JP2912797B2 - 建 物 - Google Patents

建 物

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JP2912797B2 JP21154993A JP21154993A JP2912797B2 JP 2912797 B2 JP2912797 B2 JP 2912797B2 JP 21154993 A JP21154993 A JP 21154993A JP 21154993 A JP21154993 A JP 21154993A JP 2912797 B2 JP2912797 B2 JP 2912797B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物に係り、ユニット工
法,パネル工法,在来工法で建設可能な建物に関する。
【0002】
【背景技術】例えばユニット工法により建てられたユニ
ット式建物は、予め工場で生産された複数個の建物ユニ
ット等を建設現場に搬入し、建設現場でそれらを組合わ
せて建てられている。ここで、一般的な箱型の建物ユニ
ット30は、図3に示すように、四隅に立設される4本の
柱31と、これらの柱31の上端間同士および下端間同士を
結合する各4本の天井梁32,床梁33を有する骨組み34を
備えている。建物ユニット30は、このような骨組み34に
天井材や床材および外壁,内壁等を取付けて形成されて
いる。このようなユニット式建物の収納スペースとして
は、通常押入れ等が設けられており、さらに、天井裏収
納スペースや床下収納スペースが設けられることもあ
る。そして、天井裏や床下に収納スペースを設ける際
は、蓋を備えた開口部を天井や床に形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
天井裏収納スペースや床下収納スペースでは、そこから
収納物を取り出したり、物を収納したりする際、天井や
床に開口部があるため、上向き、あるいは下向きでそれ
らの作業を行わなければならず、作業が容易ではなかっ
た。
【0004】ここに、本発明の目的は、収納スペースに
対する取り出しや収納作業が容易に行える建物を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に係る建物
は、半階ずらせた床を設け、半階上の床下に収納スペー
スを設けてなるスキップフロア型建物であって、収納ス
ペースの出し入れ口を、室スペース側に面して設けたこ
とを特徴とするものである。また、本発明に係る他の建
物は、上下方向に居室スペースと収納スペースとが配置
され、かつこれら居室スペースと収納スペースとは水平
方向にかつ段違い状にスキップさせて配置されてなるス
キップフロア型建物であって、収納スペースの出し入れ
口を居室スペース側に開口させたことを特徴とするもの
である。
【0006】さらに、本発明に係る他の建物を、階数が
少なくとも3階の建物とし、2階に物品の保管、貯蔵の
ための収納スペースを設けるとともに、当該2階部分の
収納スペースと居室スペースとを半階ずらせて配置して
なるスキップフロア型建物において、収納スペースの出
し入れ口を居室スペース側に面して設けてもよい。
【0007】さらに、このような建物において、収納ス
ペースに、居室スペース側に面した出し入れ口と、この
居室スペースとは異なる他の居室スペース側に開口する
前記出し入れ口とは別の出し入れ口との2つの出し入れ
口を設けてもよい。
【0008】
【作用】このような本発明では、収納スペースの出し入
れ口を、水平方向に隣り合う居室スペース側に向かせた
ので、この居室スペース側から、収納スペース内の収納
物等を、水平方向に引き出したり押し込んだりすること
ができ、作業が容易となる。
【0009】また、建物を、上下方向に居室スペースと
収納スペースとが配置され、かつこれら居室スペースと
収納スペースとは水平方向にかつ段違い状にスキップさ
せて配置されてなるスキップフロア型建物とし、収納ス
ペースの出し入れ口を前記居室スペース側に開口させた
場合、居室スペースと収納スペースとがスキップしてい
るので、高さ的にも、収納スペース内の収納物等を、水
平方向に引き出したり押し込んだりしやすくなり、取り
出し作業や収納作業が容易となる。
【0010】さらに、建物を、階数が少なくとも3階の
建物であって、2階に物品の保管、貯蔵のための収納ス
ペースを設けるとともに、当該2階部分の収納スペース
と居室スペースとを半階ずらせて配置してなるスキップ
フロア型建物とし、収納スペースの出し入れ口を居室ス
ペース側に面して設けた場合、居室スペース側から、収
納スペース内の収納物等の取り出しや収納が容易とな
る。
【0011】また、このような建物において、収納スペ
ースに、居室スペース側に面した出し入れ口と、この居
室スペースとは異なる他の居室スペース側に開口する前
記出し入れ口とは別の出し入れ口との2つの出し入れ口
を設けた場合、他の居室用の収納スペースとして使用で
き、収納スペースが増加する。また、この収納スペース
が小屋裏収納室とされていれば、そのつど小屋裏に行か
なくても、他の居室スペース側から収納物等の取り出し
や収納作業を行え、作業性がよい。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。第1実施例は、本発明の建物がユニット工法に
より建てられたユニット式建物1とされた例である。こ
のユニット式建物1は、図1に示すように、第1,第2
構造体2,3を備え、これらの構造体2,3を水平方向
に、かつ、段違い状にスキップさせて並設させ、さらに
各構造体2,3の上に屋根パネル4等を組合わせて建て
られている。
【0013】各構造体2,3は、それぞれ第1建物ユニ
ット10,20と、第2建物ユニット30とで構成されてい
る。すなわち、第1構造体2は、上部に収納スペース10
A ,下部に居室スペース10B を有する第1建物ユニット
10を、下階建物ユニットとして使用するとともに、この
第1建物ユニット10の上に、居室スペース30A のみを有
する第2建物ユニット30を設置して構成されている。
【0014】これに対して、第2構造体3は、上部に収
納スペース20A ,下部に居室スペース20B を有する第1
建物ユニット20を、下階建物ユニットとして使用すると
ともに、この第1建物ユニット20の上に、前記第1構造
体2と同様に、居室スペース30A のみを有する第2建物
ユニット30を設置して構成されている。そして、第1建
物ユニット20と第2建物ユニット30とを、第1構造体2
の第1建物ユニット10と第2建物ユニット30とに対して
段違い状にスキップさせて設けてある。従って、第1構
造体2においては下側から順に、居室スペース10B ,収
納スペース10A ,居室スペース30A が配置され、第2構
造体3においては下側から順に、居室スペース20B ,収
納スペース20A ,居室スペース30A が配置されているこ
とになる。
【0015】ユニット式建物1の基礎は、通常の高さの
基礎5と、半分は通常の高さとされ、残りの半分はそれ
より所定寸法高く形成された基礎6と、この基礎6の高
い部分の高さと同一高さとされた基礎7とで構成されて
いる。そして、第1構造体2は、前記基礎5と基礎6の
高さの低い部分にわたって設置され、第2構造体3は、
基礎6の高さの高い部分と基礎7とにわたって設置され
るようになっている。
【0016】第1構造体2の第1建物ユニット10は、図
2に示すように、前記一般的な建物ユニット30を、上部
を収納スペース10A とし、その下部を居室スペース10B
として形成されている。すなわち、建物ユニット10の骨
組み34に補助天井梁15が設けられており、この補助天井
梁15の下面には天井材が貼られ、補助天井梁15と天井梁
12とで囲まれた空間が収納スペース10A とされている。
この収納スペース10A の出入れ口16は、第2構造体3に
おける第1建物ユニット20の居室スペース20B 側に向い
ており、かつ、この居室スペース20B の上部位置に配置
されている。従って、第1建物ユニット10の収納スペー
ス10A は第2構造体3側の居室スペース20B の天袋とし
て使用できるようになっている。なお、出入れ口16に
は、例えば図示しない引違い戸等が設けられている。ま
た、前記一般的な建物ユニット30の使用部材と同一部材
には同一符号を付してある。
【0017】第2構造体3における第1建物ユニット20
は、その収納スペース20A の出入れ口26の向きが異なる
のみで、構造的には上記第1建物ユニット10とまったく
同一とされている。すなわち、第1建物ユニット20も、
上部に収納スペース20A 、その下部に居室スペース20B
を有し、収納スペース20A の出入れ口26は、第1構造体
2の第2建物ユニット30側に向いており、かつ、このユ
ニット30の居室スペース30A の下部位置に配置されてい
る。従って、収納スペース20A は第1構造体2の居室ス
ペース30A の地袋として使用できるようになっている。
なお、出入れ口26には、例えば図示しない引違い戸等が
設けられている。
【0018】第2構造体3の第1建物ユニット20は、第
1構造体2の第1建物ユニット10に対してスキップして
設けられる結果、その下方には大きなスペース8が形成
され、このスペース8を、例えば建物内のガレージとし
て使用することもできるようになっている。
【0019】第1構造体2における第2建物ユニット30
の上方には、収納スペースとしての小屋裏収納室35が設
けられている。この小屋裏収納室35の出入れ口36は、第
2構造体3における第2建物ユニット30の居室スペース
30A 側に向いており、かつ、この居室スペース30A の上
部位置に配置されている。従って、小屋裏収納室35は第
2建物ユニット30の居室スペース30A の天袋として使用
できるようになっている。なお、出入れ口36には、例え
ば図示しない引違い戸等が設けられている。また、第2
構造体3における第2建物ユニット30の上方にも、収納
スペース37が設けられており、この収納スペース37は、
その内部の収納物を、前記小屋裏収納室35側から水平方
向での出入れで収納可能となっている。
【0020】このようなユニット式建物1を建てるに
は、上部に収納スペース10A ,下部に居室スペース10B
を有する第1建物ユニット10と、居室スペース30A のみ
の第2建物ユニット30とを備えた第1構造体2、およ
び、収納スペース20A 、居室スペース20B を有する第1
建物ユニット20と、前記第2建物ユニット30とを備えた
第2構造体3や、屋根パネル4等を工場で生産し、これ
らを建設現場に搬入し、そこでこれらを組合わせる。
【0021】組合わせる際は、第1建物ユニット10を下
階建物ユニットとして基礎5と6とにわたして設置す
る。次に、建物ユニット10の水平方向の隣の位置に、第
1建物ユニット20を、第1建物ユニット10に対して段違
い状にスキップさせて下階建物ユニットとして基礎6と
7とにわたして設置し、両者を接合する。次いで、建物
ユニット10の上に第2建物ユニット30を載せて両者を接
合するとともに、建物ユニット20の上に第2建物ユニッ
ト30を載せて両者を結合し、それぞれ第1構造体2と第
2構造体3とを構成する。そして、第1構造体2の上方
には小屋裏収納室35を、第2構造体3の上方には収納ス
ペース37をそれぞれ設けて、各構造体2,3の上に屋根
パネル4を取付け、ユニット式建物1を建てる。
【0022】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、下側から順に居室ペース10B ,
収納スペース10A ,居室スペース30A が配置された第1
構造体2と、居室ペース20B ,収納スペース20A ,居室
スペース30A が配置された第2構造体3とが、水平方向
にかつ段違い状にスキップして並設されているので、収
納スペース10A,20A と各居室スペース20B,30A とは対向
状態となり、かつ、各収納スペース10A,20A の出入れ口
16,26 は、水平方向に隣合う居室スペース20B,30A 側に
向いているので、この居室スペース20B,30A 側から、収
納スペース10A,20A 内の収納物等を水平方向に引出した
り押し込んだりすることができ、作業が容易になるとい
う効果がある。
【0023】また、第1構造体2の上面には小屋裏収納
室35が設けられ、第2構造体3の上面にも収納スペース
37がそれぞれ設けられており、小屋裏収納室35内の収納
物は第2構造体3側から、収納スペース37内の収納物は
小屋裏収納室35側から、それぞれ、水平方向に引出した
り押し込んだりして収納でき、作業が容易になるという
効果がある。
【0024】さらに、第2構造体3の第1建物ユニット
20を、第1構造体2の第1建物ユニット10に対して段違
い状にスキップして設けたため、第1建物ユニット20の
下方に大きなスペース8を形成でき、このスペース8を
例えばガレージとして利用することができる。この際、
基礎6の半分と基礎7とが高く形成されているのでそれ
らが外壁の代わりとなり、騒音等を防止できるので、よ
り良好な簡易ガレージとすることができる。
【0025】図4には、本発明の第2実施例が示されて
いる。本実施例では、前記第1実施例における建物がユ
ニット式建物1であったのを、パネル工法による建物と
したものである。すなわち、この建物41は、第1,第2
構造体42,43を備え、これらの構造体42,43を水平方向
に、かつ、段違い状にスキップさせて並設させ、さらに
各構造体42,43の上に屋根44を組合わせて建てられてい
る。
【0026】第1構造体42は、基礎56,57上に設置され
るとともに、中間に中間収納室46を配置した1階居室45
と2階居室47とを備えて構成されており、中間収納室46
は、天井高さが同じとされた1,2階居室45,47よりも
天井高さが低く形成され、かつ、その出入れ口46A は第
2構造体43側に向いている。また、2階居室47の床部に
は蓋55が取付けられており、この蓋55の開閉により、中
間収納室46を2階居室47の床下収納として使用できるよ
うになっている。
【0027】これに対して第2構造体43は、基礎57,58
上に設置されるとともに、中間に中2階居室49を配置し
た下部収納室48と上部収納室50とを備えて構成されてい
る。そして、中2階居室49と上部収納室50とを、第1構
造体42の1階居室45と中間収納室46とに対して段違い状
にスキップさせて設けてある。上部収納室50は、その出
入れ口50A 側の天井高さが前記中間収納室46の天井高さ
と同じ高さとされるとともに、奥側は出入れ口50A 側よ
りも高くなって屋根44に至る吹き抜け状の室内51となっ
ており、この室内51には、例えばスキー板等、長さの長
い収納物52を収納できるようになっている。また、上部
収納室50の出入れ口50A は第1構造体42の2階居室47側
に向いている。従って、上部収納室50は2階居室47の天
袋状収納室として使用可能である。一方、下部収納室48
は、下部が開放されており、例えば車等を収納するガレ
ージとして使用可能とされている。
【0028】第2構造体43の中2階居室49は、前記第1
構造体42の1,2階居室45,47と同一の天井高さを有し
ており、前述のように、この中2階居室49に第1構造体
42の中間収納室46の出入れ口46A が向いているので、中
間収納室46を、前述のように2階居室47の床下収納とし
て使用できるとともに、中2階居室49の天袋状収納室と
しても使用できるようになっている。
【0029】第1,2構造体42,43の上部には、第1構
造体42の2階居室47と第2構造体43の上部収納室50にわ
たるとともに居室とされた小屋裏53が設けられている。
この小屋裏53には、前記上部収納室50の室内51側に開口
する出入れ口53A が設けられるとともに、この出入れ口
53A には例えば引き戸54が取付けられており、引き戸54
の開閉により、小屋裏53からも前記室内51に長い収納物
52等を収納できるようになっている。
【0030】このような本実施例においても、前記第1
実施例と同様の効果を奏することができる他、第2構造
体43の上部収納室50が天井高さの高い室内51を有してお
り、この室内51には小屋裏53から長さの長い収納物52等
を収納でき、かつ、立てかけられるようになっているの
で、立てかけて保管することが望ましい収納物の収納に
最適な収納空間を提供できるという効果を付加できる。
【0031】なお、本発明は前述の各実施例に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形例を含むものである。例えば、前
記第1実施例のユニット式建物1で、各収納スペース10
A,20A は各第1建物ユニット10,20 の上部に設けたが、
これに限らず、単独の収納ユニットとして形成し、この
収納ユニットを居室スペース30A のみを有する一般的な
建物ユニット30と交互に配置してもよい。
【0032】また、前記第1実施例のユニット式建物1
で、各構造体2,3はそれぞれ第1建物ユニット10,20
の上部に第2建物ユニット30,30 を載せて構成されてい
るが、これに限らず、第1建物ユニット10,20 の上に、
このユニット10,20 と同一構成の別の第1建物ユニット
を載せてもよく、あるいは、収納スペース10A,20A を備
えた第1建物ユニット10,20 を、各1個づつ水平方向に
かつ段違い状にスキップさせて並設してもよい。要する
に、収納スペースと居室スペースとが上下方向に交互に
設けられていればよい。
【0033】さらに、前記第1実施例のユニット式建物
1で、第1構造体2に対して第2構造体3が段違いに高
い位置に配置されているが、各構造体2,3の配置は限
定されず、両者2,3を逆に、つまり、第2構造体3に
対して第1構造体2を段違いに高い位置に配置してもよ
い。
【0034】また、前記第2実施例のパネル工法による
建物41で、第1構造体42は1,2階居室45,47と中間収
納室46等で構成され、第2構造体43は上下の収納室48,
50と中2階居室49等で構成され、第2構造体43側が段違
いに高い位置に配置されているが、これに限らず、上記
とは逆に、つまり上下の収納室48,50と中2階居室49と
を第1構造体42側に配置し、1,2階居室45,47と中間
収納室46とを第2構造体43側に配置してもよい。要する
に、収納スペースと居室スペースとが上下方向に交互に
設けられていればよい。
【0035】また、前記各実施例における建物は、ユ
ット工法によるユニット式建物1およびパネル工法によ
る建物とされているが、その他、在来工法で建設可能な
建物でもよい。さらに、前記第1実施例において第2構
造体3を、居室スペース30A、収納スペース20A、居室ス
ペース20B、収納スペースであるガレージ8で形成し、
第1構造体2を、居室スペース30A、収納スペース10A、
居室スペース10Bで形成したが、これに限らず、第1構
造体2の収納スペース10Aおよびその下方の居室スペー
ス10Bに替えて、第2構造体3のガレージ8に連続する
収納スペースとしてのガレージとしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の建物
よれば、収納スペースの出し入れ口を、水平方向に隣り
合う居室スペース側に向かせたので、この居室スペース
側から、収納スペース内の収納物等を、水平方向に引き
出したり押し込んだりすることができ、作業が容易であ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るユニット式建物を示
す全体縦断面図である。
【図2】本実施例に係る第1建物ユニットの骨組みを示
す全体図である。
【図3】本実施例に係る第2建物ユニットの骨組みを示
す全体斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る建物を示す全体縦断
面図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 2 第1構造体 3 第2構造体 10 第1構造体における第1建物ユニット 10A 収納スペース 10B 居室スペース 16 出入れ口 20 第2構造体における第1建物ユニット 20A 収納スペース 20B 居室スペース 26 出入れ口 30 第1,2構造体における第2建物ユニット 30A 収納スペース 35 小屋裏収納室 36 出入れ口 37 収納スペース 41 パネル工法による建物 42 第1構造体 43 第2構造体 45 1階居室 46 中間収納室 47 2階居室 48 下部収納室 49 中2階居室 50 上部収納室

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半階ずらせた床を設け、半階上の床下に
    収納スペースを設けてなるスキップフロア型建物であっ
    て、前記収納スペースの出し入れ口を、居室スペース側
    に面して設けたことを特徴とする建物。
  2. 【請求項2】 上下方向に居室スペースと収納スペース
    とが配置され、かつこれら居室スペースと収納スペース
    とは水平方向にかつ段違い状にスキップさせて配置され
    てなるスキップフロア型建物であって、前記収納スペー
    スの出し入れ口を、水平方向に隣り合う前記居室スペー
    ス側に開口させたことを特徴とする建物。
  3. 【請求項3】 階数が少なくとも3階の建物であって、
    2階に物品の保管、貯蔵のための収納スペースを設ける
    とともに、当該2階部分の収納スペースと居室スペース
    とを半階ずらせて配置してなるスキップフロア型建物に
    おいて、前記収納スペースの出し入れ口を前記居室スペ
    ース側に面して設けたことを特徴とする建物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の建物に
    おいて、前記収納スペースには、前記居室スペース側に
    面した出し入れ口と、この居室スペースとは異なる他の
    居室スペース側に開口する前記出し入れ口とは別の出し
    入れ口との2つの出し入れ口が設けられていることを特
    徴とする建物。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の建物において、前記収
    納スペースは小屋裏収納室とされていることを特徴とす
    る建物。
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