JP2921924B2 - シールドパネルの接合構造 - Google Patents

シールドパネルの接合構造

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一方のシールドパネルと他方のシールドパ
ネルの端部を、電磁界遮蔽状態で連結するためのシール
ドパネルの接合構造に関する。
[従来の技術] 一般に、電波暗室,電算機室等は、外部あるいは内部
からの電磁界を遮蔽するためにシールドルームとされて
いる。
このようなシールドルームは、複数のシールドパネル
を、所定の接合構造により、電磁界遮蔽状態で連結し
て、内部に電磁界遮蔽空間を形成して構成されている。
第4図は、従来のシールドパネルの接合構造の一例を
示すもので、この例では、一方のシールドパネル11と他
方のシールドパネル13とが、接合金物15と受金具17とを
ビス19により結合することにより電磁界遮蔽状態で連結
されている。
そして、従来、接合金物15は、鉄,真鍮,ステンレス
等の金属板を所定形状に曲げ加工して形成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のシールドパネルの接
合構造では、シールドパネル11,13に接合金物15を直接
密着させているため、シールドパネル11,13に接合金物1
5を確実に密着することが困難であり、シールド性能が
低下するという問題があった。
また、接合金物15を、金属板を所定形状に曲げ加工し
て形成しているため、高い加工精度を得ることが困難で
ありシールド性能が低下するという問題があった。
さらに、接合金物15の全長が長くなると加工精度がよ
り低下するため、所定の精度を備えた長い接合金物15を
得ることが非常に困難であるという問題があった。
また、接合金物15は、金属板を所定形状に曲げ加工し
て形成しているため、コストが非常に高くなるという問
題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされ
たもので、従来より大幅にシールド性能を向上すること
ができるシールドパネルの接合構造、および、安価で寸
法精度が高い接合金物を用いたシールドパネルの接合構
造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1のシールドパネルの接合構造は、一方のシー
ルドパネルの端部と他方のシールドパネルの端部とを電
磁界遮蔽状態で連結するためのシールドパネルの接合構
造において、一方のシールドパネルの端部と他方のシー
ルドパネルの端部とに、それぞれの対向面に形成してな
るパネル側凹部と、これ等のパネル側凹部の間に橋接さ
れる受金具と、一側に接合金物側突部を形成するととも
に接合金物側突部の両側に凹部を形成し両パネルの端部
の一側に橋接される接合金物と、両パネルの端部の間に
挿入された接合金物の接合金物側突部と受金具とを連結
する連結部材と、接合金物とシールドパネルの端部との
間に介装される導電性材料からなる編組線とを有し、接
合金物は、アルミニウムの引き抜き材からなり、編組線
の当接面側に導電性金属が溶射されていて、連結部材に
よる接合金物側突部と受金具との連結時に、両パネルの
端部が、一方のパネルの端部に当接する編組線、接合金
物、他方のパネルの端部に当接する編組線を介して電気
的に導通してなることを特徴とするものである。
[作用] 請求項1のシールドパネルの接合構造では、一方のシ
ールドパネルの端部と他方のシールドパネルの端部と
が、一方の端部の当接する編組線、接合金物、他方の端
部に当接する編組線を介して電気的に導通され、これに
より、一方のシールドパネルと他方のシールドパネルと
が電磁界遮蔽状態で連結される。
[実施例] 以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明
する。
第1図は、本発明のシールドパネルの接合構造の一実
施例を示すもので、図において符号21は、連結すべき一
対のシールドパネルを示している。
これ等のシールドパネル21は、所定間隔を置いて対向
配置される亜鉛鉄板23の間に、ペーパーハニカム25を配
置して構成されている。
また、シールドパネル21の室内側となる亜鉛鉄板23に
は、例えば、ビニールクロスからなる室内仕上げ材29が
貼着されている。
シールドパネル21の端部には、例えば、絶縁カーボネ
イト樹脂からなる端部部材31が配置され、この端部部材
31は、亜鉛鉄板23の間に挿入固定されている。
そして、この端部部材31には、パネル側凹部33が形成
されている。
これ等の端部部材31の外側(室外側)の亜鉛鉄板23に
は、長尺状の接合金物35が橋設され、一方、パネル側凹
部33の間には、受金具37が橋設されている。
接合金物35には、接合金物側突部39が形成されてお
り、この接合金物側突部39は、端部部材31の間に挿入さ
れている。
そして、接合金物側突部39と受金具37とが、例えば、
ステンレス製のビスからなる連結部材41により連結され
ている。
また、接合金物35と端部部材31の外側の亜鉛鉄板23と
の間には、導電性材料からなる編組線43が介装されてい
る。
この編組線43は、接合金物35の接合金物側突部39の両
側に形成される凹部45内に収容されている。
さらに、この実施例では、接合金物35は、アルミニウ
ムの引き抜き材からなり、接合金物35の編組線43の当接
面側には、例えば、亜鉛からなる導電性金属47が溶射さ
れている。
以上のように構成されたシールドパネルの接合構造で
は、一方のシールドパネル21の端部部材31外側の亜鉛鉄
板23と他方のシールドパネル21の端部部材31外側の亜鉛
鉄板23とが、一方の亜鉛鉄板23に当接する編組線43、接
合金物35、他方の亜鉛鉄板23に当接する編組線43を介し
て電気的に導通され、これにより、一方のシールドパネ
ル21と他方のシールドパネル21とが電磁界遮蔽状態で連
結される。
しかして、以上のように構成されたシールドパネルの
接合構造では、一方および他方のシールドパネル21の端
部の対向面に、それぞれパネル側凹部33を形成し、これ
等のパネル側凹部33の間に、受金具37を橋設するととも
に、一対の端部の少なくとも一側に接合金物35を橋設
し、さらに、この接合金物35の一側に形成される接合金
物側突部39を、端部の間に挿入し、この接合金物側突部
39と受金具37とを連結部材41により連結し、さらに、接
合金物35とシールドパネル21の端部との間に導電性材料
からなる編組線43を介装したので、従来より大幅にシー
ルド性能を向上することができる。
すなわち、以上のように構成されたシールドパネルの
接合構造では、接合金物35と亜鉛鉄板23との間に導電性
材料からなる編組線43を介装したので、接合金物側突部
39と受金具37とを連結部材41により連結すると、編組線
43が、接合金物35と亜鉛鉄板23に密着し、接合金物35と
亜鉛鉄板23とが編組線43により確実に導通され、従来よ
り大幅にシールド性能を向上することができる。
また、以上のように構成されたシールドパネルの接合
構造では、端部部材31のパネル側凹部33の間に、受金具
37を橋設したので、シールドパネル21から受金具37が突
出することがなく、外観の良好な、かつ、強度の高いシ
ールドパネルの接合構造を得ることが可能となる。
さらに、以上のように構成されたシールドパネルの接
合構造では、接合金物35を、アルミニウムの引き抜き材
から構成し、編組線43の当接面側に導電性金属47を溶射
したので、安価で寸法精度が高い接合金物35を用いたシ
ールドパネルの接合構造を提供することができる。
すなわち、以上のように構成されたシールドパネルの
接合構造では、接合金物35をアルミニウムの引き抜き材
から構成したので、容易に高い加工精度を得ることがで
き、特に、接合金物35の全長が、例えば、6m程度になっ
た場合にも、充分な加工精度を得ることが可能であり、
これにより、従来よりシールド性能の高いシールドパネ
ルの接合構造を安易に得ることが可能となる。
また、接合金物35が、アルミニウムの引き抜き材から
構成されているため、金属板を所定形状に曲げ加工して
構成する場合に比較して、コストを大幅に低減すること
が可能となる。
第2図および第3図は、本発明のシールドパネルの接
合構造の他の実施例を示すもので、この実施例では、シ
ールドパネルの両側に接合金物35が配置されている。
そして、端部部材31に形成されるパネル側凹部49の間
には、ベアリング式締付金物51が橋設され、ベアリング
式締付金物51とパネル側凹部49との間には、テーパ金物
53が配置されている。
ベアリング式締付金物51には、ローラ52が配置されて
おり、接合金物35の溝部36に頭部54を嵌合した後、ベア
リング式締付金物51を回動することにより、ローラ52が
テーパ金物53に当接され、締め付けが行われる。
以上のように構成されたシールドパネルの接合構造に
おいても第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得る
ことができが、この実施例では、シールドパネルの両側
に接合金物35を配置したので、シールド性能をさらに向
上することができる。
また、ベアリング式締付金物51を用いたので、接合金
物35の編組線43をより確実にシールドパネル21に密着す
ることが可能となる。
[発明の効果] 以上述べたように、請求項1のシールドパネルの接合
構造では、一方のシールドパネルの端部と他方のシール
ドパネルの端部とに、それぞれの対向面に形成してなる
パネル側凹部と、これ等のパネル側凹部の間に橋設され
る受金具と、一側に接合金物側突部を形成するとともに
接合金物側突部の両側に凹部を形成し両パネルの端部の
一側に橋設される接合金物と、両パネルの端部の間に挿
入された接合金物の接合金物側突部と受金具とを連結す
る連結部材と、接合金物とシールドパネルの端部との間
に介装される導電性材料からなる編組線とを有し、接合
金物は、アルミニウムの引き抜き材からなり、編組線の
当接面側に導電性金属が溶射されていて、連結部材によ
る接合金物側突部と受金具との連結時に、両パネルの端
部が、一方のパネルの端部に当接する編組線、接合金
物、他方のパネルの端部に当接する編組線を介して電気
的に導通してなるものであるから、従来より大幅にシー
ルド性能を向上することができる。
また、接合金物を、アルミニウムの引き抜き材から構
成し、編組線の当接面側に導電性金属を溶射したので、
安価で寸法精度が高い接合金物を用いたシールドパネル
の接合構造を提供することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシールドパネルの接合構造の一実施例
を示す横断面図である。 第2図は本発明のシールドパネルの接合構造の他の実施
例を示す断面図である。 第3図は第2図のベアリング式締付金物の詳細を示す斜
視図である。 第4図は従来のシールドパネルの接合構造を示す説明図
である。 [主要な部分の符号の説明] 21……シールドパネル 33……パネル側凹部 35……接合金物 37……受金具 39……接合金物側突部 41……連結部材 43……編組線 47……導電性金属。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 義宣 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (56)参考文献 実開 昭63−170998(JP,U) 実開 昭62−193004(JP,U) 実開 昭55−147795(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/92 E04H 9/14 H05K 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のシールドパネルの端部と他方のシー
    ルドパネルの端部とを電磁界遮蔽状態で連結するための
    シールドパネルの接合構造において、 一方のシールドパネルの端部と他方のシールドパネルの
    端部とに、それぞれの対向面に形成してなるパネル側凹
    部と、 これ等のパネル側凹部の間に橋設される受金具と、 一側に接合金物側突部を形成するとともに接合金物側突
    部の両側に凹部を形成し両パネルの端部の一側に橋設さ
    れる接合金物と、 両パネルの端部の間に挿入された接合金物の接合金物側
    突部と受金具とを連結する連結部材と、 接合金物とシールドパネルの端部との間に介装される導
    電性材料からなる編組線とを有し、 接合金物は、アルミニウムの引き抜き材からなり、編組
    線の当接面側に導電性金属が溶射されていて、連結部材
    による接合金物側突部と受金具との連結時に、両パネル
    の端部が、一方のパネルの端部に当接する編組線、接合
    金物、他方のパネルの端部に当接する編組線を介して電
    気的に導通してなる ことを特徴とするシールドパネルの接合構造。
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