JP2913592B2 - パチンコゲーム機 - Google Patents

パチンコゲーム機

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JP2913592B2 JP32729790A JP32729790A JP2913592B2 JP 2913592 B2 JP2913592 B2 JP 2913592B2 JP 32729790 A JP32729790 A JP 32729790A JP 32729790 A JP32729790 A JP 32729790A JP 2913592 B2 JP2913592 B2 JP 2913592B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、賞球としてのパチンコ玉を放出するために
設けられた放出機構を利用して貸出球としてのパチンコ
玉を放出させるようにしたパチンコゲーム機に関する。
(従来の技術) パチンコホールにおいては、対価情報である金額情報
を記憶した遊技券としてのプリペイドカードを利用して
遊技用のパチンコ玉の貸出を行う構成とすることが行わ
れているが、この場合でも、パチンコ玉を貸出すための
玉貸機をパチンコゲーム機とは別途に設けるようにして
おり、このため多くの設備を必要としてメンテナンスの
複雑化を招いているのが実情である。そこで、近年にお
いては、パチンコゲーム機に賞球としてのパチンコ玉を
任意個数ずつ放出できる構成の放出機構が設けられてい
ることに着目して、パチンコゲーム機に上記放出機構を
利用した玉貸機能を持たせる構成とし、以て玉貸機を別
途に設けなくとも済むようにすることが考えられてお
り、この場合、放出機構はパチンコ玉を玉発射機構用補
給皿へ放出する構成となっているから、貸出を受けたパ
チンコ玉を一々玉発射機構用補給皿へ移す必要がなくな
るという副次的効果も得られる。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように構成されたパチンコホールで遊技者がパ
チンコゲーム機での遊技を継続的に行う場合において、
その遊技途中において手持ちパチンコ玉が残り少なくな
ったとき(或いは手持ちパチンコ玉がなくなったとき)
には、その都度毎にパチンコ玉の貸出を受けねばなら
ず、その貸出を受けるための操作が煩雑になって遊技の
興を削く虞があり、この点が未解決の課題となってい
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、玉発射機構用補給皿内のパチンコ玉が残り少な
くなったときに、予めセットされた状態の遊技券に記憶
された対価情報の範囲内の所定個数のパチンコ玉を当該
補給皿に対して自動的に供給するという自動貸出動作
を、遊技者が必要とするときのみ選択的に行わせること
ができ、以てパチンコ玉の貸出を受けるための操作を大
幅に簡単化できると共に、遊技者側の利便性を向上させ
得るようになるパチンコゲーム機を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、パチンコ玉の
入賞に応じて賞球としてのパチンコ玉を玉発射機構用補
給皿へ放出する放出機構と、対価情報が記憶された遊技
券をセット可能な端末装置と、遊技者により操作可能に
設けられた操作手段と、前記玉発射機構用補給皿内のパ
チンコ玉が所定個数以下になったことを検出する検出手
段と、自動玉貸モード及び手動玉貸モードの何れかを選
択可能に設けられた切換スイッチと、この切換スイッチ
により手動玉貸モードが選択された状態では、前記操作
手段が操作されたときに前記端末装置にセットされた遊
技券の記憶対価情報の範囲内のパチンコ玉を前記放出機
構から前記玉発射機構用補給皿へ貸出球として放出させ
ると共に、上記対価情報をその放出パチンコ玉数に応じ
た分だけ減少させるという手動貸出動作を行い、上記切
換スイッチにより自動玉貸モードが選択された状態で
は、前記検出手段が検出状態になる毎に前記端末装置に
セットされた遊技券の記憶対価情報の範囲内のパチンコ
玉を前記放出機構から前記玉発射機構用補給皿へ貸出球
として放出させると共に、上記対価情報をその放出パチ
ンコ玉数に応じた分だけ減少させるという自動貸出動作
を行う放出制御手段とを備えた構成としたものである。
(作用) 遊技者がパチンコゲーム機において新規に遊技を開始
しようとする場合には、そのパチンコゲーム機が有する
端末装置に対して、対価情報が記憶された遊技券をす
る。この場合、切換スイッチにより手動玉貸モードが選
択されている状態で操作手段を操作すると、放出制御手
段が、遊技券の記憶対価情報の範囲内で貸出球としての
パチンコ玉を玉発射機構用補給皿へ放出機構を通じて放
出させると共に、上記対価情報をその放出パチンコ玉数
に応じた分だけ減少させるようになるから、遊技者は上
記パチンコ玉により遊技を行うことができる。尚、放出
制御手段は、上記のようなパチンコ玉の放出時には、遊
技券の対価情報を放出パチンコ玉数に応じた分だけ減少
させる。
この後、パチンコゲーム機での遊技により玉発射機構
用補給皿内のパチンコ玉が所定個数以下に減少したとき
には、検出手段が検出状態を呈するようになる。このよ
うな場合、前記切換スイッチにより自動玉貸モードが選
択されていたときには、放出制御手段にあっては、検出
手段が検出状態となる毎に前記遊技券の記憶対価情報の
範囲内で放出機構から所定個数のパチンコ玉を放出させ
て玉発射機構用補給皿に流入させると共に、遊技券の対
価情報を上記放出パチンコ玉数に応じた分だけ減少させ
るようになる。この結果、遊技途中において手持ちパチ
ンコ玉が残り少なくなったときに、従来のように、その
都度パチンコ玉の貸出操作を行う必要がなくなる。要す
るに、遊技者は、操作手段の操作毎に上記遊技券の記憶
対価情報の範囲内でパチンコ玉を放出させるという通常
の手動玉貸動作の他に、上述したような自動的な玉貸動
作が行われる状態を選択することができるものである。
(実施例) まず、本発明の第1実施例について第1図乃至第3図
を参照しながら説明する。
第1図において、パチンコゲーム機1は、その玉発射
機構用補給皿たる上皿2内のパチンコ玉を電動式の発射
機構3を通じて盤面4へ発射する構成となっている。上
記盤面4には、3桁の数字列を備えたルーレット5、複
数個の通常の入賞孔6、電気役物7aを備えた特賞用入賞
孔7、スタート用入賞孔8が設けられている。この場
合、ルーレット5は、スタート用入賞孔8にパチンコ玉
が入賞するのに応じて動作開始されると共に、この後に
所定時間が経過したときに動作停止されるものであり、
停止時における各桁の数字が特定の組合わせとなったと
きに特賞状態を呈する構成となっており、斯かる特賞状
態では電気役物7aにより特賞用入賞孔7が例えば所定時
間だけ開放されてパチンコゲーム機1の入賞率が極端に
高くなる。尚、通常の入賞孔6、特賞用入賞孔7へのパ
チンコ玉の入賞に応じた賞球は例えば13個に設定され、
スタート用入賞孔8へのパチンコ玉の入賞に応じた賞球
は例えば7個に設定されている。
パチンコゲーム機1の背面側上部に設けられた貯留タ
ンク9は、図示しない玉補給路から第1の計数器10を通
じて供給されるパチンコ玉を一時的に貯留すると共に、
その貯留パチンコ玉をパチンコゲーム機1の背面側に設
けられた放出機構11に与えるようになっている。尚、上
記第1の計数器10は、貯留タンク9に供給されるパチン
コ玉数を計数するものであり、その計数値を示す放出玉
数信号Paを周知構成のパチンコホール用集中管理装置に
送信する構成となっている。
放出機構11は、貯留タンク9内のパチンコ玉を上皿2
内へ放出するために設けられたもので、駆動源として例
えばステップモータ(図示せず)が利用されており、そ
のステップモータの回転量を制御することによりパチン
コ玉放出個数を任意に制御できる構成となっている。
パチンコゲーム機1の前面側下部に設けられたアウト
玉タンク12には、盤面4に打込まれたパチンコ玉が流入
するようになっており、そのパチンコ玉は第2の計数器
13を通じて回収されるようになっている。尚、第2の計
数器13は、上記のような回収パチンコ玉数を計数するも
のであり、その計数値を示すアウト玉数信号Pbを前記図
示しない集中管理装置に送信する構成となっている。
パチンコゲーム機1の背面側下部には、カードユニッ
ト14が設けられている。このカードユニット14は、その
前面に、遊技券たるプリペイドカードPCが挿入される挿
入口15、この挿入口15に挿入された状態のプリペイドカ
ードPCを取出すときに操作されるイジェクトスイッチ1
6、上記プリペイドカードに記憶された対価情報として
の金額情報Mを表示するための残高表示部17、この残高
表示部17に表示された金額情報Mの範囲内のパチンコ玉
を前記放出機構11を通じて放出させるための操作手段た
る玉貸スイッチ18、自動玉貸モード及び手動玉貸モード
の何れかを選択するための切換スイッチ19を備え、内部
には端末装置たるカードリーダライタ(第2図に符号20
を付して示す)を備えて成る。
尚、上記プリペイドカードPCは、磁気カードを利用し
たもので、所定のセキュリティコードCXの他に販売価格
に応じた金額情報Mが例えば100円単位で記憶されてい
る。
パチンコゲーム機1の上皿2には、検出手段たる玉切
れセンサ21が設けられており、この玉切れセンサ21は、
上皿2内のパチンコ玉が所定個数(例えば10個程度)以
下となったときに玉切れ検知信号Spを発生するようにな
っている。
パチンコゲーム機1の背面側には、放出制御手段たる
制御回路22が設けられている。この制御回路22は、マイ
クロコンピュータにより構成されたもので、第2図には
制御回路22の周辺回路構成が示されており、以下これに
ついて制御回路22の概略的な機能と共に説明する。
即ち、第2図において、前記入賞孔6に対応して設け
られた入賞検知スイッチ23群、前記特賞用入賞孔7に対
応して設けられた入賞検知スイッチ24、前記スタート用
入賞孔8に対応して設けられた入賞検知スイッチ25は、
パチンコ玉の入賞に応じて夫々検知パルスP1、P2、P3を
発生するようになっており、それらの検知パルスP1、P
2、P3は入力回路26を介して制御回路22に与えられる。
このとき、制御回路22は、検知パルスP1、P2、P3が入力
される毎に放出機構11を出力回路27を通じて駆動するも
のであり、これにより賞球としてのパチンコ玉を上皿2
へ放出する。尚、この場合、検知パルスP1、P2の各入力
時には13個のパチンコ玉を放出し、検知パルスP3の入力
時には7個のパチンコ玉を放出する構成となっている。
前記スロットマシン5は、その停止時における各桁の
数字を示す数値信号S1〜S3を入力回路26を介して制御回
路22に与えるようになっている。制御回路22にあって
は、上記数値信号S1〜S3により示される数字が特定の組
合わせとなったときに出力回路27を通じて電気役物7aを
作動させ、以てパチンコゲーム機1を前述した特賞状態
に切換えると共に、出力回路27及び送信回路28を通じて
特賞信号Sf(ハイレベル信号)を出力するようになって
いる。
前記イジェクトスイッチ16、玉貸スイッチ18及び切換
スイッチ19、並びに玉切れセンサ21は、各オン信号及び
切換信号並びに検知信号Spを入力回路26を介して制御回
路22に与え、制御回路22との間でデータの授受を行うよ
うに設けられた前記カードリーダライタ20は、挿入口15
にプリペイドカードPCが挿入されたときに挿入検知信号
を発生して制御回路22に与えるようになっている。
しかして、制御回路22にあっては、上記オン信号及び
挿入検知信号並びにプリペイドカードPCからの読み出し
情報に基づいて、第3図に示すような制御を行う構成と
なっており、以下その制御内容の概略を説明する。
即ち、制御回路22は、まず、カード挿入口15にプリペ
イドカードPCが挿入されたか否かを判断し、挿入状態と
なるまで待機する(ステップA1)。カード挿入口15にプ
リペイドカードPCが挿入されたときには、そのプリペイ
ドカードPCの挿入状態を保持すると共に、当該プリペイ
ドカードPCの記憶情報を読み出してラッチする(ステッ
プA2、A3)。
次いで、制御回路22は、上記読み出し情報中のセキュ
リティコードCXを照合して挿入口15に挿入されたプリペ
イドカードPCが適正なものか否かを判断し(ステップA
4)、不適正であった場合には、そのプリペイドカードP
Cをカードリーダライタ20を通じて返却すると共に、前
記ラッチ情報及び後述する入力禁止タイマを初期化して
ステップA1へ戻る(ステップA5、A6)。また、制御回路
22は、挿入されたプリペイドカードPCが適正なものであ
った場合には、そのプリペイドカードPCに100円単位で
記憶されている金額情報Mを残高表示部17に表示する
(ステップA7)。
次いで、制御回路22は、上記表示金額情報Mが100円
未満か否かを判断し(ステップA8)、100円未満であっ
た場合(金額データMの処理は100円単位で行われるか
ら、実際には表示金額情報Mが零の場合に相当)には、
前記プリペイドカードPCの返却ステップA5、及び初期化
ステップA6を実行した後にステップA1へ戻る。
残高表示部17に100円以上の金額情報Mが記憶されて
いた場合には、制御回路22は、玉切れセンサ21から検知
信号Spが入力されたか否か、つまりパチンコゲーム機1
の上皿2内のパチンコ玉が所定個数以下か否かを判断し
(ステップA9)、検知信号Spが入力されていないときに
は、玉貸スイッチ18がオン操作されたか否かを判断し
(ステップA10)、玉貸スイッチ18がオン操作されてい
ないときには、イジェクトスイッチ16がオン操作された
か否かを判断し(ステップA11)、イジェクトスイッチ1
6がオン操作されていないときにはステップA8へ戻る。
従って、制御回路22は、上皿2内に所定個数より多い
パチンコ玉が収納されている状態で、玉貸スイッチ18及
びイジェクトスイッチ16が何れもオン操作されない場合
には、ステップA8〜A11を繰り返し実行するループを形
成する。
ここで、遊技者がパチンコゲーム機1において新規に
遊技を開始しようとする場合のように上皿2内のパチン
コ玉が零の状態時、或はパチンコゲーム機1での遊技に
より上皿2内のパチンコ玉が所定個数以下に減少した状
態時には、玉切れセンサ21から検知信号Spが出力され
る。すると、制御回路22は、ステップA9で「YES」と判
断した後に、切換スイッチ19による選択モードが自動玉
貸モードか否かを判断するようになり(ステップA1
2)、「NO」の場合(手動玉貸モードが選択されていた
場合)には前記ステップA10へ移行するが、「YES」の場
合には、内部に有する入力禁止タイマ(図示せず)がタ
イマ動作中か否かを判断し(ステップA13)、動作して
いない場合にはその入力禁止タイマに一定時間のタイマ
動作を開始させるステップA14を実行した後にステップA
15へ移行し、タイマ動作中の場合にはステップA10へ移
行する。
尚、上記入力禁止タイマは、検知信号Spの出力に伴う
後述のパチンコ玉の放出動作が行われたときに、玉切れ
センサ21が上記検知信号Spの出力を停止するまでの時間
を確保するために設けられている。
制御回路22は、上記ステップA15では、放出機構11を
通じて100円相当個数のパチンコ玉を貸出球として上皿
2へ放出し、この後にプリペイドカードPCの記憶金額情
報Mをカードリーダライタ20を通じて100円分だけ減額
するように書き替え(ステップA16)、これに応じて残
高表示部17の表示を100円分だけ減少させる(ステップA
17)。次いで、制御回路22は、送信回路28を通じてパル
ス数の売上信号Pmを出力し(ステップA18)、この後に
前記ステップA11へ移行する。
上述したようなステップA15以降の制御は、ステップA
10で「YES」と判断された場合、つまり玉貸スイッチ18
がオン操作された場合にも行われるものであり、従っ
て、切換スイッチ19による選択モードの如何に拘らず、
玉貸スイッチ18のオン操作毎に、挿入状態にあるプリペ
イドカードPCに記憶されている金額情報Mの範囲内で単
位個数ずつのパチンコ玉へ上皿2に放出されることにな
る。
イジェクトスイッチ16がオンされた場合(ステップA1
1で「YES」)、制御回路22は、金額情報Mの書き替え中
であった場合にその書き替えが済むまで待機し(ステッ
プA19)、上記書き替え動作が行われていない状態で
は、プリペイドカードPCをカードリーダライタ20を通じ
て返却すると共に、前記ラッチ情報及び入力禁止タイマ
を初期化し(ステップA20、A21)、この後にステップA1
へ戻る。従って、遊技者は必要に応じてプリペイドカー
ドPCの返却を受けることができる。
尚、制御回路22は、周知構成のパチンコホール用集中
管理装置(図示せず)からの打止信号Szを受けるように
なっており、打止信号Szが入力されたときには出力回路
27を通じて発射機構3の電源を遮断してパチンコゲーム
機1を遊技不能状態に切換える構成となっている。
以上要するに、パチンコゲーム機1は、カードユニッ
ト14の挿入口15に対して、適正且つ100円以上の金額情
報Mが記憶されたプリペイドカードPCが挿入された状態
では、玉貸スイッチ18がオン操作される毎に上記プリペ
イドカードPCに記憶されている金額情報Mの範囲内で10
0円分ずつのパチンコ玉を貸出球として上皿2へ放出す
ると共に、プリペイドカードPCに記憶されている金額情
報Mを100円分ずつ減少させるものである。この場合、
上記のようなパチンコ玉の放出は、賞球としてのパチン
コ玉を放出するために設けられた放出機構11を利用して
行っているから、パチンコゲーム機及び玉貸機を別途に
設ける場合のように多くの設備を必要としなくなるもの
である。
また、パチンコゲーム機1は、上述のように適正且つ
100円以上の金額情報Mが記憶されたプリペイドカードP
Cが挿入された状態において、切換スイッチ19により自
動玉貸モードが選択されていた場合には、上皿2内のパ
チンコ玉が所定個数以下となって玉切れセンサ21から検
知信号Spが出力される毎に、上述のようなパチンコ玉の
放出動作及びプリペイドカードPCのデータ書き替え動作
を行うものである。つまり、遊技者がパチンコゲーム機
1において新規に遊技を開始すべくカードユニット14の
挿入口15にプリペイドカードPCを挿入したとき、並びに
プリペイドカードPCを挿入したままパチンコゲーム機1
での遊技を行っている最中に上皿2内のパチンコ玉が所
定個数以下に減少したときには、単位個数(100円分)
ずつのパチンコ玉が上皿2に自動的に供給されると共
に、その供給毎にプリペイドカードPCに記憶されている
金額情報Mが100円分ずつ減少されるものである。この
結果、遊技途中において手持ちパチンコ玉が残り少なく
なったときに、その都度パチンコ玉の貸出操作を行うと
いう煩雑さがなくなるものである。
尚、上記実施例では、自動玉貸モード時において、10
0円分のパチンコ玉を上皿2へ自動供給する構成とした
が、予め所望に設定した価額のパチンコ玉を自動供給す
る構成としても良いものであり、この場合には前記第3
図中のステップA14に引き続いて、第4図に示すような
制御を行う構成とすれば良い。
即ち、第4図は、上皿2内のパチンコ玉が所定個数以
下に減少したときに、遊技者側において任意に設定でき
るように構成された設定額ΔM分ずつのパチンコ玉を上
皿2へ自動的に供給する例を示しており、以下これにつ
いて説明する。
制御回路22は、ステップA14実行後において、プリペ
イドカードPCに記憶されている金額情報Mが設定価額Δ
M以上か否かを判断し(ステップA22)、設定価額ΔM
以上であった場合には、放出機構11を通じて設定価額Δ
Mに相当した個数のパチンコ玉を貸出球として上皿2へ
放出し(ステップA23)、この後にプリペイドカードPC
の記憶金額情報Mをカードリーダライタ20を通じてΔM
分だけ減額するように書き替える(ステップA24)。次
いで、制御回路22は、残高表示部17の表示をΔMだけ減
少させると共に、送信回路28を通じてパルス状の売上信
号Pmを上記設定価額ΔM分だけ出力し(ステップA25、A
26)、この後にステップA8へ戻る。
一方、プリペイドカードPCに記憶されている金額情報
Mが設定価額ΔM未満であった場合(ステップA22で「N
O」)には、制御回路22は、放出機構11を通じて上記記
憶金額情報Mの全額に相当した個数のパチンコ玉を貸出
球として上皿2へ放出し(ステップA27)、この後にプ
リペイドカードPCの記憶金額情報Mを「0」に書き替え
る(ステップA28)。次いで、制御回路22は、残高表示
部17の表示を初期化すると共に、送信回路39を通じてパ
ルス状の売上信号Pmを上記金額情報Mに相当した価額分
だけ出力し(ステップA29、A30)、この後にステップA8
へ戻る。従って、この場合には、制御回路22がステップ
A8で「YES」と判断するようになるから、ステップA5、A
6が実行されてプリペイドカードPCの返却、及びステッ
プA3でのラッチ情報及び入力禁止タイマの初期化が行わ
れる。
第5図乃至第8図には本発明の第2実施例が示されて
おり、以下これについて前記第1実施例と異なる部分の
み説明する。
第5図において、パチンコゲーム機1′は、第1実施
例におけるパチンコゲーム機1と同様の貯留タンク9、
放出機構11、アウト玉タンク12、玉切れセンサ21などを
有し、また、パチンコゲーム機1′に対応した状態で、
放出玉数信号Paを発生する第1の計数器10、アウト玉数
信号Pbを発生する第2の計数器13が設けられている。
パチンコゲーム機1′の背面側には、補助制御回路29
が設けられており、この補助制御回路29は、第6図に示
すように、入賞検知スイッチ23、24、25群からの検知パ
ルスP1、P2、P3に基づいた賞球としてのパチンコ玉の放
出動作、スロットマシン5からの数値信号S1〜S3に基づ
いた電気役物7aの動作及び特賞信号Sfの出力の制御、外
部からの打止信号Szに基づいた打止動作の各制御を前記
第1実施例における制御回路20と同様に行う構成となっ
ている。また、補助制御回路29は、後述する制御ユニッ
ト30から放出指令信号Sjが与えられたときに、パチンコ
ゲーム機1側の放出機構11を通じて100円相当個数のパ
チンコ玉を貸出球として上皿2へ放出すると共に、その
放出が完了したときに放出完了信号Skを制御ユニット30
へフィードバックするように構成されている。
さて、制御ユニット30は、第5図に示すように、パチ
ンコゲーム機1′の上方に設置されており、その前面
に、図示しないプリペイドカード(第1実施例における
ものと同じ構成のものでセキュリティコードCX、金額情
報Mが記憶されている)が挿入される挿入口31、この挿
入口31に挿入された状態のプリペイドカードを取出すと
きに操作されるイジェクトスイッチ32、上記プリペイド
カードに記憶された金額情報Mを表示するための残高表
示部33、この残高表示部33に表示された金額情報Mの範
囲内のパチンコ玉を前記パチンコゲーム機1′内の放出
機構11を通じて放出させるための操作手段たる玉貸スイ
ッチ34、自動玉貸モード及び手動玉貸モードの何れかを
選択するための切換スイッチ35を備え、内部には端末装
置たるカードリーダライタ(第7図に符号36を付して示
す)を備えて成る。
しかして、第7図に示すように、制御ユニット30はマ
イクロコンピュータより成る放出制御手段としての制御
回路38を備え、前記イジェクトスイッチ32、玉貸スイッ
チ34及び切換スイッチ35は、各オン信号及び切換信号を
入力回路37を介して制御回路38に与えるようになってお
り、この制御回路38には、前記玉切れセンサ21からの検
知信号Sp及び補助制御回路29からの放出完了信号Skも入
力回路37を通じて与えられるようになっている。
制御回路38との間でデータの授受を行うように設けら
れた前記カードリーダライタ36は、挿入口31にプリペイ
ドカードが挿入されたとこに挿入検知信号を発生して制
御回路38に与えるようになっている。また、制御回路38
は、残高表示部33及び送信回路39を、出力回路40を介し
て制御すると共に、前記放出指令信号Sjを出力回路40を
通じて出力するようになっている。
しかして、制御回路38にあっては、上記のようなオン
信号、挿入検知信号、放出完了信号Sk、プリペイドカー
ドPCからの読み出し情報に基づいて、第8図に示すよう
な制御を行う構成となっており、以下その制御内容の概
略を説明する。
即ち、制御回路38は、まず、カード挿入口31にプリペ
イドカードPCが挿入されたか否かを判断し、挿入状態と
なるまで待機する(ステップB1)。カード挿入口31にプ
リペイドカードPCが挿入されたときには、そのプリペイ
ドカードPCの挿入状態を保持すると共に、当該プリペイ
ドカードPCの記憶情報を読み出してラッチする(ステッ
プB2、B3)。
次いで、制御回路38は、上記読み出し情報中のセキュ
リティコードCXを照合して挿入口31に挿入されたプリペ
イドカードPCが適正なものか否かを判断し(ステップB
4)、不適正であった場合には、そのプリペイドカードP
Cをカードリーダライタ36を通じて返却すると共に、前
記ラッチ情報を初期化してステップB1へ戻る(ステップ
B5、B6)。また、制御回路38は、挿入されたプリペイド
カードPCが適正なものであった場合には、そのプリペイ
ドカードPCに100円単位で記憶されている金額情報Mを
残高表示部33に表示する(ステップB7)。
次いで、制御回路38は、上記表示金額情報Mが100円
未満か否かを判断し(ステップB8)、100円未満であっ
た場合(実際には表示金額情報Mが零の場合に相当)に
は、プリペイドカードPCを返却する前記ステップB5、ラ
ッチ情報を初期化する前記ステップB6を実行した後にス
テップB1へ戻る。
残高表示部33に100円以上の金額情報Mが記憶されて
いた場合には、制御回路38は、玉切れセンサ21から検知
信号Spが入力されたか否か、つまりパチンコゲーム機1
の上皿2内のパチンコ玉が所定個数以下か否かを判断し
(ステップB9)、検知信号Spが入力されていないときに
は、玉貸スイッチ34がオン操作されたか否かを判断し
(ステップB10)、玉貸スイッチ34がオン操作されてい
ないときには、イジェクトスイッチ32がオン操作された
か否かを判断し(ステップB11)、イジェクトスイッチ3
2がオン操作されていないときにはステップB8へ戻る。
従って、制御回路38は、上皿2内に所定個数より多い
パチンコ玉が収納されている状態で、玉貸スイッチ34及
びイジェクトスイッチ32が何れもオン操作されない場合
には、ステップB8〜B11を繰り返し実行するループを形
成する。
ここで、遊技者がパチンコゲーム機1において新規に
遊技を開始しようとする場合のように上皿2内のパチン
コ玉が零の状態時、或はパチンコゲーム機1での遊技に
より上皿2内のパチンコ玉が所定個数以下に減少した状
態時には、玉切れセンサ21から検知信号Spが出力され
る。すると、制御回路38は、ステップB9で「YES」と判
断した後に、切換スイッチ35による選択モードが自動玉
貸モードか否かを判断するようになり(ステップB1
2)、「NO」の場合(手動玉貸モードが選択されていた
場合)にはステップB10へ移行するが、「YES」の場合に
は、ステップB13へ移行する。
制御回路38は、上記ステップB13では、出力回路40を
介して放出指令信号Sjを出力し、これにより放出機構11
を通じて100円相当個数のパチンコ玉を貸出球として上
皿2へ放出させる。この後、制御回路38は、パチンコゲ
ーム機1′側から放出完了信号Skがフィードバックされ
るまで待機し(ステップB14)、その信号Skがフィード
バックされたときには、プリペイドカードPCの記憶金額
情報Mをカードリーダライタ36を通じて100円分だけ減
額するように書き替え(ステップB15)、これに応じて
残高表示部33の表示を100円分だけ減少させる(ステッ
プB16)。次いで、制御回路38は、送信回路39を通じて
パルス数の売上信号Pmを出力し(ステップB17)、この
後にステップB11へ移行する。
上述したようなステップB13以降の制御は、ステップB
10で「YES」と判断された場合、つまり玉貸スイッチ34
がオン操作された場合にも行われるものであり、従っ
て、切換スイッチ35による選択モードの如何に拘らず、
玉貸スイッチ34のオン操作毎に、挿入状態にあるプリペ
イドカードPCに記憶されている金額情報Mの範囲内で単
位個数ずつのパチンコ玉へ上皿2に放出されることにな
る。
イジェクトスイッチ32がオンされた場合(ステップB1
1で「YES」)には、制御回路38は、金額情報Mの書き替
え中であった場合にその書き替えが済むまで待機し(ス
テップB18)、上記書き替え動作が行われていない状態
では、プリペイドカードPCをカードリーダライタ20を通
じて返却すると共に、前記ラッチ情報を初期化し(ステ
ップB19、B20)、この後にステップB1へ戻る。従って、
遊技者は必要に応じてプリペイドカードPCの返却を受け
ることができる。
以上要するに、本実施例においても、制御ユニット30
の挿入口31に対して、適正且つ100円以上の金額情報M
が記憶されたプリペイドカードPCが挿入された状態で
は、玉貸スイッチ34のオン操作に応じて上記金額情報M
の範囲内のパチンコ玉が貸出球として上皿2へ放出され
るものであり、このようなパチンコ玉の放出は、賞球と
してのパチンコ玉を放出するために設けられた放出機構
11を利用して行っているから、前記第1実施例と同様の
効果を奏するものである。また、制御ユニット30は、上
述のように適正且つ100円以上の金額情報Mが記憶され
たプリペイドカードPCが挿入された状態において、切換
スイッチ35により自動玉貸モードが選択されていた場合
には、上皿2内のパチンコ玉が所定個数以下となって玉
切れセンサ21から検知信号Spが出力される毎に、パチン
コ玉の放出動作を自動的に行うものであるから、第1実
施例と同様に、遊技途中において手持ちパチンコ玉が残
り少なくなったときに、その都度パチンコ玉の貸出操作
を行うという煩雑さがなくなるものである。
尚、上記実施例では、自動玉貸モード時において、10
0円分のパチンコ玉を上皿2へ自動供給する構成とした
が、予め所望に設定した価額のパチンコ玉を自動供給す
る構成としても良いものであり、この場合には前記第8
図中のステップB10に引き続いて、第9図に示すような
制御を行う構成とすれば良い。
即ち、第9図は、上皿2内のパチンコ玉が所定個数以
下に減少したときに、遊技者側において任意に設定でき
るように構成された設定額ΔM分ずつのパチンコ玉を上
皿2へ自動的に供給する例を示しており、以下これにつ
いて説明する。
制御回路38は、ステップB10で「YES」と判断した後に
おいて、プリペイドカードPCに記憶されている金額情報
Mが設定価額ΔM以上か否かを判断し(ステップB2
1)、設定価額ΔM以上であった場合には、内部に設定
されたレジスタの記憶値R(初期値は零)を「1」だけ
インクリメントし(ステップB22)、この後に出力回路4
0を介して放出指令信号Sjを出力することにより、100相
当個数のパチンコ玉を貸出球として上皿2へ放出させる
(ステップB23)。
引き続いて、制御回路38は、パチンコゲーム機1′側
から放出完了信号Sjがフィードバックされるまで待機し
(ステップB24)、その信号Sjがフィードバックされた
ときには、プリペイドカードPCの記憶金額情報Mを100
円分だけ減額するように書き替え(ステップB25)、こ
れに応じて残高表示部33の表示を100円分だけ減少させ
る共に、送信回路39を通じてパルス状の売上信号Pmを出
力する(ステップB26、B27)。
この後、制御回路38は、前記レジスタの記憶値Rが設
定値Δm(Δm=ΔM/100)に達したか否かを判断し
(ステップB28)、R<Δmの状態ではステップB22〜B2
8の各ステップを再度実行し、R=Δmとなったときに
はレジスタを初期化し(ステップB29)、この後にステ
ップB8へ戻る。
一方、プリペイドカードPCに記憶されている金額情報
Mが設定価額ΔM未満であった場合(ステップB21で「N
O」)、制御回路38は、前記ステップB22〜B27と同様の
ステップB30〜B35を実行した後に、レジスタの記憶値R
が上記金額情報Mの1/100相当値である目標値mに達し
たか否かを判断し(ステップB36)、R<mの状態では
ステップB30〜B36の各ステップを再度実行し、R=mと
なったときにはレジスタを初期化する前記ステップB29
を実行した後にステップB8へ戻る。
従って、切換スイッチ35により自動玉貸モードが選択
された状態で、上皿2内のパチンコ玉が所定個数以下と
なって玉切れセンサ21から検知信号Spが出力されたとき
には、挿入口31に挿入されたプリペイドカードPCの記憶
金額情報Mが設定価額ΔM以上ある場合に、その設定価
額ΔMに応じた個数のパチンコ玉が上皿2へ自動的に放
出され、上記記憶金額情報Mが設定価額ΔM未満であっ
た場合に、その記憶金額情報Mの全額に相当した個数の
パチンコ玉が上皿2へ自動的に放出されるようになる。
尚、上記した各実施例では、上皿2内のパチンコ玉数
が所定個数以下になったことを、その上皿2に設けた検
出手段としての玉切れセンサ21により検出する構成とし
たが、本発明の第3実施例を示す第10図のように構成し
ても良いものであり、以下この第3実施例について前記
第1実施例と異なる部分のみ説明する。
即ち、第10図において、パチンコホール内に複数台の
パチンコゲーム機1″(1第のみ図示)を管理するため
に設けられた集中管理装置41を有する演算回路42は、パ
チンコゲーム機1″側からの放出玉数信号Pa、アウト玉
数信号Pb、売上信号Pm、特賞信号Sfを入力回路43を介し
て受けるようになっており、それらの入力信号に基づい
て、パチンコゲーム機1のアウト玉数、セーフ玉数、差
玉数、出玉率、特賞の発生確率などの演算を行って、そ
の演算結果を図示しない記憶部にストアすると共に、上
記演算により得られた差玉数が所定の打止設定値に達し
たときに打止信号Szを発生する構成となっており、この
打止信号Szは出力回路44を介してパチンコゲーム機1″
へ送信される。
集中管理装置41側に設けられた検出手段たる信号処理
回路45は、次のような構成となっている。
即ち、遊技に伴う打込パチンコ玉数を示すアウト玉数
信号Pbを前記入力回路43を介して受けるアウト玉数カウ
ンタ46は、リセット端子Rを通じて初期化されるように
なっており、入力されるアウト玉数信号Pbを順次加算し
てその加算結果を上記初期化後における打込パチンコ玉
数を示す数値信号N1として出力する。
放出機構11による放出パチンコ玉数を示す放出玉数信
号Paを入力回路43を介して受ける補給玉数カウンタ47
は、リセット端子Rを通じて初期化されるようになって
おり、入力される放出玉数信号Paを順次加算してその加
算結果を上記初期化後における補給パチンコ玉数(ひい
ては放出機構11による放出パチンコ玉の総数)を示す数
値信号N2として出力する。
減算回路48は、数値信号N2から数値信号N1を減算し、
その減算結果を遊技者の手持ちパチンコ玉数、つまり上
皿2内のパチンコ玉数を示す数値信号N3として出力す
る。
比較回路49は、上記数値信号N3により示される上皿2
内のパチンコ玉数が、記憶部50の記憶数値nに対応した
所定個数以下となったときに信号発生回路51を通じて検
知信号Spを出力する構成となっている。この場合、数値
信号N3の演算の基礎となるアウト玉計数信号Pbの出力タ
イミングは、上皿2内のパチンコ玉が発射された時点よ
り数秒〜十数秒遅れることになるため、このような事情
を考慮して上記記憶数値nが決定されている。
従って、このように構成した本実施例によれば、パチ
ンコゲーム機1の上皿2内のパチンコ玉数が所定個数以
下に減ったことを示す検知信号Spを、そのパチンコゲー
ム機1からの補給玉数信号Pa及びアウト玉数信号Pbに基
づいて発生することができるから、パチンコゲーム機1
自体に玉切れセンサ21を設けるという改造を施す必要が
なくなって、そのパチンコゲーム機1の構成を簡単化で
きるようになる。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、
パチンコゲーム機が有する放出機構をパチンコ玉の貸出
用、並びに賞球としてのパチンコ玉放出用に兼用する構
成であるから、パチンコゲーム機及び玉貸機を別途に設
ける場合のように多くの設備を必要としなくなるもので
あり、しかも、切換スイッチにより予め自動玉貸モード
を選択しておくだけで、玉発射機構用補給皿内のパチン
コ玉が残り少なくなったときに、予めセットされた状態
の遊技券に記憶された対価情報の範囲内の数のパチンコ
玉を当該補給皿に対して自動的に供給することができ、
以てパチンコ玉の貸出を受けるための操作を大幅に簡単
化できると共に、操作手段を一々操作するという繁雑な
操作を不要にできて遊技者側の利便性を向上させ得るよ
うになるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図はパチンコゲーム機の概略的な正面図、第2図は
パチンコゲーム機の電気的構成を示すブロック図、第3
図はパチンコゲーム機の主たる機能を示すフローチャー
トであり、また、第4図は同第1実施例の変形例を示す
第3図相当図である。第5図乃至第9図は本発明の第2
実施例を示すもので、第5図は第1図相当図、第6図及
び第7図はパチンコゲーム機1における異なる部分の電
気的構成を示すブロック図、第8図は第3図相当図であ
り、また第9図は同第2実施例の変形例を示す第3図相
当図である。第10図は本発明の第3実施例における要部
の電気的構成を示すブロック図である。 図中、1、1′、1″はパチンコゲーム機、2は上皿
(玉発射機構用補給皿)、10は第1の計数機、11は放出
機構、13は第2の計数器、14はカードユニット、PCはプ
リペイドカード、18、34は玉貸スイッチ(操作手段)、
19、35は切換スイッチ、20、36はカードリーダライタ
(端末装置)、21は検出手段、22、38は制御回路(放出
制御手段)、30は制御ユニット、45は信号処理回路(検
出手段)を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02 G07F 7/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ玉の入賞に応じて賞球としてのパ
    チンコ玉を玉発射機構用補給皿へ放出する放出機構と、 対価情報が記憶された遊技券をセット可能な端末装置
    と、 遊技者により操作可能に設けられた操作手段と、 前記玉発射機構用補給皿内のパチンコ玉が所定個数以下
    になったことを検出する検出手段と、 自動玉貸モード及び手動玉貸モードの何れかを選択可能
    に設けられた切換スイッチと、 この切換スイッチにより手動玉貸モードが選択された状
    態では、前記操作手段が操作されたときに前記端末装置
    にセットされた遊技券の記憶対価情報の範囲内のパチン
    コ玉を前記放出機構から前記玉発射機構用補給皿へ貸出
    球として放出させると共に、上記対価情報をその放出パ
    チンコ玉数に応じた分だけ減少させるという手動貸出動
    作を行い、上記切換スイッチにより自動玉貸モードが選
    択された状態では、前記検出手段が検出状態になる毎に
    前記端末装置にセットされた遊技券の記憶対価情報の範
    囲内のパチンコ玉を前記放出機構から前記玉発射機構用
    補給皿へ貸出球として放出させると共に、上記対価情報
    をその放出パチンコ玉数に応じた分だけ減少させるとい
    う自動貸出動作を行う放出制御手段とを備えたことを特
    徴とするパチンコゲーム機。
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