JP2006344291A - 薄型光ディスクの記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板とを用いた記録再生装置において、フレキシブルディスクの局所的な面ぶれを低減する技術を提供する。
【解決手段】 ディスク回転時にフレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板との間に一定の空気流を発生させることにより、エア噛みの発生を抑制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薄型光ディスクの姿勢を保持するとともに記録再生のための光学補正を行う機構を備えた薄型光ディスクの記録再生装置に関し、より詳細には、薄型光ディスクに沿って姿勢保持用及び/又は光学補正用の板状部材を配置することより、薄型光ディスクの記録再生時に面ぶれが発生するのを抑制する機構を備えた薄型光ディスクの記録再生装置に関するものである。
従来、重要且つ膨大な量のデータを扱う企業等では、磁気テープやハードディスクのみに頼ったデータ管理システムを採用していた。ところが、磁気テープは、テープ同士の癒着などを防止するための定期的なメンテナンスを行う必要があり、このメンテナンス高いコストがかかる。また、ハードディスクは、ドライブと磁気記録媒体とが一対となっているため、ドライブが故障するとそのドライブと対になっている磁気記録媒体に記録された情報は再生できなくなる。このため、ドライブの故障に備えてデータをミラーリングしておくなどの対策を行わなければならないが、このような対策を行っていても、ミラーリングされたディスクと元のディスクとが同時に故障してしまった場合や、障害発生時にデータの復旧が完了する前にミラーリングされたディスクが更に故障してしまった場合などには、データの復旧が不可能となってしまう。
そこで、昨今ではメンテナンスが容易で且つ信頼性の高い光記録媒体(光ディスク)を一部利用したデータ管理システムが注目されている。光ディスクを一部利用した管理システムでは、データの書換えが頻繁に行われるデータに関してはハードディスク等を利用し、アクセスは少ないが情報の長期保存が求められるデータに関しては光ディスクを利用するなどの工夫がなされている。光ディスクは、塵埃等による特性劣化さえ防げば基本的にメンテナンスフリーであり、ハードディスクの場合とは異なり、仮に記録再生用のドライブが故障しても光ディスクを別のドライブに移動させれば何ら問題ない。即ち、光ディスクを利用することにより、トラブルシューティングに要する時間を飛躍的に短縮することができるとともに、重要な情報を失う危険性が大幅に低減される。
このように、光ディスクは、メンテナンスが容易で且つ信頼性の高い記録媒体として既に重要な位置を占めるに至っているが、最近の情報通信技術の発達により、更なる取り扱いの容易さの向上や記憶容量の増大に期待が集まっている。ここで、光ディスクの記憶容量を増大するためには、トラック間隔(トラックピッチ)を狭くし且つ記録マークの間隔を狭くする必要がある。しかしながら、トラック間隔や記録マークの間隔がレーザー光のスポット径λ/NA(λ:レーザー光の波長、NA:絞り込みレンズの開口数)より小さくなると、1つの光スポット内に複数の記録マークが入ってしまうので、個々の記録マークの識別ができなくなってしまう。即ち、光ディスクの記録容量は、レーザー光の波長と開口数とからその限界が決まっており、特別な方法を取らない限りこの限界を超えて大容量化を図ることは不可能である。
このような上限を超えて光ディスクを大容量化する方法として、光学超解像、磁気超解像方式やスーパーレンズ、ホログラムなどといった様々な試みがなされているが、最も効率的な方法としては、光ディスク基板の厚みを薄くして体積当たりの記録容量を増やすことが挙げられる。例えば、特許文献1〜3に記載されているように、薄型光ディスクと、薄型光ディスクを面ぶれさせずに安定に回転させるためのスタビライザーとを組み合わせた記録再生装置を構成することにより、従来の光ディスクに比べて体積当たりの記録容量が数倍大きい薄型光ディスクの記録再生装置が実現されている。ここで用いられている厚さ100μm程度の薄い基板からなる光ディスクのことを、以下では「フレキシブルディスク」と呼ぶ。
フレキシブルディスクを使用する他の方法として、上記したようにスタビライザーを用いる他に、平面の寸法形状がフレキシブルディスクとほぼ同じである円盤状ガラス板を用いてフレキシブルディスクを支持する方法が挙げられる。上記ガラス板は光学ガラスで作製されており、記録再生用のレーザー光をこのガラス板を介してフレキシブルディスクに照射すると、従来の光ディスクと同様に記録再生が行えるようになっている(従来の光ディスク記録再生装置の光学系との互換性が確保されている)。例えば、DVDピットパターンが転写された100μm厚のフレキシブルディスクの上に500μm厚の円盤状光学ガラス板をほぼ中心が重なるようにして載せたものを市販のDVDドライブを用いて再生すると、上記のフレキシブルディスク上にピットパターンとして刻まれた情報の再生を行うことが可能であることを、本発明者らは確認している。ここで用いた円盤状光学ガラス板は、フレキシブルディスクを支持するとともに、記録再生用のレーザー光に対して光学補正を行うものであるから、以下では「姿勢制御兼光学補正板」と呼ぶ。
フレキシブルディスクを用いた記録再生装置においては、後者の姿勢制御兼光学補正板を用いる方法の方がより簡便にシステムを構築することができるので、圧倒的に有利である。
特開昭62−212935号公報。 特開2003−331561号公報。 特開2003−91970号公報。
ところが、本発明者らの検証によれば、フレキシブルディスクは剛性が低くかつ静電気を持ちやすいため、従来の光ディスク基板とは異なる挙動を示すことが判明した。ここで、フレキシブルディスクまたは姿勢制御兼光学補正板のどちらか一方或いは両方が静電気を持っている場合を考える。このような状態でフレキシブルディスクが姿勢制御兼光学補正板上にセットされる際には、フレキシブルディスク全体が完全に平らになることは無く、所々においてフレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板との間に空気が閉じこめられた領域ができる(この現象をエア噛みが生じると言う)。
このようなエア噛みは、およそ次のようにして生じるものと考えられる。
(I) 静電気によりフレキシブルディスクのある一部分が姿勢制御兼光学補正板に接着する。
(II) その接着部分には他の領域より大きな静電力が働くようになるため、その周辺部分も次々と接着し、接着領域が拡がっていく。
(III) 接着領域の拡張につれてフレキシブルディスクに歪みが発生し、この歪みによる力が静電気による力を上回るような部分が発生する。
(IV) 大きく歪んだ部分の周りには接着部分ができず、やや離れた位置においてまた接着領域ができる。
次に、以上のようなエア噛みが生じた場合に、情報の記録再生において生じる問題点を説明する。通常の厚板基板が回転している状態で、基板上の一点のz軸方向(基板平面と垂直な方向)における変位量y(t)は、
y(t) = δsinωt (δ;最大変位量、ω;角速度、t;時刻)
と表される。
このときのz軸方向の加速度aは一般に面ぶれ加速度と呼ばれ、
a = y(t)’’ = -δω2sinωt (変位量y(t)を時刻tで2回微分した)
と表される。
ここで最大変位量δをデシベルで表現すると、
δ = 20log(a/ω2) = -40log(f) -40log(2π) + 20log(a) (f;周波数)
と表される。
通常の厚板基板に関して、周波数と面ぶれ量との関係を図10のグラフに示す(図中実線で示している)。記録再生装置のドライブでは、フォーカスサーボにより、上記基板の面ぶれ(面ぶれ加速度)に対してアクチュエーター及び対物レンズが追従することにより、レーザー光が正しく情報面にフォーカスされるように制御している。上記のフォーカスサーボは、アクチュエーター及び対物レンズが余裕を持って面ぶれに追従できるように、周波数に応じた十分なサーボ特性(図中一点鎖線で示す)を有するように設計されているものとする。
一方、基板厚が100μm程度のフレキシブルディスク(薄型基板)と姿勢制御兼光学補正板とを用いた場合には、“エア噛み”によって局所的な面ぶれが発生する。更には、このエア噛みは、ディスクが回転しても消えずにフレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板との間に残る。このときのフレキシブルディスク上の一点のz軸方向における変位量y(t)は、
y(t) = δsinωt + (局所的な面ぶれによる高次の変位量)
と表される。
このときのz軸方向の面ぶれ加速度aには、上式における第2項(局所的な面ぶれによる高次の変位量)を2回微分した要素が新たに加わるため、フレキシブルディスクの面ぶれ量は、上記の通常の厚板基板を用いた場合とは異なった周波数特性(図10のグラフ中点線で示す)を示すことになる。したがって、フレキシブルディスクを用いる場合には、通常の厚板基板を用いた場合に比べてフォーカスサーボによるフォーカス追従が困難となっている。
以上のように、フレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板とを用いた記録再生装置のいては、安定なフォーカシングを行うために、静電気を原因とするエア噛みの対策をすることが重要な課題となっている。そこで、本発明は、フレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板とを用いた記録再生装置において、フレキシブルディスクの局所的な面ぶれを低減する技術を提供しようとするものである。
上記解決課題に鑑みて鋭意研究の結果、本発明者は、ディスク回転時にフレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板との間に一定の空気流を発生させることにより、エア噛みの発生を抑制できることに着目し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面に平行に配置されてディスク回転時に薄型光ディスクの姿勢を制御する姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、前記姿勢制御板の薄型光ディスクと対向する面にスペーサーを設けることにより、ディスク回転時に、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定の間隔を確保するようにしたことを特徴とする記録再生装置を提供するものである。
本発明は、また、薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面の両側において該回転面に平行に配置されてディスク回転時に薄型光ディスクの姿勢を制御する1対の姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、前記各姿勢制御板の薄型光ディスクと対向する面にスペーサーを設けることにより、ディスク回転時に、前記各姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定の間隔を確保するようにしたことを特徴とする記録再生装置を提供するものである。
本発明の薄型光ディスクの記録再生装置において、前記姿勢制御板のうち少なくとも1つは、薄型光ディスクに照射される記録再生用レーザーに対して光学補正を行うものであり、前記記録再生装置は、前記光学補正を行う姿勢制御板を通じて薄型光ディスクに記録再生用レーザーを照射することにより記録再生を行なうことを特徴とする。これにより、従来のDVD等の光学系により薄型光ディスクを記録再生することが可能となる。また、姿勢制御板に光学補正板を兼ねさせることにより、装置構成をコンパクト化できる。
本発明の薄型光ディスクの記録再生装置において、前記スペーサーは、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間の空間において、前記姿勢制御板及び薄型光ディスクの半径方向に貫通した1以上の通気口を有していることを特徴とする。これにより、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間の空間において、中心から外周方向に向かう一定の空気の流れを発生させることができる。
本発明の薄型光ディスクの記録再生装置において、前記姿勢制御板は、前記スペーサーの設置位置よりも外周寄りの位置に1以上の貫通した通気口を有していることを特徴とする。これにより、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間の空間において、中心から外周方向に向かう一定の空気の流れを発生させることができる。
本発明の薄型光ディスクの記録再生装置は、前記姿勢制御板及び薄型光ディスクをディスク回転軸に固定するためのクランプであって、ディスク回転軸方向に貫通した1以上の通気口を有するクランプを備えていることを特徴とする。これにより、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間の空間において、中心から外周方向に向かう一定の空気の流れを発生させることができる。
本発明の薄型光ディスクの記録再生装置において、前記姿勢制御板は、薄型光ディスクよりも大きな外径を有していることを特徴とする。このように構成すれば、より高い姿勢安定化効果が得られることが実験的に判明している。
本発明の薄型光ディスクの記録再生装置において、前記姿勢制御板及び薄型光ディスクのうち、少なくとも1つの表面に帯電防止加工を施したことを特徴とする。また、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの対向する表面に、同じ組成からなる帯電防止用被膜を形成するのが好ましい。これにより、局所的な面ぶれの発生原因となる静電気の発生を抑制することができる。
本発明は、また、薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面に平行に配置された姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、薄型光ディスクの姿勢を制御する方法であって、前記姿勢制御板の薄型光ディスクと対向する面において、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定の間隔を確保するためのスペーサーを設け、前記スペーサーに前記姿勢制御板及び薄型光ディスクの半径方向に貫通した1以上の通気口を設けることにより、ディスク回転時に、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定に空気の流れを発生させることを特徴とする方法を提供するものである。
本発明は、また、薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面に平行に配置された姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、薄型光ディスクの姿勢を制御する方法であって、前記姿勢制御板の薄型光ディスクと対向する面において、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定の間隔を確保するためのスペーサーを設け、前記姿勢制御板において、前記スペーサーの設置位置よりも外周寄りの位置に1以上の貫通した通気口を設けることにより、ディスク回転時に、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定に空気の流れを発生させることを特徴とする方法を提供するものである。
本発明は、また、薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面に平行に配置された姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、薄型光ディスクの姿勢を制御する方法であって、前記姿勢制御板及び薄型光ディスクをディスク回転軸に固定するためのクランプにおいて、ディスク回転軸方向に貫通した1以上の通気口を設けることにより、ディスク回転時に、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定に空気の流れを発生させることを特徴とする方法を提供するものである。
以上、説明したように、本発明の薄型光ディスクの記録再生装置によれば、フレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板との間に発生する静電気を原因とするエア噛みを効果的に抑制することができるので、フレキシブルディスクの局所的な面ぶれが低減され、高い記録再生性能が実現される。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の薄型光ディスクの記録再生装置を実施するための最良の形態を詳細に説明する。図1〜図9は、本発明の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
本発明の薄型光ディスクの記録再生装置は、フレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板とを用い、姿勢制御兼光学補正板のフレキシブルディスクに対向する面の内周縁に沿ってスペーサーを配置していることを特徴とするものである。
図1は、薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分の第1の構成例を概略的に示す断面図である(ディスクの回転面に垂直な断面を示している)。図1に示す回転機構は、ターンテーブル103と、円盤状の姿勢制御兼光学補正板102と、フレキシブルディスク106と、クランプ104とを含んでいる。姿勢制御兼光学補正板102及びフレキシブルディスク106は、ターンテーブル103とクランプ104との間に挟まれて、ターンテーブル103の回転駆動により回転されるようになっている。姿勢制御兼光学補正板102のフレキシブルディスク106に対向する面には、その内周縁に沿ってスペーサー105が配置されている。このスペーサー105によりフレキシブルディスク106の内周縁付近が押さえられるようになっている。
図1の下部には、姿勢制御兼光学補正板102のフレキシブルディスク106に対向する面の平面図を示している。図に示すように、姿勢制御兼光学補正板102の内周縁に沿って、複数の扇形のスペーサー105が配置されている。このようなスペーサー105の形状及び配置により、スペーサー105がフレキシブルディスク106に押し当てられた状態でも、スペーサー105間の隙間から空気が出入りできるようになっている。
図1に示す薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分が回転すると、姿勢制御兼光学補正板102とフレキシブルディスク106との間において、内周縁から外周縁に向かって空気の流れが発生する。このとき、上記したようにスペーサー105間の隙間が空気の流入口となるので、ディスク回転中は一定した空気の流れが生じることになる。これにより、静電気によって生じる局所的な面ぶれが効果的に除去される。
図2は、薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分の第2の構成例を概略的に示す断面図である。第2の構成例では、図1に示す構成に加えて、フレキシブルディスク106の上側に姿勢制御板101を配置している。姿勢制御板101のフレキシブルディスク106に対向する面には、姿勢制御兼光学補正板102と同様に、内周縁に沿ったスペーサー105が配置されている。ディスク回転時には、姿勢制御兼光学補正板102とフレキシブルディスク106との間、及び姿勢制御板101とフレキシブルディスク106との間のそれぞれにおいて、内周縁から外周縁に向かって空気の流れが発生する。これにより、静電気によって生じる局所的な面ぶれが効果的に除去される。
第2の構成例では、姿勢制御兼光学補正板102とフレキシブルディスク106との間、及び姿勢制御板101とフレキシブルディスク106との間に空気流によるほぼ均等な負圧が発生するので、これによりフレキシブルディスク106の姿勢安定化をより効果的に行うことができる。例えば、フレキシブルディスク106の一部が下方に垂れるとその上部ではより大きな負圧が発生するため、垂れ下がった部分を上に持ち上げようとする力が働くことになる。この作用は、回転が速いほど大きく働く。
図3は、薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分の第3の構成例を概略的に示す断面図である。第3の構成例では、第2の構成例と同様に構成した上に、姿勢制御板101及び姿勢制御兼光学補正板102のスペーサー105よりもやや外周寄りの位置にエア流入口107を設けている。エア流入口107は、姿勢制御板101及び姿勢制御兼光学補正板102それぞれの内周縁付近に複数の貫通孔を円周状に配置することにより形成する。貫通孔の径、数、配置などは、姿勢制御板101及び姿勢制御兼光学補正板102の強度を損なわない程度とする。これにより、ディスク回転時には、姿勢制御兼光学補正板102とフレキシブルディスク106との間、及び姿勢制御板101とフレキシブルディスク106との間のそれぞれにおいて、内周縁から外周縁に向かって一定の空気の流れが発生するので、静電気によって生じる局所的な面ぶれが効果的に除去される。尚、スペーサー105は、図1に示すような形状ではなく環状のものを用いてもよい。
図4は、薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分の第4の構成例を概略的に示す断面図である。第4の構成例では、第2の構成例と同様に構成した上に、クランプ104に貫通孔を設けている。貫通孔の径、数、配置などは、クランプ104の強度を損なわない程度とする。これにより、ディスクの回転軸付近に空気の流入口を確保することができるので、第2の構成例よりも高い姿勢安定化の効果が期待される。
尚、第1〜第4の構成例では、光ヘッドをフレキシブルディスク106の下側に設置することを前提として、姿勢制御兼光学補正板102を下側に配置しているが、光ヘッドをフレキシブルディスク106の上側に設置する場合には、これに合わせて姿勢制御兼光学補正板102も上側に設置すればよい。また、第2〜第4の構成例では、光ヘッドをフレキシブルディスク106の上下両側に設置し、上下1対の姿勢制御兼光学補正板102を使用すれば、両面記録式のフレキシブルディスク106を用いることができる。
次に、スペーサー105を有する姿勢制御兼光学補正板102及び姿勢制御板101の作製方法について、図5を参照しながら説明する。
図5において、まず、ターンテーブル103上にスペーサー105を載せ、樹脂ディスペンサ201により紫外線樹脂をディップしておく。次に、姿勢制御板101又は姿勢制御兼光学補正板102を調整ステージ205上に配置し、CCDカメラ203により姿勢制御板101又は姿勢制御兼光学補正板102上に刻まれているミラー−溝部境界部を読み取る。スペーサー105が所定の取り付け位置で取り付けられるよう、調整ステージ205により姿勢制御板101又は姿勢制御兼光学補正板102の平面位置を調整する。位置決めをした後、ターンテーブル103を上昇させ、スペーサー105と姿勢制御板101又は姿勢制御兼光学補正板102とを接触させる。この状態で、ターンテーブル103を回転させながら、スポットUV照射器202によりスペーサー105に向けてUV光を照射することにより、姿勢制御板101又は姿勢制御兼光学補正板102とスペーサー105とを接着する。以上の処理工程は、画像処理ソフトを組み込んだコントローラー206と各モーター204によって自動的に行うことができる。
尚、スペーサー105の形成方法は上記に限られるわけではなく、姿勢制御兼光学補正板102及び姿勢制御板101の作製時に一体形成しておいてもよい。
上記した実施形態に従って、薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分を作製し、その性能を評価するための様々な実験を行った。フレキシブルディスクを使用する際に生じるエア噛みは、面ぶれとして観察されるため、記録再生装置におけるフォーカスエラー信号の発生を調べればよい。
まず、従来の記録再生装置において、1.2mm厚の基板を用いた光ディスクと、フレキシブルディスクとを再生し、それぞれの場合におけるフォーカスエラー信号の発生状況を観察した。その結果を、それぞれ図6及び図7に示す。これらの図から明らかなように、フレキシブルディスクを用いた場合には、1.2mm厚の光ディスクを用いた場合よりも、フォーカスエラー信号が極めて大きく発生しているので、エア噛みが大いに発生していることが判る。
次に、上記した実施形態に従って作製した薄型光ディスク記録再生装置におけるフォーカスエラー信号の発生状況を観察した。ここでは、外径φ120mmのフレキシブルディスクを使用し、姿勢制御兼光学補正板(姿勢制御板)の外径をφ120mmとしたものと125mmとしたものとを用意して、それぞれについて観察を行った。その結果を図8に示す。この図から明らかなように、姿勢制御兼光学補正板(姿勢制御板)の外径をフレキシブルディスクの外径よりやや大きくすると、より高い姿勢安定効果が得られることが分かる。
次に、上記した様々な実施形態の性能を比較した。以下では、外径φ120mmのフレキシブルディスクを使用し、外径φ125mmの姿勢制御兼光学補正板(姿勢制御板)を使用した。環状又は扇形のスペーサーは、SUS304製で外径33mmφ、内径15mmφ、厚さ0.1mmのものを用いた。また、姿勢制御兼光学補正板(姿勢制御板)又はクランプに形成されるエア流入口(貫通孔)は、径をφ1〜3mmとし、中心から18mmの位置に円周状に8個配置した。
図1に示す第1の構成例(方式1とする)、図2に示す第2の構成例(方式2とする)、図3に示す第3の構成例(方式3とする)、図4に示す第4の構成例(方式4とする)のそれぞれについて上記同様の性能評価を行った。また、方式4に加えて、姿勢制御兼光学補正板(姿勢制御板)及びフレキシブルディスクそれぞれの表面に対して、2.5nm厚のAg合金薄膜を塗布した場合(方式5とする)、10nm厚のSiN薄膜を塗布した場合(方式6とする)、各表面を#6000〜8000の研磨剤で研磨した場合(方式7とする)についても、上記同様の性能評価を行った。これらの結果を図9に示す。
図9に示すように、上記した実施形態に従って作製された薄型光ディスク記録再生装置は、従来のフレキシブルディスクの再生装置に比べて、フォーカスエラー信号の発生が顕著に抑制されていることが分かる。すなわち、本実施形態の薄型光ディスク記録再生装置では、フレキシブルディスクと姿勢制御兼光学補正板(姿勢制御板)との間に空気の流れを発生させることにより、エア噛みの発生を低減するとともに、エア噛が発生した場合であってもこれを効果的に取り除くことができる。
以上、本発明の薄型光ディスクの記録再生装置について、具体的な実施の形態を示して説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上記各実施形態又は他の実施形態にかかる発明の構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分の第1の構成例を概略的に示す断面図である。 薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分の第2の構成例を概略的に示す断面図である。 薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分の第3の構成例を概略的に示す断面図である。 薄型光ディスク記録再生装置の回転機構部分の第4の構成例を概略的に示す断面図である。 薄型光ディスク記録再生装置において用いられるスペーサーを有する姿勢制御兼光学補正板及び姿勢制御板の作製方法を示す図である。 従来の記録再生装置において、1.2mm厚の基板を用いた光ディスクを再生した場合におけるフォーカスエラー信号の発生状況を示す図である。 従来の記録再生装置において、フレキシブルディスクを再生した場合におけるフォーカスエラー信号の発生状況を示す図である。 本発明の薄型光ディスク記録再生装置において、外径の異なる姿勢制御兼光学補正板(姿勢制御板)を用いた場合におけるフォーカスエラー信号の発生状況を示す図である。 本発明の薄型光ディスク記録再生装置において、様々な姿勢制御方式及び表面処理方法を適用した場合におけるフォーカスエラー信号の発生状況を示す図である。 通常の厚板基板、薄型基板に関して、周波数と面ぶれ量との関係を示すグラフである。
符号の説明
101 姿勢制御板
102 姿勢制御兼光学補正板
103 ターンテーブル
104 クランプ
105 スペーサー
106 フレキシブルディスク
107 エア流入口
201 樹脂ディスペンサ
202 照射器
203 カメラ
204 モーター
205 調整ステージ
206 コントローラー

Claims (12)

  1. 薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面に平行に配置されてディスク回転時に薄型光ディスクの姿勢を制御する姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、
    前記姿勢制御板の薄型光ディスクと対向する面にスペーサーを設けることにより、ディスク回転時に、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定の間隔を確保するようにしたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面の両側において該回転面に平行に配置されてディスク回転時に薄型光ディスクの姿勢を制御する1対の姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、
    前記各姿勢制御板の薄型光ディスクと対向する面にスペーサーを設けることにより、ディスク回転時に、前記各姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定の間隔を確保するようにしたことを特徴とする記録再生装置。
  3. 前記姿勢制御板のうち少なくとも1つは、薄型光ディスクに照射される記録再生用レーザーに対して光学補正を行うものであり、前記記録再生装置は、前記光学補正を行う姿勢制御板を通じて薄型光ディスクに記録再生用レーザーを照射することにより記録再生を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録再生装置。
  4. 前記スペーサーは、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間の空間において、前記姿勢制御板及び薄型光ディスクの半径方向に貫通した1以上の通気口を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  5. 前記姿勢制御板は、前記スペーサーの設置位置よりも外周寄りの位置に1以上の貫通した通気口を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  6. 前記記録再生装置は、前記姿勢制御板及び薄型光ディスクをディスク回転軸に固定するためのクランプであって、ディスク回転軸方向に貫通した1以上の通気口を有するクランプを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  7. 前記姿勢制御板は、薄型光ディスクよりも大きな外径を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  8. 前記姿勢制御板及び薄型光ディスクのうち、少なくとも1つの表面に帯電防止加工を施したことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  9. 前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの対向する表面に、同じ組成からなる帯電防止用被膜が形成されている請求項7に記載の記録再生装置。
  10. 薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面に平行に配置された姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、薄型光ディスクの姿勢を制御する方法であって、
    前記姿勢制御板の薄型光ディスクと対向する面において、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定の間隔を確保するためのスペーサーを設け、
    前記スペーサーに前記姿勢制御板及び薄型光ディスクの半径方向に貫通した1以上の通気口を設けることにより、
    ディスク回転時に、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定に空気の流れを発生させることを特徴とする方法。
  11. 薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面に平行に配置された姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、薄型光ディスクの姿勢を制御する方法であって、
    前記姿勢制御板の薄型光ディスクと対向する面において、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定の間隔を確保するためのスペーサーを設け、
    前記姿勢制御板において、前記スペーサーの設置位置よりも外周寄りの位置に1以上の貫通した通気口を設けることにより、
    ディスク回転時に、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定に空気の流れを発生させることを特徴とする方法。
  12. 薄型光ディスクと、薄型光ディスクの回転面に平行に配置された姿勢制御板とを備えた記録再生装置において、薄型光ディスクの姿勢を制御する方法であって、
    前記姿勢制御板及び薄型光ディスクをディスク回転軸に固定するためのクランプにおいて、ディスク回転軸方向に貫通した1以上の通気口を設けることにより、
    ディスク回転時に、前記姿勢制御板と薄型光ディスクとの間に一定に空気の流れを発生させることを特徴とする方法。
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