JP2926500B2 - チョコレートかけぶどう菓子 - Google Patents
チョコレートかけぶどう菓子Info
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- JP2926500B2 JP2926500B2 JP1287590A JP28759089A JP2926500B2 JP 2926500 B2 JP2926500 B2 JP 2926500B2 JP 1287590 A JP1287590 A JP 1287590A JP 28759089 A JP28759089 A JP 28759089A JP 2926500 B2 JP2926500 B2 JP 2926500B2
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- Japan
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- chocolate
- grape
- confectionery
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- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、一粒ずつとした生ぶどうの表面にチョコ
レートをかけて製造したチョコレートかけぶどう菓子に
関するものである。
レートをかけて製造したチョコレートかけぶどう菓子に
関するものである。
[従来の技術] 従来、生ぶどうを一粒ずつ処理して菓子としたもので
は、生ぶどうの表面に砂糖をりんかけしたものが知られ
ている。
は、生ぶどうの表面に砂糖をりんかけしたものが知られ
ている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の砂糖をりんかけしたぶどう菓子は、衣の砂糖の
甘さがぶどうの風味に良く合うとは言い難い。また、砂
糖は近頃のダイエット風潮からあまり好まれなくなって
いる。さらに、従来の砂糖りんかけぶどう菓子は、販売
用の箱に一粒ずつの保護仕切りを設けて並べて入れて
も、輸送中に砂糖のりんかけが壊れてはげ落ちて商品価
値が低下しやすいというような課題があった。
甘さがぶどうの風味に良く合うとは言い難い。また、砂
糖は近頃のダイエット風潮からあまり好まれなくなって
いる。さらに、従来の砂糖りんかけぶどう菓子は、販売
用の箱に一粒ずつの保護仕切りを設けて並べて入れて
も、輸送中に砂糖のりんかけが壊れてはげ落ちて商品価
値が低下しやすいというような課題があった。
この発明はこのような課題を解消するためになされた
もので、日もちがよく、被覆したものがぶどうの風味に
合い、現代の高級食し好に適し、被覆が容易に壊れるよ
うなことがないぶどう菓子を得ることを目的とする。
もので、日もちがよく、被覆したものがぶどうの風味に
合い、現代の高級食し好に適し、被覆が容易に壊れるよ
うなことがないぶどう菓子を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るチョコレートかけぶどう菓子は、一粒
ずつ軸付きで切り離して洗浄した生ぶどうを、溶かした
チョコレートの中に浸して引き上げ、チョコレートが付
着して被覆された前記生ぶどうを金属の台の上にのせて
自然冷却により付着したチョコレートを固化させてなる
ものである。
ずつ軸付きで切り離して洗浄した生ぶどうを、溶かした
チョコレートの中に浸して引き上げ、チョコレートが付
着して被覆された前記生ぶどうを金属の台の上にのせて
自然冷却により付着したチョコレートを固化させてなる
ものである。
[作用] この発明におけるチョコレートかけぶどう菓子のぶど
うは、一粒ずつ軸付きで切り離して洗浄したので、軸を
持って溶けたチョコレートの中に浸すとチョコレートが
よく付着する。これを引き上げて金属の台の上に置き下
部から冷却固化させることにより均等にチョコレートで
被覆させることができる。このチョコレートかけぶどう
菓子は、衣のチョコレートが甘すぎることなく、風味が
マッチし、砂糖に比べて壊れ難い。
うは、一粒ずつ軸付きで切り離して洗浄したので、軸を
持って溶けたチョコレートの中に浸すとチョコレートが
よく付着する。これを引き上げて金属の台の上に置き下
部から冷却固化させることにより均等にチョコレートで
被覆させることができる。このチョコレートかけぶどう
菓子は、衣のチョコレートが甘すぎることなく、風味が
マッチし、砂糖に比べて壊れ難い。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はチョコレートかけぶどう菓子の断面図、第2図は
製造説明図、第3図は菓子箱に入れた状態の斜視図であ
る。図において、1はぶどうの軸、2はぶどうの実、3
はチョコレート、4は内鍋、5は湯水、6は外鍋、7は
コンロ等の火、8は菓子箱、9は保護仕切りである。
1図はチョコレートかけぶどう菓子の断面図、第2図は
製造説明図、第3図は菓子箱に入れた状態の斜視図であ
る。図において、1はぶどうの軸、2はぶどうの実、3
はチョコレート、4は内鍋、5は湯水、6は外鍋、7は
コンロ等の火、8は菓子箱、9は保護仕切りである。
このチョコレートかけぶどう菓子を作るには、ぶどう
の房から長さ約1cmの軸1を付けてぶどう粒2を切り取
る。このぶどうを薄い酢酸水溶液または食酢で洗浄し、
表面の付着物を除去する。
の房から長さ約1cmの軸1を付けてぶどう粒2を切り取
る。このぶどうを薄い酢酸水溶液または食酢で洗浄し、
表面の付着物を除去する。
第2図に示すように、外鍋6に水5を入れ、その中に
内鍋4を入れ、チョコレート3を内鍋4の中に入れ、コ
ンロ等の火7の上にのせて湯煎にしてチョコレート3を
溶かす。チョコレート3としては、植物性油脂,砂糖,
全脂粉乳,脱脂粉乳,レシチン,香料等によるホワイト
チョコレート、これにカカオを入れたブラックチョコレ
ート、ストロベリーを入れたストロベリチョコレート等
を用いる。このようなチョコレートで混じり気のないも
のを細かく砕いて内鍋4に入れて用いると付着状態がよ
い。チョコレート3としてはホワイトチョコレートが出
来上がったときの見栄えが良く商品価値が高いので、ホ
ワイトチョコレートを主として用いる。
内鍋4を入れ、チョコレート3を内鍋4の中に入れ、コ
ンロ等の火7の上にのせて湯煎にしてチョコレート3を
溶かす。チョコレート3としては、植物性油脂,砂糖,
全脂粉乳,脱脂粉乳,レシチン,香料等によるホワイト
チョコレート、これにカカオを入れたブラックチョコレ
ート、ストロベリーを入れたストロベリチョコレート等
を用いる。このようなチョコレートで混じり気のないも
のを細かく砕いて内鍋4に入れて用いると付着状態がよ
い。チョコレート3としてはホワイトチョコレートが出
来上がったときの見栄えが良く商品価値が高いので、ホ
ワイトチョコレートを主として用いる。
チョコレート3が溶けたら静かに撹拌し、均質な溶融
状態にするとともに、そのチョコレートの溶融温度(約
50℃)に維持し、一粒ずつにしたぶどう2の軸1を持っ
て手早く溶融したチョコレート3の中に浸してぶどう2
にチョコレート3をまんべんなく付着被覆させ、直ちに
引き上げて、金属製の盆またはアルミホイルのような熱
伝導率が高く熱を奪うものの上に、くっつかないように
一粒ずつ、軸1が横になるようにして並べて置きチョコ
レート3を自然冷却して固化させる。室温が高いときは
冷房するとよい。
状態にするとともに、そのチョコレートの溶融温度(約
50℃)に維持し、一粒ずつにしたぶどう2の軸1を持っ
て手早く溶融したチョコレート3の中に浸してぶどう2
にチョコレート3をまんべんなく付着被覆させ、直ちに
引き上げて、金属製の盆またはアルミホイルのような熱
伝導率が高く熱を奪うものの上に、くっつかないように
一粒ずつ、軸1が横になるようにして並べて置きチョコ
レート3を自然冷却して固化させる。室温が高いときは
冷房するとよい。
できたチョコレートかけぶどう菓子は、要すれば軸1
の長さを切り揃えて、第3図に示すように保護仕切り9
で仕切られた菓子箱8の中に一粒ずつ入れて商品とす
る。
の長さを切り揃えて、第3図に示すように保護仕切り9
で仕切られた菓子箱8の中に一粒ずつ入れて商品とす
る。
このチョコレートかけぶどう菓子のぶどう2として、
種なしぶどうを使えばさらに好評を得るであろう。ま
た、ぶどうの色も赤,ピンク,緑,紫などとすれば、ホ
ワイトチョコレート3を通してその色がほのかに見えて
見栄えが良い。また、ホワイトチョコレート,ブラック
チョコレート,ストロベリチョコレート等各種のチョコ
レートで被覆したものを取り揃えるのも面白い。
種なしぶどうを使えばさらに好評を得るであろう。ま
た、ぶどうの色も赤,ピンク,緑,紫などとすれば、ホ
ワイトチョコレート3を通してその色がほのかに見えて
見栄えが良い。また、ホワイトチョコレート,ブラック
チョコレート,ストロベリチョコレート等各種のチョコ
レートで被覆したものを取り揃えるのも面白い。
このチョコレートかけぶどう菓子は軸1をつまんで食
べるので、衛生的であり、見た目にも上品であり、風味
もぶどうの味とチョコレートの味とがマッチして優れた
風味を出すことができる。また、砂糖かけのものに比べ
ると現代のグルメとダイエット指向にピッタリのお菓子
といえよう。また、チョコレートの被覆は砂糖かけに比
べると壊れ難く商品価値が高い。
べるので、衛生的であり、見た目にも上品であり、風味
もぶどうの味とチョコレートの味とがマッチして優れた
風味を出すことができる。また、砂糖かけのものに比べ
ると現代のグルメとダイエット指向にピッタリのお菓子
といえよう。また、チョコレートの被覆は砂糖かけに比
べると壊れ難く商品価値が高い。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、軸付きぶどうにチ
ョコレートを被覆することにより、日もちがよく、現代
的な風味で、壊れ難く商品価値の高いチョコレートかけ
ぶどう菓子が得られる。
ョコレートを被覆することにより、日もちがよく、現代
的な風味で、壊れ難く商品価値の高いチョコレートかけ
ぶどう菓子が得られる。
図はこの発明の一実施例を示し、第1図はチョコレート
かけぶどう菓子の断面図、第2図は製造説明図、第3図
は箱収納状態の斜視図である。 図において、1は軸、2はぶどう、3はチョコレート、
4は内鍋、5は湯、6は外鍋である。
かけぶどう菓子の断面図、第2図は製造説明図、第3図
は箱収納状態の斜視図である。 図において、1は軸、2はぶどう、3はチョコレート、
4は内鍋、5は湯、6は外鍋である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−40772(JP,A) 特開 平2−53440(JP,A) 実開 平2−29284(JP,U) 特公 昭48−10218(JP,B1) 鈴木文男編「−世界の菓子−P,C, G,」,Vol.195(特集チョコレー ト・デザート),協同組合全日本洋菓子 工業会発行,昭和61年2月1日,表紙& p.35 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23G 1/00 - 1/28 A23G 3/00 - 3/32 A23L 1/212
Claims (1)
- 【請求項1】一粒ずつ軸付きで切り離して洗浄した生ぶ
どうを、溶かしたチョコレートの中に浸して引き上げ、
チョコレートが付着して被覆された前記生ぶどうを金属
の台の上にのせて自然冷却により付着したチョコレート
を固化させてなるチョコレートかけぶどう菓子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1287590A JP2926500B2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | チョコレートかけぶどう菓子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1287590A JP2926500B2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | チョコレートかけぶどう菓子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03147744A JPH03147744A (ja) | 1991-06-24 |
JP2926500B2 true JP2926500B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=17719267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1287590A Expired - Fee Related JP2926500B2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | チョコレートかけぶどう菓子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2926500B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2341532A (en) * | 1998-09-21 | 2000-03-22 | Barinder Singh Lalria | Chocolate coated fruit |
-
1989
- 1989-11-06 JP JP1287590A patent/JP2926500B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
鈴木文男編「−世界の菓子−P,C,G,」,Vol.195(特集チョコレート・デザート),協同組合全日本洋菓子工業会発行,昭和61年2月1日,表紙&p.35 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03147744A (ja) | 1991-06-24 |
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