JP2002124077A - ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブ、ガスケットおよびトップ・カバー - Google Patents

ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブ、ガスケットおよびトップ・カバー

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JP2002124077A
JP2002124077A JP2000313252A JP2000313252A JP2002124077A JP 2002124077 A JP2002124077 A JP 2002124077A JP 2000313252 A JP2000313252 A JP 2000313252A JP 2000313252 A JP2000313252 A JP 2000313252A JP 2002124077 A JP2002124077 A JP 2002124077A
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disk
top cover
disk drive
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Koji Serizawa
弘司 芹澤
Yoshihiro Hirasaka
義広 平坂
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    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust

Abstract

(57)【要約】 【課題】 HDDに代表されるディスク・ドライブ装置
における粉塵の捕集効率を向上する。 【解決手段】 ディスク・アセンブリを収容しかつ略円
筒形のディスク収容室12bを設けるとともに、周囲に
周壁12aが立設するベース12と、ベース12におい
てディスク収容室12bとを仕切る仕切り壁13aとを
設けた捕集室13eと、ベース12の蓋として機能する
トップ・カバー14とを備えたハード・ディスク・ドラ
イブであって、トップ・カバー14とベース12の周壁
12aとの間に存在する第1ガスケット部としてのガス
ケット15aと、トップ・カバー14と捕集室13eの
仕切り壁13aとの間に存在する第2ガスケット部とし
てのガスケット15bとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハード・ディスク・
ドライブに代表されるディスク・ドライブ装置に関し、
特にディスク・ドライブ装置内の粉塵を捕集するための
フィルタの捕集効率を向上するための技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのデータ記憶手段として最
も一般的なハード・ディスク・ドライブ(以下、HD
D)は、単数または複数の磁気ディスクを同軸上に配置
し、それをスピンドル・モータで駆動する構造を有して
いる。データの読み出し、書き込みは、前記磁気ディス
クに対向して設けた磁気ヘッドにより行なわれ、この磁
気ヘッドはアクチュエータ、一般的にはボイス・コイル
・モータ(以下、VCM)により駆動される。前記磁気
ディスク、磁気ヘッドおよびアクチュエータは、ディス
ク・エンクロージャと呼ばれる筐体に収納されている。
ディスク・エンクロージャは、薄箱状のアルミニウム合
金製ベースと、ベースの開口部を封止するトップ・カバ
ーとから構成される。HDDにおける主要な技術課題と
しては、磁気ディスク1枚あたりの記憶容量を向上する
こと、および磁気ディスクに記憶されているデータの読
み出し、磁気ディスクへのデータの書き込みの速度を向
上すること、が掲げられる。後者については、磁気ヘッ
ドが磁気ディスク上の必要なトラックに移動するシーク
時間を短縮することによって、データの読み出し、書き
込み速度を向上することができる。磁気ヘッドは前述の
ようにVCMにより駆動されているため、このVCMの
性能をアップすることによりシーク速度を速くすること
が可能である。VCMの性能をアップするためには、V
CMを構成する永久磁石をより磁気特性の強いものにす
るか、またはその厚みを厚くして、ボイス・コイルに印
加される磁界を大きくすればよい。しかし、永久磁石の
磁気特性の向上も限界に近づいている。また、小スペー
ス化が求められるHDDにおいて永久磁石の厚みを現状
以上にするには限界がある。
【0003】また、磁気ディスクの回転速度を速くする
ことによりデータの読み出し、書き込み速度を向上する
ことができる。しかし、磁気ディスクの回転速度を速く
すると、同数の粉塵がHDD内に存在する場合であって
も、粉塵が磁気ヘッドに衝突する確率が高くなる。この
衝突により、磁気ヘッド、磁気ディスクが損傷すること
がある。一方で、磁気ディスクの高容量化に対応するた
めに磁気ディスクに対する磁気ヘッドの浮上高さも低下
したため、従来あまり問題とならなかった小さな粉塵で
も磁気ヘッドへの衝突可能性がでてきている。そのため
に、HDD内の粉塵低減は重要な課題となっている。H
DDを構成するディスク・エンクロージャはベースとト
ップ・カバーとから構成され、ベースの開口部はトップ
・カバーで封止されているから、HDDの組み立て後に
はHDD内部に粉塵が進入することはほとんどない。し
たがって、問題となる粉塵はHDDの組み立て過程でデ
ィスク・エンクロージャ内に混入したものである。この
粉塵を捕集するための捕集機構をHDDは備えている。
【0004】図9および図10は、従来のHDDを構成
するディスク・エンクロージャ116を示す図であり、
図9はベース112とトップ・カバー114とが分離さ
れた状態を示す図、図10はベース112にトップ・カ
バー114を組み付けた状態を示す図である。なお、図
9においてトップ・カバー114はベース112に対向
する裏面側を示している。また、図10はベース112
内部を観察できるようにトップ・カバー114を透かし
て示している。ベース112は、その外周に立設する周
壁112aを有している。周壁112aに囲まれた領域
には、磁気ディスクおよび磁気ディスクを回転駆動する
ためのスピンドル・モータからなるディスク・アセンブ
リを収容するディスク収容室112bと、磁気ヘッドを
磁気ディスク上にシークするためのアクチュエータ機構
を収容するアクチュエータ収容室112cを備えてい
る。粉塵の捕集機構113は、ディスク収容室112b
の外周領域に配置されている。捕集機構113付近を示
す拡大平面図を図4に示す。捕集機構113は、ベース
112の周壁112aより所定の距離を隔てて立設する
仕切り壁113aと、周壁112aおよび仕切り壁11
3aとの間に配置されるフィルタ113bとを備える。
仕切り壁113aと周壁112aとの間には、捕集室1
13eが形成され、その一端に導入口113cが、また
他端には排出口113dが形成される。
【0005】磁気ディスクは反時計回り(図中、点線の
矢印で示す)に回転するため、ディスク収容室112b
内には反時計回りの気流が生ずる。この気流に伴ってH
DD内の粉塵は浮遊する。この気流は、磁気ディスクの
回転による線速度が外周ほど大きいから、粉塵は周壁1
12aに沿って移動することになる。そして、導入口1
13cから捕集機構113内に気流に乗って進入し、粉
塵はフィルタ113bで捕集される。粉塵が捕集された
後の気流は排出口113dから排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにしてHD
D内の粉塵は捕集されるが、磁気ディスクの高速回転化
に伴って、フィルタ113bによる捕集効率を向上する
ことが要求されている。そこで本発明は、HDDに代表
されるディスク・ドライブ装置における粉塵の捕集効率
を向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】フィルタ113bにおけ
る捕集効率を計る指標として、フィルタ113b前後の
圧力損失がある。これは、IDEMA(International
Disk Drive EquipmentMaterials Association)でも採
用されている評価法である。つまり、図4において、フ
ィルタ113b前方の圧力をPf、フィルタ113bの
後方の圧力をPrとすると、Pf−Prで求められる圧
力損失が大きいほど、より多くの空気がフィルタ113
bを通過することを意味する。粉塵が捕集機構113を
通過する空気中に均一に含まれているとすると、より多
くの空気がフィルタ113bを通過するということはよ
り多くの粉塵がフィルタ113bに衝突して捕集される
ことを意味する。したがって、本発明者は、Pf−Pr
で求められる圧力損失(L)を大きくすべく検討を行な
った。
【0008】Prを大きくするかまたはPfを小さくす
ることにより圧力損失(L)を大きくすることができ
る。そこでまず、Prを大きくすることができるか、捕
集機構113の構造についての見直しを行なった。Pr
を大きくするためには、仕切り壁113a、フィルタ1
13b、周壁112aおよびトップ・カバー114で形
成される空間である捕集室113e内の気密性を高める
ことが有効である。ところが、従来のHDDの捕集機構
113においては、捕集室113eの気密性が十分でな
いことを確認した。図9および図10に示すように、ト
ップ・カバー114の裏面にガスケット115が設けて
あり、トップ・カバー114をベース112に組み付け
るとガスケット115がベース112の周壁112aの
頂面に圧接して、外部との気密性を確保する。ここで、
図5(a)に捕集機構113の部分断面図を示すが、仕
切り壁113aとトップ・カバー114との間に間隙が
形成されている。これは、仕切り壁113aとトップ・
カバー114とが接触するとガスケット115と周壁1
12aとの圧接力が不足して、HDD内の気密性を確保
することができなくなることを懸念したためである。ベ
ース112は一般にダイカストによるアルミニウム合金
鋳物で構成されているが、ダイカストでは高精度な部品
を得ることが困難である。そのために、従来は、仕切り
壁113aとトップ・カバー114との接触を確実に回
避するようにベース112の設計がなされていた。その
ために、例えば図4に実線の矢印で示すような態様で、
捕集室113eから気流が漏洩してしまう。以上のよう
に、仕切り壁113aとトップ・カバー114との間の
間隙が捕集室113eの気密性向上を阻害する大きな要
因となっていた。もっとも、仕切り壁113aとトップ
・カバー114との間の間隙が存在することは、磁気デ
ィスクの回転速度が高速回転化される以前においては、
HDDの技術課題となる事柄ではなかった。
【0009】そこで本発明者は、導入口113cおよび
排出口113dを除いて、ディスク収容室112bと捕
集室113eとを完全に隔離するような隔壁を形成する
こととした。したがって本発明は、回転軸を中心に回転
駆動しかつデータを記憶するディスク状媒体と、前記デ
ィスク状媒体を収容する媒体収容室と、前記媒体収容室
と隔離するための隔壁と、前記ディスク状媒体の回転駆
動により生ずる気流を導入する導入口と、前記気流を排
出する排出口とを有しかつ前記気流に含まれる粉塵を捕
集する捕集室と、を備えることを特徴とするディスク・
ドライブ装置である。本発明の隔壁としては、前述の仕
切り壁113aに圧設されるガスケットをトップ・カバ
ー114に設けることにより実現することができる。つ
まり、仕切り壁113aと新たに設けたガスケットによ
り隔壁を構成することができる。ただし、これは隔壁の
理解を容易にするための一例であって、本発明を限定す
る根拠にはならない。
【0010】本発明のディスク・ドライブ装置におい
て、前記隔壁を設けることにより、前記捕集室から前記
媒体収容室への気流の漏洩を阻止することができる。し
たがって、フィルタ113b前方の圧力Pfが大きくな
り、圧力損失(L)を大きくすることができる。また、
本発明のディスク・ドライブ装置において、前記捕集室
は、前記媒体収容室の外周領域に配設することができ
る。ディスク・ドライブ装置、例えばHDDにおいて、
磁気ディスクの回転により気流が生じ、その気流は磁気
ディスクの収容室の外周領域ほど大きく、その領域に捕
集室を設けることが、捕集効率にとって望ましいからで
ある。さらに、本発明のディスク・ドライブ装置におい
て、前記捕集室には、前記導入口および前記排出口との
間に、前記粉塵を捕集するためのフィルタを設けること
ができる。
【0011】本発明のディスク・ドライブ装置は、HD
Dに適用することができる。したがって本発明は、磁気
的にデータを記憶するディスク状媒体および前記ディス
ク状媒体を回転駆動するスピンドル・モータとからなる
ディスク・アセンブリと、前記ディスク状媒体に対して
データの記憶・再生を行なうための磁気ヘッドを有し、
前記磁気ヘッドを前記ディスク状媒体に対してシークし
かつピボットを中心に回動するアクチュエータと、前記
ディスク・アセンブリを収容しかつ略円筒形のディスク
収容室を設けるとともに、周囲に周壁が立設するベース
と、前記ディスク収容室と連通する導入口および排出口
と、前記導入口および排出口との間を前記ディスク収容
室と仕切る仕切り壁とを設けた捕集室と、前記ベースの
蓋として機能するトップ・カバーと、前記トップ・カバ
ーと前記ベースの周壁との間に存在する第1ガスケット
と、前記トップ・カバーと前記捕集室の仕切り壁との間
に存在する第2ガスケットと、備えることを特徴とする
ハード・ディスク・ドライブを提供する。本発明のハー
ド・ディスク・ドライブは、捕集室の仕切り壁とトップ
・カバーとの間に第2ガスケットを設けたため、仕切り
壁とガスケットによってディスク収容室と捕集室との隔
離が実現される。そのため、捕集室からディスク収容室
への気流の漏洩を阻止することができる。本発明におい
て、仕切り壁をトップ・カバーに達する高さにすること
によって隔壁を形成することもできるが、前述のよう
に、仕切り壁の高さを厳密に制御することが容易でな
い。したがって、本発明においては弾性体からなるガス
ケットを隔壁の構成要素の一部とすることが望ましいの
である。
【0012】本発明のハード・ディスク・ドライブにお
いて、前記第1ガスケットと前記第2ガスケットとが一
体的に成形されたものとすることができる。ガスケット
の製造コストを低減することができ、またトップ・カバ
ーへの貼り付け作業も一度で済むことになる。本発明の
ガスケットは、例えばフッ素ゴム等のゴムを材質とする
ことができる。その場合、第1ガスケットと第2ガスケ
ットとが組み合わされた形のキャビティを有する型によ
り、第1ガスケットと第2ガスケットとが一体化された
ガスケットを得ることができる。本発明のハード・ディ
スク・ドライブにおいて、前記仕切り壁の高さは前記周
壁の高さより低くすることが望ましい。詳しくは後述す
る実施の形態の欄で説明するが、第1ガスケットと第2
ガスケットの厚さが等しいことを前提とする場合に、第
1ガスケットによる気密性を保持するために有効だから
である。
【0013】以上のディスク・ドライブ装置またはハー
ド・ディスク・ドライブに用いられるガスケットを本発
明は提供する。そのガスケットは、内部が複数の区域に
区画されたディスク・ドライブ装置に装着されるガスケ
ットであって、前記ディスク・ドライブ装置の外部に対
する気密性を保持するためのループをなす第1ガスケッ
ト部と、前記ディスク・ドライブ装置内部において前記
複数の区域間の隔壁を構成し、かつ前記第1ガスケット
部と一体化された第2ガスケット部、を備えたことを特
徴とする。
【0014】本発明のガスケットにおいて、前記ディス
ク・ドライブ装置は、ディスク状媒体を収容する媒体収
容室と、前記ディスク・ドライブ装置内の粉塵を捕集す
るための捕集室とを備え、前記第2ガスケット部は、前
記媒体収容室と前記捕集室との間の気密性を保持するも
のとすることができる。また本発明のガスケットにおい
て、前記第2ガスケット部の高さを前記第1ガスケット
部の高さより低くすることが望ましい。
【0015】また本発明は、箱状のベースとともにハー
ド・ディスク・ドライブのディスク・エンクロージャを
構成するトップ・カバーであって、平板状のカバー本体
と、前記カバー本体の周囲に固着され、かつ前記ディス
ク・エンクロージャの外部に対する気密性を保持するた
めのループ状の第1ガスケットと、前記第1ガスケット
のループ内において前記カバー本体に固着されかつ、前
記ディスク・エンクロージャ内において隔壁を構成する
ための第2ガスケットと、を備えることを特徴とするト
ップ・カバーが提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明のディスク・ドライブ
装置をハード・ディスク・ドライブ(HDD)10に適
用した例について図面を参照しつつ説明する。図1〜図
3に示すように、HDD10は底浅箱型のアルミニウム
合金製のベース12の開口部をトップ・カバー14で封
止してディスク・エンクロージャ16を構成する。トッ
プ・カバー14の裏面には、ガスケット15が貼り付け
てある。ガスケット15は、例えばフッ素ゴムにより構
成することができる。トップ・カバー14は、ガスケッ
ト15を介してベース12にビス止めするため、ディス
ク・エンクロージャ16内は気密化される。このディス
ク・エンクロージャ16内には、図2に示すように、ベ
ース12のほぼ中央にハブイン構造のスピンドル・モー
タ18が設けられている。このスピンドル・モータ18
のハブ(図示せず)の上面にはガラスまたはAl基板か
らなる磁気ディスク22がスペーサ(図示せず)を介し
て同軸上に積層してトップ・クランプ26で固定装着さ
れる。
【0017】また、ディスク・エンクロージャ16内に
は、アクチュエータ28が設けられている。このアクチ
ュエータ28は一端部にデータの読み出し、書き込みを
行なう磁気ヘッド30を有し、中間部がピボット32を
介してベース12上に支持され、ピボット32回りに回
動自在とされる。アクチュエータ28の他端部にはVC
M(ボイス・コイル・モータ)用コイルが設けられ、こ
のVCM用コイルと共働すべくディスク・エンクロージ
ャ16内に設けられるVCM36によって、アクチュエ
ータ28が回動される。ベース12外面(下面)には、
回路基板としての図示しないカードが取り付けられ、こ
のカードはベース12の外半面を覆うような大きさの矩
形とされる。前記カードとスピンドル・モータ18との
間ではモータ駆動用の電力、信号等の入出力が行なわ
れ、カードとアクチュエータ28との間ではVCM用コ
イルへの動力や磁気ヘッド30の読み取り等のための電
力、信号の入出力が行なわれる。このカードとアクチュ
エータ28との間の入出力は、フレキシブルケーブル
(FPC)を介して行なわれる。本実施の形態のHDD
10はヘッド・ロード・アンロード型と称されるディス
ク・ドライブ装置である。このヘッド・ロード・アンロ
ード型HDDは非動作時にランプ・ブロック40にアク
チュエータ28を保持させることにより、磁気ヘッド3
0を磁気ディスク22表面に接触させずに退避位置にア
ンロードするものである。動作時にはアクチュエータ2
8が駆動することにより磁気ヘッド30は磁気ディスク
22上にシークされる。
【0018】ベース12は、その外周に周壁12aが立
設している。ベース12は以下のように複数の区域に区
画されている。つまり、周壁12aに囲まれた領域に
は、磁気ディスク22および磁気ディスク22を回転駆
動するためのスピンドル・モータ18からなるディスク
・アセンブリを収容する媒体収容室としてのディスク収
容室12bと、磁気ヘッド30を磁気ディスク22上に
シークするためのアクチュエータ機構を収容するアクチ
ュエータ収容室12cを備えている。粉塵の捕集機構1
3は、ディスク収容室12b内に配置されている。捕集
機構13付近を示す拡大平面図を図4に示す。捕集機構
13は、ベース12の周壁12aより所定の距離を隔て
て立設する仕切り壁13aと、周壁12aおよび仕切り
壁13aとの間に配置されるフィルタ13bとを備え
る。仕切り壁13aと周壁12aとの間に捕集室13e
が形成され、その一端に導入口13cがまた他の一端に
は排出口13dが配置される。
【0019】トップ・カバー14の裏側には、ガスケッ
ト15が貼り付けてある。ガスケット15は、HDD1
0の外部に対する気密性を保持するために設けてある
が、本実施の形態によるガスケット15は、ベース12
の仕切り壁13aと対向する位置にもガスケット15b
を設けている。つまり、捕集機構13の周囲に、従来か
ら存在する第1ガスケット部としてのループ状のガスケ
ット15aのほかに、第2ガスケット部としてのガスケ
ット15bを設けた点が本実施の形態の特徴である。図
5(b)に捕集機構13付近の断面図を示す。ベース1
2の周壁12aとトップ・カバー14とはガスケット1
5aを介して密着しており、また、捕集機構13の仕切
り壁13aとトップ・カバー14とはガスケット15b
を介して密着している。また、図2および図3に示すよ
うに、閉ループを形成したガスケット15aおよび15
bは、捕集機構13の捕集室13eを取り囲んでいる。
したがって、捕集機構13の捕集室13eとディスク収
容室12bとの間の気密性が、従来のHDDより向上す
る。
【0020】以上の本実施の形態によるHDD10を用
いて、前述のフィルタ13bの前後における圧力Pfお
よびPrを測定して圧力損失(L)、圧力比(R)を測
定した。なお、圧力比(R)は、Pr/Lで求められる
値である。また、ガスケット15bを設けない以外は本
実施の形態によるHDD10と同様のHDD(従来例)
を用いて、フィルタ13b前後の圧力P'fおよびP'r
を測定して圧力比(R')圧力損失(L')を求めた。そ
の結果を、本実施の形態については図6(a)に、また
従来例については図6(b)に示す。図6から、本実施
の形態によるHDD10は、Pfが10.4mmH2Oで
あり、ガスケット15bを設けていない従来のHDDよ
りもフィルタ13b前の圧力が高くなったことがわか
る。また、圧力損失(L,L')に関する改善効果E
を、E=L'/Lで求めると、E=1.05であり、5%
の改善が得られた。さらに、圧力比(R,R')をみて
も、従来のHDDの24.0%に対して本実施の形態に
よるHDD10は8.0であり、フィルタ13b後方に
ついてより大きな圧力比が得られていることがわかる。
また、IDEMAの規格に従って、クリンナップ・タイ
ム(Cleanup Time)を測定した。その結果、従来のHD
Dでは13秒であったのに対して、本実施の形態による
HDD10では12秒であり、粉塵捕集効率の向上が実
際に達成されることを確認した。以上のように、本実施
の形態のHDD10のように、捕集機構13の仕切り壁
13aとトップ・カバー14とをガスケット15bを介
して密着させて捕集室13eとディスク収容室12bと
の間を隔離する隔壁を形成することにより、HDD10
内の粉塵の捕集効率を向上できることがわかる。
【0021】ところで、図5(b)に示すように、本実
施の形態によるHDD10は、ベース12の周壁12a
よりも捕集機構13の仕切り壁13aの高さを低く設定
している。これは、トップ・カバー14に設けてあるガ
スケット15aによる外部に対する気密性を確保するた
めである。すなわち、トップ・カバー14をベース12
に対してねじ止めすると、トップ・カバー14に設けて
あるガスケット15aはベース12の周壁12aの頂面
に、またガスケット15bは捕集機構13の仕切り壁1
3aの頂面に圧接される。このとき、ガスケット15b
の仕切り壁13aに対する圧接力が不必要に高くなる
と、仕切り壁13aよりも外周領域でベース12が上方
に沿ってしまい、ガスケット15aによる気密性が劣化
するおそれがある。ところが、仕切り壁13aの高さを
周壁12aの高さよりも低く設定しておけば、ガスケッ
ト15aによる周壁12aの圧接力がガスケット15b
による仕切り壁13aへの圧接力が優位となるから、ガ
スケット15bによる気密性が劣化するおそれがない。
そのために、ベース12の周壁12aよりも捕集機構1
3の仕切り壁13aの高さを低く設定するのが望まし
い。
【0022】図5(b)で示した形態ではガスケット1
5aと15bの高さが等しいことを前提として周壁12
aより仕切り壁13aの高さを低くした。ところが、周
壁12aと仕切り壁13aの高さが等しいことを前提と
すると、図5(c)に示すように、仕切り壁13aに圧
接されるガスケット15bの高さを周壁12aに圧接さ
れるガスケット15aよりも低くすることにより、図5
(b)と同様の効果を得ることができる。
【0023】以上説明したHDD10は、ガスケット1
5をトップ・カバー14に接着剤で接着した。しかし、
ガスケット15は、ベース12の周壁12aとトップ・
カバー14との間に介在してHDD10の内部の気密性
を保つ機能を果たすことができればよく、ベース12の
周壁12aの頂面に接着してもよいし、ベース12また
はトップ・カバー14に接着することなくベース12お
よびトップ・カバー14間に配設することもできる。ま
た、HDD10では、ガスケット15bをガスケット1
5に一体化した形態としている。しかし、粉塵の捕集効
率向上という効果を得ることのみを考慮した場合には、
図7に示すように、ガスケット15bをガスケット15
と別体とすることもできる。このとき、ガスケット15
bの材質は、ガスケット15と同一である必要はない。
仕切り壁13aとトップ・カバー14との間に存在し
て、捕集室13eとディスク収容室12bとを隔離する
ことができるものであればよい。もっとも、ガスケット
15bをガスケット15に一体化することにより、一つ
の成形プロセスでガスケット15bを含むガスケット1
5を得ることができ、かつトップ・カバー14への接着
作業も簡略化できる利点がある。
【0024】また、HDD10は、ガスケット15bを
仕切り壁13aの頂面に当接させる形態とした。しか
し、本発明は捕集室13eの磁気ディスク22径方向に
おける気密性を確保することができればよく、ガスケッ
ト15bと仕切り壁13aとの当接関係は図5(b)ま
たは図5(c)のようにガスケット15bを仕切り壁1
3aの頂面に当接させる形態に限定されない。例えば、
図8(a)に示すように、ガスケット15bを仕切り壁
13aの側面に圧接する形態によっても、本発明の効果
を享受することができる。さらにまた、ガスケット15
bは、本実施の形態ではフッ素ゴムから構成した例を示
したが、他の材質を適宜選択することができる。高精度
が望めないダイカストでベース12を作成する場合に
は、ガスケット15bは十分な弾性力を有する材料で作
成することが望ましいが、加工精度が得られるようであ
れば、ゴムよりも剛性の高い金属材料でガスケット15
bを構成することもできる。この場合、例えば図8
(b)に示すように、トップ・カバー14と一体化され
た金属製のガスケット15bを仕切り壁13aの頂部に
形成した溝に挿入する形態とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば粉塵
の捕集効率を向上したディスク・ドライブ装置が提供さ
れる。このディスク・ドライブ装置は、記憶媒体である
ディスクの高速回転化に伴うデータの読み・書きヘッド
と粉塵との衝突確率を低減することにより、ディスク・
ドライブ装置のパフォーマンスを向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態にかかるHDD10を構成する
ディスク・エンクロージャ16の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】 本実施の形態にかかるHDD10の内部を示
す斜視図である。
【図3】 本実施の形態にかかるHDD10の内部を示
す斜視図である。
【図4】 本実施の形態にかかるHDD10の捕集機構
13の近傍を示す平面図である。
【図5】 本実施の形態にかかるHDD10の捕集機構
13の近傍を示す部分断面図である。
【図6】 本実施の形態にかかるHDD10および従来
のHDDを用いた圧力測定結果を示す図表である。
【図7】 ガスケット15bの変形例を示す図である。
【図8】 ガスケット15bの他の変形例を示す図であ
る。
【図9】 従来のHDDを構成するディスク・エンクロ
ージャ116の構成を示す斜視図である。
【図10】 従来のHDDを構成するディスク・エンク
ロージャ116の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、12…
ベース、12a…周壁、13…捕集機構、13a…仕切
り壁、13b…フィルタ、13c…導入口、13d…排
出口、13e…捕集室、14…トップ・カバー、15,
15a,15b…ガスケット、16…ディスク・エンク
ロージャ、18…スピンドル・モータ、22…磁気ディ
スク、26…トップ・クランプ、28…アクチュエー
タ、30…磁気ヘッド、32…ピボット、36…ボイス
・コイル・モータ(VCM)、40…ランプ・ブロック
フロントページの続き (72)発明者 平坂 義広 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を中心に回転駆動しかつデータを
    記憶するディスク状媒体と、 前記ディスク状媒体を収容する媒体収容室と、 前記媒体収容室と隔離するための隔壁と、前記ディスク
    状媒体の回転駆動により生ずる気流を導入する導入口
    と、前記気流を排出する排出口とを有しかつ前記気流に
    含まれる粉塵を捕集する捕集室と、を備えることを特徴
    とするディスク・ドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記隔壁は、前記捕集室から前記媒体収
    容室への気流の漏洩を阻止するものであることを特徴と
    する請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  3. 【請求項3】 前記捕集室は、前記媒体収容室の外周領
    域に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ディスク・ドライブ装置。
  4. 【請求項4】 前記捕集室には、前記導入口および前記
    排出口との間に、前記粉塵を捕集するためのフィルタが
    設けてあることを特徴とする請求項1に記載のディスク
    ・ドライブ装置。
  5. 【請求項5】 磁気的にデータを記憶するディスク状媒
    体および前記ディスク状媒体を回転駆動するスピンドル
    ・モータとからなるディスク・アセンブリと、 前記ディスク状媒体に対してデータの記憶・再生を行な
    うための磁気ヘッドを有し、前記磁気ヘッドを前記ディ
    スク状媒体に対してシークしかつピボットを中心に回動
    するアクチュエータと、 前記ディスク・アセンブリを収容しかつ略円筒形のディ
    スク収容室を設けるとともに、周囲に周壁が立設するベ
    ースと、 前記ディスク収容室と連通する導入口および排出口と、
    前記導入口および排出口との間を前記ディスク収容室と
    仕切る仕切り壁とを設けた捕集室と、 前記ベースの蓋として機能するトップ・カバーと、 前記トップ・カバーと前記ベースの周壁との間に存在す
    る第1ガスケットと、 前記トップ・カバーと前記捕集室の仕切り壁との間に存
    在する第2ガスケットと、備えることを特徴とするハー
    ド・ディスク・ドライブ。
  6. 【請求項6】 前記第1ガスケットと前記第2ガスケッ
    トとが一体的に成形されたことを特徴とする請求項5に
    記載のハード・ディスク・ドライブ。
  7. 【請求項7】 前記仕切り壁の高さは前記周壁の高さよ
    り低いことを特徴とする請求項5に記載のハード・ディ
    スク・ドライブ。
  8. 【請求項8】 内部が複数の区域に区画されたディスク
    ・ドライブ装置に装着されるガスケットであって、 前記ディスク・ドライブ装置の外部に対する気密性を保
    持するためのループをなす第1ガスケット部と、 前記ディスク・ドライブ装置内部において前記複数の区
    域間の隔壁を構成し、かつ前記第1ガスケット部と一体
    化された第2ガスケット部と、を備えたことを特徴とす
    るガスケット。
  9. 【請求項9】 前記ディスク・ドライブ装置は、 ディスク状媒体を収容する媒体収容室と、 前記ディスク・ドライブ装置内の粉塵を捕集するための
    捕集室とを備え、前記第2ガスケット部は、前記媒体収
    容室と前記捕集室との間の気密性を保持することを特徴
    とする請求項8に記載のガスケット。
  10. 【請求項10】 前記第2ガスケット部の高さが前記第
    1ガスケット部の高さより低いことを特徴とする請求項
    8に記載のガスケット。
  11. 【請求項11】 箱状のベースとともにハード・ディス
    ク・ドライブのディスク・エンクロージャを構成するト
    ップ・カバーであって、 平板状のカバー本体と、 前記カバー本体の周囲に固着され、かつ前記ディスク・
    エンクロージャの外部に対する気密性を保持するための
    ループ状の第1ガスケットと、 前記第1ガスケットのループ内において前記カバー本体
    に固着されかつ、前記ディスク・エンクロージャ内にお
    いて隔壁を構成するための第2ガスケットと、を備える
    ことを特徴とするトップ・カバー。
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