JPH10254055A - 多焦点カメラ - Google Patents
多焦点カメラInfo
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- JPH10254055A JPH10254055A JP9055134A JP5513497A JPH10254055A JP H10254055 A JPH10254055 A JP H10254055A JP 9055134 A JP9055134 A JP 9055134A JP 5513497 A JP5513497 A JP 5513497A JP H10254055 A JPH10254055 A JP H10254055A
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- JP
- Japan
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- lens
- photographing
- lenses
- image forming
- mirror
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多焦点カメラにおいて、反射ミラーの移動又
は回動により撮影レンズを切り換え可能とすると共に、
その場合の結像光束の折り曲げ回数を減らして、同ミラ
ーの止まり精度が緩くてよいものとする。また、簡易な
構成でコスト的にも安価な単焦点の撮影レンズを用い、
離散的なズーム構成でありながら、高倍率のズームを可
能とする。 【解決手段】 反射ミラー21,22,23の一部を回
動させることにより、撮影レンズ8,9,10を切り換
え、しかも反射ミラーは撮影レンズからCCD13に至
る結像光束中に1枚のみが介在し、結像光束を1回折り
曲げただけの構成とする。
は回動により撮影レンズを切り換え可能とすると共に、
その場合の結像光束の折り曲げ回数を減らして、同ミラ
ーの止まり精度が緩くてよいものとする。また、簡易な
構成でコスト的にも安価な単焦点の撮影レンズを用い、
離散的なズーム構成でありながら、高倍率のズームを可
能とする。 【解決手段】 反射ミラー21,22,23の一部を回
動させることにより、撮影レンズ8,9,10を切り換
え、しかも反射ミラーは撮影レンズからCCD13に至
る結像光束中に1枚のみが介在し、結像光束を1回折り
曲げただけの構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに焦点距離の
異なる複数の撮影レンズを有した多焦点カメラに関する
ものである。
異なる複数の撮影レンズを有した多焦点カメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影レンズ内蔵のカメラでは、通
常、撮影レンズを交換することができないので、撮影領
域を拡大するためには、ズームレンズを必要とする。し
かしながら、高倍率のズームレンズは、レンズ全長が大
きくなりレンズ枚数も増加する。そこで、1本のズーム
レンズではなく、複数の焦点距離の異なる撮影レンズを
内蔵し、移動可能な反射ミラーにより撮影光路(結像光
束)を折り曲げて、撮影レンズを切り換えることによ
り、多焦点とし、広角から望遠までの広範囲の撮影領域
を設定可能としたものが知られている(例えば、実開平
2−117525号、同2−119632号、同2−1
19633号、特開平2−262631号、同2−26
2632号公報等参照)。これら多焦点カメラでは、1
本の撮影レンズで高倍率ズームを達成するよりも構成が
簡単になり、かつ、撮影レンズの全長の短縮が図れる。
常、撮影レンズを交換することができないので、撮影領
域を拡大するためには、ズームレンズを必要とする。し
かしながら、高倍率のズームレンズは、レンズ全長が大
きくなりレンズ枚数も増加する。そこで、1本のズーム
レンズではなく、複数の焦点距離の異なる撮影レンズを
内蔵し、移動可能な反射ミラーにより撮影光路(結像光
束)を折り曲げて、撮影レンズを切り換えることによ
り、多焦点とし、広角から望遠までの広範囲の撮影領域
を設定可能としたものが知られている(例えば、実開平
2−117525号、同2−119632号、同2−1
19633号、特開平2−262631号、同2−26
2632号公報等参照)。これら多焦点カメラでは、1
本の撮影レンズで高倍率ズームを達成するよりも構成が
簡単になり、かつ、撮影レンズの全長の短縮が図れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に示されるような多焦点カメラでは、複数枚の反射ミ
ラーが結像光束中に入り、反射回数の多い構造になって
いるため、同ミラーの止まり精度が厳しく要求され、製
造コスト高となる要因になっていた。
報に示されるような多焦点カメラでは、複数枚の反射ミ
ラーが結像光束中に入り、反射回数の多い構造になって
いるため、同ミラーの止まり精度が厳しく要求され、製
造コスト高となる要因になっていた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、反射ミラーの回動又は移動によ
り撮影レンズを切り換え可能とすると共に、その場合の
結像光束の折り曲げ回数を減らして、同ミラーの止まり
精度が緩くてよく、製造が容易で低コスト化が図れる多
焦点カメラを提供することを目的とする。
になされたものであり、反射ミラーの回動又は移動によ
り撮影レンズを切り換え可能とすると共に、その場合の
結像光束の折り曲げ回数を減らして、同ミラーの止まり
精度が緩くてよく、製造が容易で低コスト化が図れる多
焦点カメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、互いに焦点距離の異なる複数の撮
影レンズと、これらの撮影レンズを通して結像される光
学像を撮像する撮像媒体と、撮影レンズと撮像媒体との
間に設けられ、結像光束を折り曲げる反射ミラーとを備
えた多焦点カメラにおいて、反射ミラーを移動させるこ
とにより撮影レンズを切り換え、しかも、該反射ミラー
は撮影レンズから撮像媒体に至る結像光束中に1枚のみ
が介在する構成としたものである。
に請求項1の発明は、互いに焦点距離の異なる複数の撮
影レンズと、これらの撮影レンズを通して結像される光
学像を撮像する撮像媒体と、撮影レンズと撮像媒体との
間に設けられ、結像光束を折り曲げる反射ミラーとを備
えた多焦点カメラにおいて、反射ミラーを移動させるこ
とにより撮影レンズを切り換え、しかも、該反射ミラー
は撮影レンズから撮像媒体に至る結像光束中に1枚のみ
が介在する構成としたものである。
【0006】上記構成においては、反射ミラーの移動に
より撮影レンズの切り換えが行なわれ、その場合に撮影
レンズから撮像媒体に至る結像光束は1枚の反射ミラー
により1回折り曲げられるだけである。このため、複数
回反射させるものに比べて反射ミラーの止まり精度が厳
しく要求されなくなる。また、離散的なズーム構成であ
っても、電子ズーム(トリミング)を行うことで、高倍
率の連続ズームが可能となる。
より撮影レンズの切り換えが行なわれ、その場合に撮影
レンズから撮像媒体に至る結像光束は1枚の反射ミラー
により1回折り曲げられるだけである。このため、複数
回反射させるものに比べて反射ミラーの止まり精度が厳
しく要求されなくなる。また、離散的なズーム構成であ
っても、電子ズーム(トリミング)を行うことで、高倍
率の連続ズームが可能となる。
【0007】また、請求項2の発明は、上記請求項1に
記載の多焦点カメラにおいて、撮像媒体が光電変換素子
で構成されているものである。
記載の多焦点カメラにおいて、撮像媒体が光電変換素子
で構成されているものである。
【0008】また、請求項3の発明は、上記請求項1に
記載の多焦点カメラにおいて、反射ミラーが1枚で構成
されているものである。この構成においては、1枚の反
射ミラーの移動により撮影レンズの切り換えができ、簡
素な構成により多焦点が得られる。
記載の多焦点カメラにおいて、反射ミラーが1枚で構成
されているものである。この構成においては、1枚の反
射ミラーの移動により撮影レンズの切り換えができ、簡
素な構成により多焦点が得られる。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の多焦点カメラにおいて、反射ミラーが複数枚で、か
つ、撮影レンズの数以下で構成されているものである。
この構成においては、撮影レンズの切り換えに対応して
複数枚の反射ミラーの内の1枚のみが結像光束中に入
り、上記請求項1と同等の作用が得られる。
の多焦点カメラにおいて、反射ミラーが複数枚で、か
つ、撮影レンズの数以下で構成されているものである。
この構成においては、撮影レンズの切り換えに対応して
複数枚の反射ミラーの内の1枚のみが結像光束中に入
り、上記請求項1と同等の作用が得られる。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の多焦点カメラにおいて、複数
の撮影レンズは、撮像媒体から離れるに従い、焦点距離
が長くなるものである。この構成においては、焦点距離
の長い撮影レンズを有していても、カメラ外形をそれ
程、大きくしなくて済む。
求項4のいずれかに記載の多焦点カメラにおいて、複数
の撮影レンズは、撮像媒体から離れるに従い、焦点距離
が長くなるものである。この構成においては、焦点距離
の長い撮影レンズを有していても、カメラ外形をそれ
程、大きくしなくて済む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。図1乃至図6は第1の
実施形態による多焦点電子スチルカメラを示す。図1は
同カメラの外観図である。多焦点電子スチルカメラ1
は、偏平方形状のカメラボディ2と、撮影のための撮像
ブロック3(撮像装置)と、撮影される像を表示するL
CD4(表示装置)から成る。カメラボディ2には、電
源スイッチ5、レリーズボタン6、不図示の制御回路や
メモリカード等でなる記憶装置、バッテリ電源等が設け
られている。撮像ブロック3には、互いに焦点距離の異
なる複数の撮影レンズ8,9,10と、撮像媒体とし
て、これらの撮影レンズを通して結像される光学像を電
気信号に変換するCCD13(光電変換素子:図2)
と、これら撮影レンズの切り換え、すなわち焦点距離切
り換え用の操作レバー11が設けられている。
形態を図面を参照して説明する。図1乃至図6は第1の
実施形態による多焦点電子スチルカメラを示す。図1は
同カメラの外観図である。多焦点電子スチルカメラ1
は、偏平方形状のカメラボディ2と、撮影のための撮像
ブロック3(撮像装置)と、撮影される像を表示するL
CD4(表示装置)から成る。カメラボディ2には、電
源スイッチ5、レリーズボタン6、不図示の制御回路や
メモリカード等でなる記憶装置、バッテリ電源等が設け
られている。撮像ブロック3には、互いに焦点距離の異
なる複数の撮影レンズ8,9,10と、撮像媒体とし
て、これらの撮影レンズを通して結像される光学像を電
気信号に変換するCCD13(光電変換素子:図2)
と、これら撮影レンズの切り換え、すなわち焦点距離切
り換え用の操作レバー11が設けられている。
【0012】図2は、撮像ブロック3の分解斜視図であ
る。撮像ブロック3は、レンズ・ミラー保持部12と、
CCD13が収納される凹部14aを持つCCD保持部
14と、カバー部15とから成る。撮影レンズ8,9,
10は、それぞれテレ(T)、ミドル(M)、ワイド
(W)用の焦点距離を持ち、CCD13から離れるに従
い焦点距離が長いものとされている。これらはレンズブ
ロック8b,9b,10bとして形成され、レンズ・ミ
ラー保持部12の凹部18,19,20に収納される。
また、撮影レンズ8,9,10の光軸に対応して反射ミ
ラー21,22,23が設けられ、これら反射ミラー2
1,22,23は、それぞれ撮影レンズ8,9,10か
らCCD13に至る撮影光路における結像光束を折り曲
げる機能を持つ。また、反射ミラー21は固定されてい
るが、反射ミラー22,23は回動自在に支持されてい
て、これらを回動させることにより撮影レンズ8,9,
10を切り換える機能を持つ。そして、撮影レンズ8,
9,10の各々からCCD13に至る結像光束中には、
反射ミラー21,22,23の内の1枚のみが介在す
る。
る。撮像ブロック3は、レンズ・ミラー保持部12と、
CCD13が収納される凹部14aを持つCCD保持部
14と、カバー部15とから成る。撮影レンズ8,9,
10は、それぞれテレ(T)、ミドル(M)、ワイド
(W)用の焦点距離を持ち、CCD13から離れるに従
い焦点距離が長いものとされている。これらはレンズブ
ロック8b,9b,10bとして形成され、レンズ・ミ
ラー保持部12の凹部18,19,20に収納される。
また、撮影レンズ8,9,10の光軸に対応して反射ミ
ラー21,22,23が設けられ、これら反射ミラー2
1,22,23は、それぞれ撮影レンズ8,9,10か
らCCD13に至る撮影光路における結像光束を折り曲
げる機能を持つ。また、反射ミラー21は固定されてい
るが、反射ミラー22,23は回動自在に支持されてい
て、これらを回動させることにより撮影レンズ8,9,
10を切り換える機能を持つ。そして、撮影レンズ8,
9,10の各々からCCD13に至る結像光束中には、
反射ミラー21,22,23の内の1枚のみが介在す
る。
【0013】撮影レンズ8,9,10を切り換えるため
に、反射ミラー22,23を回動させるスライド部材2
5がレンズ・ミラー保持部12に収納されている。この
スライド部材25は、開口枠25a,25b、遮光板2
5c、ガイド用突起25dを有し、このガイド用突起2
5dがレンズ・ミラー保持部12に形成された溝26に
案内されて移動自在とされ、また、カバー部15に形成
されたスリット27を通して操作レバー11と連結され
ている。スリット27はL字形状に形成され、操作レバ
ー11がポジション(W)にある時はワイドの撮影レン
ズ10、ポジション(M)にある時はミドルの撮影レン
ズ9、ポジション(T)にある時はテレの撮影レンズ8
がそれぞれ用いられる状態となる。
に、反射ミラー22,23を回動させるスライド部材2
5がレンズ・ミラー保持部12に収納されている。この
スライド部材25は、開口枠25a,25b、遮光板2
5c、ガイド用突起25dを有し、このガイド用突起2
5dがレンズ・ミラー保持部12に形成された溝26に
案内されて移動自在とされ、また、カバー部15に形成
されたスリット27を通して操作レバー11と連結され
ている。スリット27はL字形状に形成され、操作レバ
ー11がポジション(W)にある時はワイドの撮影レン
ズ10、ポジション(M)にある時はミドルの撮影レン
ズ9、ポジション(T)にある時はテレの撮影レンズ8
がそれぞれ用いられる状態となる。
【0014】図3(a)(b)(c)は、上記撮影レン
ズの切り換え動作を説明するための図、図4(a)
(b)(c)は撮影レンズからCCDに至る撮影光路を
示す図である。図3(a)と図4(a)は、ワイドの撮
影レンズ10が、図3(b)と図4(b)は、ミドルの
撮影レンズ9が、図3(c)と図4(c)は、テレの撮
影レンズ8がそれぞれ用いられる状態を示し、それぞれ
をワイド状態、ミドル状態、及びテレ状態と称する。ワ
イド状態では、反射ミラー23により撮影レンズ10を
通った結像光束(一点鎖線でその光軸を示す)が折り曲
げられ、ミドル状態では、反射ミラー22により撮影レ
ンズ9を通った結像光束が折り曲げられ、テレ状態で
は、反射ミラー21により撮影レンズ8を通った結像光
束が折り曲げられ、いずれもCCD13上に結像され
る。
ズの切り換え動作を説明するための図、図4(a)
(b)(c)は撮影レンズからCCDに至る撮影光路を
示す図である。図3(a)と図4(a)は、ワイドの撮
影レンズ10が、図3(b)と図4(b)は、ミドルの
撮影レンズ9が、図3(c)と図4(c)は、テレの撮
影レンズ8がそれぞれ用いられる状態を示し、それぞれ
をワイド状態、ミドル状態、及びテレ状態と称する。ワ
イド状態では、反射ミラー23により撮影レンズ10を
通った結像光束(一点鎖線でその光軸を示す)が折り曲
げられ、ミドル状態では、反射ミラー22により撮影レ
ンズ9を通った結像光束が折り曲げられ、テレ状態で
は、反射ミラー21により撮影レンズ8を通った結像光
束が折り曲げられ、いずれもCCD13上に結像され
る。
【0015】そして、ワイド状態からミドル状態への切
り換えは、操作レバー11つまりスライド部材25を図
3(a)の状態から(b)に示す矢印方向に移動させる
ことにより行う。この時、反射ミラー23は遮光板25
cにより押されて回動する。また、ミドル状態からテレ
状態への切り換えは、スライド部材25を図3(b)の
状態から(c)に示す矢印方向に移動させることにより
行う。この時、反射ミラー22は開口枠25aにより押
されて回動する。
り換えは、操作レバー11つまりスライド部材25を図
3(a)の状態から(b)に示す矢印方向に移動させる
ことにより行う。この時、反射ミラー23は遮光板25
cにより押されて回動する。また、ミドル状態からテレ
状態への切り換えは、スライド部材25を図3(b)の
状態から(c)に示す矢印方向に移動させることにより
行う。この時、反射ミラー22は開口枠25aにより押
されて回動する。
【0016】図5は、上記第1の実施形態の変形例によ
る撮影光路を示す図である。この変形例において、上述
と相違するのは、テレ状態時に、反射ミラー21とCC
D13との間の光路に補助のレンズ28が配置されてい
ることである。これにより、撮影レンズはより長焦点距
離のものにすることができる。
る撮影光路を示す図である。この変形例において、上述
と相違するのは、テレ状態時に、反射ミラー21とCC
D13との間の光路に補助のレンズ28が配置されてい
ることである。これにより、撮影レンズはより長焦点距
離のものにすることができる。
【0017】図6は、多焦点電子スチルカメラ1の制御
回路のブロック図である。同制御回路は、カメラ全体を
制御するためのCPU41や電源42を有し、CPU4
1は電源スイッチ5及びレリーズスイッチ6からの操作
信号を受けてカメラ動作を制御し、撮像装置であるCC
D13から撮像信号を受信し、表示装置であるLCD4
に撮像画像を表示し、また、メモリカード等でなる記憶
装置43に格納する。
回路のブロック図である。同制御回路は、カメラ全体を
制御するためのCPU41や電源42を有し、CPU4
1は電源スイッチ5及びレリーズスイッチ6からの操作
信号を受けてカメラ動作を制御し、撮像装置であるCC
D13から撮像信号を受信し、表示装置であるLCD4
に撮像画像を表示し、また、メモリカード等でなる記憶
装置43に格納する。
【0018】上記第1の実施形態による多焦点電子スチ
ルカメラ1においては、反射ミラー22,23の移動又
は回動により撮影レンズ8,9,10の切り換えを行う
ことができ、その場合に撮影レンズ8,9,10からC
CD13に至る結像光束を1枚の反射ミラーにより1回
折り曲げるだけである。従って、複数回反射させるもの
に比べて反射ミラーの止まり精度が厳しく要求されなく
なる。また、複数の撮影レンズ8,9,10は、CCD
13から離れるに従い、焦点距離が長くなるような配置
とされているので、焦点距離の長い撮影レンズを有して
いても、カメラ外形をそれ程大きくしなくて済む。ま
た、撮影レンズを通った結像光束を折り曲げた先にCC
D13は配置されていて、撮影レンズ8,9,10の光
軸に対してCCD13のそれは直交するので、撮影レン
ズの光軸方向寸法を小さくでき、コンパクト化が図れ
る。また、電子ズーム(トリミング)を行うことで、離
散的に焦点距離を変化させる構成であっても、高倍率の
連続ズームが可能となる。
ルカメラ1においては、反射ミラー22,23の移動又
は回動により撮影レンズ8,9,10の切り換えを行う
ことができ、その場合に撮影レンズ8,9,10からC
CD13に至る結像光束を1枚の反射ミラーにより1回
折り曲げるだけである。従って、複数回反射させるもの
に比べて反射ミラーの止まり精度が厳しく要求されなく
なる。また、複数の撮影レンズ8,9,10は、CCD
13から離れるに従い、焦点距離が長くなるような配置
とされているので、焦点距離の長い撮影レンズを有して
いても、カメラ外形をそれ程大きくしなくて済む。ま
た、撮影レンズを通った結像光束を折り曲げた先にCC
D13は配置されていて、撮影レンズ8,9,10の光
軸に対してCCD13のそれは直交するので、撮影レン
ズの光軸方向寸法を小さくでき、コンパクト化が図れ
る。また、電子ズーム(トリミング)を行うことで、離
散的に焦点距離を変化させる構成であっても、高倍率の
連続ズームが可能となる。
【0019】図7乃至図11は、第2の実施形態による
多焦点電子スチルカメラを示す。図7は多焦点電子スチ
ルカメラ1の外観図、図8、図9は撮像ブロック3の構
成を示す図である。これらの図において、上述第1の実
施形態と同等の部材には同番号を付している。この第2
の実施形態では、撮影レンズの切り換え、すなわち焦点
距離切り換えを行う機構が第1の実施形態と相違する。
すなわち、この多焦点電子スチルカメラ1は、焦点距離
切り換えスイッチ50を備え、同スイッチ50が操作さ
れることにより1枚の反射ミラー51が直線移動して撮
影レンズの切り換えが行われるように構成されている。
多焦点電子スチルカメラを示す。図7は多焦点電子スチ
ルカメラ1の外観図、図8、図9は撮像ブロック3の構
成を示す図である。これらの図において、上述第1の実
施形態と同等の部材には同番号を付している。この第2
の実施形態では、撮影レンズの切り換え、すなわち焦点
距離切り換えを行う機構が第1の実施形態と相違する。
すなわち、この多焦点電子スチルカメラ1は、焦点距離
切り換えスイッチ50を備え、同スイッチ50が操作さ
れることにより1枚の反射ミラー51が直線移動して撮
影レンズの切り換えが行われるように構成されている。
【0020】撮影レンズの切り換え機構を説明すると、
反射ミラー51はスライド部材52に設けられ、このス
ライド部材52はレンズ・ミラー保持部12に形成され
た凹部53に移動自在に収納される。反射ミラー51す
なわちスライド部材52を移動させる光学系駆動装置5
5はレンズ・ミラー保持部12に形成された凹部54に
収納される。CCD13は凹部53の端部であって反射
ミラー51により折り曲げられた結像光束が結像する位
置に収納される。スライド部材52は、反射ミラー51
を先端部に有すると共に、開口枠52a、相対向する遮
光板52bと、この遮光板52bに対してスライド自在
な相対向する遮光板52cを有している。光学系駆動装
置55は、モータ56と、モータ56により回転駆動さ
れるボールネジ57と、ガイドバー58と、ボールネジ
57にネジ結合されたアーム59aと、ガイドバー58
にガイドされるアーム59bとから成る。アーム59
a,59bは、レンズ・ミラー保持部12に開けられた
スリット53a,53bを挿通してスライド部材52に
連結されている。
反射ミラー51はスライド部材52に設けられ、このス
ライド部材52はレンズ・ミラー保持部12に形成され
た凹部53に移動自在に収納される。反射ミラー51す
なわちスライド部材52を移動させる光学系駆動装置5
5はレンズ・ミラー保持部12に形成された凹部54に
収納される。CCD13は凹部53の端部であって反射
ミラー51により折り曲げられた結像光束が結像する位
置に収納される。スライド部材52は、反射ミラー51
を先端部に有すると共に、開口枠52a、相対向する遮
光板52bと、この遮光板52bに対してスライド自在
な相対向する遮光板52cを有している。光学系駆動装
置55は、モータ56と、モータ56により回転駆動さ
れるボールネジ57と、ガイドバー58と、ボールネジ
57にネジ結合されたアーム59aと、ガイドバー58
にガイドされるアーム59bとから成る。アーム59
a,59bは、レンズ・ミラー保持部12に開けられた
スリット53a,53bを挿通してスライド部材52に
連結されている。
【0021】撮影レンズの切り換え動作に関しては、焦
点距離切り換えスイッチ50が所定の位置に移動操作さ
れることで、モータ56が駆動され、ボールネジ57を
回転駆動するので、アーム59aを介してスライド部材
52が所定位置までスライド移動される。いま、ワイド
の撮影レンズ10が用いられる状態では、スライド部材
52は反射ミラー51が撮影レンズ10を通る結像光束
を折り曲げる位置にあり、そのとき、遮光板52cは遮
光板52bの内側に収納された状態となる。ミドルの撮
影レンズ9が用いられる状態では、スライド部材52は
反射ミラー51が撮影レンズ9を通る結像光束を折り曲
げる位置にあり、そのとき、遮光板52bは遮光板52
cから繰り出され、ワイドの撮影レンズ10からの結像
光束を遮光する状態となる。さらに、テレの撮影レンズ
8が用いられる状態では、スライド部材52は反射ミラ
ー51が撮影レンズ8を通る結像光束を折り曲げる位置
にあり、そのとき、遮光板52b、52cはそれぞれミ
ドルの撮影レンズ9及びワイドの撮影レンズ10からの
各結像光束を遮光する状態となる。
点距離切り換えスイッチ50が所定の位置に移動操作さ
れることで、モータ56が駆動され、ボールネジ57を
回転駆動するので、アーム59aを介してスライド部材
52が所定位置までスライド移動される。いま、ワイド
の撮影レンズ10が用いられる状態では、スライド部材
52は反射ミラー51が撮影レンズ10を通る結像光束
を折り曲げる位置にあり、そのとき、遮光板52cは遮
光板52bの内側に収納された状態となる。ミドルの撮
影レンズ9が用いられる状態では、スライド部材52は
反射ミラー51が撮影レンズ9を通る結像光束を折り曲
げる位置にあり、そのとき、遮光板52bは遮光板52
cから繰り出され、ワイドの撮影レンズ10からの結像
光束を遮光する状態となる。さらに、テレの撮影レンズ
8が用いられる状態では、スライド部材52は反射ミラ
ー51が撮影レンズ8を通る結像光束を折り曲げる位置
にあり、そのとき、遮光板52b、52cはそれぞれミ
ドルの撮影レンズ9及びワイドの撮影レンズ10からの
各結像光束を遮光する状態となる。
【0022】図10(a)(b)(c)は、撮影光路を
示す図であり、それぞれワイド状態、ミドル状態、及び
テレ状態を示している。図11は、上記第2の実施形態
による多焦点電子スチルカメラ1の制御回路のブロック
図である。同制御回路におけるCPU41は、図6に示
した制御回路の構成に加えて、焦点距離切り換えスイッ
チ50からの信号を受信し、光学系駆動装置55のモー
タ56を駆動制御する。これにより、反射ミラー51が
直線移動して撮影レンズの切り換えが行われる。
示す図であり、それぞれワイド状態、ミドル状態、及び
テレ状態を示している。図11は、上記第2の実施形態
による多焦点電子スチルカメラ1の制御回路のブロック
図である。同制御回路におけるCPU41は、図6に示
した制御回路の構成に加えて、焦点距離切り換えスイッ
チ50からの信号を受信し、光学系駆動装置55のモー
タ56を駆動制御する。これにより、反射ミラー51が
直線移動して撮影レンズの切り換えが行われる。
【0023】上記第2の実施形態による多焦点電子スチ
ルカメラ1においては、1枚の反射ミラー51の移動に
より撮影レンズ8,9,10の切り換えが行え、撮影レ
ンズ8,9,10からCCD13に至る結像光束中に1
枚の反射ミラー51が介在するのみであるので、上記第
1実施形態と同等の効果が得られる。
ルカメラ1においては、1枚の反射ミラー51の移動に
より撮影レンズ8,9,10の切り換えが行え、撮影レ
ンズ8,9,10からCCD13に至る結像光束中に1
枚の反射ミラー51が介在するのみであるので、上記第
1実施形態と同等の効果が得られる。
【0024】なお、本発明は上記実施例構成に限られず
種々の変形が可能である。例えば、第1実施形態では、
手動で焦点距離の切り換えを行うものを示し、第2実施
形態では、電動で焦点距離の切り換えを行うものを示し
たが、手動か電動かは適宜に適用すればよい。また、上
記各実施形態では、撮影レンズの焦点距離を3種類切り
換え得るものを示したが、より多くの焦点距離に切り換
え得るものとしてもよい。また、反射ミラーは撮影レン
ズの数以下で構成される各種の移動形態を採用し得る。
種々の変形が可能である。例えば、第1実施形態では、
手動で焦点距離の切り換えを行うものを示し、第2実施
形態では、電動で焦点距離の切り換えを行うものを示し
たが、手動か電動かは適宜に適用すればよい。また、上
記各実施形態では、撮影レンズの焦点距離を3種類切り
換え得るものを示したが、より多くの焦点距離に切り換
え得るものとしてもよい。また、反射ミラーは撮影レン
ズの数以下で構成される各種の移動形態を採用し得る。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1又は請求項2の発
明によれば、反射ミラーを移動又は回動させることによ
り撮影レンズを切り換え、しかも結像光束中に1枚の反
射ミラーが介在するのみであり、結像光束を1回折り曲
げるだけであるので、複数枚の反射ミラーが介在する場
合に比べて、反射ミラーの止まり精度を緩くでき、製造
が容易で低コスト化が図れる。また、コスト的にも安価
な単焦点の撮影レンズを用い、離散的なズーム構成であ
りながら、高倍率の連続ズームが可能となる。
明によれば、反射ミラーを移動又は回動させることによ
り撮影レンズを切り換え、しかも結像光束中に1枚の反
射ミラーが介在するのみであり、結像光束を1回折り曲
げるだけであるので、複数枚の反射ミラーが介在する場
合に比べて、反射ミラーの止まり精度を緩くでき、製造
が容易で低コスト化が図れる。また、コスト的にも安価
な単焦点の撮影レンズを用い、離散的なズーム構成であ
りながら、高倍率の連続ズームが可能となる。
【0026】また、請求項3の発明によれば、上記請求
項1の効果に加えて、1枚の反射ミラーの移動又は回動
により撮影レンズの切り換えができるので、簡素な構成
により多焦点が得られる。
項1の効果に加えて、1枚の反射ミラーの移動又は回動
により撮影レンズの切り換えができるので、簡素な構成
により多焦点が得られる。
【0027】また、請求項4の発明によれば、撮影レン
ズの切り換えに対応して複数枚の反射ミラーの内の1枚
のみが結像光束中に入るので、上記請求項1と同等の効
果が得られる。
ズの切り換えに対応して複数枚の反射ミラーの内の1枚
のみが結像光束中に入るので、上記請求項1と同等の効
果が得られる。
【0028】また、請求項5の発明によれば、上記請求
項1乃至請求項3の効果に加えて、焦点距離の長い撮影
レンズが搭載されていても、カメラ外形を比較的にコン
パクトに保つことができる。
項1乃至請求項3の効果に加えて、焦点距離の長い撮影
レンズが搭載されていても、カメラ外形を比較的にコン
パクトに保つことができる。
【図1】本発明の第1の実施形態による多焦点カメラの
外観図である。
外観図である。
【図2】撮像ブロックの分解斜視図である。
【図3】撮影レンズの切り換え動作を説明するための図
である。
である。
【図4】(a)(b)(c)は撮影レンズからCCDに
至る撮影光路を示す図である。
至る撮影光路を示す図である。
【図5】(a)(b)(c)は第1の実施形態の変形例
による撮影光路を示す図である。
による撮影光路を示す図である。
【図6】第1の実施形態による多焦点カメラの制御回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図7】第2の実施形態による多焦点カメラの外観図で
ある。
ある。
【図8】撮像ブロックの斜視図である。
【図9】撮像ブロックの分解斜視図である。
【図10】(a)(b)(c)は撮影レンズからCCD
に至る撮影光路を示す図である。
に至る撮影光路を示す図である。
【図11】第2の実施形態による多焦点カメラの制御回
路のブロック図である。
路のブロック図である。
1 多焦点電子スチルカメラ 8,9,10 撮影レンズ 13 CCD(撮像媒体:光電変換素子) 21,22,23 反射ミラー 51 反射ミラー
フロントページの続き (72)発明者 河野 哲生 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 松本 博之 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 互いに焦点距離の異なる複数の撮影レン
ズと、これらの撮影レンズを通して結像される光学像を
撮像する撮像媒体と、前記撮影レンズと撮像媒体との間
に設けられ、結像光束を折り曲げる反射ミラーとを備え
た多焦点カメラにおいて、 前記反射ミラーを移動させることにより撮影レンズを切
り換え、しかも、該反射ミラーは前記撮影レンズから撮
像媒体に至る結像光束中に1枚のみが介在する構成とし
たことを特徴とする多焦点カメラ。 - 【請求項2】 前記撮像媒体は光電変換素子で構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の多焦点カメラ。 - 【請求項3】 前記反射ミラーが1枚で構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の多焦点カメラ。 - 【請求項4】 前記反射ミラーが複数枚で、かつ、撮影
レンズの数以下で構成されていることを特徴とする請求
項1記載の多焦点カメラ。 - 【請求項5】 前記複数の撮影レンズは、前記撮像媒体
から離れるに従い、焦点距離が長くなることを特徴とす
る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の多焦点カメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9055134A JPH10254055A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 多焦点カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9055134A JPH10254055A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 多焦点カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10254055A true JPH10254055A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12990321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9055134A Withdrawn JPH10254055A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 多焦点カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10254055A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-03-10 JP JP9055134A patent/JPH10254055A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |