JP2925302B2 - 光学機器 - Google Patents
光学機器Info
- Publication number
- JP2925302B2 JP2925302B2 JP2313691A JP31369190A JP2925302B2 JP 2925302 B2 JP2925302 B2 JP 2925302B2 JP 2313691 A JP2313691 A JP 2313691A JP 31369190 A JP31369190 A JP 31369190A JP 2925302 B2 JP2925302 B2 JP 2925302B2
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- JP
- Japan
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- zoom lens
- reference position
- step motor
- focus lens
- lens
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/10—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、倍率変更用のズームレンズ群と焦点調節用
のフォーカスレンズ群とを有するとともに該両レンズ群
を駆動するためのステップモータを有した光学機器に関
する。
のフォーカスレンズ群とを有するとともに該両レンズ群
を駆動するためのステップモータを有した光学機器に関
する。
[従来の技術] 従来、スティルカメラ用ズームレンズ鏡筒やビデオカ
メラ用ズームレンズ鏡筒として、該レンズ鏡筒内のフォ
ーカスレンズ群をステップモータで駆動する型式のもの
が知られている。
メラ用ズームレンズ鏡筒として、該レンズ鏡筒内のフォ
ーカスレンズ群をステップモータで駆動する型式のもの
が知られている。
一般に、移動物体をステップモータで駆動する場合
は、該物体の駆動及び位置決めのための制御方式として
いわゆるオープンループ制御方式が採用されることが多
い。それは、オープンループ制御方式の場合は移動物体
の時々刻々の位置を検出するための検出装置が不要であ
り、また、制御系の構成もクローズドループ制御方式の
制御系にくらべて簡単且つ小型になるという理由からで
ある。しかしながら、ステップモータ使用のオープンル
ープ制御方式によって移動物体の位置決め制御を行う場
合には、ステップモータの駆動開始位置と該移動物体の
駆動開始位置とを一致させるために位置決め制御開始前
に該移動物体を特定の基準位置に戻すことが必要であ
り、従って、該移動物体が該基準位置(リセット位置)
に位置決めされたか否かを検出するための基準位置(リ
セット位置)検出手段が必要となる。
は、該物体の駆動及び位置決めのための制御方式として
いわゆるオープンループ制御方式が採用されることが多
い。それは、オープンループ制御方式の場合は移動物体
の時々刻々の位置を検出するための検出装置が不要であ
り、また、制御系の構成もクローズドループ制御方式の
制御系にくらべて簡単且つ小型になるという理由からで
ある。しかしながら、ステップモータ使用のオープンル
ープ制御方式によって移動物体の位置決め制御を行う場
合には、ステップモータの駆動開始位置と該移動物体の
駆動開始位置とを一致させるために位置決め制御開始前
に該移動物体を特定の基準位置に戻すことが必要であ
り、従って、該移動物体が該基準位置(リセット位置)
に位置決めされたか否かを検出するための基準位置(リ
セット位置)検出手段が必要となる。
[発明が解決しようとする課題] 公知のズームレンズではフォーカスレンズ群のみがス
テップモータ駆動によるオープンループ制御によって位
置決め制御されているが、ズームレンズ群はステップモ
ータを使用しないクローズドループ制御によって位置決
め制御されていた。その理由は、ズームレンズ群の移動
及び位置決めをステップモータ使用のオープンループ制
御で行おうとすると、前述の基準位置(リセット位置)
検出手段がズームレンズ群毎に必要となるが、狭いレン
ズ鏡筒内に更に別の基準位置検出手段を配置するとレン
ズ鏡筒が大型化したり、或いはレンズ鏡筒の大型化を防
止するための設計が複雑となる、等の問題が生じてくる
からである。しかしながら、ズームレンズ群をステップ
モータによるオープンループ制御方式で制御すること
は、ズームレンズ群の移動をディジタル制御できるよう
になるという効用ばかりでなく、ズームレンズ群の制御
系の単純化とズームレンズ鏡筒の小型化とを可能にする
という効用があり、従って、前述の問題を解決する必要
があった。
テップモータ駆動によるオープンループ制御によって位
置決め制御されているが、ズームレンズ群はステップモ
ータを使用しないクローズドループ制御によって位置決
め制御されていた。その理由は、ズームレンズ群の移動
及び位置決めをステップモータ使用のオープンループ制
御で行おうとすると、前述の基準位置(リセット位置)
検出手段がズームレンズ群毎に必要となるが、狭いレン
ズ鏡筒内に更に別の基準位置検出手段を配置するとレン
ズ鏡筒が大型化したり、或いはレンズ鏡筒の大型化を防
止するための設計が複雑となる、等の問題が生じてくる
からである。しかしながら、ズームレンズ群をステップ
モータによるオープンループ制御方式で制御すること
は、ズームレンズ群の移動をディジタル制御できるよう
になるという効用ばかりでなく、ズームレンズ群の制御
系の単純化とズームレンズ鏡筒の小型化とを可能にする
という効用があり、従って、前述の問題を解決する必要
があった。
本発明の目的は、フォーカスレンズ群ばかりでなくズ
ームレンズ群もステップモータで駆動されるように構成
された光学機器を提供することであり、特に、レンズ鏡
筒の大型化を招くことのない構成を有した光学機器を提
供することである。
ームレンズ群もステップモータで駆動されるように構成
された光学機器を提供することであり、特に、レンズ鏡
筒の大型化を招くことのない構成を有した光学機器を提
供することである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明は、倍率変更を行
うためのズームレンズと、焦点調節を行うためのフォー
カスレンズと、前記フォーカスレンズを移動させるため
の第1のステップモータと、前記ズームレンズを移動さ
せるための第2のステップモータと、前記ズームレンズ
の基準位置への移動と、前記フォーカスレンズの基準位
置への移動との両方を検出する基準位置検出手段と、前
記基準位置検出手段が前記ズームレンズの基準位置への
移動と、前記フォーカスレンズの基準位置への移動とを
時系列的に検出するように前記第1のステップモータお
よび第2のステップモータを制御する制御手段とを有す
ることを特徴とするものである。
うためのズームレンズと、焦点調節を行うためのフォー
カスレンズと、前記フォーカスレンズを移動させるため
の第1のステップモータと、前記ズームレンズを移動さ
せるための第2のステップモータと、前記ズームレンズ
の基準位置への移動と、前記フォーカスレンズの基準位
置への移動との両方を検出する基準位置検出手段と、前
記基準位置検出手段が前記ズームレンズの基準位置への
移動と、前記フォーカスレンズの基準位置への移動とを
時系列的に検出するように前記第1のステップモータお
よび第2のステップモータを制御する制御手段とを有す
ることを特徴とするものである。
[作用] 本発明の光学機器では、唯一個の基準位置検出手段が
フォーカスレンズ群とズームレンズ群とに兼用されてい
るため、レンズ鏡筒の大型化を招くことなく、ズームレ
ンズ系のオープンループ制御が可能となり、これにより
更に従来の光学機器よりも小型化した光学機器を提供す
ることが可能となった。
フォーカスレンズ群とズームレンズ群とに兼用されてい
るため、レンズ鏡筒の大型化を招くことなく、ズームレ
ンズ系のオープンループ制御が可能となり、これにより
更に従来の光学機器よりも小型化した光学機器を提供す
ることが可能となった。
[実施例] 以下に第1図乃至第3図を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。なお、以下に説明する実施例は本発明
をカメラ用ズームレンズ鏡筒に適用した場合であるが、
本発明は観測用光学機器等にも適用できることは当然で
ある。
ついて説明する。なお、以下に説明する実施例は本発明
をカメラ用ズームレンズ鏡筒に適用した場合であるが、
本発明は観測用光学機器等にも適用できることは当然で
ある。
第1図は本発明の第1実施例のズームレンズ鏡筒の要
部該略図である。第1図において、1は不図示の静止部
材に固定された基準位置(リセット位置)検出手段とし
てのリセットスイッチである。このリセットスイッチ1
は図示の如くコ字形の本体を有し、該本体の上方の水平
片部1a(以下には天板部と記載する)と下方の水平片部
1b(以下には底板部と記載する)とは後述の光学系の光
軸と平行に配置され、天板部1aと底板部1bとの間の空間
には後述のレンズホルダーから突出された被検知板が侵
入しうるようになっている。天板部1aの下面には投光素
子が取付けられており、底板部1bの上面には該投光素子
に対向して受光素子が取付けられている。受光素子と投
光素子とはフォトインタラプタを構成しており、該受光
素子は電気配線w1を介して電子回路基板上の制御装置10
に電気的に接続されている。
部該略図である。第1図において、1は不図示の静止部
材に固定された基準位置(リセット位置)検出手段とし
てのリセットスイッチである。このリセットスイッチ1
は図示の如くコ字形の本体を有し、該本体の上方の水平
片部1a(以下には天板部と記載する)と下方の水平片部
1b(以下には底板部と記載する)とは後述の光学系の光
軸と平行に配置され、天板部1aと底板部1bとの間の空間
には後述のレンズホルダーから突出された被検知板が侵
入しうるようになっている。天板部1aの下面には投光素
子が取付けられており、底板部1bの上面には該投光素子
に対向して受光素子が取付けられている。受光素子と投
光素子とはフォトインタラプタを構成しており、該受光
素子は電気配線w1を介して電子回路基板上の制御装置10
に電気的に接続されている。
2はフォーカスレンズ群を担持しているフォーカスレ
ンズホルダーである。該ホルダー2の外周には、送りね
じ8と螺合するねじ孔を具備した送りねじ螺合片(もし
くはメスヘリコイド部材)2b,第1ガイドバー6に軸方
向摺動可能に嵌合しているスリーブ系摺動部2c,第2ガ
イドバー7に軸方向摺動可能に嵌合しているU溝付き突
片2d,前記リセットスイッチ1の天板部1aと底板部1bと
の間に侵入しうる被検知板2a,が突設されている。
ンズホルダーである。該ホルダー2の外周には、送りね
じ8と螺合するねじ孔を具備した送りねじ螺合片(もし
くはメスヘリコイド部材)2b,第1ガイドバー6に軸方
向摺動可能に嵌合しているスリーブ系摺動部2c,第2ガ
イドバー7に軸方向摺動可能に嵌合しているU溝付き突
片2d,前記リセットスイッチ1の天板部1aと底板部1bと
の間に侵入しうる被検知板2a,が突設されている。
送りねじ8はレンズ光軸と平行に延在し、フォーカス
レンズ駆動用ステップモータ4の軸に固定されている。
レンズ駆動用ステップモータ4の軸に固定されている。
第1ガイドバー6及び第2ガイドバー7はレンズ光軸
と平行に延在するとともに不図示の静止部材に固定され
ている。
と平行に延在するとともに不図示の静止部材に固定され
ている。
3はズームレンズ群を担持しているズームレンズホル
ダーであり、フォーカスレンズホルダー2と同一軸線上
に所定の間隔を置いて配置されている。ズームレンズホ
ルダー3の外周には、送りねじ9と螺合するねじ孔を有
した送りねじ螺合片(もしくはメスヘリコイド部材)3
b,第1ガイドバー6に軸方向摺動可能に嵌合しているス
リーブ形摺動部3c,第2ガイドバー7に軸方向摺動可能
に嵌合しているU溝付き突片3d,前記リセットスイッチ
1の天板部1aと底板部1bとの間に侵入しうる被検知板3
a,が突設されている。
ダーであり、フォーカスレンズホルダー2と同一軸線上
に所定の間隔を置いて配置されている。ズームレンズホ
ルダー3の外周には、送りねじ9と螺合するねじ孔を有
した送りねじ螺合片(もしくはメスヘリコイド部材)3
b,第1ガイドバー6に軸方向摺動可能に嵌合しているス
リーブ形摺動部3c,第2ガイドバー7に軸方向摺動可能
に嵌合しているU溝付き突片3d,前記リセットスイッチ
1の天板部1aと底板部1bとの間に侵入しうる被検知板3
a,が突設されている。
送りねじ9はレンズ光軸と平行に延在するとともにズ
ームレンズ駆動用ステップモータ5の軸に固定されてい
る。なお、ステップモータ4は配線w2によって制御装置
10に接続され、ステップモータ5は配線w3によって制御
装置10に接続されている。
ームレンズ駆動用ステップモータ5の軸に固定されてい
る。なお、ステップモータ4は配線w2によって制御装置
10に接続され、ステップモータ5は配線w3によって制御
装置10に接続されている。
上述の如き構造を有した本実施例のレンズ鏡筒をカメ
ラに装着し、該カメラによって撮影を行う場合につい
て、第1図及び第2図を参照しつつ動作を説明する。な
お、第2図はその際に制御装置10において実行される制
御動作のフローチャートである。
ラに装着し、該カメラによって撮影を行う場合につい
て、第1図及び第2図を参照しつつ動作を説明する。な
お、第2図はその際に制御装置10において実行される制
御動作のフローチャートである。
不図示の電源スイッチがONになると、まず、モータ5
が回転を始め、送りねじ9が回転されてズームレンズホ
ルダー3は送りねじ9に沿って該ねじ9の先端方向へ向
って動かされる。そして、被検知板3aがリセットスイッ
チ1の天板部11aと底板部11bとの間に侵入するとフォト
リフレクタの投光素子の光束が被検知板3aによって遮ら
れるため、該スイッチ1がONとなり、これに応じて制御
装置10はステップ数をカウントしながらモータ5を駆動
し、ズームレンズホルダー3を初期セット位置まで移動
させる。次に、モータ4が回転されてフォーカスレンズ
ホルダー2が送りねじ8の先端方向へ向って動かされ、
被検知板2aがリセットスイッチ1の天板部1aと天板部1b
との間に入って投光素子の光を遮ぎると、該スイッチ1
がONになる。これに応じて制御装置10はステップ数をカ
ウントしながらモータ4を駆動し、フォーカスレンズホ
ルダー2を初期セット位置まで移動させる。
が回転を始め、送りねじ9が回転されてズームレンズホ
ルダー3は送りねじ9に沿って該ねじ9の先端方向へ向
って動かされる。そして、被検知板3aがリセットスイッ
チ1の天板部11aと底板部11bとの間に侵入するとフォト
リフレクタの投光素子の光束が被検知板3aによって遮ら
れるため、該スイッチ1がONとなり、これに応じて制御
装置10はステップ数をカウントしながらモータ5を駆動
し、ズームレンズホルダー3を初期セット位置まで移動
させる。次に、モータ4が回転されてフォーカスレンズ
ホルダー2が送りねじ8の先端方向へ向って動かされ、
被検知板2aがリセットスイッチ1の天板部1aと天板部1b
との間に入って投光素子の光を遮ぎると、該スイッチ1
がONになる。これに応じて制御装置10はステップ数をカ
ウントしながらモータ4を駆動し、フォーカスレンズホ
ルダー2を初期セット位置まで移動させる。
以上のように、本実施例ではズームレンズ及びフォー
カスレンズのそれぞれのリセット位置検出を両レンズに
共通の一つのリセットスイッチで行うことができるので
装置の大型化を招くことなく、ズームレンズ制御にもス
テップモータ駆動のオープンループ制御方式を採用する
ことができる。
カスレンズのそれぞれのリセット位置検出を両レンズに
共通の一つのリセットスイッチで行うことができるので
装置の大型化を招くことなく、ズームレンズ制御にもス
テップモータ駆動のオープンループ制御方式を採用する
ことができる。
第3図は本発明の第2実施例を示したものである。本
実施例ではリセットスイッチとして、前述の如きフォト
センサーではなく、3接片型のリーフスイッチを採用し
たことが第1実施例と異っている点である。従って、第
3図では第1実施例の構成と同一の構成である部分につ
いては第1図と同じ符号で表示してあり、その同一構成
部分については説明を省略する。
実施例ではリセットスイッチとして、前述の如きフォト
センサーではなく、3接片型のリーフスイッチを採用し
たことが第1実施例と異っている点である。従って、第
3図では第1実施例の構成と同一の構成である部分につ
いては第1図と同じ符号で表示してあり、その同一構成
部分については説明を省略する。
第3図において、11は3個の接片11a〜11cを有するリ
ーフスイッチであり、該リーフスイッチ11がリセットス
イッチとして制御装置10に配線w1を介して電気的に接続
されている。
ーフスイッチであり、該リーフスイッチ11がリセットス
イッチとして制御装置10に配線w1を介して電気的に接続
されている。
フォーカスレンズホルダー2に突設された被検知板2a
とズームレンズホルダー3に突設された被検知板3aとは
それぞれリーフスイッチ11の接片11bに突き当たるよう
になっている。
とズームレンズホルダー3に突設された被検知板3aとは
それぞれリーフスイッチ11の接片11bに突き当たるよう
になっている。
次に、第2図及び第3図を参照しつつ、第3図の構成
を有する撮影装置の動作を説明する。
を有する撮影装置の動作を説明する。
不図示の電源スイッチがONになると、まず、モータ5
が回転を始め、送りねじ9が回転されてズームレンズホ
ルダー3は送りねじ9に沿って該ねじ9の先端方向へ向
って動かされる。そして、被検知板3aがリーフスイッチ
11の接片11bを押して接片11bと接片11aとが接触すると
該スイッチ11がONとなり、これに応じて制御装置10はス
テップ数をカウントしながらモータ5を駆動し、ズーム
レンズホルダー3を初期セット位置まで移動させる。次
に、モータ4が回転されてフォーカスレンズホルダー2
が送りねじ8の先端方向へ向って動かされ、被検知板2a
がリーフスイッチ11の接片11bを押して該接片11bと接片
11cとが接触すると該スイッチ11がONになる。これに応
じて制御装置10はステップ数をカウントしながらモータ
4を駆動し、フォーカスレンズホルダー2を初期セット
位置まで移動させる。
が回転を始め、送りねじ9が回転されてズームレンズホ
ルダー3は送りねじ9に沿って該ねじ9の先端方向へ向
って動かされる。そして、被検知板3aがリーフスイッチ
11の接片11bを押して接片11bと接片11aとが接触すると
該スイッチ11がONとなり、これに応じて制御装置10はス
テップ数をカウントしながらモータ5を駆動し、ズーム
レンズホルダー3を初期セット位置まで移動させる。次
に、モータ4が回転されてフォーカスレンズホルダー2
が送りねじ8の先端方向へ向って動かされ、被検知板2a
がリーフスイッチ11の接片11bを押して該接片11bと接片
11cとが接触すると該スイッチ11がONになる。これに応
じて制御装置10はステップ数をカウントしながらモータ
4を駆動し、フォーカスレンズホルダー2を初期セット
位置まで移動させる。
以上のように、本実施例ではズームレンズ及びフォー
カスレンズのそれぞれのリセット位置検出を両レンズに
共通の一つのリセットスイッチで行うことができるので
装置の大型化を招くことなく、ズームレンズ制御にもス
テップモータ駆動のオープンループ制御方式を採用する
ことができる。
カスレンズのそれぞれのリセット位置検出を両レンズに
共通の一つのリセットスイッチで行うことができるので
装置の大型化を招くことなく、ズームレンズ制御にもス
テップモータ駆動のオープンループ制御方式を採用する
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、倍率変更を行うため
のズームレンズと、焦点調節を行うためのフォーカスレ
ンズと、前記フォーカスレンズを移動させるための第1
のステップモータと、前記ズームレンズを移動させるた
めの第2のステップモータと、前記ズームレンズの基準
位置への移動と、前記フォーカスレンズの基準位置への
移動との両方を検出する基準位置検出手段と、前記基準
位置検出手段が前記ズームレンズの基準位置への移動
と、前記フォーカスレンズの基準位置への移動とを時系
列的に検出するように前記第1のステップモータおよび
第2のステップモータを制御する制御手段とを有するこ
とによって、それぞれのレンズに専用の基準位置検出手
段を設ける必要がないので、製造コストの上昇を抑える
とともに、それぞれのレンズに専用の基準位置検出手段
を設けた場合と比較して、より小型の光学機器を提供す
ることができる。
のズームレンズと、焦点調節を行うためのフォーカスレ
ンズと、前記フォーカスレンズを移動させるための第1
のステップモータと、前記ズームレンズを移動させるた
めの第2のステップモータと、前記ズームレンズの基準
位置への移動と、前記フォーカスレンズの基準位置への
移動との両方を検出する基準位置検出手段と、前記基準
位置検出手段が前記ズームレンズの基準位置への移動
と、前記フォーカスレンズの基準位置への移動とを時系
列的に検出するように前記第1のステップモータおよび
第2のステップモータを制御する制御手段とを有するこ
とによって、それぞれのレンズに専用の基準位置検出手
段を設ける必要がないので、製造コストの上昇を抑える
とともに、それぞれのレンズに専用の基準位置検出手段
を設けた場合と比較して、より小型の光学機器を提供す
ることができる。
第1図は本発明を適用して構成されたズームレンズ鏡筒
等の光学機器の要部構造の概略図、第2図は第1図に示
した光学機器の制御装置において実行される制御動作の
フローチャート、第3図は第1図に示した実施例の一部
変形実施例を示した図、である。 1……リセットスイッチ 2……フォーカスレンズホルダー 3……ズームレンズホルダー 2a,3a……被検知板、6,7……ガイドバー 8,9……送りねじ 4,5……ステップモータ 10……制御装置、11……リーフスイッチ
等の光学機器の要部構造の概略図、第2図は第1図に示
した光学機器の制御装置において実行される制御動作の
フローチャート、第3図は第1図に示した実施例の一部
変形実施例を示した図、である。 1……リセットスイッチ 2……フォーカスレンズホルダー 3……ズームレンズホルダー 2a,3a……被検知板、6,7……ガイドバー 8,9……送りねじ 4,5……ステップモータ 10……制御装置、11……リーフスイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−58212(JP,A) 特開 平1−106006(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/08 - 7/10
Claims (4)
- 【請求項1】倍率変更を行うためのズームレンズと、 焦点調節を行うためのフォーカスレンズと、 前記フォーカスレンズを移動させるための第1のステッ
プモータと、 前記ズームレンズを移動させるための第2のステップモ
ータと、 前記ズームレンズの基準位置への移動と、前記フォーカ
スレンズの基準位置への移動との両方を検出する基準位
置検出手段と、 前記基準位置検出手段が前記ズームレンズの基準位置へ
の移動と、前記フォーカスレンズの基準位置への移動と
を時系列的に検出するように前記第1のステップモータ
および第2のステップモータを制御する制御手段とを有
することを特徴とする光学機器。 - 【請求項2】前記基準位置検出手段は、実質的に前記ズ
ームレンズと前記フォーカスレンズとの間に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の光学機器。 - 【請求項3】前記基準位置検出手段は、投光素子と受光
素子を有するフォトインタラプタであることを特徴とす
る請求項1または2に記載の光学機器。 - 【請求項4】前記基準位置検出手段は、リーフスイッチ
であることを特徴とする請求項1または2に記載の光学
機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2313691A JP2925302B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 光学機器 |
US08/188,591 US5708870A (en) | 1990-11-19 | 1994-01-28 | Optical apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2313691A JP2925302B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 光学機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04184309A JPH04184309A (ja) | 1992-07-01 |
JP2925302B2 true JP2925302B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=18044358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2313691A Expired - Fee Related JP2925302B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 光学機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5708870A (ja) |
JP (1) | JP2925302B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007010725A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | レンズ鏡胴及び撮像装置 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3528358B2 (ja) * | 1995-09-26 | 2004-05-17 | オリンパス株式会社 | 移動検出装置 |
TW556038B (en) * | 2001-06-29 | 2003-10-01 | Arc Design Inc | Control system of zoom lens for digital still cameras |
WO2005057265A1 (ja) | 2003-12-09 | 2005-06-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | レンズ駆動装置、撮像装置及びこれに用いるレンズ鏡筒とカメラ本体 |
JP4639725B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2011-02-23 | コニカミノルタオプト株式会社 | レンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えたカメラ |
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