JP2910743B2 - エアフィルタ取付け装置 - Google Patents

エアフィルタ取付け装置

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JP2910743B2
JP2910743B2 JP24451297A JP24451297A JP2910743B2 JP 2910743 B2 JP2910743 B2 JP 2910743B2 JP 24451297 A JP24451297 A JP 24451297A JP 24451297 A JP24451297 A JP 24451297A JP 2910743 B2 JP2910743 B2 JP 2910743B2
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air filter
fan
cooling
air
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幹雄 加藤
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアフィルタ取付け
装置に関し、特に冷却構造にファンを使用する電子機器
に筐体内への塵芥の侵入を防ぐためのエアフィルタを取
付ける取付け機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器等の冷却構造において
は、電子機器等を冷却するための冷却空気を吸引するた
めのファンと、筐体内への塵芥の侵入を防ぐためのエア
フィルタとを使用している。すなわち、冷却構造は一般
的に、図5に示すように、エアフィルタ21を収納し、
吸引する冷却空気を通過させるための編み目構造を持つ
ケース22と、エアフィルタ21の交換の際にファン2
3の羽根にユーザが触れないようにするための網目状の
ガード24とから構成され、それらが電子機器25に取
付けられている。
【0003】上記の構成において、当然のことながらケ
ース22やエアフィルタ21、及びガード24はファン
23の冷却効率からいえば、冷却空気を吸引する際の阻
害要素となっている。
【0004】上記のエアフィルタの取付け構造について
は、エアフィルタの収納着脱に関する技術が実開昭62
−34497号公報に、送風機ユニットへの保護カバー
の実装に関する技術が特開平7−254793号公報
に、磁気記録再生装置へのエアフィルタやカバーの実装
に関する技術が特開平3−141091号公報に夫々開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子機
器等の冷却構造では、筐体内への塵芥の侵入を防ぐため
にケースやエアフィルタ、及びガードを取付けており、
冷却空気を吸引する際にそれらケースやエアフィルタ、
及びガードが阻害要素となり、ファンの冷却空気の吸引
を妨げることとなるので、ファンによる冷却空気吸引時
の冷却効率を悪化させてしまう。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、冷却性能を向上させることができ、コストの削減
を図ることができるエアフィルタ取付け装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるエアフィル
タ取付け装置は、電子機器の筐体内を冷却するための冷
却空気を吸引するファンと、前記筐体内への塵芥の侵入
を防ぐエアフィルタと、前記エアフィルタを収納するケ
ースとを具備する電子機器の冷却構造のエアフィルタ取
付け装置であって、前記エアフィルタを収納しかつ前記
冷却空気を取入れるための格子構造を持つルーバー部材
と、前記エアフィルタ交換時に前記ファンの前面に位置
しかつ前記ファンを隠した状態とする保護カバー部材と
を前記ケースに備え、前記ケースは、前記ファンに対向
する面に対して平行に移動自在とし、前記保護カバー部
材は、前記エアフィルタ交換時に展張されて前記ファン
の前面に位置しかつ前記冷却空気の吸引時に収縮される
蛇腹構造としている。
【0008】すなわち、本発明のエアフィルタ取付け装
置は、従来の構成におけるガードを削除し、エアフィル
タ交換の際において、ファンの羽根に手の触れないよう
にするための機構をケースに構成している。
【0009】これによって、冷却空気の通気性を高める
ことができので、従来と比較して冷却性能を向上させる
ことが可能となる。また、ガード及びガードを保持する
機構をなくしたので、従来と比較してコストの削減を図
ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成
を示す斜視図である。図において、電子機器7には冷却
空気を取入れるためのファン10と開口11とが設けら
れ、かつエアフィルタケース1の凹状レール2a,2b
を保持するための凸状レール8a,8bと、突起状のス
トッパ9a,9bとを備えている。
【0011】エアフィルタケース1には冷却空気の吸引
部である格子状の穴を有するルーバー部3と、エアフィ
ルタ(図示せず)を収納するための4と、ファン10の
羽根部を覆い隠す大きさの保護カバー部5と、凹状レー
ル2a,2bの中間部に突起状のストッパ9a,9bを
受ける受け部6a,6bとが設けられている。
【0012】図2は本発明の一実施例の動作を示す図で
ある。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例
の動作について説明する。
【0013】エアフィルタ12を交換する際にエアフィ
ルタケース1を引出す場合、エアフィルタケース1は凹
状レール2a,2b及び電子機器7の凸状レール8a,
8bによって矢印Aの方向にスライドする。
【0014】エアフィルタケース1をさらに引出すと、
エアフィルタケース1の受け部6a,6bと電子機器7
のストッパ9a,9bとが当接し、エアフィルタケース
1をそれ以上引出せなくなる。この状態で、エアフィル
タ12をエアフィルタケース1から取外して交換を行
う。
【0015】この時、ファン10はエアフィルタケース
1に設けられた保護カバー部5によって隠された状態と
なるので、ユーザがエアフィルタ12の交換の際にファ
ン10の羽根に触れるのを防止することができる。
【0016】図3は本発明の他の実施例の構成を示す斜
視図である。図3(a)はエアフィルタ交換前の状態を
示しており、図3(b)はエアフィルタ交換時の状態を
示している。これらの図において、本発明の他の実施例
は保護カバー部5の代わりに蛇腹部14を設けた以外は
本発明の一実施例と同様の構成となっており、同一の構
成要素には同一符号を付してある。
【0017】本発明の他の実施例によるエアフィルタケ
ース13においては上記の保護カバー部5の部分を蛇腹
構造としている。この場合、エアフィルタ交換前には蛇
腹部14が収縮状態にあり、ファン10の部分にルーバ
ー部3が位置している[図3(a)参照]。
【0018】一方、エアフィルタ交換時にはエアフィル
タケース13を矢印Aの方向にスライドさせると、エア
フィルタケース13の受け部6a,6bと電子機器15
のストッパ9a,9bとが当接する部分まで蛇腹部14
が展張され、蛇腹部14がファン10の部分に位置する
こととなる[図3(b)参照]。
【0019】この時、ファン10は展張されたエアフィ
ルタケース13の蛇腹部14によって隠された状態とな
るので、ユーザがエアフィルタ交換の際にファン10の
羽根に触れるのを防止することができる。
【0020】図4は本発明の別の実施例の構成を示す斜
視図である。図において、本発明の別の実施例は保護カ
バー部18を電子機器19の筐体内に収納できるように
した以外は本発明の一実施例と同様の構成となってお
り、同一の構成要素には同一符号を付してある。
【0021】本発明の別の実施例では、エアフィルタケ
ース16の保護カバー部18の部分を薄い板とし、保護
カバー部18を電子機器19の収納部20内に収納でき
るようにしてある。
【0022】したがって、エアフィルタ交換前には保護
カバー部18が電子機器19の収納部20内に収納され
た状態にあり、エアフィルタ交換時にはエアフィルタケ
ース16を凹状レール17a,17b及び電子機器19
の凸状レール8a,8bによってスライドさせるのに連
動して保護カバー部18が収納部20内からエアフィル
タケース16の受け部6a,6bと電子機器19のスト
ッパ9a,9bとが当接する部分まで引出され、保護カ
バー部18がファン10の部分に位置することとなる。
【0023】この時、ファン10はエアフィルタケース
16の保護カバー部18によって隠された状態となるの
で、ユーザがエアフィルタ交換の際にファン10の羽根
に触れるのを防止することができる。
【0024】このように、エアフィルタケース1,1
3,16を、エアフィルタ12を収納しかつ冷却空気を
取入れるための格子構造を持つルーバー部3と、エアフ
ィルタ12の交換時にファン10の前面に位置する保護
カバー部5,18または蛇腹部17とで構成することに
よって、エアフィルタ12の交換時にファン10の羽根
に触れさせないためのガードを不要とすることができる
ので、冷却空気の通気性を高めることができ、従来と比
較して冷却性能を向上させることができる。また、ガー
ド及びガードを保持する機構が不要となるので、従来と
比較してコストの削減を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子機器の筐体内を冷却するための冷却空気を吸引するフ
ァンと、筐体内への塵芥の侵入を防ぐエアフィルタと、
エアフィルタを収納するケースとを具備する電子機器の
冷却構造のエアフィルタ取付け装置において、エアフィ
ルタを収納しかつ冷却空気を取入れるための格子構造を
持つルーバー部材と、エアフィルタ交換時にファンの前
面に位置する保護カバー部材とでケースを構成すること
によって、冷却性能を向上させることができ、コストの
削減を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図3】(a)はエアフィルタ交換前の状態を示す図、
(b)はエアフィルタ交換時の状態を示す図である。
【図4】本発明の別の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】従来例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,13,16 エアフィルタケース 2a,2b,17a,17b 凹状レール 3 ルーバー部 4 枠状凹部 5,18 保護カバー部 6a,6b 受け部 7,15,19 電子機器 8a,8b 凸状レール 9a,9b ストッパ 10 ファン 11 開口 12 エアフィルタ 14 蛇腹部 20 収納部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の筐体内を冷却するための冷却
    空気を吸引するファンと、前記筐体内への塵芥の侵入を
    防ぐエアフィルタと、前記エアフィルタを収納するケー
    スとを具備する電子機器の冷却構造のエアフィルタ取付
    け装置であって、前記エアフィルタを収納しかつ前記冷
    却空気を取入れるための格子構造を持つルーバー部材
    と、前記エアフィルタ交換時に前記ファンの前面に位置
    しかつ前記ファンを隠した状態とする保護カバー部材と
    を前記ケースに有し、 前記ケースは、前記ファンに対向する面に対して平行に
    移動自在とし、 前記保護カバー部材は、前記エアフィルタ交換時に展張
    されて前記ファンの前面に位置しかつ前記冷却空気の吸
    引時に収縮される蛇腹構造とした ことを特徴とするエア
    フィルタ取付け装置。
  2. 【請求項2】 電子機器の筐体内を冷却するための冷却
    空気を吸引するファンと、前記筐体内への塵芥の侵入を
    防ぐエアフィルタと、前記エアフィルタを収納するケー
    スとを具備する電子機器の冷却構造のエアフィルタ取付
    け装置であって、前記エアフィルタを収納しかつ前記冷
    却空気を取入れるための格子構造を持つルーバー部材
    と、前記エアフィルタ交換時に前記ファンの前面に位置
    しかつ前記ファンを隠した状態とする保護カバー部材と
    を前記ケースに有し、 前記ケースは、前記ファンに対向する面に対して平行に
    移動自在とし、 前記保護カバー部材は、前記冷却空気の吸引時に前記筐
    体内に収納されかつ前記エアフィルタ交換時に前記筐体
    内から引出されて前記ファンの前面に位置するように構
    成した ことを特徴とするエアフィルタ取付け装置。
  3. 【請求項3】 前記保護カバー部材は、前記ルーバー部
    材の厚さよりも薄い板材で構成したことを特徴とする
    求項2記載のエアフィルタ取付け装置。
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JP4985069B2 (ja) * 2007-04-12 2012-07-25 ソニー株式会社 投射型表示装置
JP7056018B2 (ja) * 2017-06-16 2022-04-19 住友電気工業株式会社 電源装置

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