JP2012097369A - 仮撚加工機 - Google Patents

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【課題】コンパクトな構成とした上で生産性を向上させ、短時間で多くのパッケージの巻き取りを行い、全ての巻取装置に巻き取られたパッケージを容易に交換可能にした仮撚加工機を提供する。
【解決手段】仮撚加工機1は、主機台2が鉛直方向に延在して配置されており、主機台2と作業空間3を挟んで対向配置され、複数の給糸パッケージ5を保持する給糸クリール4と、主機台2の上方に配置され、給糸クリール4から供給された糸を仮撚する仮撚装置6と、主機台2に設けられ、仮撚装置6で仮撚された各糸Yを巻き取る巻取装置7などを有している。巻取装置7は、鉛直方向に沿って4段設けられている。作業空間3には、主機台2に固定的に設けられて、少なくとも最も上段の巻取装置7により巻き取られたパッケージを交換するための架台25が配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、糸に仮撚加工を施す仮撚加工機に関する。
従来から、糸に仮撚加工を施して捲縮を付与した加工糸を製造する仮撚加工機が知られている。例えば、特許文献1には、主機台に、仮撚された糸を巻き取る巻取装置が配置され、この主機台と作業空間を空けて、糸を供給する給糸部が対向配置されており、給糸部から巻取装置への糸道に仮撚装置が設けられた仮撚加工機について記載されている。この特許文献1のように、手動でパッケージを交換する機種においては、作業者が床面に立った状態で手を伸ばして、巻取装置からパッケージを交換可能とするために、巻取装置を3段に設けていた。
特開平9−273042号公報(図5)
ところで、近年、生産性向上のため、短時間でより多くのパッケージの巻き取りを行えることが望まれている。そのためには、仮撚加工機の巻取装置の数を増やすことが考えられるが、巻取装置の数を水平面方向に増やすと、水平面方向に仮撚加工機が大型化してしまう。すると、例えば、仮撚加工機を収容する部屋の大きさが広くなり、部屋内の温調費が増大してしまう。また、巻取装置の数を鉛直方向に増やすと、上段の巻取装置により巻き取られたパッケージの交換が困難になってしまう。
そこで、本発明の目的は、コンパクトな構成とした上で生産性を向上させ、短時間で多くのパッケージの巻き取りを行いつつ、全ての巻取装置に巻き取られたパッケージを容易に交換可能にした仮撚加工機を提供することである。
本発明の仮撚加工機は、糸を供給する給糸部と、この給糸部から供給された糸を仮撚する仮撚装置と、この仮撚装置で仮撚された糸を巻き取る巻取装置と、を備えており、1スパン内に多錘を含み、スパン数が1以上で構成される仮撚加工機であって、前記巻取装置が、主機台に設けられるとともに、前記給糸部が、前記主機台と作業空間を空けて対向配置されており、前記主機台には、前記巻取装置が4段に設けられており、前記作業空間には、少なくとも最も上段の前記巻取装置により巻き取られたパッケージを交換するための架台が設けられている。
本発明の仮撚加工機によると、巻取装置を4段に設けることで、巻取装置を3段以下に設ける場合と比較して、並行して巻き取りを行うパッケージの数が多いため、短時間で多くのパッケージの巻き取りを行うことができる。また、巻取装置を鉛直方向に並べて配置することで、水平面方向に並べて配置する場合と比較して、仮撚加工機をコンパクトに構成することができる。そして、作業者がパッケージを交換するときに、巻取装置が4段に設けられたことで床面からでは作業者が届かないような上段の巻取装置に巻き取られたパッケージについては、架台に乗ることで交換可能であり、全ての巻取装置に巻き取られたパッケージを容易に交換することができる。
また、複数の前記スパンは、所定の配設方向に並んで配置されており、前記作業空間には、作業台車が前記配設方向に走行可能に設けられており、前記架台は、前記作業空間の前記巻取装置側の位置に配置されていることが好ましい。架台が、作業空間の巻取装置側の位置に設けられることで、床面からでは作業者が届かないような上段の巻取装置に巻き取られたパッケージの交換作業がより容易となる。
さらに、前記スパン内の前記巻取装置の水平方向の取り付けピッチが425mm以下であることが好ましい。
加えて、前記第2加熱装置は、前記4段の巻取装置の1段目から4段目まで前記鉛直方向に沿って延在していることが好ましい。第2加熱装置は、糸の延伸仮撚加工後の弛緩熱処理を行う装置である。巻取装置が4段になったことで、3段以下の場合に比べて、4段の巻取装置の隣に鉛直方向に沿って配置された第2加熱装置の長さを長くすることができる。これにより、弛緩熱処理に必要な加熱時間を長くできるため、糸の走行速度を速くしても、品質を維持することが可能となり、生産性を向上させることができる。
また、前記架台は、前記配設方向に延在したガイド部を有しており、前記作業台車は、前記架台の前記ガイド部と係合する係合部を有しており、前記作業台車は、前記係合部が前記ガイド部と係合して、前記配設方向にガイドされながら走行可能であることが好ましい。これによると、作業台車が蛇行するのを防止することができる。
巻取装置を4段に設けることで、コンパクトな構成とした上で生産性を向上させ、短時間で多くのパッケージの巻き取りを行うことができる。また、作業者がパッケージを交換するときに、巻取装置が4段に設けられたことで床面からでは作業者が届かないような上段の巻取装置に巻き取られたパッケージについては、架台に乗ることで交換可能であり、全ての巻取装置に巻き取られたパッケージを容易に交換することができる。
本実施形態に係る仮撚加工機の概略断面図である。 架台を使ったパッケージ交換時の仮撚加工機の概略断面図である。 糸掛けの工程についての説明図である。 台車を使った糸掛け時の仮撚加工機の概略断面図である。 実施例1、2における1スパン当たりの幅方向長さ、巻取装置のピッチ及び仮撚装置のピッチについて説明する図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、例えば、ポリエステルやポリアミドなどの熱可塑性合成繊維に、仮撚を施して捲縮を付与し、伸縮性に富んだ加工糸を製造する仮撚加工機について説明する。
まず、仮撚加工機の概略構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る仮撚加工機の概略断面図である。図1に示すように、仮撚加工機1は、主機台2が鉛直方向に延在して配置されており、主機台2と作業空間3を挟んで対向配置され、複数の給糸パッケージ5を保持する給糸クリール4と、主機台2の上方に配置され、給糸クリール4から供給された糸Yを仮撚する仮撚装置6と、主機台2に設けられ、仮撚装置6で仮撚された各糸Yを巻き取る巻取装置7などを有している。巻取装置7は、鉛直方向に沿って4段設けられている。
そして、給糸クリール4から仮撚装置6までの糸道には、糸走行方向の上流側から順に第1フィードローラ20、シフターガイド31、第1加熱装置11、冷却装置12が配置されている。また、仮撚装置6から巻取装置7までの糸道には、糸走行方向の上流側から順に第2フィードローラ21、インターレースノズル14、第2加熱装置15、第3フィードローラ22、オイリングローラ40が配置されている。
第1フィードローラ20は、作業空間3の上方に配置されている。第1加熱装置11は、作業空間3の上方であって、第1フィードローラ20よりもさらに上方に配置されている。冷却装置12は、作業空間3の上方の第1加熱装置11よりも主機台2側に配置されている。そして、第1加熱装置11と冷却装置12は、作業空間3の上方において、主機台2から離れるように、斜め上方へ向かって略一直線に配置されている。シフターガイド31は、鉛直方向に関する第1フィードローラ20と第1加熱装置11の間に配置されており、後述する糸掛け時に、第1加熱装置11と冷却装置12内に糸Yを通す。
第2フィードローラ21は、主機台2の上方に配置されている。インターレースノズル14は、主機台2の上方であって、第2フィードローラ21よりも下方に配置されている。第2加熱装置15は、主機台2に設けられ、作業空間3から見て、巻取装置7の裏側に配置されており、4段の巻取装置7の1段目から4段目まで鉛直方向に沿って延在している。このように各装置がレイアウトされて、給糸クリール4から巻取装置7までの糸道は、作業空間3を囲むように形成されている。
仮撚加工機1は、これら各装置の集まりで1つのスパンを構成しており、このようなスパンが、主機台2の作業空間3から離れた側の端部を軸として線対称に配置されているとともに、図1の紙面垂直方向(配設方向)に複数並べて配置されている。そして、作業空間3は、配設方向に沿って開通している。
次に、給糸クリール4から給糸された糸Yが巻取装置7に巻き取られるまでの仮撚加工機1の動作について簡単に説明する。
第1〜第3フィードローラ20〜22は、糸走行方向の上流側から下流側へ糸Yを送るためのローラであり、第1フィードローラ20の糸送り速度よりも第2フィードローラ21の糸送り速度が速くなるように各糸送り速度が設定されている。このため、第1フィードローラ20と第2フィードローラ21との間で糸Yは延伸される。また、第2フィードローラ21の糸送り速度よりも第3フィードローラ22の糸送り速度が遅くなるように各糸送り速度が設定されている。このため、第2フィードローラ21と第3フィードローラ22との間で糸Yは弛緩される。
そして、第1フィードローラ20と第2フィードローラ21との間で延伸された糸Yは、例えば、フリクションディスク式のツイスタである仮撚装置6によって撚りが付与されて送られる。仮撚装置6で形成される撚りは、第1フィードローラ20まで伝搬して、延伸されつつ加撚された糸Yは、第1加熱装置11で加熱された後、冷却装置12で冷却され、撚りが固定される。加撚及び熱固定された糸Yは、仮撚装置6を通過した後、第2フィードローラ21に至るまでに解撚される。
このようにして延伸仮撚加工された糸Yは、インターレースノズル14において適宜に交絡部が形成されて、集束性が付与された後、第2加熱装置15で弛緩熱処理され、オイリングローラ40を介して巻取装置7によって紙管に巻き取られ、満管パッケージ8を形成する。そして、満巻パッケージ8は、巻取装置7から作業者により取り外され、作業空間3を走行するストッカ27(図2参照)に貯留される。そして、新たな紙管が作業者により巻取装置7に取り付けられ、紙管への巻き取り作業が再開される。
ここで、従来では、満管パッケージ8の巻き径(本実施形態では、最大φ300mm)を考慮した段と段の間隔とした上で、作業者が床面24に立った状態で、満管パッケージ8の取り外し、及び、紙管の取り付け(以下、パッケージの取り外しと取り付けを総称して、パッケージの交換と称す)が可能なように構成しようとすると、巻取装置7の段数としては3段が最大であった。しかしながら、本実施形態では、巻取装置7を4段に設けており、作業者が床面24に立った状態では、4段目の巻取装置7でのパッケージの交換は困難である。
そこで、本実施形態においては、作業空間3の巻取装置7側には、主機台2に固定して設けられた架台25が配置されている。図2は、架台を使ったパッケージ交換時の仮撚加工機の概略断面図である。図2に示すように、架台25の作業面25aの高さは、作業者が作業面25aに乗ることで、4段目の巻取装置7のパッケージを交換できる高さとなっている。
また、作業空間3には、配設方向(図1の紙面垂直方向)に走行可能な作業台車16が設けられている。作業台車16は、車輪が設けられた台車部17と、台車部17の上部に連結された作業部18とを有している。詳しくは後述するが、作業者は、作業台車16に乗り、作業空間3の上方、例えば、第1フィードローラ20への糸掛けを行ったり、メンテナンスを行ったりすることが可能となっている。
そして、架台25は、配設方向に延在し、作業面25aの巻取装置7から遠い側の先端部において下方に突出したガイド部26を有している。また、作業台車16の台車部17は、架台25のガイド部26と係合する係合部17aを有しており、この係合部17aが架台25のガイド部26と係合した状態で、配設方向に移動可能となっている。これにより、作業台車16が蛇行するのを防止することができる。
次に、紙管への巻き取りを行う前の仮撚加工機1の各装置への糸掛けについて、図3を参照して説明する。図3は、糸掛けの工程についての説明図である。なお、図3においては、糸道がわかりやすいように、実際には各装置内を通って見えない糸Yについても実線で図示している。
図3(a)に示すように、給糸クリール4から供給された糸Yを主機台2の上部に設置した吸糸パイプ30で吸引する。すると、吸糸パイプ30に吸引されている糸Yは、作業空間3を直線状に横切った状態となる。そして、第1フィードローラ20、シフターガイド31、第2フィードローラ21の順に糸Yを掛ける。このとき、第1フィードローラ20と第2フィードローラ21は停止している。その後、第2フィードローラ21を駆動して、仮撚装置6に糸Yを掛ける。
そして、シフターガイド31を自動または手動で上昇させることで、糸Yは第1加熱装置11、冷却装置12内に自動的に入る。その後、第1フィードローラ20を駆動して、図3(b)に示すように、インターレースノズル14に糸Yを掛ける。
その後、図3(c)に示すように、第2加熱装置15の下端近傍にサクションガン32を取り付け、吸糸パイプ30に吸引されている糸Yを第2加熱装置15の上流端ガイド33に糸掛けして、その近傍でカットする。すると、給糸クリール4と繋がった糸Yは、第2加熱装置15内を通過して、サクションガン32に吸引される。その後、図3(d)に示すように、第3フィードローラ22、オイリングローラ40に糸Yを掛けた後、巻取装置7へ糸Yを掛けて、糸掛けは完了する。
ここで、上述したように、糸掛けの際に、作業者は、インターレースノズル14に糸Yを掛けたり、吸糸パイプ30に吸引されている糸Yを第2加熱装置15の上流端ガイド33近傍でカットしたり、巻取装置7(主機台2)の上方で作業を行う必要がある。そこで、図4に示すように、作業台車16の作業部18の作業面18aは、架台25(作業面25a)の上方に張り出している。これにより、作業台車16を利用して、作業空間3の上方での糸掛け作業に加えて、巻取装置7の上方での糸掛け作業、特に、巻取装置7の裏側に配置された第2加熱装置15の上流端近傍での糸掛け作業が容易となる。
次に、上述したように、巻取装置7が4段設けられており、1スパン当たり1段に4つの巻取装置7が並べて配置されているときのレイアウトにおける各寸法について説明する。具体的には、1スパン当たりの幅方向長さ(図1の紙面直交方向の長さ)、複数の仮撚装置6の配設方向に関するピッチ、及び、複数の巻取装置7の配設方向に関するピッチについて、図5を参照して説明する。図5は、実施例1、2における1スパン当たりの幅方向長さ、複数の仮撚装置の配設方向に関するピッチ、及び、複数の巻取装置の配設方向に関するピッチについて説明する図である。
上述したように、仮撚装置6がフリクションディスク式のツイスタである場合、図5(a)に示すように、ディスク径をφ52とすると、ディスクの取り付け取り外しを考慮すれば、仮撚装置6のピッチ=100mmとなる。そして、仮撚装置6は1スパン(SP1)当たり16ユニットなので、1スパン(SP1)幅方向長さ=1600mmとなる。すると、巻取装置7は1段に4つ設けられているので、1段に4つ並んだ巻取装置7のピッチ=400mmとなる(実施例1)。同様に、図5(b)に示すように、ディスク径をφ58とすると、仮撚装置6のピッチ=106mm、1スパン(SP2)幅方向長さ=1700、巻取装置7のピッチ=425mmとなる(実施例2)。なお、これらの数値は、ディスク径に応じて適宜変わる。
本実施形態の仮撚加工機1によると、巻取装置7を4段に設けることで、巻取装置7を3段以下に設ける場合と比較して、並行して巻き取りを行うパッケージの数が多いため、短時間で多くのパッケージの巻き取りを行うことができる。また、巻取装置7を鉛直方向に並べて配置することで、水平面方向に並べて配置する場合と比較して、仮撚加工機1をコンパクトに構成し、生産性を向上させることができる。さらに、仮撚加工機1を収容する部屋を小さくでき、部屋内の温調費を削減することができる。そして、作業者がパッケージを交換するときに、巻取装置7が4段に設けられたことで、床面24からでは作業者が届かないような上段の巻取装置7に巻き取られたパッケージの交換作業については、架台25に乗ることで交換可能であり、全ての巻取装置7に巻き取られたパッケージを容易に交換することができる。
また、巻取装置7が4段になったことで、3段以下の場合と比較して、巻取装置7の隣に鉛直方向に沿って配置された第2加熱装置15の長さを長くすることができる。これにより、弛緩熱処理に必要な加熱時間を長くできるため、糸Yの走行速度を速くしても、品質を維持することが可能となり、生産性を向上させることができる。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
本実施形態において、仮撚装置6はフリクションディスク式のツイスタであったが、仮撚を施すことが可能であれば、いかなる方式の装置でもよく、例えば、ベルト式のニップツイスタであってもよい。
さらに、本実施形態においては、作業台車16の作業部18の作業面18aは、架台25(作業面25a)の上方に張り出していたが、作業効率が低下しないのであれば、張り出していなくてもよい。これにより、作業面18aの張り出した部分に作業者が乗ったときに、作業台車16が重みで傾いてしまわないように作業台車16を設計する必要がなく、作業台車16を簡素化することができる。
また、本実施形態においては、架台25は、主機台2に固定されていたが、固定されている場所はどこでもよく、床面24に固定されていてもよい。
さらに、本実施形態においては、第2加熱装置15は、巻取装置7の1段目から4段目まで延在していたが、糸種などに応じた任意の加熱温度や加熱時間に対応可能であれば、その長さは適宜の長さでよい。
1 仮撚加工機
2 主機台
3 作業空間
4 給糸クリール
6 仮撚装置
7 巻取装置
25 架台
SP1、SP2 スパン
Y 糸

Claims (5)

  1. 糸を供給する給糸部と、この給糸部から供給された糸を仮撚する仮撚装置と、この仮撚装置で仮撚された糸を巻き取る巻取装置と、を備えており、1スパン内に多錘を含み、スパン数が1以上で構成される仮撚加工機であって、
    前記巻取装置が、主機台に設けられるとともに、前記給糸部が、前記主機台と作業空間を空けて対向配置されており、
    前記主機台には、前記巻取装置が4段に設けられており、
    前記作業空間には、少なくとも最も上段の前記巻取装置により巻き取られたパッケージを交換するための架台が設けられていることを特徴とする仮撚加工機。
  2. 複数の前記スパンは、所定の配設方向に並んで配置されており、
    前記作業空間には、作業台車が前記配設方向に走行可能に設けられており、
    前記架台は、前記作業空間の前記巻取装置側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の仮撚加工機。
  3. 前記スパン内の前記巻取装置の水平方向の取り付けピッチが425mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の仮撚加工機。
  4. 前記第2加熱装置は、前記4段の巻取装置の1段目から4段目まで前記鉛直方向に沿って延在していることを特徴とする請求項2または3に記載の仮撚加工機。
  5. 前記架台は、前記配設方向に延在したガイド部を有しており、
    前記作業台車は、前記架台の前記ガイド部と係合する係合部を有しており、
    前記作業台車は、前記係合部が前記ガイド部と係合して、前記配設方向にガイドされながら走行可能であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の仮撚加工機。
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