JP2922579B2 - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2922579B2
JP2922579B2 JP2125084A JP12508490A JP2922579B2 JP 2922579 B2 JP2922579 B2 JP 2922579B2 JP 2125084 A JP2125084 A JP 2125084A JP 12508490 A JP12508490 A JP 12508490A JP 2922579 B2 JP2922579 B2 JP 2922579B2
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JPH0420149A (ja
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正典 川合
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、防犯,防災の監視システムにおいて、信号
の伝送に無線を用い、所謂ワイヤレスセキュリテイシス
テムに用いられる無線装置に関するものである。
[従来の技術] 第7図はワイヤレスセキュリテイシステムの構成図を
示し、送信機Tから無線で送波された防犯,防災等の監
視信号を受信機Rで受信し、防犯,防災等の監視を行っ
ている。
セキュリテイシステムでは、センサー情報を送信する
監視すべき送信機Tを区別するために、送信機Tの識別
符号を予め受信機Rに登録するようにしている。
第8図は、受信機Rのブロック図を示し、大きく分け
て送信機Tからの信号を受信する受信部Raと、送信機T
の識別符号を登録すると共に、識別符号を判定する識別
表示部Rbとから構成されている。受信部Raは、送信機T
からの信号を受けるアンテナ1と、アンテナ1の出力を
高周波増幅して所定の周波数に変換するフロントエンド
3と、フロントエンド3の出力を復調する復調器4と、
復調器4の出力を波形整形する波形整形部5とで構成さ
れている。そして、フロントエンド3の前段は、受信機
Rの設置時に動作させるアッテネータ(ATT)2を設け
ている。また、識別表示部Rbは、各送信機Tの状態を表
示する表示部6と、送信機Tの識別符号を登録する場合
に操作する登録スイッチ8と、送信機T毎の識別符号と
センサー情報を識別する演算処理部9と、送信機Tの識
別符号とセンサー種類を示すデータを記録するメモリ10
とで構成されている。更に、後述する設置スイッチ7が
設けてある。
[発明が解決しようとする課題] ここで、設置スイッチ7及びアッテネータ2は以下の
ような理由で設けてある。すなわち、通常伝送時に受信
機Rの受信感度に対し受信する送信機信号レベルに余裕
を持たせるために、受信機Rの設置時に受信機Rに設置
状態であることを設定するところの設置スイッチ7をオ
ン操作させることで、上記アッテネータ2と同期をとっ
て動作させ、設置時に入力レベルを減衰させて、通信確
認をしている。
しかしながら、設置後の設置解除でのアッテネータ2
をかけずにフロントエンド3に入力する信号は、アッテ
ネータ2のスルー減衰が存在し、受信入力が低減するこ
とにより、受信機R本来の感度を劣化させるという問題
があった。
また、第9図に示すように、受信機Rの受信部Raと識
別表示部Rb別筐体にした場合、制御線11が必要となると
いう問題があった。更には、アッテネータ2の減衰率を
任意に変更できないという問題もあった。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
アッテネータを不要としてアッテネータによる減衰をな
くし、設置時に見掛け上感度劣化を施して、通常におい
てはフェージングの多い環境でも良好に信号を受信可能
とした無線装置を提供することを目的としたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、データパルス幅に比べて十分短い周期でデ
ータパルスを複数回サンプリングするサンプリング手段
と、サンプリング手段にてサンプリングしたデータ数か
ら所定数以上の信号が存在する場合にデータの存在を確
定する判定手段とを受信機に備え、電源投入時に一定時
間のみデータパルスの幅を短縮して送出する制御手段を
送信機に備えたものである。
[作用] 而して、送信機及び受信機の設置の際に、送信機から
受信機へ送出するデータパルスの幅を短縮し、受信機側
ではパルス幅が短縮されたデータパルスを受信すること
で、見掛け上、受信の感度を劣化させたことと同じ状態
にし、この状態で通信確認することで、通常の通信にて
フェージングの多い環境でも良好に通信できるようにし
ている。
[実施例1] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。無
線通信においては、送信機からの2トーンサブキャリア
のNRZ信号でデータのパルス幅変調された信号は、従来
と同様の構成からなる受信機で復調される。その信号
は、送信機と受信機との間の距離が長くなるに従い第2
図に示すように、データパルス幅が狭くなり、短縮され
る。受信機では、演算処理部9においてデータパルス幅
に比べ十分短い周期(例えば、1/10周期程度)でサンプ
リングして、データの有無を検知し、データパルス幅に
対して予め設定した回数でサンプリングをし、Hレベル
である信号が所定数以上(例えば、Hレベルの信号は数
十%が基準値)存在すれば、基準値以上として、Hレベ
ル又はLレベルを判定している。尚、サンプリングを行
うサンプリング手段と、データの存在を確定する判定手
段とは、受信機Rの演算処理部9により構成されてい
る。
第3図(a)は送信機のデータパルスを示し、同図
(b)は受信機の受信入力を示している。受信したデー
タパルスをサンプリングする場合、そのパルス幅が75%
で判定の限界となる。そして、例えば、データパルスを
サンプリングした場合、信号が存在する数が60%以上あ
れば、データが存在すると判定している。そして、送信
機と受信機との間の距離が30mとした場合、第2図に示
すように、受信入力のデータパルス幅は80%に短縮され
ることになる。そして、第3図(b)に示すように、そ
の短縮されたデータパルス幅に対してサンプリングを行
い、上述と同様に60%で判定基準をとっている。
ここで、送信機自体のデータパルスのパルス幅を狭く
なるように設定すると、上記判定方式では通常入力時よ
りパルス幅が狭くなることから、基準値以下になり易
い。従って、受信機は見掛け上感度が劣化したことと同
じ状態となり、第4図に示すように通信距離が短くな
る。
そこで、本発明では、送信機の初期駆動(電源を入れ
たときのみ)の際、一定時間のみ送信機から送出される
データパルスのパルス幅を狭くすることにより、この時
間で通信可能となった場合には、その後の通常時におい
ては、確実に通信が可能であると判定できる。
第1図は送信機Tのブロック図を示し、IDスイッチ2
1、メモリ22、演算処理部23、センサー入力端子24、発
振部25、増幅変調部26、アンテナ27等で構成されてい
る。第5図に演算処理部23の動作フローを示し、また、
第6図に動作波形図を示している。
而して、送信機Tと受信機Rとの設置の際、演算処理
部23は以下のように動作する。すなわち、電源をオンす
ると、制御手段を構成する演算処理部23はメモリ22内の
プログラムによって作動し、タイマーをリセットする。
このタイマーの初期化後に、Hトーンのパルス変調した
信号(データ1)を正規パルス幅Tに対してα時間短縮
した(T−α)時間第6図(a)に示すように送出し
(例えば、正規のデータ幅の80%幅)、その後、キャリ
アのみ2α時間送出する。その後、Lトーンのパルス変
調した信号(データ0)を(T−α)時間送出する。こ
れをタイマーの一定時間連続して出力し、タイマーの時
間経過後、通常の入力警戒モードに移る。
これを受信機Rで受信すると、第6図(b)(c)に
示すように、その距離における実際のパルス幅より短縮
され、見掛け上、受信機Rの感度が劣化したことと同じ
ことになる。従って、この状態で、通信確認をすること
により、通常時ではフェージングの多い環境下において
も、良好な通信が可能となるものである。尚、第6図
(b)(c)に示す破線は、遠距離時の場合のパルス幅
を示し、データ幅は正規のデータ幅に比べて55%に短縮
されるため、サンプリングを行って検知しても60%判定
で、データは存在せずとして識別されることになる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、データパルス幅に比べて十分
短い周期でデータパルスを複数回サンプリングするサン
プリング手段と、サンプリング手段にてサンプリングし
たデータ数から所定数以上の信号が存在する場合にデー
タの存在を確定する判定手段とを受信機に備え、電源投
入時に一定時間のみデータパルスの幅を短縮して送出す
る制御手段を送信機に備えたものであるから、送信機及
び受信機の設置の際に、送信機から受信機へ送出するデ
ータパルスの幅を短縮し、受信機側ではパルス幅が短縮
されたデータパルスを受信することで、見掛け上、受信
の感度を劣化させたことと同じ状態にし、この状態で通
信確認することで、通常の通信にてフェージングの多い
環境でも良好に通信できる効果を奏し、また、上記のデ
ータパルス幅の短縮を例えば、プログラム上で設定する
ことで、その自由度を大きくすることができ、更には、
従来と異なりアッテネータを用いずに感度調整を行うこ
とができて、アッテネータの使用による受信機本来の感
度を劣化させることがないという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の送信機のブロック図、第2図
は同上の説明図、第3図は同上の説明図、第4図は同上
の説明図、第5図は同上のフローチャート、第6図は同
上の説明図、第7図はシステム構成図、第8図は従来例
の受信機のブロック図、第9図は同上の説明図である。 Tは送信機、Rは受信機である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のデータパルスを送出する送信機と、
    この送信機からのデータパルスを受信してデータ信号を
    復調する受信機とからなる無線装置において、上記デー
    タパルス幅に比べて十分短い周期でデータパルスを複数
    回サンプリングするサンプリング手段と、サンプリング
    手段にてサンプリングしたデータ数から所定数以上の信
    号が存在する場合にデータの存在を確定する判定手段と
    を受信機に備え、電源投入時に一定時間のみデータパル
    スの幅を短縮して送出する制御手段を送信機に備えたこ
    とを特徴とする無線装置。
JP2125084A 1990-05-15 1990-05-15 無線装置 Expired - Lifetime JP2922579B2 (ja)

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JP2125084A JP2922579B2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 無線装置

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JPH0420149A JPH0420149A (ja) 1992-01-23
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