JP2913340B2 - ベニヤ単板の横矧方法及び装置 - Google Patents

ベニヤ単板の横矧方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改善を施したベニヤ単
板の横矧方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、互いに端面を成形したベニヤ単板
(以下、単に単板と称す)同志の横矧技術は種々ある
が、総じて合理的なことから多用されているのは、一方
の単板を制動側とし、他方の単板を可動側として、適時
に双方の端面を合致させ、適当な部位をホットメルト型
接着剤等の熱可塑性接着剤(以下、単に接着剤と称す)
によって接着するものである。
【0003】しかしながら、溶解した多量の接着剤から
適量づつを、転写・滴下・掻取り等の適当な塗布手段に
よって、単独で一方又は両方の単板の所望位置に塗布し
た後に接着させる接着方式、或はガラス繊維・合成繊維
・金属細線等から成る連続状の芯糸を溶解した多量の接
着剤中に通し、該芯糸に接着剤を含浸及び/又は被覆し
つつ単板の表面に冷却付着させる接着方式によると、溶
解容器・転写具・射出器等の塗布機器類からの接着剤の
漏出や飛散等によって、それら機器類の機能や単板の品
質が損なわれる不都合が生じると共に、長期に亙る溶解
(加熱)に伴って接着剤の接着性能が徐々に劣化する不
具合も生じるなどの欠点があった。
【0004】そこで、本出願人は、先に「ベニヤ単板の
接合方法及び装置」(特公昭54−3928号公報)に
於て、予め芯糸に接着剤を含浸及び/又は被覆して成る
接着糸を形成しておき、横矧の都度、前記接着糸の端部
の接着剤を局部的に溶解して単板に冷却圧着した後に、
接着に必要な長さ毎に切断する改良方式を提案して、旧
来の接着方式の欠点を払拭せんと図り、相応の効果を挙
げるに至った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記改良方
式は、接着糸の端部を各単板の接着部の表面側へ冷却圧
着する構成を採る故に、接着糸による接着強度が専ら単
板の表面側に偏在する特性があって、横矧した単板が接
着部に於て反ったり折れ曲がったりし易く、而も接着強
度に直接寄与するのは、主として接着部に於ける接着糸
の断面部分であって、接着糸を一定以上に長く用いて
も、接着強度が正比例的には増強されないので、横矧し
た単板の取扱い性が些か劣悪になる難点があると共に、
例えば比較的厚い単板を接着する場合等の如く、強い接
着強度を必要とする場合には、接着糸の本数(条数)を
多くする必要が生じ、熱風付与機構・糸供給機構等を含
めた装置の内部構造が細密化・複雑化して、保守管理が
煩雑になる難点もあった。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記改良方式の
難点を解消すべく更に改善を施したものであって、具体
的には、横矧に際して、前記接着糸の端部の接着剤を局
部的に溶解すると共に、該端部を制動側の単板の端面近
傍へ供給し、次いで可動側の単板の端面を制動側の単板
の端面に合致させて、前記接着糸の接着剤を押潰すこと
により冷却硬化を促進することを最も主要な特徴とする
横矧方法(請求項1)と、該方法の実施に好適な装置
(請求項2)とを提案し、横矧した単板の取扱い性の向
上等の課題の解決を図るようにしたものである。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係る横矧装置の側面説明図
であり、図2乃至図7はその動作説明図である。
【0008】図中、1は、刃受体と単板搬送体とを兼用
するアンビルロールであって、後述する選別開閉体3の
進入を許容する溝1aが、軸芯方向の適宜間隔毎に適数
条形成されると共に、必要に応じて、後述する切断刃2
の刃先保護と単板8の搬送の安定化を図る為に、表層部
にゴム・合成樹脂等から成る被覆(図示省略)が施され
ており、クラッチ&ブレーキ付モータ・サーボモータ等
から成る駆動源(図示省略)の駆動を得て、図示矢印方
向へ適時間歇的に駆動され、搬入コンベア12を介して
次々に搬入される単板8を、引続き繊維と直交方向へ搬
送する。
【0009】2は、刃物ホルダー2aによって保持され
る替刃状の切断刃であって、流体シリンダー・カム等か
ら成る作動機構(図示省略)の作動を得て、適時間歇的
に昇降させられ、前記アンビルロール1の外周面に於て
単板8の端面を切断成形するが、その昇降軌跡が通例と
は異なり、単板搬送方向上手側から単板搬送方向下手側
に向けて斜めに、換言すれば、アンビルロール1の求芯
方向Z(単板表面に対して垂直方向)に対して適度の傾
きθを有するよう設定されている。但し、該昇降軌跡
は、実施例の如き直線状に限らず、例えば緩やかな円弧
状等でも実用的には差支えない。
【0010】3は、先端を単板搬送方向と逆向きに向
け、基端を支点軸3aに固定された適数個の選別開閉体
であって、前記切断刃用の作動機構の作動に関連して作
動する同様の作動機構(図示省略)の作動を得て、適時
支点軸3aを中心として図示矢印の如く間歇的に揺動さ
せられ、端面が切断成形された単板8の有用部分のみを
選別的に搬出コンベア13側へ誘導する。
【0011】4は、連結金具4bにより支点軸3a一体
状に連結された支持杆4aと、好ましくは弾性変位可能
な板バネ状の支持アーム4cとを介して、前記各選別開
閉体3の夫々に対設された遊転可能な複数個の保持ロー
ルであって、前記各選別開閉体3の揺動に附随して上下
に揺動する際には、各選別開閉体3と協動して先行する
可動側の単板8を挟持し、該単板8の端面を後続する制
動側の単板8の端面と合致させる場合の位置ズレを予防
すると共に、下方まで揺動した際には、単板8を前記ア
ンビルロール1の外周面に押圧して、搬送を安定化させ
る。
【0012】5は、一対の繰出しロール5a、筒状の糸
ガイド5b等によって構成された糸供給機構であって、
予め芯糸に接着剤を含浸及び/又は被覆して成る接着糸
10の端部を、横矧寸前の制動側の単板8の端面近傍へ
供給し、必要に応じては、適当な位置まで引戻す。
【0013】6は、電熱器等の加熱源を内蔵する加熱ノ
ズル6a、圧縮空気の導入管6b等によって構成された
熱風付与機構であって、横矧に先立って前記接着糸10
の端部に熱風を吹付けて接着剤を局部的に溶解させる。
【0014】7は、刃物保持具と単板押圧具とを兼用す
る押圧保持バー7a、替刃状の糸切刃7b、先記切断刃
用の作動機構の作動に関連して作動する同様の作動機構
(図示省略)等によって構成された糸切機構であって、
前記接着糸10の端部が各単板の端面間に挟まれる都
度、該端部を接着糸本体から分断する。また前記押圧保
持バー7aは、常法通り適当な冷却手段を用いて冷却
し、該押圧保持バー7a及び糸切刃7bへの接着剤の付
着を予防する。
【0015】9は、各々が光電管・リミットスイッチ等
から成る検知器9a、揺動アーム9b及び検知コロ9c
等によって構成され、単板搬送方向と直交方向へ並列状
に配設された複数個の単板検知器であって、厚さを判別
基準として単板8の切断予定箇所を判別し、都度前記切
断刃用の作動機構等の作動を制御する制御器(図示省
略)へ検知信号を発する。
【0016】11は、好ましくは弾性変位可能な板バネ
によって構成され、基端を機枠(図示省略)に固定され
た板押えバーであって、先記アンビルロール1の表面に
臨む最先端部に於て、単板8を適度に押圧する。
【0017】14は、前記各選別開閉体3の下部へ附随
的に配設された屑排除杆であって、先記選別開閉体用の
作動機構の作動に附随して作動する同様の作動機構(図
示省略)の作動を得て、適時図示矢印方向へ往復移動さ
せられ、単板8の前端部の不要部分8aの落下を助長す
る。
【0018】本発明に係る横矧装置は、例えば前記の如
く構成するものであり、特徴的な部分を除く各部材の動
作は、前記公報の記載等によって既に公知ではあるが、
便宜上、一連の動作を順に説明する。
【0019】即ち、図2が通常の始動状態を表わし、検
知コロ9c等の作動に基き単板検知器9が後続する単板
8の前端部の切断予定箇所を検知して検知信号が発せら
れると、該切断予定箇所が切断刃2の直下に到達する時
点に合わせて、図3に例示する如く、アンビルロール1
の駆動が一時休止されると共に、切断刃2が下降して後
続する単板8の前端部の端面を切断成形し、更に選別開
閉体3が次第に下向きに揺動するにつれて、屑排除杆1
4の突端が切断箇所へ介入(好ましくは、切断刃2が介
入している期間中に)する。
【0020】次いで図4に例示する如く、切断刃2が上
昇するのと入代りに、一方では、糸供給機構5の糸ガイ
ド5bを介して接着糸10の先端が点線で示す如く後続
する制動側の単板8の端面近傍へ供給されるが、その過
程(必要に応じては、実線で示す位置で繰出しを暫時休
止して)に於て、熱風付与機構6の加熱ノズル6aから
吹付けられる熱風によって接着剤が局部的に溶解され、
他方では、選別開閉体3の下向きの揺動が継続される過
程に於て、屑排除杆11による不要部分8aの落下が助
長され、併せて糸切機構7の糸切刃7bの下降が開始さ
れる。
【0021】引続いて図5に例示する如く、選別開閉体
3の先端が完全にアンビルロール1の溝1aへ没する
と、先行する可動側の単板8の端面が制動側の単板8の
端面に合致させられ、接着糸10の端部の接着剤が押潰
されて冷却硬化が促進されると共に、糸切機構7の糸切
刃7bが引続き下降して、各単板の端面間に挟まれた接
着糸10の端部を接着糸本体から分断する。尚、その
際、図示する如く、接着糸本体を適当な位置まで引戻す
ようにすれば、分断が容易化して好都合であり、また押
圧保持バー7aを可動側の単板8の端面付近に当接させ
るようにすれば、糸切刃7bの切込量を一定化でき好都
合であるのみならず、接着剤の押潰しが一層適確に行い
得て冷却硬化の促進に有効である。
【0022】その後図6に例示する如く、糸切機構7の
糸切刃7bの上昇に伴って、アンビルロール1による搬
送が再開され、やがて単板8の後端部の切断予定箇所を
単板検知器9が検知して検知信号が発せられると、該切
断予定箇所が切断刃2の直下に到達する時点に合わせ
て、図7に例示する如く、アンビルロール1の駆動が一
時休止されると共に、切断刃2が下降して、単板8の後
端部の端面を切断成形する。更にその後、切断刃2の上
昇に追従して選別開閉体3(及び保持ロール4)が上向
きに揺動し、始動状態(図2の状態)に戻れば、アンビ
ルロール1による搬送が再開され、後端部の不要部分8
bは自動的に搬送されて落下する。
【0023】以下、同じ動作の繰返しにより、順次単板
の横矧が実施されることになるが、述上の如く、接着糸
の端部の接着剤を都度局部的に溶解して用いるものであ
るから、先記改良方式による場合と同様に旧来の接着方
式の欠点を払拭できるのは勿論のこと、接着糸の端部を
各単板の端面間に挟ませて横矧するものであるから、先
記改良方式の如く接着糸による接着強度が単板の表面側
に偏在する虞がなく、而も分断した接着糸の端部の接着
剤の全てが接着強度に直接寄与するので、同等長さの接
着糸を先記改良方式に用いて接着した場合に比べて、一
箇所当りの接着強度が格段に強くなる。
【0024】従って、先記改良方式による場合に比べ
て、横矧した単板の取扱い性が顕著に向上すると共に、
たとえ強い接着強度を必要とする場合に於ても、接着糸
の本数を然程多くする必要はなく、装置の内部構造が単
純化・簡素化できるので、保守管理が極めて容易とな
り、当然ながら接着コストも軽減できる。
【0025】更に、芯糸を内蔵した接着糸は誘導性に優
れ、所望の向きに供給できるので、必要に応じては、前
記実施例の如く、各単板の端面を斜めに成形して接着有
効長さを増加させ、接着強度の増強を図ることも可能で
あり、因に、先記傾きθに相当する角度を、例えば20
度・30度・40度に設定すれば、各単板の端面を表面
に対して直角に成形した場合に比べて、接着有効長さが
夫々約6%・15%・31%増加するので、該増加に適
応する長さの接着糸を供給して、接着強度を相応に増強
することができる。
【0026】また、前記実施例からも明らかな如く、本
発明に係る横矧装置は、各単板の端面の成形と接着とを
同一箇所で行う構成を採る故に、各単板の端面の整合精
度が極めて良好であって、各単板の端面をいずれの部分
に於ても密に合致させ得るので、本発明に係る横矧方法
の実施には極めて好適である。
【0027】しかしながら、本発明に係る横矧方法の実
施には、各単板の端面の成形と接着とを別々の箇所で行
う形式の装置であっても実用的には差支えなく、例えば
予め端面を成形した複数枚の単板を、搬送コンベアによ
って、該搬送コンベアに続く従動走行可能な挟持コンベ
アへ順次送込み、前記両コンベアの関渉領域に於て、各
単板の端面を合致させることにより横矧する形式の装置
や、前記挟持コンベアに代えて、相互に離接可能な上下
一対の制動部材を備え、該制動部材と前記搬送コンベア
との関渉領域に於て、各単板の端面を合致させることに
より横矧する形式の装置等々、要は一方の単板を制動側
とし、他方の単板を可動側として、適時に双方の端面を
合致させることにより横矧する形式の装置であれば足
り、先行する単板又は後続する単板のいずれを制動側と
し他方を可動側とするかは、適用する装置の機能に準じ
て差支えない。
【0028】また、本発明に係る横矧装置についても、
前記実施例の如き形態に限るものではなく、特に特徴的
な部分を構成する機構以外の基礎的な部分を構成する機
構の形態については、要は各単板の端面の成形と接着と
を同一箇所で行うことができる形態であれば、従来公知
の種々の形態を採用して差支えないので、次に特徴的な
部分を構成する機構を主体に、形態の詳細等を補足説明
する。
【0029】先ず、糸供給機構としては、接着糸を繰出
す部材と接着糸を誘導する部材とを組合わせた前記実施
例の如き形態を基本として、少なくとも接着糸を誘導す
る部材の誘導経路は直線的であるのが好ましく、また先
述の如く引戻し可能に構成すれば接着糸の分断に好都合
である。
【0030】また、熱風付与機構としては、圧縮空気を
送出す部材と圧縮空気を加熱する部材とを組合わせた前
記実施例の如き形態を基本として、必要時にのみ接着糸
に熱風を吹付けるのが望ましく、斯様に吹付けを制御す
る手段としては、必要時以外は直接的又は間接的に熱風
を接着糸に当らない方向へ振向ける手段が有効である
が、制御弁等によって圧縮空気を断続噴射させる手段も
採用し得る。
【0031】更に、糸切機構としては、接着糸を分断す
る部材と該部材を所望の軌跡通りに作動させる部材とを
組合わせた前記実施例の如き形態が基本であり、接着糸
を分断する部材として、替刃状の糸切刃は簡便である
が、その他例えば回転刃・高温加熱線等も採用し得る。
【0032】また更に、前記実施例の如く、切断刃の昇
降軌跡を斜めに設定して、各単板の端面を斜めに切断成
形する構成を採れば、先述の如く接着強度を相応に増強
させることが可能化すると共に、仮に各単板の端面が幾
分非対称に切断成形されたとしても、各単板の端面を表
面に対して直角に切断成形する場合に比べて、端面間に
隙間が生じにくいので実用上有益であり、而も前記実施
例の如く、糸切機構の押圧保持バーを可動側の単板の端
面付近に当接させて、接着剤の冷却硬化を一層促進させ
るよう押圧することも可能となる。
【0033】但し、本発明に係る横矧方法及び装置とし
ては、必ずしも述上の如き押圧手段を別途に必須とする
ものではなく、原則的には、可動側の単板の端面を制動
側の単板の端面に合致させる動作に基いて、各単板の端
面間に挟まれた接着糸の接着剤が押潰され、単板自体の
冷却作用によって、硬化されるよう構成すれば足り、た
とえ各単板の端面を斜めに切断成形する構成を採る場合
であっても、押圧手段を別途に設けることは、選択的な
事項である。
【0034】勿論、本発明に係る横矧方法或は装置に、
従来公知の他の横矧手段を別途に併用することも、選択
的な事項である。
【0035】
【発明の効果】以上明らかな如く、本発明に係る横矧方
法によれば、単板の品質等の低下や接着剤の劣化等の不
都合・不具合を誘発することなく、接合強度に富んだ取
扱い性に優れる横矧した単板を低コストで得ることがで
きるので、合板工場に於ける単板処理工程の合理化に極
めて有益であり、またその実施には、発明に係る横矧装
置が好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る横矧装置の側面説明図である。
【図2】本発明に係る横矧装置の動作説明図である。
【図3】本発明に係る横矧装置の動作説明図である。
【図4】本発明に係る横矧装置の動作説明図である。
【図5】本発明に係る横矧装置の動作説明図である。
【図6】本発明に係る横矧装置の動作説明図である。
【図7】本発明に係る横矧装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1‥アンビルロール 2‥切断刃 3‥選別開閉体 4‥保持ロール 5‥糸供給機構 6‥熱風付与機構 7‥糸切機構 8‥単板 9‥単板検知器 10‥接着糸 11‥板押えバー 12‥搬入コンベア 13‥搬出コンベア 14‥屑排除杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭54−3928(JP,B2) 特公 平2−13612(JP,B2) 特公 平3−40683(JP,B2) 特公 平3−42169(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B27D 1/10 B27L 5/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め芯糸に熱可塑性接着剤を含浸及び
    /又は被覆して成る接着糸を用いて、互いに端面を成形
    した制動側のベニヤ単板と可動側のベニヤ単板とを横矧
    するに際し、前記接着糸の端部に熱風を吹付けて熱可塑
    性接着剤を局部的に溶解すると共に、該端部を制動側の
    ベニヤ単板の端面近傍へ供給し、次いで可動側のベニヤ
    単板の端面を制動側のベニヤ単板の端面に合致させて、
    前記接着糸の熱可塑性接着剤を押潰すことにより冷却硬
    化を促進し、更に前記接着糸の端部を分断して横矧を行
    うことを特徴とするベニヤ単板の横矧方法。
  2. 【請求項2】 接着すべき一方のベニヤ単板を制動側と
    し、他方のベニヤ単板を可動側として、双方の端面を同
    一箇所に於て交互に切断成形すると共に、予め芯糸に熱
    可塑性接着剤を含浸及び/又は被覆して成る接着糸を用
    いて、前記ベニヤ単板同志を前記同一箇所に於て横矧す
    る装置であって、横矧に先立って前記接着糸の端部に熱
    風を吹付ける熱風付与機構と、前記接着糸の端部を横矧
    寸前の制動側のベニヤ単板の端面近傍へ供給する糸供給
    機構と、可動側のベニヤ単板の端面が制動側のベニヤ単
    板の端面に合致させられるのに伴って、前記接着糸の端
    部が各ベニヤ単板の端面間に挟まれる都度、該端部を接
    着糸本体から分断する糸切機構とを備えたことを特徴と
    するベニヤ単板の横矧装置。
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