JPH10177635A - 紙葉類計数装置 - Google Patents

紙葉類計数装置

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JPH10177635A
JPH10177635A JP33673496A JP33673496A JPH10177635A JP H10177635 A JPH10177635 A JP H10177635A JP 33673496 A JP33673496 A JP 33673496A JP 33673496 A JP33673496 A JP 33673496A JP H10177635 A JPH10177635 A JP H10177635A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで紙葉類を取扱易い紙葉類計数装
置を提供する。 【解決手段】 開閉可能な蓋体3を連結した本体ケース
2の前面側に、紙葉類4の束を広幅面を立てた状態で斜
め状に載置する載置台5を設け、その低い側に摩擦係数
の大きい繰出しローラ6を配置し、本体ケース2の背面
板2aに押圧体7の基端を回動自在に枢支し、押圧体7
の縦方向自由端縁にて紙葉類4の束の始端側を繰出しロ
ーラ6の回転周面の裏面に押し付ける。重ね送り防止部
材は、その自由端側が押圧体7の縦方向自由縁7aに近
接して繰出しローラ6の回転周面の下部側に押圧当接す
るように配置される。繰出しローラ6の回転駆動より一
枚ずつ繰り出され、検知手段により枚数が計数される。
載置台5に立てて載置された紙葉類4の上面後側を、前
面支持部5bに着脱自在被嵌させた抑制手段45の抑制
横片48に当接させ、紙葉類4の後側の飛び上がりを抑
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙幣等の紙葉類計数
装置に関し、特に、携帯性に優れた小型の紙葉類計数機
に適用して有効なものに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、紙葉類を計数する装置とし
て、例えば紙幣入出金機等の金銭処理機に組み込まれた
紙幣計数装置(ある金種の紙幣を所望の枚数分繰り出し
て計数し、金銭処理機内の出金口へ通じる搬送路へ送り
出す装置)、あるいは紙幣の計数を目的とした紙幣計数
機に用いられる紙幣計数装置が知られている。
【0003】この種の従来の紙幣等紙葉類の計数装置
は、例えば、特開昭56−76882号公報、特開昭6
3−37492号公報、特開平3−235186号公報
等に開示されているように、回転する給紙ローラ等の摩
擦により、集積された紙葉類を、その幅方向あるいは長
手方向に一枚ずつ繰り出して搬送し、搬送される途中に
おいて、紙葉類の通過を光遮断形センサ等にて検出して
計数し、再集積機構へと導くような機構となっているの
が普通である。
【0004】しかしながら、集積された紙葉類を、その
幅方向あるいは長手方向に一枚ずつ繰り出して計測する
従来の計数装置では、先に繰り出した搬送中の紙葉類と
後続の紙葉類との間に所定距離の間隔が必要で、そのた
め、紙葉類の繰り出し動作は間欠的であることが要求さ
れ、その間欠動作を実現するためには、前記給紙ローラ
の円周長さを大きくし、且つ円周面の一部にのみ摩擦係
数の大きい部材を張設したり、搬送ベルトを用いて紙葉
類の分離のための区間を形成する等、繰り出し機構の各
部分が大型化し、装置が複雑化するのを避けることがで
きない。
【0005】また、このような装置では、紙葉類の搬送
距離が長くなり、また、再集積するための機構も複雑に
なるなど、部品点数も多くなり、装置全体が大型化とな
ってしまうという問題があった。この不都合を解決する
ため、特開平8−7067号において、紙幣等紙葉類の
計数装置をコンパクトにした構成が提案されている。
【0006】この構成によれば、本体ケースの前側に形
成された傾斜状の載置部に、紙幣等の紙葉類の束を、紙
葉類の長手縁が横向きとなり幅方向縁が縦方向となるよ
うして載置し、載置部のうちの高さが低い側の前側に、
摩擦係数の大きい円周面を有する繰出しローラが、前記
載置された紙葉類の縦方向縁方向に対して斜め方向の回
転軸を有するように配置され、この繰出しローラの円周
面と本体ケース後側に配置した押圧バネ板とで前記載置
された紙葉類の束のうちの始端側(載置の高さの低い
側)を挟み付けするように構成すると共に、回転駆動す
る前記繰出しローラの円周面に当接して、紙葉類の表面
が繰出しローラの円周の略接線方向に繰り出されるとき
に、当該紙葉類が複数枚同時に繰り出されないようにす
る重ね送り防止部材を配置し、さらに、前記載置部のう
ち繰出しローラから離れた側にて、前記載置された紙葉
類の束の後側を前記押圧バネ板と連れ回りローラとで挟
み付けする構成であった。
【0007】この構成によるときには、繰出しローラの
回転に従って、繰出しローラと押圧バネ板とで挟持され
た紙葉類の始端側を中心にして紙葉類の後側が上向きに
跳ね上がるように回動する力が作用する。この上向き回
動を前記押圧バネ板の後側と連れ回りローラとの挟持力
にて抑制できるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成によるときには、前記載置部に紙葉類の束を円滑に、
且つ簡単に載置できないという問題があった。即ち、繰
出しローラ及び連れ回りローラは位置固定的であるた
め、紙葉類の束の裏面側に当接すべき押圧バネ板全体を
略平行状にして紙葉類の束の厚み距離以上に大きく前記
両ローラの周面から離れるように付勢力に抗して変位さ
せなければならないから、使用者は片手でこの変位作業
を行いつつ、他方の片手で紙葉類の束を載置部上にて、
前記押圧バネ板の表面側に所定の姿勢で載置しなければ
ならず、厄介であった。
【0009】また、前記押圧バネ板は、挟まれる紙葉類
の束の厚さ以上の距離に略平行状に変位する必要がある
と共に、当該押圧バネ板の大きく離れた2か所で、紙葉
類の束を繰出しローラ側と連れ回りローラとに所定の付
勢力で押圧しなければならず、押圧バネ板の構成が複雑
になるという問題もあった。さらに、特に、紙幣が新し
い場合には、紙面に印刷されたインクの盛り上がりが大
きいため、前記繰出しローラの箇所での摩擦力が大きく
なり、紙葉類の後側の上向きに跳ね上がりの勢いが激し
くなり、計数後の紙幣が移動した位置での姿勢の乱れが
大きくなる。この乱れを抑制するには、前記押圧バネ板
による押圧力を強くしなければならないから、前述の紙
葉類の束の設置作業が一層困難になるという問題を解決
できないのであった。
【0010】本発明は、このような問題点を解決すべく
改良した紙葉類計数装置を提供することを目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、紙葉類の束を立てて載置
する載置部と、載置部の一端側の側方に配置され、前記
載置された紙葉類の束のうち表面側の始端部に当接しつ
つ回転可能な繰り出しローラと、該繰り出しローラを回
転駆動する駆動手段と、前記載置部上にて紙葉類の束を
その裏面側から前記繰出しローラの回転周面方向に押圧
する押圧手段と、前記繰り出しローラの回転周面に対向
する位置に配置され紙葉類の重ね送りを防止する重ね送
り防止部材と、前記繰り出しローラによる紙葉類の繰り
出し方向の前方近傍位置において紙葉類の角部の通過を
検知する検知手段と、該検知手段からの信号を受けて紙
葉類を計数する計数手段とを備えてなる紙葉類係数装置
において、前記載置部には、前記立てて載置した紙葉類
の束の上面側に当接或いは近接させて紙葉類飛び上がり
を抑制するための抑制手段を配置したものである。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の紙葉類計数装置において、前記抑制手段は、前
記載置部に対して着脱自在もしくは折り畳み可能に構成
したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について図面に基づいて説明する。図1は本発明の一
実施形態の紙葉類計数機の本体ケースに対して蓋体を開
いた状態で示す斜視図、図2は本体ケースの正面図、図
3は図1に示す紙葉類計数機の蓋体を開いた状態で示す
一部切欠き平面図、図4は図3のIV−IV線矢視断面図、
図5は図3のV−V線矢視で示す一部切欠き断面図であ
る。
【0014】図に符号1で示すこの実施例の紙葉類計数
機1は、内外国の各種紙幣および紙幣程度の大きさの商
品券、宝くじ券等の各種紙葉類の計数に用いるものであ
って、合成樹脂製の本体ケース2と該本体ケース2の前
面下端にてヒンジ連結された、同じく合成樹脂製の蓋体
3とで構成されており、蓋体3にて本体ケース2の前面
及び上面等を塞ぐように閉じると、紙葉類計数機1全体
の形状はほぼ立方体となる。
【0015】前記本体ケース2には、図1及び図2に示
すごとく、紙葉類4の束をその広幅面を立てた状態で、
左側方から右下がりに載置可能な傾斜状の載せ面5aを
有する載置部としての載置台5と、前記載置された紙葉
類4のうちの表面側始端に当接しつつ回転駆動する繰出
しローラ6と、該繰出しローラ6を駆動する駆動手段
と、前記紙葉類4のうちの表面側始端部位を前記繰出し
ローラ6の回転周面に対して押圧付勢するための押圧手
段としての縦板状の押圧体7と、該押圧手段に近接した
部位にて繰り出される紙葉類4が重ね送りされるのを防
止するための重ね送り防止部材8等が配置されている。
【0016】前記載置台5は、図1〜図3に示すよう
に、本体ケース2の左側端部位にて高くなり、該載置台
5の載せ面に載置した紙葉類4の長手寸法が長い場合、
その紙葉類4の束の左側が本体ケース2より外に突出で
きるように開放されている。紙葉類4の束をその裏面側
から繰出しローラ6に押圧するための押圧体7の基部
は、本体ケース2における背面板2aの左側端部近傍に
て縦軸9を中心に前後回動可能に枢支されている。縦軸
9に巻回する付勢手段としてのねじりばね10にて押圧
体7を本体ケース2の前方向、即ち、押圧体7の縦方向
自由端縁7a前部近傍が繰出しローラ6の回転周面のう
ちの裏面側に押圧当接するように付勢している。
【0017】また、載置台5の左側前部位には、紙葉類
4の束の前面のうち左側部位(後寄り部位)が前倒れに
なったり、載置台5から脱落しないようにするための前
面保持部5bを上向きに突設させている。載置台5の低
い側には、仕切り部11が上方に突出させてあり、ま
た、外周がウレタン樹脂製等の摩擦係数の大きい摩擦部
材6aにて被覆された繰出しローラ6は、その軸12を
前記載せ面5aの傾斜角度より大きい傾斜角度にて配置
されている。
【0018】図1中、本体ケース2の右側部位の収納部
19の前面は、ねじ止めされて着脱自在な合成樹脂製の
カバー体13にて覆われている。カバー体13より奥側
の収納部19内には、前記繰出しローラ6を回転駆動す
るための駆動モータ14及びギヤ装置を収納したギヤボ
ックス15が配置されている(図5参照)。このギヤボ
ックス15から突出した2つのブラケット18には、後
述するように、繰出しローラ6にて繰り出された紙葉類
4の角部の通過を検出して枚数を計数するための検知手
段としての、光遮断型の第1ホトセンサ16の投光部1
6a及び第2ホトセンサ17の投光部17aが固定され
ている(図5参照)。その投光部16a、投光部17a
と対峙して収納部19内には第1ホトセンサ16の受光
部16b及び第2ホトセンサ17の受光部17bが配置
されている(図3及び図4参照)。
【0019】前記収納部19の上方を覆う上面板20の
側縁と、前記押圧体7の縦方向自由端縁7aとの間に
は、前記載置台5に立てて載置された紙葉類4の束の前
縁に当接し得るガイド部21と、第1規制部材22とを
一体的に形成された部品23が、本体ケース2の背面板
2a側に固定されている。また、前記上面板20の側縁
20aの前端部位には、爪状の第2規制部材24が設け
られている。
【0020】前記繰出しローラ6の回転周面の裏面側に
押圧して紙葉類4の重ね送りを防止するため、ウレタン
ゴム片製等摩擦係数の大きい重ね送り防止部材8は、そ
の基端部が前記部品23にねじ止め等にて固定されてい
る。重ね送り防止部材8は、その自由端側が前記押圧体
7の縦方向自由縁7aに近接して繰出しローラ6の回転
周面の下部側に押圧当接するように配置されるものとす
る。紙葉類4の束の裏面側との摩擦面積を少なくするた
め、前記押圧体7の表面(前面)には横方向に長手の突
条7bを複数箇所に突設することが好ましい。
【0021】上記繰出しローラ6は、載置台5に載置さ
れた紙葉類の束4の表面(広幅面)のうちの前端部位に
当接し、該表面と略平行で且つ斜め方向の軸12を中心
に、図4の矢印A方向に回転して紙葉類4を一枚ずつ斜
め上方に繰り出すものである。そのため、繰出しローラ
6の回転周面は、上側での直径が小さく、下側の直径が
大きいような、截頭円錐状に摩擦部材6aを形成するこ
とが好ましい。
【0022】繰出し中の紙葉類4が繰出しローラ6の回
転周面にて摩擦により連れ回りして複数枚の紙葉類4が
同時に繰り出されることを、前記重ね送り防止部材8が
防止する機能を有する。また、本体ケース2における収
納部19には、前記第1ホトセンサ16及び第2ホトセ
ンサ17からの検知信号をうけて紙葉類4の計数を行な
う計数手段、及びその計数値を記憶する記憶手段等が内
蔵されたマイクロコンピュータ式の制御基板ボックス2
6と、電源スイッチ28等が内蔵されている。
【0023】前記蓋体3を本体ケース2に対して閉じた
とき、蓋体3の内面に突出した突起部29が前記電源ス
イッチ28を押圧して電源OFFとし、蓋体3を開いて
電源スイッチ28から突起部29が離れると、電源ON
となる。また、本体ケース2における上面板20には、
記憶手段にて記憶された紙葉類計数枚数を表示するため
のLED等のカウント表示部30と、操作用押しボタン
31と、累計操作用押しボタン32とが設けられてい
る。なお、複数本の乾電池34を収納できる乾電池ボッ
クス33は、本体ケース2の下面と前記載置台5の下面
との間に設けられ、断面L字状の覆い蓋35を開けて乾
電池34を出し入れすることができる。
【0024】前記載置台5の前側であって、前記仕切り
部11の前面側等には、繰出しローラ6により繰り出し
放出された紙葉類4を再度集積するための丸棒状等の紙
葉類支持体37の基端部がブラケット体38に前後回動
可能に装着されている。蓋体3を開いて本体ケース2の
下面をほぼ水平にしてテーブル(図示せず)等に載置す
るとき、前記紙葉類支持体37は、その自重により、先
端側が仕切り部11の前面から大きく離れるように傾斜
姿勢に起立回動する。また、前記蓋体3を本体ケース2
に対して閉じるとき、当該蓋体3の内面にて紙葉類支持
体37の先端部(上端部)側が図4の矢印B方向に押さ
れて、紙葉類支持体37は、前記仕切り部11の前面と
ほぼ平行状となるように折り畳めるように構成されてい
る。
【0025】前記載置台5には、前記立てて載置した紙
葉類4の束の上面側に当接或いは近接させて紙葉類の飛
び上がりを抑制するための抑制手段45を着脱自在もし
くは折り畳み可能に配置するものである。この抑制手段
45の第1実施形態は、図1、図3および図8に示すよ
うに、前記載置台5における偏平柱状の前面保持部5b
に上方から差し込み可能なキャップ部46と、該キャッ
プ部46から上向きに突出する柱部47と、該柱部47
の上部からほぼ水平方向に突出する抑制横片48とから
構成されている。
【0026】そして、前記載置台5の載せ面5aに紙葉
類4の束を立てた状態で載置する一方、キャップ部46
を前面保持部5bに着脱自在に差し込んで、抑制横片4
8が前記立てた状態の紙葉類4の束の上面後寄り部位に
当接もしくは近接するように配置するものである(図8
参照)。なお、不必要なときには前面保持部5bから抜
き取って適宜の場所に保管する。
【0027】次に、紙葉類計数機の制御手段のブロック
図を図7によって説明する。制御部として機能するマイ
クロコンピュータ式の制御基板ボックス26には、乾電
池34からの電源、電源スイッチ28、繰出しローラ6
を回転する駆動モータ14、カウント表示部30,操作
用押しボタン31、累計操作押しボタン32、第1ホト
センサ16、第2ホトセンサ17が接続されている。
【0028】この制御基板ボックス26は、その内部に
演算処理する計数手段40とその計数値を加算記憶する
メモリデイバイス等の記憶手段41を有し、前記計数手
段40は第1ホトセンサ16及び第2ホトセンサ17の
信号とタイマー42の信号とに基づいて計数を行なう。
即ち、繰出しローラ6で分離繰り出しされる紙葉類4の
角部がまず第1ホトセンサ16を遮ると計数手段40内
でパルスの立ち上がり信号が出され、紙葉類4の角部が
移動して第1ホトセンサ16を通過し、第1ホトセンサ
16の受光部16bが受光状態になると前記パルスの立
ち下がり信号が出される。これから若干遅れて、前記繰
り出されて斜め上方へ移動する紙葉類4の角部が第2ホ
トセンサ17を遮ると計数手段40内でパルスの立ち上
がり信号が出され、紙葉類4の角部が移動して第2ホト
センサ17を通過し、第2ホトセンサ17の受光部17
bが受光状態になると前記パルスの立ち下がり信号が出
される。
【0029】一方、タイマー42からのタイマー信号が
計数手段40へ入力されており、前述のパルスの立ち上
がり信号の発生時点からタイマー信号を受けて計数手段
40においては時間測定を開始し、設定時間内にパルス
の立ち下がり信号が出されると計数値1をカウントす
る。もし、設定時間内にパルスの立ち下がり信号が出さ
れないときは計数異常と判断し、記憶手段41とこれに
接続されるカウント表示部30により計数異常表示(例
えば表示数字を点滅表示に変える方法等)に変える。前
述のように、紙葉類4の角部の通過する経路に沿って若
干離れた2か所に第1ホトセンサ16と第2ホトセンサ
17とを配置することにより、計数すべき紙葉類4の角
部の通過を誤検知するのを防止して、計数精度を向上さ
せようとするものである。計数手段40で計数値がカウ
ントされると、そのカウント値は記憶手段41に入力さ
れて加算記憶され、その加算値がカウント表示部30に
表示される。
【0030】次に、前記構成の紙葉類計数機1による紙
葉類4の計数動作の詳細について説明すると、上記紙葉
類計数機1は、蓋体3を本体ケース2に対して閉じたほ
ぼ立方体形態となる状態にて持ち運びする。そして、例
えば営業の出先で営業員がこの紙葉類計数機1を用いて
紙幣等を計数する。その際、図1、図3及び図5に各々
二点鎖線で示すように、計数する紙葉類4の束を押圧体
7の前面に沿わせて立てて載置台5にセットする。この
場合、紙葉類4の長手方向側縁を載置台5の傾斜状の載
せ面5aに沿わせ、紙葉類4の幅方向(縦方向)の側縁
のうち始端側を、前記押圧体7の縦方向自由端縁7aと
繰出しローラ6の回転周面との間に挟むようにセットす
る。
【0031】次いで、抑制手段45のキャップ部46を
前記前面保持部5bに被せ、抑制横片48が前記の紙葉
類4の束の上面に接触するか、もしくは近接させるよう
に配置するのである。そして、押しボタン16を押して
スタートさせると、繰出しローラ6は図4の矢印A方向
(図4中時計方向)に高速回転する。これにより、繰出
しローラ6外周面の摩擦部材6aにて紙葉類4の束のう
ち表面側から紙葉類4が一枚ずつ分離されながら、押圧
体7の縦自由端縁7aと繰出しローラ6の回転周面との
押圧当接部分を中心にして紙葉類4が繰出しローラ6の
回転周面に沿って斜め上方向の回転力が付与されて、繰
り出される。
【0032】このときの作用をさらに詳細に説明する
と、繰出しローラ6の回転周面に接触する紙葉類4はそ
の前端部分が上方へ移動し、残りの紙葉類の上側縁に対
しやや回転しながら斜め上方へ分離繰出しされる。その
時、数枚の紙葉類が重ね送り部材8の方向へ一緒に移動
しようとするが、繰出しローラ6と重ね送り部材8とに
よるゲート作用で繰出しローラ6に接触する最前面(最
前位)の紙葉類4のみがウレタンローラ6による摩擦力
でもって分離繰出しされる。その最前位置の紙葉類4が
斜め上方へ分離される途中で、当該紙葉類4の始端側下
角部4a(図5参照)が第1ホトセンサ16を遮る。
【0033】分離された紙葉類4の始端側下角部4aの
通過が第1ホトセンサ16によって検知され、次いで第
2ホトセンサ17により検知されるから、これらの検知
信号を受けて紙葉類4が計数され、カウント表示部15
に表示される。また、分離され、前記繰出しローラ6の
回転に連れ回りして飛び出そうとする紙葉類4は、その
始端側の幅方向(縦方向)の側縁が第1規制部材22の
箇所で姿勢を規制される。次いで、前記紙葉類4の始端
側の幅方向(縦方向)の側縁が上面板20の側縁20a
に沿って図3の矢印C方向に飛び出すのを、爪状の第2
規制部材24の箇所で規制される。そして、前記繰出し
ローラ6の回転につれて繰り出された紙葉類4の下側縁
(長手方向縁)が繰出しローラ6の上を越えて放出され
るので、当該紙葉類4の表面が下向きとなり、前記紙葉
類支持体37に支持されて再度集積される。このとき、
紙葉類4の後端側は、前記載置台5における前面支持部
5bにて支持されるので、上記ような動作の繰り返しで
繰り出され、放出され、再集積される紙葉類4は図3の
一点鎖線で示すような姿勢の束となる。
【0034】なお、繰出しローラ6の回転および摩擦力
にて、束の紙葉類4のうちの最前位置のものは、その前
側を中心にして上向きにひねり出されるが、そのとき、
二枚目乃至三枚目の紙葉もその前側を中心にして上向き
に連れ廻りされようとする摩擦力が作用する。特に、新
しい姿勢の場合には、紙面の印刷インクの盛り上がりが
大きいので、隣接する紙幣同士の摩擦力が大きいため、
二枚目乃至三枚目の紙葉の後端の上向き飛び上がりが大
きくなり、計数作業中に紙葉が上下に踊って誤計数の原
因となるのであった。そこで、前述の抑制手段45にて
立てた状態の紙葉類4の束の上面に抑制横片48を当接
もしくは近接させて配置すると、二枚目乃至三枚目の紙
葉の後端の上向き飛び上がり動作を抑制することができ
て、計数誤りを無くすることが出来るのである。
【0035】抑制手段45の第2実施形態は、図9
(a)及び図9(b)に示し、前記柱状の前面保持部5
bの上面に穿設した支持孔50に柱部51を着脱自在に
差し込み、該柱部51の上端の蝶番部52を介して抑制
横片53を柱部51とほぼ平行状に折り畳む姿勢と、ほ
ぼ水平状になる姿勢とに選択できるように構成したもの
である。なお、この抑制横片53が蝶番部52を介して
垂直姿勢から90°以上の角度で自由に回動可能に構成
しておいても、前記載せ面5aに立てた紙葉類4の束の
上面に抑制横片53をそれ自身の自重で押すように当接
させておくこともでき、いずれの場合にも、二枚目乃至
三枚目の紙葉の後端の上向き飛び上がり動作を抑制する
ことができる。なお、この実施形態の変形例として、柱
部51を前記柱状の前面保持部5bの上面に着脱自在に
差し込み装着するように構成しても良い。
【0036】図10(a)及び図10(b)は、抑制手
段45の第3実施形態を示し、前記柱状の前面保持部5
bの上端に球状の関節部55を設け、該関節部55には
複数のスリット56により弾性的に被嵌する回動部57
を備えたL字状の抑制片58を着脱可能に装着するもの
である。この構成によれば、紙葉計数作業時には、図1
0(a)の実線で示すように、立てた状態の紙葉類4の
束の上面に前記抑制片58を臨ませ、もしくは当接させ
る。この状態での作用・効果は前記実施形態と同じであ
る。なお、不使用時や、紙葉類4を載せ面5aに立てる
作業時には、図10(a)の二点鎖線で示す位置に回動
させて置けば良く、抑制手段45の姿勢変更作業も至極
容易である。
【0037】図11は抑制手段45の第4実施形態を示
し、前記柱状の前面保持部5bの外面に、基部60をビ
ス61止めした可撓性を有する帯状の抑制体62の中途
部を前記載せ面5aに立てた紙葉類4の束の上面に被せ
る。抑制体62の自由端側には錘63を固定してある。
そのため、抑制体62の中途部の紙葉類4の束の上面に
対する当接作用にて前記二枚目乃至三枚目の紙葉の後端
の上向き飛び上がり動作を抑制することができる。ま
た、前記錘63による抑制体62のふらつきを防止する
ことができるし、抑制体62が可撓性を有するため、不
使用時や、紙葉類4を載せ面5aに立てる作業時に、抑
制体62を邪魔にならない箇所に移動させることが至極
容易となる。
【0038】図12〜図14に示すのは、前記爪状の第
2規制部材24の代りに設置する紙葉類4の散乱防止機
構であり、その一つは、前記蓋体3の裏面であって、繰
出しローラ6による紙葉類4の飛び出し方向の前方位置
に蝶番65を介して折り畳み可能に枢着された壁板66
である。紙葉類4の計数作業時には、前記壁板66をほ
ぼ垂直状に立設した姿勢に保持させておく。これによ
り、前記繰出しローラ6の回転につれて飛び出そうとす
る紙葉類4は、その始端側の幅方向(縦方向)の側縁が
第1規制部材22の箇所で姿勢を規制される。次いで、
前記計数済みの紙葉類4の始端側の幅方向(縦方向)の
側縁が上面板20の側縁20aに沿って図3の矢印C方
向に飛び出したものを、壁板66にて堰き止めるように
衝突させる。すると、その反動にて、計数済みの紙葉類
は一枚づつ紙葉類支持体37の箇所に戻されて集積載置
できる。なお、紙葉類支持体37が存在しない実施形態
では、蓋体3の裏面に集積載置できる。また、不使用時
には、壁板66を蓋体3の裏面に沿うように折り畳んで
置けばよい。
【0039】紙葉類4の散乱防止機構の他の実施形態
は、図12〜図14の二点鎖線で示す平面視略L字状の
規制体67であり、この規制体67は、前記上面板20
の側縁20aの前端側に前向きに突設したものである。
なお、この規制体67を連結部68にピン69の差し込
みにて着脱自在に構成しても良い。この実施形態であっ
ても、前記計数済みの紙葉類4の始端側の幅方向(縦方
向)の側縁が上面板20の側縁20aに沿って図3の矢
印C方向に飛び出したものを、規制体67に衝突させて
所定の箇所に集積載置できるのである。
【0040】上記実施例の紙葉類計数機1の場合、一度
に計数できる紙葉類の数は例えば100枚程度であり、
その場合、計数時間は、紙葉類の種類によっても異なる
が、いずれにしても10秒とかからないような短時間で
済む。また、総重量は例えば400g未満と極めて軽量
にできる。また、蓋体3を閉じた図2の状態では、縦と
横が例えば紙幣の大きさとあまり変わらず、奥行きもあ
まりなくて、超小型となる。したがって、きわめて携帯
性に優れ、使用場所を選ばない。なお、前記電源は乾電
池に代えて、商用電源(100V)を低圧にして供給で
きるACアダプタを着脱自在に接続するように構成して
も良い。
【0041】本実施例は紙葉類計数機(紙幣,商品券,
宝くじ券,葉書等の各種紙葉類の計数を目的とする機
械)に本発明を適用した場合の例であるが、例えば紙幣
入出金機等の金銭処理機に適用することも可能であり、
その場合は金種別紙幣収納部(金種別カセットの場合も
ある)が本発明の載置部に相当し、この載置部から繰出
しローラと重ね送り防止部材とにより一枚繰出しされて
計数された紙葉類を出金口への搬送路へ送り込むように
すればよい。また出金口への搬送路に換え計数済の紙幣
を出金口に向けて送る上下動するトレイを設け、計数済
の紙幣をトレイへ放出し、このトレイを出金口に位置さ
せて利用者に受渡すようにすればよい。
【0042】なお、紙幣入出金機等の金銭処理機に用い
る場合、あるいは紙葉類計数機でもバッチ機能(多数の
紙葉類を載置部に載置した状態で例えば100枚の紙葉
類のみを分離繰出しする機能)のある場合には所望枚数
の紙葉類が分離繰出し計数された段階で紙葉類の繰出し
を停止させることになり、この停止をより効果的に行な
うには、繰出し枚数が所望枚数に近付くと繰出速度を低
下させるとよい。繰出し枚数が例えば90枚と仮定する
と87枚(例えば所望枚数の3枚前)で低速にするとよ
い。その場合所望枚数が3枚以下の場合は最初から低速
で回転させることになる。
【0043】本発明の繰出しローラは、円錐台形状のロ
ーラもしくは円柱形状のローラを用いることができ、軸
を紙葉類の一側縁に対して傾斜状態で設けたがこの実施
例に限定されるものではない。検知手段による紙葉類の
角部の通過の検知は分離繰出し時に先行移動される角部
に対する側部側の角部(本実施例の場合)であったが、
これに限るものではなく他の角部を検知してもよい。計
数手段による計数方法は公知の種々の方法があり、本実
施例に限定させるものではない。
【0044】また、本実施例では、紙葉類の形状が長方
形状の紙葉類を例にあげたが正方形状の紙葉類でもよ
く、長方形形状の紙葉類でも、その長手側縁を立てるよ
うにしてもよい。また、商品券のように四角形の一つの
角部が斜め方向に切られた切取り角部(45度の切り取
りが行なわれたとすると135度ずつの残存した角部が
存在する。)を有する紙葉類の場合もあり、この場合、
例えば135度の角部の通過を検知するもの又はこの切
取り角部全体(135°,135°の両角部を含む内側
よりの90度部分)の通過を検知するもののいずれでも
よい。
【0045】重ね送り防止部材は繰出しローラに接触す
るゴム片の例に限らずローラであってもよく、またロー
ラの場合でも回転固定ローラ(繰り出し方向と反対方向
には回転自由)でもよく、また繰出しローラに所定のゲ
ート間隔(処理する紙葉類の一枚の厚さより大で二枚の
厚さより小なる間隔)をおいて重ね送り防止部材を設け
てもよい。
【0046】繰出しローラによる紙葉類の繰出し方向と
して本発明では「載置される他の紙葉類の一側縁方向に
対し斜め方向」と表現しているが繰り出し時に先行移動
する角部の移動が斜め方向に直線移動するもの、円弧を
描きながら斜め方向に移動するものいずれも含まれるも
のとする。
【0047】
【発明の作用及び効果】以上に詳述したように、請求項
1に記載の発明の紙葉類計数装置によれば、計数しよう
とする紙葉類を束にして紙葉類の広幅面を立てにした状
態にて載置部に載せる。そして、回転駆動する繰出しロ
ーラと重ね送り防止部材とにより、紙葉類の束から紙葉
類を一枚ずつ分離して紙葉類の一側縁方向に対し斜め方
向に繰り出す。繰り出された紙葉類の角部の通過を検知
手段が検知し、その検知信号にもとづき計数手段が紙葉
類を計数する。
【0048】本発明の紙葉類計数装置は、このように、
紙葉類を斜め方向に繰り出し、繰り出した紙葉類の角部
の通過を検知して計数するものであって、繰り出し中の
紙葉類の角部が、他の紙葉類とずれて一枚ずつ検知でき
ればよく、繰り出し中の紙葉類と後続の紙葉類とを完全
に離す必要はない。したがって、従来のように繰り出し
動作を高い精度で間欠的に行うような機構は不要とな
り、長い搬送路も不要となるという効果を奏する。
【0049】しかも、本発明の紙葉類計数装置によれ
ば、前記載置部には、前記立てて載置した紙葉類の束の
上面側に当接或いは近接させて紙葉類飛び上がりを抑制
するための抑制手段を配置したものであるから、繰出し
ローラと重ね送り防止部材とにより、紙葉類の束から紙
葉類を一枚ずつ分離したときの、繰り出されない側の二
枚目乃至三枚目の紙葉の後端側が大きく跳ね上がるの
を、抑制手段にて抑制することができるので、計数に際
しての誤作動がなくなり、計数ミスをなくすることがで
きると言う効果を奏する。
【0050】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記抑制手段は、前記載置部に対して着脱自在もしくは折
り畳み可能に構成したものであるから、載置部に紙葉類
の束を載置する作業時に、抑制手段を邪魔にならない姿
勢もしくは箇所に簡単に変更させることができ、多数枚
の紙葉類計数作業を容易にすることができるという効果
を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の紙葉類計数機の本体ケース
に対して蓋体を開いた状態で示す斜視図である。
【図2】紙葉類計数機の蓋体を省略して示す本体ケース
の正面図である。
【図3】紙葉類計数機の蓋体を開いた状態で示す一部切
欠き平面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図3のV−V線矢視一部切欠き断面図である。
【図6】本体ケースに対して蓋体を開いた状態の下面図
である。
【図7】制御手段のブロック図である。
【図8】抑制手段の第1実施形態の一部切欠き側面図で
ある。
【図9】(a)は抑制手段の第2実施形態の斜視図、
(b)はその一部切欠き側面図である。
【図10】(a)は抑制手段の第3実施形態の斜視図、
(b)はその一部切欠き側断面図である。
【図11】抑制手段の第4実施形態の側面図である。
【図12】紙葉類の散乱防止機構の他の実施形態を示す
斜視図である。
【図13】紙葉類の散乱防止機構の他の実施形態を示す
平面図である。
【図14】図13のXIV −XIV 線矢視図である。
【符号の説明】
1 紙葉類計数機 2 本体ケース 3 蓋体 4 紙葉類 5 載置部としての載置台 5a 載せ面 5b 前面支持部 6 繰出しローラ 7 押圧手段としての押圧体 8 重ね送り防止部材 10 ねじりばね 11 仕切り部 16 第1ホトセンサ 17 第2ホトセンサ 22 第1規制部材 45 抑制手段 46 キャップ部 47 柱部 48 抑制横片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類の束を立てて載置する載置部と、 前記載置部の一端側の側方に配置され、前記載置された
    紙葉類の束のうち表面側の始端部に当接しつつ回転可能
    な繰り出しローラと、 該繰り出しローラを回転駆動する駆動手段と、 前記載置部上にて紙葉類の束をその裏面側から前記繰出
    しローラの回転周面方向に押圧する押圧手段と、 前記繰り出しローラの回転周面に対向する位置に配置さ
    れ紙葉類の重ね送りを防止する重ね送り防止部材と、 前記繰り出しローラによる紙葉類の繰り出し方向の前方
    近傍位置において紙葉類の角部の通過を検知する検知手
    段と、 該検知手段からの信号を受けて紙葉類を計数する計数手
    段と、を備えてなる紙葉類係数装置において、 前記載置部には、前記立てて載置した紙葉類の束の上面
    側に当接或いは近接させて紙葉類飛び上がりを抑制する
    ための抑制手段を配置したことを特徴とする紙葉類計数
    装置。
  2. 【請求項2】 前記抑制手段は、前記載置部に対して着
    脱自在もしくは折り畳み可能に構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の紙葉類計数装置。
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CN105809240A (zh) * 2009-02-19 2016-07-27 光荣株式会社 纸张计数装置

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KR100345789B1 (ko) * 2000-06-29 2002-07-24 차미선 결속 겸용 지폐 계수기
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