JP2522688B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2522688B2
JP2522688B2 JP63120282A JP12028288A JP2522688B2 JP 2522688 B2 JP2522688 B2 JP 2522688B2 JP 63120282 A JP63120282 A JP 63120282A JP 12028288 A JP12028288 A JP 12028288A JP 2522688 B2 JP2522688 B2 JP 2522688B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 この発明は、ディスクエンクロージャ型の磁気ディス
ク装置に関し、 ディスクエンクロージャ型の磁気ディスク装置内にお
ける効率的な塵埃の除去を行い、ヘッドポジショナ内部
で発生する塵埃を確実に除去して、磁気ディスクと磁気
ヘッドとの間に塵埃が侵入して起きるヘッドクラシュや
ヘッドポジショナを駆動するボイスコイルの過熱の防止
をも果たすことを目的とし、 磁気ディスクの回転に伴い磁気ディスク面間に生じる空
気流に対し、磁気ヘッドの下流側に整流板列を配置する
と共に、この整流板列の下流側に、磁気ディスクの外周
と間隔を保って磁気ディスクの外周を覆うように密閉容
器の内壁に先端が弾性的に当接する弾性ドアを備えた仕
切り板を設け、この仕切り板の開口にエアフィルタを設
けて成る通風ユニットを配置して構成する。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ディスクエンクロージャ型の磁気ディス
ク装置に関し、特に、磁気ディスクの回転に伴う空気流
を整流して磁気ディスクを覆った仕切り板の外へ導入
し、この仕切り板の外へ導入された空気を仕切り板の開
口に設けたエアフィルタを通して磁気ディスク側へ導入
するようにした磁気ディスク装置に関する。
〔従来の技術〕
磁気ディスク装置においては、磁気ディスクの回転に
伴って空気流が生じ、従来、種々の目的のために、この
空気流の管理が行われている。
第3図(a)は従来のリニア型ヘッドポジショナを備
えた磁気ディスク装置における空気流の一例を示す平面
図であり、図中、51はベース、52は磁気ディスク、53は
磁気ヘッドである。磁気ヘッド53はヘッドアーム54に取
付けられ、リニア型ヘッドポジショナ55に備えた図示し
ないボイスコイルに駆動されて直進的に位置決めを制御
される。
磁気ディスク52は図中白矢印で示されるようにスピン
ドル58により反時計回りに回転し、磁気ディスク52の表
面と空気との摩擦により、黒矢印で示されるような空気
流が発生する。磁気ヘッド53は言うまでもなくフローテ
ィングタイプなので、この空気流の乱れにより磁気ヘッ
ドと磁気ディスク面間にスペーシングの変動が起きる
が、これを低減するため、この例では空気流に対して磁
気ヘッド53の上流に整流板列56が配設されている。
第3図(b)は従来の磁気ディスク装置における空気
流の他の一例を示す平面図であって、この従来例では、
ディスクエンクロージャ内の塵埃を除去するため、リニ
ア型ヘッドポジショナ55の後端から磁気ディスク52に至
るエアダクト57を設け、そのエアダクト57の途中にエア
フィルタ59を配置している。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記リニア型ヘッドポジショナは、揺動型ヘッドポジ
ショナと異なり、キャリッジ等の可動部のベース等の固
定部との間の摺動部(ガイドレール、ローラ等)が、デ
ィスクエンクロージャ内に露出しているため、摺動部で
発生した塵埃を確実に除去する必要がある。ところが、
第3図(a)に示した従来例では、空気流路が不確実で
あるため、ディスクエンクロージャ内の要所位置に設け
られたエアフィルタ(図示せず)による塵埃の除去効率
が悪く、リニア型ヘッドポジショナ55内で発生した塵埃
の除去も不十分である。
また、第3図(b)に示した従来例においても、リニ
ア型ヘッドポジショナ55の内部やエアダクト57およびエ
アフィルタ59を通らずに、磁気ヘッド53の上流から直接
磁気ヘッド53の下流へ抜ける流れがあって、塵埃の除去
が不十分であった。
また、何れの場合にも、前記理由によりリニア型ヘッ
ドポジショナ55の内部のボイスコイル(図示せず)付近
の空気流量が不十分となり、ボイスコイルの温度が上昇
するが、このボイスコイルが過熱すると、ボイスコイル
とキャリッジの接着部の剥離や磁気ヘッドクラシュの原
因となるガスの発生の恐れがあるので、これを避ける工
夫を講じなければならなかった。
この発明は、このような課題に鑑みて創案されたもの
で、ディスクエンクロージャ型の磁気ディスク装置内に
おける効率的な塵埃の除去を行い、ヘッドポジション内
部で発生する塵埃を確実に除去して、磁気ディスクと磁
気ヘッドとの間に塵埃が侵入して起きるヘッドクラシュ
やヘッドポジショナを駆動するボイスコイルの過熱の防
止をも果たす磁気ディスク装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の、前記の課題を解決するための手段は、第
1図に示すように、1枚以上の磁気ディスクおよび磁気
ディスクを回転させるスピンドルと、磁気ヘッドおよび
磁気ヘッドを位置決めするヘッドポジショナとを密閉容
器内に格納した磁気ディスク装置において、磁気ディス
クの回転に伴い磁気ディスク面間に生じる空気流に対
し、磁気ヘッドの下流側に整流板列を配置すると共に、
この整流板列の下流側に、磁気ディスクの外周と間隔を
保って磁気ディスクの外周を覆うように密閉容器の内壁
に先端が弾性的に当接する弾性ドアを備えた仕切り板を
設け、この仕切り板の開口にエアフィルタを設けて成る
通風ユニットを配置して構成される。
〔作用〕
この発明では、第1図に示す如く、磁気ヘッド3の下
流側に整流板列6を配置すると共に、さらにその下流側
に、磁気ディスク2の外周を覆うように密閉容器13の内
壁に先端が弾性的に当接する弾性ドア12を備えた仕切り
板8を設け、この仕切り板8の開口に、仕切り8の外側
から内側へ空気を通すためのエアフィルタ9を設けて成
る通風ユニット7を配置したことにより、圧力の高い整
流板列6の上流側→ヘッドポジショナ5の内部→エアフ
ィルタ9→整流板列6の下流側という空気流路を形成す
ることも可能で、ヘッドポジショナ5のボイスコイル付
近の空気流量を確保して、ボイスコイルの過熱を防ぐと
共に、ヘッドポジションナ5の内部で発生した塵埃も確
実に取除くことができるようになる。
なお、仕切り板8に、密閉容器13の内壁に先端が弾性
的に当接する弾性ドア12を備えたことにより、仕切り板
8による仕切りが完全に行われ、エアフィルタ9に空気
を確実に通すようになる。
また、磁気ヘッドの下流側に整流板列を設けた場合の
空気流の乱れによる磁気ヘッドと磁気ディスク面間のス
ペーシングの安定性に関しては、磁気ヘッドの上流側に
整流板列を設けた場合と比べて劣ることはない。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は、この発明の一実施例の平面図である。同図
において、1はベース、2は磁気ディスク、3は磁気ヘ
ッド、4はヘッドアーム、5はリニア型ヘッドポジショ
ナ、6は磁気ディスク面間に挿入された整流板列、7は
通空ユニットである。この通空ユニット7は、リニア型
ヘッドポジショナ5と整流板列6とに密着して取付けら
れた仕切り板8と、その仕切り板8の中央の開口に設け
られたエアフィルタ9と、仕切り板8に備え密閉容器13
の内壁に先端が弾性的に当接する弾性ドア12とで成る。
10はリニア型ヘッドポジショナ5に密着させて取付けら
れた仕切り板で、この仕切り板にも前記同様の密閉容器
13の内壁に先端が弾性的に当接する弾性ドア12を備えて
もよい。11はリニア型ヘッドポジショナの外壁と密閉容
器13の内壁(図示せず)の隙間を塞ぐパッキンである。
第2図は前記弾性ドア12の斜視図である。この弾性ド
ア12は、ゴム部41と板バネ42とで成り、前記仕切り板8
とバネ抑え43との間に板バネ42が挟持され、ネジ44で固
定されている。この弾性ドア12の先端のゴム41を密閉容
器13の内壁に当接させて組み込むには、密閉容器13のカ
バーを取付ける際に、治具等を用いて弾性ドア12を内側
へ撓ませ、密閉容器13のカバーの取付け後、仕切り板8
の端部に備えた弾性ドア12を形成する板バネ42の端のゴ
ム部41と密閉容器13の内壁とを、板バネ42の弾性により
密着させる。
前記のような通空ユニット7の構造によれば、密閉容
器13の内壁と仕切り板8の寸法誤差によって生じる隙間
を、板バネ42の弾性により吸収し、密閉容器13の内壁と
仕切り板8との密着を確保し、空気流を意図した方向に
導き、リニア型ヘッドポジショナ5のボイスコイルの冷
却および塵埃除去の効果が増す。
また、密閉容器13のベース1にカバを装着する際に、
弾性ドア12を予め撓ませておいて、カバとの間に隙間を
設けながら行うことにより、作業中の板バネ42の先端の
ゴム部41とカバの擦れによる塵埃の発生を防ぐことがで
きる。
この発明において、前記のような通空ユニット7を設
けると、ディスクエンクロージャ型の磁気ディスク装置
内における効率的な塵埃除去が可能となる。また、この
通空ユニット7を磁気ヘッドの下流側に配設したことに
より、リニア型ヘッドポジショナ内部で発生した塵埃の
除去も確実となり、さらに、リニア型ヘッドポジショナ
のボイスコイルの過熱も防げる。
一般に、エアフィルタによる塵埃の除去によって、デ
ィスクエンクロージャ内の塵埃量は、時間と共に指数関
数的に減少して行くが、塵埃量が1/10(例えば100個→1
0個、10個→1個)に減るのに要する時間で比較する
と、従来の方法に比べて約半分に短縮された。また、通
常の使用状態でボイスコイルの温度も約15℃と低く抑え
られた。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、ディスクエン
クロージャ型の磁気ディスク装置内における効率的な塵
埃の除去が可能となり、しかも、ヘッドポジショナ内部
で発生する塵埃の除去も確実となり、さらに、ヘッドポ
ジショナのボイスコイルの過熱防止の効果も奏する磁気
ディスク装置を提供することができる。
また、通空ユニットは、ヘッドポジショナと整流板列
とに密着して取付けられた仕切り板と、この仕切り板の
中央の開口に設けられたエアフィルタと、仕切り板に備
え密閉容器の内壁に先端が弾性的に当接する弾性ドアと
形成されているので、密閉容器の内壁と仕切り板の寸法
誤差によって生じる隙間を、弾性ドアの弾性により吸収
し、密閉容器の内壁と仕切り板との密着を確保し、空気
流を意図した方向に導き、ヘッドポジショナのボイスコ
イルを冷却および塵埃除去の効果が増す。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の平面図、第2図は第1図
における弾性ドアの斜視図、第3図は従来の平面図であ
る。 1……ベース 2……磁気ディスク 3……磁気ヘッド 4……ヘッドアーム 5……リニア型ヘッドポジショナ 6……整流板列 7……通空ユニット 8,10……仕切り板 9……エアフィルタ 11……パッキン 12……弾性ドア 13……密閉容器 41……ゴム部 42……板バネ 43……バネ押え 44……ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 公平 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−196494(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚以上の磁気ディスクおよび磁気ディス
    クを回転させるスピンドルと、磁気ヘッドおよび磁気ヘ
    ッドを位置決めするヘッドポジショナとを密閉容器内に
    格納した磁気ディスク装置において、 磁気ディスク2の回転に伴い磁気ディスク面間に生じる
    空気流に対し、磁気ヘッド3の下流側に整流板列6を配
    置すると共に、この整流板列6の下流側に、磁気ディス
    ク2の外周と間隔を保って磁気ディスク2の外周を覆う
    ように密閉容器13の内壁に先端が弾性的に当接する弾性
    ドア12を備えた仕切り板8を設け、この仕切り板8の開
    口にエアフィルタ9を設けて成る通風ユニット7を配置
    したことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP63120282A 1988-05-17 1988-05-17 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP2522688B2 (ja)

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JPH01290185A JPH01290185A (ja) 1989-11-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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