JP2910801B2 - 紙葉類計数機 - Google Patents

紙葉類計数機

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JP2910801B2
JP2910801B2 JP3317078A JP31707891A JP2910801B2 JP 2910801 B2 JP2910801 B2 JP 2910801B2 JP 3317078 A JP3317078 A JP 3317078A JP 31707891 A JP31707891 A JP 31707891A JP 2910801 B2 JP2910801 B2 JP 2910801B2
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勇司 財田
隆雄 秋岡
裕之 池田
昭夫 船戸
盛 米谷
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の場所での紙葉類
の計数が可能であり、コンパクトで軽く、持ち運びに便
利な紙葉類計数機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類計数機としては、特公昭5
5−6975号公報に開示されているもの等があげられ
る。この紙葉類計数機は、紙葉類が投入される紙葉類投
入部と、この紙葉類投入部に投入された紙葉類を一枚ず
つ分離しながら繰り出してその枚数を計数する分離繰出
手段と、この分離繰出手段により繰り出された紙葉類を
集積する集積部と、分離繰出手段の作動開始等の操作を
行うとともに繰り出された紙葉類の計数値等を表示する
表示操作部とを有するものであり、前記集積部および表
示操作部は紙葉類計数機本体に固定されて設けられてい
た。
【0003】この紙葉類計数機は、集積部および表示操
作部が固定式であるため、持ち運びが不便であるという
問題があった。すなわち、集積部が紙葉類計数機本体か
ら外部に突出する形状をなしているためこの集積部を持
ち運び時にぶつけて破損したり、表示操作部が固定式で
あると壊れやすい操作スイッチや表示板等が表面に出る
ことになるため、持ち運び時にこれをぶつけて破損する
可能性があった。
【0004】このため、本出願人は、集積部および表示
操作部を共に紙葉類計数機本体に対して開閉自在に支持
する構成を有する紙葉類計数機について先の出願を行な
っている(特願平3−249875号)。これは、持ち
運び時に集積部および表示操作部を紙葉類計数機本体に
対して閉じ計数時には開くことにより、集積部および表
示操作部を持ち運び時にぶつけて破損するのを防止する
ものであり、その起動は電源スイッチのON/OFFに
より行なわれるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記紙葉類計数機は、
使用開始時および終了時に電源スイッチのON/OFF
の操作を行なわなければならず、特に電源スイッチのO
FFを忘れると電力を無駄に消費してしまうことになる
ため、この点でさらなる改善の余地があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、使用開始時
および終了時に電源スイッチのON/OFFの操作を行
なうことなく、使用時および非使用時の各セット状態に
応じて自動的に電源のON/OFFを行なうことができ
る紙葉類計数機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の紙葉類計数機は、紙葉類が
投入される紙葉類投入部と、該紙葉類投入部に投入され
た紙葉類を一枚ずつ分離しながら繰り出してその枚数を
計数する分離繰出手段と、該分離繰出手段により繰り出
された紙葉類を集積する集積部と、前記分離繰出手段の
作動開始等の操作情報が入力されるとともに該分離繰出
手段により計数された紙葉類の計数値を表示する表示操
作部と、前記分離繰出手段および前記表示操作部に電力
を供給する電源部とを有するものであって、前記表示操
作部が紙葉類計数機本体に対して開閉自在に支持されて
おり、該表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状
態を検出し表示操作部開閉状態検出信号を出力する表示
操作部開閉状態検出手段と、前記表示操作部開閉状態検
出信号に基づいて、前記表示操作部が開状態となれば前
記電源部から前記分離繰出手段および前記表示操作部へ
の電力の供給を開始させるとともに、前記表示操作部が
閉状態となれば前記電源部から前記分離繰出手段および
前記表示操作部への電力の供給を遮断する電力供給制御
手段とを具備することを特徴としている。
【0008】
【0009】さらに、本発明の請求項2記載の紙葉類計
数機は、紙葉類が投入される紙葉類投入部と、該紙葉類
投入部に投入された紙葉類を一枚ずつ分離しながら繰り
出してその枚数を計数する分離繰出手段と、該分離繰出
手段により繰り出された紙葉類を集積する集積部と、前
記分離繰出手段の作動開始等の操作情報が入力されると
ともに該分離繰出手段により計数された紙葉類の計数値
を表示する表示操作部と、前記分離繰出手段および前記
表示操作部に電力を供給する電源部とを有するものであ
って、前記集積部および前記表示操作部が共に紙葉類計
数機本体に対して開閉自在に支持されており、前記集積
部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出し集積部
開閉状態検出信号を出力する集積部開閉状態検出手段
と、前記表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状
態を検出し表示操作部開閉状態検出信号を出力する表示
操作部開閉状態検出手段と、前記集積部開閉状態検出信
号および前記表示操作部開閉状態検出信号に基づいて、
前記集積部および前記表示操作部が共に開状態となれば
前記電源部から前記分離繰出手段および前記表示操作部
への電力の供給を開始させるとともに、前記集積部およ
び前記表示操作部が共に閉状態となれば前記電源部から
前記分離繰出手段および前記表示操作部への電力の供給
を遮断する電力供給制御手段とを具備することを特徴と
している。
【0010】さらに、本発明の請求項3記載の紙葉類計
数機は、紙葉類が投入される紙葉類投入部と、該紙葉類
投入部に投入された紙葉類を一枚ずつ分離しながら繰り
出してその枚数を計数する分離繰出手段と、該分離繰出
手段により繰り出された紙葉類を集積する集積部と、前
記分離繰出手段の作動開始等の操作情報が入力されると
ともに該分離繰出手段により計数された紙葉類の計数値
を表示する表示操作部と、前記分離繰出手段および前記
表示操作部に電力を供給する電源部とを有するものであ
って、前記集積部および前記表示操作部が共に紙葉類計
数機本体に対して開閉自在に支持されており、前記集積
部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出し集積部
開閉状態検出信号を出力する集積部開閉状態検出手段
と、前記表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状
態を検出し表示操作部開閉状態検出信号を出力する表示
操作部開閉状態検出手段と、前記集積部開閉状態検出信
号および前記表示操作部開閉状態検出信号に基づいて、
前記集積部および前記表示操作部が共に開状態となれば
前記電源部から前記分離繰出手段および前記表示操作部
への電力の供給を開始させるとともに前記表示操作部が
閉状態となれば前記電源部から前記分離繰出手段および
前記表示操作部への電力の供給を遮断する電力供給制御
手段とを具備することを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明の請求項1記載の紙葉類計数機によれ
ば、表示操作部が紙葉類計数機本体に対して開閉自在に
支持されている場合に、表示操作部の紙葉類計数機本体
に対する開閉状態を検出する表示操作部開閉状態検出手
段から出力される表示操作部開閉状態検出信号に基づい
て、電力供給制御手段が、表示操作部が開状態となれば
電源部から分離繰出手段および表示操作部への電力の供
給を開始させるとともに、表示操作部が閉状態となれば
電源部から分離繰出手段および表示操作部への電力の供
給を遮断することになる。したがって、使用開始時およ
び終了時の各セット状態に応じて電源をON/OFFで
き、電源スイッチのON/OFF操作を行なう必要がな
い。
【0012】
【0013】さらに、本発明の請求項2記載の紙葉類計
数機によれば、集積部および表示操作部が共に紙葉類計
数機本体に対して開閉自在に支持されている場合に、集
積部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出する集
積部開閉状態検出手段から出力される集積部開閉状態検
出信号と表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状
態を検出する表示操作部開閉状態検出手段から出力され
る表示操作部開閉状態検出信号とに基づいて、電力供給
制御手段が、集積部および表示操作部が共に開状態とな
れば電源部から分離繰出手段および表示操作部への電力
の供給を開始させるとともに、集積部および表示操作部
が共に閉状態となれば電源部から分離繰出手段および表
示操作部への電力の供給を遮断することになる。したが
って、使用開始時および終了時の各セット状態に応じて
電源をON/OFFでき、電源スイッチのON/OFF
操作を行なう必要がない。
【0014】さらに、本発明の請求項3記載の紙葉類計
数機によれば、集積部および表示操作部が共に紙葉類計
数機本体に対して開閉自在に支持されている場合に、集
積部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出する集
積部開閉状態検出手段から出力される集積部開閉状態検
出信号と表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状
態を検出する表示操作部開閉状態検出手段から出力され
る表示操作部開閉状態検出信号とに基づいて、電力供給
制御手段が、集積部および表示操作部が共に開状態とな
れば電源部から分離繰出手段および表示操作部への電力
の供給を開始させるとともに、表示操作部が閉状態とな
れば電源部から分離繰出手段および表示操作部への電力
の供給を遮断することになる。したがって、使用開始時
および終了時の各セット状態に応じて電源をON/OF
Fでき、電源スイッチのON/OFF操作を行なう必要
がなく、しかも、終了時に表示操作部が閉じられた状態
(電力が供給されていることが目視によって確認できな
い状態)において集積部を閉じ忘れても電力を無駄に消
費することがない。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例による紙葉類計数機につい
て、図1〜図17を参照して以下に説明する。なお、以
下の説明で使用する左右上下の方向は図面におけるもの
を便宜的に用いるものである。
【0016】図中、符号1は紙葉類計数機の本体、符号
2は紙葉類Sが投入される紙葉類投入部、符号3は紙葉
類投入部2に投入された紙葉類Sを一枚ずつ分離しなが
ら繰り出してその枚数を計数する分離繰出手段、符号4
は分離繰出手段3により繰り出された紙葉類Sを集積す
る集積部、符号5は分離繰出手段3の作動開始等の操作
を行うとともに紙葉類Sの計数値等を表示する表示操作
部、符号6は紙葉類計数機本体1に着脱自在に設けられ
る駆動源である電池部(電源部)をそれぞれ示してい
る。また、図1における符号Cは電池部6から分離繰出
手段3および表示操作部5への電力の供給を制御する電
力供給制御手段を示している。
【0017】図2および図3等に示すように紙葉類計数
機本体1は、角が除去された直方体形状をほぼなしてお
り、例えば所定の肉厚の板部材を適宜加工変形させ接合
させる等して構成されている。そして、その上部中央に
は、上記分離繰出手段3が設けられている。この分離繰
出手段3は、例えば、紙面を貫く方向に軸を有する複数
のローラおよびベルトからなるローラ群7等によって構
成され、紙葉類投入部2に投入された紙葉類Sを、図2
における左側に設けられた引込口8から一枚ずつ引き込
み、これを紙葉類計数機本体1の底面部9とほぼ平行を
なす状態で計数し図2における右側の繰出口10から一
枚ずつ繰り出すようになっている。ここで、上記引込口
8の一部を構成するベルト11の上面は紙葉類Sを引き
込みやすくするため内側に向うほど下方に位置するよう
若干斜めに設けられており、繰出口10の一部を構成す
るベルト12の上面は外側へ向うほど上方に位置するよ
う若干斜めに設けられている。なお、この分離繰出手段
3は電力供給制御手段Cと電気的に接続しており、また
電力供給制御手段Cは電池部6と電気的に接続してい
て、該分離繰出手段3と電池部6との電気的接続は電力
供給制御手段Cにより制御されるようになっている(図
1参照、後述する)。
【0018】また、上記繰出口10付近には繰り出され
た紙葉類Sを下方に叩き落とすための、ゴム等弾性部材
からなる羽根車13が設けられている。この羽根車13
は、ローラ群7の回転により該羽根車13と同軸上に固
定されたプーリ14がベルト12により駆動されて所定
の方向に回転するものである。なお、以上に述べた分離
繰出手段3としては、通常使用されている種々の構成の
ものを適用することができるが、当然のことながら紙葉
類Sの二重送り等の計数不良を防止するための機構等は
組み込まれることになる。
【0019】この分離繰出手段3の図2における左側に
は、上記紙葉類投入部2が設けられている。この紙葉類
投入部2は、外部から紙葉類Sを投入できるよう紙葉類
計数機本体1の、図2における分離繰出手段3の左側の
上部から左側面部16にかけて開口する形状をなしてい
る。そして、紙葉類投入部2の底面部17は紙葉類計数
機本体1の左側面部16より所定量内側の位置から分離
繰出手段3方向に延在しさらにその繰出口10にかけて
延在している。ここで、紙葉類Sは、通常重ねられた状
態で底面部17とほぼ平行をなすよう搭載されるように
なっている。
【0020】ここで、この紙葉類投入部2は、具体的に
は、分離繰出手段3の図2における左側面部18、底面
部17、電池部6の上面部19(後述する)、本体1の
図2における紙面手前側の側面部(図2には現れず)お
よび本体1の図2における紙面奥側の側面部20で主に
構成されるものである。なお、当然のことながらこの紙
葉類投入部2の図2における紙面を貫く方向の幅は、投
入される紙葉類Sの最大のものの幅より若干大きく設定
されるものである。
【0021】また、紙葉類計数機本体1の図2における
左側部21の、紙葉類投入部2の下側には電池部6を取
り付けるためのホルダー22が設けられている。このホ
ルダー22は、紙葉類計数機本体1の底面部9とほぼ平
行をなすように該本体1の左側面部16から所定量内側
に延在する下面部23と該下面部23の内端から上方に
向けて所定量延在する中間部24と該中間部24の上端
から本体1の左側面部16方向に若干延在する上面部2
5とを有している。ここで、このホルダー22の上面部
25は上記紙葉類投入部2の底面部17とほぼ同じ高さ
になるよう設けられている。
【0022】そして、紙葉類計数機本体1の図2におけ
る右側部26には、該本体1の底面部9より所定量上方
位置から該本体1のほぼ上面部27まで開口する形状を
なし分離繰出手段3から繰り出された紙葉類Sを外部に
放出するための開口部28が設けられている。この開口
部28は繰り出された紙葉類Sが滞りなく放出されるよ
うに構成されており、例えば図2における紙面を貫く方
向の幅が繰り出される紙葉類Sの最大のものの幅より若
干大きく設定されている。
【0023】加えて、紙葉類計数機本体1の分離繰出手
段3より上部には、表示操作部5を回転自在に支持する
ための支持部材29が設けられている。この支持部材2
9は、紙葉類計数機本体1の図2における紙面手前側の
側面部(図2には現れず)および図2における紙面奥側
の側面部20にそれぞれ設けられるもので、可撓性を有
する樹脂等により図4〜図6に示す形状をなすよう作製
されている。
【0024】すなわち、支持部材29は、図4における
横方向に延在する形状の横長部30と、この横長部30
の図4における左端に設けられた円形状の円形部31と
が一体成形された構成で、横長部30の右端には、紙葉
類計数機本体1の両側面部20,32に固定するための
ネジ等が挿通する挿通穴33が設けられており、該挿通
穴33より若干左側には、上下に延在するよう横長部3
0から突出し本体1の両側面部20,32に設けられた
同形状の穴部34に嵌合してこの支持部材29の回転を
規制する回転規制部35が設けられている。そして、こ
の支持部材29の、回転規制部35より円形部31側の
部分は、図5に示すように挿通穴33側の部分より所定
量薄く成形されており、紙葉類計数機本体1に取り付け
た状態で該本体1の各側面部20,32とそれぞれ所定
量離間するようになっている(図5においては側面部3
2側の構成のみ示している)。そして、これにより、支
持部材29は円形部31側が対応する側面部20,32
側に所定量撓むことができるのである。
【0025】また、図4に示すように、円形部31の中
心には表示操作部5を回転自在に支持するための支持軸
36が反回転規制部35側に突出するよう設けられてお
り、この支持軸36の周囲には、支持部材29の中心軸
線上に3φ程度の閉凹部37が一つ設けられ、支持軸3
6を中心として該閉凹部37と120゜なすようにそれ
ぞれ両側に一つずつ3φ程度の開凹部38が設けられて
いる。そして、閉凹部37と各開凹部38との間には図
6に示すように、各開凹部38側に向うにしたがって深
くなる円弧状の溝部40が設けられており、これによ
り、表示操作部5を閉じるときの力は低減されるように
なっている(後述する)。
【0026】ここで、上記表示操作部5は、閉じられた
とき(後述する)に表面に出る部分が紙葉類計数機本体
1の外面と一致するようにその外形が形成されるもの
で、図7における下側に表示操作面41が設けられるも
のであり、右端には上記支持部材29の円形部31とほ
ぼ同一径をなす円形取付部42が設けられている。そし
て、この円形取付部42の中心には上記支持部材29の
支持軸36を嵌合させる支持穴43が図7における紙面
手前と奥の両側に設けられており(手前側のみ現れてい
る)、この支持穴43の図7における左側には、上記支
持部材29の閉凹部37および開凹部38に嵌合する3
φ程度凸部44が図7における紙面手前と奥の両側にそ
れぞれ一つずつ突出して設けられている(手前側のみ現
れている)。
【0027】そして、表示操作部5の両支持穴43に上
述した支持部材29の支持軸36を嵌合させた状態で、
紙葉類計数機本体1の所定の位置に支持部材29を取り
付ける。このとき表示操作部5の凸部44が支持部材2
9の閉凹部37に嵌合した状態にあれば、図3に示すよ
うに表示操作部5は閉状態(収納状態)となっている。
この閉状態から表示操作部5に開く方向の力を加える
と、該表示操作部5は、その凸部44が支持部材29を
外側に変形させつつ閉凹部37から抜け出し、支持軸3
6を中心に揺動する。すると、凸部44が支持部材29
の開凹部38のうちの開方向側にあるものに嵌合し、図
2および図8に示すように開状態(計数可能な状態)と
なり、表示操作面41が表示および操作に対応すべく表
面に出てくる。そして、これにより、上述した紙葉類投
入部2も紙葉類Sを投入可能な状態に開口することにな
る。なお、両側の支持部材29を同じもので共用するた
めに開凹部38は上記二ケ所に設けられており、この開
凹部38は支持部材29の取付方向によっていずれか一
方(上記開方向側となるもの)のみが使用されることに
なる。
【0028】一方、上記開状態から表示操作部5に閉じ
る方向の力を加えると、該表示操作部5は、その凸部4
4が支持部材29を外側に変形させつつ開凹部38から
抜け出し、支持軸36を中心に揺動して、その後凸部4
4が支持部材29の閉凹部37に嵌合し、図3に示すよ
うに、表示操作面41が表面に出ない状態で紙葉類投入
部2内に収容され閉状態となる。そして、これにより、
上述した紙葉類投入部2もゴミ・ホコリ等が入らないよ
うに閉塞されることになる。ここで、開凹部38と閉凹
部37との間には上記円弧状の溝部40が形成されてい
るため、凸部44が開凹部38を抜け出すために支持部
材29を変形させる量が少なくてすみ、表示操作部5を
閉じるときの力が低減されることになる。なお、上記開
凹部38の数は適宜増加させることができ、表示操作部
5の開状態を段階的に選択可能とすることも勿論でき
る。
【0029】上述したように、表示操作部5は表示操作
面41が表面に出ない状態で紙葉類投入部2内に収容さ
れるようになっている。したがって、閉じた状態で持ち
運びすることにより、操作スイッチや表示パネル等が表
面に出ないためぶつけても破損することがなく、しか
も、表示操作部5は紙葉類投入部2に収容されることに
なるため、該表示操作部5を収容するスペースを独自に
設ける必要がなくなる。また、閉状態の表示操作部5の
表面に出る部分(外面)は前記紙葉類計数機本体1の外
面と一致するように形成されているため、ぶつけやすい
突出する部分がなくなり、外観上も有利となる。なお、
この場合の外面の一致とは、閉じた状態の表示操作部5
の表面に出る部分が、特にぶつけやすい形状に突出した
りすることのないように紙葉類計数機本体1の外面に対
して設けることを意味するのであって、完全に同一平面
をなすことを意味するのではない(以下同)。
【0030】また、この表示操作部5の円形取付部42
にはその一方の側面側に外周面から一段凹んだ形状の円
弧状溝部110が所定の位置に所定の深さおよび長さで
設けられており、この円弧状溝部に対応する位置には電
池部6に電気的に接続した状態のマイクロスイッチ(表
示操作部開閉状態検出手段)111が紙葉類計数機本体
1側に図示せぬ板金等を介して設けられている。このマ
イクロスイッチ111の接触子112は、表示操作部5
が開状態にないときには円弧状溝部110に入り込んで
該マイクロスイッチ111をOFF状態(すなわち通電
しない状態、図3参照)に維持し、表示操作部5が開状
態となったときに円形取付部の円弧状溝部110を除く
部分で形成されるカム部113に乗り上げて該マイクロ
スイッチ111をON状態(すなわち通電状態、図2参
照)とし、ON信号(表示操作部開閉状態検出信号)C
1を電力供給制御手段Cに出力するようになっている。
ここで、この円弧状溝部110とカム部113との境界
部分の位置すなわちマイクロスイッチ111がONされ
る位置は、表示操作部5が全開状態となる所定量手前の
位置に対応するよう設けられている。
【0031】そして、この表示操作部5は電力供給制御
手段Cと電気的に接続しており、また電力供給制御手段
Cは電池部6と電気的に接続していて、該表示操作部5
と電池部6との電気的接続は電力供給制御手段Cにより
制御されるようになっている(図1参照、後述する)。
また、この表示操作部5は、スタートボタンB等(図8
参照)を有しており、これらのボタンからの入力に応じ
て分離繰出手段3の作動は制御されることになり、ま
た、この表示操作部5は、表示板M等(図8参照)を有
しており、分離繰出手段3から出力され例えばコード化
する等適宜変換されて出力するされる信号にしたがって
紙葉類Sの計数値等をこの表示板M等に表示するように
なっている。
【0032】また、紙葉類計数機本体1の図2における
右側部26には集積部4およびこれを開閉させるヒンジ
部45が設けられている。ヒンジ部45は、紙葉類計数
機本体1の図2における紙面手前側の側面部(図2には
現れず)および図2における紙面奥側の側面部20のそ
れぞれに設けられるもので、各側面部の内側に上下斜め
の所定位置に設けられる上ピン47および下ピン48
と、上ピン47を挿通させる上ガイド穴49および下ピ
ン48を挿通させる下ガイド穴50とを有する両ヒンジ
板51とをそれぞれ具備するものである。そして、下ピ
ン48を挿通させる下ガイド穴50は、所定長さの長穴
形状をなしており、上ピン47を挿通させる上ガイド穴
49は、上記下ガイド穴50と平行をなす所定長さの長
穴とその内側の所定長さの円弧状穴とを組み合せた形状
をなしている。このような形状とすることにより、集積
部4を開閉することができる(後述する)。
【0033】なお、図9および図10に示すように、ヒ
ンジ部45には、集積部4が開状態(図9に示す状態)
のときの一方のヒンジ板51の左上端の所定に位置にカ
ム部103が所定高さおよび長さで設けられており、こ
のカム部103に対向する位置には電池部6に電気的に
接続した状態のマイクロスイッチ(集積部開閉状態検出
手段)104が板金105を介して紙葉類計数機本体1
側に設けられている。このマイクロスイッチ104の接
触子106は、集積部4が開状態にないときにはカム部
103には乗り上げず該マイクロスイッチ104をOF
F状態(すなわち通電しない状態)に維持し、集積部4
が開状態となったときにカム部103に乗り上げて該マ
イクロスイッチ104をON状態(すなわち通電状態)
とし、ON信号(集積部開閉状態検出信号)C2を電力
供給制御手段Cに出力するようになっている。ここで、
カム部103の隆起開始部分の位置すなわちマイクロス
イッチ104がONされる位置は、集積部4が全開状態
となる所定量手前の位置に対応するよう設けられてい
る。
【0034】また、このマイクロスイッチ104を用い
て、例えば集積部4がなんらかの外力を受けて開状態で
なくなった場合にこれを検出して分離繰出手段3の作動
を停止させアラームを発生させることも可能である。こ
れは集積部4が開状態でない場合に分離繰出手段3から
集積部4に紙葉類Sが繰り出されると繰り出された紙葉
類Sにジャム等を生じる可能性があるのでこれを防ぐた
めである。
【0035】また、集積部4は、図2に示すように、開
かれた状態のとき紙葉類Sの繰出方向とほぼ平行をなす
ようにヒンジ部45の両ヒンジ板51の図2における下
側の側面に固定される集積カバー52と、集積カバー5
2にその延在方向に沿ってスライド自在に設けられる集
積板53とを有している。
【0036】上記集積カバー52は、両ヒンジ板51の
図2における下側の側面に固定されるトレー部54と該
トレー部54と所定量離間して図2における下側に平行
に設けられるカバー部55とを有している。ここで、集
積部4の構成は中央から両側がほぼ対称の構成となって
いるため、以下はその片側について図11を参照して説
明する。上記トレー部54およびカバー部55は図11
に示すように二本の平行なビーム56を介在させて接合
されている(図11においてはトレー部54を二点鎖線
(想像線)で示している)。また、カバー部55の両ビ
ーム56より内側にはこれらと平行をなす二本のガイド
レール57がこれらと所定量離間して固定されており、
これらガイドレール57上にはスライド58が該ガイド
レール57に沿って移動可能に支持されている。
【0037】そして、上記ビーム56には、それぞれ対
向する面部59にほぼ等間隔で所定の位置に半円状に切
り欠いた切欠部60が3ケ所ずつ設けられており、スラ
イド58には切欠部60に嵌合可能な半円状の凸部61
が両側部に設けられている。ここで、スライド58の凸
部61はスライド58の図11における右側の端部から
分離し外側に山型をなす可撓性を有する付勢部62の最
外部に設けられており、これによりスライド58は、各
ビーム56の切欠部60に凸部61を嵌合させた状態か
らスライド58を移動させようと外部から力が加わる
と、各凸部61が切欠部60から抜け出すように各付勢
部62を内側に変形させ、各凸部61が各切欠部60よ
り抜け出すと、スライドして次の切欠部60に凸部61
を付勢部62の復元力で嵌合させるようになっている。
【0038】また、上記スライド58のカバー部55側
の図示せぬ下面には、上記集積板53が設けられてい
る。この集積板53は両ガイドレール57に干渉しない
ようにスライド58の図示せぬ下面に固定される、集積
カバー52にほぼ平行をなす底板部64と、この底板部
64の反ヒンジ部45側の端部から若干斜めに延在した
後垂直方向に延在するストッパ部65とから主に構成さ
れている。
【0039】次に、上記構成の集積部4の開閉等につい
て順に説明する。まず図3に示すように閉じられた状態
の集積部4を開くために、ヒンジ部45において、上ガ
イド穴49の長穴状の部分および長穴状の下ガイド穴5
0を、紙葉類計数機本体1に設けられた上ピン47およ
び下ピン48に沿わせてヒンジ板51を上方に移動させ
る(この状態のストッパ部65を図3において二点鎖線
で示す)。そして、上ガイド穴49の長穴状の部分の下
端部分および下ガイド穴50の下端部分が上ピン47お
よび下ピン48に至ったら、当接状態となる下ピン48
と下ガイド穴50とをこの当接状態を保ちながら集積部
4を開くべく揺動させる(このとき上ピン47に沿わせ
て上ガイド穴49の円弧状の部分が移動する)。する
と、図2に示すように、上ガイド穴49および下ガイド
穴50がともに上ピン47および下ピン48に当接する
ことになり、これとともに集積カバー52のカバー部5
5の一部が開口部28の下端を構成する紙葉類計数機本
体1の一部66に当接し、これによって、集積部4は開
かれた状態になる。
【0040】上記のように開かれた状態においては、集
積部4の集積カバー52が紙葉類Sの繰出方向にほぼ沿
って延在し、しかも集積板53のストッパ部65が紙葉
類Sの繰出方向に対してほぼ直立しているため、繰り出
す紙葉類Sの飛散をこのストッパ部65が止め、この状
態で分離繰出手段3の羽根車13で下方に叩き落とされ
た紙葉類Sを集積カバー52で該集積カバー52と平行
をなす状態で順次集積することになるのである。
【0041】ここで、集積部4は、繰り出される紙葉類
Sの大きさに応じて集積板53を集積カバー52の延在
方向に沿ってスライドさせることになる。すなわち、集
積板53は、図11に示すように、スライド58に設け
られた凸部61が複数設けられた切欠部60のいずれか
に嵌合することにより、ストッパ部65と繰出口10と
の距離が、図12に示すL1(凸部61が最も内側(図1
1に示す左側)の切欠部60に嵌合する位置)となる場
合、図12に示すL2(凸部61が中間の切欠部60に嵌
合する位置)となる場合および図12に示すL3(凸部6
1が最も外側(図11に示す右側)の切欠部60に嵌合
する位置)となる場合の3通りに変更可能となるのであ
る。ここで、ストッパ部65と繰出口10との距離が図
12に示すL1となった場合はL1より小さい長さの紙葉類
Sに対応し、またL2となった場合はL1以上でL2より小さ
い長さの紙葉類Sに対応し、さらにL3となった場合はL2
以上でL3より小さい長さの紙葉類Sに対応するようにな
っている。なお、この切欠部60の数および位置等は適
宜設定することができる。
【0042】そして、上記凸部61が各切欠部60のい
ずれに嵌合しているかを検出するセンサ等を設け、分離
繰出手段3に紙葉類Sの大きさを検出するセンサ等を設
けて、集積部4のスライド量が分離繰出手段3により繰
り出す紙葉類Sの大きさに適応するか否かを判定して適
応している場合のみ分離繰出手段3による紙葉類Sの分
離・計数・繰出を作動させるようにすることも可能であ
る。
【0043】加えて、紙葉類Sの計数が終わった後に
は、集積板53を一番内側の位置までスライドさせ(こ
のとき凸部61は最も内側の切欠部60に嵌合する)、
この状態で、上記開く場合と逆の工程を行うことによ
り、集積部4は閉じられることになる。なお、集積部4
が閉じられたとき、ストッパ部65が紙葉類計数機本体
1の外面から突出しないように、図3に示すように該本
体1の上部には、該ストッパ部65を収容する一段凹ん
だ段部68が設けられている。そして、上記のようにし
て閉じられた集積部4の表面に出る部分(外面)は、紙
葉類計数機本体1の外面と一致するように形成されてい
るため、ぶつけやすい突出する部分がなくなり、外観上
も有利となる。
【0044】次に、紙葉類計数機本体1の図2における
左側のホルダー22に取り付けられる電池部6は、図1
3および図14に示すようにバッテリー69(図13お
よび図14においては二点鎖線で示す)と該バッテリー
69が収納されるバッテリーカバー70とから主に構成
されている。ここで、バッテリーカバー70は、図2に
示すようにホルダー22に嵌合する形状の嵌合部71を
有しており、この嵌合部71と逆側の、取付時に表面に
出る外面が紙葉類計数機本体1の外面と一致するように
形成されている。このバッテリーカバー70の図2にお
ける上部の左側端部には、紙葉類Sの後端側(反分離繰
出手段3側)を支持するための補助板72が、ピン等
で、紙面を貫く方向に並列して開閉自在に設けられてお
り、該補助板72は開いたときに紙葉類Sを分離繰出手
段3に引き込みやすいように内側に向うほど下方に位置
するよう所定の角度をなすようになっている。また、図
3に示すように、これらの補助板72は約170゜程回
転させて閉じたときには、表面に出る部分が紙葉類計数
機本体1の外面と一致するようにバッテリーカバー70
の上面部19に設けられた溝部70aに収容されるよう
になっている(図14および図15参照)。したがっ
て、この補助板72は突出しないため、これをぶつける
ことがなく、外観上も有利である。そして、これら補助
板72の存在により、投入される紙葉類Sの後端部側が
支持される、すなわち紙葉類Sがより長い長さで支持さ
れ安定することになる。なお、バッテリーカバー70の
上面部19は、上記紙葉類投入部2の一部を構成するよ
うになっている。
【0045】ここで、バッテリーカバー70の内側面7
3には図13および図15に示すように通電用の四角い
通電穴74が二ケ所設けられており、この通電穴74の
内側には収納されたバッテリー69に電気接続する電極
75が設けられている。また、バッテリーカバー70の
図13に示す側面部76および側面部77には、ホルダ
ーの後述する着脱機構78および係止部79に係合する
ための係止溝80および係止溝81がそれぞれ設けられ
ている。なお、補助板72が閉じられた状態で紙葉類計
数機本体1に取り付けられた電池部6は、表示操作部5
の開閉と干渉しないようになっている。
【0046】ホルダー22は、上述したように下面部2
3と中間部24と上面部25とを有しており、図16に
示すように、その他にこれらの両側を閉じるように各側
部82,83が設けられている。そして、中間部24に
は、取り付けられた電池部6のバッテリーカバー70の
通電穴74に入り込んで該バッテリー69側の電極75
と電気的に接続する接触子84が設けられており、ホル
ダー22の図16における左側部82には、着脱機構7
8が、右側部83にはホルダー22内側に突出する形状
の係止部79がそれぞれ設けられている。
【0047】上記着脱機構78は、図16に示すよう
に、紙葉類計数機本体1の外面側に操作片85が位置す
る(図8参照)レバー86とこのレバー86を紙葉類計
数機本体1の内部側で揺動自在に支持する支持部87と
を有しており、このレバー86には、ホルダー22の内
側に突出する着脱部88が設けられている。またレバー
86には着脱部88をホルダー22内に突出した状態に
維持するネジリバネ89が設けられており、レバー86
の操作片85をホルダー22外側に向けて(図16に示
す矢印方向)押圧すると、前記ネジリバネ89の付勢力
に抗して着脱部88がホルダー22の外部側に移動し、
これにより該着脱部88はホルダー22の内側に存在し
なくなる。電池部6が装着された状態で上記にようにレ
バー86の操作片85を動かすと、電池部6の係止溝8
0に係合していた着脱部88がその係合を解除し、よっ
て電池部6は取り外し可能となる。
【0048】一方このホルダー22に電池部6を取り付
ける場合、係止部79を電池部6の係止溝81に嵌合し
た後、着脱機構78の着脱部88に乗り上げつつ電池部
6をホルダー22内側に挿入し(図17参照)、電池部
6が中間部24にほぼ当接する位置に達すると着脱部8
8がネジリバネ89の付勢力で電池部6の係止溝80に
嵌合する。これにより、電池部6は、ガタ付くこと等な
く紙葉類計数機本体1に取り付けられることになり、こ
のとき、その接触子84が電池部6の電極75と接触し
てこれらの間を通電状態に至らしめることになる。な
お、着脱部88の先端には、電池部6の取り付けを容易
にするためホルダー22の中間部24側に向うほど突出
が大きくなる傾斜面90が設けられている。また、紙葉
類計数機本体1の図17における下側の側面部32には
この紙葉類計数機を持ち運びするためのハンドル91が
設けられている。
【0049】上記のように紙葉類計数機をバッテリーに
よる駆動とすることにより、外部電源がない場所での作
動も可能となり、持ち運びの範囲をさらに広げることが
できる。また、電池部6は紙葉類計数機本体1に対して
着脱自在であり、取り付けたときにその表面に出る外面
が本体1の外面と一致することになるため、この部分が
本体1に対して突出すること等がなく、持ち運び時にぶ
つけにくい構成である。さらに、電池部6の上面部19
が紙葉類投入部2の一部を構成するため、その分、紙葉
類投入部2を構成する部品を減らすことができ、構成が
簡素化されることになる。また、電池部6の上面部19
に補助板72を設ける構成としたため、紙葉類本体1の
構成を簡素化できる。
【0050】なお、この電池部6は電力供給制御手段C
と電気的に接続しており、また電力供給制御手段Cは分
離繰出手段3および表示操作部5にそれぞれ電気的に接
続していて、該電池部6と分離繰出手段3および表示操
作部5との電気的接続は電力供給制御手段Cにより制御
されるようになっている(図1参照、後述する)。
【0051】以上の構成の紙葉類計数機の電力供給制御
手段Cによる本発明に係わる制御内容等について以下に
説明する。
【0052】まず、作業者が紙葉類計数機を使用するに
あたって、集積部4および表示操作部5を開状態とす
る。すると、集積部4および表示操作部5が開状態とな
ったことをそれぞれに設けられたマイクロスイッチ10
4,111で検出する。すなわち、集積部4が開状態に
なると、マイクロスイッチ104の接触子106がカム
部103に乗り上げて該マイクロスイッチ104がON
信号C2を電力供給制御手段Cに出力し、一方、表示操
作部5が開状態になると、マイクロスイッチ111の接
触子112がカム部113に乗り上げて該マイクロスイ
ッチ111がON信号C1を電力供給制御手段Cに出力
する。これらON信号C1,C2が共に入力されると、
電力供給制御手段Cは、電池部6と分離繰出手段3およ
び表示操作部5とを電気的に接続させ、電池部6から分
離繰出手段3および表示操作部5への電力の供給を開始
させる。
【0053】そして、分離繰出手段3による紙葉類Sの
分離・計数・繰出等、この紙葉類計数機を用いた所定の
作業が終了すると、作業者は、集積部4および表示操作
部5を使用前と同様に閉じることになる。すると、集積
部4および表示操作部5が開状態でなくなったことをそ
れぞれに設けられたマイクロスイッチ104,111で
検出する。すなわち、集積部4が開状態でなくなると、
マイクロスイッチ104の接触子106がカム部103
から降りて該マイクロスイッチ104がOFF状態とな
りON信号C2の電力供給制御手段Cへの出力をやめ、
一方、表示操作部5が開状態でなくなると、マイクロス
イッチ111の接触子112がカム部113から降りて
該マイクロスイッチ111がOFF状態となりON信号
C1の電力供給制御手段Cへの出力をやめる。そして、
これらON信号C1,C2の出力が共になされなくなる
と、電力供給制御手段Cは、電池部6と分離繰出手段3
および表示操作部5との電気的接続を解除し、電池部6
から分離繰出手段3および表示操作部5への電力の供給
を遮断することになる。したがって、使用開始時および
終了時に各セット状態(使用開始時は集積部4および表
示操作部5が共に開かれ、終了時は集積部4および表示
操作部5が共に閉じられている)に応じて、自動的に電
源をON/OFFさせることができることになるため、
使用開始時および終了時に電源スイッチのON/OFF
の操作を行なう必要がなく、取扱性が向上することにな
る。
【0054】ここで、上記電力供給制御手段Cの制御内
容を以下のように変更することも可能である。すなわ
ち、上記と同様に集積部4が開状態(マイクロスイッチ
104からON信号C2が出力される状態)となりかつ
表示操作部5が開状態(マイクロスイッチ111からO
N信号C1が出力される状態)となると、電池部6と分
離繰出手段3および表示操作部5とを電気的に接続させ
て電池部6から分離繰出手段3および表示操作部5への
電力の供給を開始させ、一方、表示操作部5が開状態で
なくなる(マイクロスイッチ111からON信号C1が
出力されない状態となる)と、集積部4の開閉状態にか
かわらず(マイクロスイッチ104からのON信号C2
の出力の有無にかかわらず)電池部6と分離繰出手段3
および表示操作部5との電気的接続を解除し電池部6か
ら分離繰出手段3および表示操作部5への電力の供給を
遮断するのである。これは、作業が終了した時点で表示
操作部5を閉じ一方集積部4を閉じるのを忘れると、表
示操作部5が閉じられ目視により表示板M等の点灯等、
電源がONしている状態を確認できないため、この状態
で放置され電力が無駄に消費されてしまうのを防ぐので
ある。
【0055】なお、上記したマイクロスイッチ104,
111が万が一故障した場合に使用不可となるのを避け
るため、紙葉類計数機の外周面の操作しやすい位置に、
上記マイクロスイッチ104,111に係わらず強制的
に電源をON/OFFさせることができる電源スイッチ
を設けるのが好ましい。
【0056】また、本実施例においては、紙葉類計数機
の集積部4および表示操作部5が、本体1に対して開閉
自在であるものを例にとり説明したが、表示操作部5の
みが本体1に対して開閉自在のものにも適用可能である
ことは勿論であり、この場合も良好な効果を発揮する。
すなわち、表示操作部5のみが本体1に対して開閉自在
のものであれば、当然、上記マイクロスイッチ104等
は不用であり、上記マイクロスイッチ111と、これか
ら出力されるON信号C1を受けて電池部6から分離繰
出手段3および表示操作部5への電力の供給を開始させ
るとともにON信号C1の出力がなくなった場合に電池
部6から分離繰出手段3および表示操作部5への電力の
供給を停止させる電力供給制御手段Cとを具備すればよ
いことになる。
【0057】さらに、本実施例においては、電力の供給
手段として、紙葉類計数機本体1に対して着脱自在の電
池部6を採用するものを例にとり説明したが、例えば、
コード等を介して外部電源に接続する構成のもの等が適
用できるのは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の紙葉類計数機によれば、表示操作部が紙葉類計数
機本体に対して開閉自在に支持されている場合に、表示
操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出する
表示操作部開閉状態検出手段から出力される表示操作部
開閉状態検出信号に基づいて、電力供給制御手段が、表
示操作部が開状態となれば電源部から分離繰出手段およ
び表示操作部への電力の供給を開始させるとともに、表
示操作部が閉状態となれば電源部から分離繰出手段およ
び表示操作部への電力の供給を遮断することになる。し
たがって、使用開始時および終了時の各セット状態に応
じて電源をON/OFFでき、電源スイッチのON/O
FF操作を行なう必要がなくなるため、取扱性が向上す
ることになる。
【0059】
【0060】さらに、本発明の請求項2記載の紙葉類計
数機によれば、集積部および表示操作部が共に紙葉類計
数機本体に対して開閉自在に支持されている場合に、集
積部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出する集
積部開閉状態検出手段から出力される集積部開閉状態検
出信号と表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状
態を検出する表示操作部開閉状態検出手段から出力され
る表示操作部開閉状態検出信号とに基づいて、電力供給
制御手段が、集積部および表示操作部が共に開状態とな
れば電源部から分離繰出手段および表示操作部への電力
の供給を開始させるとともに、集積部および表示操作部
が共に閉状態となれば電源部から分離繰出手段および表
示操作部への電力の供給を遮断することになる。したが
って、使用開始時および終了時の各セット状態に応じて
電源をON/OFFでき、電源スイッチのON/OFF
操作を行なう必要がないため、取扱性が向上することに
なる。
【0061】さらに、本発明の請求項3記載の紙葉類計
数機によれば、集積部および表示操作部が共に紙葉類計
数機本体に対して開閉自在に支持されている場合に、集
積部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出する集
積部開閉状態検出手段から出力される集積部開閉状態検
出信号と表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状
態を検出する表示操作部開閉状態検出手段から出力され
る表示操作部開閉状態検出信号とに基づいて、電力供給
制御手段が、集積部および表示操作部が共に開状態とな
れば電源部から分離繰出手段および表示操作部への電力
の供給を開始させるとともに、表示操作部のみが閉状態
となれば電源部から分離繰出手段および表示操作部への
電力の供給を遮断することになる。したがって、使用開
始時および終了時の各セット状態に応じて電源をON/
OFFでき、電源スイッチのON/OFF操作を行なう
必要がないため、取扱性が向上し、しかも、終了時に表
示操作部が閉じられた状態(電力が供給されていること
が目視によって確認できない状態)において集積部を閉
じ忘れても電力を無駄に消費することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による紙葉類計数機の要部を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による紙葉類計数機の断面図
であり、表示操作部、集積部および補助板を開いた状態
を示すものである。
【図3】本発明の一実施例による紙葉類計数機の断面図
であり、表示操作部、集積部および補助板を閉じた状態
を示すものである。
【図4】本発明の一実施例による紙葉類計数機の支持部
材を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施例による紙葉類計数機の本体、
支持部材および表示操作部の関係を概略的に示す平面図
である。
【図6】本発明の一実施例による紙葉類計数機の支持部
材の図4に示すX−X線に沿う部分断面図である。
【図7】本発明の一実施例による紙葉類計数機の表示操
作部を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施例による紙葉類計数機の図2に
おける左側から見た図である。
【図9】本発明の一実施例による紙葉類計数機の集積部
開閉状態検出手段を示す断面図である。
【図10】本発明の一実施例による紙葉類計数機の集積
部開閉状態検出手段を図9に示すY2方向から見た図で
ある。
【図11】本発明の一実施例による紙葉類計数機の集積
部の図12に示すY方向から見た図である。
【図12】本発明の一実施例による紙葉類計数機の断面
図であり、集積部のスライド状態を示すものである。
【図13】本発明の一実施例による紙葉類計数機の電池
部を図2における上側から見た断面図である。
【図14】本発明の一実施例による紙葉類計数機の電池
部の図13における左側から見た側断面図である。
【図15】本発明の一実施例による紙葉類計数機の電池
部の図13における下側から見た図である。
【図16】本発明の一実施例による紙葉類計数機のホル
ダーの図2における上側からみた断面図である。
【図17】本発明の一実施例による紙葉類計数機の平面
図であり、電池部の取付状況を概略的に示すものであ
る。
【符号の説明】
1 紙葉類計数機本体 2 紙葉類投入部 3 分離繰出手段 4 集積部 5 表示操作部 6 電池部 104 マイクロスイッチ(集積部開閉状態検出手段) 111 マイクロスイッチ(表示操作部開閉状態検出手
段) C 電力供給制御手段 C1 ON信号(表示操作部開閉状態検出信号) C2 ON信号(集積部開閉状態検出信号) S 紙葉類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船戸 昭夫 大阪府大阪市北区大淀中1丁目8番12号 ローレル機械株式会社 大阪研究所内 (72)発明者 米谷 盛 大阪府大阪市北区大淀中1丁目8番12号 ローレル機械株式会社 大阪研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−91794(JP,A) 実開 昭63−48737(JP,U) 実開 昭58−168742(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 7/02 B65H 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類が投入される紙葉類投入部と、 該紙葉類投入部に投入された紙葉類を一枚ずつ分離しな
    がら繰り出してその枚数を計数する分離繰出手段と、 該分離繰出手段により繰り出された紙葉類を集積する集
    積部と、 前記分離繰出手段の作動開始等の操作情報が入力される
    とともに該分離繰出手段により計数された紙葉類の計数
    値を表示する表示操作部と、 前記分離繰出手段および前記表示操作部に電力を供給す
    る電源部とを有する紙葉類計数機であって、 前記表示操作部が紙葉類計数機本体に対して開閉自在に
    支持されており、 該表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検
    出し表示操作部開閉状態検出信号を出力する表示操作部
    開閉状態検出手段と、 前記表示操作部開閉状態検出信号に基づいて、前記表示
    操作部が開状態となれば前記電源部から前記分離繰出手
    段および前記表示操作部への電力の供給を開始させると
    ともに、前記表示操作部が閉状態となれば前記電源部か
    ら前記分離繰出手段および前記表示操作部への電力の供
    給を遮断する電力供給制御手段とを具備することを特徴
    とする紙葉類計数機。
  2. 【請求項2】 紙葉類が投入される紙葉類投入部と、 該紙葉類投入部に投入された紙葉類を一枚ずつ分離しな
    がら繰り出してその枚数を計数する分離繰出手段と、 該分離繰出手段により繰り出された紙葉類を集積する集
    積部と、 前記分離繰出手段の作動開始等の操作情報が入力される
    とともに該分離繰出手段により計数された紙葉類の計数
    値を表示する表示操作部と、 前記分離繰出手段および前記表示操作部に電力を供給す
    る電源部とを有する紙葉類計数機であって、 前記集積部および前記表示操作部が共に紙葉類計数機本
    体に対して開閉自在に支持されており、 前記集積部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出
    し集積部開閉状態検出信号を出力する集積部開閉状態検
    出手段と、 前記表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を
    検出し表示操作部開閉状態検出信号を出力する表示操作
    部開閉状態検出手段と、 前記集積部開閉状態検出信号および前記表示操作部開閉
    状態検出信号に基づいて、前記集積部および前記表示操
    作部が共に開状態となれば前記電源部から前記分離繰出
    手段および前記表示操作部への電力の供給を開始させる
    とともに、前記集積部および前記表示操作部が共に閉状
    態となれば前記電源部から前記分離繰出手段および前記
    表示操作部への電力の供給を遮断する電力供給制御手段
    とを具備することを特徴とする紙葉類計数機。
  3. 【請求項3】 紙葉類が投入される紙葉類投入部と、 該紙葉類投入部に投入された紙葉類を一枚ずつ分離しな
    がら繰り出してその枚数を計数する分離繰出手段と、 該分離繰出手段により繰り出された紙葉類を集積する集
    積部と、 前記分離繰出手段の作動開始等の操作情報が入力される
    とともに該分離繰出手段により計数された紙葉類の計数
    値を表示する表示操作部と、 前記分離繰出手段および前記表示操作部に電力を供給す
    る電源部とを有する紙葉類計数機であって、 前記集積部および前記表示操作部が共に紙葉類計数機本
    体に対して開閉自在に支持されており、 前記集積部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を検出
    し集積部開閉状態検出信号を出力する集積部開閉状態検
    出手段と、 前記表示操作部の紙葉類計数機本体に対する開閉状態を
    検出し表示操作部開閉状態検出信号を出力する表示操作
    部開閉状態検出手段と、 前記集積部開閉状態検出信号および前記表示操作部開閉
    状態検出信号に基づいて、前記集積部および前記表示操
    作部が共に開状態となれば前記電源部から前記分離繰出
    手段および前記表示操作部への電力の供給を開始させる
    とともに前記表示操作部が閉状態となれば前記電源部か
    ら前記分離繰出手段および前記表示操作部への電力の供
    給を遮断する電力供給制御手段とを具備することを特徴
    とする紙葉類計数機。
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