JP2840113B2 - シールドパネルの接合構造 - Google Patents

シールドパネルの接合構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一方のシールドパネルと他方のシールドパ
ネルの端部を、電磁界遮蔽状態で連結するためのシール
ドパネルの接合構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電波暗室,電算機室等は、外部あるいは内部
からの電磁界を遮蔽するためにシールドパネルとされて
いる。
このようなシールドルームは、複数のシールドパネル
を、所定の接合構造により、電磁界遮蔽状態で連結し
て、内部に電磁界遮蔽空間を形成して構成されている。
第3図は、従来のシールドパネルの接合構造の一例を
示すもので、この例では、一方のシールドパネル11と他
方のシールドパネル13とが、接合金物15と受金具17とを
ビス19により結合することにより電磁界遮蔽状態で連結
されている。
そして、従来、接合金物15は、鉄,真鍮,ステンレス
等の金属板を所定形状に曲げ加工して形成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のシールドパネルの接
合構造では、シールドパネル11,13に接合金物15を直接
密着させているため、シールドパネル11,13に接合金物1
5を確実に密着することが困難であり、シールド性能が
低下するという問題があった。
また、接合金物15を、金属板を所定形状に曲げ加工し
て形成しているため、高い加工精度を得ることが困難で
ありシールド性能が低下するという問題があった。
さらに、接合金物15の全長が長くなると加工精度がよ
り低下するため、所定の精度を備えた長い接合金物15を
得ることが非常に困難であるという問題があった。
また、接合金物15は、金属板を所定形状に曲げ加工し
て形成しているため、コストが非常に高くなるという問
題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされ
たもので、従来より大幅にシールド性能を向上すること
ができるシールドパネルの接合構造、および、安価で寸
法精度が高い受金具を用いたシールドパネルの接合構造
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1のシールドパネルの接合構造は、一方のシー
ルドパネルの端部と他方のシールドパネルの端部と電磁
界遮蔽状態で連結するためのシールドパネルの接合構造
において、前記一方および他方のシールドパネルの端部
に、それぞれ対向方向に向けて突出するパネル側突出部
を形成し、これ等のパネル側突出部の一側および他側
に、アルミニウムの引き抜き材からなる接合金物および
アルミニウムの引き抜き材からなる受金具を橋設すると
ともに、前記接合金物の一側に形成される接合金物側突
部を、前記パネル側突出部の間に挿入し、この接合金物
側突部と前記受金具とを連結部材により連結し、さら
に、前記受金具とパネル側突出部との間に導電性材料か
らなる編組線を介装するとともに、この編組線に当接す
る前記受金具の当接面側に導電性金属を溶射してなるも
のである。
〔作 用〕
請求項1のシールドパネルの接合構造では、一方のシ
ールドパネルのパネル側突出部と他方のシールドパネル
のパネル側突出部とが、一方のパネル側突出部に当接す
る編組線、受金具、他方のパネル側突出部に当接する組
編線を介して電気的に導通され、これにより、一方のシ
ールドパネルと他方のシールドパネルとが電磁界遮蔽状
態で連結される。
また、請求項1のシールドパネルの接合構造では、受
金具が、アルミニウムの引き抜き材により形成され、編
組線の当接面側に導電性金属が溶射される。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明
する。
第1図は、本発明のシールドパネルの接合構造の一実
施例を示すもので、図において符号21は、連結すべき一
対のシールドパネルを示している。
これ等のシールドパネル21は、所定間隔を置いて対向
配置される亜鉛鉄板23の間に、ペーパーハニカム25を配
置し、端部側に補強部材である乾燥木材27を配置して構
成されている。
また、シールドパネル21の室内側となる亜鉛鉄板23に
は、例えば、布あるいはビニールクロスからなる室内仕
上材29が貼着されている。
シールドパネル21の端部には、端部金物31が配置さ
れ、この端部金物31は、その基部を亜鉛鉄板23の間に挿
入固定されている。
この端部金物31は、例えば、アルミニウムの引き抜き
材からなり、一対のシールドパネル21の対向方向に向け
てパネル側突出部33が形成されている。
これ等の端部金物31のパネル側突出部33の一側(室外
側)および他側(室内側)には、長尺状の接合金物35お
よび受金具37が橋設されている。
接合金物35には、接合金物側突部39が形成されてお
り、この接合金物側突部39は、パネル側突出部33の間に
挿入されている。
そして、接合金物側突部39と受金具37とが、例えば、
ステンレス製のビスからなる連結部材41により連結され
ている。
また、受金具37とパネル側突出部33との間には、導電
性材料からなる編組線43が介装されている。
この編組線43の一側は、接合金物側突部39の受金具37
側に形成される凹部45内に収容されている。
そして、受金具37の両側には、直角三角形形状の突出
部46が一体形成され、この突出部46により、編組線43が
パネル側突出部33に向けて押圧されている。
さらに、この実施例では、接合金物35および受金具37
は、アルミニウムの引き抜き材からなり、受金具37の編
組線43の当接面側には、例えば、亜鉛からなる導電性金
属47が溶射されている。
以上のように構成されたシールドパネルの接合構造で
は、一方のシールドパネル21のパネル側突出部33と他方
のシールドパネル21のパネル側突出部33とが、一方のパ
ネル側突出部21に当接する編組線43、受金具37、他方の
パネル側突出部33に当接する編組線43を介して電気的に
導通され、これにより、一方のシールドパネル21と他方
のシールドパネル21とが電磁界遮蔽状態で連結される。
しかして、以上のように構成されたシールドパネルの
接合構造では、一方および他方のシールドパネル21の端
部に、それぞれ対向方向に向けて突出するパネル側突出
部33を形成し、これ等のパネル側突出部33の一側および
他側に、接合金物35および受金部37を橋設するととも
に、接合金物35の一側に形成される接合金物側突部39
を、パネル側突出部33の間に挿入し、この接合金物側突
部33と受金具37とを連結部材41により連結し、さらに、
受金具37とパネル側突出部33との間に導電性材料からな
る編組線43を介装したので、従来より大幅にシールド性
能を向上することができる。
すなわち、以上のように構成されたシールドパネルの
接合構造では、受金具37とパネル側突出部33との間に導
電性材料からなる編組線43を介装したので、接合金物側
突部39と受金具37とを連結部材41により連結すると、編
組線43が、受金具37とパネル側突出部33に密着し、受金
具37とパネル側突出部33とが編組線43により確実に導通
され、従来より大幅にシールド性能を向上することがで
きる。
また、以上のように構成されたシールドパネルの接合
構造では、端部金物31のパネル側突出部33の一側および
他側に、接合金物35および受金具37を橋設したので、シ
ールドパネル21から接合金物35および受金具37が突出す
ることがなく、外観の良好な、かつ、強度の高いシール
ドパネルの接合構造を得ることが可能となる。
さらに、以上のように構成されたシールドパネルの接
合構造では、受金具37を、アルミニウムの引き抜き材か
ら構成し、編組線43の当接面側に導電性金属47を溶射し
たので、安価で寸法精度が高い受金具37を用いたシール
ドパネルの接合構造を提供することができる。
すなわち、以上のように構成されたシールドパネルの
接合構造では、受金具37をアルミニウムの引き抜き材か
ら構成したので、容易に高い加工精度を得ることがで
き、特に、受金具37の全長が、例えば、6m程度になった
場合にも、充分な加工精度を得ることが可能であり、こ
れにより、従来よりシールド性能の高いシールドパネル
の接合構造を容易に得ることが可能となる。
また、受金具37が、アルミニウムの引き抜き材から構
成されているため、金属板を所定形状に曲げ加工して構
成する場合に比較して、コストを大幅に低減することが
可能となる。
第2図は、本発明のシールドパネルの接合構造の他の
実施例を示すもので、この実施例では、第1図に示した
シールドパネルの接合構造が天井シールドパネルの接合
に用いられている。
すなわち、接合金物35の上面には、断面略コ字状の補
強部材51が載置され、この補強部材51は、接合金物35に
ビス53により連結されている。
補強部材51には、吊ボルト受55が収容され、この吊ボ
ルト受55は、補強部材51の開口側に形成される断面L字
形状の突出部57により補強部材51からの抜けを防止され
ている。
そして、吊ボルト受55の上面には、吊ボルト59の下端
が固定されている。
なお、この実施例では、補強部材51は、アルミニウム
の引き抜き材により形成されている。
以上のように構成されたシールドパネルの接合構造に
おいても第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得る
ことができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、請求項1のシールドパネルの接合
構造では、一方および他方のシールドパネルの端部に、
それぞれ対向方向に向けて突出するパネル側突出部を形
成し、これ等の端部金物のパネル側突出部の一側および
他側に、接合金物および受金具を橋設するとともに、前
記接合金物の一側に形成される接合金物側突部を、前記
パネル側突出部の間に挿入し、この接合金物側突部と前
記受金具とを連結部材により連結し、さらに、前記受金
具とパネル側突出部との間に導電性材料からなる編組線
を介装したので、従来より大幅にシールド性能を向上す
ることができる。
また、また、請求項1のシールドパネルの接合構造で
は、受金具を、アルミニウムの引き抜き材から構成し、
編組線の当接面側に導電性金属を溶射したので、安価で
寸精度が高い受金具を用いたシールドパネルの接合構造
を提供することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシールドパネルの接合構造の一実施例
を示す横断面図である。 第2図は本発明のシールドパネルの接合構造の他の実施
例を示す断面図である。 第3図は従来のシールドパネルの接合構造を示す説明図
である。 〔主要な部分の符号の説明〕 21……シールドパネル 33……パネル側突出部 35……接合金物 37……受金具 39……接合金物側突部 41……連結部材 43……編組線 47……導電性金属。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 義宣 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (56)参考文献 実開 昭63−170998(JP,U) 実開 昭55−147795(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/92 H05K 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のシールドパネルの端部と他方のシー
    ルドパネルの端部とを電磁界遮蔽状態で連結するための
    シールドパネルの接合構造において、前記一方および他
    方のシールドパネルの端部に、それぞれ対向方向に向け
    て突出するパネル側突出部を形成し、これ等のパネル側
    突出部の一側および他側に、アルミニウムの引き抜き材
    からなる接合金物およびアルミニウムの引き抜き材から
    なる受金具を橋設するとともに、前記接合金物の一側に
    形成される接合金物側突部を、前記パネル側突出部の間
    に挿入し、この接合金物側突部と前記受金具とを連結部
    材により連結し、さらに、前記受金具とパネル側突出部
    との間に導電性材料からなる編組線を介装するととも
    に、この編組線に当接する前記受金具の当接面側に導電
    性金属を溶射してなることを特徴とするシールドパネル
    の接合構造。
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JP4892207B2 (ja) * 2005-07-25 2012-03-07 鹿島建設株式会社 透光性電磁波シールド板の接合構造及び接合具

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