JPH03140252A - インクジェットヘッドおよびインクジェット装置 - Google Patents

インクジェットヘッドおよびインクジェット装置

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JPH03140252A
JPH03140252A JP28016889A JP28016889A JPH03140252A JP H03140252 A JPH03140252 A JP H03140252A JP 28016889 A JP28016889 A JP 28016889A JP 28016889 A JP28016889 A JP 28016889A JP H03140252 A JPH03140252 A JP H03140252A
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recording head
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Yoshiaki Takayanagi
義章 高柳
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、吐出口から飛翔的液滴(インク)を被記録媒
体(主として紙)に噴射して文字画像等の記録を行うイ
ンクジェットヘッドおよびインクジェット装置に関し、
特にインクジェットヘッドの固有の特性に起因する濃度
むらの防止技術に関する。
[従来の技術] 従来、インクジェット装置(インクジェット記録装置と
もいう)は主としてワードプロセッサ、あるいはパーソ
ナルコンピュータ等に接続されて、黒一色の所謂モノク
ロプリンタとして用いられることがほとんどであったの
で、濃度むらの影晋が明瞭に現われる中間調(ハーフト
ーン)画像の記録をすることはなかった。しかし、最近
では、カラー画像読取装置やカラービデオフロッピディ
スク装置等に接続されて、カラー写真やカラー原稿の再
生が可能なカラーインクジェット装置の開発が急速に行
われている。
[発明が解決しようとする課題] このような多色記録のカラーインクジェット装置では、
中間調画像の高精細カラー画像出力を行う必要から、そ
の画像品位を決定する濃度むらの改善が急務となってい
る。しかし、インクジェットヘッド(インクジェット記
録ヘッドともいう)の構造上あるいは製造上の問題であ
るドツト径のばらつぎ、およびよれなどによって濃度む
らが発生することがあり、しかもその濃度むらの性質は
、個々のヘッドの特性によフて異なり、−様でない。ま
た、信頼性確保の点からヘッドをキャリッジに対して脱
着可能な使い捨てタイプのカートリッジ式にして、しば
しば交換することが少なくなく、このような場合は上記
の濃度むらの補正は個々のヘッドによフて異ならせる必
要があるので、その調整操作が煩雑となり困難であフた
本発明の目的は、上述の点に鑑みて、ドツト径のばらつ
き等に起因する濃度むらの発生を防止して高精細カラー
画像の画質の向上を図り、また画像むら補正のための煩
雑な調整機構や操作を不要にして使用者の負担の軽減を
図ったインクジェットヘッドおよびインクジェット装置
を提供すること目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の一形態は、複数個の
吐出口から成るインク吐出部を有するインクジェットヘ
ッドにおいて、当該ヘッドのインク吐出部に固有の緒特
性を示すデータ、もしくは該緒特性を補正するためのデ
ータをあらかじめ記憶する不揮発性メモリ素子を補正す
る信号処理手段とを特徴とする。
また、本発明の他の形態は、前記データは、前記複数個
の吐出口から吐出された各インク滴の不均一性および位
置ずれの少くともいずれかに起因する濃度むらの実際の
測定データに基いて各吐出口毎に、もしくは複数個の・
吐出口を単位として設定されたデータであることを特徴
とする。
また、本発明のさらに他の形態は、前記緒特性を補正す
るためのデータは、各前記吐出口に対応して配設され、
インクを吐出するために利用される熱エネルギーを発生
する熱エネルギー発生体を駆動するための駆動信号のパ
ルス幅の補正量または補正関数であることを特徴とする
また、本発明のさらに他の形態は、インク吐出部に固有
の緒特性を示すデータ、もしくは該緒特性を補正するた
めのデータをあらかじめ記憶する不揮発性メモリ素子が
配設されたインクジェットヘッドと、該不揮発性メモリ
素子に記憶されている前記データに基いて、記録用の入
力画像データを補正する信号処理手段とを補正する信号
処理手段とを特徴とする。
[作 用] 本発明は、インクジェットヘッド内に不揮発性メモリ素
子を配置し、各ヘッドに固有の緒特性や補正データをそ
のメモリ素子に記録させるようにしたので、濃度むらを
防止して印字品位、画像品位を向上させることができ、
またヘッドの歩留りも補正後の品位で判定することがで
きるので改善することが可能となり、製造原価の低減の
達成が可能となる。
更に本発明を使い捨てヘッドの場合などのメンテナンス
フリーを目的とする製品に通用すれば、煩雑な調整機構
や調整作業を不要とし、使用者の負担を軽減することが
可能となる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
Φ−j口」(λ億 第1図は本発明の一実施例のインクジェット記録ヘッド
の要部外観を模式的に示す。同図におて、1はプリント
基板、2はアルミ放熱板、3は発熱素子とダイオードマ
トリクスからなるヒータボート、4は濃度むら情仰をあ
らかじめ記録するEEPROM (電圧不揮発性メモリ
)、および5は本体とのジヨイント部となる接点電極で
ある。なお、ライン状の吐出口群は図示されていない。
このように、インクジット記録ヘッド内の発熱素子や駆
動制御部を含むプリント基板1上に各々の記録ヘッド固
有の濃度むら情報を記録するためのEEPROM4を実
装し、かつヘッド生産時に個々のヘッドの濃度むらを測
定して、その測定データに基づき、各吐出口またはいく
つかの吐出口を単位として、その吐出口乃至吐出口群に
対応した濃度むらデータもしくは濃度むらを補正するた
めのデータをEEPROM4 にヘッド生産時等に記録
する。
こうすることにより、本体装置に記録ヘッドが装着され
ると、本体装置は記録ヘッドから濃度むらに関する情報
を読み出し、この情報に基づき濃度むら改善のための所
定の制御を実施し、良質な画像品位を確保することが可
能となる。
第2図は第1図のプリント基板1上の要部回路構成を示
す。ここで、−点鎖線の枠内がヒータボード3内の回路
構成であり、このヒータボード3は発熱素子7と電流の
回り込み防止用のダイオード6の直列接続回路のNXM
のマトリクス構造で構成されている。即ち、これらの発
熱素子7は、第3図に示すように、時分割で駆動され、
その駆動エネルギの供給制御はセグメント(seg)側
をパルス幅(T)制御することにより、実現される。
第2図中の4は第1図のEEPROMの一例であり、本
発明に関する濃度むら情報を記録する。この濃度むら情
報は本体装置側からの要求信号(アドレス信号)DIに
応じてシリアル通信で本体側装置へ出力される。その信
号授受の様子を第4図に示す。すなわちSにで示すクロ
ックCKに同期して8ビツト(bit)単位の濃度むら
情報DOが第2回のシリアルアウト端子SOから出力さ
れる。
また、第51図には、記録ヘッドの生産時にEEPRO
M4に対して濃度むら情報、あるいは濃度補正用の情報
を書込むためのタイミングを示す。この場合も、シリア
ルクロックCKに同期させて、8bit!¥L位で上記
情報(DI)をEEPROM4に書込んでいく。
さて、本発明実施例では、ヘッド生産工程内でEEPR
OM4に濃度むらに関する情報を書込み、記録ヘッドを
装置本体に組込む時にEEPROM4に記憶されたその
濃度むら情報を基に、各記録ヘッド固有の濃度むらを改
善する。
そこで、本発明の理解を容易にするため、まず最初に濃
度むら発生の基本的要因について説明する。第6図(A
)は理想的な記録ヘッドでの記録状態を拡大して示した
ものであり、この記録へツ・ドで記録した場合には均一
なドロップ径(液滴径)でのインクスポットが用紙上に
整列して並ぶ。
従って、同図ではいわゆる全社(全吐出口がONの状態
)の場合を示したが、たとえば50%出力の様なハーフ
トーンの場合でも濃度むらは発生しない。
それに対し、第6図(B)のケースでは、2番目及び(
n−2)番目の吐出口のドロップ径が平均より小さく、
また(n−2)番目と(n−1)番目については中心よ
りもずれた位置に記録されている。すなわち(n−2)
番は中心よりも右上方に、また(n−1)番は中心より
も左下方に記録されている。このような記録結果として
、同図に示したA領域は薄い筋となって現われ、またB
領域も(n−1)番目と(n−2)番目の中心間距離が
平均距離ρ0よりも大きくなるため、結果的に他の領域
よりも薄い筋となって現われる。一方、C領域は(n−
1)番目とn番目の中心間距離が平均圧mβ0よりも狭
くなるため、他の領域よりも濃い筋となって現われる。
以上述べたように濃度むらは主として、ドロップ径のば
らつきと中心位置からのずれ(これを−般に「よれ」と
称する)に起因して現れる。
次に、このような濃度むらの発生の要因の−っであるド
ロ、ツブ径のばらつきの補正方法の具体例について述べ
る。
第7図は、吐出口のヒータ(発熱素子)7に加えるイン
クを吐出するために利用される駆動エネルギーと、その
時吐出されるインクのドロップ径との関係を示す。同図
の特性曲線から分るように、ある駆動エネルギーの範囲
でドロップ径はエネルギーの増加に伴い大きくなってい
く傾向を示し、その後はほとんど頭打ち状態となる。但
し、径の大きい吐出口の場合と径の小さい吐出口の場合
では、駆動エネルギーに対するこれらのドロップ径の値
に大きな隔たりがあることが分かる。
ここで、径の異なる吐出口間でドロップ径の大きさを揃
えるため、第7図を参照すると、例えばドロップ径を同
一のJ2oの値に制御するためには、小さい径の吐出口
の駆動エネルギーをE2とし、一方大きい径の吐出口の
駆動エネルギーをEl(E2>El)とすればよいこと
が分る。このような方法で各吐出口の実際のドロップ径
の大きさに対応させて最適な駆動エネルギーを求め、そ
の駆動エネルギーの値、又はその駆動エネルギーの値に
対応する識別情報を第1図に示す不揮発性メモリ(EE
FROM) 4に書込めば、少なくとも各吐出口間のド
ロ・ンブ径の差に起因する濃度むらは取り除くことかで
きる。
また、各吐出口ごとに駆動エネルギーを可変制御するこ
とが本体側で回路規模的に大きな負担となる場合には、
例えば第2図に示すようにマトリクス駆動をする様な記
録ヘッドの場合に、各ブロックを最小単位として(第2
図では各コモン端子COMI〜COMNに接続される吐
出口群を最小単位としている)、これらの吐出口のドロ
ップ径の平均値を求め、その平均値に基づいた駆動エネ
ルギーを上述と同株に不揮発性メモリ4に書き込むこと
により、ブロック単位の濃度むら制御が実施でき、回路
的に簡素化が実現できる。
ここで、上述した駆動エネルギーの識別情報としては、
DI御パルス幅や駆動電圧、駆動電流などが考えられる
次に濃度むらのもうひとつの原因である「よれ」に対す
る対応手段について説明する。
この「よれ」は、吐出口の加工精度の限界により基本的
に吐出口から吐出されるインクの吐出方向が偏向してい
ることがその原因であり、この偏向を正規に修正するこ
とは実際上困難である。そこで、この「よれ」による濃
度むらを解法する具体的方法としては、既に述べたドロ
ップ径と「よれ」とを区別するのではなく、ある領域内
の濃度を製品出荷前に検出し、不揮発性メモリ4に記憶
したその検出値に基づき、その領域内へのインク打込み
量を制御するという方法を採用する。
例えば、第8図(A)  に示すように理想的な記録ヘ
ッドによる50%のハーフトーン記録を、第8図(B)
 に示すようなドロップ径の“ばらつき”や“よれ°゛
のある記録ヘッドで濃度むらが目立たないように実現す
るには次のようにする。すなわち、同図(B)に示すよ
うに、破線a内領域でのトータルドツト面積を同図(A
)の場合のトータルドツト面積に近づけることにより、
肉眼では同等の濃度に感じられるようになる。また、b
領域についても同根に行うことにより濃度むらが実際上
解消される。このような濃度補正制御は以下に述べるよ
うに画像読取装置の画像処理において実現される。
なお、第8図(8)は説明を簡略化するために、濃度補
正制御の処理結果をモデル化して示したもので、αとβ
は補正用のドツトである。また、以下で述べる画像の2
値化処理として一般に知られる方法としては、デイザ法
、誤差拡散法、平均濃度法などが知られている。しかし
、これらの方法については本発明の要旨(構成要件)で
はないのでその説明は省略する。
本発明の実施例の濃度補正処理は、第9図に示すような
画像読取装置の信号処理の流れの中で、例えばγ補正制
御処理として実施することができる。第9図の回路につ
いて簡単に説明すると、固体撮像素子の1つであるCC
O(電荷結合素子)センサ11から読み込まれた画像信
号は、シェーディング補正回路12でそのセンサ感度が
補正され、LOG変換回路13で光の3原色のR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)から色(印刷色)
の3原色のC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)に変換される0次に、C,M、Y信号はBに生成1
1cR回路14においてC,M、Yの3色混合で生成さ
れる8に(ブラック)の部分を共通成分として抽出され
、あるいは共通成分の一部をW成分として抽出され、C
,M、Y、Bに信号としてγ変換回路15に入力される
γ変換回路15は、例えば第10図に示すように、人力
データに対する出力データを算出するための数段階の関
数を通常存しており、色毎の濃度バランスや使用者の色
合いの好みに応じて適切な関数が選択される。また、こ
の関数曲線はインクの特性や記録紙の特性に応じ決定さ
れる。
次に、本発明を実施したγ補正処理の具体例について説
明する。
γ補正回路16はγ変換回路!5からの出力イz号を人
力信号とし、第11図に示すような数多くの補正関数を
有している。例えば、#3番に示した関数は傾キ45°
の直線であって、入力信号をそのまま出力信号として出
力するものである。これに対し、#1番、#2番の関数
では入力信号に1より小さい定数を掛けて出力している
。この関数#1.#2は例えば記録ヘッドの濃度の高い
部分に対応させると、人力画像データを実際よりも薄い
濃度に補正することになる。
一方、#4〜#6番の関数では、人力データに1よりも
大きな係数を掛けることで、人力画像を実際よりも濃く
補正することになる。したがって、この場合は記録ヘッ
ドの薄い濃度部分に有効となる。
このようにして、本発明実施例では、記録ヘットの吐出
口の1つ1つに第11図に示した(実際にはもっとたく
さんの種類を用意する)一つの関数を対応させる。すな
わち、第1図の不揮発性メモリ4には、個々の吐出口に
対応させて第11図に示すような補正関数の識別番号を
記録しておく。この識別番号を参照することにより、各
吐出口に対応して、画像信号がγ補正回路16でγ補正
され、その補正結果が第9図の2値化処理回路17へ送
られる。2値化回路17は各画素の持つ多値情報(第1
1図では8 bitで示した)を最終的には1かOかの
2値に変換する機能を有し、前述したようなデイザ法、
誤差拡散法、平均ン農度法などを用いて2値化する。本
発明実施側では一例として誤差拡散法を採用するものと
し、その処理結果の2値出力として、第8図(B)に示
すような出力結果をインジェクトプリンタ18で得るこ
とができる。
第12図は第9図のγ補正回路16の詳細な回路構成例
を示す。ここで20はカウンタ、21はデコーダ、22
〜25はRAM(ランダムアクセスメモリ)、26はγ
補正ROM (リードオンリメモリ)である。γ変換回
路15から供給される色信号Tl、T2は第13図に示
すように00,01,10.11の組合せの2 bit
信号であり、画像データの色識別を行なうため、上記0
0等はC,M、Y、8にの順で対応する。下位ビットの
信号T2が入力するカウンタ20は、デコーダ21の出
力が6K(C5−Bに)で信号T2の立上がりでカウン
トアツプする。言い換えれば、カウンタ20はC信号の
最初でカウントを開始することになる。そして、C,M
、Y、Bにの1組が1画素情報を意味するので、カウン
タ20は画素単位でカウントアツプされる。このカウン
タ20の出力は4個のRAM 22〜25のアドレス入
力端子に接続されている。
これらのRAM22〜25内には、あらかじめ各記録ヘ
ット内の不揮発性メモリの内容が中央演算処理部である
cpu (図示しない)を介して転送され、書込まれて
いる。デコーダ2Iは色信号TI、T2に同期して順次
RAM22〜25をアクセスして行き、その結果アクセ
スされたRAMの内容が選択的に出力され、γ補正用R
AM 28の上位アドレスに入力される。
すなわち、カウンタ20の出力はその時点における画像
データに対応する記録ヘッドの吐出口番号を示し、RA
M22〜25には吐出口番号をアドレスとする場所に、
その吐出口のγ補正曲線の番号(第itの#1〜#6)
が記録されている。従フて、γ補正ROM26は上位ア
ドレスでテーブル番号を判別し、下位アドレスでγ変換
回路15から出力された画像データをそのまま取り込み
、第11図のγ補正曲線の中から選択された1つの関数
に従い、人力画像データを補正し、次の2値化回路17
へ渡している。
なお、上述の実施側では、複写機として画像読取装置と
インクジェット記j3i装置を接続し、濃度補正処理を
画像読取装置内で行う場合を示したが、本発明はこれに
限らず、カラーVTR装置等からR,G、[1個号を人
力するタイプのインクジェット記録装置、あるいはファ
クシミリ装置等にも適用でき、この場合は、上述の4度
むら補正用のγ補正回路はインクジェット記録装置内の
信号処理系内に設けられる。
螢−J弓口丸族倒 第14図は本発明の他の実施例の構成を示す。本実施例
では、例えば第2図に示すようなマトリクス構造の各ブ
ロックに対応させて、各吐出口の発熱素子に接続される
アースのGNDパターン八、へ、C・・・を第14図に
示すような構成で用意し、各吐出口のドツト径の特性に
合わせて、このGNDパターンをレーザーカットなどの
方法を用いてカットし、そのカット(×印で示す)で1
、カットなしでOといった具合で2値化化号とし、これ
により本発明に関する2段階の濃度補正制御を実現して
いる。
ところで、第1図に示すヒータボード3は、具体的には
例えば、第15図のような構成となっており、また第1
図のプリント基板1は、例えば第16図に示すようなイ
ンクジェット記録装置のインクジェット記録ヘッド内に
設けられている。
さらに詳細に説明すると、第15図のヒータボート3は
、シリコン基板上に電気熱変換体の発熱部(吐出し一タ
)7と、これに電力を供給する1等の配線31とを有す
る電気熱変換体が成膜技術により形成されて成る。そし
て、このヒータボード3に対して、記録用液体の液路3
2を形成するための隔壁を設けた天板33を接看するこ
とにより、記録へラドチップが構成される。
記録用の液体(インク)は、天板33に設けた供給口3
4から共通液室35に供給され、ここから各液路32内
に導かれる。そして、通電によってヒータ7が発熱する
と、液路32内に満たされたインクに気泡が生じ、吐出
口9からインク滴が吐出される。
また、第16図において、・44はへッドカートリッシ
であり、?i15図に示すようなヒータボードを用いて
構成した記録へラドチップと、インク供給源たるインク
タンクとを一体としたものである。このヘッドカートリ
ッジ44は、押さえ部材41によりキャリッジ45の上
に固定されており、これらはシャフト51に沿って長平
方向に往復動可能となっている。記録ヘッドチップの吐
出口から吐出されたインクは、吐出口と微少間隔をおい
て配設されるプラテン49に記録面を規制された記録媒
体48に到達し、記録媒体48上に画像を形成する。
記録へラドチップに配設した吐出エネルギー発生素子に
は、ケーブル46およびこれに結合する端子5(第1図
)を介して適宜のデータ供給源から画像データに応じた
吐出信号が供給される。ヘッドカートリッジは、用いる
インク色等に応じて、1ないし複数個(図では2個)を
設けることができる。
なお、第16図において、47はキャリッジ45をシャ
フト51に沿って走査させるためのキャリッジモータ、
52はモータ47の駆動力をキャリッジ45に伝達する
ワイヤである。また、50はプラテンローラ49に結合
して記録媒体48を搬送させるためのフィードモータで
ある。
(その他) なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成で
きるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
仔に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上男
、を与える少なくとも1つの駆動131号を印加するこ
とによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、
記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的に
この駆動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気
泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮
により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて
、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパル
ス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われる
ので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成
でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−118461号公報に基いた構成としても本発明の効
果は有効である。すなわち、記録ヘッド、の形態がどの
ようなものであっても、記録を確実に効率よく行いうる
からである。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に通用できる。
そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合
せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成され
た1個の記録ヘッドとしての構成のいずわでもよい。加
えて、上側のようなシリアルタイプのものでも装置本体
に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置
本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップ
タイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的
に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた
場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個散設けらねるものであってもよい。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るものであってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、インクジェット
ヘッド内に不揮発性メモリ素子を配置し、各ヘッドに固
有の諸特性や補正データをそのメモリ素子に記録させる
ようにしたので、濃度むらを防止して印字品位、画像品
位を向上させることができ、またヘッドの歩留りも補正
後の品位で判定することかでざるので改善することが可
能となり、製造原価の低減の達成が可能となる。
更に本発明を使い捨てヘッドの場合などのメンテナンス
フリーを目的とする製品に適用すれば、煩雑な調整機構
や調整作業を不要とし、使用者の負担を軽減することが
可絵となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のインクジェット記録ヘッ
ドの要部外観を模式的に示す斜視図、第2図は、第1図
のプリント基板上の要部回路構成を示す回路図、 第3図は、第2図の回路の人力信号のタイミングを示す
タイミングチャート、 第4図は、第2図のEEPROM4のリードモード時の
信号のタイミングを示すタイミングチャート、 第5図は、第2図のEEPROM4のライトモード時の
43号のタイミングを示すタイミングチャート、 第6図は、記録ヘッドの吐出口と記録ドツトの関係を示
す説明図で、同図(^)は理想的な状態、同図(It)
は実際例、 第7図は、第2図の記録ヘッドの発熱素子に加えられる
インク吐出のための駆動エネルギーと吐出されるインク
のドロップ径との関係を示す特性図、 第8図(^)は、理想的な記録ヘッドによる50%ハー
フトーン記録結果を示す説明図、第8図(B)は実際の
記録ヘッドによる濃度補正処理後のハーフトーン記録結
果を示す説明図、 第9図は、本発明を通用した画像読取装置の回路構成を
示すブロック図、 第10図は、第9図のγ変換回路15の人力f3号と出
力信号の関係を示す特性図、 第11図は、第9図のγ補正回路16の入力信号と出力
信号の関係を示す特性図、 第12図は、第9図のγ補正回路16の回路構成例を示
すブロック図、 第13図は、第12図の回路の信号の人出力タイミング
を示すタイミングチャート、 第14図は、本発明の他の実施例の回路構成を示す回路
図、 第15図は、第1図のヒータボード部分の詳細を示す斜
視図、 第16図は第1図等に示す本発明実施例の記録ヘッドを
有するインクジェット記録装置の内部構成を示す一部切
欠き斜視図である。 1・・・プリント基板、 2・・・アルミ放熱板、 3・・・ヒータボード、 4・・・不揮発性メモリ(EEPROM)、5・・・接
点電極、 6・・・ダイオード、 7・・・発熱素子、 8・・・ヘッド、 9・・・吐出口、 10・・・記録液滴(ドロップ)、 15・・・γ変換回路、 16・・・γ補正回路、 17・・・2値化処理回路、 18・・・インクジェットプリンタ、 20・・・カウンタ、 21・・・デコーダ、 22〜25・・・テーブルNo RAM。 26・・・γ補正ROM 。 第 1 図 COM + COM 2 COM N 第 図 第 (A) (B) 図 第 図 10ドロツプ ! 第 図 第 10図 第 11 図 第14 図 ! 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数個の吐出口から成るインク吐出部を有するイン
    クジェットヘッドにおいて、 当該ヘッドのインク吐出部に固有の諸特性を示すデータ
    、もしくは該諸特性を補正するためのデータをあらかじ
    め記憶する不揮発性メモリ素子を具備したことを特徴と
    するインクジェットヘッド。 2)前記データは、前記複数個の吐出口から吐出された
    各インク滴の不均一性および位置ずれの少くともいずれ
    かに起因する濃度むらの実際の測定データに基いて各吐
    出口毎に、もしくは複数個の吐出口を単位として設定さ
    れたデータであることを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンクジェットヘッド。 3)前記諸特性を補正するためのデータは、各前記吐出
    口に対応して配設され、インクを吐出するために利用さ
    れる熱エネルギーを発生する熱エネルギー発生体を駆動
    するための駆動信号のパルス幅の補正量または補正関数
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のイン
    クジェットヘッド。 4)インク吐出部に固有の諸特性を示すデータ、もしく
    は該諸特性を補正するためのデータをあらかじめ記憶す
    る不揮発性メモリ素子が配設されたインクジェットヘッ
    ドと、 該不揮発性メモリ素子に記憶されている前記データに基
    いて、記録用の入力画像データを補正する信号処理手段
    と を具備したことを特徴とするインクジェット装置。
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