JP4219851B2 - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

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この発明は、光ディスク駆動装置に関する。
近年、テレビ放送のデジタル化の開始等に伴い、光ディスクを高密度化して大容量のデジタルデータを記録することが求められている。光ディスクを高密度化する基本的な方法は、記録/再生する光のスポット径を小さくする方法であり、記録/再生に用いる光の波長を短くし、かつ、対物レンズの開口数NAを大きくすることが有効である。
記録/再生に用いる光の波長は、CD(Compact Disk)の場合は780nmの近赤外光であり、DVD(Digital Versatile Disk)の場合は650nm近傍の赤色光であり、青紫光の半導体レーザの開発に伴い400nm近傍も使用されている。記録/再生に用いる対物レンズは、CDの場合は開口数(NA)0.5未満であり、DVDの場合はNA0.6程度であり、今後、さらにNA0.7以上に大きくすることが求められている。
記録/再生に用いる光の波長を短くし、または、対物レンズのNAを大きくすると、光を絞る際における収差の影響が大きくなるため光ディスクのチルトに対するマージンが減る。また、記録/再生に用いる対物レンズのNAを大きくすると焦点深度が小さくなるためフォーカスサーボの精度を上げることが求められ、また、対物レンズと光ディスクの記録面との距離が縮まるため、始動時にフォーカスサーボを引き込む直前に対物レンズと光ディスクとが衝突して光ピックアップを故障させる原因となる。マージンの少ない光ディスク駆動装置でフォーカスサーボを精度よく行い、また、対物レンズと光ディスクとの衝突を防止するため光ディスクの面ぶれを小さくすることが求められる。
非特許文献1には、基板に記録膜を成膜しCDと同程度に厚く剛性の大きい大容量の光ディスクを使用し、大きなNAの対物レンズから短波長の光を光ディスクの基板を通さずに薄いカバー層内を通して記録膜に照射して記録/再生するシステムが提案されている。また、特許文献1及び特許文献2には、平板に近接させて可撓性をもつ光ディスクを回転させることにより、光ディスクの面ぶれを安定化させる記録再生装置が提案されている。特許文献1及び特許文献2に記載のように単なる平板上で光ディスクを回転させる記録再生装置は、面ぶれを小さくできる一方、光ディスクと平板ガイドとの摺動を生じやすい。
特許文献3には、比較的撓みやすいシート状の光ディスクを回転させ、主安定化ガイド部材及び副安定化ガイド部材を光ディスクに対して光ピックアップと反対側に配置することにより、空気の力でディスクを安定化して良好な面ぶれ特性の獲得と摺動傷の回避とを両立できる光ディスク駆動装置が提案されている。特許文献3では、空気の力では面ぶれを抑圧できない従来の高剛性の光ディスクと異なり、薄型化して剛性を下げた光ディスクを使用し、空気の力を利用した安定化ガイド部材により光ディスクの面ぶれを抑制している。また、主安定化ガイド部材及び副安定化ガイド部材を離散配置して光ディスクと安定化ガイド部材との摺動の発生を抑制して、NAの大きなレンズを用いてフォーカスマージンが狭い場合でも記録再生特性を良好にできる。
特許文献3の光ディスク駆動装置では、比較的撓みやすいシート状の光ディスクの剛性が小さいことにより、高速回転した光ディスクの全面が不安定に揺動することがある。特に、狭い光ディスク駆動装置内部に発生する不安定な乱流が発生すると、光ディスクが揺動する。光ディスク全体の揺動があまり大きくなると、光ピックアップ位置の対面に配置された主安定化ガイド部材により安定化されている記録再生位置での面ぶれが大きくなり、光ディスク駆動装置内部の他の部品と光ディスクとが衝突する。
特許文献4には、中心の吸気口と外周部の排気口とを備えた記録媒体用カートリッジが提案されている。特許文献4の記録媒体用カートリッジでは、記録媒体の回転に伴って自然に発生する吸気口から排気口への気流により、内部に入った塵埃の排除と記録媒体の揺動防止を図っている。
山本眞伸、片面12Gbyteの大容量光ディスク、O PLUS E、株式会社新技術コミュニケーションズ、1998年2月、Vol.20、No.2、P.183 特開平7−105657号公報 特開平10−308059号公報 特開2003−115108号公報 特開平10−55647号公報
この発明は、高速回転する光ディスクの面ぶれを抑制する光ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
この発明の光ディスク駆動装置は、光ディスクに光ピックアップから光を照射して情報の記録または再生を行う光ディスク駆動装置であって、上部遮蔽板と外壁と気流発生手段と安定化手段とを備え、上部遮蔽板は、光ピックアップが光を照射する光ディスクの一面と逆側で光ディスクに面し、光ディスクの中心側の上部流入口と光ディスクの外周側の上部流出口とを有し、外壁は、上部遮蔽板の周囲に連結され、上部遮蔽板とで上部遮蔽板の光ディスクと逆側に空間を形成し、気流発生手段は、光ディスクの光ピックアップが光を照射する面と逆の面に沿って光ディスクの中心側から外周側に向い、上部遮蔽板の上部流出口から上部遮蔽板と外壁とに覆われた空間に流出し、上部遮蔽板の上部流入口から流入する気流を強制的に発生させ、安定化手段は、光ピックアップが光を照射する光ディスクの一面と逆側における光ピックアップに相対する位置に配置され、光ディスクとの間の気流により光ピックアップに近づく方向の圧力を光ディスクに加えて光ディスクを安定化する。光ディスク駆動装置には、光ディスクに情報を記録する装置、光ディスクから情報を再生する装置、光ディスクに情報を記録し記録された情報を再生する装置を含み、光ディスクを常に収容しても外部から搬入されてもよい。光ディスクには、光を用いて情報の記録または再生並びに記録及び再生できる各種記録媒体を含み、カートリッジに収容されていてもよい。
さらに、気流発生手段は、光ディスクの駆動軸と同軸に設けられて回転するプロペラにより気流を発生させるとよい。また、光ピックアップと同じ側で光ディスクに面し、中心側の下部流入口と外周側の下部流出口とをもつ下部遮蔽板を備えるとよい。
気流発生手段を備えることで、安定化手段による光ディスクの面ぶれを抑制する効果を高められる。気流発生手段にプロペラを用いることにより、光ディスクの中心側から外周側に向う気流の速度を速められる。上部流入口と上部流出口とを設けた上部遮蔽板を供えることで、気流を流れやすくすることにより乱流の発生を防止して光ディスクの面ぶれを抑制できる。流入口フィルタにより気流に含まれる塵埃を除去することにより、安定化手段と光ディスクとの間に塵埃が入り込んで摩擦を生じたり、発塵することを防止できる。下部流入口と下部流出口とを設けた下部遮蔽板を供えることで、気流を流れやすくすることにより乱流の発生を防止して光ディスクの面ぶれを抑制できる。外壁を備えることで、気流を流れやすくすることにより乱流の発生を防止して光ディスクの面ぶれを抑制できる。上部フィルタや下部フィルタを備えることにより気流に含まれる塵埃を除去して、安定化手段と光ディスクとの間に塵埃が入り込んで摩擦を生じたり、発塵することを防止できる。
本発明の光ディスク駆動装置1は、図1の断面図に示すように、スピンドルモーター2とハブ3と光ピックアップ4と光ピックアップ駆動部5と上部遮蔽板6と流入口フィルタ7と安定化ガイド部材8と安定化ガイド部材駆動部9とプロペラ10と下部遮蔽板11と外壁12とを備え、図2の上部遮蔽板6の平面図に示すように補助ガイド部材13を備え、回転駆動する光ディスク14に情報を記録し、記録された情報を再生する。光ディスク14は、例えば直径120mm、厚さ90μmのポリエチレンテレフタレート製のシートに反射層、記録層、保護層等を形成して製造され、CD等の厚い基盤に比較して撓みやすい(可撓性をもつ)。
モーターの一種であるスピンドルモーター2はハブ3との間に挟んだ光ディスク14を回転させ、光ディスク14のハブ3側に設置された光ピックアップ4から、光ディスク14の記録面に光を照射して情報を記録し、照射した光の反射光を受光して記録された情報を再生する。光ピックアップ駆動部5は、信号処理系統のトラッキングサーボドライバにより光ピックアップ4を光ディスク14の半径方向に移動したり、信号処理系統のフォーカスサーボドライバにより光ディスク14の面ぶれに応じて光ピックアップ4の対物レンズを移動し、光ピックアップに所望の記録位置で情報の記録または再生を行わせる。
上部遮蔽板6は、スピンドルモーター2の周囲に広がり、安定化ガイド部材8側において光ディスク14に5mm離れて面し、光ディスク14の中心側に上部流入口15を有し、光ディスク14の外周側に上部流出口16を有する。上部流入口15はスピンドルモーター2との間に設けられた同心円のスリット形状の隙間で、内側半径16mm、外側半径19mmをもち、不織布で作られた流入口フィルタ7で隙間なく埋められている。上部流出口16は、楕円型の複数の穴を光ディスク14の外周に沿うように並べて形成される。
安定化手段の一種である安定化ガイド部材8は、図3(a)に示すように円柱状の一端に円弧形状を有し、光ディスク14を間に挟んで光ピックアップ4に相対し、光ピックアップ4から光が照射される位置の逆側に円弧形状の先端を近接させている。光ディスク14は、剛性や遠心力により回転時に真っ直ぐになろうとして光ピックアップ4から離れる方向の力をもち、安定化ガイド部材8は、ベルヌーイの法則に基づく空気流の圧力差により光ディスク14に対して光ピックアップ4側に向う反発力を発生させ、光ディスク14の真っ直ぐになろうとする力と安定化ガイド部材8による反発力との釣り合いにより、光ピックアップ4から光が照射される領域における光ディスク14の大きな面ぶれを抑制する。
安定化ガイド部材駆動部9は、光ディスク14の半径方向に移動する光ピックアップ4に合わせて、光ピックアップ4に相対するように安定化ガイド部材8を移動させる。補助ガイド部材13は、安定化ガイド部材8よりやや大きく同様の形状をもち、図2に示すように、光ピックアップ4による照射位置を通る半径に対して光ディスク14の回転方向の上流及び下流に90°回転させた半径上に配置され、光ディスク14全体の面ぶれを抑制することにより、光ピックアップ4から光が照射される領域における安定化ガイド部材8による光ディスク14の面ぶれ抑制効果を大きくする。
なお、安定化ガイド部材8は他の形状でもよく、図3(b)や図3(c)の斜視図に示すように光ディスク14の記憶領域を半径方向に横断する長さをもたせて安定化ガイド部材駆動部9を省いてもよい。また、補助ガイド部材13を他の位置に設けてもよく、数を変えてもよく、他の形状としてもよい。
気流発生手段の一種であるプロペラ10は、スピンドルモーター2の軸に取り付けられて光ディスク14より安定化ガイド部材8側に設置され、光ディスク14とともに回転して光ディスク14の表面に沿って中心側から外周側に流れる気流を強制的に発生させ、光ディスク14の光ピックアップ14側の気流の速度より、安定化ガイド部材側の気流の速度を速める。プロペラ10により気流を強制的に発生させることで、狭い光ディスク駆動装置1の内部における乱流の発生を防止して面ぶれを防止し、また、回転速度が遅い場合でも気流を強められる。また、スピンドルモーター2周辺に強い気流を生じさせることによりスピンドルモーター2を効果的に空冷できる。なお、図4に示すように、スピンドルモーター2とハブ3との位置を入れ替えて、ハブ3にプロペラ10を装着して回転させた場合と比較すると、スピンドルモーター2側にのプロペラ10を装着したほうが冷却効率が高い。
下部遮蔽板11は、ハブ3の周囲に広がり、光ディスク14の光ピックアップ4側の面に7mm離れて面し、光ディスク14の中心側に設けられて空気を通過させる下部流入口17と、光ディスク14の外周側に設けられて空気を通過させる下部流出口18とを有する。上部遮蔽板6と同様に、下部流入口17は、ハブ3との間に設けられたスリット形状の空間であり、下部流出口18は、楕円型の複数の穴を光ディスク14の外周に沿うように並べて形成されている。
外壁12は、上部遮蔽板6と下部遮蔽板11の周囲に連結されて光ディスク14が回転する領域を覆い、上部遮蔽板6の光ディスク14と逆側に設けた空間と、下部遮蔽板11との光ディスク14の逆側に設けた空間とを覆っている。なお、上部遮蔽板6、下部遮蔽板11、外壁12の一部または全部をカートリッジで形成してもよい。
この光ディスク駆動装置1では、光ディスク14を回転させると同時にプロペラ10が回転することにより、図1の矢印に示すように、上部流入口15から光ディスク14が回転する空間へ空気が流入し、安定化ガイド部材8側の光ディスク14の表面に沿って、強制的に光ディスク14の中心側から外周側に向かう気流が発生する。外周側に到達した空気は、上部流出口16から上部遮蔽板6と外壁12とに覆われた空間に流出し、流入口フィルタ7により塵埃を除去されて、上部流入口15から光ディスク14が回転する空間に流入される。光ピックアップ4側では、光ディスク14の表面に沿って空気の粘性により光ディスク14の中心側から外周側に向う気流が発生し、外周側に到達した空気は下部流出口18から下部遮蔽板11と外壁12とに覆われた空間に流出し、下部流入口17から光ディスク14が回転する空間に再び流入される。
この光ディスク駆動装置1は、光ディスク14の表面に沿って中心側から外周側に向う気流を強制的に発生させることにより、光ディスク駆動装置1の内部における不安定な乱流の発生を防止してディスクの遥動を抑制し、安定化ガイド部材8による光ピックアップ4からの光の照射位置を安定化できる。また、照射位置を安定化することにより、大きなNAをもつ光ピックアップ4を利用しても摺動を回避できる。さらに、強制的に気流を発生させることにより低回転数でも光ディスク14の面ぶれを抑制して摺動を回避できる。また、空気を流入口フィルタ7を通過させて塵埃を除去して清浄化することにより、高速回転する光ディスク14と安定化ガイド部材8との間に入り込む大きな塵埃が、摩擦等による面ぶれの増大や、摺動による発塵を引き起こすことを防止できる。
実験により、半径35mmの光ディスク14をディスク回転数900rpmで再生し、光ディスク駆動装置1にプロペラ10を備えた場合と備えない場合との面ぶれ及び摺動傷を調べた。摺動の有無は、安定化ガイド部材8に取り付けたAE(アコースティックエミッション)センサーで衝撃検出数を測定することにより検出した。プロペラ10を備えない光ディスク駆動装置で発生した面ぶれは9μmであるのに対し、プロペラ10を備えた光ディスク駆動装置で発生した面ぶれは5μmであった。プロペラ10を備えない光ディスク駆動装置では、安定化ガイド部材8と光ディスク14との間で時折生じる摺動により5分程度の回転で光ディスク14の安定化ガイド部材8側の面に摺動傷が生じたのに対し、プロペラ10を備えた光ディスク駆動装置ではプロペラ10を設けない光ディスク駆動装置に比べて衝撃検出数が10分の1以下となり、5分程度回転した光ディスク14に摺動傷が生じなかった。また、ワークディスタンスが300μm程度の高NAの光ピックアップ4を用い、光ディスク14を5400rpm以上で回転すると、プロペラ10を設けない光ディスク駆動装置では、時折、光ディスク14全面に500μm以上の振幅で不安定な揺動が生じて光ピックアップ4に衝突したのに対し、プロペラ10を備えた光ディスク駆動装置では100μm以上の揺動が一切発生せず安定であった。
第2の実施形態に係る光ディスク駆動装置19は、第1の実施形態に係る光ディスク駆動装置1に図5の断面図に示すように上部フィルタ20と下部フィルタ21とを備える。上部フィルタ20は、上部遮蔽板6の光ディスク14と逆側の空間において上部流入口15を囲うように配置されて、上部流出口16から上部流入口15に流れる空気の塵埃を除去する。下部フィルタ21は、下部遮蔽板11の光ディスク14と逆側の空間において下部流入口17を囲うように配置されて、下部流出口18から下部流入口17に流れる空気の塵埃を除去する。
光ディスク駆動装置19では、光ディスク14を回転させると同時にプロペラ10が回転することにより、光ディスク14が回転する空間に上部流入口15から空気が流入し、安定化ガイド部材8側の光ディスク14の表面に沿って、強制的に光ディスク14の中心側から外周側に向かう気流が発生する。外周側に到達した空気は、上部流出口16から上部遮蔽板6と外壁12とに覆われた空間に流出し、上部フィルタ20と流入口フィルタ7とにより塵埃を除去されて、上部流入口15から光ディスク14が回転する空間に流入される。光ピックアップ4側では、光ディスク14の表面に沿って空気の粘性により光ディスク14の中心側から外周側に向う気流が発生し、外周側に到達した空気は下部流出口18から下部遮蔽板11と外壁12とに覆われた空間に流出し、下部フィルタ21により塵埃を除去されて、下部流入口17から光ディスク14が回転する空間に流入される。
第1の実施形態の光ディスク駆動装置1の効果に加え、上部フィルタ20と流入口フィルタ7との2段構成にすることにより、流入口フィルタ7の目詰まりを起こしにくくすることができるため、例えば、オフィス環境下で長期間連続運転する場合でも、空気の流れを滞らせず面ぶれの増大を防止できる。また、流入口フィルタ7の目を上部フィルタ20の目より細かくすることにより塵埃の除去を促進できる。
第1の実施形態の光ディスク駆動装置の断面図である。 上部遮蔽板の周辺の平面図である。 安定化ガイド部材の斜視図である。 比較例の光ディスク駆動装置の断面図である。 第2の実施形態の光ディスク駆動装置の断面図である。
符号の説明
1;光ディスク駆動装置、2;スピンドルモーター、3;ハブ、4;光ピックアップ、
5;光ピックアップ駆動部、6;上部遮蔽板、7;流入口フィルタ、
8;安定化ガイド部材、9;安定化ガイド部材駆動部、10;プロペラ、
11;下部遮蔽板、12;外壁、13;補助ガイド部材、14;光ディスク、
15;上部流入口、16;上部流出口、17;下部流入口、18;下部流出口、
19;光ディスク駆動装置、20;上部フィルタ、21;下部フィルタ。

Claims (3)

  1. 光ディスクに光ピックアップから光を照射して情報の記録または再生を行う光ディスク駆動装置であって、
    上部遮蔽板と外壁と気流発生手段と安定化手段とを備え、
    前記上部遮蔽板は、前記光ピックアップが光を照射する前記光ディスクの一面と逆側で前記光ディスクに面し、前記光ディスクの中心側の上部流入口と前記光ディスクの外周側の上部流出口とを有し、
    前記外壁は、前記上部遮蔽板の周囲に連結され、前記上部遮蔽板とで前記上部遮蔽板の前記光ディスクと逆側に空間を形成し、
    前記気流発生手段は、前記光ディスクの前記光ピックアップが光を照射する面と逆の面に沿って前記光ディスクの中心側から外周側に向い、前記上部遮蔽板の上部流出口から前記上部遮蔽板と前記外壁とに覆われた空間に流出し、前記上部遮蔽板の上部流入口から流入する気流を強制的に発生させ、
    前記安定化手段は、前記光ピックアップが光を照射する前記光ディスクの一面と逆側における前記光ピックアップに相対する位置に配置され、前記光ディスクとの間の気流により前記光ピックアップに近づく方向の圧力を前記光ディスクに加えて前記光ディスクを安定化することを特徴とする光ディスク駆動装置。
  2. 前記気流発生手段は、前記光ディスクの駆動軸と同軸に設けられて回転するプロペラにより気流を発生させる請求項1に記載の光ディスク駆動装置。
  3. 前記光ピックアップと同じ側で前記光ディスクに面し、中心側の下部流入口と外周側の下部流出口とをもつ下部遮蔽板を備える請求項1又は2記載の光ディスク駆動装置。
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