JP2924133B2 - Pwmインバータ制御装置 - Google Patents

Pwmインバータ制御装置

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JP2924133B2 JP2229364A JP22936490A JP2924133B2 JP 2924133 B2 JP2924133 B2 JP 2924133B2 JP 2229364 A JP2229364 A JP 2229364A JP 22936490 A JP22936490 A JP 22936490A JP 2924133 B2 JP2924133 B2 JP 2924133B2
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包晴 ▲吉▼岡
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、PWMインバータの制御装置において、特に
キャリア周波数を高く制御するインバータにおけるPWM
信号の作成方法に関するものである。
従来の技術 第3図は従来のPWMインバータ装置を示すブロック
図、第4図はPWM回路を示すブロック図、第5図は第4
図における各部の信号波形である。図において1は直流
電源、2は直流を可変電圧,可変周波数の交流に変換す
るインバータでパワー素子Q1〜Q6にて構成される。3は
インバータ2により駆動されるモータ、4は出力周波
数,出力電圧の指令値を出力する指令電圧信号波発生
器、5は信号波発生器の出力電圧を変調するための搬送
波発生器、6は信号波発生器4と搬送波発生器5の出力
を受けてインバータ2のパワー素子の点弧信号であるPW
M信号を発生する変調回路、7は変調回路6の信号を受
けてインバータ2のパワー素子を駆動する駆動回路であ
る。
従来のPWMインバータ制御装置は上記のように構成さ
れ、例えば信号波発生器4が第5図(a)に示すインバ
ータ出力電圧の指令値を出力し、搬送波発生器は第5図
(a)に示す三角波の搬送波を出力する。変調回路6で
は、信号波発生器4の出力する指令電圧と搬送波発生器
5の出力する搬送波とを第4図に示す比較器61で比較
し、指令電圧が搬送波より大きい期間はON、指令電圧が
搬送波より小さい期間はOFFとしてU相の上側のパワー
素子のPWM信号UU0を求める。U相の下側のパワー素子の
PWM信号UL0は、反転素子62によりUU0の反転信号として
求める。実際には上下間のパワー素子の短絡を防止する
ため、第5図(c)に示すようにオンするタイミングを
td時間遅らせる短絡防止処理されたPWM信号UU,ULによ
り、駆動回路9がインバータ2のパワー素子を駆動する
ことにより、第5図(d)に示すようにインバータ2か
ら出力されるU相の出力電圧は正弦波状にパルス幅変調
された出力波形となり、これによってモータ3を駆動す
る。V相,W相も同様にして得られる。
この短絡防止時間tdのためにPWMインバータへの指令
電圧とそれに対応した同インバータの出力電圧との間に
電圧誤差(誤差電圧)が各出力パルスごとに発生し、モ
ータの電流リップルやトルク脈動が大きくなる。短絡防
止時間tdは常に一定であるから、出力パルス幅が小さい
ほど、その影響は大きくなる。
以上、3アーム変調について例を示したが、2アーム
変調の場合も同様にしてPWM変調される。第6図は2ア
ーム変調における変調波形である。2アーム変調は、制
御信号の一周期を6等分して、その各区間でインバータ
の3アームのうち指令電圧の絶対値が最大となるどれか
1アームを、最大となった指令電圧の極性を直流電源の
極性に一致させ、他の2アームがそれぞれ上アームと下
アームの1回ずつ合計2回スイッングすることにより所
望の出力電圧を得るものである。2アーム変調は、搬送
波周波数を同じにしたとき、3アーム変調に比べ、スイ
ッチング回数が2/3倍に低減するという特性を持つた
め、搬送波周波数を上げた低騒音インバータ等に広く利
用されている。
なお、2アーム変調については、1987年3月、社団法
人電気学会発行の書物「半導体電力変換回路」の第110,
111,125頁等に解説が述べられている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、2アーム変調では変調比が小さい領
域、すなわち出力電圧が低い領域ではきわめて狭いパル
ス幅を出力することが必要となるため、3アーム変調に
比較してパワー素子のアーム短絡防止時間の影響が大き
くなり、モータのリップルやトルク脈動が大きくなると
いう欠点があった。
本発明は上記課題に鑑み、2アーム変調における変調
比が小さい領域の電流リップルやトルク脈動を小さくす
ることのできるPWMインバータ制御装置を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明のPWMインバータ制
御装置は指令電圧のデータの絶対値がある値より大きく
なると出力パルス幅をある幅に固定し、その出力パルス
のパルス数にて出力電圧を制御し、それ以外の時には通
常のPWM出力を行うようにしたものである。
作用 本発明では変調波のデータによりパルス数による出力
電圧制御と通常のPWM制御を行うことにより変調比が小
さい領域において電流リップルやトルク脈動を小さくす
ることを可能にしている。
実施例 以下、本発明の一実施例のPWMインバータ制御装置に
ついて図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図の各部の信号波形である。図において、従来例
と同一の構成及び信号波形は従来例と同一符号を付して
重複した構成の説明を省略する。64は指令電圧のデータ
の絶対値の大小を検出する検出器、63は検出器64の信号
によりパルス数制御を行うパルス数制御回路、65は検出
器64の信号により比較器61の信号とパルス数制御器63の
信号を切替えるスイッチである。
以上のように構成されたPWMインバータ制御装置につ
いて、以下第1図及び第2図を用いてその動作を説明す
る。
まず、第2図は第1図における各部の信号波形であ
る。第2図(a)は指令電圧の絶対値が大きい場合であ
り、比較器61の出力は第2図(b′)のようになる。指
令電圧のデータの4データ分を最小パルス幅Tとするも
のとする。検出器64の出力は第2図(d)に示すように
指令電圧のデータの値が最大値から4データマイナスし
た値より大きくなると“H"となり、パルス数制御回路63
とスイッチ65に入力される。
パルス数制御回路63は検出器64の信号により動作を開
始し、指令電圧の値に応じてパルス数制御を行う。期間
T0′での指令電圧は最大値から2データマイナスした値
であるからパルス数制御器は、最小パルス幅Tのパルス
を搬送波の4個に2個出力を行う。すなわち期間T0′で
のPWM信号のON時間(T1′+T2′+T3′+T4′)とパル
ス数制御信号のON時間(T+T)が等しくなる。期間
T0″での指令電圧は最大値から1データマイナスした値
であるからパルス数制御回路63は最小パルス幅Tのパル
スを搬送波の4個に1個出力を行う。すなわち期間T0
でのPWM信号のON時間(T1″+T2″+T3″+T4″)とパ
ルス数制御信号のON時間Tは等しくなる。同様に指令電
圧が最大値から3データマイナスした値ではパルス数制
御回路63は最小パルス幅Tのパルスを搬送波の4個に3
個出力を行う。
また、指令電圧の値が最小値から4データプラスした
値より小さくなると、最小OFF時間幅をTに固定し、前
述のデータが大きくなった場合と同様に指令電圧が最小
値から1データプラスした値のときは、搬送波の4個に
1個出力する。最小値から2データプラスした値のとき
は、搬送波の4個に2個出力する。最小値から3データ
プラスした値のときは、搬送波の4個に3個出力する。
スイッチ65は検出器64の出力により、“L"の場合は比
較器61に接続し、通常のPWM出力を行い、“H"の場合は
パルス数制御回路63側に接続し、パルス数出力を行う。
以上のように本実施例によれば、指令電圧のデータの
絶対値がある値より大きくなると出力パルス幅をある幅
に固定し、その出力パルスのパルス数により出力電圧を
制御し、それ以外の時には通常のPWM出力を行うことに
より、2アーム変調での変調比が小さい領域すなわち、
出力電圧パルスが狭くなったとき、出力パルス幅をある
一定の幅とし、各出力パルスごとの短絡防止時間tdの影
響を小さくすることができる。また、スイッチング回数
が減るため、指令電圧の一周期における短絡防止時間td
の回数も減らすことができる。すなわち、2アーム変調
での変調比が小さい領域において電流リップルやトルク
脈動を低減できる。
なお、本実施例において指令電圧のデータの4データ
分を最小パルス幅Tとしたが、nデータ分を最小パルス
幅とし、PWM信号出力と同じ値の出力が得られるよう
に、パルス数制御を行ってもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、指令電圧のデータの絶対値が
ある値より大きくなると出力パルス幅をある幅に固定
し、その出力パルスのパルス数にて出力電圧を制御し、
それ以外の時には通常のPWM出力を行うようにすること
により、2アーム変調での変調率が小さい領域において
電流リップルやトルク脈動を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の各部の信号波形図、第3図は従来のPWMインバ
ータ装置を示すブロック図、第4図はPWM回路を示すブ
ロック図、第5図は第4図における各部の信号波形図、
第6図は2アーム変調における変調波形図である。 1……直流電源、2……インバータ、3……モータ、4
……指令電圧信号波発生器、5……搬送波発生器、6…
…変調回路、7……駆動回路、61……比較器、62……反
転素子、63……パルス数制御回路、64……検出器、65…
…切替スイッチ、Q1〜Q6……パワー素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−274669(JP,A) 電気学会編「半導体電力変換回路」第 5版(平成2年4月10日発行)電気学 会、P.111 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 7/42 - 7/98

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相電圧形インバータにおいて、指令電圧
    の絶対値が最大となる相を電圧極性が正の場合には直流
    電源の正電位側に固定し、他の2相のみをPWMし、また
    電圧極性が負の場合には直流電源の負電位側に固定し
    て、他の2相のみをPWMして出力電圧を制御するPWMイン
    バータ制御装置において、指令電圧のデータの絶対値が
    ある値より大きくなると出力パルス幅をある幅に固定
    し、その出力パルスのパルス数により出力電圧を制御
    し、それ以外の時には通常のPWM出力を行うことを特徴
    とするPWMインバータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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電気学会編「半導体電力変換回路」第5版(平成2年4月10日発行)電気学会、P.111

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