JP2913712B2 - 多糸条合成繊維の直接紡糸延伸巻取方法 - Google Patents

多糸条合成繊維の直接紡糸延伸巻取方法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多糸条の合成繊維糸条を同時に直接紡糸延
伸巻取する方法の改良に関するものであり、詳しくは、
多糸条の合成繊維糸条を各々個別に紡出し、冷却した後
に同じローラに巻回して、同時延伸し、しかる後に別個
に巻取る直接紡糸延伸巻取方法の改良に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来多糸条の合成繊維糸条を同時に直接紡糸延伸巻取
する方法として、特公昭52−43925号公報、特公昭50−2
1565号公報に記載された方法が知られている。
特公昭52−43925号公報に記載された方法は、1基の
紡糸筒に2個の紡糸口金を設け、該2個の紡糸口金から
紡出された糸条を同一のゴデットローラで引取った後に
延伸し、しかる後に最終ローラで振分けて巻取装置に導
き巻取るものである。
一方、特公昭50−21565号公報に記載された方法は、
1基の紡糸筒から複数本の糸条を並列に紡出し、油剤付
与装置で油剤を付与した後、前記並列をそのまま維持し
た状態で各糸条毎に一定の間隔を保って、前記油剤付与
装置の下方に設けられた複数組のネルソンローラに個々
に巻付けて延伸し、しかる後に巻取装置に導きパッケー
ジ両端がテーパー状になるようにボビンに巻取るもので
ある。
[発明が解決しようとする課題] 特公昭52−43925号公報に記載された方法の場合、紡
糸された2本の糸条が同一のゴデットローラで引取ら
れ、複数組のネルソンローラに巻回されて延伸される
が、この場合、2本の糸条を形成する各単糸はローラ上
でローラの軸方向に移動し重なり合う。したがって、前
記2本の糸条はあたかも1本の糸条の如くに走行し、最
終のネルソンローラ上で分離されて、2本の糸条として
巻取られるが、この分離の際に、一方の糸条の単糸が他
方の糸条に誘導されて、単糸切れを生じ易く、巻取られ
た糸巻ボビンから毛羽が露出していることがあり、品質
及び品位に問題を有するものであった。また、紡糸筒と
延伸ローラとが並設されているために紡糸筒の横や、延
伸ローラの上方に大きな空間が生じ、床面積を多く必要
とするなどの問題を有するものであった。
一方、特公昭50−21565号公報に記載された方法の場
合、紡出部から並列に紡出された糸条を分離したままの
状態で、個々にフィードローラ及び延伸ローラに巻回し
て延伸を施し、糸条の並列方向と同じ方向に並設された
巻取装置によって巻取られるが、この場合、各糸条は、
前記フィードローラ及び延伸ローラに個々に巻回される
ので、ローラの軸方向の位置の差異(例えば、ローラの
取付側と先端側とではローラの表面温度が、加熱ローラ
あるいは非加熱ローラのいずれの場合においても著しく
異なる)により、得られた糸条には熱履歴の差異による
品質(例えば、強度、伸度、複屈折率など)のばらつき
が生じ、品質の均一性が劣るという問題を有していた。
また、フィードローラ及び延伸ローラの下方に設けられ
た巻取装置は、前記フィードローラ及び延伸ローラのロ
ーラ軸方向と平行に並設されているので、該巻取装置の
前面に糸巻ボビン交換作業スペースを要し、前記フィー
ドローラ及び延伸ローラの前面に糸掛け作業スペースを
要し、従って、床面積を多く必要とするという問題を有
するものであった。
本発明の目的は、前記従来の技術における問題を解消
することにより、装置設置の床面積のコンパクト化、及
び、糸条均一性の向上のために有効な多糸条合成繊維の
直接紡糸延伸巻取方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 上記の目的を達成するために、本発明の多糸条合成繊
維の直接紡糸延伸巻取方法では、直線状に配列された複
数の紡出装置から4糸条以上の多糸条を溶融紡出させ、
紡出された各糸条を各々独立して冷却部を通過させ、次
いで、各々の糸条導入部が前記複数の紡出装置の配列方
向に対して略平行な方向に配列され、かつ、各々の糸条
導出部が前記複数の紡出装置の配列方向とは平行でない
異なる並びに配列されている、糸条数と同数の管状ダク
トを、各糸条を各々独立して通過させ、管状ダクトから
導出された各糸条に処理剤を各々独立して付与するとと
もに、各糸条の配列方向が前記糸条導入部配列方向に対
して略直角な方向になるように各糸条の走行方向を規制
し、前記糸条導入部配列方向に対して略直角のローラ軸
を有する同一の引取りローラによって各糸条を並走させ
て引取り、その後、引取りローラと略平行なローラ軸方
向を有するローラ及び/又はローラ対を用いかつそのう
ちの少なくとも延伸ローラへは各糸条を並走させつつ多
数回周回させることによって延伸を行い、その後に各糸
条を各々独立して巻取ることを特徴とする。
さらに、延伸の後に巻取りを行う際、前記ローラ及び
/又はローラ対のローラ軸と略平行な方向に配列された
複数のターンローラによって各糸条の走行方向を変え、
配列されたターンローラのうちの中央側のターンローラ
を経た糸条は、ターンローラからより離れた位置に設け
られた巻取装置に導かれ、また、配列されたターンロー
ラのうちの端側のターンローラを経た糸条は、ターンロ
ーラにより近い位置に設けられた巻取装置に導かれ、そ
れぞれ巻取られることが好ましい。
本発明について図面を用いて詳述する。図は全て本発
明に係るものである。第1図乃至第5図は一例であり、
第1図はその正面図、第2図は第1図のII−II′矢視側
面図、第3図は第1図のIII−III′矢視図、第4図は第
1図のIV−IV′矢視拡大図、第5図は第1図のV−V′
矢視拡大図である。第6図及び第7図は他の例であり、
第6図は第3図に、第7図は第5図に対応する図であ
る。
第1図に示すように多糸条合成繊維糸条Ya、Yb、Yc、
Ydは略直線状に配列された複数個の紡出装置1a、1b、1
c、1dから紡出され、各々独立して各紡出装置の下方に
設けられた冷却部2a、2b、2c、2dを通過して冷却され、
該冷却部2a、2b、2c、2dに連結して設けられた管状ダク
ト3a、3b、3c、3dを経て、該管状ダクト3a、3b、3c、3d
の下方に設けられた処理剤付与装置4a、4b、4c、4dで各
々独立して処理剤が付与される。
前記管状ダクト3a、3b、3c、3dは第1図、第2図及び
第3図に示すように、糸条導入部5a、5b、5c、5dが前記
複数の紡出装置1a、1b、1c、1dの配列方向に対して略平
行な方向に配列され、糸条導出部6a、6b、6c、6dは前記
複数個の紡出装置の配列方向とは平行でない異なる並び
に配列されている。第2図及び第3図の場合では、各糸
条導出部6a、6b、6c、6dは各糸条導入部5a、5b、5c、5d
の配列方向に対して斜目の直線方向に配列されている。
このように各糸条導出部6a、6b、6c、6dの配列が、各糸
条導入部5a、5b、5c、5dとは位置がずれていることによ
って、各管状ダクト3a、3b、3c、3dの中で各糸条Ya、Y
b、Yc、Ydに随伴する気流によって、糸条Ya、Yb、Yc、Y
dは、管状ダクト3a、3b、3c、3dの内壁に接することな
く走行方向が無理なく変えられる。
糸条導出部6aから導出された糸条Yaは、処理剤付与装
置4aに接して処理剤が付与されるが、ローラガイド7aに
よって走行位置が規制され、処理剤付与装置4aへの接触
が一定に保たれるとともに、ローラ8へと導かれるよう
に走行方向が規制される。同様に糸条Ybは、処理剤付与
装置4b、ローラガイド7bを経てローラ8に至り、糸条Yc
は、処理剤付与装置4c、ローラガイド7cを経てローラ8
に至り、糸条Ydは、処理剤付与装置4d、ローラガイド7d
を経てローラ8に至る。
前記処理剤付与装置4a、4b、4c、4dは、糸条Ya、Yb、
Yc、Ydの走行位置に合わせて各々独立して設けられてお
り、その配列方向は、糸条導出部6a、6b、6c、6dの配列
方向と同様、前記紡出装置1a、1b、1c、1dの配列方向に
対して斜目となっている。
前記ローラ8上を糸条Ya、Yb、Yc、Ydは略一定間隔で
並んだ状態で走行する。この並んだ状態での走行は、糸
条Ya、Yb、Yc、Ydが延伸された後までも続く。
並走する糸条Ya、Yb、Yc、Ydは、ローラ8の後に必要
に応じて処理剤付与装置9で処理剤が付与され、ローラ
10及び11を経て、ローラ12に至る。該ローラ10と12との
間では、1.02乃至1.08倍の予備延伸が施されるだけのプ
レストレッチが与えられる。
ローラ12を経た各糸条Ya、Yb、Yc、Ydは第1延伸ロー
ラ13、13′、第2延伸ローラ14、14′に巻回されて延伸
処理され、弛緩ローラ15、15′に巻回されて弛緩処理さ
れる。第2延伸ローラ14、14′と弛緩ローラ15、15′と
の間には必要に応じて第3延伸ローラ(図示なし)が設
けられてもよく、延伸条件、ローラ配置条件などによっ
てローラは増減される。前記の各ローラ類は、紡出装置
1a、1b、1c、1dの配列方向に対して略直角方向にローラ
軸を有するように設置され、各糸条Ya、Yb、Yc、Ydも、
紡出装置1a、1b、1c、1dの配列方向に対して略直角方向
に並んだ状態で走行する。
前記延伸ローラ13、13′に巻回された糸条Ya、Yb、Y
c、Ydは、第4図に示すように隣接する走行糸条の中心
と中心との間隔を略同じ状態に保って並走する。糸条と
糸条との間隔は、実際には糸条Ya、Yb、Yc、Ydが延伸さ
れて細くなった分だけ広くなっていく。
前記弛緩ローラ15、15′を経た糸条Ya、Yb、Yc、Yd
は、第1図及び第5図に示すように各々独立して直線状
に配列されたターンローラ16a、16b、16c、16dに至る。
ターンローラ16a、16b、16c、16dのうち中央側のター
ンローラ16b及び16cを経た糸条Yb及びYcを、該ターンロ
ーラ16a、16b、16c、16dから遠い位置に設けられた巻取
装置18b、18cに巻取り、糸巻ボビン19b、19cとなる。
また並設されたターンローラ16a、16b、16c、16dのう
ち端側のターンローラ16a及び16dを経た糸条Ya及びYd
を、該ターンローラ16a、16b、16c、16dに近い位置に設
けられた巻取装置18a、18dに巻取り、糸巻ボビン19a、1
9dとなる。なお、17a、17b、17c、17dは各々独立して補
助的に設けられたターンガイドローラである。
前記ターンローラ16a、16b、16c、16d及び/又はター
ンガイドローラ17a、17b、17c、17dはダンサーアームな
どの張力調整機構を併設し又は兼備するようにしてもよ
く、また、独立して各糸条Ya、Yb、Yc、Ydの張力を独立
して調整しうるように、弛緩ローラ15、15′とターンガ
イドローラ17a、17b、17c、17dとの間に独立して張力調
整機構を設けてもよい。
前記のように管状ダクト3a、3b、3c、3dの糸条導出部
6a、6b、6c、6dは、糸条導入部5a、5b、5c、5dの配列方
向や紡出装置1a、1b、1c、1dの配列方向とは平行でない
異なる並びとしているので、糸条Ya、Yb、Yc、Ydはそれ
ぞれの随伴気流によって自然に管状ダクト3a、3b、3c、
3dの略中心を通って糸条導出部6a、6b、6c、6dの略中心
から導出される方向へと糸条走行方向を無理なく変える
ことができ、該糸条導出部6a、6b、6c、6dから出た糸条
Ya、Yb、Yc、Ydの品質ばらつきは抑制される。
これに対し、複数の管状ダクトの糸条導出部の配列方
向を、複数の紡出装置の配列方向と略平行として、その
後に多糸条を合糸することなく同じローラに巻回して並
走させようとすることは、その間に、走行位置規制ガイ
ドを設けて糸条間隔を保つようにしつつ糸条走行方向を
変えていくことによっても可能となるが、この方法の場
合では、走行位置規制ガイドによって走行方向が規制さ
れて変えられた糸条は、管状ダクトの糸条導出部近傍の
内部において、管状ダクト中央部分から周辺方向に押し
やられることになる。従って、糸条導出部への接触を避
けるためには、糸条導出部を大型にする必要がある。さ
らに、各糸条は管状ダクトの略中心から外れて偏った位
置を、しかも、各糸条が異なる位置を通ることになるの
で、これらの各糸条は、品質が一定となり難く、また、
1本の糸条を形成する各単糸間の品質バラツキも大きく
なる。
前記ターンローラ16a、16b、16c、16dを経た各糸条Y
a、Yb、Yc、Ydのうち中央側のターンローラ16b、16cを
経た糸条Yb、Ycは、巻取装置18a、18dの下を潜らせて通
過させ、ターンガイドローラ17b、17cを経て巻取装置18
b、18cで巻取るようにする。また、端側のターンローラ
16a、16dを経た糸条Ya、Ydをターンガイドローラ17a、1
7dを経て巻取装置18a、18dで巻取るようにする。これに
よって糸条Ya、Yb、Yc、Ydのいずれも交差し接触しあう
ことなく巻取ることができる。
前記管状ダクトの糸条導出部6a、6b、6c、6dの位置関
係は、第6図に示すようにしてもよい。その時は第7図
に示したように、ターンローラの中央側の糸条Yaは巻取
装置18aで、糸条Ybは巻取装置18bで、端側の糸条Ycは巻
取装置18cで、また、糸条Ydは巻取装置18dでそれぞれ巻
取られる。他の番号はすべて前記第3図及び第5図に示
したものと同じである。
[発明の効果] 紡出された多糸条の配列方向とは略直角方向にローラ
軸を有する同一のローラやローラ対を用い、これらに4
糸条以上の多糸条を並走させて巻回し同時に延伸処理な
どを行なうので、ローラ設置数が減少できる。しかも、
紡糸に続いて管状ダクトを通過する製糸プロセスであり
ながら、管状ダクトの装置構造等が特定されていること
によって、少ないスペース内に多糸条の紡糸延伸装置全
体が効率的に配設でき、装置の設置面積が少なくてす
み、設備費の減少や作業性の向上等に有効である。
また、管状ダクトから引取りローラに至る多糸条はそ
の配列方向が略直角に変えられても、各々の管状ダクト
の略中心を無理なく走行できるので、管状ダクト内を通
過する際の環境条件が糸条毎にばらつかず、各糸条の品
質の均一性が向上する。
さらに、延伸時に同一のローラに多糸条を多数回、巻
回しする際も並走させて巻回させるので、延伸時におけ
る熱履歴のばらつきが防止でき、各糸条の品質ばらつき
が抑制できる。
【図面の簡単な説明】
図は全て本発明に係るものである。第1図乃至第5図は
一例であり、第1図は正面図、第2図は第1図のII−I
I′矢視側面図、第3図は第1図のIII−III′矢視図、
第4図は第1図のIV−IV′矢視拡大図、第5図は第1図
のV−V′矢視拡大図である。第6図及び第7図は他の
例であり、第6図は第3図に、第7図は第5図に対応す
る図である。 [符号の説明] 1a、1b、1c、1d…紡出装置 2a、2b、2c、2d…冷却部 3a、3b、3c、3d…管状ダクト 4a、4b、4c、4d…処理剤付与装置 5a、5b、5c、5d…糸条導入部 6a、6b、6c、6d…糸条導出部 7a、7b、7c、7d…ローラガイド 16a、16b、16c、16d…ターンローラ 17a、17b、17c、17d…ターンガイドローラ 18a、18b、18c、18d…巻取装置 19a、19b、19c、19d…糸巻ボビン Ya、Yb、Yc、Yd…糸条、8…ローラ 9…処理剤付与装置、10、11、12…ローラ 13、13′…第1延伸ローラ、14、14′…第2延伸ローラ 15、15′…弛緩ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01D 5/096 - 5/098 D01D 5/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線状に配列された複数の紡出装置から4
    糸条以上の多糸条を溶融紡出させ、紡出された各糸条を
    各々独立して冷却部を通過させ、次いで、各々の糸条導
    入部が前記複数の紡出装置の配列方向に対して略平行な
    方向に配列され、かつ、各々の糸条導出部が前記複数の
    紡出装置の配列方向とは平行でない異なる並びに配列さ
    れている、糸条数と同数の管状ダクトを、各糸条を各々
    独立して通過させ、管状ダクトから導出された各糸条に
    処理剤を各々独立して付与するとともに、各糸条の配列
    方向が前記糸条導入部配列方向に対して略直角な方向に
    なるように各糸条の走行方向を規制し、前記糸条導入部
    配列方向に対して略直角のローラ軸を有する同一の引取
    りローラによって各糸条を並走させて引取り、その後、
    引取りローラと略平行なローラ軸方向を有するローラ及
    び/又はローラ対を用いかつそのうちの少なくとも延伸
    ローラへは各糸条を並走させつつ多数回周回させること
    によって延伸を行い、その後に各糸条を各々独立して巻
    取ることを特徴とする、多糸条合成繊維の直接紡糸延伸
    巻取方法。
  2. 【請求項2】延伸の後に巻取りを行う際、前記ローラ及
    び/又はローラ対のローラ軸と略平行な方向に配列され
    た複数のターンローラによって各糸条の走行方向を変
    え、配列されたターンローラのうちの中央側のターンロ
    ーラを経た糸条は、ターンローラからより離れた位置に
    設けられた巻取装置に導かれ、また、配列されたターン
    ローラのうちの端側のターンローラを経た糸条は、ター
    ンローラにより近い位置に設けられた巻取装置に導か
    れ、それぞれ巻取られることを特徴とする請求項1記載
    の多糸条合成繊維の直接紡糸延伸巻取方法。
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