JPH04258873A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH04258873A
JPH04258873A JP1874591A JP1874591A JPH04258873A JP H04258873 A JPH04258873 A JP H04258873A JP 1874591 A JP1874591 A JP 1874591A JP 1874591 A JP1874591 A JP 1874591A JP H04258873 A JPH04258873 A JP H04258873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
circulation filter
cover
base
disk device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1874591A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Fukazawa
深澤茂則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP1874591A priority Critical patent/JPH04258873A/ja
Publication of JPH04258873A publication Critical patent/JPH04258873A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に係
わり、特に磁気ディスクの回転によって生ずる空気流に
よって密閉ケース内を高清浄度に保つ塵埃除去機構を有
する磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置の代表的な例は
特開昭61−198485の公開特許公報に示される如
きの構造が知られており、より詳しくは第3図から第4
図に示す。
【0003】図3は、従来の磁気ディスク装置の平面図
であり、図4は、従来の磁気ディスク装置の要部分解斜
視図である。
【0004】図3及び図4に於てケース7は外部との空
気循環を遮断するために略箱状に形成されて密閉型とな
っている。磁気ディスク8はハブ(図示省略)に1枚又
は複数枚装着されて所定の回転数で回転する。磁気ヘッ
ド11はキャリッジ12に取り付けられて、ケース7に
配備したキャリッジアクチュエータ13により磁気ディ
スク8の任意の位置に移動可能である。循環フィルタ9
は磁気ディスク8の外周に近接して配置されケース7の
上面と下面で挟持されている。ガイド板10は磁気ディ
スクの回転により生じた空気流Fを循環フィルタ9に導
くように図4に図示する如く磁気ディスク8を挟むよう
にして配置され、循環フィルタ9に固定されている。
【0005】上述したような構造により磁気ディスク8
の回転によって生じる空気流Fは、ガイド板10の側面
10aに衝突して空気流Gとなり、循環フィルタ9へ導
かれる。したがって、磁気ディスク8の回転によって生
じる空気流Fの大半は循環フィルタ9を通過する事にな
り塵埃除去が行える如くなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上前述したように従
来の技術では、ガイド板10が磁気ディスク8を挟み込
むような構造のために、組み立てが煩雑であり、組み立
ての際にガイド板10と磁気ディスク8が接触してしま
うおそれがあった。また組み立てた後もガイド板10は
、磁気ディスク8に対して十分な位置決めがなされてい
るとはいえず、磁気ディスク装置に振動、衝撃等が加わ
った場合にガイド板10や磁気ディスク8が振動しても
両者が接触しないように十分なすきまをとる必要があり
、そのすきまから空気がもれるために空気の効果的な捕
集ができず、塵埃補集効率が低下していた。
【0007】さらにガイド板10の構成については、循
環フィルタ9と一体に形成する方法と、循環フィルタ9
に後から接着剤等の適当な方法で取り付ける方法とが考
えられるが、ガイド板10とフィルタ9を一体成形する
方法は、形状が複雑となり加工のためのコストがかかる
という問題があり、後者のフィルタ9にガイド板10を
接着剤で取り付ける方法は、接着が不十分な場合や、温
度環境が変化し接着剤の接着効果が小さくなった場合に
ガイド板10と磁気ディスク8が接触してしまうという
重大な欠陥をひきおこす可能性があった。また温度環境
の変化により接着剤の成分が蒸発した場合に、磁気ディ
スク8と磁気ヘッド11の吸着や、磁気ディスク8の腐
食等につながる可能性があり、接着剤を使用する事が望
ましくないという問題があった。
【0008】そこで、本発明は上記のような課題を解決
するもので、その目的とするところは、安価で組立が容
易かつ、良好な塵埃除去機構を有する磁気ディスク装置
を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は回転する磁気ディスクと、ベースに支承されたピボ
ット軸と、該ピボット軸を中心として前記ディスク径方
向に揺動されるアクチュエータと、該アクチュエータに
固定され前記磁気ディスクに記録または再生を行なう複
数個のヘッドと、前記ベースに冠着されたカバーと、前
記ベースと前記カバーから成る密閉空間内の塵埃を含む
気体から塵埃を除去する循環フィルタとから成る磁気デ
ィスク装置に於て、前記カバーの前記磁気ディスクの記
録面に平行な面の循環フィルタの近傍に凹部を形成して
成る事を特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の上記構成によれば磁気ディスクの回転
によって生じた空気流が効率よく循環フィルタに導かれ
、また循環フィルタの空気流入口と空気流出口の圧力差
を大きくできるために、循環フィルタを通過する空気の
流速を大きくすることができ、循環フィルタの塵埃除去
能力を高めることができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の磁気ディスク装置の要部平
面図である。また図2は、本発明の磁気ディスク装置の
要部断面図である。磁気ディスク4はモータ(図示省略
)に装着されて回転自在に配置されている。磁気ヘッド
5等を動かすアクチュエーター6は、ベース1に搭載さ
れカバー2でおおわれる事により形成される密封清浄空
間で動作を行なっている。循環フィルタ3は磁気ディス
ク4の外周に近接してベース1に配置されている。カバ
ー2には、磁気ディスク4が回転したときに生じる空気
流Aを循環フィルタ3に流入させるような整流のための
壁をもった凹部2aが構成されている。
【0012】第2図に示すとうり、凹部2aは磁気ディ
スク4と極力接近して構成され、カバー凹部2aと磁気
ディスク4の間からもれてしまう空気量をなるべく少な
くする構成である。
【0013】上述したような構成により、磁気ディスク
4の回転によって生じる空気流Aがカバー凹部2aの整
流壁2bに衝突し、整流されて空気流Bとなり循環フィ
ルタ3に流入する。
【0014】このとき空気流Aが磁気ディスク外周部の
C点を通過した後は通過する前に比べて流速が小さくな
りその分静圧が増加している。この状態は循環フィルタ
3の近傍まで続き、循環フィルタ3の空気流入口付近の
空気の流速は小さく、静圧は大きくなっている。一方カ
バー凹部2aの磁気ディスク4の記録面と平行な面と磁
気ディスク4の間の部分の空気流Dの流速が大きくなる
ために、それにひっぱられるようにして循環フィルタ3
の空気流出口付近の空気流Eの流速は大きくなり、した
がって静圧は小さくなる。つまり循環フィルタ3の空気
流入口付近では圧力が大きくなり、空気流出口付近では
圧力が小さくなる。この循環フィルタ3前後の圧力差に
より、循環フィルタ3内を空気流入口から空気流出口に
向かって流れる空気の流速が大きくなる。循環フィルタ
3の塵埃捕集効率は循環フィルタ3を通過する空気の流
量つまり循環フィルタ3の空気流入口の断面積と空気の
流速との積に比例するので流速が大きくなることは、す
なわち循環フィルタ3の塵埃捕集効率が増加することに
なる。
【0015】上述した様にカバー2に凹部2aを形成し
たことにより、凹部2aの整流壁2bが磁気ディスク4
の回転によって生じた空気流を循環フィルタ3に導く作
用をし、同時に凹部2aの磁気ディスク4の記録面と平
行な面と磁気ディスク4の間の部分の流速が大きくなる
ために循環フィルタ3の流出口の流速を大きくするとと
もに圧力を低下させ、循環フィルタ3前後の圧力差を生
じさせていることが循環フィルタ3の塵埃捕集効率を増
加させる作用をする。
【0016】また本実施例の場合、構造が簡単であるの
で組み立てが容易であり、組み立ての際にカバー2と磁
気ディスク4が接触してしまう様なことはない。
【0017】さらに構造上凹部2aは、カバー2と一体
成形のためガタ等の位置が変化することなく耐振動,耐
衝撃性に優れているので、カバー凹部2aと磁気ディス
ク4のすきまを極力せまくすることができる。それがよ
り多量の空気を循環フィルタ3に導く作用と、循環フィ
ルタ3の空気流出口の流速をより大きくし、効率のよい
塵埃除去を行う作用をする。
【0018】また整流のためのガイドを別部品にせずに
カバー2の一部を磁気ディスク装置内部へ突出させてそ
の一部を整流のためのガイドとして利用していることか
ら、部品点数が減り、コストも安くなり、接着剤等を使
用していないので、磁気ディスク4と磁気ヘッド5の吸
着や磁気ディスク4の腐食といったことに対する心配が
いらなくなる等の利点がある。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カバ
ーの一部を磁気ディスク装置内部へ突出させたことによ
り、その突出した一部が循環フィルタへ空気流を案内す
る作用をし、循環フィルタを通過する空気の流量を十分
なものにでき、またカバーの突出した部分の磁気ディス
クの記録面に対して平行な面が、前記面と磁気ディスク
に挟まれる部分の空気の流速を大きくする作用をし、循
環フィルタを通過する空気の流速を十分なものにできる
【0020】以上の作用により、循環フィルタにより高
速で多量の空気を送り込むことができ、循環フィルタの
塵埃除去能力を高めて、磁気ディスク装置内部を常に高
清浄度に保つことができる。
【0021】さらに簡単な構造にして組立性も良く、部
品点数が少なくなる等、本発明の実用的な効果は極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の要部平面図。
【図2】本発明の磁気ディスク装置の要部断面図。
【図3】従来の磁気ディスク装置の平面図。
【図4】従来の磁気ディスク装置の要部分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1...ベース 2...カバー 3...循環フィルタ 4...磁気ディスク 5...磁気ヘッド 6...アクチュエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転する磁気ディスクと、ベースに支
    承されたピボット軸と、該ピボット軸を中心として前記
    ディスク径方向に揺動されるアクチュエータと、該アク
    チュエータに固定され前記磁気ディスクに記録または再
    生を行なう複数個のヘッドと、前記ベースに冠着された
    カバーと、前記ベースと前記カバーから成る密閉空間内
    の塵埃を含む気体から塵埃を除去する循環フィルタとか
    ら成る磁気ディスク装置に於て、前記カバーの前記磁気
    ディスクの記録面に平行な面の循環フィルタの近傍に凹
    部を形成して成る事を特徴とする磁気ディスク装置。
JP1874591A 1991-02-12 1991-02-12 磁気ディスク装置 Pending JPH04258873A (ja)

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JP1874591A JPH04258873A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 磁気ディスク装置

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JP1874591A JPH04258873A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 磁気ディスク装置

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JPH04258873A true JPH04258873A (ja) 1992-09-14

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ID=11980195

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JP1874591A Pending JPH04258873A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 磁気ディスク装置

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JP (1) JPH04258873A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066508A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Samsung Electronics Co Ltd ハードディスクドライブのパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブ
JP2007066507A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Samsung Electronics Co Ltd ハードディスクドライブのカバー部材、及びハードディスクドライブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066508A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Samsung Electronics Co Ltd ハードディスクドライブのパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブ
JP2007066507A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Samsung Electronics Co Ltd ハードディスクドライブのカバー部材、及びハードディスクドライブ

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