JP3645161B2 - 精米機の精米スクリーン取付け構造 - Google Patents

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泰男 直井
丈郎 山本
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般家庭等において使用される簡易な精米機に関し、その精米スクリーンの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭用の簡易な精米機においては、精米機構部の機枠内に突き出した搗精ロールに精米スクリーンを嵌合し、その精米スクリーンの排出口にスクリーン押さえ板を固着し、該スクリーン押さえ板を上記機枠に着脱自在に取付ける構造が採用される。この場合、スクリーン押さえ板を機枠に着脱自在に取付けために、ねじ止めによる固定手段、或いは樹脂の弾力を利用したフック構造による固定手段が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
スクリーン押さえ板は、手入れ時において一般使用者により取外され、手入れの完了後は取付けられるものであるので、ねじによる固定手段は煩わしさが伴う問題がある。フック構造によるものは、いわゆるワンタッチで着脱できる便利さがあるが、樹脂の弾性を利用するものであるため、固定力が十分に得られない問題があった。
【0004】
そこで、この発明は、着脱が容易にでき、しかも十分な固定力を有する取付け構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、精米機構部の機枠内に突き出した搗精ロールに精米スクリーンを嵌合し、その精米スクリーンの排出口にスクリーン押さえ板を固着し、該スクリーン押さえ板を上記機枠に着脱自在に取付けた精米機の精米スクリーン取付け構造において、上記スクリーン押さえ板の上部にスリットを設けるとともに、そのスリットに嵌合するガイド部を上記機枠に設け、上記スリットに設けた係合部を上記ガイド部より内方に設けた係合受け部に係脱自在に係合させ、上記スクリーン押さえ板の両側部に設けた係合凹部を、上記機枠の左右両側部に設けた回動自在の押さえフックに係合し、その押さえフックの一部を上記スクリーン押さえ板の前面に押圧して該スクリーン押さえ板を上記機枠に固定した構成を採用した。
【0006】
上記の構成によると、スクリーン押さえ板は、スリットの部分における係合部と、機枠側の係合受け部の係合により上下左右方向に位置決めされ、さらに、押さえフックにより前面から機枠に押し当てられるので、スクリーン押さえ板は、強固に固定されるとともに、着脱の操作はねじを用いないので容易に行うことができる。
【0007】
上記のスリットに設けた係合部が、該スリットの上部内縁の左右2ヵ所に設けた係合凸部により形成され、上記のガイド部が上記機枠に固定した固定板の前縁に形成され、さらに、上記機枠に設けた係合受け部が該固定板に設けた係合孔により形成された構成を採ることができる。
【0008】
上記ガイド部を上記機枠の前縁から前方に突き出し、かつ下方に傾斜して形成した構成を採ることができる。スクリーン押さえ板の前記のスリットに嵌合させることにより、スクリーン押さえ板を確実に機枠側に係合させることができる。
【0009】
上記押さえフックに、これを上記機枠の前面に押圧するばね力を付与した構成を採ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、この精米機は、精米機本体1と、その上に着脱自在に設置された計量米びつ2とからなる計量米びつ付き精米機である。
【0011】
精米機本体1及び計量米びつ2は、幅面より側面が前後方向に長い偏平形状をなし、収納空間の有効利用を考慮した形状になっている。精米機本体1は、前面上部に、運転のスタート・ストップボタン3、精米度調整ダイヤル4を備え、下部の引き出し式の収納ケース5の内部に米受け容器6、ぬか受け容器7が収納されている。精米器本体1の内部においては、図2に示すように、上部にホッパー8が設けられ、その下部に精米機構部9が設けられる。
【0012】
米びつ2は、上部に蓋11が被せられ、内底部に外部から操作可能な計量排出器12が設けられ、その計量排出器12の下部に投入口セット13が設けられる。投入口セット13は精米機本体のホッパー8の上部に臨む。この投入口セット13は再精米時に使用されるものであり、図2に2点鎖線で示すように、投入用ホッパー14を引き出せるようになっている。
【0013】
精米機構部9は、駆動軸15(図2参照)に連結された搗精ロール16に角筒状の精米スクリーン17を被せたものである。精米スクリーン17の後端部に前記のホッパー8に接続された供給口18が設けられ、またその精米スクリーン17の前端部がスクリーン押さえ板20により押さえられ、精白米の排出口19がスクリーン押さえ板20の前面に開放される。その排出口19は外部から抵抗板21により接離自在に閉鎖される。
【0014】
上記のスクリーン押さえ板20の前面に精米度調整兼残米処理装置(以下、単に調整装置23という)が取付けられ、その調整装置23のカバーケース24に設けた取付け部26’(図3、図4参照)の下部に精白米の排出シュート22が着脱自在に取付けられる。
【0015】
前記のスクリーン押さえ板20は、図4に示すように、精米スクリーン20の排出口の六角形状に合致する孔が設けられ、その孔に該排出口の端部を嵌入して溶接により一体化されている。このスクリーン押さえ板20の前面に、前述の調整装置23の取付け部26’を当て、ビス25により固定している。上記の精米スクリーン17、スクリーン押さえ板20及び調整装置23のアッセンブリは、精米機構部9の機枠26内にその前面から挿入され、精米スクリーン17を搗精ロール16の周りに嵌着し、その後端部を供給口18の下方の機枠26の一部で支持させる。
【0016】
スクリーン押さえ板20の上部には水平方向のスリット27が設けられる。そのスリット27の上部内縁に左右2ヵ所の係合凸部28が設けられる。また、そのスリットの両端部に、後述のガイド部32の両端部に形成された小凸部33、33に嵌合する小凹部34、34が設けられる。さらに、スクリーン押さえ板20の両側辺に半円状の係合凹部29、29が設けられる。
【0017】
一方、機枠26の上面に固定板31が複数のビス35により固定され、その固定板31の前縁を該機枠26の前縁から前方に若干突き出し、さらに下方に傾斜させてガイド部32を形成している。このガイド部32は、前記のスリット27に嵌入できるように形成される。また、そのガイド部32の内方において、固定板31に左右一対の係合孔36が設けられる。この係合孔36は、前記の小凸部33、33と同じ並びに形成される。
【0018】
また、上記機枠26の前面両側部に部分的に盛り上がった取付け部37、37が設けられ、その前面に押さえフック38、38が、それぞれボルト39により回動自在に取付けられる。各押さえフック38は、図6に示すように、ボス40の周りにハンドル41を一体に設けたものである。ハンドル41の後端面にボス40の中心方向と直角の押さえ面42が形成され、その押さえ面42の下端部に傾斜したガイド面43が形成される。上記のボス40に挿通され、取付け部37に螺入された前記のボルト39にばね44が介装され、押さえフック38を取付け部37の前面に押圧する(図6(b)参照)。
【0019】
なお、上記の傾斜したガイド面43が乗り上げる傾斜ガイド面45が、スクリーン押さえ板20の前記の係合凹部29の下部に形成される。
【0020】
前記の調圧装置23、スクリーン押さえ板20、精米スクリーン17のアッセンブリを機枠26に取付ける際は、精米スクリーン17を搗精ロール16に嵌着させ、その精米スクリーン17の後端部を機枠26の内部に位置決めし、スクリーン押さえ板20のスリット27をガイド部32に嵌入させる。このとき、スリット27の係合凸部28をガイド部32の傾斜面に滑らせて押し込むと、その係合凸部28が係合孔36に落ち込み、これと同時に、小凸部33がスリット27の小凹部34に嵌入し、スクリーン押さえ板20の上下方向及び左右方向のがたつきがなくなる。また、スクリーン押さえ板20の左右の各係合凹部29を押さえフック38の嵌合させる。この状態でスクリーン押さえ板20は機枠26の前面に当たる。
【0021】
次に、押さえフック38のハンドル41を下方に回動させると(図5(a)参照)、そのガイド面43がスクリーン押さえ板20の傾斜ガイド面45に当接し(図6(c)の実線参照)、さらに下方まで回動させると押さえフック38がばね44の力で押し出されながらスクリーン押さえ板20の前面に押し当てられる。これにより、スクリーン押さえ板20は、機枠26の前面に強固に固定される。手入れ時等において前記のアッセンブリを取外す場合は、上記と逆の手順による。
【0022】
なお、前記の調圧装置23は、図3に示すように、カバーケース24の前面に前述のダイヤル4が設けられ、その後端部の突起を調圧ロール48のハイリードのねじ49に係合させている。またその後方において同軸状態に組み合わされたスライド部材50が前記抵抗板21に連結され、そのスライド部材50と調圧ロール48の間に調圧ばね51を介在している。ダイヤル47を操作すると、調圧ロール48が進退し、調圧ばね51を伸縮させることにより抵抗板21に対する押圧力が調整される。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、スクリーン押さえ板は、機枠に対して上下左右に係合され、さらにその後面を機枠に当てた状態で押さえフックにより前面から所要の押圧力で押圧されるので、強固に固定される。また、スクリーン押さえ板は、機枠に対する係合と、押さえフックの回動操作のみで固定することができ、ねじを用いないので着脱の操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の精米機の斜視図
【図2】同上の一部省略断面図
【図3】同上の一部省略断面図
【図4】同上の一部分解斜視図
【図5】(a)同上の調整装置の縦断正面図
(b)(a)図のb−b線の断面図
【図6】(a)押さえフックの斜視図
(b)押さえフックの取付け状態の断面図
(c)押さえフックの作用図
【符号の説明】
1 精米機本体
2 米びつ
3 スタート・ストップボタン
4 精米度調整ダイヤル
5 収納ケース
6 米受け容器
7 ぬか受け容器
8 ホッパー
9 精米機構部
11 蓋
12 計量排出器
13 投入口セット
14 投入用ホッパー
15 駆動軸
16 搗精ロール
17 精米スクリーン
18 供給口
19 排出口
20 スクリーン押さえ板
21 抵抗板
22 排出シュート
23 調整装置
24 カバーケース
25 ビス
26 機枠
26’ 取付け部
27 スリット
28 係合凸部
29 係合凹部
31 固定板
32 ガイド部
33 小凸部
34 小凹部
35 ビス
36 係合孔
37 取付け部
38 押さえフック
39 ボルト
40 ボス
41 ハンドル
42 押さえ面
43 ガイド面
44 ばね
45 傾斜ガイド面
48 調圧ロール
49 ねじ
50 スライド部材
51 調圧ばね

Claims (4)

  1. 精米機構部の機枠内に突き出した搗精ロールに精米スクリーンを嵌合し、その精米スクリーンの排出口にスクリーン押さえ板を固着し、該スクリーン押さえ板を上記機枠に着脱自在に取付けた精米機の精米スクリーン取付け構造において、上記スクリーン押さえ板の上部にスリットを設けるとともに、そのスリットに嵌合するガイド部を上記機枠に設け、上記スリットに設けた係合部を上記ガイド部より内方に設けた係合受け部に係脱自在に係合させ、上記スクリーン押さえ板の両側部に設けた係合凹部を、上記機枠の左右両側部に設けた回動自在の押さえフックに係合し、その押さえフックの一部を上記スクリーン押さえ板の前面に押圧して該スクリーン押さえ板を上記機枠に固定したことを特徴とする精米機の精米スクリーン取付け構造。
  2. 上記のスリットに設けた係合部が、該スリットの上部内縁の左右2ヵ所に設けた係合凸部により形成され、上記のガイド部が上記機枠に固定した固定板の前縁に形成され、さらに、上記機枠に設けた係合受け部が該固定板に設けた係合孔により形成されたことを特徴とする請求項1に記載の精米機の精米スクリーン取付け構造。
  3. 上記ガイド部を上記機枠の前縁から前方に突き出し、かつ下方に傾斜して形成したことを特徴とする請求項2に記載の精米機の精米スクリーン取付け構造。
  4. 上記押さえフックに、これを上記機枠の前面に押圧するばね力を付与したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の精米機の精米スクリーン取付け構造。
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