JP2911328B2 - インクジェットプリンタおよびインクカートリッジ - Google Patents

インクジェットプリンタおよびインクカートリッジ

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JP2911328B2
JP2911328B2 JP1554493A JP1554493A JP2911328B2 JP 2911328 B2 JP2911328 B2 JP 2911328B2 JP 1554493 A JP1554493 A JP 1554493A JP 1554493 A JP1554493 A JP 1554493A JP 2911328 B2 JP2911328 B2 JP 2911328B2
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和弥 小山
教博 越智
孝三 山口
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気孔を有する着脱式
のインクカートリッジを使用するインクジェットプリン
タの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタ用の着脱式のイ
ンクカートリッジには、インク封入容器が変形可能な弾
性体で作られ、インクの使用に伴い大気により圧迫され
変形するものや、インク封入容器が剛体で作られ、大気
と連通する空気孔を有しインクの使用がスムーズに行な
われる形のものがある。インクの供給は本体よりカート
リッジにインク供給用の針などを差込んで行なう。
【0003】前者の場合、カートリッジには外部と連通
する通路がないため、出荷時の状態でカートリッジの使
用が可能となる。
【0004】後者の場合は、大気と連通する孔があるた
め、出荷時までにインクの漏れや蒸発防止のためテープ
などで孔を塞ぐ必要がある。
【0005】空気孔をテープで封止しない場合は、 a.空気孔を弁構造にし、カートリッジをプリンタに装
着時のみ大気と連通する、 b.カートリッジをプリンタに装着したとき、プリンタ
本体より針などが挿入されて大気を連通するようにす
る、 など、プリンタに装着時のみインクカートリッジ内部を
大気と連通させるような特別な手段を講ずる必要があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】着脱式インクカートリ
ッジの空気孔をテープで塞ぐのは簡単であるが、使用時
はユーザがテープを除去してからプリンタに装着しなけ
ればならない。空気孔を封止するテープ除去の確認は、
ユーザが行なわねばならず、テープで孔を塞がれたまま
使用される危険性がある。空気孔がテープで塞がれてい
る状態でインクジェットプリンタを使用すると、インク
供給が行なわれず印字ヘッドが使用不能となることがあ
る。また、空気孔は塞がれていなくても、インクがなく
なった状態でインクジェットプリンタを使用した場合に
も、インク供給が行なわれず同様の問題が発生する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタにおいては、印字ヘッド側に電気接点を設け、
空気孔を有するインクカートリッジ側には印字ヘッド側
の電気接点に対応する位置に電気接点を設け、これらの
電気接点と印字ヘッド側のインク供給用針等で電気回路
を形成するようにし、かつ、インクカートリッジの空気
孔と電気接点は被覆手段で覆うことができるようにし
た。
【0008】
【作用】インクカートリッジをプリンタの印字ヘッドに
装着したとき、インクカートリッジの空気孔と電気接点
を覆う被覆手段を除去しないと、電気回路が形成されな
いから、空気孔が開けられているかどうかを検出でき
る。また、インクカートリッジ側の電気接点とインク供
給用針との間のインクが減少すると、この間の回路が遮
断されるから、インクの残量を検出できる。
【0009】
【実施例】図1(a)は、本発明のインクジェットプリ
ンタの一実施例のキャリッジと印字ヘッドとの関係を示
す斜視図であり、図1(b)はキャリッジに装着される
インクカートリッジの断面図である。
【0010】図1(a)において、印字ヘッド2は、図
示されていないプリンタのプラテンに対向し、同じく図
示されていないシャフトに沿って図の矢印方向に往復移
動し印字を行なう。キャリッジ16の一方には印字ヘッ
ド支持部11が設けられ、その一方の壁面は後述のイン
クカートリッジ1の前端と対向する。その反対側の壁面
には印字ヘッド2が装着される。印字ヘッド支持部11
のインクカートリッジ1に対向する壁面に設けた凹部1
1−1には、インクカートリッジ1に設けたインク供給
口1−1が挿入される。このとき、印字ヘッド2と連通
する導体たとえば金属製のインク供給用針6が、インク
カートリッジ1の封止ゴム8を介してインク溜り7に突
き刺さる。印字ヘッド支持部11のインクカートリッジ
1に対向する壁面には電気接点10が設けられている。
インクカートリッジ1をキャリッジ16に装着すると
き、キャリッジ16に設けたガイド16−1により、イ
ンクカートリッジ1を保持する。印字ヘッド支持部11
にはカートリッジ解除レバー12が設けられている。
【0011】図1(b)において、インクカートリッジ
1の内部には、インク含浸剤に含浸されたインクを収容
するインク室9と、フィルタ1−2を介して隔てられた
インク溜り7が設けられ、インク溜り7の一方を延長し
たインク供給口1−1の端部には封止ゴム8が設けられ
ている。インクカートリッジ1の上部には空気孔3が設
けられ、印字の進行に伴いインク室7に空気を補充する
ようになっている。また、インクカートリッジ1の印字
ヘッド支持部11の電気接点10と対向する位置に電気
接点5が設けられ、そのインク溜り7側の端部には、接
点5−1が設けられ、インク供給用針がインク溜り7に
挿入されたとき、接点5−1の先端はインク供給用針6
の水平面とほぼ同一の高さになるようにされている。空
気孔3と電気接点5は、使用状態にないときはテープ4
により被覆されている。
【0012】インクカートリッジ1をキャリッジ16に
装着時は、印字ヘッド支持部11に取付けられた電気接
点10に、インクカートリッジ1の電気接点5が接触す
る。接点5−1はインク室9のインクが減少した場合、
インク溜り7の液量が減少し、インク供給針6と接点5
−1の間に空気層ができ抵抗値が変化するので、それを
検知してインクの残量の有無の検出を行なう。インク残
量の減少を検知すれば、装置は停止しインクカートリッ
ジ1を交換することになる。
【0013】図2は、インクカートリッジ1の空気孔3
を有する側の側面図である。ほぼ中央下方にインク供給
口1−1が設けられ、封止ゴム8によりインクが漏れな
いようにされている。その上方に空気孔3および電気接
点5が設けられ、これらは使用開始前はテープにより被
覆されている。
【0014】図3は、インクカートリッジ1を印字ヘッ
ド支持部11に取付ける状態の一例の説明図である。キ
ャリッジ16および印字ヘッド支持部11は破線で示
し、インク供給用針6は省略してある。
【0015】インクカートリッジ1を装着するときは、
これをキャリッジ16上に置き矢印A方向にスライドさ
せる。ロック用のノズル側フック14にインクカートリ
ッジ側のフック13が係合し、かつ、解除スプリング1
5によりインクカートリッジ1が押され、さらに、キャ
リッジ16のガイド16−1がインクカートリッジ1の
ガイド17に係合し、がたつきを防止することにより、
インクカートリッジ1はキャリッジ16に固定される。
インクカートリッジ1を取外すときは、カートリッジ解
除レバー12を押すことにより、ノズル側フック14が
下がりロックが解除され、解除スプリング15によりイ
ンクカートリッジ1は矢印B方向にスライドし取外し可
能となる。
【0016】図4(a)は、前述の装置における電気回
路のブロック図であり、図4(b)はそのフローチャー
トである。
【0017】図4(a)において、インク溜り7の中に
はインク供給用針6と電気接点5に設けた接点5−1が
インクを介して導通するようにされている。電気接点5
と電気接点10とは、空気孔3を封止するテープ4を除
去することにより回路が閉じられるようになっている。
検出回路18は、回路が閉じているか開いているかを検
出し、テープ4が除去されていなければプリンタの回路
を開き、また、インク溜り7のインクが減少し接点5−
1とインク供給用針6との導通が遮断すれば、プリンタ
の回路を開くようになっている。図示されていないが、
キャリッジ16の適宜の部分にプリント配線板を設け、
前記の検出回路その他必要な回路を形成する。
【0018】図4(b)は図4(a)の回路のフローチ
ャートである。回路が閉じておれば、Hレベルの信号を
検出しプリンタの運転を続行し、回路が開けばLレベル
の信号を検出しプリンタを停止するとともに、図示され
ていない表示手段に表示する。
【0019】もし、インクカートリッジ1装着時にテー
プ4を除去せずに装着した場合、インクカートリッジ1
の電気接点5と印字ヘッド支持部11側の電気接点10
が絶縁され、インク残量はないものとして検出され図4
(b)に示されるようにプリンタは運転されない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、空気孔を封止するテー
プが除去されない限り、プリンタは運転されないので印
字ヘッドが使用不能となることはない。また、空気孔の
開閉の有無とインク残量の有無の検出を同一の装置で行
なうことができるから、それぞれ別の検出手段が不要と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は印字ヘッドを装着したキャリッジの斜
視図であり、(b)はインクカートリッジの断面図であ
る。
【図2】インクカートリッジの側面図である。
【図3】インクカートリッジの着脱を示す説明図であ
る。
【図4】(a)は電気回路のブロック図であり、(b)
はそのフローチャートである。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ 2 印字ヘッド 3 空気孔 4 テープ 5 電気接点 6 インク供給用針 7 インク溜り 8 封止ゴム 9 インク室 10 電気接点 11 印字ヘッド支持部 12 カートリッジ解除レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−282256(JP,A) 特開 昭60−32668(JP,A) 特開 平3−234659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/175

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドと、 電気接点を有する印字ヘッド支持部と、 印字ヘッド支持部の電気接点に対向する位置に設けた電
    気接点と空気孔とを有し、不使用時には電気接点と空気
    孔とが絶縁物で塞がれ、印字ヘッド支持部に着脱自在の
    インクカートリッジとを有し、 印字ヘッド支持部側にはインクカートリッジのインク溜
    りに挿入され電気回路の一部となり、かつ印字ヘッドに
    インクを供給するインク供給用針を設けてあり、前記電
    気回路は、印字ヘッド支持部の電気接点とインクカート
    リッジの電気接点とが接している場合に導通することを
    特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 印字ヘッド支持部に設けた電気接点とイ
    ンクカートリッジに設けた電気接点とインク供給用針
    を含む電気回路によって、インクカートリッジのインク
    残量を検出することを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 インクカートリッジの電気接点と空気孔
    とをともに覆う被覆手段を有することを特徴とする請求
    項1記載のインクジェットプリンタに使用するインクカ
    ートリッジ。
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