JP2920607B2 - ドロップインコンロ - Google Patents

ドロップインコンロ

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JP2920607B2
JP2920607B2 JP16633795A JP16633795A JP2920607B2 JP 2920607 B2 JP2920607 B2 JP 2920607B2 JP 16633795 A JP16633795 A JP 16633795A JP 16633795 A JP16633795 A JP 16633795A JP 2920607 B2 JP2920607 B2 JP 2920607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調理台や流し台等のカ
ウンタートップに形成された装着口に落とし込むように
して組み付けるドロップインコンロに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び課題】図7に示す従来のドロップインコ
ンロは、発熱源たるガスバーナを収容した本体ケース
(2) とその上方開放部を被蓋する上面カバー(24)を具備
する。そして、前記本体ケース(2) の上端周縁にはフラ
ンジ(21)が張り出していると共に、該本体ケース(2) に
於ける胴部(23)には前記フランジ(21)の下方近傍に取付
ビス(25)で取付けられた位置決ブロック(22)が配設され
ている。
【0003】上記ドロップインコンロは、装着口の幅が
異なる二種類のカウンタートップ(TA)(TB)に適用できる
ようになっており、幅の大きな装着口(30A) を具備する
カウンタートップ(TA)に組付けるときには、同図のよう
に本体ケース(2) の胴部(23)に位置決ブロック(22)を予
め取付けておく。そして、この状態にある本体ケース
(2) をカウンタートップ(TA)に形成された装着口(30A)
に落とし込むと共に、該本体ケース(2) の上端周縁に張
り出したフランジ(21)を前記装着口(30A) の周縁部に係
合させ、これにより該本体ケース(2) を吊り下げ状態に
する。すると、カウンタートップ(TA)の装着口(30A) の
内周面と上記位置決ブロック(22)の先端が接近した状態
となり、これにより、本体ケース(2) の水平方向の移動
が許容範囲内に抑えられてこれが位置決めされた状態と
なる。そして、この状態で本体ケース(2) をカウンター
トップ(TA)に図示しない固定具で固定すると共に上記本
体ケース(2) の上方開口部に上面カバー(24)を被蓋する
と、上記ドロップインコンロの取付け作業が完了する。
【0004】他方、同図の想像線で示す小さな幅の装着
口(30B) が形成されたカウンタートップ(TB)に上記従来
のドロップインコンロを組み付ける場合は、本体ケース
(2)に位置決ブロック(22)を取り付けることなく上記と
同様にして本体ケース(2) を装着口(30B) に落とし込
む。すると、本体ケース(2) の胴部(23)の外側面が上記
装着口(30B) の内周縁に接近した状態となって該本体ケ
ース(2) が位置決めされ、その後、上記と同様の固定作
業を行う。このように、上記従来のものでは位置決めブ
ロック(22)を必要に応じて本体ケース(2) に取付けるこ
とにより、装着口の幅が異なる二種類のカウンタートッ
プ(TA)(TB)に位置決めした状態でこれを取付けることが
できる。
【0005】しかしながら、上記従来のものでは、製造
誤差により装着口(30A) の寸法にバラツキがあるとこれ
がそのまま装着口(30A) の内周面と位置決ブロック(22)
の先端面の間隔のバラツキとして現れるから、かかる場
合は本体ケース(2) の位置決め精度が低下すると言う問
題があった。又、上記従来のものでは装着口(30A) に本
体ケース(2) を円滑に落とし込み得るようにする為の間
隙が上記位置決ブロック(22)の先端と装着口(30A) の内
周面との間に確保されることが必須となることから、位
置決状態にある本体ケース(2) が装着口(30A) 内でがた
つき易いという問題もある。尚、幅の小さい装着口(30
B) に本体ケース(2) を落とし込む場合においてもその
胴部(23)と装着口(30B) の間で上記と同様の問題が生じ
る。
【0006】本発明はかかる点に鑑みて成されたもの
で、『発熱源を収容し且つ上端開放部から外向に張り出
させたフランジ(21)を有する箱状の本体ケース(2) と、
該本体ケース(2) の上方開放部を被蓋する上面カバー(2
4)を具備し、前記本体ケース(2) を前記装着口に落とし
込んだときには該装着口の周縁に前記フランジ(21)が係
合するようにしたドロップインコンロであって、幅の異
なる装着口が形成された複数種類のカウンタートップに
装着可能としたドロップインコンロ』に於いて、カウン
タートップに形成された装着口の寸法が製造誤差に基づ
くバラツキを有していても、これら複数幅の装着口に落
とし込んだ本体ケース(2) が正確に位置決めできるよう
にすると共に、該位置決めされた本体ケース(2) が前記
装着口に対してがたつかないようにすることをその課題
とする。
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決する為の本発明の技術的
手段は、『本体ケース(2) の対向する両側壁に各別に対
応し且つ該側壁外面からの離反距離が互いに等しい第1
透孔(211)(211)をフランジ(21)に穿設すると共に、本体
ケース(2) の上記対向する両側壁からの離反距離が等し
く且つ前記第1透孔(211)(211)よりも前記離反距離が大
きな第2透孔(212)(212)をフランジ(21)に穿設し、上記
第1透孔(211)(211)と第2透孔(212)(212)に選択的に装
着され且つ弾性材料で形成された位置決部材(11)(11)を
設け、該位置決部材(11)(11)は、上記フランジ(21)の上
面において前記各透孔(211)(211) (212) (212) の近傍
に止め部材で固定される取付部(111) とその一端から下
方に屈曲する垂下部(112) を具備する構成とし、上記第
1透孔(211)(211)又は第2透孔(212)(212)に位置決部材
(11)(11)が装着された本体ケース(2) をカウンタートッ
プの装着口に落とし込んだときには該装着口の内周面に
上記位置決部材(11)(11)の垂下部(112) が圧接状態とな
るようにした』ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。幅の大
きな装着口(30A) を具備するカウンタートップ(TA)に本
願のドロップインコンロを組み付けるときは、第1透孔
(211) より外側に位置する第2透孔(212)(212)に位置決
部材(11)(11)を予め取付けておく。即ち、位置決部材(1
1)をフランジ(21)に形成された上記第2透孔(212) に挿
入した後に該取付部(111) を前記フランジ(21)の上面に
重ねて両者をビス等の止め部材で結合する。
【0009】次に、カウンタートップ(TA)の装着口(30
A) に本体ケース(2) を落とし込む。すると、上記位置
決部材(11)は弾性材料で形成されていることから、該位
置決部材(11)の取付片(111) から下方に屈曲する垂下部
(112) が装着口(30A) の内周面に圧接状態となり、これ
により、本体ケース(2) が前記装着口(30A) に位置決め
された状態となる。そしてこの場合、位置決部材(11)が
弾性材料で形成されてその垂下部(112) が弾性変形可能
となっていることとから、装着口(30A) の開口寸法に多
少のバラツキがあっても、該バラツキを吸収するように
前記垂下部(112)が弾性変形し、これにより該垂下部(11
2) と装着口(30A) の内周面の圧接状態が維持される。
以後、既述従来のものと同様に本体ケース(2) の上方開
放部に上面カバー(24)を被蓋する作業等を行うとドロッ
プインコンロの組付作業が完了する。
【0010】次に、幅の小さな装着口(30B) を具備する
カウンタートップ(TB)に本願のドロップインコンロを組
み付ける場合は、上記した第2透孔(212)(212)よりも中
央寄りに形成された第1透孔(211)(211)に前記と同様に
して位置決部材(11)(11)を装着すると共に、この状態で
本体ケース(2) を装着口(30B) に落とし込む。すると、
上記第1透孔(211)(211)は第2透孔(212)(212)よりも本
体ケース(2) の外側壁に近い位置に形成されているか
ら、幅が小さな装着口(30B) の内周面に位置決部材(11)
の垂下部(112) が圧接状態となって本体ケース(2) が位
置決めされる。そして、この場合に於いても装着口の寸
法に多少のバラツキがあってもこれが既述と同様の理由
で吸収される。
【0011】
【効果】本発明は次の特有の効果を有する。製造誤差に
より装着口の寸法に多少のバラツキがあっても、上記位
置決部材(11)が弾性変形して前記バラツキを吸収するか
ら、該装着口に対して本体ケース(2) が正確に位置決め
できる。
【0012】又、位置決部材(11)の垂下部(112) が装着
口の内周面に弾性的に圧接された状態となるから、該装
着口に落とし込んだ本体ケース(2) が該装着口内で全く
がたつことがない。
【0013】
【実施例】次に上記した本発明の実施例を説明する。図
1,図2に示すように、ガスバーナ(5) を収容する本体
ケース(2) は平板を上方開放の矩形箱状に折り曲げて形
成したもので、本体ケース(2) の胴部(23)の構成壁たる
四枚の側板(20)(20)の上端は外側に折り曲げられてフラ
ンジ(21)が形成されている。そして、後述のカウンター
トップ(TA)(TB)に装着した状態で横方向に対向すること
となる一対の側板(20)(20)の上端から屈曲したフランジ
(21)部分には矩形状の第1透孔(211)(211)と第2透孔(2
12)(212)と更にこれらの近傍に位置するネジ孔(21a) (2
1a) が穿設されており、前者の第1透孔(211)(211)の夫
々は、本体ケース(2) の胴部(23)の外面から互いに等し
い距離に形成されている。又、後者の第2透孔(212)(21
2)の夫々も本体ケース(2) の胴部(23)の外面から互いに
等しい距離に位置すると共に、これらは上記第1透孔(2
11)(211)より外側に形成されている。そして、上記第1
透孔(211) (211) の近傍にはサイズ表示(211a)(211a)
(この実施例では「中」と刻印されている)が設けられ
ており、該第1透孔(211) (211) に後述の位置決部材(1
1)(11)を取付けた状態の本体ケース(2) を装着する対象
となる装着口(30B) の幅が中サイズである旨が表示され
ている。同様に、第2透孔(212) (212) の近傍にはサイ
ズ表示(212a)(212a)(この実施例では「大」と刻印され
ている)が設けられており、該第2透孔(212) (212) に
後述の位置決部材(11)(11)を取付けた状態の本体ケース
(2) を装着する対象となる装着口(30A) の幅が大サイズ
である旨が表示されている。即ち、第2透孔(212) (21
2) の間の長さは装着口の幅が大きいものと対応し、第
1透孔(211) (211)の間の長さは装着口の幅が中程度の
ものと対応する。
【0014】更に、この実施例のものでは、本体ケース
(2) の胴部(23)から後方に突出するフランジ(21)部分に
は、カウンタートップ(TA)(TB)に形成された装着口(30
A) (30B) の前後方向の幅の変動に対応する為に位置決
部材(11)を必要に応じて取付ける第3透孔(213) とその
近傍のネジ孔(21a) が形成されている。又、胴部(23)の
横方向に対応することとなる各側板(20)(20)には、最も
小さな幅の装着口(30C) が開設されたカウンタートップ
(TC)に組み付ける場合に位置決め機能を果たす隆起部(2
01) (201) が形成されている。
【0015】上記フランジ(21)に形成された第1透孔(2
11)(211)や第2透孔(212)(212)に取付けられる位置決部
材(11)は図3の如く構成されている。即ち、位置決部材
(11)は、帯状のバネ板を曲成したもので、透孔(113) が
形成された水平な取付部(111) とその一端から屈曲垂下
し且つ全体として略く字状に曲成された垂下部(112) か
ら構成され、前記く字状の屈曲部が後述する押圧部(112
b)となっている。
【0016】上記本体ケース(2) の上方開放部(28)は図
1の如き上面カバー(24)で被蓋されるようになってお
り、該上面カバー(24)の中央部にはガスバーナ(5) に余
裕をもって外嵌する中央孔(240) が開設されている。
又、上記上面カバー(24)には、前記中央孔(240) の上方
を包囲するように配設された五徳(27)が載置されてい
る。本発明実施例のドロップインコンロは図4に示す固
定具(4) を用いてカウンタートップ(TA)(TB)(TC)に固定
されるようになっている。前記固定具(4) は、チャンネ
ル状の部材を略U字状に屈曲させて形成したもので、両
端の起立部(42)(42)を繋ぐ水平部(43)には所定の間隔を
置いて透孔(44)(44)が穿設されている。
【0017】次に、本実施例のドロップインコンロを流
し台等のカウンタートップに取付ける作業について説明
する。図1に示すように、大きな横幅を有する装着口(3
0A) が形成されたカウンタートップ(TA)に上記実施例の
ドロップインコンロを組み付けるときは、フランジ(21)
に於いて横方向外側に位置する一対の第2透孔(212)(21
2)に位置決部材(11)(11)を予め装着しておく。即ち、位
置決部材(11)を上記第2透孔(212) に下方又は上方から
挿通した後にこれをフランジ(21)の上面に重ねると共
に、この状態で取付部(111) の透孔(113) を上記第2透
孔(212) の近傍のネジ孔(21a) に一致させる。次に、上
記透孔(113) とネジ孔(21a) の重合部分にビス(13)(13)
を螺入して両者を固定する。尚、フランジ(21)の外周に
は予めゴムパッキン(15)が装着されている。次に、上記
本体ケース(2) をカウンタートップ(TA)の装着口(30A)
に落とし込むと、位置決部材(11)(11)に形成された垂下
部(112) の押圧部(112b)が前記装着口(30A) の内周面に
押圧状態となり、これにより、本体ケース(2) が位置決
めされる。そして、上記のものでは位置決部材(11)が弾
性材料で形成されていることから、装着口(30A) の開口
寸法に製造誤差があってもこれを吸収するように垂下部
(112) が弾性変形して正確に位置決めされる。尚、位置
決部材(11)の下端近傍は、該位置決部材(11)を本体ケー
ス(2) に取付けた状態に於いて胴部(23)に接近すること
となる方向に屈曲傾斜せしめられている為、位置決部材
(11)が装着された本体ケース(2) をカウンタートップ(T
A)の装着口(30A) に落とし込む際には、上記位置決部材
(11)の前記屈曲傾斜部が装着口(30A) の上縁に当接して
ガイド板として作用し、これにより、本体ケース(2) を
前記装着口(30A) に円滑に落とし込むことができる。
【0018】次に、上記胴部(23)の底板(29)とその両端
から起立する一対の側板(20)(20)を下方から左右方向に
跨ぐように固定具(4) を前記胴部(23)の外側に位置さ
せ、更に、この状態で固定具(4) の起立部(42)(42)の先
端部がカウンタートップ(T) の下面に当接した状態にす
る。この時、上記固定具(4) の水平部(43)に穿設された
透孔(44)(44)を本体ケース(2) の底板(29)に穿設された
ネジ孔(290) (290) に対向させ、これら両者をビス(6)
(6)で締め付ける。すると、上記ビス(6) の締付け力で
本体ケース(2) が下方に引っ張られ、該本体ケース(2)
の上端に設けられたフランジ(21)に装着されているゴム
パッキン(15)が上記カウンタートップ(TA)に押圧せしめ
られて該本体ケース(2) が固定される。最後に、本体ケ
ース(2) の上方開口部に上面カバー(24)を被蓋すると、
本発明実施例のドロップインコンロがカウンタートップ
(TA)に取付けられた状態になる。
【0019】次に、横幅が上記のものより少し小さな装
着口(30B) を具備するカウンタートップ(TB)に本願のド
ロップインコンロを組み付ける場合は、フランジ(21)に
於いて上記第2透孔(212)(212)よりも内側に形成された
第1透孔(211)(211)に前記と同様にして位置決部材(11)
(11)を装着すると共に、この状態で本体ケース(2) を装
着口(30B) に落とし込む。すると、既述と同様に装着口
(30B) の内周面に位置決部材(11)の垂下部(112) が押圧
状態となって本体ケース(2) の位置決めがされる。
【0020】最後に、横幅が最も小さな装着口(30C) を
具備するカウンタートップ(TC)に本願のドロップインコ
ンロを組み付ける場合は、位置決部材(11)を本体ケース
(2)の第1透孔(211) 又は第2透孔(212) に取付けるこ
となくこれを装着口(30C) に落とし込む。すると、図5
に示すように、本体ケース(2) の胴部(23)に形成した隆
起部(201) (201) が装着口(30C) の内周面に当接して位
置決めされる。尚、この場合、本体ケース(2) の胴部(2
3)とカウンタートップ(TC)とは隆起部(201) (201) にお
いてのみ当接し、前記胴部(23)とカウンタートップ(TC)
の接触面積が小さくなっているから、本体ケース(2) か
らカウンタートップ(TC)への熱伝達経路の有効断面積が
小さくなって該カウンタートップ(TC)の過熱が防止でき
る。
【0021】なお、この実施例ではカウンタートップに
形成された装着口の前後方向の幅が異なる場合にも適用
できるようになっており、該前後方向の幅が大きい場合
は第3透孔(213) (図3参照)に位置決部材(11)を既述
と同様に取付けて使用する。又、装着口の前後方向の幅
が小さい場合は、上記位置決部材(11)を第3透孔(213)
に取付けず、胴部(23)の前後の側板(20)(20)に形成され
た隆起部(201a) (201a) を利用することにより、既述と
同様に位置決めする。
【0022】尚、現状のカウンタートップの装着口は左
右方向の幅が最大もののみ、前後方向の幅が他のものよ
り小さくなっている為、第2透孔(212) (212) に位置決
部材(11)(11)を装着した場合のみ、第3透孔(313) に位
置決部材(11)を装着しない状態とする。又、前記実施例
では発熱源としてガスバーナ(5) を採用したが、これに
代えて電気ヒータを採用しても良い。
【0023】更に、上記実施例では、本体ケース(2) の
上方開放部を上面カバー(24)で被蓋するようにしたが、
該上面カバー(24)に代えて本体ケース(2) の上方開放部
をガラス天板で被蓋し、本体ケース内に配設した電磁コ
イルに高周波電流を供給することにより鍋等を上記ガラ
ス天板越しに過熱する電磁誘導式のものとても良い。ま
た、止め部材としては既述実施例のビス(13)に代えてピ
ンを使用することも可能である、この場合フランジ(21)
のネジ孔(21a) に代えて単純な透孔を穿設し、該透孔と
これに重なる位置決部材(11)の透孔(113) 部分に上記ピ
ンを強制的に嵌入する。
【0024】更に、位置決部材(11)としては、図6の
(イ)に示すような形状のものでも良い。即ち、本体ケ
ース(2) に取付けた状態では垂下部(112) の上端から該
本体ケース(2) の中心向きに屈曲することとなるように
該垂下部(112) と取付部(111)の曲げ方向を設定しても
良い。又、図6の(ロ)に示すように、取付部(111) の
一端から屈曲垂下する直線部(112c)とその下端部に於い
て前記取付部(111) と反対側に屈曲する傾斜部(112d)に
よって垂下部(112) を形成しても良い。
【0025】又、上記実施例では、位置決部材(11)の装
着位置を変えることができるのは左右方向のみであった
が、前後方向に於いても胴部(23)からの距離が異なる透
孔を二種類形成し、装着口の前後幅に応じて位置決部材
(11)を選択的に上記二種類の透孔の一方に装着するよう
にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のドロップインコンロをカウンタ
ートップ(TA)に組み付けた状態の縦断面図
【図2】本体ケース(2) の平面図
【図3】位置決部材(11)の斜視図
【図4】固定具(4) の斜視図
【図5】隆起部(201) を利用して位置決めする場合の説
明図
【図6】位置決部材(11)の変形例の説明図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
(2) ・・・本体ケース (11)・・・位置決部材 (21)・・・フランジ (111) ・・・取付部 (211) ・・・第1透孔 (212) ・・・第2透孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱源を収容し且つ上端開放部から外向
    に張り出させたフランジ(21)を有する箱状の本体ケース
    (2) と、 該本体ケース(2) の上方開放部を被蓋する上面カバー(2
    4)を具備し、 前記本体ケース(2) を前記装着口に落とし込んだときに
    は該装着口の周縁に前記フランジ(21)が係合するように
    したドロップインコンロであって、 幅の異なる装着口が形成された複数種類のカウンタート
    ップに装着可能としたドロップインコンロに於いて、 本体ケース(2) の対向する両側壁に各別に対応し且つ該
    側壁外面からの離反距離が互いに等しい第1透孔(211)
    (211)をフランジ(21)に穿設すると共に、 本体ケース(2) の上記対向する両側壁からの離反距離が
    等しく且つ前記第1透孔(211)(211)よりも前記離反距離
    が大きな第2透孔(212)(212)をフランジ(21)に穿設し、 上記第1透孔(211)(211)と第2透孔(212)(212)に選択的
    に装着され且つ弾性材料で形成された位置決部材(11)(1
    1)を設け、 該位置決部材(11)(11)は、上記フランジ(21)の上面にお
    いて前記各透孔(211)(211) (212) (212) の近傍に止め
    部材で固定される取付部(111) とその一端から下方に屈
    曲する垂下部(112) を具備する構成とし、 上記第1透孔(211)(211)又は第2透孔(212)(212)に位置
    決部材(11)(11)が装着された本体ケース(2) をカウンタ
    ートップの装着口に落とし込んだときには該装着口の内
    周面に上記位置決部材(11)(11)の垂下部(112) が圧接状
    態となるようにしたドロップインコンロ。
  2. 【請求項2】 垂下部(112) は、本体ケース(2) の側壁
    と反対側に向かって凸となった断面略く字状に屈曲する
    構成とした請求項1のドロプインコンロ。
  3. 【請求項3】 第1透孔(211) (211) 及び第2透孔(21
    2) (212) の近傍に、これら各透孔に対応する装着口の
    幅を示す為のサイズ表示(211a)(211a)(212a)(112a)を形
    成した請求項1又は請求項2のドロップインコンロ。
JP16633795A 1995-06-30 1995-06-30 ドロップインコンロ Expired - Lifetime JP2920607B2 (ja)

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