JPH05147776A - 紙葉類計数機 - Google Patents

紙葉類計数機

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JPH05147776A
JPH05147776A JP30804691A JP30804691A JPH05147776A JP H05147776 A JPH05147776 A JP H05147776A JP 30804691 A JP30804691 A JP 30804691A JP 30804691 A JP30804691 A JP 30804691A JP H05147776 A JPH05147776 A JP H05147776A
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JP
Japan
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paper sheet
unit
separating
feeding
battery
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Pending
Application number
JP30804691A
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English (en)
Inventor
Yuji Takarada
勇司 財田
Takao Akioka
隆雄 秋岡
Hiroyuki Ikeda
裕之 池田
Akio Funato
昭夫 船戸
Shigeru Yonetani
盛 米谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源スイッチ100の切り忘れにより電池部
6内の電力を無駄に消費してしまうのを防止することを
目的とする。 【構成】 操作部5aへの入力および分離繰出手段3の
作動を検出し検出信号C3を出力する稼動状態検出手段
102と、稼動状態検出手段102からの検出信号C3
により操作部5aへの入力および分離繰出手段3の作動
が共にされていない継続時間を計測し、この継続時間が
所定時間を超えた場合に非稼動信号C4を出力する非稼
動時間計測手段103と、非稼動時間計測手段103の
非稼動信号C4を受けて、電池部6から分離繰出手段
3、操作部5aおよび表示部5bに供給されていた電力
を遮断する電力供給制御手段101とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の場所での紙葉類
の計数が可能であり、コンパクトで軽く、持ち運びに便
利な紙葉類計数機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類計数機としては、特公昭5
5−6975号公報に開示されているもの等があげられ
る。そして、この例示したものに限らず従来の種々の紙
葉類計数機は、紙葉類が投入される紙葉類投入部と、こ
の紙葉類投入部に投入された紙葉類を一枚ずつ分離しな
がら繰り出してその枚数を計数する分離繰出手段と、こ
の分離繰出手段により繰り出された紙葉類を集積する集
積部と、分離繰出手段の作動開始等の操作を行う操作部
と、繰り出された紙葉類の計数値等を表示する表示部と
を有するものであり、前記分離繰出手段、操作部および
表示部の駆動電力は、コード等を介して外部電源から供
給されるようになっていた。
【0003】この紙葉類計数機は、上記のように分離繰
出手段、操作部および表示部の駆動電力がコード等を介
して外部電源から供給されるようになっているため、外
部電源のない場所あるいは外部電源にコードが接続不可
能な場所等では使用できないという問題があった。
【0004】このため、本出願人は、分離繰出手段、操
作部および表示部をバッテリー駆動する電池部を有する
構成の紙葉類計数機について先の出願を行なっている
(特願平3−249874号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の紙葉類計数機においては、電源スイッチの切り忘れ
により、電池部内の電力を無駄に消費する可能性があ
り、この点でさらなる改善の余地があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、分離繰出手
段、操作部および表示部をバッテリー駆動する電池部を
有する構成の紙葉類計数機において、電源スイッチの切
り忘れによっても、電池部内の電力を無駄に消費するこ
とがない紙葉類計数機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の紙葉類計数機は、紙葉類が投入される紙葉
類投入部と、該紙葉類投入部に投入された紙葉類を一枚
ずつ分離しながら繰り出してその枚数を計数する分離繰
出手段と、該分離繰出手段により繰り出された紙葉類を
集積する集積部と、前記分離繰出手段の作動開始等の操
作情報が入力される操作部と、前記分離繰出手段により
計数された紙葉類の計数値等を表示する表示部と、前記
分離繰出手段、操作部および表示部をバッテリー駆動す
るための電池部とを有するものであって、前記操作部へ
の操作情報等の入力がなされたことおよび前記分離繰出
手段が作動していることを検出し検出信号を出力する稼
動状態検出手段と、該稼動状態検出手段からの検出信号
により前記操作部への操作情報の入力および分離繰出手
段の作動が共にされていない継続時間を計測するととも
に、該継続時間が所定時間を超えると非稼動信号を出力
する非稼動時間計測手段と、電源スイッチのONにより
前記電池部から前記分離繰出手段、操作部および表示部
に電力を供給させるとともに、前記非稼動時間計測手段
から前記非稼動信号が出力されると、前記電池部から前
記分離繰出手段、操作部および表示部に供給されていた
電力を遮断する電力供給制御手段とを具備することを特
徴としている。
【0008】
【作用】本発明の紙葉類計数機によれば、稼動状態検出
手段により、操作部への操作情報等が入力がなされたこ
とおよび分離繰出手段が作動していることを検出し出力
される検出信号を受けて、非稼動時間計測手段では、操
作部への操作情報の入力および分離繰出手段の作動が共
にされていない継続時間を計測するとともに、この継続
時間があらかじめ設定された所定時間を超えた場合に、
非稼動信号を電力供給制御手段に出力する。すると、電
力供給制御手段では、この非稼動信号を受けて、電池部
から分離繰出手段、操作部および表示部に供給されてい
た電力を遮断することになる。したがって、電源スイッ
チの切り忘れによっても、電池部内の電力を無駄に消費
することがない。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例による紙葉類計数機につい
て、図1〜図16を参照して以下に説明する。なお、以
下の説明で使用する左右上下の方向は図面におけるもの
を便宜的に用いるものである。
【0010】図中、符号1は紙葉類計数機の本体、符号
2は紙葉類Sが投入される紙葉類投入部、符号3は紙葉
類投入部2に投入された紙葉類Sを一枚ずつ分離しなが
ら繰り出してその枚数を計数する分離繰出手段、符号4
は分離繰出手段3により繰り出された紙葉類Sを集積す
る集積部、符号5は分離繰出手段3の作動開始等の操作
情報が入力される操作部5aと繰り出された紙葉類Sの
計数値等を表示する表示部5bとが一体に構成された操
作表示部5、符号6は紙葉類計数機本体1に着脱自在に
設けられる駆動源である電池部をそれぞれ示している。
【0011】図3および図4等に示すように紙葉類計数
機本体1は、角が除去された直方体形状をほぼなしてお
り、例えば所定の肉厚の板部材を適宜加工変形させ接合
させる等して構成されている。そして、その上部中央に
は、上記分離繰出手段3が設けられている。この分離繰
出手段3は、例えば、紙面を貫く方向に軸を有する複数
のローラおよびベルトからなるローラ群7等によって構
成され、紙葉類投入部2に投入された紙葉類Sを、図3
における左側に設けられた引込口8から一枚ずつ引き込
み、これを紙葉類計数機本体1の底面部9とほぼ平行を
なす状態で計数し図3における右側の繰出口10から一
枚ずつ繰り出すようになっている。ここで、上記引込口
8の一部を構成するベルト11の上面は紙葉類Sを引き
込みやすくするため内側に向うほど下方に位置するよう
若干斜めに設けられており、繰出口10の一部を構成す
るベルト12の上面は外側へ向うほど上方に位置するよ
う若干斜めに設けられている。
【0012】また、上記繰出口10付近には繰り出され
た紙葉類Sを下方に叩き落とすための、ゴム等弾性部材
からなる羽根車13が設けられている。この羽根車13
は、ローラ群7の回転により該羽根車13と同軸上に固
定されたプーリ14がベルト12により駆動されて所定
の方向に回転するものである。なお、以上に述べた分離
繰出手段3としては、通常使用されている種々の構成の
ものを適用することができるが、当然のことながら紙葉
類Sの二重送り等の計数不良を防止するための機構等は
組み込まれることになる。
【0013】この分離繰出手段3の図3における左側に
は、上記紙葉類投入部2が設けられている。この紙葉類
投入部2は、外部から紙葉類Sを投入できるよう紙葉類
計数機本体1の、図3における分離繰出手段3の左側の
上部から左側面部16にかけて開口する形状をなしてい
る。そして、紙葉類投入部2の底面部17は紙葉類計数
機本体1の左側面部16より所定量内側の位置から分離
繰出手段3方向に延在しさらにその繰出口10にかけて
延在している。ここで、紙葉類Sは、通常重ねられた状
態で底面部17とほぼ平行をなすよう搭載されるように
なっている。
【0014】ここで、この紙葉類投入部2は、具体的に
は、分離繰出手段3の図3における左側面部18、底面
部17、電池部6の上面部19(後述する)、本体1の
図3における紙面手前側の側面部(図3には現れず)お
よび本体1の図3における紙面奥側の側面部20で主に
構成されるものである。なお、当然のことながらこの紙
葉類投入部2の図3における紙面を貫く方向の幅は、投
入される紙葉類Sの最大のものの幅より若干大きく設定
されるものである。
【0015】また、紙葉類計数機本体1の図3における
左側部21の、紙葉類投入部2の下側には電池部6を取
り付けるためのホルダー22が設けられている。このホ
ルダー22は、紙葉類計数機本体1の底面部9とほぼ平
行をなすように該本体1の左側面部16から所定量内側
に延在する下面部23と該下面部23の内端から上方に
向けて所定量延在する中間部24と該中間部24の上端
から本体1の左側面部16方向に若干延在する上面部2
5とを有している。ここで、このホルダー22の上面部
25は上記紙葉類投入部2の底面部17とほぼ同じ高さ
になるよう設けられている。
【0016】そして、紙葉類計数機本体1の図3におけ
る右側部26には、該本体1の底面部9より所定量上方
位置から該本体1のほぼ上面部27まで開口する形状を
なし分離繰出手段3から繰り出された紙葉類Sを外部に
放出するための開口部28が設けられている。この開口
部28は繰り出された紙葉類Sが滞りなく放出されるよ
うに構成されており、例えば図3における紙面を貫く方
向の幅が繰り出される紙葉類Sの最大のものの幅より若
干大きく設定されている。
【0017】加えて、紙葉類計数機本体1の分離繰出手
段3より上部には、表示操作部5を回転自在に支持する
ための支持部材29が設けられている。この支持部材2
9は、紙葉類計数機本体1の図3における紙面手前側の
側面部(図3には現れず)および図3における紙面奥側
の側面部20にそれぞれ設けられるもので、可撓性を有
する樹脂等により図5〜図7に示す形状をなすよう作製
されている。
【0018】すなわち、支持部材29は、図5における
横方向に延在する形状の横長部30と、この横長部30
の図5における左端に設けられた円形状の円形部31と
が一体成形された構成で、横長部30の右端には、紙葉
類計数機本体1の両側面部20,32に固定するための
ネジ等が挿通する挿通穴33が設けられており、該挿通
穴33より若干左側には、上下に延在するよう横長部3
0から突出し本体1の両側面部20,32に設けられた
同形状の穴部34に嵌合してこの支持部材29の回転を
規制する回転規制部35が設けられている。そして、こ
の支持部材29の、回転規制部35より円形部31側の
部分は、図6に示すように挿通穴33側の部分より所定
量薄く成形されており、紙葉類計数機本体1に取り付け
た状態で該本体1の各側面部20,32とそれぞれ所定
量離間するようになっている(図6においては側面部3
2側の構成のみ示している)。そして、これにより、支
持部材29は円形部31側が対応する側面部20,32
側に所定量撓むことができるのである。
【0019】また、図5に示すように、円形部31の中
心には表示操作部5を回転自在に支持するための支持軸
36が反回転規制部35側に突出するよう設けられてお
り、この支持軸36の周囲には、支持部材29の中心軸
線上に3φ程度の閉凹部37が一つ設けられ、支持軸3
6を中心として該閉凹部37と120゜なすようにそれ
ぞれ両側に一つずつ3φ程度の開凹部38が設けられて
いる。そして、閉凹部37と各開凹部38との間には図
7に示すように、各開凹部38側に向うにしたがって深
くなる円弧状の溝部40が設けられており、これによ
り、表示操作部5を閉じるときの力は低減されるように
なっている(後述する)。
【0020】ここで、上記表示操作部5は、閉じられた
とき(後述する)に表面に出る部分が紙葉類計数機本体
1の外面と一致するようにその外形が形成されるもの
で、図8における下側に表示操作面41が設けられるも
のであり、右端には上記支持部材29の円形部31とほ
ぼ同一径をなす円形取付部42が設けられている。そし
て、この円形取付部42の中心には上記支持部材29の
支持軸36を嵌合させる支持穴43が図8における紙面
手前と奥の両側に設けられており(手前側のみ現れてい
る)、この支持穴43の図8における左側には、上記支
持部材29の閉凹部37および開凹部38に嵌合する3
φ程度凸部44が図8における紙面手前と奥の両側にそ
れぞれ一つずつ突出して設けられている(手前側のみ現
れている)。なお、表示操作部5に設けられた操作部5
aには、操作情報等を入力するためのスタートボタンB
(図9参照)等が設けられており、また表示部5bに
は、分離繰出手段3により計数された紙葉類Sの計数値
等を表示する表示板M(図9参照)等が設けられてい
る。
【0021】そして、表示操作部5の両支持穴43に上
述した支持部材29の支持軸36を嵌合させた状態で、
紙葉類計数機本体1の所定の位置に支持部材29を取り
付ける。このとき表示操作部5の凸部44が支持部材2
9の閉凹部37に嵌合した状態にあれば、図4に示すよ
うに表示操作部5は閉状態(収納状態)となっている。
この閉状態から表示操作部5に開く方向の力を加える
と、該表示操作部5は、その凸部44が支持部材29を
外側に変形させつつ閉凹部37から抜け出し、支持軸3
6を中心に揺動する。すると、凸部44が支持部材29
の開凹部38のうちの開方向側にあるものに嵌合し、図
3および図9に示すように開状態(計数可能な状態)と
なり、表示操作面41が表示および操作に対応すべく表
面に出てくる。そして、これにより、上述した紙葉類投
入部2も紙葉類Sを投入可能な状態に開口することにな
る。なお、両側の支持部材29を同じもので共用するた
めに開凹部38は上記二ケ所に設けられており、この開
凹部38は支持部材29の取付方向によっていずれか一
方(上記開方向側となるもの)のみが使用されることに
なる。
【0022】一方、上記開状態から表示操作部5に閉じ
る方向の力を加えると、該表示操作部5は、その凸部4
4が支持部材29を外側に変形させつつ開凹部38から
抜け出し、支持軸36を中心に揺動して、その後凸部4
4が支持部材29の閉凹部37に嵌合し、図4に示すよ
うに、表示操作面41が表面に出ない状態で紙葉類投入
部2内に収容され閉状態となる。そして、これにより、
上述した紙葉類投入部2もゴミ・ホコリ等が入らないよ
うに閉塞されることになる。ここで、開凹部38と閉凹
部37との間には上記円弧状の溝部40が形成されてい
るため、凸部44が開凹部38を抜け出すために支持部
材29を変形させる量が少なくてすみ、表示操作部5を
閉じるときの力が低減されることになる。なお、上記開
凹部38の数は適宜増加させることができ、表示操作部
5の開状態を段階的に選択可能とすることも勿論でき
る。
【0023】上述したように、表示操作部5は表示操作
面41が表面に出ない状態で紙葉類投入部2内に収容さ
れるようになっている。したがって、閉じた状態で持ち
運びすることにより、操作スイッチや表示パネル等が表
面に出ないためぶつけても破損することがなく、しか
も、表示操作部5は紙葉類投入部2に収容されることに
なるため、該表示操作部5を収容するスペースを独自に
設ける必要がなくなる。また、閉状態の表示操作部5の
表面に出る部分(外面)は前記紙葉類計数機本体1の外
面と一致するように形成されているため、ぶつけやすい
突出する部分がなくなり、外観上も有利となる。なお、
この場合の外面の一致とは、閉じた状態の表示操作部5
の表面に出る部分が、特にぶつけやすい形状に突出した
りすることのないように紙葉類計数機本体1の外面に対
して設けることを意味するのであって、完全に同一平面
をなすことを意味するのではない(以下同)。
【0024】また、紙葉類計数機本体1の図3における
右側部26には集積部4およびこれを開閉させるヒンジ
部45が設けられている。ヒンジ部45は、紙葉類計数
機本体1の図3における紙面手前側の側面部(図3には
現れず)および図3における紙面奥側の側面部20のそ
れぞれに設けられるもので、各側面部の内側に上下斜め
の所定位置に設けられる上ピン47および下ピン48
と、上ピン47を挿通させる上ガイド穴49および下ピ
ン48を挿通させる下ガイド穴50とを有する両ヒンジ
板51とをそれぞれ具備するものである。そして、下ピ
ン48を挿通させる下ガイド穴50は、所定長さの長穴
形状をなしており、上ピン47を挿通させる上ガイド穴
49は、上記下ガイド穴50と平行をなす所定長さの長
穴とその内側の所定長さの円弧状穴とを組み合せた形状
をなしている。このような形状とすることにより、集積
部4を開閉することができる(後述する)。なお、ヒン
ジ部45等に集積部4の開閉状態を検出するセンサを設
けることも可能であり、このセンサからの出力に応じて
分離繰出手段3の作動を制御する(例えば集積部4が開
状態にないときには作動させず開状態であれば作動可能
とする等)ことも可能である。
【0025】集積部4は、図3に示すように、開かれた
状態のとき紙葉類Sの繰出方向とほぼ平行をなすように
ヒンジ部45の両ヒンジ板51の図3における下側の側
面に固定される集積カバー52と、集積カバー52にそ
の延在方向に沿ってスライド自在に設けられる集積板5
3とを有している。
【0026】上記集積カバー52は、両ヒンジ板51の
図3における下側の側面に固定されるトレー部54と該
トレー部54と所定量離間して図3における下側に平行
に設けられるカバー部55とを有している。ここで、集
積部4の構成は中央から両側がほぼ対称の構成となって
いるため、以下はその片側について図10を参照して説
明する。上記トレー部54およびカバー部55は図10
に示すように二本の平行なビーム56を介在させて接合
されている(図10においてはトレー部54を二点鎖線
(想像線)で示している)。また、カバー部55の両ビ
ーム56より内側にはこれらと平行をなす二本のガイド
レール57がこれらと所定量離間して固定されており、
これらガイドレール57上にはスライド58が該ガイド
レール57に沿って移動可能に支持されている。
【0027】そして、上記ビーム56には、それぞれ対
向する面部59にほぼ等間隔で所定の位置に半円状に切
り欠いた切欠部60が3ケ所ずつ設けられており、スラ
イド58には切欠部60に嵌合可能な半円状の凸部61
が両側部に設けられている。ここで、スライド58の凸
部61はスライド58の図10における右側の端部から
分離し外側に山型をなす可撓性を有する付勢部62の最
外部に設けられており、これによりスライド58は、各
ビーム56の切欠部60に凸部61を嵌合させた状態か
らスライド58を移動させようと外部から力が加わる
と、各凸部61が切欠部60から抜け出すように各付勢
部62を内側に変形させ、各凸部61が各切欠部60よ
り抜け出すと、スライドして次の切欠部60に凸部61
を付勢部62の復元力で嵌合させるようになっている。
【0028】また、上記スライド58のカバー部55側
の図示せぬ下面には、上記集積板53が設けられてい
る。この集積板53は両ガイドレール57に干渉しない
ようにスライド58の図示せぬ下面に固定される、集積
カバー52にほぼ平行をなす底板部64と、この底板部
64の反ヒンジ部45側の端部から若干斜めに延在した
後垂直方向に延在するストッパ部65とから主に構成さ
れている。
【0029】次に、上記構成の集積部4の開閉等につい
て順に説明する。まず図4に示すように閉じられた状態
の集積部4を開くために、ヒンジ部45において、上ガ
イド穴49の長穴状の部分および長穴状の下ガイド穴5
0を、紙葉類計数機本体1に設けられた上ピン47およ
び下ピン48に沿わせてヒンジ板51を上方に移動させ
る(この状態のストッパ部65を図4において二点鎖線
で示す)。そして、上ガイド穴49の長穴状の部分の下
端部分および下ガイド穴50の下端部分が上ピン47お
よび下ピン48に至ったら、当接状態となる下ピン48
と下ガイド穴50とをこの当接状態を保ちながら集積部
4を開くべく揺動させる(このとき上ピン47に沿わせ
て上ガイド穴49の円弧状の部分が移動する)。する
と、図3に示すように、上ガイド穴49および下ガイド
穴50がともに上ピン47および下ピン48に当接する
ことになり、これとともに集積カバー52のカバー部5
5の一部が開口部28の下端を構成する紙葉類計数機本
体1の一部66に当接し、これによって、集積部4は開
かれた状態になる。
【0030】上記のように開かれた状態においては、集
積部4の集積カバー52が紙葉類Sの繰出方向にほぼ沿
って延在し、しかも集積板53のストッパ部65が紙葉
類Sの繰出方向に対してほぼ直立しているため、繰り出
す紙葉類Sの飛散をこのストッパ部65が止め、この状
態で分離繰出手段3の羽根車13で下方に叩き落とされ
た紙葉類Sを集積カバー52で該集積カバー52と平行
をなす状態で順次集積することになるのである。
【0031】ここで、集積部4は、繰り出される紙葉類
Sの大きさに応じて集積板53を集積カバー52の延在
方向に沿ってスライドさせることになる。すなわち、集
積板53は、図10に示すように、スライド58に設け
られた凸部61が複数設けられた切欠部60のいずれか
に嵌合することにより、ストッパ部65と繰出口10と
の距離が、図11に示すL1(凸部61が最も内側(図1
0に示す左側)の切欠部60に嵌合する位置)となる場
合、図11に示すL2(凸部61が中間の切欠部60に嵌
合する位置)となる場合および図11に示すL3(凸部6
1が最も外側(図10に示す右側)の切欠部60に嵌合
する位置)となる場合の3通りに変更可能となるのであ
る。ここで、ストッパ部65と繰出口10との距離が図
11に示すL1となった場合はL1より小さい長さの紙葉類
Sに対応し、またL2となった場合はL1以上でL2より小さ
い長さの紙葉類Sに対応し、さらにL3となった場合はL2
以上でL3より小さい長さの紙葉類Sに対応するようにな
っている。なお、この切欠部60の数および位置等は適
宜設定することができる。そして、上記凸部61が各切
欠部60のいずれに嵌合しているかを検出するセンサ等
を設け、分離繰出手段3に紙葉類Sの大きさを検出する
センサ等を設けて、集積部4のスライド量が分離繰出手
段3により繰り出す紙葉類Sの大きさに適応しているか
否かを判定して適応している場合のみ分離繰出手段3に
よる紙葉類Sの分離・計数・繰出を作動させるようにす
ることも可能である。
【0032】そして、紙葉類Sの計数が終わった後に
は、集積板53を一番内側の位置までスライドさせ(こ
のとき凸部61は最も内側の切欠部60に嵌合する)、
この状態で、上記開く場合と逆の工程を行うことによ
り、集積部4は閉じられることになる。なお、集積部4
が閉じられたとき、ストッパ部65が紙葉類計数機本体
1の外面から突出しないように、図4に示すように該本
体1の上部には、該ストッパ部65を収容する一段凹ん
だ段部68が設けられている。そして、上記のようにし
て閉じられた集積部4の表面に出る部分(外面)は、紙
葉類計数機本体1の外面と一致するように形成されてい
るため、ぶつけやすい突出する部分がなくなり、外観上
も有利となる。
【0033】次に、紙葉類計数機本体1の図3における
左側のホルダー22に取り付けられる電池部6は、図1
2および図13に示すようにバッテリー69(図12お
よび図13においては二点鎖線で示す)と該バッテリー
69が収納されるバッテリーカバー70とから主に構成
されている。ここで、バッテリーカバー70は、図3に
示すようにホルダー22に嵌合する形状の嵌合部71を
有しており、この嵌合部71と逆側の、取付時に表面に
出る外面が紙葉類計数機本体1の外面と一致するように
形成されている。このバッテリーカバー70の図3にお
ける上部の左側端部には、紙葉類Sの後端側(反分離繰
出手段3側)を支持するための補助板72が、ピン等
で、紙面を貫く方向に並列して開閉自在に設けられてお
り、該補助板72は開いたときに紙葉類Sを分離繰出手
段3に引き込みやすいように内側に向うほど下方に位置
するよう所定の角度をなすようになっている。また、図
4に示すように、これらの補助板72は約170゜程回
転させて閉じたときには、表面に出る部分が紙葉類計数
機本体1の外面と一致するようにバッテリーカバー70
の上面部19に設けられた溝部70aに収容されるよう
になっている(図13および図14参照)。したがっ
て、この補助板72は突出しないため、これをぶつける
ことがなく、外観上も有利である。そして、これら補助
板72の存在により、投入される紙葉類Sの後端部側が
支持される、すなわち紙葉類Sがより長い長さで支持さ
れ安定することになる。なお、バッテリーカバー70の
上面部19は、上記紙葉類投入部2の一部を構成するよ
うになっている。
【0034】ここで、バッテリーカバー70の内側面7
3には図12および図14に示すように通電用の四角い
通電穴74が二ケ所設けられており、この通電穴74の
内側には収納されたバッテリー69に電気接続する電極
75が設けられている。また、バッテリーカバー70の
図12に示す側面部76および側面部77には、ホルダ
ーの後述する着脱機構78および係止部79に係合する
ための係止溝80および係止溝81がそれぞれ設けられ
ている。なお、補助板72が閉じられた状態で紙葉類計
数機本体1に取り付けられた電池部6は、表示操作部5
の開閉と干渉しないようになっている。
【0035】ホルダー22は、上述したように下面部2
3と中間部24と上面部25とを有しており、図15に
示すように、その他にこれらの両側を閉じるように各側
部82,83が設けられている。そして、中間部24に
は、取り付けられた電池部6のバッテリーカバー70の
通電穴74に入り込んで該バッテリー69側の電極75
と電気的に接続する接触子84が設けられており、ホル
ダー22の図15における左側部82には、着脱機構7
8が、右側部83にはホルダー22内側に突出する形状
の係止部79がそれぞれ設けられている。
【0036】上記着脱機構78は、図15に示すよう
に、紙葉類計数機本体1の外面側に操作片85が位置す
る(図9参照)レバー86とこのレバー86を紙葉類計
数機本体1の内部側で揺動自在に支持する支持部87と
を有しており、このレバー86には、ホルダー22の内
側に突出する着脱部88が設けられている。またレバー
86には着脱部88をホルダー22内に突出した状態に
維持するネジリバネ89が設けられており、レバー86
の操作片85をホルダー22外側に向けて(図15に示
す矢印方向)押圧すると、前記ネジリバネ89の付勢力
に抗して着脱部88がホルダー22の外部側に移動し、
これにより該着脱部88はホルダー22の内側に存在し
なくなる。電池部6が装着された状態で上記にようにレ
バー86の操作片85を動かすと、電池部6の係止溝8
0に係合していた着脱部88がその係合を解除し、よっ
て電池部6は取り外し可能となる。
【0037】一方このホルダー22に電池部6を取り付
ける場合、係止部79を電池部6の係止溝81に嵌合し
た後、着脱機構78の着脱部88に乗り上げつつ電池部
6をホルダー22内側に挿入し(図16参照)、電池部
6が中間部24にほぼ当接する位置に達すると着脱部8
8がネジリバネ89の付勢力で電池部6の係止溝80に
嵌合する。これにより、電池部6は、ガタ付くこと等な
く紙葉類計数機本体1に取り付けられることになり、こ
のとき、その接触子84が電池部6の電極75と接触し
てこれらの間を通電状態に至らしめることになる。な
お、着脱部88の先端には、電池部6の取り付けを容易
にするためホルダー22の中間部24側に向うほど突出
が大きくなる傾斜面90が設けられている。また、紙葉
類計数機本体1の図16における下側の側面部32には
この紙葉類計数機を持ち運びするためのハンドル91が
設けられている。なお、例えば、上記着脱機構78と同
様の構成を有する充電機を用意し、電池部6をこれに取
り付け、取り付けられた電池部6のバッテリー69に電
極75を介して充電を行なうことが可能である。
【0038】上記のように紙葉類計数機をバッテリーに
よる駆動とすることにより、外部電源がない場所での作
動も可能となり、持ち運びの範囲をさらに広げることが
できる。また、電池部6は紙葉類計数機本体1に対して
着脱自在であり、取り付けたときにその表面に出る外面
が本体1の外面と一致することになるため、この部分が
本体1に対して突出すること等がなく、持ち運び時にぶ
つけにくい構成である。さらに、電池部6の上面部19
が紙葉類投入部2の一部を構成するため、その分、紙葉
類投入部2を構成する部品を減らすことができ、構成が
簡素化されることになる。また、電池部6の上面部19
に補助板72を設ける構成としたため、紙葉類本体1の
構成を簡素化できる。
【0039】ここで、本実施例の紙葉類計数機を上述し
たようにバッテリーによる駆動とするために、図1に示
すように電池部6は、分離繰出手段3と、表示操作部5
の操作部5aと、表示操作部5の表示部5bと、紙葉類
計数機本体1の外面の操作しやすい位置に設けられた電
源スイッチ100とに電気的に接続しており、電池部6
と、分離繰出手段3、操作部5aおよび表示部5bと、
電源スイッチ100との間には電力供給制御手段101
が電気的に接続して設けられている。また、分離繰出手
段3および操作部5aは、稼動状態検出手段102に電
気的に接続しており、この稼動状態検出手段102で
は、操作部5aへの操作情報等の入力がなされたときに
該操作部5aから出力される操作信号C1および分離繰
出手段3が作動しているときに該分離繰出手段3から出
力される作動信号C2を検出しこれらのうちいずれか一
方が出力されていれば検出信号C3を出力するようにな
っている。
【0040】そして、この稼動状態検出手段102には
非稼動時間計測手段103が電気的に接続しており、こ
の非稼動時間計測手段103では、電源スイッチ100
のONがなされた後、稼動状態検出手段102からの検
出信号C3の出力がない時間、すなわち操作部5aへの
入力および分離繰出手段3の作動のいずれもなされてい
ない継続時間を計測し、この継続時間があらかじめ設定
された所定時間(例えば5分間)を超えると非稼動信号
C4を電力供給制御手段101に出力するようになって
いる。なお、上記電力供給制御手段101の一部、稼動
状態検出手段102および非稼動時間計測手段103
は、紙葉類計数機のほぼ全体の制御を行なう、紙葉類計
数機本体1の底部に設けられるCPU104(図2参
照)に内蔵されることになる。
【0041】そして、電力供給制御手段101は、電源
スイッチ100がONされると、電池部6による、分離
繰出手段3、操作部5aおよび表示部5bへの電力供給
を行なわせ、電源スイッチ100がOFFされると、電
池部6による、分離繰出手段3、操作部5aおよび表示
部5bへの電力供給を遮断するようになっている。さら
に、電源スイッチ100がONされた後に、前記非稼動
時間計測手段103から非稼動信号C4が出力される
(すなわち操作部5aへの入力および分離繰出手段3の
作動のいずれもなされていない継続時間があらかじめ設
定された所定時間を超える)と、電池部6から、分離繰
出手段3、操作部5aおよび表示部5bへの電力供給を
遮断するようになっている。したがって、電源スイッチ
100の切り忘れによっても、電池部6内の電力を無駄
に消費することがない。なお、紙葉類計数機を再度使用
する場合には、電源スイッチ100を再度ONすればよ
いことになる。
【0042】ここで、上記電力供給制御手段101の構
成を図2(太線は電源ラインを、細線は信号ラインを示
す)に示す。これによれば、電源スイッチ100がON
されると、FET(電界効果トランジスタ)105がO
N状態となり、バッテリー69と、CPU104、分離
繰出手段3、操作部5aおよび表示部5bとが電気的に
接続することになり、バッテリー69によるCPU10
4、分離繰出手段3、操作部5aおよび表示部5bへの
電力供給がなされ紙葉類計数機が作動可能な状態にな
る。一方、このときCPU104はその電力供給制御手
段101の図2に示すPA1を電圧が高い”H”状態に
することになる。なお、電源スイッチ100としてはモ
ーメンタリスイッチが採用されることになり、よって上
記状態に移行すると、電源スイッチ100のONは解除
されることになる。そして、CPU104内の非稼動時
間計測手段103から非稼動信号C4がCPU104内
にある電力供給制御手段101の一部に出力される(す
なわち操作部5aへの入力および分離繰出手段3の作動
のいずれもなされていない継続時間があらかじめ設定さ
れた所定時間を超える)と、CPU104の電力供給制
御手段101はそのPA1を電圧が高い”H”状態から
電圧の低い”L”状態に切り替えることになる。これに
よって、図2に示すPC1がOFF状態になり、FET
105がOFFとなって、バッテリー69と、分離繰出
手段3、操作部5a、表示部5bおよびCPU104と
の電気的な接続が遮断されることになり電力の供給が遮
断されることになる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の紙葉類計
数機によれば、稼動状態検出手段により、操作部への操
作情報等が入力がなされたことおよび分離繰出手段が作
動していることを検出し出力される検出信号を受けて、
非稼動時間計測手段では、操作部への操作情報の入力お
よび分離繰出手段の作動が共にされていない継続時間を
計測するとともに、この継続時間があらかじめ設定され
た所定時間を超えた場合に、非稼動信号を電力供給制御
手段に出力する。すると、電力供給制御手段では、この
非稼動信号を受けて、電池部から分離繰出手段、操作部
および表示部に供給されていた電力を遮断することにな
る。したがって、電源スイッチの切り忘れによっても、
電池部内の電力を無駄に消費することがなく、バッテリ
ー上がり等を生じることがなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による紙葉類計数機の制御ブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施例による紙葉類計数機の電力供
給制御手段の一部等を示す回路図である。
【図3】本発明の一実施例による紙葉類計数機の断面図
であり、表示操作部、集積部および補助板を開いた状態
を示すものである。
【図4】本発明の一実施例による紙葉類計数機の断面図
であり、表示操作部、集積部および補助板を閉じた状態
を示すものである。
【図5】本発明の一実施例による紙葉類計数機の支持部
材を示す正面図である。
【図6】本発明の一実施例による紙葉類計数機の本体、
支持部材および表示操作部の関係を概略的に示す平面図
である。
【図7】本発明の一実施例による紙葉類計数機の支持部
材の図5に示すX−X線に沿う部分断面図である。
【図8】本発明の一実施例による紙葉類計数機の表示操
作部を示す側面図である。
【図9】本発明の一実施例による紙葉類計数機の図3に
おける左側から見た図である。
【図10】本発明の一実施例による紙葉類計数機の集積
部の図11に示すY方向から見た図である。
【図11】本発明の一実施例による紙葉類計数機の断面
図であり、集積部のスライド状態を示すものである。
【図12】本発明の一実施例による紙葉類計数機の電池
部を図3における上側から見た断面図である。
【図13】本発明の一実施例による紙葉類計数機の電池
部の図12における左側から見た側断面図である。
【図14】本発明の一実施例による紙葉類計数機の電池
部の図12における下側から見た図である。
【図15】本発明の一実施例による紙葉類計数機のホル
ダーの図3における上側からみた断面図である。
【図16】本発明の一実施例による紙葉類計数機の平面
図であり、電池部の取付状況を概略的に示すものであ
る。
【符号の説明】
1 紙葉類計数機本体 2 紙葉類投入部 3 分離繰出手段 4 集積部 5a 操作部 5b 表示部 6 電池部 100 電源スイッチ 101 電力供給制御手段 102 稼動状態検出手段 103 非稼動時間計測手段 C3 検出信号 C4 非稼動信号 S 紙葉類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船戸 昭夫 大阪府大阪市北区大淀中1丁目8番12号 ローレル機械株式会社大阪研究所内 (72)発明者 米谷 盛 大阪府大阪市北区大淀中1丁目8番12号 ローレル機械株式会社大阪研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類が投入される紙葉類投入部と、 該紙葉類投入部に投入された紙葉類を一枚ずつ分離しな
    がら繰り出してその枚数を計数する分離繰出手段と、 該分離繰出手段により繰り出された紙葉類を集積する集
    積部と、 前記分離繰出手段の作動開始等の操作情報が入力される
    操作部と、 前記分離繰出手段により計数された紙葉類の計数値等を
    表示する表示部と、 前記分離繰出手段、操作部および表示部をバッテリー駆
    動するための電池部とを有する紙葉類計数機であって、 前記操作部への操作情報等の入力がなされたことおよび
    前記分離繰出手段が作動していることを検出し検出信号
    を出力する稼動状態検出手段と、 該稼動状態検出手段からの検出信号により前記操作部へ
    の操作情報の入力および分離繰出手段の作動が共にされ
    ていない継続時間を計測するとともに、該継続時間が所
    定時間を超えると非稼動信号を出力する非稼動時間計測
    手段と、 電源スイッチのONにより前記電池部から前記分離繰出
    手段、操作部および表示部に電力を供給させるととも
    に、前記非稼動時間計測手段から前記非稼動信号が出力
    されると、前記電池部から前記分離繰出手段、操作部お
    よび表示部に供給されていた電力を遮断する電力供給制
    御手段とを具備することを特徴とする紙葉類計数機。
JP30804691A 1991-11-22 1991-11-22 紙葉類計数機 Pending JPH05147776A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556975A (en) * 1978-06-29 1980-01-18 Mitsubishi Electric Corp Coding system
JPS63213864A (ja) * 1987-03-03 1988-09-06 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (2)

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