JP2924214B2 - 部品搬送用ひねりコンベア - Google Patents
部品搬送用ひねりコンベアInfo
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- JP2924214B2 JP2924214B2 JP3001691A JP3001691A JP2924214B2 JP 2924214 B2 JP2924214 B2 JP 2924214B2 JP 3001691 A JP3001691 A JP 3001691A JP 3001691 A JP3001691 A JP 3001691A JP 2924214 B2 JP2924214 B2 JP 2924214B2
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- JP
- Japan
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- twist
- body frame
- main body
- conveyor
- groove
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装缶,亜鉛缶など電
池構成用部品などワークの搬送を必要とする製造業にお
いて用いられる、搬送中にワークの方向変換が可能な部
品搬送用ひねりコンベアに関するものである。
池構成用部品などワークの搬送を必要とする製造業にお
いて用いられる、搬送中にワークの方向変換が可能な部
品搬送用ひねりコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】搬送中にワークの方向変換を行なうコン
ベアにおいて、ワークの方向変換を行なう場合、ひねら
れたフレーム上をワークが移動するため、ひねりの精度
が十分に期待できないという難点があった。また落下防
止用ガイドがないため、このコンベアで移動させたワー
クを生産機械に押し込む場合、ワークの列が乱れて円滑
に機械に押し込めないという課題もあった。
ベアにおいて、ワークの方向変換を行なう場合、ひねら
れたフレーム上をワークが移動するため、ひねりの精度
が十分に期待できないという難点があった。また落下防
止用ガイドがないため、このコンベアで移動させたワー
クを生産機械に押し込む場合、ワークの列が乱れて円滑
に機械に押し込めないという課題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような難点や課題
を解決するため、無端ベルトにマグネットを埋込み、マ
グネットのもつ吸磁力を利用してワークを保持すること
がなされたが、マグネット形状や方法などに対する制限
の為にワークの重量差、磁性の程度などによって保持力
が左右され高速移動には向いていないという欠点があっ
た。
を解決するため、無端ベルトにマグネットを埋込み、マ
グネットのもつ吸磁力を利用してワークを保持すること
がなされたが、マグネット形状や方法などに対する制限
の為にワークの重量差、磁性の程度などによって保持力
が左右され高速移動には向いていないという欠点があっ
た。
【0004】本発明は、本体フレームがワークを安定し
てひねり搬送するために、フレームをねじることなし
に、機械加工されたひねり溝とひねり溝にはめられた無
端平ベルトにより高速搬送、生産機械への押し込みを可
能としたものであり、ワークは搬送姿勢などに左右され
ず、どの様な状況下においてもその搬送を可能とするよ
うに構成したものである。
てひねり搬送するために、フレームをねじることなし
に、機械加工されたひねり溝とひねり溝にはめられた無
端平ベルトにより高速搬送、生産機械への押し込みを可
能としたものであり、ワークは搬送姿勢などに左右され
ず、どの様な状況下においてもその搬送を可能とするよ
うに構成したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のコンベアは、本体フレームが棒状であ
り、かつその両端間に任意の角度にひねりを与え、かつ
ワーク形状に応じて溝加工されたひねり溝を持ち、この
ひねり溝の底面にマグネットを埋め込むか、又は張り付
けるなどして配設し、少なくとも本体フレームの一端に
駆動ローラ、他端に従動ローラを設け、これらのローラ
間にひねり溝の底面上にはめられた無端平ベルトを巻き
掛けたものである。なお、電池構成部品が非磁性体の場
合、マグネットの代わりに落下防止用ガイドを設置する
ことができる。
めに、本発明のコンベアは、本体フレームが棒状であ
り、かつその両端間に任意の角度にひねりを与え、かつ
ワーク形状に応じて溝加工されたひねり溝を持ち、この
ひねり溝の底面にマグネットを埋め込むか、又は張り付
けるなどして配設し、少なくとも本体フレームの一端に
駆動ローラ、他端に従動ローラを設け、これらのローラ
間にひねり溝の底面上にはめられた無端平ベルトを巻き
掛けたものである。なお、電池構成部品が非磁性体の場
合、マグネットの代わりに落下防止用ガイドを設置する
ことができる。
【0006】
【作用】このように、ワーク形状に応じて本体フレーム
に機械加工されたひねり溝を設けることにより、マグネ
ット吸磁力に影響されることなしに安定したひねりが行
なえ、その溝に無端ベルトを沿わせて、これを移動させ
ることでワークを搬送させることができる。すなわち、
ひねりはフレームで、搬送はベルトで行なうことができ
る。
に機械加工されたひねり溝を設けることにより、マグネ
ット吸磁力に影響されることなしに安定したひねりが行
なえ、その溝に無端ベルトを沿わせて、これを移動させ
ることでワークを搬送させることができる。すなわち、
ひねりはフレームで、搬送はベルトで行なうことができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0008】棒状の本体フレーム1にはその全長にわた
ってひねり溝15が機械加工されており、その底面には
等間隔でマグネット16が埋め込まれている。そして、
本体フレーム1の一端に無端ベルト2のための駆動ロー
ラ14が取り付けられており、モータ8の回転は減速機
9、タイミングプーリ7、タイミングベルト11、タイ
ミングプーリ12、軸13を介して、駆動ローラ14に
伝達される。モータ8は、本体フレーム1に取り付けら
れたブラケット10に減速機9と共に締め付け固定され
ている。又他方の端には従動ローラ5、フリーローラ3
が軸線4上に取り付けられており、従動ローラ5とフリ
ーローラ3とは正反対方向に回転する。平ベルトからな
る無端ベルト2は、14、3、5、6で示す4ヶの各ロ
ーラに巻き掛けることにより駆動が与えられる。ベルト
のたるみはテンションローラ6を前後に移動させること
により取り除くことができる。又、非磁性体の電池構成
部品を搬送する場合、あるいはマグネットの磁気が弱い
などの場合は、図7に示すように搬送部品形状に合わせ
て、ひねり溝に対向し、溝開口部近傍の本体フレーム外
に細い棒状の落下防止用ガイド17を設置するとよい。
ってひねり溝15が機械加工されており、その底面には
等間隔でマグネット16が埋め込まれている。そして、
本体フレーム1の一端に無端ベルト2のための駆動ロー
ラ14が取り付けられており、モータ8の回転は減速機
9、タイミングプーリ7、タイミングベルト11、タイ
ミングプーリ12、軸13を介して、駆動ローラ14に
伝達される。モータ8は、本体フレーム1に取り付けら
れたブラケット10に減速機9と共に締め付け固定され
ている。又他方の端には従動ローラ5、フリーローラ3
が軸線4上に取り付けられており、従動ローラ5とフリ
ーローラ3とは正反対方向に回転する。平ベルトからな
る無端ベルト2は、14、3、5、6で示す4ヶの各ロ
ーラに巻き掛けることにより駆動が与えられる。ベルト
のたるみはテンションローラ6を前後に移動させること
により取り除くことができる。又、非磁性体の電池構成
部品を搬送する場合、あるいはマグネットの磁気が弱い
などの場合は、図7に示すように搬送部品形状に合わせ
て、ひねり溝に対向し、溝開口部近傍の本体フレーム外
に細い棒状の落下防止用ガイド17を設置するとよい。
【0009】又、本体フレーム1において図4に示すよ
うにストレート区間(イ),(ハ)と90°のひねり区
間(ロ)を設けているが、場合によりストレート区間
(イ),(ハ)を特に設置する必要はなく、また逆にス
トレート区間をさらに延ばすことも可能である。ひねり
区間(ロ)のひねり角度は理論上0°〜∞までの任意の
角度が選定できる。
うにストレート区間(イ),(ハ)と90°のひねり区
間(ロ)を設けているが、場合によりストレート区間
(イ),(ハ)を特に設置する必要はなく、また逆にス
トレート区間をさらに延ばすことも可能である。ひねり
区間(ロ)のひねり角度は理論上0°〜∞までの任意の
角度が選定できる。
【0010】以上のように図1の90°ひねりコンベア
であるとワーク径が外径15mmで、毎分2000ケ以上
の搬送が可能である。
であるとワーク径が外径15mmで、毎分2000ケ以上
の搬送が可能である。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明の部品搬送用ひねり
コンベアは、ワーク形状に対応したひねり溝を持つこと
により、ワーク自体の搬送は無端ベルトで、ワークのひ
ねりはワークのガイドを兼ねたひねり溝でそれぞれ行な
うため、安定した高速搬送が可能である。
コンベアは、ワーク形状に対応したひねり溝を持つこと
により、ワーク自体の搬送は無端ベルトで、ワークのひ
ねりはワークのガイドを兼ねたひねり溝でそれぞれ行な
うため、安定した高速搬送が可能である。
【図1】本発明による電池部品搬送用ひねりコンベアの
見取図
見取図
【図2】その本体フレームを示す斜視図
【図3】無端ベルトのベルト巻掛け状態を示す図
【図4】図1に示すコンベアの上面図
【図5】その正面図
【図6】図4のA−A断面図
【図7】落下防止用ガイドを備えた電池部品搬送用ひね
りコンベアの見取図
りコンベアの見取図
1 本体フレーム 2 無端ベルト 3 フリーローラ 5 従動ローラ 6 テンションローラ 8 モータ 14 駆動ローラ 15 ひねり溝 16 マグネット 17 落下防止用ガイド
Claims (2)
- 【請求項1】電池用鉄缶、電池構成用部品などのワーク
を運ぶコンベアであって、棒状の本体フレームと、この
本体フレームの両端間に任意の角度にひねりを与え、か
つワーク形状に応じて溝加工されたひねり溝と、この溝
の底面に配設したマグネットと、本体フレームの一端に
設けた駆動ローラと、本体フレームの他端に設けた従動
ローラとテンションローラおよびフリーローラの4個の
ローラを備え、この4個のローラに、前記ひねり溝の底
面上にはめられた無端平ベルトを巻き掛けたことを特徴
とする部品搬送用ひねりコンベア。 - 【請求項2】本体にフレームに配設したマグネットに加
えて、ひねり溝に対向するよう本体フレーム外に設けた
落下防止用ガイドを備えた請求項1記載の部品搬送用ひ
ねりコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001691A JP2924214B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 部品搬送用ひねりコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001691A JP2924214B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 部品搬送用ひねりコンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04272020A JPH04272020A (ja) | 1992-09-28 |
JP2924214B2 true JP2924214B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=12292058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001691A Expired - Lifetime JP2924214B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 部品搬送用ひねりコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2924214B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103183197B (zh) * | 2011-12-27 | 2016-05-11 | 耐落螺丝(昆山)有限公司 | 物件输送装置 |
CN102556640B (zh) * | 2012-02-08 | 2014-03-26 | 广东摩德娜科技股份有限公司 | 一种窑尾自动分类收砖机 |
CN113042403B (zh) * | 2021-03-10 | 2022-11-18 | 深圳市金辉翔电子有限公司 | 一种矩形体充电器检测设备 |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP3001691A patent/JP2924214B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04272020A (ja) | 1992-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507 Year of fee payment: 10 |
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