JP2924293B2 - 電子部品の移載ヘッド装置 - Google Patents

電子部品の移載ヘッド装置

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JP2924293B2 JP3134859A JP13485991A JP2924293B2 JP 2924293 B2 JP2924293 B2 JP 2924293B2 JP 3134859 A JP3134859 A JP 3134859A JP 13485991 A JP13485991 A JP 13485991A JP 2924293 B2 JP2924293 B2 JP 2924293B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品の移載ヘッド装
置に係り、詳しくは、吸着ヘッドのノズルに吸着された
電子部品をカメラにより観察して、その位置ずれを検出
するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】ICチップ、LSIチップ、抵抗チッ
プ、コンデンサチップのような電子部品を基板に実装す
る電子部品実装装置は、トレイやテープフィーダ、チュ
ーブフィーダ等のパーツフィーダの電子部品を吸着ヘッ
ドのノズルに吸着し、次いでこの電子部品のXYθ方向
の位置ずれを観察し、且つこれを補正したうえで、位置
決め部に位置決めされた基板に搭載するようになってい
る。
【0003】従来、電子部品を観察する手段としては、
図6(平面図)に示すように、トレイのようなパーツフ
ィーダ101と基板102の位置決め部103の間に、
電子部品Pの位置ずれ観察ステージ104を設けたもの
が知られている。
【0004】その動作を説明すると、まずサブ吸着ヘッ
ド105がパーツフィーダ101の電子部品Pを観察ス
テージ104に移載し、この観察ステージ104に設け
られたCCDカメラ106により、電子部品PのXYθ
方向の位置ずれを検出する。
【0005】次いで吸着ヘッド107のノズル108が
電子部品Pをピックアップする。そして電子部品PのX
Y方向の位置ずれは、吸着ヘッド107のXY方向スト
ロークに、XY方向の位置ずれに基づく補正値を加える
ことにより補正し、またθ方向の位置ずれは、吸着ヘッ
ド107に装備されたモータ109により、ノズル10
8をθ方向(ノズル108の軸心を中心とする回転方
向)に回転させることにより補正する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
手段は、サブ吸着ヘッド105により電子部品Pを観察
ステージ104に一旦載置したうえで、カメラ106に
より観察し、次いで吸着ヘッド107によりピックアッ
プして、基板102に移送しなければならなかったた
め、観察に要する時間が丸々ロスタイムとなって実装能
率があがらないものであった。
【0007】したがって本発明は、カメラによる電子部
品の観察に要するロスタイムをなくし、高速にて電子部
品を基板に移送搭載できる電子部品実装装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動テーブル
に駆動されて、上記パーツフィーダと位置決め部の間を
一体的に移動する左右一対の吸着ヘッド及び観察装置
と、各々の吸着ヘッドのノズルに吸着された電子部品へ
向かって光を照射する光源と、駆動手段に駆動されて各
々の吸着ヘッドのノズルに吸着された電子部品の下方に
選択的に移動することにより、上記光源から照射された
光を、上記観察装置に向かって反射させるミラーとから
電子部品の移載ヘッドを構成している。
【0009】
【作用】上記構成によれば、移載ヘッドがパーツフィー
ダの電子部品をピックアップして、位置決め部の基板に
移送する途中において、ミラーがノズルに吸着された電
子部品の下方へ進出し、光源から照射された光を観察装
置へ向かって反射させることにより、この電子部品を観
察して、その位置ずれを検出する。
【0010】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0011】図1は、電子部品実装装置の部分斜視図で
ある。1は移動テーブルであり、移載ヘッド装置2が装
着されている。3はパーツフィーダとしてのトレイであ
り、電子部品Pが収納されている。4は位置決め部5に
位置決めされた基板である。この電子部品実装装置は、
移動テーブル1が駆動して、移載ヘッド装置2がXY方
向に移動することにより、トレイ3の電子部品Pを吸着
してピックアップし、基板4に移送搭載する。
【0012】図2は、移載ヘッド装置2の斜視図であ
る。この移載ヘッド装置2は、左右一対の吸着ヘッド1
1,11を有しており、吸着ヘッド11,11の間に
は、ミラー13が設けられている。この吸着ヘッド11
とミラー13は、一体的にXY方向に移動する。吸着ヘ
ッド11,11は同一構造であって、次に図3を併せて
参照しながら、その構造を説明する。
【0013】14はノズルシャフトであって、その下端
部には、電子部品Pを吸着するノズル15(15a,1
5b)を有している。このノズルシャフト14は、ベヤ
リング部16に上下動自在に保持されている。17は付
勢用コイルばねである。
【0014】21(21a,21b)はカムであり、モ
ータ22に駆動されて回転する。23はカムフォロアで
あって、ピン24を中心に揺動するレバー25に軸着さ
れている。レバー25の先端部には、上記ノズルシャフ
ト14の上端部に嵌合するローラ26が装着されてい
る。したがってモータ22が駆動してカム21が回転す
ると、ノズルシャフト14は上下動する。なお、左右の
ノズルシャフト14が交互に上下動するように、カム2
1a,21bの形状は設定されている。ノズル15の上
部には、円板状の光源18が装着されている。この光源
18は、ノズル15に吸着された電子部品Pに向かって
光を照射する。
【0015】10はモータであり、ギヤ19,20を介
して、ノズル15をその軸心を中心にθ回転させる。上
記ミラー13は、左右のノズル15の下方に、選択的に
移動自在に設けられており、次に図2と図4を参照しな
がら、その移動手段を説明する。
【0016】ミラー13は、底面部13aと、傾斜部1
3b,13cを有しており、ブロック31に保持されて
いる、ブロック31の背面にはスライダ32が装着され
ており、このスライダ32は水平なガイドレール33に
嵌合している。30はブロック31を右方に弾発するコ
イルばねである。
【0017】35は上記モータ22に駆動されて回転す
るドラム形のカムである。このカム35の周面にはカム
溝36が形成されており、このカム溝36にはカムフォ
ロア37が嵌合されている。
【0018】このカムフォロア37はピン38を中心に
左右に揺動するレバー39の上端部に装着されている。
またレバー39の下端部には、上記ブロック31に嵌合
するローラ40が軸着されている。したがってモータ2
2が駆動すると、上述のようにノズルシャフト14は上
下動し、これに同期して、ミラー13は左右に往復動
し、左右のノズル15の下方に選択的に移動する。
【0019】図2において、50は観察装置である。5
1は鏡筒であり、その側面には、倍率の異なる2個のカ
メラ52,53が設けられている。鏡筒51の内部に設
けられた光路を切り換えることにより、各々のカメラ5
2,53に選択的に画像が取り込まれる。この観察装置
50は、鏡筒51がミラー13の直上に位置するように
左右の吸着ヘッド11,11の間に組み付けられる。な
お、図2では、説明の都合上、観察装置50は移載ヘッ
ド装置2から分離させている。
【0020】図2において、42はフレームであり、上
記移動テーブル1に取り付けられる。
【0021】本装置は上記のような構成より成り、次
に、図5を参照しながら動作の1例を説明する。
【0022】図5(a)に示すように、ミラー13が左
方のノズル15aの下方に位置している状態で、他方の
ノズル15bをトレイ3の上方へ移動させ、このノズル
15bを上下動させ、トレイ3の電子部品P1をピック
アップする。
【0023】次いで、他方のノズル15aで電子部品を
吸着するべく、このノズル15aをトレイ3の上方へ移
動させるが、この移動中に、同図(b)鎖線に示すよう
に、ミラー13をノズル15bの下方へ移動させ、光源
18を点灯する。すると光Lは、ミラー13に反射され
て鏡筒51に入射し、カメラ52又はカメラ53によ
り、電子部品P1の位置ずれが観察される。
【0024】次いで同図(c)に示すように、ノズル1
5aを上下動させて、電子部品P2をピックアップす
る。次いで、電子部品P1,P2を基板4に搭載するべ
く、移載ヘッド装置2は基板4の上方へ移動する。この
移動中に、同図(d)に示すように、ミラー13をノズ
ル15aの下方へ移動させ、光源18を点灯して、カメ
ラ52又はカメラ53により電子部品P2を観察して、
電子部品P2の位置ずれを観察する。
【0025】このようにして検出された電子部品P1,
P2のXY方向の位置ずれは、移動テーブル1の駆動に
よる移載ヘッド装置2のXY方向の移動ストロークを調
整することにより補正する。またθ方向の位置ずれは、
モータ10を駆動して、ノズル15a,15bを回転さ
せることにより補正する。
【0026】ノズル15bが所定の位置へ移動したなら
ば、ノズル15bを上下動させて、電子部品P1を基板
4に搭載する(同図(e)参照)。
【0027】次いで同図(f)に示すように、ミラー1
3をノズル15bの下方へ移動させながら、他方のノズ
ル15aを所定の位置へ移動させ、そこでノズル15a
を上下動させて、電子部品P2を基板4に搭載する。
【0028】以上のように本装置によれば、電子部品P
を基板4上に移送しながら、電子部品Pの位置ずれを観
察できるので、この観察に要する時間がロスタイムとな
ることはなく、それだけ実装能率をあげることができ
る。
【0029】また1つのモータ22により、2つのノズ
ル15a、15bの上下動と、ミラー13の移動を行う
ようにしているので、装置が簡単であり、しかもこの上
下動や移動を確実に同期させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子部品を基板へ移送しながら、電子部品を観察できるの
で、この観察時間がロスタイムになることはなく、作業
能率よく電子部品を基板に実装できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品実装装置の部分斜視図
【図2】同移載ヘッド装置の斜視図
【図3】同吸着ヘッドの断面図
【図4】同ミラーの移動機構の正面図
【図5】同実装作業の説明図
【図6】従来手段の平面図
【符号の説明】
1 移動テーブル 2 移載ヘッド装置 3 パーツフィーダ 4 基板 5 位置決め部 11 吸着ヘッド 13 ミラー 15 ノズル 18 光源 22 駆動手段 50 観察装置 P 電子部品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動テーブルに駆動されて、パーツフィー
    ダと位置決め部に位置決めされた基板の間を移動して、
    このパーツフィーダの電子部品を基板に移送搭載する電
    子部品の移載ヘッド装置であって、上記パーツフィーダ
    と位置決め部の間を一体的に移動する左右一対の吸着ヘ
    ッド及び観察装置と、各々の吸着ヘッドのノズルに吸着
    された電子部品へ向かって光を照射する光源と、駆動手
    段に駆動されて各々の吸着ヘッドのノズルに吸着された
    電子部品の下方に選択的に移動することにより、上記光
    源から照射された光を、上記観察装置に向かって反射さ
    せるミラーとを備えていることを特徴とする電子部品の
    移載ヘッド装置。
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