JP2912549B2 - 掘削バケット - Google Patents

掘削バケット

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JP2912549B2
JP2912549B2 JP18596094A JP18596094A JP2912549B2 JP 2912549 B2 JP2912549 B2 JP 2912549B2 JP 18596094 A JP18596094 A JP 18596094A JP 18596094 A JP18596094 A JP 18596094A JP 2912549 B2 JP2912549 B2 JP 2912549B2
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正弘 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘性土の地面を掘削す
るのに適した掘削バケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5、図6に示すように、回
転させて掘削すると共に地上に引き上げて、内部の土砂
を排出する掘削バケット100が知られている。この掘
削バケット100は、筒状のバケット本体102の上部
に筒部104が形成され、この筒部104がケリーバ等
に固定される。また、バケット本体102の下部には、
掘削ビット106が設けられた蓋部材108が、ヒンジ
110により開閉可能に設けられている。
【0003】バケット本体102が蓋部材108により
閉塞されて収納室112が形成され、蓋部材108に
は、掘削ビット106により掘削された土砂を収納室1
12に取り込む窓114が形成されている。また、掘削
バケット100には、手動レバー116が鉛直な軸の廻
りに揺動可能に支承されており、手動レバー116の先
端には、略三角形の係合部118が形成されている。蓋
部材108には、この係合部118に対応した貫通孔1
20が穿設されており、貫通孔120を通して係合部1
18を蓋部材108から突き出し、手動レバー116を
揺動させることにより、蓋部材108を閉じた状態に保
持できるようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の掘削バケット100で、粘性土を掘削した場合
に、手動レバー116を揺動させて蓋部材108を開い
て土砂を排出しようとしても、収納室112内に取り込
んだ粘性土が、掘削バケット100の内壁にへばり付
き、土砂が排出されない場合があった。そのようなとき
には、吊下げた掘削バケット100をクレーンで数回上
下に揺すって土砂を排出しようとしたり、それでも排出
できないときには、作業者が土砂をかき出したりしてい
たので、作業効率が悪く、騒音の原因にもなるという問
題があった。
【0005】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、取り込んだ粘性土の排出を容易にした掘削
バケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、円筒形のバケット本体の下部を掘削ビ
ットが設けられた開閉可能な蓋部材により閉塞して掘削
した土砂の収納室が形成された掘削バケットにおいて、
前記収納室内に前記バケット本体内壁に沿って下方に拡
開するテーパ面を有するリング部材を相対移動可能に設
けたことを特徴とする掘削バケットの構成がそれであ
る。
【0007】また、前記バケット本体は、回転が伝達さ
れる取付部材に回転伝達可能で上下方向に所定量移動可
能に支承されると共に、前記リング部材は、前記取付部
材に支持された構成としてもよい。更に、先端に掘削ビ
ットが設けられたケーシングチューブ内に吊下げられて
拡開し前記ケーシングチューブ内壁に一体的に係合する
グリップ機構に前記取付部材が取り付けられ、前記バケ
ット本体は、前記取付部材に回転伝達可能で上下方向に
所定量移動可能に支承されると共に、前記リング部材
は、前記取付部材に支持された構成としてもよく、ある
いは、回転されるケリーバに前記バケット本体を回転伝
達可能で上下方向に所定量移動可能に支承すると共に、
前記リング部材は、前記ケリーバに支持された構成とし
てもよい。
【0008】
【作用】前記構成を有する掘削バケットは、掘削ビット
により掘削された土砂が収納室に収納され、地上に引き
上げられた後、蓋部材が開かれる。リング部材がバケッ
ト本体の内壁に沿って相対的に移動されと、テーパ面に
付着した土砂がテーパ面から離れ、収納室内の土砂が容
易に排出される。
【0009】また、バケット本体が取付部材に回転伝達
可能で移動可能に支承されると共にリング部材が取付部
材に固定された構成のものでは、バケット本体が地面に
突き当たると、所定量移動され、掘削ビットにより掘削
された土砂が収納室に収納された後、バケット本体が引
き上げられたときに、バケット本体が移動して、テーパ
面に付着した土砂がテーパ面から離れ、収納室内の土砂
が容易に排出される。
【0010】更に、グリップ機構に取り付けた構成とす
ることにより、オールケーシング工法での掘削に用いる
ことができ、ケリーバに取り付けた構成とすることによ
り、アースドリル工法での掘削に用いることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図2に示すように、1は回転押込機構で、水
平状態に保持されるベースフレーム2に、昇降フレーム
3を昇降する昇降シリンダ4を1組立設し、昇降フレー
ム3に軸受け5を介してリング状の回転部材6を回転可
能に支持している。回転部材6の外周にはギヤ7が形成
されており、昇降フレーム3に設けた油圧モータ8の回
転軸に固着した駆動ギヤ8aとギヤ7とをアイドルギヤ
9を介して噛合させ、油圧モータ8の回転により回転部
材6を回転するように構成されている。
【0012】回転部材6の内周には、ケーシングチュー
ブ10を挿通可能なテーパ孔11が形成されており、テ
ーパ孔11は下方に向かって縮径するように形成されて
いる。回転部材6の上方には、昇降フレーム3に配置さ
れたチャックシリンダ12により昇降されるブラケット
13aが設けられており、ブラケット13aと回転部材
6との間に、ベアリング13bを介して回転フレーム1
3cがブラケット13aと共に昇降するように支持され
て配設されている。回転フレーム13cから吊下られた
楔状のチャック部材14が、テーパ孔11とケーシング
チューブ10との間に挿入されている。
【0013】ケーシングチューブ10内には、グリップ
機構15が図示しないクレーンにより吊下られており、
グリップ機構15は、クレーンのワイヤロープ18に吊
下られたスイベル機能を有するシーブブロック17に固
着された上部フランジ部材19aに取り付けられたシャ
フト19と、シャフト19に上下方向に摺動可能に装着
された筒部材20と、ケーシングチューブ10の内周に
沿って配置された複数のグリップ部材22とを備えてい
る。
【0014】シャフト19と筒部材20との間にスプリ
ング24が圧縮されて介装されている。上部フランジ部
材19aとグリップ部材22とは、上部フランジ部材1
9aの下方への移動でグリップ部材22が拡開されるよ
うに、両端が揺動可能に支持されたリンク25で連結さ
れている。また、筒部材20とグリップ部材22との間
は、筒部材20の上方への移動でグリップ部材22が拡
開されるように、上下一組のリンク26,27で連結さ
れている。
【0015】尚、本実施例では、ケーシングチューブ1
0とグリップ機構15とにより回転伝達機構28が構成
されている。回転伝達機構28は、これに限らず、リバ
ース工法やアースドリル工法でのケリーバ等であっても
よい。筒部材20の下端フランジ20aには、図1に示
すように、取付部材30のフランジ31が取り付けられ
ており、取付部材30には、筒部材20と同芯上に下方
に筒部32が突出形成されている。この筒部32には、
掘削バケット34の筒部36が上下方向に移動可能に挿
入されている。
【0016】掘削バケット34の筒部36には、その軸
方向に沿って2組の長穴38,40が形成されており、
両長穴38,40を貫通すると共に、取付部材30の筒
部32に貫装された2組のピン42,44が、筒部32
に固定されて、取付部材30と掘削バケット34とが一
体回転できるようにすると共に、取付部材30に対し
て、上下方向に長穴38,40の長さに応じた所定量移
動可能に支承されている。
【0017】掘削バケット34は、筒部36と一体の筒
状のバケット本体46と、揺動可能に支承されバケット
本体46の下部を閉塞する開閉可能な蓋部材48とを備
え、蓋部材48により閉塞されるバケット本体46内に
収納室50が形成されている。蓋部材48には掘削ビッ
ト52が取り付けられており、掘削ビット52により掘
削した土砂を収納室50に取り込む窓(図示せず)が蓋
部材48に形成されている。
【0018】収納室50内には、バケット本体46の内
壁46aに沿って、かつ相対移動可能にリング部材54
が設けられており、本実施例では、リング部材54は、
図3に示すように、中央で2つに分割されて構成されて
いる。尚、2分割に限らず、一体であっても、あるいは
3分割以上であっても実施可能である。
【0019】そして、リング部材54の内壁は、下方に
拡開するように傾斜されたテーパ面56に形成されてい
る。リング部材54には、その上部に4本の連結部材5
7の一端が軸支されており連結部材57の他端は、バケ
ット本体46から上方に突き出されて、取付部材30の
フランジ31に軸支されている。
【0020】一方、シーブブロック17を貫通すると共
に、シャフト19を貫通して、取付部材30の筒部32
内を通り、バケット本体46の筒部36内にまで先端が
達する押棒58が上下動可能に支承されている。押棒5
8の先端は、バケット本体46に揺動可能に支承された
レバー60に揺動可能に連結されており、レバー60の
他端は、バケット本体46の上部に突き出され、連結棒
62に揺動可能に連結されている。
【0021】前記リング部材54には上下方向に配設さ
れた開閉棒64が揺動可能に支承されており、開閉棒6
4の下端には略三角形の係合部66が形成されている。
開閉棒64の上端には連結板68が固定されており、連
結板68には、連結棒62が揺動可能に連結されると共
に、ばね70の一端が取り付けられて、開閉棒64を一
方向に揺動付勢している。
【0022】また、蓋部材48には、係合部66に対応
して、係合部66の断面形状とほぼ同じ形状の貫通孔7
2が穿設されており、貫通孔72を通した後、係合部6
6を揺動させると、係合部66が貫通孔72から抜けな
いように形成されている。尚、ワイヤロープ18にガイ
ドされたウエイト74が、補助ワイヤ76により、押棒
58の真上に吊下げられている。
【0023】次に、前述した本実施例の掘削バケットの
作動について説明する。まず、ケーシングチューブ10
が挿入され、チャックシリンダ12が駆動されてブラケ
ット13aを下降させる。これにより、ベアリング13
b、回転フレーム13cを介してチャック部材14がテ
ーパ孔11とケーシングチューブ10との間に挿入さ
れ、チャック部材14により回転部材6とケーシングチ
ューブ10とが締結される。
【0024】油圧モータ8が回転駆動されると、駆動ギ
ヤ8a、アイドルギヤ9を介して回転部材6が回転さ
れ、回転部材6の回転と共にケーシングチューブ10が
回転される。また、昇降シリンダ4を駆動して昇降フレ
ーム3を下降させ、回転部材6、チャック部材14等を
介してケーシングチューブ10を地中に押し込む。
【0025】また、グリップ機構15がクレーンのワイ
ヤロープ18に吊下られて、掘削バケット34がケーシ
ングチューブ10内に挿入される。掘削バケット34が
底に当たると、ピン42,44が長穴38,40内を移
動して、ピン42,44が長穴38,40の端に当たる
まで、グリップ機構15、取付部材30が下降する。こ
のとき、リング部材54は連結部材57を介して取付部
材30に連結されているので、取付部材30と共に下降
し、バケット本体46の内壁46aに沿って、長穴3
8,40の長さの分、所定量下降する。
【0026】そして、ピン42,44が長穴38,40
の端に当たると、スプリング24の付勢力によりシャフ
ト19が上部フランジ部材19aと共に下降する。これ
により、リンク25を介してグリップ部材22が拡開さ
れて、グリップ部材22がケーシングチューブ10の内
周に押し付けられて、グリップ機構15とケーシングチ
ューブ10とが係合される。
【0027】これにより、ケーシングチューブ10の回
転と共に、グリップ機構15が回転し、油圧モータ8の
回転が、ケーシングチューブ10、グリップ機構15、
取付部材30を介して掘削バケット34に伝達される。
よって、掘削バケット34の掘削ビット52により掘削
され、掘削された土砂が掘削バケット34の収納室50
に図示しない窓を介して取り込まれる。
【0028】収納室50が収納した土砂により一杯にな
ると、ワイヤロープ18を巻き上げ、グリップ機構15
が引き上げられると、リンク25を介してグリップ部材
22がケーシングチューブ10の内周から離間されて係
合が解除される。グリップ機構15と共に、取付部材3
0が引き上げられると、まず、ピン42,44が長穴3
8,40内を移動すると共に、連結部材57を介してリ
ング部材54が引き上げられる。
【0029】ピン42,44が長穴38,40の上端に
当たるまで、リング部材54がバケット本体46の内壁
46aに沿って上昇することにより、テーパ面56が上
昇し、バケット本体46は内部の土砂と共にその自重に
より杭孔の底に当接しており、図1に示すように、テー
パ面56から土砂が離れる。
【0030】ワイヤロープ18を更に巻き上げて、ピン
42,44が長穴38,40の上端に当たると、バケッ
ト本体46も上昇し、掘削バケット34を地上に引き上
げる。そして、補助ワイヤ76を緩めてウエイト74を
落下させると、ウエイト74が押棒58を押し下げる。
押棒58が押し下げられると、レバー60、連結棒6
2、連結板68を介して、開閉棒64がばね70の付勢
力に抗して揺動され、係合部66と貫通孔72との位相
が一致し、蓋部材48が、自重や土砂の重量により自動
的に開かれる。
【0031】収納室50内の土砂が粘性の高いものであ
っても、既にテーパ面56から離れているので、蓋部材
48を開くことにより、収納室50内の土砂がそのまま
バケット本体46から落下し、容易に排出することがで
きる。しかも、本実施例では、ワイヤロープ18を巻き
上げる簡単な構成で、リング部材54とバケット本体4
6との間に相対移動が生じ、土砂の粘性が高くても容易
に排出することができる。尚、取付部材30とバケット
本体46とを一体的に固定し、リング部材54を油圧シ
リンダ等のアクチュエータにより強制的に移動させる構
成としても実施可能である。
【0032】また、本実施例では、ケーシングチューブ
10の回転と共にグリップ機構15を介して掘削バケッ
ト34を回転させるように構成しているが、これに代え
て、グリップ機構15に回転駆動源を載置し、この回転
駆動源により取付部材30を介して掘削バケット15を
回転するように構成しても実施可能である。このとき、
ケーシングチューブ10は回転させずに、掘削時の反力
を受けるのに用いる。
【0033】次に、アースドリル工法に用いる場合につ
いて図4に基づいて説明する。尚、前述した実施例と同
じ部材については同一番号を付して詳細な説明を省略す
る。図示しない回転駆動源により回転され、地中に挿入
される角形のケリーバ200の先端に、その軸方向に沿
った長穴202を設け、バケット本体46には、ケリー
バ200の先端を挿入可能な角筒部204が突出形成さ
れ、軸方向に相対的に摺動できるように構成されてい
る。
【0034】この角筒部204には、長穴202に対応
して貫通孔206が穿設されており、貫通孔206と長
穴202にはピン208が挿入されて、長穴202の長
さに応じて上下方向に所定量移動できるようにされてい
る。また、ケリーバ200の先端には、取付部材210
が一体的に固定されており、この取付部材210はケリ
ーバ200の径方向に十文字状に突出されたアーム部2
12を備え、このアーム部212の先端に、前記連結部
材57の先端が軸支されている。
【0035】ケリーバ200を回転させながら、降下さ
せ、掘削バケット34の先端が底に当たると、ピン28
が長穴202内を移動して長穴202の端に当たるまで
ケリーバ200が降下する。そして、ケリーバ200の
回転により掘削バケット34が回転して、掘削ビット5
2により掘削が行われる。
【0036】掘削された土砂は収納室50に収納され、
収納室50が一杯になるとケリーバ200が引き上げら
れる。このとき、ピン208は長穴202を移動すると
共に、取付部材210、連結部材57を介してリング部
材54が引き上げられる。ピン208が長穴202の下
端に当たるまで、リング部材54が上昇し、内部の土砂
がテーパ面56から離れる。
【0037】そして、ピン208が長穴202の下端に
当たると、ピン202、角筒部204を介して、バケッ
ト本体46がケリーバ200と共に引き上げられる。地
上に引き上げられた掘削バケット34は、開閉棒214
を操作して、蓋部材48を開き、内部の土砂を排出す
る。この場合も、土砂が粘性の高いものであっても、既
にテーパ面56から離れているので、蓋部材48を開く
ことにより、そのままバケット本体46から落下し、容
易に排出することができる。
【0038】このように、掘削バケット34は、前述し
たオールケーシング工法にも、また、アースドリル工法
にも用いることができる。以上本発明はこの様な実施例
に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の掘削バケッ
トは、収納室内の土砂が粘性の高いものであっても、リ
ング部材とバケット本体との相対移動により土砂がテー
パ面から離れて、蓋部材を開くことにより容易に排出す
ることができるという効果を奏する。また、バケット本
体が取付部材に回転伝達可能で移動可能に支承されると
共に、リング部材が取付部材に固定された構成とする
と、特別なアクチュエータ等を必要とすることなく、簡
単な構成で、リング部材とバケット本体との間に相対移
動を生じさせ、土砂の粘性が高くても容易に排出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての掘削バケットをグリ
ップ機構に取り付けた拡大断面図である。
【図2】本実施例の掘削バケットを用いた回転押込機構
の概略構成図である。
【図3】本実施例のリング部材の拡大斜視図である。
【図4】アースドリル工法に用いた他の実施例の掘削バ
ケットの概略構成図である。
【図5】従来の掘削バケットの断面図である。
【図6】従来の掘削バケットの底面図である。
【符号の説明】
1…回転押込機構 10…ケーシングチューブ
15…グリップ機構 30…取付部材 34,100…掘削バケット
38,40…長穴 42,44,208…ピン 46,102…バケット本
体 46a…内壁 48,108…蓋部材 50,112…収納室
52…掘削ビット 54…リング部材 56…テーパ面
200…ケリーバ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−301077(JP,A) 特開 平5−248159(JP,A) 実開 平6−74689(JP,U) 実開 平1−93280(JP,U) 実開 昭55−67256(JP,U) 実開 昭64−696(JP,U) 実開 昭63−104485(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21B 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のバケット本体の下部を掘削ビッ
    トが設けられた開閉可能な蓋部材により閉塞して掘削し
    た土砂の収納室が形成された掘削バケットにおいて、 前記収納室内に前記バケット本体内壁に沿って下方に拡
    開するテーパ面を有するリング部材を相対移動可能に設
    けたことを特徴とする掘削バケット。
  2. 【請求項2】 前記バケット本体は、回転が伝達される
    取付部材に回転伝達可能で上下方向に所定量移動可能に
    支承されると共に、前記リング部材は、前記取付部材に
    支持されたことを特徴とする請求項1記載の掘削バケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 先端に掘削ビットが設けられたケーシン
    グチューブ内に吊下げられて拡開し前記ケーシングチュ
    ーブ内壁に一体的に係合するグリップ機構に前記取付部
    材が取り付けられ、前記バケット本体は、前記取付部材
    に回転伝達可能で上下方向に所定量移動可能に支承され
    ると共に、前記リング部材は、前記取付部材に支持され
    たことを特徴とする請求項1記載の掘削バケット。
  4. 【請求項4】 回転されるケリーバに前記バケット本体
    を回転伝達可能で上下方向に所定量移動可能に支承する
    と共に、前記リング部材は、前記ケリーバに支持された
    ことを特徴とする請求項1記載の掘削バケット。
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