JP2915583B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2915583B2
JP2915583B2 JP3002841A JP284191A JP2915583B2 JP 2915583 B2 JP2915583 B2 JP 2915583B2 JP 3002841 A JP3002841 A JP 3002841A JP 284191 A JP284191 A JP 284191A JP 2915583 B2 JP2915583 B2 JP 2915583B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/34Bodily-changeable print heads or carriages

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録装置、詳しくは
記録ヘッドが着脱自在な画像記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット記録装置としては
モノクロプリンタ及びカラープリンタが知られている
が、インクジェット記録ヘッド自体は既知のように複数
のノズルが一様に並んだ構成になっている。ところで、
個々のノズルのインク吐出量あるいは着弾精度の誤差な
どの原因により、ハーフトーン画像を記録するときに濃
度むらが発生していた。文字を中心として印字するモノ
クロプリンタでは、これらの誤差は印字品質にさほど影
響を及ぼさないが、カラーグラフィックや自然画を出力
するカラープリンタにおいては重大な問題である。
【0003】濃度むらは、個々の記録ヘッド毎にその特
性が異なるので、一々個々の記録ヘッドの特性を考慮し
て、この種の装置を製造するには手間がかかり過るし、
将来、記録ヘッドを新たなものに交換した場合に対応で
きないという問題がある。そこで、このような取り外し
可能(或いは使捨て)記録ヘッド内に、自身の濃度むら
を補正するデータを保持し、そのデータに基づいて画像
記録を制御するようにすることが考えられる。少なくと
もこのようにすれば、装置本体側には何ら変更なしに、
記録ヘッドを交換しても、その記録ヘッドに適応させた
良好な画像を記録することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、逆
に言えば、本来、記録ヘッド内のデータが何らかの原因
で破壊された場合、或いは装置に装着されることになっ
ている記録ヘッド以外のものが装着された場合にかかる
恩恵を受けることができないという問題点がある。本発
明はかかる従来技術に鑑みなされたものであり、装着さ
れた記録ヘッドが正当もしくは正常かどうかを確認でき
る画像記録装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の画像記録装置は以下の構成を備える。すな
わち、記録を行うための複数の記録エネルギー発生素子
と、前記記録エネルギー発生素子に応じた記録濃度の補
正データを保持する保持手段とを有し、画像記録装置に
対して着脱自在な記録ヘッドと、画像記録装置に対して
装着された記録ヘッドに保持された前記記録濃度の補正
データが正常であるか否かを判断する判断手段と、前記
判断手段による判断によって前記記録濃度の補正データ
が正常な場合に該補正データに応じて記録濃度の補正を
行う補正手段と、前記判断手段による判断によって前記
記録濃度の補正データが正常でない場合に警告を行う警
告手段とを有する。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成において、記録ヘッドを装
着した場合には、この記録ヘッドの保持手段が有する補
正データが正常である場合には、その補正データに基づ
いて記録エネルギー発生素子による記録濃度の補正を行
なって記録を行なう。ただし、判断手段によって補正デ
ータが正常でないと判断した場合には、警告を行なう。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。 <装置構成の説明(図1)>図1は実施例におけるイン
クジェット記録方式を採用したカラー複写機の断面形図
である。
【0008】このカラー複写機は、画像読取り及び画像
処理部(以下、リーダ部24と称す)とプリンタ部44
とで構成されている。リーダ部24はR,G,Bの3色
成分のフイルタを有するCCDラインセンサー5(図2
参照)により、原稿ガラス1上に載置された原稿2をス
キャンしながら画像を読取り、画像処理回路を通じプリ
ンタ部44でシアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y),ブラック(Bk)の4色のインクジェットヘッ
ドにより記録紙に画像の記録を行っている。
【0009】以下、動作の詳細を説明する。リーダ部2
4は部材または部材1〜23からなり、プリンタ部44
は部分25〜43から成る。尚、本構成においては、図
1の左上側が前面となつている。プリンタ部44は、イ
ンク滴噴射により記録を行うインクジェットヘッド(記
録ヘッド)32を備えている。この記録ヘッド32は例
えば、63.5ミクロンピツチのノズルが縦方向(後述
する副走査方向)に128個並んでおり、一度に8.1
28ミリメートル(mm)の幅を記録することが出来る
構成になっている。従って、記録紙に記録する場合は、
8.128mm幅で画像を記録した後、記録紙を8.1
28mmだけ送り、次回の記録に備えるという処理を繰
り返すことになる。以下、この記録ヘッドによる記録方
向を主走査方向、それに直角な紙送り方向を副走査方向
と呼ぶ。図1では、紙面に垂直な方向が主走査方向であ
り、紙面に対して左右方向が副走査方向である。
【0010】またリーダ部24は、プリンタ部44に対
応して原稿2を8.128mmの幅で読取ることを繰り
返すが、読取り方向を主走査方向、次の読取りのために
移動する方向を副走査方向と呼ぶ。本構成では、主走査
方向は図1の左右方向とし、副走査は図1紙面に垂直な
方向とする。リーダ部24の動作を説明すると以下の様
である。
【0011】原稿台ガラス1上の原稿2は、主走査キャ
リッジ7上のランプ3により照射され、その画像はレン
ズアレイ4を通して受光素子5(CCDラインセンサ)
に導かれる。主走査キャリッジ7は副走査ユニット9上
の主走査レール8に嵌合し、スライド可能になってい
る。さらに、主走査キャリッジ7は図示していない係合
部材で、主走査ベルト17と連結しており、主走査モー
タ16の回転によって、図1上で左右方向に移動するこ
とで主走査運動を行なう。
【0012】副走査ユニット9は光学枠10に固定され
た副走査レール11に嵌合していて、この副走査レール
11に沿ってスライド可能になっている。さらに、副走
査ユニット9は図示していない係合部材で副走査ベルト
18と連結しているので、副走査モータ19の回転によ
り図1の紙面に対して垂直方向に移動し、副走査動作を
行なう。
【0013】こうして、CCD5により読取られた画像
信号はループ状の信号ケーブル13によつて副走査ユニ
ット9に伝えられる。信号ケーブル13は主走査キャリ
ッジ7上で、その一旦がくわえ部14にくわえられてお
り、他端は、副走査ユニットの底面20に部材21によ
って固定されて、副走査ユニット9とプリンタ部44の
電装ユニット26を結ぶ副走査信号ケーブル23に結合
されている。ここで、信号ケーブル13は主走査キャリ
ッジ9の動きに追従し、副走査信号ケーブル23は副走
査ユニット9の動きに追従している。
【0014】次に、プリンタ部44の動作を説明する。
記録紙カセツト25から図示されない動力源によつて駆
動された給紙ローラ27によつて1枚ずつ送り出された
記録紙は、2対のローラ対28,29及び30,31の
間で記録ヘッド32によって記録される。記録ヘッド3
2はインクタンク33と一体に構成され、プリンタ主走
査キャリッジ34上に着脱可能に載置されている。プリ
ンタ主走査キャリッジ34は、プリンタ主走査レール3
5に嵌合していてスライド可能になっている。
【0015】さらに、プリンタ主走査キャリッジ34は
図示していない係合部材で主走査ベルト36と連結して
いるので、主走査モータ37の回転によって、図1紙面
で垂直方向に移動して主走査動作を行う。プリンタ主走
査キャリッジ34には、アーム部38があり、記録ヘッ
ド32に信号を伝えるプリンタ信号ケーブル39が固定
されている。プリンタ信号ケーブル39の他端は、プリ
ンタ中板40に部材41によって固定され、更に電装ユ
ニット26に結合されている。このプリンタ信号ケーブ
ル39は、プリンタ主走査キャリッジ34の動きに追従
し、尚且、上部の光学枠10に接することが無いように
構成されている。
【0016】プリンタ部44の副走査は、ローラ対2
8,29及び30,31を図示しない動力源によって回
転させ、記録紙を8.128mmずつ動かすことによって
行なう。42はプリンタ部44の底板、45は外装板、
46は原稿圧着板、47は排紙トレーそして48は操作
部の電装である。図2は実施例のCCDラインセンサ5
の詳細を示す図である。このラインセンサ5は498個
の受光セルをライン状に備え、RGBの3画素で1画素
を構成しているため、実質的に166画素を読取ること
ができる。このうち有効な画素数は144画素で、この
画素数からなる画素幅は略9mmとなる。
【0017】図3−1は本実施例のカラー複写機のプリ
ンタ部44におけるインクジェットカートリッジの外観
形状を示す図である。また図3−2は図3−1のプリン
ト板85の詳細を示す図である。図3−2において、8
51はプリント基板、852はアルミニウム放熱板、8
53は発熱素子とダイオードマトリクスからなるヒータ
ーボード、854は濃度むら情報を予め記憶しているE
EPROM(不揮発性メモリ)、及び855は本体との
ジョイント部となる接点電極である。尚、ここではライ
ン状の吐出口群は図示されていない。
【0018】このように、インクジェット記録ヘッド3
2の発熱素子や駆動制御部を含むプリント基板851上
に、各々の記録ヘッド固有の濃度むら情報を記憶するた
めのEEPROM854を実装する。このEEPROM
854には、ヘッド生産時に個々のヘッドの濃度むらを
測定して、その測定データに基づいた、各吐出口または
いくつかの吐出口を単位として、それに対応した濃度む
らデータもしくは濃度むらを補正するためのデータが記
憶されている。
【0019】こうすることにより、本体装置に記録ヘッ
ド32が装着されると、本体装置は記録ヘッド32から
濃度むらに関する情報を読出し、この情報に基づいて濃
度むら改善のための所定の制御を行う。これにより、良
質な画像品位を確保することが可能となる。図4−1は
図3−2のプリント基板851上の要部回路構成を示す
図である。ここで、一点鎖線の枠内がヒーターボード8
53内の回路構成であり、このヒーターボード853は
発熱素子857と電流の回り込み防止用のダイオード8
56の直列接続回路のN×Mのマトリクス構造で構成さ
れている。即ち、これらの発熱素子857は、図5に示
すように各ブロック毎に時分割で駆動され、その駆動エ
ネルギーの供給量の制御はセグメント(seg)側に印
加されるパルス幅(T)変更して制御することにより実
現される。
【0020】図4−2は図3−2のEEPROM854
の一例を示す図であり、本実施例に関する濃度むら情報
が記憶されている。この濃度むら情報は、本体装置側か
らの要求信号(アドレス信号)D1に応じてシリアル通
信により本体側装置へ出力される。さて、本実施例の理
解を容易にするため、まず最初に濃度むら発生の基本的
概要について説明する。
【0021】図6−1は理想的な記録ヘッド32での記
録状態を拡大して示した図である。61はインクの吐出
口(ノズル)を示し、この記録ヘッド32で記録した場
合には均一なドロップ系(液滴径)でのインクスポット
60が用紙上に整列して並ぶ。尚、同図ではいわゆる全
吐(全吐出口がONの状態)の場合を示したが、例えば
50%の出力の様なハーフトーンの場合でも濃度むらは
発生しない。
【0022】これに対し、図6−2に示したケースで
は、2番目及び(n−2)番目の吐出口のドロップ6
2,63の径が平均より小さく、また(n−2)番目と
(n−1)番目については中心よりもずれた位置に記録
されている。即ち(n−2)番目のドロップ63は中心
よりも右上方に、また(n−1)番目のドロップ64中
心よりも左下方に偏って記録されている。
【0023】このように記録された結果として、図6−
2に示したA領域は薄い筋となって現われ、またB領域
も(n−1)番目と(n−2)番目の中心間距離がドロ
ップ間の平均距離l0 よりも大きくなるため、結果的に
他の領域よりも薄い筋となって現われる。また、一方で
は、C領域は(n−1)番目とn番目の中心間距離が平
均距離l0 よりも狭くなるため、他の領域よりも濃い筋
となって現われることになる。
【0024】以上述べたように、濃度むらは主としてド
ロップ径のばらつきと中心位置からのずれ(後者を一般
に「よれ」という)に起因して現われる。次に、このよ
うな濃度むらの発生要因の一つであるドロップ径のばら
つきの補正方法の具体例について述べる。図7は記録ヘ
ッド32の吐出口のヒーター(発熱素子)853に加え
るインクを吐出するために利用される駆動エネルギー
と、その時吐出されるインクのドロップ径との関係を示
す図である。この図7の特性曲線から分るように、ある
駆動エネルギーの範囲でドロップ径はエネルギーの増加
に伴い大きくなっていく傾向があり、その後はほとんど
頭打ち状態となる。但し、径の大きい吐出口の場合と、
径の小さい吐出口の場合とでは、駆動エネルギーに対す
るこれらのドロップ径の値に大きな隔たりがあることが
分かる。
【0025】ここで、径の異なる吐出口間でドロップ径
の大きさを揃えるためには、例えばドロップ径を同一の
0 の値に制御するためには、小さい径の吐出口の駆動
エネルギーをE2 とし、大きい径の吐出口の駆動エネル
ギーをE1 (E2 >E1 )とすればよいことが分る。こ
のような方法で各吐出口の実際のドロップ径の大きさに
対応させて適当な駆動エネルギーを求め、その駆動エネ
ルギーの値、又はその駆動エネルギーの値に対応する識
別情報を図3−2に示す不揮発性メモリ(EEPRO
M)854に書込めば、少なくとも各吐出口間のドロッ
プ径の差に起因する濃度むらは取り除くことができる。
【0026】また、各吐出口ごとに駆動エネルギーを可
変制御することが、本体側での回路規模の増大となり採
用できない場合で、例えば図4−1に示すようにマトリ
クス駆動する様な記録ヘッド32の場合には、各ブロッ
クを最小単位として(図4−1では各コモン端子COM
1〜COMNに接続される吐出口群を最小単位としてい
る)、これらの吐出口のドロップ径の平均値を求め、そ
の平均値に基づいた駆動エネルギーを上述と同様に不揮
発性メモリ854に書込むことにより、ブロック単位の
濃度むら制御が実現でき、回路的に簡素化が実現でき
る。尚、温度むらを制御するために、2つ温度センサが
図示の様に搭載されている。
【0027】ここで、上述した駆動エネルギーの識別情
報としては、制御パルス幅や駆動電圧、駆動電流などが
考えられる。次に、濃度むらのもうひとつの原因であ
る、前述した「よれ」に対する対応手段について説明
す。この「よれ」は、吐出口の加工精度の限界により基
本的に吐出口から吐出されるインクの吐出方向が偏向し
ていることがその原因であり、この偏向を正規に修正す
ることは実際上困難である。そこで、この「よれ」によ
る濃度むらを解決する具体的方法としては、既に述べた
ドロップ径と「よれ」とを区別するのではなく、この記
録ヘッドにより記憶された、ある領域内の画像濃度を製
品出荷前に検出する。そして、その検出値に基づいた制
御データを不揮発性メモリ854に記憶して、その領域
内へのインク打込み量を制御するという方法を採用す
る。
【0028】例えば、図8−1に示すように理想的な記
録ヘッドによる50%のハーフトーン記録に対し、図8
−2に示すようなドロップ径の“ばらつき”や“よれ”
のある記録ヘッドによる記録において、濃度むらが目立
たないように実現するには次のようにする。即ち、図8
−2に示す破線a内領域での合計ドツト面積を、図8−
1の領域aの合計ドツト面積に近づけることにより、図
8−2に示すような特性を有する記録ヘッドによる記録
においても、肉眼では図8−1と同等の濃度に感じられ
るようになる。
【0029】また、図8−2のb領域についても同様に
行うことにより、濃度むらが実際上解消される。このよ
うな濃度補正制御は、以下に述べるようにリーダ部24
の画像処理において実現される。尚、図8−2は、説明
を簡略化するために、濃度補正制御の処理結果をモデル
化して示したもので、αとβは補正用のドツトを示して
いる。また、以下で述べる画像の2値化処理として一般
に知られる方法としては、デイザ法、誤差拡散法、平均
濃度法などが知られている。しかし、これらの方法につ
いては本発明の要旨ではないので、その説明は省略す
る。
【0030】本実施例の濃度補正処理は、図9に示すよ
うなリーダ部24の信号処理の流れの中で、例えばγ補
正制御処理として実施することができる。図9の回路に
ついて簡単に説明すると、固体撮像素子の1つであるC
CDセンサ5から読み込まれた画像信号は、シェーディ
ング補正回路91でそのセンサ感度が補正され、LOG
変換回路92で光の3原色のR(レッド),G(グリー
ン),B(ブルー)から色(印刷色)の3原色のC(シ
アン),M(マゼンタ),Y(イエロー)に変換され
る。次に、C,M,Y信号はBk生成UCR回路93に
おいてC,M,Yの3色混合で生成されるBk(ブラッ
ク)の部分を共通成分として抽出され、あるいは共通成
分の一部を黒成分として抽出され、C,M,Y,Bk信
号としてγ変換回路94に入力される。
【0031】γ変換回路94は、例えば図10に示すよ
うに、入力データに対する出力データを算出するための
数段階の関数を通常有しており、色毎の濃度バランスや
使用者の色合いの好みに応じて適切な関数が選択され
る。また、この関数曲線はインクの特性や記録紙の特性
に応じて決定される。次に、本実施例におけるγ補正処
理の具体例について説明する。
【0032】γ補正回路95はγ変換回路94からの出
力信号を入力信号とし、図11に示すような数多くの補
正関数を有している。例えば#3で示した関数は傾き4
oの直線であつて、入力信号をそのまま出力信号とし
て出力するものである。これに対し、#1,#2の関数
では、入力信号に“1”より小さい定数を掛けて出力し
ている。この関数#1,#2は例えば記録ヘッド32の
濃度の高い部分に対応させると、入力画像データを実際
よりも薄い濃度に補正することになる。
【0033】一方、#4〜#6で示す関数では、入力デ
ータに1よりも大きな係数を掛けることで、入力画像を
実際よりも濃く補正することになる。従つて、この場合
は記録ヘッド32の薄い濃度部分に有効となる。このよ
うにして本実施例では、記録ヘッド32の吐出口の1つ
1つに、図11に示した複数の特性(実際にはもつと多
くの種類を用意する)のうちの1つの関数を対応させ
る。即ち、図3−1の不揮発性メモリ854には、個々
の吐出口に対応させて図11に示すような補正関数の識
別番号を記憶させておく。そして、これら識別番号を参
照することにより、各吐出口に対応して、画像信号がγ
補正回路95でγ補正され、その補正結果が図9の2値
化処理回路96へ送られる。2値化回路96は各画素の
持つ多値情報(図11では8ビツトで示した)を最終的
には“1”か“0”かの2値化に変換する機能を有し、
前述したようなデイザ法、誤差拡散法、平均濃度法など
を用いて2値化する。本実施例では一例として誤差拡散
法を採用するものとし、その処理結果の2値出力とし
て、図8(B)に示すような出力結果をプリンタ部44
で得ることができる。
【0034】図12は図9におけるγ補正回路95の詳
細な回路構成例を示すブロック図である。ここで、12
0はカウンタ、121はデコーダで、色信号T1,T2
に応じて後段のRAM122〜125のいずれかを選択
している。122〜125はRAM(ランダムアクセス
メモリ)で、各色に対応する色変換データを記憶してい
る。126はγ補正ROM(リードオンリメモリ)で、
γ補正用の変換テーブルを記憶している。
【0035】γ変換回路94から供給される色信号T
1,T2は、00,01,10,11の組合せが考えら
れる2ビツトの信号であり、画像データの色識別を行な
うため、上記2ビツトの内容は、それぞれC,M,Y,
Bkの順で対応している。この2ビツトの色信号の下位
ビツトの信号T2が入力されるカウンタ120は、デコ
ーダ121の出力がBk(CS−BK)で信号T2の立
上がりでカウントアツプする。言い換えれば、カウンタ
120はC信号の最初で+1されることになる。そし
て、C,M,Y,Bkの1組が1画素情報を意味するの
で、カウンタ120は画素単位でカウントアツプされ
る。このカウンタ120の出力は4個のRAM122〜
125のアドレス入力端子に接続されている。
【0036】これらのRAM122〜125内には、当
初予め各記録ヘッド内の不揮発性メモリ854の内容が
中央演算処理部であるCPU(図示しない)を介して転
送されて書込まれている。デコーダ121の出力は、色
信号T1,T2に同期して順次RAM122〜125の
アドレスを指定してアクセスして行き、その結果アクセ
スされたRAMの内容が選択的に出力され、γ補正用R
OM126の上位アドレスとして入力される。
【0037】即ち、カウンタ120の出力は、その時点
における画像データに対応する記録ヘッド32の吐出口
番号を示し、RAM122〜125の吐出番号をアドレ
スとする場所に、その吐出口のγ補正曲線の番号(図1
1の特性曲線の番号#1〜#6)が記録されている。従
って、γ補正ROM126は上位アドレスでテーブル番
号を判別し、下位アドレスでγ変換回路94から出力さ
れた画像データをそのまま取り込み、図11のγ補正曲
線の中から選択された1つの関数に従い、入力画像デー
タを補正し、次の2値化回路96へ渡している。
【0038】尚、上述の実施例では、複写機として画像
読取装置とインクジェット記録装置を接続し、濃度補正
処理を画像読取装置内で行う場合を示したが、本発明は
これに限らず、カラーVTR装置等からR,G,B信号
を入力するタイプのインクジェット記録装置、あるいは
ファクシミリ装置等にも適用できる。但し、この場合
は、上述の濃度むら補正用のγ補正回路95はインクジ
ェット記録装置内の信号処理系内に設けられる。
【0039】次に、本実施例におけるヘッドに設けられ
たEEPROM内のデータについて説明する。図13は
各色別のヘッドに設けられるEEPROM内のデータの
割り当てを示す図である。本実施例においてはEEPR
OM内には製造番号、濃度ムラ補正データ、駆動条件を
設定するための駆動データ、ヘッドのインク色を示すデ
ータが書き込まれている。
【0040】図示の様に本実施例における各EEPRO
Mには少なくとも1024ビットの容量を有しており、
図からも明らかな様に各アドレスの第0ビツトから第7
ビツト目までの8ビツトの中で第0〜第6ビツト目まで
はそれぞれの記録素子(ノズル)に対する補正データが
割り当てられている。特に、アドレス“0”及び“1”
の第6ビツトと第7ビツトにはSENSE、即ち図14
に示すヘッド内に設けられる温度センサーの特性区分を
示す4ビツトが割り当てられている。このSENSE
は、記録ヘッドに搭載された温度センサの特性を示す情
報であり、どの特性を持ったものかを特定するための情
報である。本実施例では、温度センサとしてダイオード
を使用しており、温度と電圧降下VFの関係は図17に
示す如き特性となる。本実施例では、この特性の上限、
下限間を16分割し、それぞれの特性にデータ0〜Fを
割り当て、このデータのいずれかを前記SENSEデー
タとして記憶している。また、アドレス“2”及び
“3”の第6,7ビットにはT1、アドレス“4”及び
“5”の第6,7ビットにはT2、アドレス“6”から
アドレス“25”の上位2ビットにはID、そしてアド
レス“26”の上位2ビットにはCOLORを割り当て
た。
【0041】なお、T1,T2はヘッドの最適駆動パルス
波形を示すデータ、IDはヘッドの製造番号を示すデー
タ、COLORはヘッドの色を示すデータである。さ
て、本実施形態では、上述したように不揮発性メモリ
(EEPROM)内のデータが画質の高品位性を保持す
る源であるために、もし何らかの要因、例えば静電気、
落下、その他の不慮の事故によりメモリ内データが破壊
又は一部変更されてしまった場合には、画質に大きな影
響を与えてしまう。また、着脱可能な記録ヘッドの場
合、装置本体の仕様(例えば吐出口のヒータの駆動エネ
ルギー等)に適合しないヘッドが装着されることも考え
られ、このような記録ヘッドを用いて記録を行なうと、
記録画像の品位が低下することもあり、操作者は記録が
開始されてはじめて不適合の記録ヘッドを装着した旨を
認識できることになる。また、逆にそのような歴然とし
た記録品位低下が生じなかったり、あるいはこれを看過
したような場合には、制御系ないし記録ヘッドに悪影響
を及ぼすことも考えられ、特に吐出エネルギー発生素子
に電気熱変換体を用いる形態の液体噴射記録装置は大電
流を扱うものであるために、電気熱変換体が故障してし
まうおそれも皆無ではない。従って、記録ヘッドの適合
を見分ける必要が生ずる。
【0042】以上の内容を考慮して、本実施例では、図
15に示すように、128バイトデータの下位6ビツ
ト、すなわちHSデータ(各アドレスで示される1バイ
トの下位6ビット、図13参照)のチェックサムを取
り、その内の下位6ビツトを有効データとして、最終ア
ドレス領域(アドレス“125〜127”)の上位2ビ
ットに記憶させた。更に、アドレス“124”のビツト
6及びビツト7はパリテイビツトと定義して、128全
バイトに対する該当ビツト、すなわち、ビツト6及びビ
ツト7におけるパリテイをそれぞれ偶数パリテイとなる
ようにP0 及びP1を設定した。
【0043】本実施例では、電源投入時にこれらのデー
タのチェック処理を実行する。図16のフローチャート
に従って説明する。先ず、ステップS1で記録ヘッドに
搭載されたEEPROMのアドレス0〜1023のデー
タを全て加算し、次のステップS2でその加算結果の下
位6ビットを抽出する。ステップS3で、その抽出した
6ビットデータとアドレス125〜127の上位2ビッ
ト(合計6ビット)のデータと比較し、ステップS4で
一致したか否かを判断する。不一致の場合には、ステッ
プS5でエラー処理、実施例では不図示のブザーを鳴ら
す等の警告処理を行なう。
【0044】また、ステップS4で一致したと判断した
場合には、ステップS6に進んで、アドレス124の上
位2ビットに基づくパリテイチェックを行なう。ステッ
プS7で偶数パリティでないと判断した場合にはステッ
プS5に進み、偶数パリティであると判断した場合には
ステップS8で搭載された実施例の記録ヘッドは正常、
もしくは正規のものであると判断し、メイン処理に復帰
する。
【0045】尚、上述したフローチャートに係るプログ
ラムはプリンタ部44内の制御部(記録制御するCPU
の管理下にあるROM)に記憶されているものである。
以上説明したように本実施例によれば、記録ヘッド内の
不揮発性メモリ内データが正当であるか否かを確認で
き、もし不慮の事故等により画質を損ないデータが記憶
されてしまつたような場合に対し、それを未然に検知
し、ユーザに警告を発することで、製品の信頼性確保に
寄与できるものである。
【0046】尚、上述した実施例では、最初に全バイト
のチェックサムを求めたが、各ビツトに対してパリテイ
を求め、偶数なら例えば0、奇数なら1と定義して、図
15と同様に下位6ビツトに関するパリテイを求め、図
の125番地から127番地のビツト6と7に該パリテ
イを書込む方法などが考えられる。また、実施例ではイ
ンクジェットプリンタを例にしたが、これのみにより本
発明が限定されるものではなく、各種方式に適応できる
ことは言うまでもない。
【0047】なお、本発明は、特にインクジェット記録
方式の中でもバブルジェット方式の記録ヘッド、記録装
置においては優れら効果をもたらすものである。かかる
方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成できるか
らである。その代表的な構成や原理については、例えば
米国特許第4723129号明細書、同第474079
6号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行な
うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コ
ンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に
オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持され
ているシートや液路に対応して配置されている電気熱変
換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な
温度を与える少なくとも1つの駆動信号を印加すること
によって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、
記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的に
この駆動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気
泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮
により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させ
て、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパ
ルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われ
るので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達
成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号とし
ては、米国特許第4463359号明細書、同第434
5262号明細書に記載されているようなものが適して
いる。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の
米国特許第4313124号明細書に記載されている条
件を採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0048】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合わせ構成(直線状液路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置され入る構成を開示する米
国特許第4558333号明細書、米国特許第4459
600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるもので
ある。加えて、複数の電気熱変換体に対して共通するス
リットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特
開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波
を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特
開昭59−138461号公報に基づいた構成としても
本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形
態がどのようなものであっても、記録を確実に効率よく
行ないうるからである。
【0049】さらに、装置本体が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適応できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組み合せによ
ってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。加えて、
上述のようなシリアルタイプのものでも装置本体に装着
されることで、装置本体と電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的に設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0050】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個設けられるものであってもよ
い。更に加えて、本発明のインクジェット記録装置の形
態としては、リーダ等と組み合せた複写装置の他、コン
ピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用いら
れるもの、更には送受信機能を有するファクシミリ装置
の形態を採るものであってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヘッド内
に保持された記録濃度を補正するための補正データによ
って濃度補正が行われるため、ヘッドが交換され別ヘッ
ドに変わったとしても適切な濃度での記録を成すことが
できる。また、特に本発明ではヘッド内に保持された濃
度を補正するためのデータが適切なものであるか否かを
判断する手段を有し、適切なものであることを判断確認
した後に実際の補正を行うため、誤った記録濃度に補正
するおそれがなく、記録ヘッドが交換された場合でも良
好な記録を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の複写機の断面図である。
【図2】実施例におけるCCDラインセンサーを示す図
である。
【図3−1】実施例のインクジェット記録ヘッドの外観
図である。
【図3−2】実施例のインクジェット記録ヘッドの基板
の構成を示す図である。
【図4−1】実施例のインクジェット記録ヘッドのヒー
ターボードの回路構成を示す図である。
【図4−2】実施例の記録ヘッドに搭載されたEEPR
OMを示す図である。
【図5】ヒーターボードの回路の駆動信号のタイミング
チャートである。
【図6−1】記録ヘッドの吐出口と記録されたドツトの
理想的関係を示す説明図である。
【図6−2】記録ヘッドの吐出口と記録されたドツトの
理想的関係を示す説明図である。
【図7】記録ヘッドの発熱素子に加えられるインク吐出
のための駆動エネルギーと吐出されるインクのドロップ
径との関係を示す図である。
【図8−1】理想的な記録ヘッドによる50%ハーフト
ーン記録結果を示す図である。
【図8−2】実際の記録ヘッドによる濃度補正処理後の
ハーフトーン記録結果を示す図である。
【図9】本実施例の画像処理回路の構成を示すブロック
図である。
【図10】図9のγ変換回路の入力信号と出力信号の関
係を示す特性図である。
【図11】図9のγ補正回路の入力信号と出力信号の関
係を示す特性図である。
【図12】図9のγ補正回路の回路構成例を示すブロッ
ク図である。
【図13】不揮発メモリ内のデータフォーマットを示す
図である。
【図14】各種データ記号の内容を説明した図である。
【図15】実施例の不揮発性メモリのデータチエツク機
能を説明する図である。
【図16】図15に示すチエツク機能を実施したフロー
チヤートである。
【図17】温度センサの特性を示す図である。
【符号の説明】
24 リーダ部 32 記録ヘッド 33 インクタンク 34 プリンタ主走査キャリッジ 44 プリンタ部 851 記録ヘッドのプリント基板 852 アルミ放熱板 853 発熱素子 854 EEPROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/01 B41J 29/46 B41J 5/30 G06F 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録を行うための複数の記録エネルギー
    発生素子と、前記記録エネルギー発生素子に応じた記録
    濃度の補正データを保持する保持手段とを有し、画像記
    録装置に対して着脱自在な記録ヘッドと、 画像記録装置に対して装着された記録ヘッドに保持され
    た前記記録濃度の補正データが正常であるか否かを判断
    する判断手段と、 前記判断手段による判断によって前記記録濃度の補正デ
    ータが正常な場合に該補正データに応じて記録濃度の補
    正を行う補正手段と、 前記判断手段による判断によって前記記録濃度の補正デ
    ータが正常でない場合に警告を行う警告手段とを有する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドの前記保持手段には、前
    記記録濃度の補正データに対するチェックサム或いはパ
    リティデータが記憶されており、前記判断はこれらのチ
    ェックサム或いはパリティデータに基づいて成されるこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは、記録データに応じて
    前記エネルギー発生素子を駆動することによりインクを
    吐出する記録ヘッドであることを特徴とする請求項第1
    項又は第2項に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記エネルギー発生素子は熱エネルギー
    を発生するものであり、前記熱エネルギーによりインク
    に状態変化を生起させ、吐出口からインク滴を吐出させ
    ることを特徴とする請求項第3項に記載の画像記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段による判断は前記画像記録
    装置の電源投入時に成されることを特徴とする請求項第
    1項乃至第4項のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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