JP3491972B2 - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

記録装置及び記録方法

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JP3491972B2 JP16188394A JP16188394A JP3491972B2 JP 3491972 B2 JP3491972 B2 JP 3491972B2 JP 16188394 A JP16188394 A JP 16188394A JP 16188394 A JP16188394 A JP 16188394A JP 3491972 B2 JP3491972 B2 JP 3491972B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置及び記録方法に
関し、特に、インクジェット方式によって記録媒体に記
録を行なう記録装置及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインクジェット方式に従って記録
を行なう記録装置に備えられる記録ヘッドは、その製造
が半導体の成膜工程やマイクロ加工技術等を用いて行な
われる様になっており、これによってより小型で廉価な
記録ヘッドが提供されるようになってきている。このよ
うな記録ヘッドの中には、記録用液体としてのインクを
吐出するため記録ヘッド素子と、この素子にインクを供
給する為のインクタンクとが一体になった、いわゆる使
い捨てタイプの一体型記録ヘッドがある。
【0003】図8は、従来のインクジェットプリンタI
JRAの構成の概要を示す外観斜視図である。図8にお
いて、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力
伝達ギア5011,5009を介して回転するリードス
クリュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキ
ャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向
に往復移動される。このキャリッジHCには、記録ヘッ
ド素子部IJHとインクタンクITとが一体となったデ
ィスポーザル型のインクジェットカートリッジIJCが
搭載されている。インクジェットカートリッジIJCは
容易に着脱可能である。5002は紙押え板であり、キ
ャリッジの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン50
00に対して押圧する。5007,5008はフォトカ
プラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存在
を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行
うためのホームポジション検知手段である。5016は
記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5022
を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引す
る吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記録ヘ
ッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレー
ドで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能に
する部材であり、本体支持板5018にこれらが支持さ
れている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニ
ングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り
換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0004】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0005】キャリッジHCの移動方向とは垂直の方向
への記録用紙Pの搬送もモータ5013によって制御さ
れ、インクジェットカートリッジIJCの記録ヘッドが
記録動作を行なっていない時に記録用紙Pが搬送され
る。尚、モータ5013の代わりに水平方向移動用(キ
ャリッジ移動方向)、垂直方向移動用(記録用紙搬送方
向)それぞれに別々のモータを用いているものもある。
【0006】さて、市場におけるプリンタの多くはモノ
クロプリンタによって占めているので、市販のプリンタ
もモノクロ用一種類のみ着脱可能のディスポーザルタイ
プの記録ヘッド一体型のインクジェットカートリッジに
対応した仕様であった。その為、プリンタ内部で使用す
るホストコンピュータからのデータを一時蓄える為のバ
ッファ、プリント制御に必要なイメージバッファ、ワー
クエリア等のメモリ配置はモノクロ記録専用になってお
り、そのメモリ割当ては静的なものが一般的であった。
【0007】図9はホストコンピュータから記録ヘッド
一体型のインクジェットカートリッジへ至るまでのデー
タフローを示す図である。図9が示すように、ホストコ
ンピュータ21からインタフェースケーブル等を介して
送出されたデータはプリンタの受信バッファ22に一時
蓄えられる。ここで蓄えられたデータは必要に応じてプ
リント制御エリア23でイメージデータに変換されてイ
メージバッファ24に転送される。以上の変換処理では
文字の修飾や圧縮データの伸張処理等が実行される。一
方、受信バッファ22に、ホストコンピュータ21から
直接イメージデータが入力された場合等は、受信バッフ
ァ22から直接イメージバッファ24にデータを転送さ
れることもある。その後、イメージバッファが記録可能
状態になる、即ち、記録ヘッドのノズル数分のデータが
イメージバッファに格納されたなら、インクジェットカ
ートリッジに内蔵された記録ヘッド25へデータを転送
して記録を行なう。
【0008】図10は従来のモノクロプリンタの内部メ
モリのメモリ割当てを示す図である。図10に示すよう
に、内部メモリはホストコンピュータからのデータ受信
用の受信バッファ領域26と、イメージバッファ領域2
7と、プリント制御のためのワークエリア28とに割当
てられる。ここで、イメージバッファ領域27の容量は
最低限、記録ヘッドが一回のキャリッジの走査で記録ヘ
ッドの記録可能な最大幅に相当するデータを格納するた
めの容量があればよい。しかし、高速記録を可能とする
ために、記録ヘッドが記録動作を行なっている間に次の
キャリッジの走査による記録のためのデータを格納でき
るように、キャリッジの複数回の移動によって記録され
る記録幅に相当するデータを格納するようにイメージバ
ッファ領域27を確保しても良いことは言うまでもな
い。
【0009】以上のようなメモリ割当に対する考え方は
カラー記録専用プリンタに関しても同じように適用でき
る。
【0010】図11はカラープリンタにおける内部メモ
リの割当て(図11(a))とカラープリント対応の記
録ヘッドの構成(図11(b))とを示す図である。
【0011】カラープリンタの場合はインクを4色使用
して記録データを表現するのが一般的であり、ブラッ
ク,イエロ,マゼンタ,シアンの4色のインクが用いら
れるのが最も一般的である。図11(a)と図10とを
比較してみると、受信バッファ29とプリント制御ワー
クエリア31はその容量の点でカラープリンタとモノク
ロプリンタで異なる点があるが、構成上の違いはない。
これに対して、イメージバッファは、実際に記録ヘッド
から吐出される異なる色のインクに対応して、各色(ブ
ラック,イエロ,マゼンタ,シアン)に対応した4つの
イメージバッファ30BK、30Y、30M、30Cを
備える必要がある。
【0012】また、図11(b)にその典型的な例を示
すように、インクジェット方式によるカラー記録用の記
録ヘッドは、各インク色毎に記録用紙などの記録媒体の
搬送方向に、イエロ色インク吐出用ノズル32Yが24
個の吐出口を、マゼンタ色インク吐出用ノズル32Mが
24個の吐出口を、シアン色インク吐出用ノズル32C
が24個の吐出口を、ブラック色インク吐出用ノズル3
2Bkが64個の吐出口を備えている。各色別ノズル間
の間隔は、8ノズル分である。イメージバッファ30B
K、30Y、30M、30Cに格納された記録データは
記録ヘッドに出力され、それぞれの記録データの値を反
映したインクが対応したノズルより吐出される。個々
で、4色のインクから多色画像を形成するために、記録
媒体をその搬送方向に搬送することにより、異なる色の
インクを重ね合わせている。
【0013】この様に記録ヘッドの物理的形態の制約に
よりイメージバッファは4色分備えなくてはならないこ
とが伺える。
【0014】尚、モノクロ記録専用の記録ヘッドではイ
ンク色別のノズルを備える必要はなく単一色のノズルの
みを備えれば良いので、そのノズル数を増やして、例え
ば、128ノズル備えるようにしてモノクロデータの記
録におけるスループットの向上や記録品質の向上を図っ
ている。
【0015】以上の内容は、モノクロプリンタ及びカラ
ー記録専用プリンタについて考えられることであるが、
最近では種類の異なる記録ヘッド一体型インクカートリ
ッジの交換(例えば、モノクロ記録用インクカートリッ
ジからカラー記録用インクカートリッジへの交換、或い
は、その逆)を行なって、一台のプリンタでモノクロプ
リンタとカラープリンタを両用させるタイプが出現して
いる(以下、このようなタイプのプリンタをアドオンプ
リンタという)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、アドオンプリンタの内部メモリの構成としては
カラープリンタとして使用する場合の方がメモリの使用
量が多いのでカラープリンタとして使用する場合を前提
とした構成になっている。つまり、モノクロ記録のため
に、モノクロ記録用のインクカートリッジが装着されて
いたとしても、或いは、カラー記録用のインクカートリ
ッジが装着されている状態で、かつ、モノクロデータを
ホストコンピュータから受信して実際にはモノクロ記録
しか実行しないとしても、内部メモリの構成はカラー記
録用のメモリ割当てとなっており、効率的なメモリ利用
ができないという問題点があった。
【0017】この点を図12の内部メモリの利用状況を
示す図を参照して、具体的に説明する。図12(a)
は、ホストコンピュータからカラーデータが送出された
場合の内部メモリの利用状態を示した図であり、図12
(b)はモノクロデータがホストコンピュータから送出
された場合の内部メモリの利用状態を示した図である。
図12(a)と図12(b)において、網かけ部分が実
際にメモリを使用している部分であり、モノクロデータ
が送出した場合に網かけ部分が少ないのは受信バッフ
ァ、制御エリア、イメージバッファ共にカラー用の領域
を全く使用していないからである。これは装着されてい
る記録ヘッド一体型インクカートリッジがモノクロ用の
場合もカラー用の場合も同じである。
【0018】以上の説明から明らかな様に、アドオンプ
リンタにおける内部メモリの割当ては、送信されてくる
データ及び装着されているインクカートリッジの種類に
かかわらず固定的なものなので、特に、モノクロデータ
を記録する際に無駄なメモリエリアが生じ、メモリの有
効活用によるスループットの向上やダウンロードエリア
の確保などが十分に行なわれていなかった。
【0019】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録ヘッドと記録データの種類に応じてプリンタ内
部のメモリ割当てを動的に変化させ、効率的にメモリを
用いることによりトータルスループットの向上を図った
記録装置及び記録方法を提供することを目的としてい
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、次のような構成からなる。
【0021】 即ち、カラー記録動作のための第1記録
ヘッド或いはモノクロ記録動作のための第2記録ヘッド
のいずれかの記録ヘッドを装着して記録媒体に記録を行
なう記録装置であって、ホストから記録データを受信す
る受信手段と、前記装着した記録ヘッドの種類を判別す
る第1判別手段と、前記受信手段によって受信された記
録データが、モノクロデータであるか、或いは、カラー
データであるかを判別する第2判別手段と、前記受信手
段によって受信した記録データを処理し、前記記録ヘッ
ドによる記録動作のためにビット展開する処理手段と、
前記受信手段によって受信された記録データの格納領
域、前記処理手段による処理のための作業領域、前記ビ
ット展開されたビットデータの格納領域を有する記憶手
段と、カラーデータをモノクロデータに変換する変換手
段と、前記第1判別手段により判別された装着記録ヘッ
ドの種類に応じて前記記憶手段の前記作業領域と前記ビ
ットデータの格納領域の割当てを変化させ、前記第1及
び第2判別手段による判別結果に基づき、装着記録ヘッ
ドが前記第1記録ヘッドであるにもかかわらず前記受信
記録データがモノクロデータである場合、前記記憶手段
の前記作業領域、前記ビットデータの格納領域の割当て
をモノクロデータ用に変化させるよう制御する制御手段
とを有し、前記制御手段はさらに、前記装着記録ヘッド
が前記第2記録ヘッドであるにもかかわらず前記受信記
録データがカラーデータである場合、前記記憶手段の前
記作業領域と前記ビットデータの格納領域の割当てをモ
ノクロデータ用に変化させ、前記変換手段により前記受
信したカラーデータをモノクロデータに変換するよう制
御することを特徴とする記録装置を備える。
【0022】 また他の発明によれば、カラー記録動作
のための第1記録ヘッド或いはモノクロ記録動作のため
の第2記録ヘッドのいずれかの記録ヘッドを装着して記
録媒体に記録を行なう記録方法であって、前記装着した
記録ヘッドの種類を判別する第1判別工程と、ホストか
ら記録データを受信する受信工程と、前記受信工程にお
いて受信された記録データが、モノクロデータである
か、或いは、カラーデータであるかを判別する第2判別
工程と、前記第1判別工程において判別された記録ヘッ
ドの種類に応じて前記記録を行なうために用いられるメ
モリ内の記録データ処理のための作業領域と前記記録ヘ
ッドに送出するビット展開されたビットデータを一時的
に格納するための領域との割当てを変化させ、前記第1
及び第2判別工程における判別結果に基づき、装着記録
ヘッドが前記第1記録ヘッドであるにもかかわらず前記
受信記録データがモノクロデータである場合、或いは、
前記装着記録ヘッドが前記第2記録ヘッドであるにもか
かわらず前記受信記録データがカラーデータである場
合、前記記録データ処理のための作業領域や前記ビット
データを一時的に格納するための領域の割当てをモノク
ロデータ用に変化させる割当工程と、前記第1及び第2
判別工程における判別結果に基づき、前記装着記録ヘッ
ドが前記第2の記録ヘッドであり、前記受信記録データ
がカラーデータである場合、前記カラーデータをモノク
ロデータに変換する変換工程と、前記受信工程において
受信した記録データを処理し、前記記録ヘッドによる記
録動作のためにビット展開する処理工程とを有すること
を特徴とする記録方法を備える。
【0023】
【作用】以上の構成により本発明は、装着記録ヘッドの
種類と受信記録データの種類を判別し、装着記録ヘッド
がカラー記録動作のための第1記録ヘッドであるにもか
かわらず受信記録データがモノクロデータである場合に
は、記録データ処理のための作業領域、ビット展開され
たビットデータの格納のための記憶手段の領域割当てを
モノクロデータ用に変化させるよう制御し、その装着記
録ヘッドがモノクロ記録動作のための第2記録ヘッドで
あるにもかかわらず受信記録データがカラーデータであ
る場合には、記録データ処理のための作業領域、ビット
展開されたビットデータの格納のための記憶手段の領域
割当てをモノクロデータ用に変化させるとともに、受信
カラーデータをモノクロデータに変換するよう制御す
る。
【0024】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0025】[第1実施例]図1は本発明の代表的な実
施例であるインクジェットプリンタの制御回路の構成を
示すブロック図である。このインクジェットプリンタ
(以下、プリンタという)は記録ヘッド一体型インクカ
ートリッジを交換することによって、モノクロ記録とカ
ラー記録の両方が行なえるアドオンプリンタである。な
お本実施例のプリンタの外観及び機械的な構成は図8に
示したものと同じであり、ここでの説明は省略する。そ
して、プリンタIJRAの外観や機械的構成について
は、図8で説明した参照番号を用いて言及する。
【0026】図1において、100は記録信号をホスト
コンピュータ(不図示、以下、ホストという)から入力
するインタフェース、101はプリンタIJRA全体の
制御を行なう制御部、102はMPU、103はMPU
102が実行する制御プログラムを格納するROM、1
04は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される
記録データ等)を保存しておくダイナミック型のRAM
であり、イメージバッファ、プリント制御用ワークエリ
ア、受信バッファ等のために使用される。110は記録
ヘッド108に対する記録データの供給制御を行うゲー
トアレイであり、インタフェース100、MPU10
2、ROM103、RAM104間のデータ転送制御も
行う。105は記録ヘッド一体型インクカートリッジI
JCをキャリッジHCに搭載して図8に示すa、b方向
(これを主走査方向という)に搬送するためのキャリア
モータ、106は記録ヘッドの記録素子のピッチ分の単
位で記録用紙の搬送が実行できる搬送モータである。以
下、記録用紙の搬送方向を副走査方向という。112は
記録ヘッド108を駆動するヘッドドライバ、113,
114はそれぞれ搬送モータ106、キャリアモータ1
05を駆動するためのモータドライバである。
【0027】本実施例の主走査方向の記録密度は360
dpiとする。
【0028】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース100にホストから送出された記録信号が入る
とゲートアレイ110とMPU102との間で記録信号
がプリント用の記録データに変換される。そして、モー
タドライバ113、114が駆動されると共に、ヘッド
ドライバ112に送られた記録データに従って記録ヘッ
ド108が駆動され、記録が行われる。
【0029】さて、記録ヘッド108にはモノクロ用と
カラー用とがあり、記録ヘッド一体型インクカートリッ
ジ(以下、インクカートリッジという)IJCにはカー
トリッジ判別用抵抗素子109が備えられている。本実
施例ではモノクロ用インクカートリッジの記録ヘッドの
ノズル数は128、カラー用インクカートリッジの記録
ヘッドのノズル数は図11(b)で説明したものと同じ
とする。
【0030】また、107は、カートリッジ判別用抵抗
素子109により検出された電圧値(アナログ値)を入
力してデジタル値に変換するためのA/Dコンバータ、
111は制御部101からのトリガ信号により所定の周
波数のクロックレートでホストから送出されるデータに
応じてインクカートリッジの交換を促す為のメッセージ
表示を行なうLCD表示部である。LCD表示部111
はLEDで構成しても良い。
【0031】次に、図2のメモリ割当てを示す図を参照
して、DRAM104におけるカラー記録用のインクカ
ートリッジ装着時(図2(a))とモノクロ記録用のイ
ンクカートリッジ装着時(図2(b))のメモリ割当に
ついて説明する。ここで、受信バッファの容量はカラー
記録及びモノクロ記録に対して同じとする。但し、通常
はカラーデータの方がモノクロデータよりデータ量が多
いので、装着インクカートリッジによってのみメモリの
割当てを決定する場合には、装着インクカートリッジの
種類に従って受信バッファの容量を変えてもよい。
【0032】本実施例では、受信バッファの容量を64
Kバイトとする。
【0033】イメージバッファの容量は記録ヘッドのノ
ズル数に比例する。即ち、モノクロ用記録ヘッド使用時
では“128×主走査方向の最大記録画素数”である。
例えば、本実施例の主走査方向の記録密度は360dp
iなので、A4用紙の長手方向のサイズ(297mm)
が主走査方向の最大記録長とすれば、主走査方向の最大
記録画素数は4210画素となる。従って、記録ヘッド
の主走査方向経の1走査によって最大128×4210
=538880ドットが記録される。つまり、1画素1
ビットで表現可能なモノクロデータの場合、約67kバ
イトの容量がイメージバッファに必要となる。
【0034】これに対して、カラー用記録ヘッド使用時
では図11(b)に示すように、ノズル数が、24×3
+64=136ノズルであるので、上記のモノクロ記録
の場合と同じ条件で、136×4210/8=約72K
バイトのイメージバッファを必要とする。この様に、イ
メージバッファの容量は本実施例のモノクロ用記録ヘッ
ドとカラー用記録ヘッドとでは殆ど同じである(約67
Kバイトと約72Kバイト)。
【0035】プリント制御ワークエリアはイメージバッ
ファにデータを格納する為に必要な作業エリアであり、
本実施例ではカラー記録時に512Kバイト、モノクロ
記録時に128Kバイト必要としている。この様に、イ
メージバッファにデータ展開する為に必要なプリント制
御ワークエリアがカラー記録の場合とモノクロ記録の場
合とでは大きな容量の差が生じる。この理由は、本実施
例のようなカラー用記録ヘッドの物理的サイズの制約に
もよるが、副走査方向に各色のインクに対応してノズル
が並んでいる為、1回のキャリッジの走査によって同時
に各色のインクを用いて同一の位置に記録することが不
可能なためである。
【0036】この点について、図3に示すカラー用記録
ヘッドと記録用紙の搬送との関係を示す図を参照して説
明する。
【0037】例えば、ホストから副走査方向に64ノズ
ル分のカラー記録データ(YMCBk成分のデータ)が
送出されたとしても、その記録ヘッドの副走査方向の記
録幅160画素分の記録が完了するまで、即ち、イエロ
色インク用ノズルの最上位置がブラック色インク用ノズ
ルの最下位位置にまで移動する間のデータ(160ノズ
ル分に相当)を確保しておく必要がある。本実施例では
図3に示すように、イエロ,マゼンタ,シアン,ブラッ
クのインク吐出ノズルが副走査方向に並んでおり、各色
成分の記録順序やインク吐出ノズルの配列を考慮する
と、64ノズル分のカラー記録データ(YMCBk成分
のデータ)を受信し、Bk成分に関しての記録動作を終
了したとしても、図3に網かけされた部分に対応する各
色成分の記録データを確保しておく必要がある。その為
の領域が本実施例で説明するプリント制御ワークエリア
の一部分となる。この編みかけ部分の容量は前述のよう
にプリンタの最大記録幅がA4の長手方向、記録密度が
360dpiとするなら、約164.2Kバイトである
(シアン(C)成分に関して72ノズル、約37.9K
バイト,マゼンタ(M)成分に関して104ノズル、約
54.7Kバイト,イエロ(Y)成分に関して136ノ
ズル、約71.6Kバイト)。一方、モノクロ用記録ヘ
ッドでの記録動作ではこのようなプリント制御ワークエ
リアは必要としない。
【0038】さらに、プリント制御ワークエリアとして
使用される領域としては、マスク用バッファがある。こ
れは、記録品位向上の為に通常1回の主走査方向への記
録動作を、イメージデータに対して特定のフォーマット
のマスクをかけ複数回走査する動作を実行すること等が
あるからである。そのため、イメージデータを他のワー
クエリアに移す必要があり、その領域確保の為にさらに
必要なプリント制御ワークエリアとしても数百Kバイト
を必要とする。
【0039】従って、カラー用記録ヘッドを用いてカラ
ー記録動作を行なうときとモノクロ用記録ヘッドを装着
してモノクロ記録動作を行なう時では、図2からも分か
るように約389Kバイトもの必要領域の差が生じてく
る。
【0040】さらにプリント制御ワークエリアはホスト
から受信したコマンドの解析に使用したり通常のワーク
エリア等にも使用することもあるので、上記の必要領域
の差を有効活用することによりプリンタシステムとして
の付加価値が向上することが可能になる。
【0041】次に図4に示すフローチャートを参照して
本実施例のプリント制御処理について説明する。
【0042】まずステップS802では本実施例のプリ
ンタIJRAにインクカートリッジが装着されているか
否かを調べる。ここで、インクカートリッジが装着され
ていないと判断された場合、処理はステップS803に
進みLCD表示部111に適当なメッセージを表示する
などのエラー処理を行ない、処理はステップS802に
戻る。これに対して、インクカートリッジが装着されて
いると判断された場合、処理はステップS804に進
み、装着されているインクカートリッジの種類がカラー
記録用であるか、或いは、モノクロ記録用であるかを調
べる。これは、カートリッジ判別用素子109から送ら
れてくる信号に基づいて判断される。
【0043】ステップS804において、装着インクカ
ートリッジがカラー記録用であると判断された場合には
処理はステップS805に進み、DRAM104のメモ
リ割付を図2(a)に示すようなカラー記録用の割付に
する。これに対して、装着インクカートリッジがモノク
ロ記録用であると判断された場合には処理はステップS
806に進み、DRAM104のメモリ割付を図2
(b)に示すようなモノクロ記録用の割付にする。これ
によって、余ったメモリ領域は受信バッファ、イメージ
バッファ、プリンタフォントデータのキャッシュエリア
等に用いられる。
【0044】メモリ割付が終了すると処理はステップS
807に進み、DRAM104の受信バッファにデータ
が格納されたか否かを調べる。ここで、データが格納さ
れている場合、処理はステップS808に進み、割り付
けられたプリント制御ワークエリアを介してイメージバ
ッファに記録データを展開する。
【0045】次にステップS809では記録ヘッドが記
録動作を実行できる準備ができたかどうかを調べる。こ
こで、準備完了でないと判断された場合には処理はステ
ップS807に戻り、データの受信とイメージバッファ
への展開処理を続ける。これに対して、記録動作準備完
了であると判断された場合には、処理はステップS81
0に進み、記録動作を実行する。
【0046】従って本実施例に従えば、装着されるイン
クカートリッジの種類に従って、プリンタの内部メモリ
の割付を動的に変えることができるので、より効率的に
メモリを利用することができる。例えば、上述のように
モノクロ記録用のインクカートリッジが装着された場合
に生じる余剰のメモリ領域は受信バッファやイメージバ
ッファなどに用いることができるので、バッファ制御を
ダブルバッファ制御などにすることによって、高速記録
などに資することになるという利点がある。
【0047】以上説明した本実施例での処理がプリンタ
の内部メモリの動的な割当てに関する基本的な制御であ
るが、この基本的な処理を踏まえて、以下に示す3つの
実施例から、基本的な実施例に付け加えることができる
以下の3つの制御について説明する。即ち、(1)ホス
トから送出されるデータの種類に従う内部メモリ割当制
御と、(2)ホストから送出されるデータの種類に従う
警告処理と、(3)である。尚、これらの実施例では第
1の実施例で説明したと同じ構成のプリンタを用いるこ
ととし、これらの説明については繰り返さない。
【0048】[第2実施例]この場合には、ホストから
のデータのヘッドにデータの属性情報等を付加する事が
必要となるが、そのようなヘッダが付加されてデータが
送出されるか、或いは、データ属性を指示するコマンド
がホストより送出されることを前提とすれば、ホストか
ら送出されるデータの種類に従って内部メモリ割当を制
御することができる。
【0049】図5はホストから送出されるデータの種類
に従って内部メモリの割当てを制御する処理を示すフロ
ーチャートである。なお、図5において、すでに説明し
た図4の処理ステップと同じ処理ステップ(ステップS
802〜S807)には同じステップ参照番号を付して
言及しここでの説明は省略する。
【0050】ステップS907では受信データのヘッダ
或いは受信コマンドに基づいて、受信データがカラーデ
ータ或いはモノクロデータであるかを調べる。ここで、
受信データがカラーデータであると判断された場合には
処理はステップS909に進み、現在のメモリ割付の状
態を調べ、モノクロ記録用メモリ割付になっている場合
はカラー用のメモリ割付に変更する。そのメモリ割付が
カラー記録用であった場合はそのメモリ割付は変更しな
い。
【0051】これに対して、受信データがモノクロデー
タであると判断された場合には処理はステップS910
に進み、現在のメモリ割付の状態を調べ、そのメモリ割
付がカラー記録用メモリ割付になっている場合はモノク
ロ用のメモリ割付に変更する。そのメモリ割付がモノク
ロ記録用であった場合はそのメモリ割付は変更しない。
なおステップS908の処理における判断をコマンド等
で行なった場合は、その解析結果をプリント制御ワーク
エリア、イメージバッファに反映させる。
【0052】またステップS909〜S910の処理に
おいて、装着インクカートリッジがモノクロ記録用であ
るにもかかわらずカラーデータがホストから送られてき
た場合には、そのカラーデータをモノクロデータに変換
して記録動作を行なう。この変換処理は、図4のステッ
プS808で実行し、例えば、イメージバッファへのビ
ット展開時にYMCBk各成分の値の論理和をとり、そ
の値をモノクロデータとし、これを1つの色空間(モノ
クロのビット空間)に展開する。一方、装着インクカー
トリッジがカラー記録用であるにもかかわらずモノクロ
データがホストから送られてきた場合には、そのモノク
ロデータをカラー記録用のインクカートリッジを用いて
記録動作を行なう。
【0053】ここで、装着インクカートリッジの種類と
受信データの種類に従う処理をまとめると、表1のよう
になる。
【0054】
【表1】 以上の処理が終了すると処理は図4のAに戻る。
【0055】従って本実施例に従えば、装着インクカー
トリッジの種類のみならず、ホストから送出されるデー
タの種類に従って、内部メモリ割当を動的に変更するこ
とができる。
【0056】[第3実施例]ここでは、装着インクカー
トリッジの種類とホストから送出されてくるデータの種
類とが異なる場合にプリンタ側でユーザに対してインク
カートリッジの交換を促すよう警告メッセージを表示す
る処理について説明する。なお、ここでもホストからの
データにはデータの属性情報等を示すヘッダが付加され
ているか、或いは、データ属性を指示するコマンドがホ
ストより送出されることを前提とする。
【0057】図6はホストから送出されるデータの種類
に従って内部メモリの割当てを制御するとともに警告メ
ッセージを表示する処理を示すフローチャートである。
なお、図6において、すでに説明した図4の処理ステッ
プと同じ処理ステップ(ステップS802〜S807)
には同じステップ参照番号を付して言及しここでの説明
は省略する。
【0058】まず、装着インクカートリッジがカラー記
録用であって、メモリ割付がカラー記録用となってお
り、受信バッファにデータを受信した場合、処理はステ
ップS1006において、受信データがカラーデータで
あるか或いはモノクロデータであるかを調べる。ここ
で、受信データがカラーデータであると判断された場合
には装着インクカートリッジの種類と受信データの種類
が同じであるので処理は図4のAに進み、前述の処理を
行なう。これに対して、受信データがモノクロデータで
あると判断された場合は、処理はステップS1007に
進み、インクカートリッジの交換を促すよう警告メッセ
ージをLCD表示部111に表示する。
【0059】次に処理はステップS1008に於て、ユ
ーザがインクカートリッジの交換を必要とするかどうか
の判断を行なう。ここで、ユーザが交換の必要なしと判
断した場合はプリンタに備えられているスイッチ(不図
示)を押下してその旨をプリンタに指示する。これに応
じて、プリンタはカラー記録用インクカートリッジを用
いてモノクロデータを記録すると判断して処理は図4の
Aに戻る。これに対して、ユーザが交換の必要なしと判
断しない場合は、処理はステップS1009に進み、イ
ンクカートリッジの交換が行なわれたかどうかを調べ
る。ここで、インクカートリッジが未だ交換されていな
いと判断された場合は、処理はステップS1008に戻
り、インクカートリッジが交換されたと判断された場合
は、処理はステップS1010に進む。
【0060】ステップS1010では交換されたインク
カートリッジがカラー記録用のものであるか、或いは、
モノクロ記録用のものであるかを判別する。ここで、そ
のインクカートリッジが同じくカラー記録用のものであ
ると判断された場合は、カラー記録用インクカートリッ
ジを用いて記録動作を行なうと判断し、処理は図4のA
に進む。これに対して、交換されたインクカートリッジ
がモノクロ記録用のものであると判断された場合、処理
はステップS1011に進み、新たにDRAM104の
メモリ割付をモノクロ記録用に変更して、処理は図4の
Aに戻る。これによって、メモリを効率的に用いなが
ら、モノクロデータをモノクロ記録用のインクカートリ
ッジによって記録することができるようになる。
【0061】さて、装着インクカートリッジがモノクロ
記録用であり、メモリ割付がモノクロ記録用となってい
る場合、処理はステップS1013において、受信バッ
ファにデータを受信したかどうかを調べ、データ受信が
あれば場合、処理はステップS1014に進み、受信デ
ータがカラーデータであるか或いはモノクロデータであ
るかを調べる。
【0062】ここで、受信データがモノクロデータであ
ると判断された場合、処理はそのまま図4のAに進み、
既に説明したプリント制御に移行する。これに対して、
受信データがカラーデータである場合、このままではカ
ラーデータを記録できないので、インクカートリッジの
交換を行なうのが好ましいと判断して、処理はステップ
S1015に進み、ステップS1007の処理と同様に
インクカートリッジの交換を促すよう警告メッセージを
LCD表示部111に表示する。
【0063】次に処理はステップS1016〜S101
7において、ステップS1008〜S1009の処理と
同様に、ユーザによるインクカートリッジの交換の是非
の判断とインクカートリッジの交換完了のチェックを行
なう。ここで、ユーザがインクカートリッジの交換不要
と判断した場合には、カラーデータ記録はできないの
で、受信カラーデータをモノクロデータに変換して記録
動作を行なう。このため処理は図4のAに戻る。このよ
うな場合の受信カラーデータからモノクロデータへの変
換は、図4のステップS808におけるイメージバッフ
ァへのビット展開処理によって行なわれる。このような
変換には従来より多くの変換方法が用いられているが、
ビット展開時にYMCBk各成分の値の論理和をとり、
その値を1つの色空間(モノクロのビット空間)に展開
することが一般的である。
【0064】さらに、ステップS1018では、交換さ
れたインクカートリッジがモノクロ記録用のものである
か、或いは、カラー記録用のものであるかを調べる。こ
こで、そのインクカートリッジがカラー記録用のもので
あると判断された場合、処理はステップS1019に進
み、メモリ割付をカラー記録用に変更し、その後、処理
は図4のAに戻る。これに対して、そのインクカートリ
ッジがモノクロ記録用のものであると判断された場合、
カラーデータ記録はできず、受信カラーデータをモノク
ロデータに変換して記録動作を行なうと判断し、処理は
図4のAに戻る。実際のカラーデータからモノクロデー
タへの変換は、上述のように図4のステップS808で
実行する。
【0065】従って本実施例に従えば、たとえ、装着し
たインクカートリッジの種類がホストより送信されたデ
ータの種類と異なっていても、メッセージを表示するこ
とによりインクカートリッジの交換を促すことができ
る。また、インクカートリッジの交換を促したにもかか
わらず、適切なインクカートリッジが装着されなった場
合には、カラーデータはモノクロデータに変換して記録
したり、或いは、モノクロデータをカラー記録用インク
カートリッジを用いて出力するなどの適切な対応をとる
ことができる。
【0066】なお本実施例においても、装着インクカー
トリッジの種類と受信データの種類に従う処理をまとめ
ると、第2実施例で示した表1のようになる。
【0067】[第4実施例]第2〜第3実施例では、ホ
ストより送出されてくるデータの種類に応じてプリンタ
でメモリ割付を変更したり、インクカートリッジの交換
をユーザに促す制御を行なっていたが、本実施例ではホ
スト側にインクカートリッジの種類を伝達することによ
り、ホストはその種類に応じたデータ転送を行なうよう
にさせる場合について、図7に示す本実施例に従うプリ
ンタ制御処理を示すフローチャートを参照して説明す
る。なお、図7において、すでに説明した図4の処理ス
テップと同じ処理ステップ(ステップS802〜S80
6)には同じステップ参照番号を付して言及しここでの
説明は省略する。
【0068】まず処理はステップS1106において、
ホスト側へ装着インクカートリッジの種類を送出する
か、或いは、ホストからの装着インクカートリッジの種
類の照会に応じて、その種類を送出する。次にステップ
S1107ではホストはプリンタに装着しているインク
カートリッジの種類に応じて送出データを生成するか、
或いは、インクカートリッジの交換をホストに備えられ
たディスプレイ等(不図示)を利用してユーザに対して
促す。このようにして送出されるデータの種類と装着さ
れているインクカートリッジの種類とが一致すると、処
理はステップS1108に進み、ホストはデータを転送
し、処理は図4のAに戻る。
【0069】従って本実施例に従えば、プリンタに装着
されたインクカートリッジの種類をホストに送信し、ホ
スト側でそのインクカートリッジの種類に応じたデータ
を生成するようにすることができる。
【0070】なお以上の実施例においてプリンタが記録
を行なう記録媒体として記録用紙を用いるとして説明し
たが本発明はこれによって限定されるものではない。例
えば、布、糸、紙、シート材等の各種のインク付与を受
ける媒体を記録媒体とすることができる。
【0071】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0072】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0073】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0074】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0075】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0076】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0077】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0078】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0079】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、あるいはインクジェット方式では
インク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0080】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0081】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0082】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、効
率的に記憶手段の格納領域を用いることができるという
効果がある。これによって、例えば、記憶手段が記録デ
ータの受信やビット展開にもっと多くの領域を用いるこ
とができるようになったりするので、プリンタのトータ
ルなスループット向上にも資することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるインクジェット
プリンタの制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】メモリ割当てを示す図である。
【図3】カラー用記録ヘッドと記録用紙の搬送との関係
を示す図である。
【図4】第1実施例に従うプリント制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】第2実施例に従うプリント制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】第3実施例に従うプリント制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】第4実施例に従うプリント制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】従来のインクジェットプリンタIJRAの構成
の概要を示す外観斜視図である。
【図9】ホストコンピュータから記録ヘッド一体型のイ
ンクジェットカートリッジへ至るまでのデータフローを
示す図である。
【図10】従来のモノクロプリンタの内部メモリのメモ
リ割当てを示す図である。
【図11】カラープリンタにおける内部メモリの割当て
とカラープリント対応の記録ヘッドの構成とを示す図で
ある。
【図12】内部メモリの利用状況を示す図である。
【符号の説明】
100 インタフェース 101 制御部 102 MPU 103 ROM 104 DRAM 105 キャリアモータ 106 搬送モータ 107 A/Dコンバータ 108 記録ヘッド 109 カートリッジ判別用抵抗素子 110 ゲートアレイ 111 LCD表示部 112 ヘッドドライバ 113、114 モータドライバ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/00 B41J 2/01 B41J 2/21 B41J 5/30 B41J 29/38

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー記録動作のための第1記録ヘッド
    或いはモノクロ記録動作のための第2記録ヘッドのいず
    れかの記録ヘッドを装着して記録媒体に記録を行なう記
    録装置であって、 ホストから記録データを受信する受信手段と、 前記装着した記録ヘッドの種類を判別する第1判別手段
    と、 前記受信手段によって受信された記録データが、モノク
    ロデータであるか、或いは、カラーデータであるかを判
    別する第2判別手段と、 前記受信手段によって受信した記録データを処理し、前
    記記録ヘッドによる記録動作のためにビット展開する処
    理手段と、 前記受信手段によって受信された記録データの格納領
    域、前記処理手段による処理のための作業領域、前記ビ
    ット展開されたビットデータの格納領域を有する記憶手
    段と、カラーデータをモノクロデータに変換する変換手段と、 前記第1判別手段により判別された装着記録ヘッドの種
    類に応じて前記記憶手段の前記作業領域と前記ビットデ
    ータの格納領域の割当てを変化させ、 前記第1及び第2
    判別手段による判別結果に基づき、装着記録ヘッドが前
    記第1記録ヘッドであるにもかかわらず前記受信記録デ
    ータがモノクロデータである場合、前記記憶手段の前記
    作業領域、前記ビットデータの格納領域の割当てをモノ
    クロデータ用に変化させるよう制御する制御手段とを有
    し、 前記制御手段はさらに、前記装着記録ヘッドが前記第2
    記録ヘッドであるにもかかわらず前記受信記録データが
    カラーデータである場合、前記記憶手段の前記作業領域
    と前記ビットデータの格納領域の割当てをモノクロデー
    タ用に変化させ、前記変換手段により前記受信したカラ
    ーデータをモノクロデータに変換するよう制御する こと
    を特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1記録ヘッドは、イエロ、マゼン
    タ、シアン、ブラックのインクを貯溜するカートリッジ
    を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第2記録ヘッドは、単一の色のイン
    クを貯溜するカートリッジを有することを特徴とする請
    求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、前記第1記録ヘッド
    であるか前記第2記録ヘッドであるかを識別する識別セ
    ンサを有することを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記識別センサは、前記第1記録ヘッド
    及び前記第2記録ヘッド各々に固有の抵抗値をもつ抵抗
    素子を含むことを特徴とする請求項6に記載の記録装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2判別手段による判別結
    果に基づき、受信記録データがモノクロデータであるに
    もかかわらず装着記録ヘッドが前記第1記録ヘッドであ
    るとき、或いは、受信記録データがカラーデータである
    にもかかわらず装着記録ヘッドが前記第2記録ヘッドで
    あるときには、前記装着記録ヘッドの交換を促すようメ
    ッセージを表示する表示手段をさらに有することを特徴
    とする請求項1に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、LCDやLEDを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記変換手段は、前記カラーデータを
    構成する各色成分の値の論理和をとって、モノクロデー
    タに変換することを特徴とする請求項に記載の記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第1判別手段による判別結果に従
    って、前記記録ヘッドの種類を前記ホストに通知する通
    知手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載
    の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記第1判別手段は、前記抵抗素子に
    通電し、該通電によって生じる電圧に基づいて前記記録
    ヘッドの種類を判別することを特徴とする請求項7に記
    載の記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録ヘッドを着脱可能に搭載する
    キャリッジをさらに有することを特徴とする請求項1に
    記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記キャリッジに前記記録ヘッドが装
    着されたことを検知する検知手段をさらに有し、前記検
    知手段は、前記記録ヘッドが有する識別センサとしての
    抵抗素子に通電し、該通電によって電圧が生じることで
    前記記録ヘッドが装着されたことを検知することを特徴
    とする請求項13に記載の記録装置。
  15. 【請求項15】 前記記録ヘッドによって記録される記
    録媒体を搬送する搬送手段をさらに有することを特徴と
    する請求項1に記載の記録装置。
  16. 【請求項16】 前記記録装置は複写機に適用されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 前記記録装置はファクシミリ装置に適
    用されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  18. 【請求項18】 カラー記録動作のための第1記録ヘッ
    ド或いはモノクロ記録動作のための第2記録ヘッドのい
    ずれかの記録ヘッドを装着して記録媒体に記録を行なう
    記録方法であって、 前記装着した記録ヘッドの種類を判別する第1判別工程
    と、 ホストから記録データを受信する受信工程と、 前記受信工程において受信された記録データが、モノク
    ロデータであるか、或いは、カラーデータであるかを判
    別する第2判別工程と、前記第1判別工程において判別された記録ヘッドの種類
    に応じて前記記録を行なうために用いられるメモリ内の
    記録データ処理のための作業領域と前記記録ヘッドに送
    出するビット展開されたビットデータを一時的に格納す
    るための領域との割当てを変化させ、 前記第1及び第2
    判別工程における判別結果に基づき、装着記録ヘッドが
    前記第1記録ヘッドであるにもかかわらず前記受信記録
    データがモノクロデータである場合、或いは、前記装着
    記録ヘッドが前記第2記録ヘッドであるにもかかわらず
    前記受信記録データがカラーデータである場合、前記記
    録データ処理のための作業領域や前記ビットデータを一
    時的に格納するための領域の割当てをモノクロデータ用
    に変化させる割当工程と、前記第1及び第2判別工程における判別結果に基づき、
    前記装着記録ヘッドが前記第2の記録ヘッドであり、前
    記受信記録データがカラーデータである場合、前記カラ
    ーデータをモノクロデータに変換する変換工程と、 前記受信工程において受信した記録データを処理し、前
    記記録ヘッドによる記録動作のためにビット展開する処
    理工程とを有することを特徴とする記録方法。
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