JP2924359B2 - フレキシブル基板用リール - Google Patents
フレキシブル基板用リールInfo
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- JP2924359B2 JP2924359B2 JP3257916A JP25791691A JP2924359B2 JP 2924359 B2 JP2924359 B2 JP 2924359B2 JP 3257916 A JP3257916 A JP 3257916A JP 25791691 A JP25791691 A JP 25791691A JP 2924359 B2 JP2924359 B2 JP 2924359B2
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- Japan
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- flange
- reel
- flexible substrate
- film
- core
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はフレキシブル基板用リー
ルに関し、例えば樹脂を基材とするフィルム上に回路パ
ターンが形成されたフレキシブル基板の製造時や搬送時
などに用いられるフレキシブル基板用リールに関する。
ルに関し、例えば樹脂を基材とするフィルム上に回路パ
ターンが形成されたフレキシブル基板の製造時や搬送時
などに用いられるフレキシブル基板用リールに関する。
【０００２】
【従来の技術】樹脂を基材とする長尺のフレキシブルフ
ィルムに、例えば、銅箔により多数のリード（導電パタ
ーン）を形成してなるフレキシブル回路基板に半導体素
子を実装するＴＡＢ実装方式は、多量生産に適する、小
型化できる、ファインパターン化が可能である等、多く
の特徴を有するため現在では広く実用に共されている。
ここで使われるフレキシブル回路基板は、長尺のフィル
ムに金属箔をラミネートする工程、フォトレジストをコ
ーティングする工程、リードを露光する工程、リードを
現像する工程、リード以外の部分をエッチングする工
程、フォトレジストを除去する工程、必要な印刷を行な
う工程、など多くの工程を経て製造されている。これら
各工程はそれぞれ独立した装置によって行なわれてお
り、各工程で加工されたフィルムは一度リールに巻取ら
れ、次の工程ではそのまま巻出し側にセットされフィル
ムの巻出しリールとして用いられる。
ィルムに、例えば、銅箔により多数のリード（導電パタ
ーン）を形成してなるフレキシブル回路基板に半導体素
子を実装するＴＡＢ実装方式は、多量生産に適する、小
型化できる、ファインパターン化が可能である等、多く
の特徴を有するため現在では広く実用に共されている。
ここで使われるフレキシブル回路基板は、長尺のフィル
ムに金属箔をラミネートする工程、フォトレジストをコ
ーティングする工程、リードを露光する工程、リードを
現像する工程、リード以外の部分をエッチングする工
程、フォトレジストを除去する工程、必要な印刷を行な
う工程、など多くの工程を経て製造されている。これら
各工程はそれぞれ独立した装置によって行なわれてお
り、各工程で加工されたフィルムは一度リールに巻取ら
れ、次の工程ではそのまま巻出し側にセットされフィル
ムの巻出しリールとして用いられる。
【０００３】また各工程において、フォトレジストやリ
ードを保護するためスペーサーを使用しているが、その
巻出しもリールを使っておこなわれる。
ードを保護するためスペーサーを使用しているが、その
巻出しもリールを使っておこなわれる。
【０００４】図２は従来のリールの断面図である。８,
８ａはフランジ、９はフィルムを巻き付けるコアであ
り、フランジ８,８ａはコア９にビスで固定されてい
る。
８ａはフランジ、９はフィルムを巻き付けるコアであ
り、フランジ８,８ａはコア９にビスで固定されてい
る。
【０００５】図３は上記各工程でフィルムを巻取り、ス
ペーサーを巻き込む、巻取り部の概略図である。この図
において、１０はフィルム１３を搬送するスプロケット
ホイール、１１はフリールーパー、１２はガイドローラ
ー、１４はフィルム１３を保護するスペーサー、１５は
スペーサー１４を巻き込んであるスペーサー巻出しリー
ル、１６はフィルム１３およびスペーサー１４を巻取る
巻取りリール、１７は巻取りリール１６をセットする巻
取り軸である。スプロケットホイール１０の駆動により
繰り出されるフィルム１３は、フリールーパーの上下に
よりＯＮ，ＯＦＦする巻取り軸１７の回転により、スペ
ーサー１４とともに巻取りリール１６に巻取られる。
ペーサーを巻き込む、巻取り部の概略図である。この図
において、１０はフィルム１３を搬送するスプロケット
ホイール、１１はフリールーパー、１２はガイドローラ
ー、１４はフィルム１３を保護するスペーサー、１５は
スペーサー１４を巻き込んであるスペーサー巻出しリー
ル、１６はフィルム１３およびスペーサー１４を巻取る
巻取りリール、１７は巻取りリール１６をセットする巻
取り軸である。スプロケットホイール１０の駆動により
繰り出されるフィルム１３は、フリールーパーの上下に
よりＯＮ，ＯＦＦする巻取り軸１７の回転により、スペ
ーサー１４とともに巻取りリール１６に巻取られる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来構
造では、長尺のフィルム１コイルにたいして、１本のリ
ールが必要であり、スペーサーも１コイル毎にリールに
巻く必要がある。このためリールの保有数が多くなり、
保管のために広いスペースが必要になる。また各工程間
もリールに巻かれた状態で移動しなければならない、特
に前述のラミネート工程からフォトレジストコート工程
の間は何回かフィルムを巻直す必要があり、リールに巻
かれた状態では作業の効率が悪くなるという問題点を有
する。そこで本発明はこのような問題点を解決するもの
で、その目的とするところはリールの保有本数を削減
し、かつ、リールに巻取られたフィルムを巻芯に巻かれ
た状態のまま取り出せるようなフレキシブル回路基板製
造用リールを提供するところにある。
造では、長尺のフィルム１コイルにたいして、１本のリ
ールが必要であり、スペーサーも１コイル毎にリールに
巻く必要がある。このためリールの保有数が多くなり、
保管のために広いスペースが必要になる。また各工程間
もリールに巻かれた状態で移動しなければならない、特
に前述のラミネート工程からフォトレジストコート工程
の間は何回かフィルムを巻直す必要があり、リールに巻
かれた状態では作業の効率が悪くなるという問題点を有
する。そこで本発明はこのような問題点を解決するもの
で、その目的とするところはリールの保有本数を削減
し、かつ、リールに巻取られたフィルムを巻芯に巻かれ
た状態のまま取り出せるようなフレキシブル回路基板製
造用リールを提供するところにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のフレキシブル基
板用リールは、フレキシブル基板が巻着されるフレキシ
ブル基板用リールであって、第１フランジと、前記第１
のフランジに取り付けられる第２フランジと、を有し、
前記第１フランジには巻芯をセットするためのハブを有
し、前記巻芯は前記各フランジとは別体形成されてなる
ことを特徴とする。本発明のフレキシブル基板用リール
は、フレキシブル基板が巻着されるフレキシブル基板用
リールであって、第１フランジと、前記第１のフランジ
に取り付けられる第２フランジと、を有し、前記第１フ
ランジには巻芯をセットするためのハブを有し、前記第
２フランジには前記第２フランジのみをまわすことが可
能なハンドルを有することを特徴とする。また更に、前
記ハブ及び前記ハンドルには一対のネジが設けられ、前
記ネジを螺嵌することで前記第１フランジと前記第２フ
ランジとが固定されてなることを特徴とする。本発明の
フレキシブル基板用リールは、フレキシブル基板が巻着
されるフレキシブル基板用リールであって、第１フラン
ジと、前記第１のフランジに取り付けられる第２フラン
ジと、を有し、前記第２フランジには前記第２フランジ
のみをまわすことが可能なハンドルを有することを特徴
とする。
板用リールは、フレキシブル基板が巻着されるフレキシ
ブル基板用リールであって、第１フランジと、前記第１
のフランジに取り付けられる第２フランジと、を有し、
前記第１フランジには巻芯をセットするためのハブを有
し、前記巻芯は前記各フランジとは別体形成されてなる
ことを特徴とする。本発明のフレキシブル基板用リール
は、フレキシブル基板が巻着されるフレキシブル基板用
リールであって、第１フランジと、前記第１のフランジ
に取り付けられる第２フランジと、を有し、前記第１フ
ランジには巻芯をセットするためのハブを有し、前記第
２フランジには前記第２フランジのみをまわすことが可
能なハンドルを有することを特徴とする。また更に、前
記ハブ及び前記ハンドルには一対のネジが設けられ、前
記ネジを螺嵌することで前記第１フランジと前記第２フ
ランジとが固定されてなることを特徴とする。本発明の
フレキシブル基板用リールは、フレキシブル基板が巻着
されるフレキシブル基板用リールであって、第１フラン
ジと、前記第１のフランジに取り付けられる第２フラン
ジと、を有し、前記第２フランジには前記第２フランジ
のみをまわすことが可能なハンドルを有することを特徴
とする。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の実施例におけるリールの断面
図である。１はフィルムを巻き付けるための巻芯、２
は、巻芯１をセットするためのハブ４をネジ止めしたハ
ブ付フランジ、３は、作業性を良くするためのハンドル
５をネジ止めしたハンドル付フランジである。６はハブ
４に加工された雄ネジ、７はハンドル５に加工された雌
ネジである。
図である。１はフィルムを巻き付けるための巻芯、２
は、巻芯１をセットするためのハブ４をネジ止めしたハ
ブ付フランジ、３は、作業性を良くするためのハンドル
５をネジ止めしたハンドル付フランジである。６はハブ
４に加工された雄ネジ、７はハンドル５に加工された雌
ネジである。
【０００９】上記のような構造において、巻芯１をハブ
付フランジ２のハブ４にセットし、雄ネジ６に雌ネジ７
を合わせ、ハンドル付フランジ３のハンドル５を回して
ネジ込むことでハブ付フランジ２とハンドル付フランジ
３の間に巻芯１を挟み込み固定することが可能となる。
付フランジ２のハブ４にセットし、雄ネジ６に雌ネジ７
を合わせ、ハンドル付フランジ３のハンドル５を回して
ネジ込むことでハブ付フランジ２とハンドル付フランジ
３の間に巻芯１を挟み込み固定することが可能となる。
【００１０】図３の巻取り部の概略図において、巻取り
リール１６としてこのリールを使用する場合、巻芯１を
ハブ付フランジ２とハンドル付フランジ３で挟み固定し
た状態で、巻取り軸１７にセットする。ここでスペーサ
ー巻出しリール１５に巻いてあるスペーサー１４の先端
を巻芯１に粘着テープ等により固定しあらかじめ２〜３
回巻いておき、次いで、スプロケットホイール１０によ
り繰り出されるフィルム１３の先端を巻取りリール１６
に巻いてあるスペーサーの間に挟み込むと、フリールー
パー１１の上下動により巻取り軸の回転がＯＮ，ＯＦＦ
し、フィルムとスペーサーが順次巻き込まれていく。巻
取り動作終了時に、ハンドル付フランジ３のハンドル５
をネジをゆるめる方向に回してハンドル付フランジ３を
はずし、巻芯に巻取られたフィルムを巻芯毎ハブ４から
はずすことによって次工程に送ることができる。さら
に、別の巻芯１をハブ４にセットすることによって、本
発明によるリール１本で繰り返し生産することが可能に
なる。
リール１６としてこのリールを使用する場合、巻芯１を
ハブ付フランジ２とハンドル付フランジ３で挟み固定し
た状態で、巻取り軸１７にセットする。ここでスペーサ
ー巻出しリール１５に巻いてあるスペーサー１４の先端
を巻芯１に粘着テープ等により固定しあらかじめ２〜３
回巻いておき、次いで、スプロケットホイール１０によ
り繰り出されるフィルム１３の先端を巻取りリール１６
に巻いてあるスペーサーの間に挟み込むと、フリールー
パー１１の上下動により巻取り軸の回転がＯＮ，ＯＦＦ
し、フィルムとスペーサーが順次巻き込まれていく。巻
取り動作終了時に、ハンドル付フランジ３のハンドル５
をネジをゆるめる方向に回してハンドル付フランジ３を
はずし、巻芯に巻取られたフィルムを巻芯毎ハブ４から
はずすことによって次工程に送ることができる。さら
に、別の巻芯１をハブ４にセットすることによって、本
発明によるリール１本で繰り返し生産することが可能に
なる。
【００１１】上記の説明では本発明を、巻取りリールと
して使用する場合について説明したが、スペーサー巻出
しリール、さらには各工程の巻出し部分にあるフィルム
巻出しリール、スペーサー巻取りリールにも実施するこ
とが可能である。
して使用する場合について説明したが、スペーサー巻出
しリール、さらには各工程の巻出し部分にあるフィルム
巻出しリール、スペーサー巻取りリールにも実施するこ
とが可能である。
【００１２】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、フィ
ルムおよびスペーサーのコイル毎にリールを用意する必
要がなく、少ないリールの保有数で効率的な生産が可能
になる。リール保管のためのスペースが狭くなる。製品
加工中の各工程間での移動、一時保管の際もリールから
はずした状態で行なうことにより、作業効率が向上する
という効果を有する。
ルムおよびスペーサーのコイル毎にリールを用意する必
要がなく、少ないリールの保有数で効率的な生産が可能
になる。リール保管のためのスペースが狭くなる。製品
加工中の各工程間での移動、一時保管の際もリールから
はずした状態で行なうことにより、作業効率が向上する
という効果を有する。
【図１】本発明実施例におけるリールの断面図。
【図２】従来のリールの断面図。
【図３】各工程の巻取り部の概略図。
１ 巻芯 ２ ハブ付フランジ ３ ハンドル付フランジ ４ ハブ ５ ハンドル ６ 雄ネジ ７ 雌ネジ ８，８ａ フランジ ９ コア １０ スプロケットホイール １１ フリールーパー １２ ガイドローラー １３ フィルム １４ スペーサー １５ スペーサー巻出しリール １６ 巻取りリール １７ 巻取り軸
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01L 21/60 311 H05K 13/00 B65H 75/00
Claims (4)
- 【請求項１】 フレキシブル基板が巻着されるフレキシ
ブル基板用リールであって、 第１フランジと、前記第１のフランジに取り付けられる
第２フランジと、を有し、 前記第１フランジには巻芯をセットするためのハブを有
し、 前記巻芯は前記各フランジとは別体形成されてなること
を特徴とするフレキシブル基板用リール。 - 【請求項２】 フレキシブル基板が巻着されるフレキシ
ブル基板用リールであって、 第１フランジと、前記第１のフランジに取り付けられる
第２フランジと、を有し、 前記第１フランジには巻芯をセットするためのハブを有
し、 前記第２フランジには前記第２フランジのみをまわすこ
とが可能なハンドルを有することを特徴とするフレキシ
ブル基板用リール。 - 【請求項３】 請求項２記載のフレキシブル基板用リー
ルにおいて、 前記ハブ及び前記ハンドルには一対のネジが設けられ、
前記ネジを螺嵌することで前記第１フランジと前記第２
フランジとが固定されてなることを特徴とするフレキシ
ブル基板用リール。 - 【請求項４】 フレキシブル基板が巻着されるフレキシ
ブル基板用リールであって、 第１フランジと、前記第１のフランジに取り付けられる
第２フランジと、を有し、 前記第２フランジには前記第２フランジのみをまわすこ
とが可能なハンドルを有することを特徴とするフレキシ
ブル基板用リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3257916A JP2924359B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | フレキシブル基板用リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3257916A JP2924359B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | フレキシブル基板用リール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05102248A JPH05102248A (ja) | 1993-04-23 |
| JP2924359B2 true JP2924359B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=17312977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3257916A Expired - Fee Related JP2924359B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | フレキシブル基板用リール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2924359B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030092265A (ko) * | 2002-05-29 | 2003-12-06 | 김정태 | 반도체 패키지용 테이프 릴 |
| JP5912700B2 (ja) * | 2012-03-14 | 2016-04-27 | デクセリアルズ株式会社 | リール部材、接着フィルムの巻回方法及び巻き出し方法 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP3257916A patent/JP2924359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05102248A (ja) | 1993-04-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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