JP2586264Y2 - 電磁シールドシステム天井 - Google Patents

電磁シールドシステム天井

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JP2586264Y2
JP2586264Y2 JP1991061082U JP6108291U JP2586264Y2 JP 2586264 Y2 JP2586264 Y2 JP 2586264Y2 JP 1991061082 U JP1991061082 U JP 1991061082U JP 6108291 U JP6108291 U JP 6108291U JP 2586264 Y2 JP2586264 Y2 JP 2586264Y2
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敬愛 古川
義宣 亀井
定泰 増田
好明 高橋
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雅弘 井上
秀孝 梁取
和久 吉田
嘉彦 難波
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、あらゆる建築物の天井
に利用することができる電磁シールドシステム天井に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁シールドされたシールドルーム等
は、従来、捨て張り工法で施工され、天井板の裏面全体
に銅箔等を重ねて貼るようにして構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、近年の建築
物においては、システム天井と称される構造が天井に用
いられるようになってきており、このものは断面略逆T
字状の天井バーを複数本隣合うように配置し、天井板を
天井裏より落とし込むようにして取付けが行われるよう
になっている。しかしながら、ここで用いられる岩綿化
粧吸音板やグラスウール等の天井板は天井板自体に電磁
シールド効果がないものであり、建築物の天井をシステ
ム天井とした場合には電磁波のシールドは考慮されてい
ないのが現状である。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、施工の省力化、コストの低減を計るために用
いられるシステム天井であっても、電磁シールド構造と
できる電磁シールドシステム天井を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、吊り下げアーム1の下端より両側方に
向けて支持片2が突設された断面略逆T字状の天井バー
3を天井に複数本平行に架設し、天井板4の端部下面を
天井バー3の支持片2上に載置して隣合う天井バー3間
に天井板4が設置されて成るシステム天井において、隣
合う天井板4間に配される天井バー3を金属にて形成
し、天井板4の上面及び側端面及び天井バー3の支持片
2に載置されることとなる端部下面に導電性の良い金属
膜層5を設け、壁面に導電性繊維14を設けると共に壁
面に取付金具15を設け、取付金具15で天井板4の端
部を壁面に固定したものである。
【0006】また、隣合う天井板間に配される天井バー
3を金属にて形成し、天井板4の上面全面に導電性の良
い金属膜層5を設け、キャップ体6bの下端から側方に
斜め下方に向けて載置片6aを突設すると共にキャップ
体6bの上部に通孔8を設けて金属製のカバー6を形成
し、天井バー3を跨ぐようにして隣合う天井板4間に金
属製のカバー6を配設すると共に天井バー3の吊り下げ
アーム1にカバー6の通孔8を介してネジ具7を螺合
し、カバー6の両端部に設けられた載置片6aを天井板
4の上面に設けられた金属膜層5上に載置するようにし
てもよい。また、隣合う天井板間に配される天井バー3
を金属にて形成し、天井板4の上面及び側端面及び天井
バー3の支持片2に載置されることとなる端部下面に導
電性の良い金属膜層5を設け、天井バー3を跨ぐように
して隣合う天井板4間に金属製のカバー6を配設し、カ
バー6の両端部に設けられた載置片6aを天井板4の上
面に設けられた金属膜層5上に載置し、壁面に導電性繊
維14を設けると共に壁面に取付金具15を設け、取付
金具15で天井板4の端部を壁面に固定してもよい。
【0007】また、吊り下げアーム1の上部に螺合され
るネジ具7を挿通するための通孔8をカバー6の上部に
設けるようにしてあってもよい。また、隣合う天井板4
間に配される天井バー3を金属にて形成し、少なくとも
天井板4の上面全面に導電性の良い金属膜層5を設け、
天井バー3の吊り下げアーム1と天井板4との間に金属
製のカバー6を配設し、カバー6の端部に設けられた載
置片6aを天井板4の上面に設けられた金属膜層5上に
載置し、連続した導性の金属膜層5が端部間に形成さ
れた付帯設備10を天井バー3と近接して配置し、付帯
設備10の端部より突設された連結金具11を上記カバ
ー6に連結固定するようにしてもよい。
【0008】
【作用】しかして、金属製の天井バー3の支持片2に天
井板4の端部を載置して天井板4を取付けることができ
るものであり、金属製の天井バー3の支持片2に金属膜
層5が設けられた天井板4を載置することでシステム天
井であっても電磁シールドされた状態で天井板4の取付
けが行われる。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。システム天井は隣合うように複数架設された
天井バー3間に天井板4を設置することによって構成さ
れている。天井バー3は図1に示されるように吊り下げ
アーム1と、吊り下げアーム1の下端より両側方に突設
された支持片2とによって断面略逆T字状に形成されて
おり、アルミ押出成形品等の導電性のある金属によって
構成されている。天井バー3は図2に示されるように天
井に複数本平行または直交するように架設されており、
これによって天井が細分化されている。天井板4は隣合
う天井バー3間に嵌まり込む大きさの矩形状に形成され
ており、また、照明器具等の付帯設備10も隣合う天井
バー3間に嵌まり込む大きさに形成されている。これら
天井板4や付帯設備10は天井裏からそれらを落とし込
んで端縁を天井バー3の支持片2に載置することで取付
けられるようになっている。岩綿化粧吸音板等にて形成
される天井板4の上面には金属を全面に蒸着して金属膜
層5が設けられており、また、側端面及び天井バー3の
支持片2上に載置される端部下面にも金属膜層5が設け
られている。天井板4の端部が固定されることとなる壁
面は図3に示されるようにコンクリート壁12の外面に
モルタル塗壁13を設け、モルタル塗壁13の外面には
導電性繊維14が添設されており、天井板4の端部が固
定されることとなる部分にはアルミ押出成形品にて形成
される取付金具15が設けられている。取付金具15の
下部には側方に向けて支持片15aが突設されており、
この支持片15aに端部下面を載置するようにして天井
板4の端部は壁面に固定されている。16は室内に露出
することとなる壁面仕上げ材である。
【0010】しかして、外来の飛来電波が天井板4に達
すると天井板4に形成された金属膜層5で表面電流とな
り、その電流は天井バー3からアースに落ちることとな
り、飛来電波が室内に侵入するのが遮断される。尚、飛
来電波の一部は天井板4の金属膜層5にて反射される。
また、室内で生じる電波は天井板4に達すると天井板4
に形成された金属膜層5で表面電流となり、その電流は
天井バー3からアースに落ちることとなり、他の室内に
侵入したりすることがないようになっている。
【0011】図4は本考案の他の実施例を示すものであ
り、このものにあっては、天井板4の上面全面のみに金
属膜層5が形成されており、天井バー3を挟んで隣合う
天井板4間には天井バー3を跨ぐようにして金属製のカ
バー6が設けられている。このカバー6はコ字状に形成
されたキャップ体6bの両端下部より側方に向けて載置
片6aが突設されており、キャップ体6bを天井バー3
の吊り下げアーム1の上部に被嵌すると共に載置片6a
を金属膜層5に当接するようにして隣合う天井板4間に
設けられている。ここで吊り下げアーム1に被嵌される
キャップ体6bは抜け止め片17によって抜け止めされ
た状態で吊り下げアーム1に取付けられており、天井板
4の上面に当接される載置片6aは天井バー3の支持片
2とで天井板4の端部を挟んで固定するようになってい
る。
【0012】図5は本考案のさらに他の実施例を示すも
のであり、このものにあっては、上記実施例のものにお
いて、金属膜層5を天井板4の側端綿及び天井バー3の
支持片2に載置されることとなる端部下面にも設けるよ
うにしたものが示されている。このように端部下面にも
金属膜層5が設けられていると天井バー3と天井板4と
の接続部分では天井板4の側端の下部及び上部でシール
されることとなり、隙間が形成されにくくすることがで
きる共に電磁シールドを確実なものとできるようになっ
ている。
【0013】図6は本考案のさらに他の実施例を示すも
のであり、このものにあっては、カバー6を構成するキ
ャップ体6bの上端にネジ具7が挿入される通孔8が設
けられており、この通孔8を介して吊り下げアーム1に
螺合されたネジ具7によってカバー6が取付けられるよ
うになっている。つまり、キャップ体6bの長手方向に
沿って一定間隔毎に通孔8が設けられており、キャップ
体6bを吊り下げアーム1に被嵌すると共に載置片6a
を天井板4の上面に形成された金属膜層5に当接し、通
孔8に挿入したネジ具7を吊り下げアーム1の上部に設
けられたネジ孔18に螺合して締め付けることで図9に
示されるように設置されるようになっている。ここで、
ネジ具7によってカバー6の取付けが行われるようにな
っていると金属膜層5への載置片6aの当接が確実なも
のとなると共にカバー6による天井板4の固定も確実に
行われるものである。
【0014】図10はカバー6の他の実施例を示してお
り、このカバー6は湾曲していて長手方向の中間部が端
部よりも上方に位置しており、また、キャップ体6bか
ら延出される載置片6aは図11に示されるようにキャ
ップ体6bの下端より斜め下方に向けて突設されてお
り、つまり、角度θが90°以上となっており、ネジ具
7によって締め付け固定した場合には載置片6aが天井
板4の上面に強固に圧接されて隙間が生じるのを防止す
るようになっていると共に天井板4の固定が確実に行わ
れるようになっている。
【0015】図12は本考案のさらに他の実施例を示す
ものであり、このものにあっては、隣合う天井バー3間
に天井板4の代わりに付帯設備10としての照明装置1
9を設置するようにしたものが示されている。付帯設備
10としての照明装置19は連続した導性の金属膜層
5が端部間に形成されており、つまり、金属材料によっ
て外郭となる照明器具本体19aが形成されており、取
付けにあたっては、図13に示されるように照明器具本
体19aの端部より突設された連結金具11をカバー6
と共にネジ具7によって天井バー3の吊り下げアーム1
に連結固定することで取付けられている。ここで、カバ
ー6はキャップ体6bの一端のみから載置片6aが突設
されており、この載置片6aが天井板4の上面に形成さ
れた金属膜層5に当接されている。そして、金属製の照
明器具本体19aと連結金具11とによって電磁シール
ドされた状態で付帯設備10としての照明装置19が取
付けられている。
【0016】図14は本考案のさらに他の実施例を示し
ており、このものにあっては、付帯設備10としての空
調ダクト20を取付けたものが示されている。空調ダク
ト20内にはエキスパンドメタル等の銅金網5aが設け
られてられており、これによって外郭が金属材によって
形成されているダクト本体20aは連続した導性の金
属膜層5が端部間に形成された状態となっている。そし
て、天井バー3への取付けにあたっては、図15に示さ
れるように端部下端より突設された載置片20bを天井
バー3の支持片2上に載置すると共に端部より突設され
た連結金具11をカバー6と共にネジ具7によって天井
バー3の吊り下げアーム1に連結固定することで取付け
られている。
【0017】
【考案の効果】本考案は上述のように、隣合う天井板間
に配される天井バーを金属にて形成し、天井板の上面及
び側端面及び天井バーの支持片に載置されることとなる
端部下面に導電性の良い金属膜層を設けているので、金
属製の天井バーの支持片に金属膜層が設けられた天井
を載置することでシステム天井であっても電磁シールド
された状態で天井板の取付けが行われるものであり、電
磁シールド構造とすることができるものである。また、
天井板に設けられる金属膜層は天井裏側に位置すること
となる上面及び天井バーにて隠されることとなる側端面
及び天井バーの支持片に載置される端部下面に設けられ
ているので、室内に露出することとなる天井板の下面は
通常の天井板の外面と同一とすることができ、天井板の
外観を変更したりするようなことなく、電磁シールド構
造にできるものである。また壁面に導電性繊維を設ける
と共に壁面に取付金具を設け、取付金具で天井板の端部
を壁面に固定するため、外来の飛来電波が天井板に達し
て天井板の金属膜層に発生した表面電流を、取付金具を
介して導電性繊維に伝導させてアースに落とすことがで
き、他の室内に表面電流が侵入しないようにすることが
できるものである。
【0018】また、請求項2に記載のものにあっては、
隣合う天井板間に配される天井バーを金属にて形成し、
天井板の上面全面に導電性の良い金属膜層を設け、キャ
ップ体の下端から側方に斜め下方に向けて載置片を突設
すると共にキャップ体の上部に通孔を設けて金属製のカ
バーを形成し、天井バーを跨ぐようにして隣合う天井板
間に金属製のカバーを配設すると共に天井バーの吊り下
げアームにカバーの通孔を介してネジ具を螺合し、カバ
ーの両端部に設けられた載置片を天井板の上面に設けら
れた金属膜層上に載置することによりシステム天井であ
っても電磁シールドされた状態で天井板の取付けが行わ
れるものであり、電磁シールド構造とすることができる
ものである。またカバーをネジ具にて締め付け固定した
際に載置片が天井板に押圧され、この載置片の下方への
弾性力により載置片が天井板の上面に強固に圧接されて
隙間が生じることを防止でき、接続部分の電磁シールド
性を確実に確保することができると共に、天井板の固定
を確実に行うことができるものである。また、請求項3
に記載のものにあっては、隣合う天井板間に配される天
井バーを金属にて形成し、天井板の上面及び側端面及び
天井バーの支持片に載置されることとなる端部下面に導
電性の良い金属膜層を設け、天井バーを跨ぐようにして
隣合う天井板間に金属製のカバーを配設し、カバーの両
端部に設けられた載置片を天井板の上面に設けられた金
属膜層上に載置しているので、天井板と天井バーとの接
続部分においては、天井板の上面に設けられた金属膜層
上に載置されたカバーの載置片と、天井バーの端部下面
に設けられた金属膜層と接する支持片とで二重にシール
された状態となり、接続部分の電磁シールド性が向上す
るものである。また壁面に導電性繊維を設けると共に壁
面に取付金具を設け、取付金具で天井板の端部を壁面に
固定するため、外来の飛来電波が天井板に達して天井板
の金属膜層に発生した表面電流を、取付金具を介して導
電性繊維に伝導させてアースに落とすことができ、他の
室内に表面電流が侵入しないようにすることができるも
のである。
【0019】また、請求項4に記載のものにあっては、
吊り下げアームの上部に螺合されるネジ具を挿通するた
めの通孔をカバーの上部に設けるようにしてあるので、
カバーの取付けが確実に行われると共にカバーにて固定
される天井板の取付けも確実に行うことができるもので
ある。また、請求項5に記載のものにあっては、隣合う
天井板間に配される天井バーを金属にて形成し、天井板
の上面全面に導電性の良い金属膜層を設け、天井バーの
吊り下げアームと天井板との間に金属製のカバーを配設
し、カバーの端部に設けられた載置片を天井板の上面に
設けられた金属膜層上に載置し、連続した導性の金属
膜層が端部間に形成された付帯設備を天井バーと近接し
て配置し、付帯設備の端部より突設された連結金具を上
記カバーに連結固定するようにしてあるので、照明器具
等の付帯設備を取付けたといえども、天井のほぼ全面に
わたって金属膜層を形成することができて天井を電磁シ
ールド構造とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】同上の一施工例を示す斜視図である。
【図3】同上の壁面への取付状態を示す部分断面図であ
る。
【図4】同上の他の実施例を示す部分断面図である。
【図5】同上のさらに他の実施例を示す部分断面図であ
る。
【図6】同上のさらに他の実施例を示す部分断面図であ
る。
【図7】同上におけるネジ具の取付状態を示す拡大正面
図である。
【図8】同上の分解斜視図である。
【図9】同上の取付位置を示す平面図である。
【図10】同上のカバーの他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図11】同上の正面図である。
【図12】同上の天井板に代わる付帯設備の取付状態を
示す半断面図である。
【図13】同上の天井バーへの連結状態を示す部分拡大
断面図である。
【図14】他の付帯設備の取付状態を示す半断面図であ
る。
【図15】同上の天井バーへの連結状態を示す部分拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 吊り下げアーム 2 支持片 3 天井バー 4 天井板 5 金属膜層6 カバー 6a 載置片 6b キャップ体 7 ネジ具 8 通孔 14 導電性繊維 15 取付金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 5/57 G (72)考案者 増田 定泰 大阪府南河内郡美原町木材通3丁目1番 8号 株式会社竹中工務店 技術研究所 大阪支所内 (72)考案者 高橋 好明 愛知県名古屋市中区錦1丁目18番22号 株式会社竹中工務店 名古屋支店内 (72)考案者 東山 一勇気 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店 東京本店内 (72)考案者 影山 健二 東京都江東区南砂2丁目5番14号 株式 会社竹中工務店 技術研究所内 (72)考案者 井上 雅弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 梁取 秀孝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 吉田 和久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 難波 嘉彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−363451(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 5/52 - 5/57 E04B 1/92 E04H 9/14

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り下げアームの下端より両側方に向け
    て支持片が突設された断面略逆T字状の天井バーを天井
    に複数本平行に架設し、天井板の端部下面を天井バーの
    支持片上に載置して隣合う天井バー間に天井板が設置さ
    れて成るシステム天井において、隣合う天井板間に配さ
    れる天井バーを金属にて形成し、天井板の上面及び側端
    面及び天井バーの支持片に載置されることとなる端部下
    面に導電性の良い金属膜層を設け、壁面に導電性繊維を
    設けると共に壁面に取付金具を設け、取付金具で天井板
    の端部を壁面に固定して成る電磁シールドシステム天
    井。
  2. 【請求項2】 吊り下げアームの下端より両側方に向け
    て支持片が突設された断面略逆T字状の天井バーを天井
    に複数本平行に架設し、天井板の端部下面を天井バーの
    支持片上に載置して隣合う天井バー間に天井板が設置さ
    れて成るシステム天井において、隣合う天井板間に配さ
    れる天井バーを金属にて形成し、天井板の上面全面に導
    電性の良い金属膜層を設け、キャップ体の下端から側方
    に斜め下方に向けて載置片を突設すると共にキャップ体
    の上部に通孔を設けて金属製のカバーを形成し、天井バ
    ーを跨ぐようにして隣合う天井板間に金属製のカバーを
    配設すると共に天井バーの吊り下げアームにカバーの通
    孔を介してネジ具を螺合し、カバーの両端部に設けられ
    た載置片を天井板の上面に設けられた金属膜層上に載置
    して成る電磁シールドシステム天井。
  3. 【請求項3】 吊り下げアームの下端より両側方に向け
    て支持片が突設された断面略逆T字状の天井バーを天井
    に複数本平行に架設し、天井板の端部下面を天井バーの
    支持片上に載置して隣合う天井バー間に天井板が設置さ
    れて成るシステム天井において、隣合う天井板間に配さ
    れる天井バーを金属にて形成し、天井板の上面及び側端
    面及び天井バーの支持片に載置されることとなる端部下
    面に導電性の良い金属膜層を設け、天井バーを跨ぐよう
    にして隣合う天井板間に金属製のカバーを配設し、カバ
    ーの両端部に設けられた載置片を天井板の上面に設けら
    れた金属膜層上に載置し、壁面に導電性繊維を設けると
    共に壁面に取付金具を設け、取付金具で天井板の端部を
    壁面に固定して成る電磁シールドシステム天井。
  4. 【請求項4】 吊り下げアームの上部に螺合されるネジ
    具を挿通するための通孔がカバーの上部に設けられて成
    求項3に記載の電磁シールドシステム天井。
  5. 【請求項5】 吊り下げアームの下端より両側方に向け
    て支持片が突設された断面略逆T字状の天井バーを天井
    に複数本平行に架設し、天井板の端部下面を天井バーの
    支持片上に載置して隣合う天井バー間に天井板が設置さ
    れて成るシステム天井において、隣合う天井板間に配さ
    れる天井バーを金属にて形成し、少なくとも天井板の上
    面全面に導電性の良い金属膜層を設け、天井バーの吊り
    下げアームと天井板との間に金属製のカバーを配設し、
    カバーの端部に設けられた載置片を天井板の上面に設け
    られた金属膜層上に載置し、連続した導性の金属膜層
    が端部間に形成された付帯設備を天井バーと近接して配
    置し、付帯設備の端部より突設された連結金具を上記カ
    バーに連結固定して成る電磁シールドシステム天井。
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