JP4556985B2 - ヘッドユニットの保管方法および保管装置 - Google Patents
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封止部材とノズル面との間に形成される空間を、封止部材に貫通させた中空の針状部材の内部を介して予め大気に連通させ、ノズル面を前記封止部材に押圧させるため、ノズル面を覆ったときに上記空間内の空気を中空の針状部材の内部を介して大気に放出することにより、空間の内部の圧力上昇を防止し、ノズルのメニスカスの破壊を確実に防止することができる。その後、封止部材から針状部材を抜き取ることにより、針状部材の貫通により形成された封止部材の孔を、その封止部材自身の弾性復元力により閉塞させ、空間を密閉することができるので、インクや液体の乾燥を防止することができる。
(請求項2に記載の発明の効果)
ヘッドユニットに、記録ヘッドおよびバッファタンクを備えるものにおいて、インクタンクからチューブを介してバッファタンクにインクを供給するインクジェット記録装置において、上記のように封止部材でノズル面を覆うときにノズルのメニスカスの破壊を防止し、その後ノズルを密閉状態に保ち、また、バッファタンクの接続口を覆うことで、インクや液体の乾燥を防止することができる。
(請求項3に記載の発明の効果)
封止部材と針状部材との一方を他方に対して移動することで封止部材に針状部材を押し込んで貫通させ、上記のように封止部材でノズル面を覆うときに空間の内部の圧力上昇を防止することができる。その後、封止部材から針状部材を抜き取ることで、空間を密閉することができる。
(請求項4に記載の発明の効果)
封止部材を保持した下ケースにヘッドホルダを装着し、その後、封止部材から針状部材を抜き取ることができるので、下ケースにヘッドホルダを装着した後でノズル面を封止する作業を行うことができる。
(請求項5に記載の発明の効果)
封止部材を保持した下ケースを台上に載置し、針状部材を封止部材に押し込み、そして同じ側から下ケース上にヘッドホルダを装着することができる。
(請求項6に記載の発明の効果)
針状部材を突出した状態で有する台上に、封止部材を保持した下ケースを載置し、そしてその下ケース上にヘッドホルダを装着することができる。
(請求項7に記載の発明の効果)
下ケースは封止部材を保持する底壁に開口部を有しているから、針状部材を封止部材及び開口部に貫通させることができ、また、下ケース上にヘッドホルダを装着後、封止部材から針状部材を抜き取ることができる。
(請求項8に記載の発明の効果)
下ケースにヘッドユニッを配置し、さらに下ケースに上ケースを結合することにより、ノズル面を封止部材に押圧できるので、ノズル面を封止するための作業効率を向上させることができる。また、ヘッドユニットが上ケースと下ケースとの間に収容されるため、他の部材との衝突などからヘッドユニットを保護することができる。
(請求項9に記載の発明の効果)
下ケースに保持した封止部材に対し、中空の針状部材を押し込み、封止部材にその針状部材を貫通支持させる装置を提供することができる。
(請求項10に記載の発明の効果)
封止部材を保持した下ケースを、中空の針状部材を突出した台上に向け押圧し、封止部材に針状部材を押し込み、封止部材にその針状部材を貫通させる装置を提供することができる。
最初に、本発明の実施形態の保管方法を適用可能なヘッドユニットを備えたインクジェット記録装置の主要構成について、その平面説明図である図1を参照して説明する。
(ヘッドホルダの主要構造)
次に、インクジェットヘッド30を保持するヘッドホルダの主要構造について図2および図3を参照して説明する。図2はヘッドホルダの縦断面説明図である。図3は図2をノズル面側から見た説明図である。
(インクジェットヘッド30の保管装置の第1参考例構造)
次に、インクジェットヘッド30の第1参考例の保管装置(以下、単に保管装置という)について、図4および図5を参照に説明する。図4(A)は、ノズル面31aを封止する前の保管装置の縦断面説明図であり、図4(B)は、封止部材50を上方から見た平面説明図であり、図4(C)は、プロテクタ21を図4(A)のC−C方向から見た平面説明図である。図5(A)は、ノズル面31aを封止した後の保管装置の一部縦断面説明図である。図5(B)は、上ケースと下ケースとを固定する留め具の縦断面説明図である。
(インクジェットヘッド30の第1参考例の保管方法)
保管装置100を用いたインクジェットヘッド30の保管方法を説明する。
[第1参考例による効果](1)以上のように、上記第1参考例の記録ヘッドの保管装置100および保管方法を使用すれば、封止部材50には、ノズル面30aを覆ったときに封止部材50とノズル面30aとの間に形成される空間51と大気とに連通する連通孔50cが形成されているため、ノズル面30aを覆ったときに空間51内の空気を連通孔50cを介して大気に放出することにより、空間51の内部の圧力上昇を防止することができるので、ノズル35〜38のメニスカスの破壊を確実に防止できる。
(2)上ケース70と下ケース60との間にインクジェットヘッド30を収容するだけの簡単な作業により、封止部材50をノズル面30aに密着するように押圧できるので、ノズル面30aを封止するための作業効率を向上させることができる。
(3)下ケース60の底壁60bに形成された底孔60eを通じて、連通孔50cの開閉を行うことができるので、インクジェットヘッド30を上ケース70と下ケース60との間に収容した後でノズル面30aを封止する作業を行うことができる。
(4)封止栓80という簡単な構造体により連通孔50cを開閉することができるので、取り扱いが容易であり、コスト的にも有利である。
(5)封止部材50が弾性体であるので、ノズル面30aに密着しやすく、確実にノズル面30aを封止することができる。また、封止栓80の挿入部80bが封止部材50の弾性復元力により、連通孔50cと密着するため、確実にノズル面30aを封止することができる。
(6)封止部材50が、ノズル35〜38を囲む環状をなし、かつ、その内側の部分に空間51を形成するリップ部分50bを有するため、封止部材50がノズル35〜38に接触することがないので、インクのメニスカスの部分が封止部材と接触し、破壊されるおそれがない。また、ノズル35〜38が傷つくおそれがない。
〈第1実施形態〉
次に、この発明の第1実施形態について図6ないし図9を参照して説明する。図6(A)は、封止部材に貫通孔を形成するための装置の一部縦断面説明図である。図6(B)は、封止部材を上方から見た平面説明図である。図7(A)は、上ケース70の一部縦断面説明図であり、図7(B)は、プロテクタ21の右側面説明図であり、図7(C)は、ヘッドホルダ9の一部縦断面説明図であり、図7(D)は、封止部材に針状部材が貫通された状態の下ケース60の説明図である。図8は、ヘッドホルダ9を収納した保管装置100の一部縦断面説明図である。図9は、作業台から取り外した保管装置100および作業台の説明図である。図9(A)は、保管装置100の外観図であり、図9(B)は、作業台の縦断面説明図である。
(インクジェットヘッド30の保管装置の構造)
この実施形態では、インクジェットヘッド30のノズル35〜38(図3)は、ノズル35、36と、ノズル37、38の2つのグループに分けられている。封止部材53は、図6(B)に示すように、2つのノズルグループに対応して区画されている。後述する針状部材94と、貫通治具93の案内部93a、挿入治具93b、制限治具93cとは、各ノズルグループに対応して1組ずつ設けられている。図6(A)に示すように、この実施形態では、第1参考例とは異なり、封止部材53には連通孔は形成されておらず、リップ部分53bの内周に近接した位置に、板状部53aの上面から下面に向かって、有底のガイド孔53cが、前記のそれぞれの区画に設けられている。下ケース60の底壁60bの底孔60eは、ガイド孔53cに対応する位置に開口形成されている。
(封止部材53の貫通方法)
針状部材94を用いて、封止部材53に、前述のノズルグループ毎に形成される空間51と大気とを連通する通路を形成するためには、まず、封止部材53を保持した下ケース60を、作業台92に載置し、貫通治具93を封止部材53の上部に配置する。このとき、下ケース60は、貫通孔92bとガイド孔53cとが底孔60eを通じて同一直線上に並ぶように、作業台92の上面に配置される。
(インクジェットヘッド30の保管方法)
保管装置100を用いたインクジェットヘッド30の保管方法を説明する。
[第1実施形態による効果](1)以上のように、上記第1実施形態の記録ヘッドの保管装置および保管方法を使用すれば、封止部材53がノズル面30aを覆ったときに、封止部材53とノズル面30aとの間に形成される空間51を、封止部材53とノズル面30aとを密着させる前に、封止部材53を貫通して予め大気に連通させるため、上記空間51内の空気をこの連通している部分を介して大気に放出することにより、空間51の内部の圧力上昇を防止することができるので、ノズル35〜38のメニスカスの破壊を確実に防止できる。
(2)弾性体からなる封止部材53に中空の針状部材94を貫通させて、封止部材53とノズル面30aとの間に形成される空間51と大気とを連通させ、その針状部材94を抜き取ることにより、貫通により形成された封止部材53の孔を、その封止部材53自身の弾性復元力により閉塞させることができるため、閉塞するための部材が不要であり、確実にノズル面30aを封止することができる。
(3)上ケース70と下ケース60との間にインクジェットヘッド30を収容するだけの簡単な作業により、封止部材53をノズル面30aに密着するように押圧できるので、ノズル面30aを封止するための作業効率を向上させることができる。
〈第2実施形態〉
次に、この発明の第2実施形態について図10および図11を参照して説明する。図10は、封止部材53に下方から針状部材を貫通させるために用いる装置の一部縦断面説明図である。図11(A)は、上ケース70の一部縦断面説明図であり、図11(B)は、プロテクタ21の右側面説明図であり、図11(C)は、ヘッドホルダ9の一部縦断面説明図であり、図11(D)は、封止部材53に針状部材が貫通された状態の下ケース60の説明図である。
(封止部材53に針状部材を貫通させるために用いる装置の構造)
図10に示すように、貫通台95は、上面に下ケース60を所定の位置に位置決めする位置決め部材95aを備えており、厚さ方向に貫通孔95b、95bが貫通形成されている。各貫通孔95bには、中空の針状部材96がそれぞれ挿通されており、各先端部96aは、貫通孔95bから上方に突出した状態で固定されている。各針状部材96は、貫通台95に下ケース60を載置するときに、底壁60bの底孔60eを通って封止部材53のガイド孔53cに貫通可能となる位置に設けられている。
(封止部材53の貫通方法)
貫通台95の針状部材96を用いて、封止部材53に、空間51と大気とを連通する通路を形成するためには、まず、下ケース60の開口部60aから押圧治具97を下ケース60に取り付ける。押圧治具97は、ガイド部材60fにより案内され、押圧部97aにより封止部材53の上部に当接される。このとき、係止部97bは、下ケース60の開口部60aに当接しており、押圧治具97の上面を押圧することにより、封止部材53を固定したまま、下ケース60を貫通台95に押し付けることができる。
(インクジェットヘッド30の保管方法)
保管装置100を用いたインクジェットヘッド30の保管方法を説明する。
[第2実施形態による効果](1)以上のように、上記第2実施形態の記録ヘッドの保管装置および保管方法を使用すれば、封止部材53がノズル面30aを覆ったときに、封止部材53とノズル面30aとの間に形成される空間51を、封止部材53とノズル面30aとを密着させる前に、封止部材53を貫通して予め大気に連通させるため、上記空間51内の空気をこの連通している部分を介して大気に放出することにより、空間51の内部の圧力上昇を防止することができるので、ノズル35〜38のメニスカスの破壊を確実に防止できる。
(2)弾性体からなる封止部材53に針状部材96を貫通させて、封止部材53とノズル面30aとの間に形成される空間51と大気とを連通させ、その針状部材96を抜き取ることにより、貫通により形成された封止部材53の孔を、その封止部材53自身の弾性復元力により閉塞させることができるため、閉塞するための部材が不要であり、確実にノズル面30aを封止することができる。
(3)上ケース70と下ケース60との間にインクジェットヘッド30を収容するだけの簡単な作業により、封止部材53をノズル面30aに密着するように押圧できるので、ノズル面30aを封止するための作業効率を向上させることができる。
[他の参考例および実施形態](1)封止栓は、下ケース60と一体的に設けてもよい。図12は、下ケース60と一体的に設けられた封止栓の説明図である。封止栓62は、下ケース60の底孔60eの外縁から下方に延びる腕部分62aと、この腕部分62aの先端に設けられた、連通孔50cに挿入する挿入部62bとからなる。腕部分62aは、可撓性を有しており、挿入部62bを連通孔50cに挿入し、連通孔50cの弾性で固定することにより、封止部材50とノズル面から形成される空間51を封止することができる。この構成を使用した場合、挿入部62bが下ケース60に一体的に設けられているので、挿入部62bを紛失するおそれがないとともに、前述した第1参考例の形態の効果を奏することができる。
(2)封止栓は、封止部材50と一体的に設けてもよい。図13は、封止部材50と一体的に設けられた封止栓の説明図である。封止栓52は、封止部材50の下面の端部から下方に延びる腕部分52aと、この腕部分52aの先端に設けられた、連通孔50cに挿入する挿入部52bとからなる。腕部分52aは、可撓性を有しており、挿入部52bを連通孔50cに挿入し、連通孔50cの弾性で固定することにより、封止部材50とノズル面から形成される空間51を封止することができる。この構成を使用した場合、挿入部52bが封止部材50に一体的に設けられているので、挿入部52bを紛失するおそれがないとともに、前述した第1参考例の形態の効果を奏することができる。
(3)連通孔50cを封止栓で閉塞するかわりに、連通孔50cに接着剤やパテなどの充填剤を充填してもよい。この構成を使用した場合、連通孔50cを充填剤で閉塞するので、封止栓などの部材を用いて閉塞する場合のように、部材が連通孔50cより欠落することがなく、連通孔50cを確実に閉塞することができる。また、この構成を使用した場合でも、前述した第1参考例の形態の効果を奏することができる。
(4)ヘッドホルダ9と下ケース60とが結合することにより、封止部材50、53をノズル面31aに押圧する構造を採用してもよい。例えば、ヘッドホルダ9の外側面と下ケース60の上端部とに、それぞれ留め具を設け、それらを係止して、ノズル面31aが封止部材50、53に押圧された状態でヘッドホルダ9と下ケース60とを固定してもよい。この構成を使用した場合でも、前述した第1〜2実施形態の形態の効果を奏することができる。
[各請求項と実施形態との対応関係]
記録用紙Pが、請求項1に記載の被記録媒体に、インクジェットヘッド30が記録ヘッドに、インクジェットプリンタ1が記録装置に、インクジェットプリンタ1の内、ヘッドホルダ9を除いた部分が記録装置本体にそれぞれ対応する。
9 ヘッドホルダ
9d カバー
30 インクジェットヘッド(記録ヘッド)
30a ノズル面
35〜38 ノズル
50、53 封止部材
50b、53b リップ部分
50c 連通孔
51 空間
52、62、80 封止栓
52a、62a 腕部分
52b、62b、80a 挿入部
53c ガイド孔
60 下ケース
60b 底壁
60e 底孔(開口部)
70 上ケース
94、96 針状部材
100 保管装置
P 記録用紙(被記録媒体)
Claims (10)
- ノズル面に開口形成されたノズルからインクを被記録媒体へ吐出して記録を行う記録ヘッドを備えるヘッドホルダを、前記記録ヘッドにインクまたはそれに近い液体を収容した状態で、かつ弾性体からなる封止部材により前記ノズル面との間に空間を形成した状態で前記ノズル面を覆うことにより前記ノズル面を封止して、記録装置本体に対し非装着の状態で保管する保管方法において、
前記封止部材と前記ノズル面とを密着させる前に、前記封止部材と前記ノズル面との間に形成される空間を、前記封止部材に貫通させた中空の針状部材の内部を介して予め大気に連通させ、
前記ノズル面を前記封止部材に押圧させた後、前記封止部材から前記針状部材を抜き取ることにより、前記針状部材の貫通により形成された前記封止部材の孔を、その封止部材自身の弾性復元力により閉塞させ、前記空間を密閉することを特徴とするヘッドホルダの保管方法。 - ノズルからインクを被記録媒体へ吐出して記録を行う記録ヘッドとその記録ヘッドのインク流入口に連通したバッファタンクとを備えるヘッドユニットと、
インクタンク内のインクを前記バッファタンクに供給するチューブと、
前記チューブを、前記バッファタンクの接続口に着脱可能に接続するチューブジョイントと、
を有するインクジェット記録装置において、記録ヘッドにインクまたはそれに近い液体を収容した状態で、かつ弾性体からなる封止部材により前記ノズル面との間に空間を形成した状態で前記ノズル面を覆うことにより前記ノズル面を封止して、記録装置本体に対し非装着の状態で保管する保管方法であって、
前記バッファタンクの接続口を閉塞し、
前記封止部材と前記ノズル面とを密着させる前に、前記封止部材と前記ノズル面との間に形成される空間を、前記封止部材に貫通させた中空の針状部材の内部を介して予め大気に連通させ、
前記ノズル面を前記封止部材に押圧させた後、前記封止部材から前記針状部材を抜き取ることにより、前記針状部材の貫通により形成された前記封止部材の孔を、その封止部材自身の弾性復元力により閉塞させ、前記空間を密閉することを特徴とするヘッドホルダの保管方法。 - 前記封止部材と前記針状部材との一方を他方に対して移動して前記封止部材に前記針状部材を押し込み、貫通させ、その後、前記封止部材に対し前記ノズル面を押圧させ、その後、前記封止部材から前記針状部材を抜き取ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘッドホルダの保管方法。
- 前記封止部材を下ケースに保持した状態で、前記ノズル面と前記封止部材とを当接させ、
前記ノズル面を前記封止部材に押圧させた状態となるように、前記下ケースに前記ヘッドホルダを装着し、その後、前記封止部材から前記針状部材を抜き取ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のヘッドホルダの保管方法。 - 前記封止部材を保持した前記下ケースを、台上に載置した状態で、前記針状部材を前記封止部材に押し込み、その針状部材を押し込んだ側と同じ側から前記封止部材に前記ノズル面を押圧させて、前記下ケース上に前記ヘッドホルダを装着し、その後、前記ヘッドホルダを下ケースに装着した状態で、前記封止部材から前記針状部材を抜き取ることを特徴とする請求項4に記載のヘッドホルダの保管方法。
- 前記針状部材を突出した状態で有する台上に、前記封止部材を保持した前記下ケースを、前記封止部材を前記針状部材に貫通させて、載置し、その下ケース上に前記ヘッドホルダを、前記封止部材に前記ノズル面を押圧させて、装着し、その後、前記ヘッドホルダを装着した下ケースを、前記台上から取り外すことで、前記封止部材から前記針状部材を抜き取ることを特徴とする請求項4に記載のヘッドホルダの保管方法。
- 前記下ケースは、前記封止部材を保持する底壁を有し、その底壁には、前記封止部材の前記連通孔と対応する位置から外部に通じる開口部を有しており、
前記針状部材を前記封止部材及び前記開口部に貫通させ、
前記ヘッドホルダを前記下ケースに、前記封止部材に前記ノズル面を押圧させて、装着することを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のヘッドホルダの保管方法。 - 前記下ケースとの間に前記ヘッドユニットを収容する上ケースをさらに備え、
前記ノズル面を前記封止部材に当接させて前記下ケースに前記ヘッドユニットを配置し、さらにその下ケースに上ケースを結合して前記ノズル面を前記封止部材に向け押圧させることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のヘッドホルダの保管方法。 - ノズル面に開口形成されたノズルからインクを被記録媒体へ吐出して記録を行う記録ヘッドを備えるヘッドホルダを、前記記録ヘッドにインクまたはそれに近い液体を収容した状態で、かつ弾性体からなる封止部材により前記ノズル面との間に空間を形成した状態で前記ノズル面を覆うことにより前記ノズル面を封止して、記録装置本体に対し非装着の状態で下ケースに保管する保管装置において、
前記下ケースを載置する台と、
前記台上の前記下ケースに保持した前記封止部材に対し、中空の針状部材を押し込み、前記封止部材にその針状部材を貫通支持させる貫通治具と
を備える保管装置。 - ノズル面に開口形成されたノズルからインクを被記録媒体へ吐出して記録を行う記録ヘッドを備えるヘッドホルダを、前記記録ヘッドにインクまたはそれに近い液体を収容した状態で、かつ弾性体からなる封止部材により前記ノズル面との間に空間を形成した状態で前記ノズル面を覆うことにより前記ノズル面を封止して、記録装置本体に対し非装着の状態で下ケースに保管する保管装置において、
中空の針状部材を突出した状態で備える台と、
前記封止部材を保持した前記下ケースを前記台上に向け押圧し、前記封止部材に前記針状部材を押し込み、前記封止部材にその針状部材を貫通させる押圧治具と
を備える保管装置。
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