JP2000228078A - ハ―ドディスクドライブ用のフィルタリング装置 - Google Patents
ハ―ドディスクドライブ用のフィルタリング装置Info
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- JP2000228078A JP2000228078A JP2000003035A JP2000003035A JP2000228078A JP 2000228078 A JP2000228078 A JP 2000228078A JP 2000003035 A JP2000003035 A JP 2000003035A JP 2000003035 A JP2000003035 A JP 2000003035A JP 2000228078 A JP2000228078 A JP 2000228078A
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- G11B33/14—Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
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- G11B33/1446—Reducing contamination, e.g. by dust, debris
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハードディスクが内蔵されたハウジング内の
パーチクルをフィルタリングするためのハードディスク
ドライブ用のフィルタリング装置を提供する。 【解決手段】 内部にハードディスクが回転自在に設け
られたハウジングと、前記ハウジング内の流動空気から
パーチクルを濾過するためのフィルターと、前記ハウジ
ング内の天井及び底部に設けられ、前記フィルターの上
下部を包んで支持するホルダとを含み、前記フィルター
と前記天井及び底部との間の間隙の発生を抑制するよう
になったことを特徴とする。これにより、フィルターと
ハウジングの天井及び底部のそれぞれの間に間隙が発生
しないので、従来のものに比べてフィルター性能を向上
させうる。
パーチクルをフィルタリングするためのハードディスク
ドライブ用のフィルタリング装置を提供する。 【解決手段】 内部にハードディスクが回転自在に設け
られたハウジングと、前記ハウジング内の流動空気から
パーチクルを濾過するためのフィルターと、前記ハウジ
ング内の天井及び底部に設けられ、前記フィルターの上
下部を包んで支持するホルダとを含み、前記フィルター
と前記天井及び底部との間の間隙の発生を抑制するよう
になったことを特徴とする。これにより、フィルターと
ハウジングの天井及び底部のそれぞれの間に間隙が発生
しないので、従来のものに比べてフィルター性能を向上
させうる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスクが内
蔵されたハウジング内のパーチクルをフィルタリングす
るためのハードディスクドライブ用のフィルタリング装
置に関する。
蔵されたハウジング内のパーチクルをフィルタリングす
るためのハードディスクドライブ用のフィルタリング装
置に関する。
【従来の技術】一般に、ハードディスクドライブはコン
ピュータの補助記憶装置として使われる。図1は従来の
ハードディスクドライブであって、ハウジング1と、前
記ハウジング1内に設けられたハードディスク4及びフィ
ルタリング装置を具備する。前記ハウジング1は前記ハ
ードディスク4が回転自在に設けられたベース3と、前記
ハードディスク4を包んで保護するためにベース3の上部
に結合されるカバー部材2を具備する。通常、前記ハー
ドディスク4は多量の情報記録のために多層構造よりな
る。アクチュエータアーム5の端部に設けられたヘッド6
は高速回転されるハードディスク4に情報を記録した
り、記録された情報を再生する。前記フィルタリング装
置は前記ハウジング1内に不要に存在するホコリなどの
パーチクルを濾過するためのものである。このようなフ
ィルタリング装置はフィルター7と、前記カバー部材2の
底面2aに備えられたホルダ8とを具備する。前記フィル
ター7はパーチクルを濾過するためにスポンジのような
構造を有する。フィルター7はホルダ8に包まれて支持さ
れる。前記ホルダ8はカバー部材2の底面2aに突設され
る。このホルダ8はフィルター7の両側を支持するように
一対が所定の間隔に備えられる。前記構造において、前
記ハードディスク4が矢印A方向に高速回転されると、ハ
ウジング1内のパーチクルは空気と共にハードディスク4
の回転により流動される。流動されるパーチクルはカバ
ー部材2内の縁部側への移動中にフィルター7によりフィ
ルタリングされる。ところが、前述したような構成を有
する従来のフィルタリング装置はホルダ8がカバー部材2
の底面2aでのみ突設されている。従って、図２に示され
るように、フィルター7とカバー部材2の底面2aとの間
に、そして、フィルター7とベース3の上面3aとの間には
各々間隙G1、G2が生じる。このような間隙G1、G2にハウ
ジング1内のパーチクルがフィルタリングされずにその
まま通過するのでフィルター7のフィルタリング性能が
劣る問題点がある。一方、図３（Ａ）及び図３（Ｂ）に
示されたように、従来にはベース3の上面3aに備えられ
たホルダ8′と、前記ホルダ8′に支持されるフィルター
7とを具備したフィルタリング装置もハードディスクド
ライブに採用されたことがある。ところが、この場合に
もフィルター7とカバー部材2の底面2aとの間に、そして
フィルター7とベース3の上面3aとの間に各々間隙G1、G2
が発生される。従って、フィルター7のフィルタリング
性能が劣る問題点がある。
ピュータの補助記憶装置として使われる。図1は従来の
ハードディスクドライブであって、ハウジング1と、前
記ハウジング1内に設けられたハードディスク4及びフィ
ルタリング装置を具備する。前記ハウジング1は前記ハ
ードディスク4が回転自在に設けられたベース3と、前記
ハードディスク4を包んで保護するためにベース3の上部
に結合されるカバー部材2を具備する。通常、前記ハー
ドディスク4は多量の情報記録のために多層構造よりな
る。アクチュエータアーム5の端部に設けられたヘッド6
は高速回転されるハードディスク4に情報を記録した
り、記録された情報を再生する。前記フィルタリング装
置は前記ハウジング1内に不要に存在するホコリなどの
パーチクルを濾過するためのものである。このようなフ
ィルタリング装置はフィルター7と、前記カバー部材2の
底面2aに備えられたホルダ8とを具備する。前記フィル
ター7はパーチクルを濾過するためにスポンジのような
構造を有する。フィルター7はホルダ8に包まれて支持さ
れる。前記ホルダ8はカバー部材2の底面2aに突設され
る。このホルダ8はフィルター7の両側を支持するように
一対が所定の間隔に備えられる。前記構造において、前
記ハードディスク4が矢印A方向に高速回転されると、ハ
ウジング1内のパーチクルは空気と共にハードディスク4
の回転により流動される。流動されるパーチクルはカバ
ー部材2内の縁部側への移動中にフィルター7によりフィ
ルタリングされる。ところが、前述したような構成を有
する従来のフィルタリング装置はホルダ8がカバー部材2
の底面2aでのみ突設されている。従って、図２に示され
るように、フィルター7とカバー部材2の底面2aとの間
に、そして、フィルター7とベース3の上面3aとの間には
各々間隙G1、G2が生じる。このような間隙G1、G2にハウ
ジング1内のパーチクルがフィルタリングされずにその
まま通過するのでフィルター7のフィルタリング性能が
劣る問題点がある。一方、図３（Ａ）及び図３（Ｂ）に
示されたように、従来にはベース3の上面3aに備えられ
たホルダ8′と、前記ホルダ8′に支持されるフィルター
7とを具備したフィルタリング装置もハードディスクド
ライブに採用されたことがある。ところが、この場合に
もフィルター7とカバー部材2の底面2aとの間に、そして
フィルター7とベース3の上面3aとの間に各々間隙G1、G2
が発生される。従って、フィルター7のフィルタリング
性能が劣る問題点がある。
【発明が解決しようとする課題】前記問題点を解決する
ための本発明の目的は、フィルターのフィルタリング効
果を向上させうるようにホルダの構造が改善されたハー
ドディスクドライブ用のフィルタリング装置を提供する
ことである。
ための本発明の目的は、フィルターのフィルタリング効
果を向上させうるようにホルダの構造が改善されたハー
ドディスクドライブ用のフィルタリング装置を提供する
ことである。
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るハードディスクドライブ用のフィルタリ
ング装置は、内部にハードディスクが回転自在に設けら
れたハウジングと、前記ハウジング内の流動空気からパ
ーチクルを濾過するためのフィルターと、前記ハウジン
グ内の天井及び底部に設けられ、前記フィルターの上下
端部を包んで支持するホルダとを含み、前記フィルター
と前記天井及び底部との間の間隙の発生を抑制するよう
にしたことを特徴とする。ここで、前記ホルダは、前記
ハウジング内の天井から突設され、前記フィルターの一
端部を包んで支持する支持溝を有するメインホルダと、
前記メインホルダに対応するように前記ハウジング内の
底部に突設され、前記フィルターの他端部を包んで支持
する収容溝を有する補助ホルダとを含むことが望まし
い。また、前記メインホルダは、前記天井から所定の高
さに突設され、所定間隔に離隔された一対のメイン支持
部と、前記一対のメイン支持部の間にそのメイン支持部
より低く形成された補助支持部とを含み、前記支持溝は
前記メイン支持部と前記補助支持部に亙って形成された
ことが望ましい。また、前記メインホルダと前記補助ホ
ルダ各々は同じ高さに形成され、その各々は前記天井と
底部から所定の高さと所定の間隔に突設された一対のメ
イン支持部と、前記メイン支持部の間にそのメイン支持
部より低く形成された補助支持部とを含み、前記メイン
支持部と前記補助支持部に亙って前記支持溝及び前記収
容溝が形成されたことが望ましい。また、前記ホルダ
は、前記ハウジング内部の底部または天井から突設さ
れ、前記フィルターの一端部を包んで支持するための支
持溝を有するメインホルダと、前記メインホルダに対応
するように前記ハウジング内の底部または天井から引込
形成されて前記フィルターの他端部を包んで支持する収
容部とを含むことが望ましい。また、前記ホルダは、前
記ハウジング内部の天井または底部から突設され、前記
フィルターの縁部を包んで支持する支持溝を有するメイ
ンホルダと、前記メインホルダと前記天井または前記メ
インホルダと前記底部との間をシーリングするためのシ
ーリング部材とを含むことが望ましい。また、前記メイ
ンホルダには前記流動空気が通過する貫通口が形成さ
れ、前記貫通口の内側面に前記支持溝が形成されたこと
が望ましい。前記ハウジング内にはハウジングの何れか
一個所の角部に設けられ、前記ハードディスクの半径方
向に回動可能なアクチュエータアームが備えられ、前記
ハウジング内で前記アクチュエータアームの対角線上の
角部を第1コーナー、前記ハードディスクの回転方向に
前記第1コーナーに隣接した角部を第2コーナーと定義す
る際、前記ホルダは前記第2コーナーに設けられたこと
が望ましい。また、前記ホルダの一側から前記ハードデ
ィスクと一対向し、前記フィルターの吸気面と所定の角
度を保つように延設され、前記ハウジング内の流動空気
を前記フィルターの吸気面にガイドする第1ガイド部
と、前記ホルダの他側から前記ハードディスクと対向
し、前記フィルターの背面と所定の角度を保つように延
設され、前記フィルターの背面に流動空気が逆流される
ことを防ぐ第2ガイド部とをさらに含むことが望まし
い。前記目的を達成するための本発明の他の側面に係る
ハードディスクドライブ用のフィルタリング装置は、ハ
ードディスクが回転自在に設けられたベース及び前記ベ
ースの上部に結合されるカバー部材を有するハウジング
と、前記ハウジング内の流動空気からパーチクルを濾過
するためのフィルターと、前記カバー部材の底面及び前
記ベースの上面に設けられ、前記フィルターの一端部と
他端部を包んで支持するホルダとを含み、前記フィルタ
ーと前記カバー部材の底面及び前記ベースの上面との間
の間隙の発生を抑制するようにしたことを特徴とする。
の本発明に係るハードディスクドライブ用のフィルタリ
ング装置は、内部にハードディスクが回転自在に設けら
れたハウジングと、前記ハウジング内の流動空気からパ
ーチクルを濾過するためのフィルターと、前記ハウジン
グ内の天井及び底部に設けられ、前記フィルターの上下
端部を包んで支持するホルダとを含み、前記フィルター
と前記天井及び底部との間の間隙の発生を抑制するよう
にしたことを特徴とする。ここで、前記ホルダは、前記
ハウジング内の天井から突設され、前記フィルターの一
端部を包んで支持する支持溝を有するメインホルダと、
前記メインホルダに対応するように前記ハウジング内の
底部に突設され、前記フィルターの他端部を包んで支持
する収容溝を有する補助ホルダとを含むことが望まし
い。また、前記メインホルダは、前記天井から所定の高
さに突設され、所定間隔に離隔された一対のメイン支持
部と、前記一対のメイン支持部の間にそのメイン支持部
より低く形成された補助支持部とを含み、前記支持溝は
前記メイン支持部と前記補助支持部に亙って形成された
ことが望ましい。また、前記メインホルダと前記補助ホ
ルダ各々は同じ高さに形成され、その各々は前記天井と
底部から所定の高さと所定の間隔に突設された一対のメ
イン支持部と、前記メイン支持部の間にそのメイン支持
部より低く形成された補助支持部とを含み、前記メイン
支持部と前記補助支持部に亙って前記支持溝及び前記収
容溝が形成されたことが望ましい。また、前記ホルダ
は、前記ハウジング内部の底部または天井から突設さ
れ、前記フィルターの一端部を包んで支持するための支
持溝を有するメインホルダと、前記メインホルダに対応
するように前記ハウジング内の底部または天井から引込
形成されて前記フィルターの他端部を包んで支持する収
容部とを含むことが望ましい。また、前記ホルダは、前
記ハウジング内部の天井または底部から突設され、前記
フィルターの縁部を包んで支持する支持溝を有するメイ
ンホルダと、前記メインホルダと前記天井または前記メ
インホルダと前記底部との間をシーリングするためのシ
ーリング部材とを含むことが望ましい。また、前記メイ
ンホルダには前記流動空気が通過する貫通口が形成さ
れ、前記貫通口の内側面に前記支持溝が形成されたこと
が望ましい。前記ハウジング内にはハウジングの何れか
一個所の角部に設けられ、前記ハードディスクの半径方
向に回動可能なアクチュエータアームが備えられ、前記
ハウジング内で前記アクチュエータアームの対角線上の
角部を第1コーナー、前記ハードディスクの回転方向に
前記第1コーナーに隣接した角部を第2コーナーと定義す
る際、前記ホルダは前記第2コーナーに設けられたこと
が望ましい。また、前記ホルダの一側から前記ハードデ
ィスクと一対向し、前記フィルターの吸気面と所定の角
度を保つように延設され、前記ハウジング内の流動空気
を前記フィルターの吸気面にガイドする第1ガイド部
と、前記ホルダの他側から前記ハードディスクと対向
し、前記フィルターの背面と所定の角度を保つように延
設され、前記フィルターの背面に流動空気が逆流される
ことを防ぐ第2ガイド部とをさらに含むことが望まし
い。前記目的を達成するための本発明の他の側面に係る
ハードディスクドライブ用のフィルタリング装置は、ハ
ードディスクが回転自在に設けられたベース及び前記ベ
ースの上部に結合されるカバー部材を有するハウジング
と、前記ハウジング内の流動空気からパーチクルを濾過
するためのフィルターと、前記カバー部材の底面及び前
記ベースの上面に設けられ、前記フィルターの一端部と
他端部を包んで支持するホルダとを含み、前記フィルタ
ーと前記カバー部材の底面及び前記ベースの上面との間
の間隙の発生を抑制するようにしたことを特徴とする。
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳しく説明する。図４は本発明の第1実施例に係る
ハードディスクドライブ用のフィルタリング装置の概略
的な分離斜視図であり、図５（Ａ）は図４に示されたカ
バー部材の底面図である。図４及び図５（Ａ）を各々参
照するに、ハウジング10内にハードディスク12と、アク
チュエータアーム16が設けられている。ハウジング10は
ハードディスク12を支持するベース30と、ベース30の上
部に結合されるカバー部材20を具備する。ベース30とカ
バー部材20との間にはガスケット11が介在される。ハー
ドディスク12は記録媒体であって、通常多層構造で設け
られ、スピンドルモータ(図示せず）の駆動力により高
速回転される。アクチュエータアーム16の端部には記録
／再生手段のヘッド14が設けられる。このアクチュエー
タアーム16はベース30に設けられたボイスコイルモータ
18の駆動力により回動される。アクチュエータアーム16
の回動時、ヘッド14はハードディスク12の半径方向に移
動される。また、ハウジング10内にはフィルター40と、
このフィルター40を支持するためのホルダが備えられ
る。フィルター40はハウジング10内の空気中に含まれた
ホコリなどのパーチクルをフィルタリングするためのも
のである。従って、フィルター40は軽くて安価の通常の
スポンジの構成を有する。ホルダはフィルター40とベー
ス30の上面32との間と、フィルター40とカバー部材20の
底面22との間における間隙の発生を防止する。このよう
なホルダは、図５（Ｂ）に示されたように、カバー部材
20に形成されたメインホルダ50と、ベース30に形成され
た補助ホルダ60とを具備する。メインホルダ50はカバー
部材20の底面22から突設された一対のメイン支持部54を
具備する。メイン支持部54はフィルター40の側部を支持
する。このようなメイン支持部54は各々底面22から所定
の高さに柱状に突設され、所定間隔に離隔される。メイ
ン支持部54の間にはメイン支持部54より低く補助支持部
56が形成される。また、メイン支持部54と補助支持部56
に亙って支持溝52が形成される。この支持溝52にはフィ
ルター40の一端部42と両側端部の一部が嵌込支持され
る。従って、底面22とフィルター40との間の間隙の発生
が防止される。補助ホルダ60はメインホルダ50に対応す
るようにベース30の上面32に突設される。この補助ホル
ダ60にはフィルター40の他端部44が嵌込支持される収容
溝62が形成される。収容溝62にフィルター40が嵌込まれ
ることによって上面32とフィルター40の他端部44との間
の間隙の発生が防止される。また、メインホルダ50には
ハウジング10内の流動空気をフィルター40の吸気面45、
即ち流動空気が投入される吸気面45にガイドするための
ガイド部70が一体に形成される。ガイド部70はメイン支
持部54のうちハードディスク12に近いメイン支持部54′
から延設される。また、ガイド部70は流動空気を吸気面
45に円滑にガイドするようにその吸気面45に対して所定
の角度を保つように備えられる。また、ガイド部70と吸
気面45との間の角度は鋭角であることが望ましい。一
方、本実施例ではメインホルダ50をカバー部材20に形成
し、補助ホルダ60をベース30に形成したが、これは例示
的なものに過ぎない。従って、図示しないが、メインホ
ルダ50をベース30に形成し、補助ホルダ60をカバー部材
20に形成しても本発明の目的を十分に達成しうる。以
下、前記構成を有する本発明の第1実施例に係るフィルタ
リング装置の作用及び効果を詳しく説明する。まず、図
４においてハードディスク12に情報を記録したり、記録
された情報の再生動作時、ハードディスク12は高速に回
転される。この際、ハウジング10内の空気はハードディ
スク12の回転方向と同一な矢印A方向に流動される。流
動空気中の一部は図５（Ａ）に示されたように、ガイド
部70によりガイドされる。この際、従来とは違ってフィ
ルター40と上面32及び底面22との間に各々間隙がないた
めに、ガイドされた空気はフィルター40の吸気面45に全
て投入されてフィルター40の背面46に排出される。従っ
て、流動空気中のパーチクルはフィルター40により大部
分濾過され、残りの清潔な空気はそのまま通過する。つ
まり、フィルター40は従来に比べて流動空気中のパーチ
クルを効率よく濾過することによってパーチクルによる
ハードディスク12及びヘッド14の汚染を減らしうる。ま
た、ハードディスク12及びヘッド14の汚染減少によって
ハードディスクドライブ内の各種機器の誤動作やエラー
の発生を減らしうる。図６は本発明の第2実施例に係る
ハードディスクドライブ用のフィルタリング装置の概略
的な平面図であり、図７（Ａ）は図６のＩＶ−ＩＶ線の
断面図である。また、図７（Ｂ）は図６のＶ−Ｖ線の断
面図である。図６及び図７（Ａ）、（Ｂ）を各々参照す
るに、第2実施例に係るフィルタリング装置はフィルタ
ー40を支持するためのホルダとしてベース30に形成され
たメインホルダ150と、カバー部材20に形成された補助
ホルダ160とを具備する。メインホルダ150は図４に示さ
れたメインホルダ50とほぼ同一な構造を有する。従っ
て、メインホルダ150はベース30の上面32から柱状に突
設された一対のメイン支持部154と、そのメイン支持部1
54の間に形成された補助支持部156を具備する。各支持
部154、156に亙って形成された支持溝152にはフィルタ
ー40の他端部44と両側部が嵌込まれる。従って、フィル
ター40の他端部44とベース30の上面32との間に間隙が発
生されない。一方、補助支持部156はメイン支持部154よ
り低くメイン支持部154と一体に形成される。補助ホル
ダ160はメインホルダ150に対応するようにカバー部材20
の底面22から突設される。補助ホルダ160にはフィルタ
ー40の一端部42を収容する収容溝162が形成される。収
容溝162にフィルター40が嵌め込まれることによってカ
バー部材20の底面22とフィルター40との間に間隙が発生
されない。また、メインホルダ150にはハウジング10内
の流動空気をガイドするガイド部170が一体に形成され
る。具体的に、ガイド部170はハードディスク12に近い
メイン支持部154′の両側に形成される。また、ガイド
部170は流動空気をフィルター40の吸気面45にガイドす
る第1ガイド部172と、フィルター40の背面46に流動空気
の逆流を防止する第2ガイド部174とで構成される。従っ
て、各ガイド部172、174は各々メイン支持部154′から
相互逆方向に伸びている。具体的に、第1ガイド部172は
吸気面45と鈍角を成すように形成され、第2ガイド部174
は前記背面46と鋭角をなすように形成される。ここで
も、メインホルダ150と補助ホルダ160の位置を置換えて
も良い。一方、図８に概略的に示されたように、ハウジ
ング10の内部においてアクチュエータアーム16の対角線
上の角部を第1コーナーC1、ハードディスク12の回転方
向に第1コーナーC1に隣接した角部を第2コーナーC2、ア
クチュエータアーム16に隣接した角部を第3コーナーC3
と定義しうる。この際、図９（Ａ）に示されたように、
メインホルダ150′及びフィルター40は第2コーナーC2に
設けられることが望ましい。この場合、図９（Ｂ）に示
されたように補助ホルダ160′も第2コーナーC2に設けら
れる。ここで、前記各ホルダ150′、160′はホルダ15
0、160（図７（Ａ））の多少変形された形状を有する。
しかし、ホルダ150′、160′はフィルター40の両端部4
2、44を包んで支持する構造においてはホルダ150、160
と実質的に同一なので特徴部分のみ説明する。前記メイ
ンホルダ150′は前記第2コーナーC2でハードディスク12
の回転中心方向に向かうように形成される。また、メイ
ンホルダ150′のハードディスク12に対面する一側には
流動空気をガイドするガイド部170′が形成される。こ
のガイド部170′はフィルター40の吸気面45と背面４６
のそれぞれに対してほぼ直角をなす。このようにフィル
ター40を第2コーナーC2に設けると、第1コーナーC1また
は第3コーナーC3に設けた時より優れたフィルター性能
が得られる。このフィルター性能を図１０に基づいて詳
しく説明する。図１０は第1コーナーC1と第2コーナーC2
におけるフィルター性能(time to clean-up：TTCU)を比
較したグラフである。ここで、TTCUは所定の空間に存在
するパーチクルの50%を濾過するのにかかる所要時間を
絶対記号T50で表す。グラフを通して分かるように、フ
ィルター40を第2コーナーC2に設けた場合のフィルター
性能はT50=42であって、第1コーナーC1におけるフィル
ター性能T50=86より良い。従って、フィルタリング時間
をほぼ半分に短縮しうる。一方、図１０において第1コ
ーナーC1と第2コーナーC2におけるフィルター性能のみ
を比較した理由は、第3コーナーC3と（図８参照)におけ
る空気流動量は第1及び第2コーナーC1、C2に比べて相対
的に少ないからである。即ち、通常のハードディスク12
は矢印A方向に回転することによって、アクチュエータ
アーム16により必然的に渦流が発生する第3コーナーC3
では空気流動量が少なく、第1及び第2コーナーC1、C2で
空気流動量が多い。従って、第1及び第2コーナーC1、C2
でパーチクルを除去しやすい。図１１は本発明の第4実
施例に係るハードディスクドライブ用のフィルタリング
装置の概略的な断面図である。フィルター40を支持する
ためのホルダはカバー部材20に形成されたメインホルダ
250と、ベース30に形成された収容部34を具備する。前
記メインホルダ250はカバー部材20の底面22から突設さ
れた一対のメイン支持部254と、メイン支持部254の間に
形成された補助支持部256を具備する。メイン支持部254
と補助支持部256との間に亙って形成された支持溝252に
はフィルター40の一端部42と両側端部の一部が嵌め込ま
れる。前記収容部34はメインホルダ250に対応するよう
にベース30の上面32に引込形成される。この収容部34に
はフィルター40の他端部44が嵌込支持される。従って、
フィルター40と前記底面22との間、フィルター40の上面
32の間のそれぞれには間隙が発生されない。図１２は本
発明の第5実施例に係るフィルタリング装置を示す概略
的な断面図である。カバー部材20の底面22に形成された
メインホルダ350とベース30の間にシーリング部材360が
設けられる。メインホルダ350は中心部に貫通口351が形
成された窓枠状を有する。また、貫通口351の内側面353
にはフィルター40を収容して支持するための支持溝352
が引込形成される。従って、支持溝352に嵌込まれたフ
ィルター40は少なくとも三つの枠部が支持溝352に包ま
れる。そして、フィルター40は貫通口351を通過する流
動空気からパーチクルを濾過しうる。シーリング部材36
0はメインホルダ350とベース30の上面32との間に間隙が
発生しないように設けられる。シーリング部材360は弾
性変形可能なゴムなどの材質よりなり、上面32に接着剤
により接着される。また、シーリング部材360はベース3
0とカバー部材20との結合時、その結合力により弾性変
形されながらメインホルダ350と密着されてその間をシ
ーリングする。図１３は本発明の第6実施例に係るフィ
ルタリング装置を示す概略的な断面図である。カバー部
材20の底面22とベース30の上面32のそれぞれに一対のメ
インホルダ450が突設される。各メインホルダ450のメイ
ン支持部454は底面22及び上面32のそれぞれからほぼ同
一な高さに突設される。そして、メイン支持部454の間
に形成された補助支持部456とメイン支持部454に亙って
支持溝452が形成される。支持溝452にフィルター40の一
端部42と他端部44及び両側端部の一部が包まれるので間
隙が発生されない。一方、前記第4実施例乃至第6実施例
の各々では図４に示されたように、流動空気をガイドす
るためのガイド部が設けられる。
明を詳しく説明する。図４は本発明の第1実施例に係る
ハードディスクドライブ用のフィルタリング装置の概略
的な分離斜視図であり、図５（Ａ）は図４に示されたカ
バー部材の底面図である。図４及び図５（Ａ）を各々参
照するに、ハウジング10内にハードディスク12と、アク
チュエータアーム16が設けられている。ハウジング10は
ハードディスク12を支持するベース30と、ベース30の上
部に結合されるカバー部材20を具備する。ベース30とカ
バー部材20との間にはガスケット11が介在される。ハー
ドディスク12は記録媒体であって、通常多層構造で設け
られ、スピンドルモータ(図示せず）の駆動力により高
速回転される。アクチュエータアーム16の端部には記録
／再生手段のヘッド14が設けられる。このアクチュエー
タアーム16はベース30に設けられたボイスコイルモータ
18の駆動力により回動される。アクチュエータアーム16
の回動時、ヘッド14はハードディスク12の半径方向に移
動される。また、ハウジング10内にはフィルター40と、
このフィルター40を支持するためのホルダが備えられ
る。フィルター40はハウジング10内の空気中に含まれた
ホコリなどのパーチクルをフィルタリングするためのも
のである。従って、フィルター40は軽くて安価の通常の
スポンジの構成を有する。ホルダはフィルター40とベー
ス30の上面32との間と、フィルター40とカバー部材20の
底面22との間における間隙の発生を防止する。このよう
なホルダは、図５（Ｂ）に示されたように、カバー部材
20に形成されたメインホルダ50と、ベース30に形成され
た補助ホルダ60とを具備する。メインホルダ50はカバー
部材20の底面22から突設された一対のメイン支持部54を
具備する。メイン支持部54はフィルター40の側部を支持
する。このようなメイン支持部54は各々底面22から所定
の高さに柱状に突設され、所定間隔に離隔される。メイ
ン支持部54の間にはメイン支持部54より低く補助支持部
56が形成される。また、メイン支持部54と補助支持部56
に亙って支持溝52が形成される。この支持溝52にはフィ
ルター40の一端部42と両側端部の一部が嵌込支持され
る。従って、底面22とフィルター40との間の間隙の発生
が防止される。補助ホルダ60はメインホルダ50に対応す
るようにベース30の上面32に突設される。この補助ホル
ダ60にはフィルター40の他端部44が嵌込支持される収容
溝62が形成される。収容溝62にフィルター40が嵌込まれ
ることによって上面32とフィルター40の他端部44との間
の間隙の発生が防止される。また、メインホルダ50には
ハウジング10内の流動空気をフィルター40の吸気面45、
即ち流動空気が投入される吸気面45にガイドするための
ガイド部70が一体に形成される。ガイド部70はメイン支
持部54のうちハードディスク12に近いメイン支持部54′
から延設される。また、ガイド部70は流動空気を吸気面
45に円滑にガイドするようにその吸気面45に対して所定
の角度を保つように備えられる。また、ガイド部70と吸
気面45との間の角度は鋭角であることが望ましい。一
方、本実施例ではメインホルダ50をカバー部材20に形成
し、補助ホルダ60をベース30に形成したが、これは例示
的なものに過ぎない。従って、図示しないが、メインホ
ルダ50をベース30に形成し、補助ホルダ60をカバー部材
20に形成しても本発明の目的を十分に達成しうる。以
下、前記構成を有する本発明の第1実施例に係るフィルタ
リング装置の作用及び効果を詳しく説明する。まず、図
４においてハードディスク12に情報を記録したり、記録
された情報の再生動作時、ハードディスク12は高速に回
転される。この際、ハウジング10内の空気はハードディ
スク12の回転方向と同一な矢印A方向に流動される。流
動空気中の一部は図５（Ａ）に示されたように、ガイド
部70によりガイドされる。この際、従来とは違ってフィ
ルター40と上面32及び底面22との間に各々間隙がないた
めに、ガイドされた空気はフィルター40の吸気面45に全
て投入されてフィルター40の背面46に排出される。従っ
て、流動空気中のパーチクルはフィルター40により大部
分濾過され、残りの清潔な空気はそのまま通過する。つ
まり、フィルター40は従来に比べて流動空気中のパーチ
クルを効率よく濾過することによってパーチクルによる
ハードディスク12及びヘッド14の汚染を減らしうる。ま
た、ハードディスク12及びヘッド14の汚染減少によって
ハードディスクドライブ内の各種機器の誤動作やエラー
の発生を減らしうる。図６は本発明の第2実施例に係る
ハードディスクドライブ用のフィルタリング装置の概略
的な平面図であり、図７（Ａ）は図６のＩＶ−ＩＶ線の
断面図である。また、図７（Ｂ）は図６のＶ−Ｖ線の断
面図である。図６及び図７（Ａ）、（Ｂ）を各々参照す
るに、第2実施例に係るフィルタリング装置はフィルタ
ー40を支持するためのホルダとしてベース30に形成され
たメインホルダ150と、カバー部材20に形成された補助
ホルダ160とを具備する。メインホルダ150は図４に示さ
れたメインホルダ50とほぼ同一な構造を有する。従っ
て、メインホルダ150はベース30の上面32から柱状に突
設された一対のメイン支持部154と、そのメイン支持部1
54の間に形成された補助支持部156を具備する。各支持
部154、156に亙って形成された支持溝152にはフィルタ
ー40の他端部44と両側部が嵌込まれる。従って、フィル
ター40の他端部44とベース30の上面32との間に間隙が発
生されない。一方、補助支持部156はメイン支持部154よ
り低くメイン支持部154と一体に形成される。補助ホル
ダ160はメインホルダ150に対応するようにカバー部材20
の底面22から突設される。補助ホルダ160にはフィルタ
ー40の一端部42を収容する収容溝162が形成される。収
容溝162にフィルター40が嵌め込まれることによってカ
バー部材20の底面22とフィルター40との間に間隙が発生
されない。また、メインホルダ150にはハウジング10内
の流動空気をガイドするガイド部170が一体に形成され
る。具体的に、ガイド部170はハードディスク12に近い
メイン支持部154′の両側に形成される。また、ガイド
部170は流動空気をフィルター40の吸気面45にガイドす
る第1ガイド部172と、フィルター40の背面46に流動空気
の逆流を防止する第2ガイド部174とで構成される。従っ
て、各ガイド部172、174は各々メイン支持部154′から
相互逆方向に伸びている。具体的に、第1ガイド部172は
吸気面45と鈍角を成すように形成され、第2ガイド部174
は前記背面46と鋭角をなすように形成される。ここで
も、メインホルダ150と補助ホルダ160の位置を置換えて
も良い。一方、図８に概略的に示されたように、ハウジ
ング10の内部においてアクチュエータアーム16の対角線
上の角部を第1コーナーC1、ハードディスク12の回転方
向に第1コーナーC1に隣接した角部を第2コーナーC2、ア
クチュエータアーム16に隣接した角部を第3コーナーC3
と定義しうる。この際、図９（Ａ）に示されたように、
メインホルダ150′及びフィルター40は第2コーナーC2に
設けられることが望ましい。この場合、図９（Ｂ）に示
されたように補助ホルダ160′も第2コーナーC2に設けら
れる。ここで、前記各ホルダ150′、160′はホルダ15
0、160（図７（Ａ））の多少変形された形状を有する。
しかし、ホルダ150′、160′はフィルター40の両端部4
2、44を包んで支持する構造においてはホルダ150、160
と実質的に同一なので特徴部分のみ説明する。前記メイ
ンホルダ150′は前記第2コーナーC2でハードディスク12
の回転中心方向に向かうように形成される。また、メイ
ンホルダ150′のハードディスク12に対面する一側には
流動空気をガイドするガイド部170′が形成される。こ
のガイド部170′はフィルター40の吸気面45と背面４６
のそれぞれに対してほぼ直角をなす。このようにフィル
ター40を第2コーナーC2に設けると、第1コーナーC1また
は第3コーナーC3に設けた時より優れたフィルター性能
が得られる。このフィルター性能を図１０に基づいて詳
しく説明する。図１０は第1コーナーC1と第2コーナーC2
におけるフィルター性能(time to clean-up：TTCU)を比
較したグラフである。ここで、TTCUは所定の空間に存在
するパーチクルの50%を濾過するのにかかる所要時間を
絶対記号T50で表す。グラフを通して分かるように、フ
ィルター40を第2コーナーC2に設けた場合のフィルター
性能はT50=42であって、第1コーナーC1におけるフィル
ター性能T50=86より良い。従って、フィルタリング時間
をほぼ半分に短縮しうる。一方、図１０において第1コ
ーナーC1と第2コーナーC2におけるフィルター性能のみ
を比較した理由は、第3コーナーC3と（図８参照)におけ
る空気流動量は第1及び第2コーナーC1、C2に比べて相対
的に少ないからである。即ち、通常のハードディスク12
は矢印A方向に回転することによって、アクチュエータ
アーム16により必然的に渦流が発生する第3コーナーC3
では空気流動量が少なく、第1及び第2コーナーC1、C2で
空気流動量が多い。従って、第1及び第2コーナーC1、C2
でパーチクルを除去しやすい。図１１は本発明の第4実
施例に係るハードディスクドライブ用のフィルタリング
装置の概略的な断面図である。フィルター40を支持する
ためのホルダはカバー部材20に形成されたメインホルダ
250と、ベース30に形成された収容部34を具備する。前
記メインホルダ250はカバー部材20の底面22から突設さ
れた一対のメイン支持部254と、メイン支持部254の間に
形成された補助支持部256を具備する。メイン支持部254
と補助支持部256との間に亙って形成された支持溝252に
はフィルター40の一端部42と両側端部の一部が嵌め込ま
れる。前記収容部34はメインホルダ250に対応するよう
にベース30の上面32に引込形成される。この収容部34に
はフィルター40の他端部44が嵌込支持される。従って、
フィルター40と前記底面22との間、フィルター40の上面
32の間のそれぞれには間隙が発生されない。図１２は本
発明の第5実施例に係るフィルタリング装置を示す概略
的な断面図である。カバー部材20の底面22に形成された
メインホルダ350とベース30の間にシーリング部材360が
設けられる。メインホルダ350は中心部に貫通口351が形
成された窓枠状を有する。また、貫通口351の内側面353
にはフィルター40を収容して支持するための支持溝352
が引込形成される。従って、支持溝352に嵌込まれたフ
ィルター40は少なくとも三つの枠部が支持溝352に包ま
れる。そして、フィルター40は貫通口351を通過する流
動空気からパーチクルを濾過しうる。シーリング部材36
0はメインホルダ350とベース30の上面32との間に間隙が
発生しないように設けられる。シーリング部材360は弾
性変形可能なゴムなどの材質よりなり、上面32に接着剤
により接着される。また、シーリング部材360はベース3
0とカバー部材20との結合時、その結合力により弾性変
形されながらメインホルダ350と密着されてその間をシ
ーリングする。図１３は本発明の第6実施例に係るフィ
ルタリング装置を示す概略的な断面図である。カバー部
材20の底面22とベース30の上面32のそれぞれに一対のメ
インホルダ450が突設される。各メインホルダ450のメイ
ン支持部454は底面22及び上面32のそれぞれからほぼ同
一な高さに突設される。そして、メイン支持部454の間
に形成された補助支持部456とメイン支持部454に亙って
支持溝452が形成される。支持溝452にフィルター40の一
端部42と他端部44及び両側端部の一部が包まれるので間
隙が発生されない。一方、前記第4実施例乃至第6実施例
の各々では図４に示されたように、流動空気をガイドす
るためのガイド部が設けられる。
【発明の効果】前述したように本発明に係るハードディ
スクドライブ用のフィルタリング装置によれば、フィル
ターとハウジングの天井及び底部のそれぞれの間に間隙
が発生しないので、従来のものに比べてフィルター性能
を向上させうる。
スクドライブ用のフィルタリング装置によれば、フィル
ターとハウジングの天井及び底部のそれぞれの間に間隙
が発生しないので、従来のものに比べてフィルター性能
を向上させうる。
【図１】従来のフィルタリング装置が採用されたハード
ディスクドライブの概略的な分離斜視図である。
ディスクドライブの概略的な分離斜視図である。
【図２】図１の一部を切開した概略的な断面図である。
【図３】（Ａ）は従来のフィルタリング装置が採用され
たハードディスクドライブの概略的な平面図、（Ｂ）は
（Ａ）の一部を切開した概略的な断面図である。
たハードディスクドライブの概略的な平面図、（Ｂ）は
（Ａ）の一部を切開した概略的な断面図である。
【図４】本発明の第1実施例に係るハードディスクドラ
イブ用のフィルタリング装置の概略的な分離斜視図であ
る。
イブ用のフィルタリング装置の概略的な分離斜視図であ
る。
【図５】（Ａ）は図４に示されたカバー部材の概略的な
底面図、（Ｂ）は（Ａ）のB-B線に沿って切開した概略
的な断面図である。
底面図、（Ｂ）は（Ａ）のB-B線に沿って切開した概略
的な断面図である。
【図６】本発明の第2実施例に係るハードディスクドラ
イブの一部を示す概略的な平面図である。
イブの一部を示す概略的な平面図である。
【図７】（Ａ）は図６のＩＶ−ＩＶ線断面図、（Ｂ）は
図６のＶ−Ｖ線断面図である。
図６のＶ−Ｖ線断面図である。
【図８】アクチュエータアームの位置を説明するための
ハードディスクドライブの概略的な構成図である。
ハードディスクドライブの概略的な構成図である。
【図９】（Ａ）は本発明の第3実施例に係るハードディ
スクドライブ用のフィルタリング装置を示す概略的な断
面図、（Ｂ）は（Ａ）のＶＩ−ＶＩ線断面図である。
スクドライブ用のフィルタリング装置を示す概略的な断
面図、（Ｂ）は（Ａ）のＶＩ−ＶＩ線断面図である。
【図１０】図９に示されたフィルタリング装置のフィル
ター性能を実験を通して示したグラフである。
ター性能を実験を通して示したグラフである。
【図１１】本発明の第4実施例に係るハードディスクド
ライブ用のフィルタリング装置を示す概略的な断面図で
ある。
ライブ用のフィルタリング装置を示す概略的な断面図で
ある。
【図１２】本発明の第5実施例に係るハードディスクド
ライブ用のフィルタリング装置を示す概略的な断面図で
ある。
ライブ用のフィルタリング装置を示す概略的な断面図で
ある。
【図１３】本発明の第6実施例に係るハードディスクド
ライブ用のフィルタリング装置を示す概略的な断面図で
ある。
ライブ用のフィルタリング装置を示す概略的な断面図で
ある。
１０ ハウジング １１ ガスケット １２ ハードディスク １４ ヘッド １６ アクチュエータアーム １８ ボイスコイルモータ ２０ カバー部材 ２２ カバー部材の底面 ３０ ベース ３２ ベースの上面 ３４ 収容部 ４０ フィルター ４２ フィルターの一端部 ４４ フィルターの他端部 ４５ 吸気部 ４６ 背面 ５０、１５０、１５０´、２５０、３５０、４５０
メインホルダ ５２、１５２、２５２、３５２、４５２ 支持溝 ５４、５４´、１５４、１５４´、４５４ メイン支
持部 ５６、１５６、２５６、４５６ 補助支持部 ６０、１６０、１６０´ 補助ホルダ ６２、１６２ 収容溝 ７０、１７０、１７０´ ガイド部 １５０、１５０´、２５０、３５０、４５０ メイン
ホルダ １６０、１６０´ 補助ホルダ ３５１ 貫通口 ３６０ シーリング部材
メインホルダ ５２、１５２、２５２、３５２、４５２ 支持溝 ５４、５４´、１５４、１５４´、４５４ メイン支
持部 ５６、１５６、２５６、４５６ 補助支持部 ６０、１６０、１６０´ 補助ホルダ ６２、１６２ 収容溝 ７０、１７０、１７０´ ガイド部 １５０、１５０´、２５０、３５０、４５０ メイン
ホルダ １６０、１６０´ 補助ホルダ ３５１ 貫通口 ３６０ シーリング部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 晟 薫 大韓民国京畿道城南市盆唐区九美洞77番地 カチマウル大宇アパート113棟904号 (72)発明者 李 成 進 大韓民国京畿道光明市光明４洞200−６番 地 韓進アパート105棟2206号
Claims (17)
- 【請求項１】 内部にハードディスクが回転自在に設け
られたハウジングと、 前記ハウジング内の流動空気からパーチクルを濾過する
ためのフィルターと、 前記ハウジング内の天井及び底部に設けられ、前記フィ
ルターの上下端部を包んで支持するホルダとを含み、 前記フィルターと前記天井及び底部との間の間隙の発生
を抑制するようにしたことを特徴とするハードディスク
ドライブ用のフィルタリング装置。 - 【請求項２】 前記ホルダは、 前記ハウジング内の天井から突設され、前記フィルター
の一端部を包んで支持する支持溝を有するメインホルダ
と、 前記メインホルダに対応するように前記ハウジング内の
底部に突設され、前記フィルターの他端部を包んで支持
する収容溝を有する補助ホルダとを含むことを特徴とす
る請求項１に記載のハードディスクドライブ用のフィル
タリング装置。 - 【請求項３】 前記メインホルダは、 前記天井から所定の高さに突設され、所定間隔に離隔さ
れた一対のメイン支持部と、 前記一対のメイン支持部の間にそのメイン支持部より低
く形成された補助支持部とを含み、 前記支持溝は前記メイン支持部と前記補助支持部に亙っ
て形成されたことを特徴とする請求項２に記載のハード
ディスクドライブ用のフィルタリング装置。 - 【請求項４】 前記メインホルダと前記補助ホルダ各々
は同じ高さに形成され、 その各々は前記天井と底部から所定の高さと所定の間隔
に突設された一対のメイン支持部と、前記メイン支持部
の間にそのメイン支持部より低く形成された補助支持部
とを含み、 前記メイン支持部と前記補助支持部に亙って前記支持溝
及び前記収容溝が形成されたことを特徴とする請求項２
に記載のハードディスクドライブ用のフィルタリング装
置。 - 【請求項５】 前記ホルダは、 前記ハウジング内部の底部または天井から突設され、前
記フィルターの一端部を包んで支持するための支持溝を
有するメインホルダと、 前記メインホルダに対応するように前記ハウジング内の
底部または天井から引込形成されて前記フィルターの他
端部を包んで支持する収容部とを含むことを特徴とする
請求項１に記載のハードディスクドライブ用のフィルタ
リング装置。 - 【請求項６】 前記ホルダは、 前記ハウジング内部の天井または底部から突設され、前
記フィルターの縁部を包んで支持する支持溝を有するメ
インホルダと、 前記メインホルダと前記天井または前記メインホルダと
前記底部との間をシーリングするためのシーリング部材
とを含むことを特徴とする請求項１に記載のハードディ
スクドライブ用のフィルタリング装置。 - 【請求項７】 前記メインホルダには前記流動空気が通
過する貫通口が形成され、前記貫通口の内側面に前記支
持溝が形成されたことを特徴とする請求項６に記載のハ
ードディスクドライブ用のフィルタリング装置。 - 【請求項８】 前記ハウジング内にはハウジングの何れ
か一個所の角部に設けられ、前記ハードディスクの半径
方向に回動可能なアクチュエータアームが備えられ、 前記ハウジング内で前記アクチュエータアームの対角線
上の角部を第1コーナー、前記ハードディスクの回転方
向に前記第1コーナーに隣接した角部を第2コーナーと定
義する際、 前記ホルダは前記第2コーナーに設けられたことを特徴
とする請求項１に記載のハードディスクドライブ用のフ
ィルタリング装置。 - 【請求項９】 前記ホルダの一側から前記ハードディス
クと一対向し、前記フィルターの吸気面と所定の角度を
保つように延設され、前記ハウジング内の流動空気を前
記フィルターの吸気面にガイドする第1ガイド部をさら
に含むことを特徴とする請求項１に記載のハードディス
クドライブ用のフィルタリング装置。 - 【請求項１０】 前記ハードディスクと対向し、前記フ
ィルターの背面と所定の角度を保つように前記ホルダの
他側から延設され、前記フィルターの背面に流動空気が
逆流されることを防ぐ第2ガイド部をさらに含むことを
特徴とする請求項９に記載のハードディスクドライブ用
のフィルタリング装置。 - 【請求項１１】 ハードディスクが回転自在に設けられ
たベースと、前記ベースの上部に結合されるカバー部材
を有するハウジングと、 前記ハウジング内の流動空気からパーチクルを濾過する
ためのフィルターと、 前記カバー部材の底面及び前記ベースの上面に設けら
れ、前記フィルターの一端部と他端部を包んで支持する
ホルダとを含み、 前記フィルターと前記カバー部材の底面及び前記ベース
の上面との間の間隙の発生を抑制するようにしたことを
特徴とするハードディスクドライブ用のフィルタリング
装置。 - 【請求項１２】 前記ホルダは、 前記カバー部材の底面から突設され、前記フィルターの
一端部を包んで支持する支持溝を有するメインホルダ
と、 前記メインホルダに対応するように前記ベースの上面に
突設され、前記フィルターの他端部を包んで支持する収
容溝を有する補助ホルダとを含むことを特徴とする請求
項１１に記載のハードディスクドライブ用のフィルタリ
ング装置。 - 【請求項１３】 前記ホルダは、 前記ベースの上面または前記カバー部材の底面から突設
され、前記フィルターの一端部を包んで支持するための
支持溝を有するメインホルダと、 前記メインホルダに対応するように前記ベースの上面ま
たは前記カバー部材の底面から引込形成されて前記フィ
ルターの他端部を包んで支持する収容溝とを含むことを
特徴とする請求項１１に記載のハードディスクドライブ
用のフィルタリング装置。 - 【請求項１４】 前記ホルダは、 前記カバー部材の底面または前記ベースの上面から突設
され、前記フィルターの縁部を包んで支持する支持溝を
有するメインホルダと、 前記メインホルダと前記カバー部材の底面または前記メ
インホルダと前記ベースの上面との間をシーリングする
ためのシーリング部材とを含むことを特徴とする請求項
１１に記載のハードディスクドライブ用のフィルタリン
グ装置。 - 【請求項１５】 前記ハウジング内にはハウジングの何
れか一個所の角部に設けられ、前記ハードディスクの半
径方向に回動可能なアクチュエータアームが備えられ、 前記ハウジング内で前記アクチュエータアームの対角線
上の角部を第1コーナーと、前記ハードディスクの回転
方向に前記第1コーナーに隣接した角部を第2コーナーと
各々定義する際、 前記ホルダは前記第2コーナーに設けられたことを特徴
とする請求項１１に記載のハードディスクドライブ用の
フィルタリング装置。 - 【請求項１６】 前記ホルダの一側から前記ハードディ
スクと対向し、前記フィルターの吸気面と所定の角度を
保つように延設され、前記ハウジング内の流動空気を前
記フィルターの吸気面にガイドする第1ガイド部をさら
に含むことを特徴とする請求項１１に記載のハードディ
スクドライブ用のフィルタリング装置。 - 【請求項１７】 前記ホルダの他側から前記ハードディ
スクと対向し、前記フィルターの背面と所定の角度を保
つように延設され、前記フィルターの背面に流動空気が
逆流されることを防ぐ第2ガイド部をさらに含むことを
特徴とする請求項１６に記載のハードディスクドライブ
用のフィルタリング装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR10-1999-0000532A KR100440947B1 (ko) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 하드디스크 드라이브용 필터링장치 |
| KR532/1999 | 1999-01-12 |
Publications (1)
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