JP2926821B2 - 硬質発泡合成樹脂の製造方法 - Google Patents

硬質発泡合成樹脂の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、硬質ポリウレタンフォームなどの硬質発泡
合成樹脂の製造方法に関し、特に特定の発泡剤とポリオ
ールの使用を特徴とする硬質発泡合成樹脂の製造方法に
関する。
[従来の技術] イソシアネート基と反応しうる活性水素含有基を2以
上有する活性水素化合物とポリイソシアネート化合物と
を触媒と発泡剤の存在下に反応させて発泡合成樹脂を製
造することは広く行われている。活性水素化合物として
は、たとえばポリヒドロキシ化合物やポリアミン化合物
がある。得られる発泡合成樹脂としては、たとえばポリ
ウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、ポ
リウレアフォームなどがある。また、比較的低発泡の発
泡合成樹脂としては、たとえばマイクロセルラーポリウ
レタンエラストマーやマイクロセルラーポリウレタンウ
レアエラストマーなどがある。
上記発泡合成樹脂を製造するための発泡剤としては種
々の化合物が知られているが、主にはトリクロロフルオ
ロメタン(R-11)が使用されている。また、通常R-11と
ともにさらに水が併用される。さらに、フロス法等で発
泡を行う場合には、これらとともにより低沸点の(常温
常圧下で気体の)ジクロロジフルオロメタン(R-12)が
併用されている。
さらに他の比較的低沸点の塩素化フッ素化炭化水素類
が発泡剤として使用できるという提案は種々提出されて
いるが、上記R-11とR-12を除いてはいまだ広く使用され
るには至っていない。また、塩素化フッ素化炭化水素系
発泡剤の代りに塩化メチレンなどの他の低沸点ハロゲン
化炭化水素系発泡剤の使用も提案されている。
[発明の解決しようとする問題点] 従来広く使用されていたR-11やR-12などの大気中でき
わめて安定な塩素化フッ素化炭化水素は分解されないま
ま大気層上空のオゾン層にまで達してそこで紫外線など
の作用で分解され、その分解物がオゾン層を破壊するの
ではないかと考えられるようになった。発泡剤として使
用された上記のような塩素化フッ素化炭化水素は、その
一部が大気中に漏出するため、その使用はオゾン層破壊
の原因の一部になるのではないかと危惧されている。
上記問題を解決する方法として発泡剤として1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン(R-141b)を使用すること
が提案されている。R-141bは分子中に水素原子を有する
ことからオゾン層を破壊する恐れは少ないものとされて
いるうえ、沸点がR-11に近いことからこれに替わる発泡
剤として有望視されている。
しかし、R-141bはR-11より強い溶解性を有するため、
R-141bをそのままR-11のかわりとして使用するとその強
い溶解性のために発泡体の樹脂部分が徐々に溶解され、
発泡体の強度低下、収縮などが起こる。R-141bを従来の
フッ素化塩素化炭化水素系発泡剤に置き替わる発泡剤と
して使用するにはこれらの問題点を解決する技術の開発
が必要である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は前述の問題点を解決すべくなされた下記の発
明を提供する。
イソシアネート基と反応しうる活性水素含有官能基を
2以上有する活性水素化合物とポリイソシアネート化合
物とを低沸点ハロゲン化炭化水素系発泡剤の存在下に反
応させて硬質発泡合成樹脂を製造する方法において、低
沸点ハロゲン化炭化水素系発泡剤の一部あるいは全部と
して1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを使用し、活
性水素化合物の一部あるいは全部として、下記のポリオ
ール(A)と下記のポリオール(B)とを使用すること
を特徴とする硬質発泡合成樹脂の製造方法。
ポリオール(A):下記のポリオール(1)、(2)
および(3)から選ばれる1種以上のポリオール。
ポリオール(1):水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能
基数4以上のポリオール。
ポリオール(2):水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能
基数3のポリオール。
ポリオール(3):アミン類にアルキレンオキシドを
反応させて得られる水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能基
数3以上のポリオール。
ポリオール(B):水酸基価700mgKOH/g未満のポリオ
ールの1種以上からなる平均の水酸基価200〜600mgKOH/
gのポリオール 本発明は、R-141bの使用による発泡合成樹脂の劣化を
防ぐものであり、そのため官能基数が高くかつ水酸基価
が高い特定のポリオールを併用することにより架橋密度
を上げたものである。この結果、ポリオールシステムの
粘度上昇などの実用上問題となりやすい悪影響を生じる
ことなく、強度や寸法安定性などに優れた発泡合成樹脂
を得ることができる。
本発明における硬質発泡合成樹脂には、硬質ポリウレ
タンフォーム、ウレタン変性硬質ポリイソシアヌレート
フォーム、硬質ポリウレタンウレアフォーム、硬質ポリ
ウレアフォームなどがあり、特に硬質ポリウレタンフォ
ームが適当である。これらは、水酸基、1級アミノ基、
2級アミノ基から選ばれた活性水素含有基を2以上有す
る活性水素化合物とイソシアネート基を2以上有するポ
リイソシアネート化合物とを発泡剤の存在下に反応させ
て得られる。
本発明では発泡剤として少なくとも低沸点ハロゲン化
炭化水素系発泡剤を必須とし、その低沸点ハロゲン化炭
化水素系発泡剤の一部あるいは全部として、1,1−ジク
ロロ−1−フルオロエタン(R-141b)を必須とする。
本発明における上記ハロゲン化炭化水素系発泡剤はR-
141bのみ使用することは勿論、他の発泡剤と併用するこ
ともできる。特に水は多くの場合上記ハロゲン化炭化水
素系発泡剤と併用される。水以外の他の併用しうる発泡
剤としては、たとえば現行の発泡剤であるR-11やR-12、
その他の低沸点ハロゲン化炭化水素、低沸点炭化水素、
不活性ガスなどがある。
R-11やR-12はそれ自身はオゾン層破壊の原因となるお
それはあるものの、上記ハロゲン化炭化水素系発泡剤と
の併用によりその使用量を減らすことができる。その他
の低沸点ハロゲン化炭化水素としては、塩化メチレンな
どのフッ素原子を含まないハロゲン化炭化水素や上記以
外の含フッ素ハロゲン化炭化水素がある。低沸点炭化水
素としてはブタンやヘキサンが、不活性ガスとしては空
気や窒素などがある。
イソシアネート基と反応しうる活性水素含有官能基を
2以上有する活性水素化合物としては、水酸基やアミノ
基などの活性水素含有官能基を2以上有する化合物、あ
るいはその化合物の2種以上の混合物が挙げられる。特
に、2以上の水酸基を有する化合物やその混合物、また
はそれを主成分としさらにポリアミンなどを含む混合物
が好ましい。2以上の水酸基を有する化合物としては、
広く使用されているポリオールが好ましいが、2以上の
フェノール性水酸基を有する化合物(たとえばフェノー
ル樹脂初期縮合物)なども使用できる。
本発明においては上記活性水素化合物はポリオール
(A)とポリオール(B)の少なくとも2種からなる。
ポリオール(A)は(1)水酸基価700mgKOH/g以上かつ
官能基数4以上のポリオール、(2)水酸基価700mgKOH
/g以上かつ官能基数3のポリオール、および(3)アミ
ン類にアルキレンオキシドを反応させて得られる水酸基
価700mgKOH/g以上かつ官能基数3以上のポリオールから
選ばれる。
(1)水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能基数4以上のポ
リオールとしては、4価以上の多価アルコールにアルキ
レンオキシドを反応させて得られるポリオールが好まし
い。4価以上の多価アルコールとしては、たとえば蔗
糖、麦芽糖、ソルビトール、メチルグルコシド、ジグリ
セリン、ペンタエリスリトールなどがある。
(2)水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能基数3のポリオ
ールとしては、グリセリンやトリメチロールプロパンな
どの3価アルコールにアルキレンオキシドを反応させて
得られるポリオールが好ましい。
また上記(1),(2)のポリオールにおいては、そ
のイニシエータとして多価アルコールの代わりに多価フ
ェノールを使用することもできる。
(3)アミン類にアルキレンオキシドを反応させて得ら
れる水酸基価700mgKOH/g以上かっ官能基数3以上のポリ
オールは、上記(1),(2)のポリオールの一部でも
あるが、イニシエータがアミン類であるものをいう。ア
ミン類としては、アミン性水素原子あるいはそれと水酸
基を3以上有するアミン類、たとえばモノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、エ
チレンジアミン、トルエンジアミン、キシリレンジアミ
ンなどがある。
上記アルキレンオキシドとしては、たとえばエチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、ス
チレンオキシドなどがあり、特にエチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、あるいはそれらの併用が好ましい。
これらポリオールの官能基数の上限は、特に限定される
ものではないが、約8程度が好ましい。またこれら
(1),(2),(3)のポリオールは併用することも
できる。
ポリオール(B)としては平均の水酸基価が200〜600
mgKOH/gである水酸基価700mgKOH/g未満のポリオールの
1種以上からなるポリオールを使用する。また、これと
ともに、水酸基価700mgKOH/g以上のジオール、ポリアミ
ン類、上記特定のポリオール以外のアルカノールアミ
ン、を併用することもできる。
これらポリオールとしては、ポリエーテル系ポリオー
ル、ポリエステル系ポリオール、多価アルコール、水酸
基含有ジエン系ポリマーなどがある。特にポリエーテル
系ポリオールの1種以上のみからなるか、それを主成分
としてポリエステル系ポリオール、多価アルコール、ポ
リアミン、アルカノールアミン、その他の活性水素化合
物との併用が好ましい。
ポリエーテル系ポリオールとしては、多価アルコー
ル、糖類、ポリアミン、アルカノールアミン、その他の
イニシエータに環状エーテル、特にプロピレンオキシド
やエチレンオキシドなどのアルキレンオキシドを付加し
て得られるポリエーテル系ポリオールが好ましい。具体
的なイニシエータとしては、前記特定のポリオール用の
イニシエータとして記載した多価アルコール、アルカノ
ールアミン、ポリアミン、さらにジオールの1種以上か
らなるものが好ましい。
また、ポリオールとしてポリマーポリオールまたはグ
ラフトポリオールと呼ばれる主にポリエーテル系ポリオ
ール中にビニルポリマーの微粒子が分散したポリオール
組成物も使用できる。ポリエステル系ポリオールとして
は、多価アルコール−多価カルボン酸縮合系のポリオー
ルや環状エステル開環重合体系のポリオールがある。2
以上のフェノール性水酸基を有する化合物としては、フ
ェノール類をアルカリ触媒の存在下で過剰のホルムアル
デヒド類と縮合結合させて得られたレゾール型初期縮合
物、レゾール型初期縮合物を合成する際、非水系で反応
させて得られたベンジリック型初期縮合物、過剰のフェ
ノール類を酸触媒の存在下でホルムアルデヒド類を反応
させて得られたノボラック型初期縮合物等がある。
これらの初期縮合物の分子量は200〜10000のものが好
ましい。ここでフェノール類とはベンゼン環を形成する
骨格の1個以上の炭素原子が直接水酸基と結合したもの
を意味しその同一構造内に他の置換結合基を有するもの
も含まれる。代表的なものとしてはフェノール、クレゾ
ール、ビスフェノールA、レゾルシノール等がある。ま
た、ホルムアルデヒド類は特に限定されないが、ホルマ
リン、パラホルムアルデヒドが好ましい。
前記ポリオール(A)の使用量は、全活性水素化合物
(ただし、水を除く)中に0.5〜50重量%であることが
好ましい。この量が少なすぎると本発明の効果が発揮で
きず、多すぎると発泡体が脆くなる。好ましい使用量は
2〜30重量%である。
ポリイソシアネート化合物としてはイソシアネート基
を2以上有する芳香族系、脂環族系、あるいは脂肪族系
のポリイソシアネート、それら2種以上の混合物、およ
びそれらを変性して得られる変性ポリイソシアネートが
ある。具体的には、たとえばトリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレン
ポリフェニルイソシアネート(通称:クルードMDI)、
キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどのポリイソ
シアネートやそれらのプレポリマー型変性体、ヌレート
変性体、ウレア変性体などがある。
活性水素化合物とポリイソシアネート化合物を反応さ
せる際、通常触媒の使用が必要とされる。触媒として
は、活性水素含有基とイソシアネート基の反応を促進さ
せる有機スズ化合物などの金属化合物系触媒やトリエチ
レンジアミンなどの3級アミン触媒が使用される。ま
た、カルボン酸金属塩などのイソシアネート基同士を反
応させる多量化触媒が目的に応じて使用される。さら
に、良好な気泡を形成するための整泡剤も多くの場合使
用される。整泡剤としては、たとえばシリコーン系整泡
剤や含フッ素化合物系整泡剤などがある。その他、任意
に使用しうる配合剤としては、たとえば充填剤、安定
剤、着色剤、難燃剤などがある。
本発明は、特にハロゲン化炭化水素系発泡剤の使用量
の多い分野である硬質ポリウレタンフォームやウレタン
変性硬質ポリイソシアヌレートフォームの製造において
特に有用である。そのうちでも、前記ポリオール混合物
と芳香族系のポリイソシアネート化合物を使用して得ら
れる硬質ポリウレタンフォームの製造において特に有用
である。
これら硬質発泡合成樹脂を製造する場合、本発明にお
けるハロゲン化炭化水素系発泡剤の使用量は、活性水素
化合物(ただし水を除く)に対して5〜150重量%、特
に20〜60重量%が適当である。また、ハロゲン化炭化水
素系発泡剤とともに、水を活性水素化合物(ただし、水
を除く)に対して0〜10重量%、特に1〜5重量%使用
することが好ましい。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
硬質ポリウレタンフォームにおける本発明による発泡
剤の評価を次のように行った。使用したポリオールは下
記の通りである。
1)ポリオールA:トルエンジアミンにプロピレンオキシ
ドとエチレンオキシドを反応させた水酸基価450mgKOH/g
のポリオール。
2)ポリオールB:蔗糖とモノエタノールアミンにプロピ
レンオキシドを反応させた水酸基価400mgKOH/gのポリエ
ーテルポリオール。
発泡評価は次のように行った。ポリオールA40部(重
量部、以下同様)とポリオールB50部、下記の〜の
ポリオールのうちの一つを10部(ポリオール合計100
部)に対し、シリコーン系整泡剤を2部、水を2部、触
媒としてN,N−ジメチルシクロヘキシルアミンをゲルタ
イム45秒とするための必要量、R-141bを発泡体のコア密
度が30±1kg/m3になるための必要量混合した液とポリメ
チレンポリフェニルイソシアネートを液温20℃で混合
し、200mm×200mm×200mmの木製のボックス内に投入、
発泡させ評価した。
比較例として本発明におけるポリオールを使用しない
ものを発泡した。評価の基準は表1に、結果は表2に示
す。
蔗糖にプロピレンオキシドを反応させた水酸基価900m
gKOH/gのポリエーテルポリオール。
ソルビトールにエチレンオキシドを反応させた水酸基
価850mgKOH/gのポリエーテルポリオール。
ペンタスリトールにエチレンオキシドを反応させた水
酸基価950mgKOH/gのポリエーテルポリオール。
トリメチロールプロパンにプロピレンオキシドを反応
させた水酸基価790mgKOH/gのポリエーテルポリオール。
本発明は、オゾン層破壊のおそれのあるR-11などの塩
素化フッ素化炭化水素の使用量を効果的に削減し、良好
な性状をもつ発泡合成樹脂を製造することができるもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08J 9/00 - 9/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イソシアネート基と反応しうる活性水素含
    有官能基を2以上有する活性水素化合物とポリイソシア
    ネート化合物とを低沸点ハロゲン化炭化水素系発泡剤の
    存在下に反応させて硬質発泡合成樹脂を製造する方法に
    おいて、低沸点ハロゲン化炭化水素系発泡剤の一部ある
    いは全部として1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを
    使用し、活性水素化合物の一部あるいは全部として、下
    記のポリオール(A)と下記のポリオール(B)とを使
    用することを特徴とする硬質発泡合成樹脂の製造方法。 ポリオール(A):下記のポリオール(1)、(2)お
    よび(3)から選ばれる1種以上のポリオール。 ポリオール(1):水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能基
    数4以上のポリオール。 ポリオール(2):水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能基
    数3のポリオール。 ポリオール(3):アミン類にアルキレンオキシドを反
    応させて得られる水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能基数
    3以上のポリオール。 ポリオール(B):水酸基価700mgKOH/g未満のポリオー
    ルの1種以上からなる平均の水酸基価200〜600mgKOH/g
    のポリオール。
  2. 【請求項2】活性水素化合物(ただし、水を除く)中
    に、ポリオール(A)を0.5〜50重量%含む、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】発泡剤として、低沸点ハロゲン化炭化水素
    系発泡剤とともに水を使用し、かつ水の使用量が活性水
    素化合物(ただし、水を除く)100重量部に対し1重量
    部以上である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】ポリオール(1)が多価アルコールにエチ
    レンオキシドあるいはプロピレンオキシドを反応させて
    得られる、水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能基数4以上
    のポリオールであり、ポリオール(2)が多価アルコー
    ルにエチレンオキシドあるいはプロピレンオキシドを反
    応させて得られる水酸基価700mgKOH/g以上かつ官能基数
    3のポリオールである、請求項1、2または3に記載の
    方法。
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