの効果は、ジチオスライト
ール、グルタチオン等のチオール化合物にて濃度により
効果の差があるものの、まったく代替えすることが可能
であった。
実施例2 (培養液中への還元剤の直接添加によるリフォールディ
ング) 溶存酸素センサーを装備した30容ジャーファーメン
ター(丸菱バイオエンジ(株)社勢MSJ−U3W型)2LB培
地(0.4%グルコース)を20仕込み、前培養したヒル
ジン分泌枯草菌株(EFRM P−10028)を植菌し、空気量
4/min、回転数250rpmにて30℃で培養を行う。17〜18
時間培養後OD660が7〜8の時点で、通気を停止する。
しばらく後溶存酸素濃度が0になったところで直ちに終
濃度1.5mMまでメルカプトエタノールをジャー中に直接
添加する。5分間撹拌を行った後通気を再開し、培養を
継続する。さらに培養開始後22時間において同様の操作
を行った。第2表に各々の時間における、メルカプトエ
タノール添加直前と添加後のトロンビン阻害活性により
測定した培養上清中のヒルジン量を測定した結果を示し
た。
実施例3 (リフォールディング処理を行った培養液のHPLC検定) 実施例2で得られるメルカプトエタノール処理を行う
直前および処理直後の培養上清をそれぞれ塩酸を加える
ことによりpHを3に合わせ、生じる沈殿物を高速遠心分
離により除いた後、50mM酢酸アンモニウム−ギ酸緩衝液
(pH3.0)により平衡化したイオン交換樹脂SP−TRISACR
YL M(IBF社製)カラムに添加する。次に同緩衝液にて
カラムを洗浄した後、50mM酢酸アンモニウム−蟻酸緩衝
液(pH4.2)により溶出されるヒルジン活性画分を集め
部分精製を行う。このようにして得られたヒルジン画分
をHPLCに供試しその溶出パターンを調べた。用いたカラ
ムは、μBondasphere C−8(Waters社製)で、0.1%ト
リフルオロ酢酸と100%アセトニトリルの二液グラジエ
ント系により溶出を行った。メルカプトエタノール処理
を行う直前および処理直後の培養液中に含まれるヒルジ
ンの溶出パターンの比較を第1図に示す。ここで、双方
における29分のリテンションタイムのピークが活性型ヒ
ルジンのピークである。処理前に認められる40〜50分の
ピークは、それらを分取しアミノ酸組成分析およびN末
端アミノ酸配列の解析を行ったところ完全に活性型のヒ
ルジンと一致することからS−S結合のかけ違いにより
生じたヒルジンの不活性型分子種であることが判明し
た。さらにこれらの処理直前に見られた40〜50分のリテ
ンションタイムのピークは、処理後には完全に消失して
いることが認められた。さらに、処理後におけるヒルジ
ンの活性の増加分は、消失したピークの量と一致するも
のであった。
(参考文献一覧) 1.Mitraki,A Et al.(1989)Bio/Technology.,7,690 2.Tsuji,T.et al.(1987)Biochem.,2,3129 3.安藤鋭郎ら(1973)タンパク質化学3 433 共立出版 4.池原森男ら(1988)タンパク質工学実験マニュアル
83 講談社サイエンティフィク 5.特開昭62−501262 6.Anfinsen,C.B(1964)in‘New Perspectives in Biol
ogy'Sela,M.,ed.,42,American Elsevier 7.Ogasawara,N.(1985)Gene,40,145
【図面の簡単な説明】
第1図は、培養液中へのメルカプトエタノールの直接添
加によるリフォールディング処理を行った場合の、処理
直前と処理直後の培養上清のイオン交換カラムクロマト
グラフィーによる一段精製試料のHPLCの溶出パターンを
示したものである。図中の数字は、各ピークのリテンシ
ョンタイムを表わしている。記号Aで示した不活性なピ
ークは、リフォールディング処理後には消失しており記
号Bで示される活性型のピークに変換されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12P 21/00 - 21/06 C12N 15/00 - 15/90 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組換えDNA技術により分泌生産された異種
    蛋白質のS−S結合の誤った架橋を、該蛋白質を含む培
    養液もしくは培養液上清中に、還元剤を添加し、誤った
    架橋を開裂させしかる後に酸化させる一連の処理により
    正しいS−S結合に再架橋させる蛋白質のリフォールデ
    ィング法。
  2. 【請求項2】還元剤がメルカプトエタノール、ジチオス
    ライトール、グルタチオン、システイン、チオグリコー
    ル酸、メルカプトエタノールアミン、ジチオエリスリト
    ールより任意に選ばれた一つもしくは任意に選んだ組合
    せで用いられることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載する蛋白質のリフォールディング法。
  3. 【請求項3】還元剤の添加が、通気を停止した状態の培
    養中の培養液へ直接行われることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の蛋白質のリフォール
    ディング法。
  4. 【請求項4】還元剤により開裂されたS−S結合の酸化
    および還元剤の酸化が、培養槽への通気により行われる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれか1項に記載の蛋白質のリフォールディング法。
  5. 【請求項5】分泌生産された異種蛋白質が、トロンビン
    の阻害剤であるヒルジンであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の蛋
    白質のリフォールディング法。
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