JP2007066508A - ハードディスクドライブのパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブ - Google Patents

ハードディスクドライブのパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブ Download PDF

Info

Publication number
JP2007066508A
JP2007066508A JP2006237807A JP2006237807A JP2007066508A JP 2007066508 A JP2007066508 A JP 2007066508A JP 2006237807 A JP2006237807 A JP 2006237807A JP 2006237807 A JP2006237807 A JP 2006237807A JP 2007066508 A JP2007066508 A JP 2007066508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hard disk
disk drive
disk
air
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006237807A
Other languages
English (en)
Inventor
Saikaku Kan
載赫 韓
No-Yeol Park
魯烈 朴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020050081320A external-priority patent/KR100652430B1/ko
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2007066508A publication Critical patent/JP2007066508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
    • G11B33/1446Reducing contamination, e.g. by dust, debris

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】パーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブを提供すること。
【解決手段】ハードディスクドライブのカバー部材112と、ディスク120の回転により発生した空気流動をディスク120の外郭へ誘導する流路を形成するように、カバー部材112の底面にディスク120に対向して付着された空気誘導部材170と、を備え、空気誘導部材170の外周に沿って形成された流路の流動空気流入部の断面積より流動空気出口部の断面積がさらに小さいことを特徴とするハードディスクドライブのパーチクル排出装置が提供される。これにより、ディスク120の回転により発生した空気流動が、カバー部材112の底面に付着された空気誘導部材170によりディスク120の外郭へ誘導されつつその流動速度も速くなるので、ディスク120上のパーチクルがディスク120の外郭に効果的に排出される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハードディスクドライブに係り、さらに詳細には、ディスク上に存在するホコリなどのパーチクルを含む流動空気をディスクの外郭へ誘導するパーチクル排出装置及びそれを備えたハードディスクドライブに関する。
ディスク上に存在するホコリなどの微細パーチクルは、ディスク表面に付着して読み取り/書き込みヘッドの動作を不安定にさせる。すなわち、読み取り/書き込みヘッドがディスク面に存在する微細パーチクルに衝突すると、硬い微細パーチクルにより読み取り/書き込みヘッドにスクラッチが発生して、読み取り/書き込みヘッドの性能を劣化させ、蓄積された微細パーチクルによるディスク層の汚染または損傷を引き起こす。すなわち、蓄積された微細パーチクルによりディスクの潤滑層及び保護層などが剥がれ、これにより磁気記録層の性能が劣化して深刻なディスクエラーを発生させることがある。
したがって、ハードディスクドライブ内、特に読み取り/書き込みヘッド及びディスク面に微細パーチクルが残らないように排出させることが必須である。
図1には、ハードディスクドライブ内に残存する微細パーチクルを除去するための従来のハードディスクドライブのフィルタリング装置が採用された、ハードディスクドライブの一例が図示されている。
図1を参照すれば、従来のハードディスクドライブは、ベース部材3及びカバー部材2から形成されたハウジング1と、ベース部材3上に設置されたスピンドルモータ6と、スピンドルモータ6に固設された一つまたはそれ以上のデータ保存用ディスク4と、データの再生及び記録のための読み取り/書き込みヘッドをディスク4上の所定位置に移動させるためのアクチュエータ5と、を備えている。
このようなハードディスクドライブにおいて、ディスク4は高速回転し、ハウジング1内の空気は、前記ディスク4の回転方向と同じ方向、すなわち、矢印A方向に流動される。このように流動される空気のうち一部は、前記ディスク4の外周側に形成されたエアーガイド9によりガイドされてフィルター7を通過する。このような過程で、流動空気に含まれているホコリなどの微細パーチクルは、フィルター7によってろ過される。
図1のような2.5インチ以上のハードディスクドライブでは、ディスクの直径が大きいためにその回転速度も比較的速く(約5,400rpm以上)、ディスクの回転による空気流動が円滑になされてパーチクルの排出が容易であった。
特開2000−156068号公報
しかし、小型かつ薄型のSFF(Small Form Factor)ハードディスクドライブでは、そのディスク直径が小さく、回転速度も比較的低い。したがって、ディスクの回転により発生する空気流動が十分に行われず、ディスク上に流れ込んだパーチクルがディスクの外側に容易に排出されない。このような現象によって、読み取り/書き込みヘッド及びディスク表面が物理的に損傷するか、読み取り/書き込みヘッドの性能が低下するなどの問題点が発生する。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ディスク上のパーチクルを効率的に除去し、パーチクルによるディスクの損傷とヘッドの損傷及び性能低下が防止することが可能なパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ハードディスクドライブのカバー部材と、ディスクの回転により発生した空気流動をディスクの外郭へ誘導する流路を形成するように、ディスクに向ってカバー部材の底面に付着された空気誘導部材と、を備え、空気誘導部材の外周に沿って形成された流路の流動空気出口部の断面積は、流動空気流入部の断面積より小さいことを特徴とする、ハードディスクドライブのパーチクル排出装置が提供される。かかる構成により、ディスクの回転により発生した空気流動が、空気誘導部材によりハードディスクの外郭へ誘導されつつその流動速度が速くなって、ディスク上のパーチクルをディスクの外郭に効果的に排出することができる。これにより、パーチクルによるディスクの損傷とヘッドの損傷及び性能低下が防止される。
具体的には、空気誘導部材の内周は、ディスクの回転中心と同心をなし、ディスクを回転させるスピンドルモータの外周に隣接するようにしてもよい。
そして、空気誘導部材の内周は、ディスクの回転中心と同心をなし、空気誘導部材の外周は、ディスクの回転中心からの半径がディスクの回転方向に沿って次第に大きくなる流線型であってもよい。
また、空気誘導部材は、ハードディスクドライブの内部及び外部の気圧を均一に調節するためのフィルターであってもよい。
また、空気誘導部材は、ハードディスクドライブ外部の有害ガスまたは水分が内部に流れ込むことを遮断するためのフィルターであってもよい。
また、空気誘導部材の外周に沿って形成された流路の流動空気出口部の前方に位置し、流動空気内に含まれたパーチクルを捕集するフィルターをさらに備えるようにしてもよい。これにより、ディスクの外郭に排出されるパーチクルを効率的に捕集することができる。
この場合、フィルターは、吸着フィルターであってもよく、あるいは、再循環フィルターであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ベース部材と、ベース部材上に設置されてデータ保存用ディスクを回転させるためのスピンドルモータと、ベース部材に設置されて読み取り/書き込みヘッドをディスク上の所定位置に移動させるためのアクチュエータと、ベース部材の上部に組み立てられるカバー部材と、を備えるハードディスクドライブにおいて、ディスクの回転により発生した空気流動をディスクの外郭へ誘導する流路を形成するように、ディスクに向ってカバー部材の底面に付着された空気誘導部材を備え、空気誘導部材の外周に沿って形成された流路の流動空気出口部の断面積が流動空気流入部の断面積よりが小さいことを特徴とする、ハードディスクドライブが提供される。かかる構成により、ディスクの回転により発生した空気流動が、空気誘導部材によりハードディスクの外郭へ流動されつつその流動速度が速くなって、ディスク上のパーチクルをディスクの外郭に効果的に排出することができる。これにより、パーチクルによるディスクの損傷とヘッドの損傷及び性能低下が防止される。
また、空気誘導部材の内周は、ディスクの回転中心と同心をなし、ディスクを回転させるスピンドルモータの外周に隣接するようにしてもよい。
そして、空気誘導部材の内周は、ディスクの回転中心と同心をなし、空気誘導部材の外周は、ディスクの回転中心からの半径がディスクの回転方向に沿って次第に大きくなる流線型であってもよい。
また、空気誘導部材は、ブレス・フィルターであってもよい。
また、空気誘導部材の外周に沿って形成された流路の流動空気出口部の前方に位置し、流動空気内に含まれたパーチクルを捕集するフィルターをさらに備えてもよい。これにより、ディスクの外郭に排出されるパーチクルを効率的に捕集することができる。
この場合、フィルターは、吸着フィルターであってもよく、あるいは、再循環フィルターであってもよい。
以上説明したように本発明によれば、ディスク上のパーチクルを効率的に除去し、パーチクルによるディスクの損傷とヘッドの損傷及び性能低下が防止される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図2は、本発明の実施形態によるパーチクル排出装置が採用されたハードディスクドライブを概略的に示す斜視図であり、図3は、本発明の空気誘導部材の作用を説明するためのパーチクル排出装置の概略図である。
図2と図3とを共に参照すれば、本実施形態にかかるハードディスクドライブは、ベース部材111及びカバー部材112から形成されたハウジング110と、ベース部材111上に設置されてディスク120を回転させるスピンドルモータ130と、読み取り/書き込みヘッドを持つアクチュエータ140とを備える。カバー部材112は、複数の締結ねじ119のような締結手段によりベース部材111の上部に締結されて、ディスク120、スピンドルモータ130及びアクチュエータ140などを保護する役割をする。
ベース部材111の底面には、ハードディスクドライブを作動させるための印刷回路基板160が結合され、印刷回路基板160上には複数の回路素子162が実装される。
アクチュエータ140は、ディスク120にデータを記録またはディスク120からデータを再生するための読み取り/書き込みヘッドをディスク120上の所定位置に移動させるためのものであって、ベース部材111上に回動自在に設置される。具体的には、アクチュエータ140は、ベース部材111に設置されたアクチュエータピボット141に回転自在に結合されたスイングアーム142と、スイングアーム142の一側端部に結合されヘッドが搭載されたスライダー144をディスク120の表面側に付勢するように支持するサスペンション143と、スイングアーム142を回転させるためのボイスコイルモータ(VCM;Voice Coil Motor)146と、を備える。VCM146は、スイングアーム142の他側端部に結合されるVCMコイル147と、VCMコイル147と対面するように配置されたマグネット148と、を備える。
本発明の一実施形態によるパーチクル排出装置は、ディスク120の表面と対向する側のカバー部材112の底面に空気誘導部材170を設置する方式を採用している。カバー部材112の底面には、ディスク120の回転により発生した空気流動をディスク120の外郭へ誘導する空気誘導部材170が付着される。空気誘導部材170は、カバー部材112の底面のうちディスク120の表面に対向する位置に付着される。
より詳細には、空気誘導部材170の形状は、ディスク120の回転方向に沿って長く延びた螺旋状になっている。特に、空気誘導部材170は、空気が流れ込む上流側端部170aから空気が排出される下流側端部170bに向かってその幅Wが次第に広くなる形状である。さらに、空気誘導部材170の内周170cは、ディスク120の回転中心と同心をなしつつスピンドルモータ130の外周と可能な限り隣接し、空気誘導部材170の外周170dは、ディスク120の回転中心からの半径がディスク120の回転方向に沿って次第に大きくなる流線型に形成される。このような形状によって、ディスク120の外側のエッジと空気誘導部材170の外周170dとの間隔がディスク120の回転方向に沿って次第に狭くなることによって、空気誘導部材170とベース部材111あるいはカバー部材112の側壁との間に形成された流路の断面積が段々と小さくなる。しかし、本発明は、本実施形態に限定されず、流動空気の流路に沿って流路の断面積が不規則的に変わる他の実施形態や、流路の流動空気流入部の断面積より流動空気出口部の断面積が小さく形成されたさらに他の実施形態も、本発明の目的を達成する本発明の内容に含まれる。
以下では、図3を参照して前記した空気誘導部材の作用を説明する。
スピンドルモータ130によりディスク120が回転し始めれば、矢印で示す方向の空気流動Fが発生する。このように発生した空気流動は、空気誘導部材170の外周170dに沿ってガイドされる。したがって、空気流動は、空気誘導部材170の外周170dとベース部材111あるいはカバー部材112の側壁との間でディスク120の回転方向Dに沿って流動する。この時、ディスク120の回転方向に沿って空気誘導部材170の外周とディスク120の外側エッジとの間隔が益々狭くなることによって、空気流動は順次ディスク120外郭へ誘導される。空気誘導部材170の下流側端部170bに近づくほど、空気誘導部材170の外周170dとベース部材111の側壁との間隔が狭くなって流路断面積が狭くなり、したがって、流動空気の流速が速くなり、圧力が降下して吸入作用が強化される。これによって、ディスク120上のパーチクルが速い空気流動と共にハードディスク120外郭に排出される。
さらに、本実施形態では、空気誘導部材170とカバー部材112あるいはベース部材111の側壁との間に形成された流路の流動空気出口部の前方に隣接して設置され、空気誘導部材170に沿って流動を形成した空気中のパーチクルを捕集するフィルターをさらに備える。このようなフィルターとしては、具体的には、吸着フィルター180が使われる。この吸着フィルター180は、空気誘導部材170とベース部材111あるいはカバー部材112の側壁との間に形成された流路の流動空気出口部の前方に位置するように、カバー部材112の底面に付着される。したがって、上述したように空気流動と共にハードディスク120外郭に排出されるパーチクルが、吸着フィルター180により効率的に捕集される。
一方、空気流動と共にディスク120の外側に排出されるパーチクルをフィルタリングするためのフィルターとして、ハードディスクドライブのベース部材111に設置された再循環フィルターを使用してもよい。これについては、後述する。
図4は、図2に図示された空気誘導部材の一実施形態として採用されたブレス・フィルターの断面図である。
空気誘導部材170として、ブレス・フィルターを用いてもよい。一般的に、ブレス・フィルター170は、ハードディスクドライブの内部と外部との圧力を均一にする役割を行うと同時に、ハードディスクドライブ外部の有害ガスや水分が内部に流れ込むことを遮断する役割を行う。具体的には、図3に示すように、ブレス・フィルター170は、一般的に、フィルター要素171、172により取り囲まれた炭素粒子173で構成されており、その内部には、ハードディスク120の外部と内部とが連結された呼吸通路174が形成されている。呼吸通路174の一端は、カバー部材112に貫設された呼吸孔175に連通される。呼吸通路174を通じて外部空気がハードディスクドライブの内部に流れ込む時、空気中に含まれた有害ガスや水分が前記炭素粒子173に吸着されて除去されることによって、ハードディスクドライブの内部にはきれいな空気のみ流れ込むようになる。
図5は、図2に示したパーチクル捕集フィルターの他の例として、ベース部材に設置された再循環フィルターを示す部分斜視図である。
図5を参照すると、空気流動Fと共にディスク120外側に排出されるパーチクルをフィルタリングするためのパーチクル捕集フィルターとして、ハードディスクドライブのベース部材111に再循環フィルター192が設置される。再循環フィルター192は、空気誘導部材170の下流側端部170bの前方に位置するように設置され、ベース部材111に固設されたフィルターホルダー191により支持される。
一方、再循環フィルター192は、図2〜図4に図示された吸着フィルター180の代わりに使われるか、あるいは、吸着フィルター180と共に使われてもよい。
以下では、本発明の効果を立証するための実験結果を説明する。
下の表1は、それぞれ4つの場合において、0.85インチのハードディスクドライブの内部に0.1μmの大きさを持つパーチクルと0.3μmの大きさを持つパーチクルとをそれぞれ0.05cc/secで注入した後、注入されたパーチクルの90%が除去されるまでかかる時間を測定したものである。
Figure 2007066508
表1を参照すると、0.1μmのパーチクルを90%以上除去する時間は、フィルターが全く設置されていない場合で13.4秒と最も長くかかった。一方、本実施形態にかかる空気誘導部材、特に改善された形状のブレス・フィルター及び再循環フィルターが設置された場合には、8.0秒と最も短くなるということが分かる。
以上説明したように、ディスクの回転により発生した空気流動が、カバー部材の底面に付着された空気誘導部材、望ましくは、ブレス・フィルターによりハードディスクの外郭へ流動されつつその流動速度が速くなって、ディスク上のパーチクルをディスクの外郭に効果的に排出することができる。これにより、パーチクルによるディスクの損傷とヘッドの損傷及び性能低下が防止される。さらに、空気誘導部材とカバー部材あるいはベース部材の側壁との間に形成された流路の流動空気出口部の前方に隣接して設置されたフィルターにより、ディスクの外郭に排出されるパーチクルが効率的に捕集される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、微細パーチクルを含む流動空気をディスクの外郭へ誘導してディスク上のパーチクルを効率的に除去できるパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブに利用できる。
従来のフィルタリング装置が採用されたハードディスクドライブを概略的に示す斜視図である。 本発明の実施形態によるパーチクル排出装置が採用されたハードディスクドライブを概略的に示す斜視図である。 本発明の空気誘導部材の作用を説明するためのパーチクル排出装置の概略図である。 図2に図示された空気誘導部材の一実施形態として採用されたブレス・フィルターの断面図である。 図2に図示されたパーチクル捕集フィルターの他の例として、ベース部材に設置された再循環フィルターを示す部分斜視図である。
符号の説明
110 ハウジング
111 ベース部材
112 カバー部材
119 締結ねじ
120 ディスク
130 スピンドルモータ
140 アクチュエータ
141 アクチュエータピボット
142 スイングアーム
143 サスペンション
144 スライダー
146 VCM
147 VCMコイル
148 マグネット
160 印刷回路基板
162 回路素子
170 空気誘導部材
170a 上流側端部
170b 下流側端部
175 呼吸孔
180 吸着フィルター
D ディスク0の回転方向
W 空気誘導部材の幅

Claims (15)

  1. ハードディスクドライブのカバー部材と;
    ディスクの回転により発生した空気流動を前記ディスクの外郭へ誘導する流路を形成するように、前記カバー部材の底面に前記ディスクに対向して付着された空気誘導部材と;
    を備え、
    前記空気誘導部材の外周に沿って形成された前記流路の流動空気出口部の断面積は、流動空気流入部の断面積より小さいことを特徴とする、ハードディスクドライブのパーチクル排出装置。
  2. 前記空気誘導部材の内周は、前記ディスクの回転中心と同心をなし、前記ディスクを回転させるスピンドルモータの外周に隣接することを特徴とする、請求項1に記載のハードディスクドライブのパーチクル排出装置。
  3. 前記空気誘導部材の内周は、前記ディスクの回転中心と同心をなし、前記空気誘導部材の外周は、前記ディスクの回転中心からの半径が前記ディスクの回転方向に沿って次第に大きくなる流線型であることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載のハードディスクドライブのパーチクル排出装置。
  4. 前記空気誘導部材は、前記ハードディスクドライブの内部及び外部の気圧を均一に調節するためのフィルターであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のハードディスクドライブのパーチクル排出装置。
  5. 前記空気誘導部材は、前記ハードディスクドライブ外部の有害ガスまたは水分が内部に流れ込むことを遮断するためのフィルターであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のハードディスクドライブのパーチクル排出装置。
  6. 前記空気誘導部材の外周に沿って形成された前記流路の流動空気出口部の前方に位置し、流動空気内に含まれたパーチクルを捕集するフィルターをさらに備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のハードディスクドライブのパーチクル排出装置。
  7. 前記フィルターは、吸着フィルターであることを特徴とする、請求項6に記載のハードディスクドライブのパーチクル排出装置。
  8. 前記フィルターは、再循環フィルターであることを特徴とする、請求項6に記載のハードディスクドライブのパーチクル排出装置。
  9. ベース部材と、前記ベース部材上に設置されてデータ保存用ディスクを回転させるためのスピンドルモータと、前記ベース部材に設置されて読み取り/書き込みヘッドを前記ディスク上の所定位置に移動させるためのアクチュエータと、前記ベース部材の上部に組み立てられるカバー部材と、を備えるハードディスクドライブにおいて、
    前記ディスクの回転により発生した空気流動を前記ディスクの外郭へ誘導する流路を形成するように、前記カバー部材の底面に前記ディスクに対向して付着された空気誘導部材を備え、前記空気誘導部材の外周に沿って形成された前記流路の流動空気出口部の断面積が流動空気流入部の断面積より小さいことを特徴とする、ハードディスクドライブ。
  10. 前記空気誘導部材の内周は、前記ディスクの回転中心と同心をなし、前記ディスクを回転させるスピンドルモータの外周に隣接することを特徴とする、請求項9に記載のハードディスクドライブ。
  11. 前記空気誘導部材の内周は、前記ディスクの回転中心と同心をなし、前記空気誘導部材の外周は、前記ディスクの回転中心からの半径が前記ディスクの回転方向に沿って次第に大きくなる流線型であることを特徴とする、請求項9または10のいずれかに記載のハードディスクドライブ。
  12. 前記空気誘導部材は、ブレス・フィルターであることを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記載のハードディスクドライブ。
  13. 前記空気誘導部材の外周に沿って形成された前記流路の流動空気出口部の前方に位置し、流動空気内に含まれたパーチクルを捕集するパーチクル捕集フィルターをさらに備えることを特徴とする、請求項9〜12のいずれかに記載のハードディスクドライブ。
  14. 前記パーチクル捕集フィルターは、吸着フィルターであることを特徴とする、請求項13に記載のハードディスクドライブ。
  15. 前記パーチクル捕集フィルターは、再循環フィルターであることを特徴とする、請求項13に記載のハードディスクドライブ。
JP2006237807A 2005-09-01 2006-09-01 ハードディスクドライブのパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブ Pending JP2007066508A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US71285705P 2005-09-01 2005-09-01
KR1020050081320A KR100652430B1 (ko) 2005-09-01 2005-09-01 하드 디스크 드라이브의 파티클 배출 장치 및 이를 구비한하드 디스크 드라이브

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007066508A true JP2007066508A (ja) 2007-03-15

Family

ID=37928488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006237807A Pending JP2007066508A (ja) 2005-09-01 2006-09-01 ハードディスクドライブのパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7667924B2 (ja)
JP (1) JP2007066508A (ja)
SG (1) SG130179A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080013206A1 (en) * 2006-07-14 2008-01-17 Feliss Norbert A Reducing the obstruction of air flow through a bypass channel associated with a disk drive
US10010822B2 (en) 2012-08-10 2018-07-03 Donaldson Company, Inc. Recirculation filter for an electronic enclosure
US8885291B2 (en) 2012-08-10 2014-11-11 Donaldson Company, Inc. Recirculation filter for an electronic enclosure
WO2015123406A1 (en) 2014-02-13 2015-08-20 Donaldson Company, Inc. Recirculation filter for an enclosure

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61198485A (ja) * 1985-02-28 1986-09-02 Toshiba Corp 磁気デイスク装置
JPH01133392U (ja) * 1988-03-02 1989-09-11
JPH04258873A (ja) * 1991-02-12 1992-09-14 Seiko Epson Corp 磁気ディスク装置
JP2000222873A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Toshiba Corp 磁気ディスク装置及び同装置に適用する呼吸フィルタ装置
JP2001517143A (ja) * 1997-03-17 2001-10-02 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド 吸着剤構造物及び方法
JP2005071581A (ja) * 2003-08-20 2005-03-17 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ハードディスクドライブ

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5138506A (en) * 1989-11-06 1992-08-11 International Business Machines Corporaton Disk drive lubricant reservoir
JPH04358389A (ja) 1991-06-05 1992-12-11 Mitsubishi Electric Corp 磁気ディスク装置
JP3153936B2 (ja) * 1992-06-16 2001-04-09 ソニー株式会社 ハードディスクドライブ装置
JPH07169210A (ja) * 1993-12-14 1995-07-04 Nec Ibaraki Ltd 磁気ヘッド位置決め機構及びこれを用いた磁気ディスク 装置
JP3991390B2 (ja) * 1997-05-30 2007-10-17 富士通株式会社 記憶装置
JP4058200B2 (ja) 1998-07-17 2008-03-05 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 磁気ディスク装置
JP3984778B2 (ja) 2000-09-29 2007-10-03 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 磁気ディスク装置
US6714379B1 (en) * 1999-10-12 2004-03-30 Seagate Technology Llc Top cover shroud for a disc drive
KR100524983B1 (ko) 2003-08-23 2005-10-31 삼성전자주식회사 디스크 드라이브의 소음 저감 장치
KR100564612B1 (ko) 2004-02-19 2006-03-28 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61198485A (ja) * 1985-02-28 1986-09-02 Toshiba Corp 磁気デイスク装置
JPH01133392U (ja) * 1988-03-02 1989-09-11
JPH04258873A (ja) * 1991-02-12 1992-09-14 Seiko Epson Corp 磁気ディスク装置
JP2001517143A (ja) * 1997-03-17 2001-10-02 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド 吸着剤構造物及び方法
JP2000222873A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Toshiba Corp 磁気ディスク装置及び同装置に適用する呼吸フィルタ装置
JP2005071581A (ja) * 2003-08-20 2005-03-17 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ハードディスクドライブ

Also Published As

Publication number Publication date
SG130179A1 (en) 2007-03-20
US20070047137A1 (en) 2007-03-01
US7667924B2 (en) 2010-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8638524B2 (en) Helium filled sealed HDD using gas flow diversion filtration to improve particle cleanup
KR100564612B1 (ko) 하드 디스크 드라이브
US7599148B2 (en) Apparatus and method for integral filter and bypass channel in a hard disk drive
JP2008077700A (ja) 回転円板型記憶装置
JP4558536B2 (ja) ディスクドライブの空気軸受スライダ,ディスクドライブ用のアクチュエータのサスペンション組立体,及びディスクドライブ
JP2007200536A (ja) ハードディスクドライブ
US8369043B2 (en) Hard disk drive
JP4933200B2 (ja) ハードディスクドライブのカバー部材、及びハードディスクドライブ
JP2007066508A (ja) ハードディスクドライブのパーチクル排出装置及びこれを備えたハードディスクドライブ
US7130150B2 (en) Integrated filter system for a data storage device
US6594108B2 (en) Disc drive with converging filter inlet for faster cleanup times
US7295398B2 (en) High speed cleanup of removable storage device
JP2009015902A (ja) ディスク駆動装置
US8638525B1 (en) Particle-capturing device configured to remove particles from a plurality of air-streams flowing within a disk enclosure of a hard-disk drive
KR100652430B1 (ko) 하드 디스크 드라이브의 파티클 배출 장치 및 이를 구비한하드 디스크 드라이브
US8102621B2 (en) Integrated upstream spoiler and particle filter in a hard-disk drive (HDD)
JP2009134777A (ja) 磁気ディスク装置およびその製造方法
KR100459713B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 필터링 장치
KR100660877B1 (ko) 공기 유도부가 형성된 커버 부재 및 이를 구비한 하드디스크 드라이브
US20120162816A1 (en) Airflow shroud that reduces vibration of a rotating disk in a hard disk drive
JP3008540B2 (ja) 磁気ディスクドライブ装置
JP4219851B2 (ja) 光ディスク駆動装置
JP2003331493A (ja) 磁気ディスク装置
JP2010244628A (ja) 磁気ディスク装置
JPS5826373A (ja) 磁気デイスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090831

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726