JP2005339625A - データ記憶装置及び磁気ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ベース内の密閉性を保つことができるデータ記憶装置及び磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係るデータ記憶装置は、記録ディスク110と、スルー・ホール121を備えるベース120と、スルー・ホール121と位置合わせされたタッピング・ホール131と、タッピング・ホール131が底部に形成された窪み部分132とを有するトップ・カバー130と、スルー・ホール121を通ってタッピング・ホール131と螺合し、ベース120の外側表面と密接するヘッド141を備えるスクリュー140とを備える。そして、トップ・カバー130は、窪み部分132がベース120側に配置された状態でベース120内側に嵌合し、窪み部分132の底部は、スクリュー140が螺合した状態でスルー・ホール121を囲む領域においてベース120に密接する。
【選択図】 図1
ベース内の密閉性を保つことができるデータ記憶装置及び磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係るデータ記憶装置は、記録ディスク110と、スルー・ホール121を備えるベース120と、スルー・ホール121と位置合わせされたタッピング・ホール131と、タッピング・ホール131が底部に形成された窪み部分132とを有するトップ・カバー130と、スルー・ホール121を通ってタッピング・ホール131と螺合し、ベース120の外側表面と密接するヘッド141を備えるスクリュー140とを備える。そして、トップ・カバー130は、窪み部分132がベース120側に配置された状態でベース120内側に嵌合し、窪み部分132の底部は、スクリュー140が螺合した状態でスルー・ホール121を囲む領域においてベース120に密接する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データ記憶装置及び磁気ディスク装置に関する。
データ記憶装置として、光ディスクや磁気テープなどの様々な態様のメディアを使用する装置が知られている。その中で、ハードディスク・ドライブは、コンピュータの記憶装置として広く普及し、現在のコンピュータ・システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。さらに、コンピュータ・システムにとどまらず、動画像記憶再生装置、カーナビゲーション・システム、あるいはデジタル・カメラなどで使用されるリムーバブルメモリなど、ハードディスク・ドライブの用途は、その優れた特性により益々拡大している。
ハードディスク・ドライブは、磁気ディスク、アクチュエータ、ヘッドを備えている。磁気ディスクは、データを記憶し、ヘッドは、磁気ディスクとの間のデータ読み出し及び/もしくは書き込みを行う。アクチュエータは、ボイス・コイル・モータによって駆動され、ピボットを中心として回動する。そして、アクチュエータは、回転する磁気ディスク上でヘッドを半径方向に移動する。これによって、ヘッドが磁気ディスクに形成された所望のトラックにアクセスし、データの読み出し/書き込み処理を行うことができる。
磁気ディスク等の各種部品は、ベースに搭載される。このベースは、トップ・カバーによって覆われる。このトップ・カバーは、ベースにネジ止めされる。このトップ・カバー上にシール・テープが貼付されている。このようなハードディスク・ドライブの一例が、特許文献1に開示されている。図5の断面図に、この特許文献1におけるハードディスク・ドライブが示されている。
このハードディスク・ドライブ900においては、ベース910内側に段差面920が設けられている。トップ・カバー930は、この段差面920に、スクリュー940がネジ止めされる。このスクリュー940は、トップ・カバー930側からベース910の段差面920に螺着されている。スクリュー940は、トップ・カバー930表面よりもへこんだ凹状部950に取付けられ、このネジ止め状態で、ベース910外周の上面とトップ・カバー930表面とが略同じ高さになっている。
ベース910にネジ止めされたトップ・カバー930全体は、シール・テープ960によって覆われている。このシール・テープ960は、ベース910開口縁の全周囲に亘って被覆し、ベース910とトップ・カバー930との継ぎ目911を気密に密閉している。その結果、トップ・カバー930がシール・テープ960内に閉じ込められ、これらを固定するスクリュー940、スルー・ホール970もシール・テープ960内側に収容される。これによって、ベース910とトップ・カバー960との継ぎ目911で気流が発生して空気が振動するのを防止し、騒音を低下させている。
他の一例として、特許文献2に、ベース内部に外気が流入するのを防止するハードディスク・ドライブが開示されている。このハードディスク・ドライブについては、図示しない。特許文献2に開示のハードディスク・ドライブにおいては、プレス加工によって形成された薄型のトップ・カバーが用いられている。このトップ・カバーは、ベースの内周面に嵌め込まれた状態で、トップ・カバー側からトップ・カバー下方のベースにネジ止めされている。また、スクリューが螺合するトップ・カバー側のタッピング・ホールは、そのスクリューのヘッドがトップ・カバー表面に突出しないように、トップ・カバー表面より低い締結面に形成されている。
シール・テープは、締結したスクリューの上方からトップ・カバー上に貼り付けられている。貼付されたシール・テープは、トップ・カバー表面を完全に覆い、締結したスクリューも被覆している。それとともに、シール・テープは、シール・テープがベースとトップ・カバーとの隙間を完全に塞いでいる。これによって、この隙間からベース内に外気が侵入するのを防止している。また、このハードディスク・ドライブにおいては、ベースとトップ・カバーとの間には、パッキンが挟みこまれ、ベース内の密閉性が保持される。
なお、特許文献3に、ミニ・ディスクの記録/再生装置が開示されている。このミニ・ディスクの記録/再生装置においては、カバー(デッキ側のフレーム)がシャーシに下方からネジ止めされた構造が開示されている。詳細には、カバーを固定するスクリューの軸部は、シャーシのスルー・ホールに接触することなく、所定の間隙をもって配置されている。さらに、このスクリューのヘッドは、スルーホールよりも径の大きな嵌着孔に接触することなく、所定の間隙(ギャップ)をもって配置されている。従って、スクリューは、シャーシに対して離間して接触しない状態で取付けられている。スクリューのヘッドとシャーとの間の間隙においてカバー、シャーシが振動すると、弾性ゴム部材がこの振動を吸収する。このように、特許文献3に開示された記録/再生装置は、スクリュー、特にスクリューのヘッドとシャーシとが離間した構造を有する。
このようにトップ・カバーをベースにネジ止めする場合、スクリューを確実に締結するために、このタッピング・ホール側面のネジ山の数は多い方が好ましい。特許文献1,2に開示されたハードディスク・ドライブにおいては、トップ・カバーを固定するスクリューは、トップ・カバー側からベースに螺着されている。ダイキャストによってベースを形成する場合には、プレス加工と異なってベースに厚みを持たせることができるので、ベースにタッピング・ホールを深く形成することができる。そのため、タッピング・ホール側面のネジ山の数を増やすことができる。
特開平11−232833号公報
特開平10−334641号公報
特開2000−234650号公報
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであって、ベース内の密閉性を保つことができるデータ記憶装置及び磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ記憶装置は、データを記録する媒体と、当該媒体を収容し、ホールを備えるベースと、前記ホールと位置合わせされたタッピング・ホールを有するトップ・カバーと、前記ホールを貫通して前記タッピング・ホールと螺合し、前記ベースの表面と密接するヘッドを備えるスクリューとを備え、前記トップ・カバーは、前記ベース内側に嵌合し、前記スクリューが螺合した状態で前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接するものである。
ベースのホールを囲む領域にトップ・カバーが密着するので、ベース内のエアーがベースのホールやトップ・カバーのタッピング・ホールからリークするのを防止することができる。従って、ベース内側の密閉性を保つことができる。
ベースのホールを囲む領域にトップ・カバーが密着するので、ベース内のエアーがベースのホールやトップ・カバーのタッピング・ホールからリークするのを防止することができる。従って、ベース内側の密閉性を保つことができる。
好適には、前記ベースはプレス加工により形成されている。また、前記ホールはスルー・ホールであり、前記スクリューは前記スルー・ホールを貫通した状態で前記タッピング・ホールと螺合する。ベース、スルー・ホールをプレス加工によって形成することができるので、ベース、ホールを安価に形成することができる。
さらに、前記トップ・カバーは、前記タッピング・ホールが底部に形成された窪み部分を有し、前記窪み部分が前記ベース側に配置された状態で前記ベース内側に嵌合し、前記窪み部分の底部は、前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接する。
窪み部分を設けることによって、トップ・カバーがホールを囲む領域でベースに密着するのを容易にすることができる。
窪み部分を設けることによって、トップ・カバーがホールを囲む領域でベースに密着するのを容易にすることができる。
さらにまた、本発明に係るデータ記憶装置は、前記タッピング・ホールを覆うシール・テープを備え、前記シール・テープは、前記窪み部分の外周に密着して前記窪み部分を密閉する。
シール・テープが窪み部分を密閉するので、ベース内のエアーがタッピング・ホールのネジ側からリークするのを確実に防止することができる。
シール・テープが窪み部分を密閉するので、ベース内のエアーがタッピング・ホールのネジ側からリークするのを確実に防止することができる。
また、前記シール・テープは、前記トップ・カバーの全面を覆う1枚のシール・テープである。
タッピング・ホールからのエア・リークを防ぐシール・テープに、ベースとトップ・カバーとの間からエアーがリークするのを防ぐシール・テープを併用することできる。従って、ベースとトップ・カバーとの間隙を塞ぐ1枚のシール・テープをトップ・カバー全体に貼付するだけで、ベース内の密閉性を確実に保つことができる。それ故、ベース内の密閉性を保つために生産コストが上昇するのを回避することができる。
タッピング・ホールからのエア・リークを防ぐシール・テープに、ベースとトップ・カバーとの間からエアーがリークするのを防ぐシール・テープを併用することできる。従って、ベースとトップ・カバーとの間隙を塞ぐ1枚のシール・テープをトップ・カバー全体に貼付するだけで、ベース内の密閉性を確実に保つことができる。それ故、ベース内の密閉性を保つために生産コストが上昇するのを回避することができる。
また、前記窪み部分は底部に形成された突出部を有し、前記タッピング・ホールは、前記突出部内に形成されたバーリング・タップである。それ故、トップ・カバーがベースのホール周囲を囲むのが容易となり、エア・リークを容易に防ぐことができる。
他方、本発明に係るデータ記憶装置は、データを記録する媒体と、当該媒体を収容し、ホールを備えるベースと、前記ホールと位置合わせされたタッピング・ホールを備えるトップ・カバーと、前記ホールを貫通して前記タッピング・ホールと螺合し、前記ベースの表面と密接するヘッドを備えるスクリューと、前記タッピング・ホールを覆うシール・テープとを備えるものである。
シール・テープがタッピング・ホールのネジ側におけるエア・リークするのを防止するので、ベース内側の密閉性を保つことができる。
シール・テープがタッピング・ホールのネジ側におけるエア・リークするのを防止するので、ベース内側の密閉性を保つことができる。
好適には、前記ベースはプレス加工により形成されている。また、前記ホールはスルー・ホールであり、前記スクリューは前記スルー・ホールを貫通した状態で前記タッピング・ホールと螺合する。ベース、スルー・ホールをプレス加工によって形成することができるので、ベース、ホールを安価に形成することができる。
また、前記トップ・カバーは、前記ベース内側において前記ベースの外周に沿って前記ベースと嵌合し、前記シール・テープは、前記トップ・カバー及び前記ベースに密着し、前記ベースと前記トップ・カバーとの間の空隙を封止する。またさらに、前記シール・テープを、前記トップ・カバーの全面を覆う1枚のシール・テープとすることができる。
タッピング・ホールからのエア・リークを防ぐシール・テープに、ベースとトップ・カバーとの間からエアーがリークするのを防ぐシール・テープを併用することできる。従って、ベースとトップ・カバーとの間隙を塞ぐ1枚のシール・テープをトップ・カバー全体に貼付するだけで、ベース内の密閉性を確実に保つことができる。それ故、ベース内の密閉性を保つために生産コストが上昇するのを回避することができる。
タッピング・ホールからのエア・リークを防ぐシール・テープに、ベースとトップ・カバーとの間からエアーがリークするのを防ぐシール・テープを併用することできる。従って、ベースとトップ・カバーとの間隙を塞ぐ1枚のシール・テープをトップ・カバー全体に貼付するだけで、ベース内の密閉性を確実に保つことができる。それ故、ベース内の密閉性を保つために生産コストが上昇するのを回避することができる。
さらに、本発明に係るデータ記憶装置は、前記トップ・カバーは、前記スクリューが螺合した状態で前記ベースの前記トップ・カバー側表面と密接し前記スルー・ホールの周囲を囲む密接部を備える。
トップ・カバーがベースのトップ・カバー側表面に密接するので、ベース内のエアーがタッピング・ホールからリークするのを防止することができる。従って、ベース内側の密閉性を確実に保つことができる。
トップ・カバーがベースのトップ・カバー側表面に密接するので、ベース内のエアーがタッピング・ホールからリークするのを防止することができる。従って、ベース内側の密閉性を確実に保つことができる。
さらにまた、前記トップ・カバーは、前記タッピング・ホールが底部に形成された窪み部分を有し、前記トップ・カバーは、前記窪み部分が前記ベース側に配置された状態で前記ベース内側に嵌合し、前記窪み部分の底部は、前記スクリューが螺合した状態で前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接し、前記シール・テープは、当該窪み部分の外周に密着して前記窪み部分を密閉し、前記窪み部分は底部に形成された突出部を有し、前記タッピング・ホールは、前記突出部内に形成されたバーリング・タップである。タッピング・ホールが形成された箇所が窪んでいるので、ベースとトップ・カバーとの間隙を塞ぐシール・テープを容易に貼付することが可能となる。さらに、トップ・カバーがベースのホール周囲を囲むのが容易となり、エア・リークを容易に防ぐことができる。
他方、本発明に係るデータ記憶装置は、前記トップ・カバーは、前記スクリューが螺合した状態で前記ベースの前記トップ・カバー側表面と密接し前記スルー・ホールの周囲を囲む密接部を備え、前記トップ・カバーは、前記ベース内側において前記ベースの外周に沿って前記ベースと嵌合し、前記シール・テープは、前記トップ・カバー及び前記ベースに密着し、前記ベースと前記トップ・カバーとの間の空隙を封止する。
トップ・カバーがベースのトップ・カバー側表面に密接するので、ベース内のエアーがタッピング・ホールからリークするのを防止することができる。従って、ベース内側の密閉性を確実に保つことができる。
トップ・カバーがベースのトップ・カバー側表面に密接するので、ベース内のエアーがタッピング・ホールからリークするのを防止することができる。従って、ベース内側の密閉性を確実に保つことができる。
さらに、前記トップ・カバーは、前記ベース内側において前記ベースの外周に沿って前記ベースと嵌合し、前記シール・テープは、前記トップ・カバー及び前記ベースに密着し、前記ベースと前記トップ・カバーとの間の空隙を封止し、前記トップ・カバーは、前記タッピング・ホールが底部に形成された窪み部分を有し、前記トップ・カバーは、前記窪み部分が前記ベース側に配置された状態で前記ベース内側に嵌合し、前記窪み部分の底部は、前記スクリューが螺合した状態で前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接し、前記シール・テープは、当該窪み部分の外周に密着して前記窪み部分を密閉する。それ故、タッピング・ホールが形成された箇所が窪んでいるので、ベースとトップ・カバーとの間隙を塞ぐシール・テープを容易に貼付することが可能となる。
また、前記窪み部分は底部に形成された突出部を有し、前記突出部内に前記タッピング・ホールが形成されている。それ故、トップ・カバーがベースのホール周囲を囲むのが容易となり、エア・リークを容易に防ぐことができる。
本発明に係る磁気ディスク装置は、磁気データを記録する磁気ディスクと、前記磁気ディスクを回転するモータと、前記磁気ディスクの記録領域にアクセスするヘッドと、前記磁気ディスク、前記モータ、及び前記ヘッドを収容するベースと、前記ベース内側において前記ベースの外周に沿って前記ベースと嵌合するトップ・カバーと、前記トップ・カバー及び前記ベースに密着し、前記ベースと前記トップ・カバーとの間の空隙を封止するシール・テープと、前記ベースと前記トップ・カバーを固定するスクリューと、を備え、前記トップ・カバーは、タッピング・ホールが底部に形成され、前記ベース側に窪む窪み部分を有し、前記スクリューは、前記ベースに形成されたホールを貫通して前記タッピング・ホールと螺合し、前記ベースの表面と密接するヘッドを備え、前記窪み部分の底部は、前記スクリューが螺合した状態で前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接し、前記シール・テープは、当該窪み部分の外周に密着して前記窪み部分を密閉するものである。
ベースのホールを囲む領域にトップ・カバーが密着するので、ベース内のエアーがベースのホールやトップ・カバーのタッピング・ホールからリークするのを防止することができる。さらに、シール・テープによって、ベース内のエアーがタッピング・ホールのネジ側からリークするのを確実に防止することができる。従って、ベース内側の密閉性を確実に保つことができる。
ベースのホールを囲む領域にトップ・カバーが密着するので、ベース内のエアーがベースのホールやトップ・カバーのタッピング・ホールからリークするのを防止することができる。さらに、シール・テープによって、ベース内のエアーがタッピング・ホールのネジ側からリークするのを確実に防止することができる。従って、ベース内側の密閉性を確実に保つことができる。
本発明によれば、ベース内の密閉性を保つことができるデータ記憶装置及び磁気ディスク装置を提供することができる。
以下、本発明が適用可能な実施の形態について図を参照して説明する。
発明の実施の形態1.
まず、本発明に係るハードディスク・ドライブの全体構成について説明する。図1の分解斜視図に、本発明に係るハードディスク・ドライブの一部構成が示されている。図1では、本発明に係るハードディスク・ドライブの主要な構成部材が示されている。
まず、本発明に係るハードディスク・ドライブの全体構成について説明する。図1の分解斜視図に、本発明に係るハードディスク・ドライブの一部構成が示されている。図1では、本発明に係るハードディスク・ドライブの主要な構成部材が示されている。
図1において、符号100によって、このハードディスク・ドライブが示されている。図1において、110は磁気ディスク、120はベース、130はトップ・カバー、140,150はスクリュー、160はシール・テープ、170はスピンドル・モータである。
磁気ディスク110は、情報を記録する媒体であり、例えば、磁性層が磁化されることによってデータを記録する不揮発性の記録ディスクである。この磁気ディスク110は、アルミニウム基板もしくはガラス基板によって形成されうる。
ベース120は、上部開口の箱状の形状を有し、ハードディスク・ドライブ100の各構成要素を収容する。ベース120は、プレス加工を施工することによって形成されている。プレス加工は、プレス機を使用して、型打ち抜き、型鍛造、板曲げなどによって部材を加工する。このプレス加工によって、圧延で作られた金属の板を所望の形に成形することができる。この成形品は、金型の形に応じて成形される。また、ベース120として、鉄鋼(SPCC)や磁性ステンレス鋼等の磁性体のプレートが用いられる。
なお、加工法として、打ち抜き、穴あけ、絞り、曲げ等の加工法も知られている。プレス加工は、鋳造と比較して加工が容易であり、製造コストの面からも好ましい加工法である。
ベース120には、後に詳述するスルー・ホール121が形成されている。このスルー・ホール121は、プレス加工によって形成されたベース120を部分的に打ち抜くことによって形成することができる。
ベース120の底部122には、ハードディスク・ドライブ100の各構成部品が固定される。この底部122の外周を包むように、壁部123が設けられている。この壁部123によって規定されたベース内空間124は、複数のエリアに区分けされている。その内、ディスク収容エリア125には、磁気ディスク110、後述するスピンドル・モータ等のディスク・アセンブリが収容される。これに対して、アクチュエータ収容エリア126には、後述するアクチュエータ等が収容される。
トップ・カバー130は、薄型の略平板状の部材であり、例えばプレス加工を施すことによって形成される。このトップ・カバー130には、後に詳述するタッピング・ホール131が形成されている。このタッピング・ホール131は、いわゆるバーリング・タップである。すなわち、タッピング・オール131は、バーリング加工によってトップ・カバー130の一方の側面に突出している。また、タッピング・ホール131は、窪み部分132の略中央に形成されている。この窪み部分132の形状は、上面視略円形状であるが、これに限らず、種々の形状をとすることができる。この窪み部分132の上面視形状は、窪み部分132を囲んで閉じた形状であることが好ましい。
本実施形態におけるハードディスク・ドライブ100は、いわゆる落し蓋方式の構造を有する。すなわち、トップ・カバー130は、ベース120の上部開口に嵌合し、ベース120の上部開口を閉蓋して塞ぐ。これによって、トップ・カバー130は、磁気ディスク110、後述するスピンドル・モータ、アクチュエータ等のディスク・アセンブリを覆っている。また、トップ・カバー130は、フッ素ゴム等の図示しないガスケットを介して、ベース120に固定される。
スクリュー140,150は、タッピング・ネジである。スクリュー140は、後述するように、トップ・カバー130をベース120に固定する。スクリュー150は、トップ・カバー130をベース120に固定するとともに、ベース120内空間124において、スピンドル・モータ170を固定している。また、スクリュー150は、トップ・カバー130に形成されたスルー・ホール151に貫装され、スピンドル・モータ170に螺着される。
シール・テープ160は、合成樹脂等から構成され、表面に粘着材や接着剤が塗布された略シート状のテープである。シール・テープ160は、トップ・カバー130に敷設され、ベース120とトップ・カバー130との間隙を塞ぐ。これによって、ディスク・エンクロージャが構成され、ハードディスク・ドライブ100の各アセンブリが密閉状態で収容される。従って、ベース120とトップ・カバー130との間隙を塞ぐために、シール・テープ160の大きさは、ベース120の上部開口を覆うような大きさとするのが好ましい。
また、シール・テープ160の形状は、ベース120内のエアーがリースする箇所のみに貼付可能な形状とすることもできる。具体的には、ベース120の外周、スクリュー140近傍を覆うような形状としてもよい。このとき、シール・テープ160は、一枚シートでもよいし、物理的に分離されてもよい。
スピンドル・モータ170は、磁気ディスク110を回転駆動するモータである。具体的には、スピンドル・モータ170は、流体軸受モータとすることができる。流体軸受モータの場合には、モータの回転軸の軸受部において回転部と固定部との間に油等の流体のみが介在するだけであるため、回転部が滑らかに回転することができる。また、スピンドル・モータ170を玉軸受モータとしてもよい。
スピンドル・モータ170は、ディスク収容エリア125の底部122のほぼ中央に配置され、ベース120内面の底部122に固定される。このスピンドル・モータ170上面の外周に沿って、ハブ172が設けられている。また、スピンドル・モータ170は、回路基板(不図示)に接続されている。この図示しない回路基板は、ベース120外面(下面)に取付けられ、典型的にはベース120の外半面を覆うような大きさの略矩形状の形状を有する。
スピンドル・モータ170のハブ172上には、磁気ディスク110が載置される。この磁気ディスク110上には、さらに、トップ・クランプ172が載置される。これにより、ハブ172は、トップ・クランプ172との間で、磁気ディスク110を挟持する。トップ・クランプ172は、スクリュー150によってスピンドル・モータ170にネジ止めされる。これによって、磁気ディスク110は、スピンドル・モータ170に固定され、スピンドル・モータ170により所定の回転速度で回転駆動される。
図2の斜視図に、本発明に係るハードディスク・ドライブ100の一構成例が示されている。この図2においては、ハードディスク・ドライブ100の各部材がベース120に収納された状態が示されている。
図2において、180はヘッド、190はアクチュエータ、200はランプ機構である。
ヘッド180は、ホスト(不図示)との間で入出力されるデータについて、磁気ディスク110への書き込み及び/または読み出しを行う。ヘッド180は、記録素子及び/又は再生素子、スライダ(これら、不図示)を有している。この記録素子は、磁気ディスク110への記録データに応じて電気信号を磁界に変換する。再生素子は、磁気ディスク110からの磁界を電気信号に変換する。スライダは、これら記録素子及び/又は再生素子の面上に形成されている。
アクチュエータ190は、一端においてヘッド180を支持するとともに、他端において回動軸191に回動自在に保持されている。これによって、アクチュエータ190は、ヘッド180を磁気ディスク110上あるいは磁気ディスク110を離れて所望の位置に移動することができる。また、アクチュエータ190は、図示しないFPC(Flexible Printed Circuit)によって、ベース120底部に取付けられた回路基板(不図示)と接続されている。
アクチュエータ190は、アクチュエータ・アーム192とVCM(Voice Coil Motor)193とを備えている。このアクチュエータ・アーム192の先端には、弾性を有するサスペンション194が設けられている。ヘッド180は、このサスペンション194に固着されている。また、サスペンション194の先端部に、タブ195が形成されている。アクチュエータ・アーム192は、VCM193の回動軸191に回動可能に取付けられている。これらアクチュエータ・アーム192、VCM193は、ベース120のアクチュエータ収容エリア126に収納されている。
ランプ機構200は、磁気ディスク110の回転が停止するときに、ヘッド180を磁気ディスク110から退避させる。
このように構成されたハードディスク・ドライブ100は、次にように動作を行う。
ハードディスク・ドライブ100の非動作時には、磁気ディスク110は、静止している。VCM193は、コントローラ(不図示)からフラットコイルに流される駆動信号に応じて、回動軸191を中心としてアクチュエータ・アーム192を回動させる。これによって、ヘッド180は、磁気ディスク110の上に移動したり、磁気ディスク110の外側へ移動したりすることができる。
ハードディスク・ドライブ100の非動作時には、磁気ディスク110は、静止している。VCM193は、コントローラ(不図示)からフラットコイルに流される駆動信号に応じて、回動軸191を中心としてアクチュエータ・アーム192を回動させる。これによって、ヘッド180は、磁気ディスク110の上に移動したり、磁気ディスク110の外側へ移動したりすることができる。
スピンドル・モータ170は、回路基板(不図示)との間で、モータ駆動用の電力、信号等の入出力を行う。アクチュエータ190は、この図示しない回路基板との間で、VCM193用コイルへの動力やヘッド180の読み取り等のための電力、信号の入出力を行う。この回路基板(不図示)とアクチュエータ190との間の入出力は、FPC(不図示)を介して行なわれる。
アクチュエータ190は、磁気ディスク110からのデータの読み取り/書き込みのため、回転している磁気ディスク110表面のデータ領域上空にヘッド180を移動する。アクチュエータ190が回動することによって、ヘッド180が磁気ディスク110の表面の半径方向に沿って移動する。これによって、ヘッド180が所望のトラックにアクセスすることができる。
ヘッド180は、磁気ディスク110に対向するスライダのABS(Air Bearing Surface)面と回転している磁気ディスク110との間の空気の粘性による圧力が、アクチュエータ190によって磁気ディスク110方向に加えられる圧力とバランスすることによって、ヘッド180は磁気ディスク110上に一定のギャップを置いて浮上する。
本実施形態のハードディスク・ドライブ100はロード・アンロード型と称されるディスク・ドライブ装置である。詳細には、磁気ディスク110の回転が停止すると、ヘッド180が磁気ディスク110表面に接触し、吸着現象が生じる。これに起因して、データ領域の傷の発生、磁気ディスクの回転不能などの問題が起こる。そのため、磁気ディスク110の回転が停止するときには、アクチュエータ190は、ヘッド180をデータ領域からランプ機構200に退避させる。
アクチュエータ190がランプ機構200の方向に回動すると、アクチュエータ190先端のタブ195がランプ機構200表面上を摺動しながら移動する。この摺動するタブ195がこのランプ機構200上のパーキング面に載ることにより、ヘッド180がアンロードされる。ロードのときには、パーキング面に支持されていたアクチュエータ190は、ランプ機構200から離脱して磁気ディスク110表面上空に移動する。尚、CSS方式(Contact Start and Stop)のハードディスク・ドライブにおいては、磁気ディスク110内周側に形成されているCSSゾーンにヘッド180が退避する。
なお、本実施形態のハードディスク・ドライブは、一枚の磁気ディスク110を備えるが、本発明は、複数枚の磁気ディスクを備えるハードディスク・ドライブに適用することができる。複数枚の磁気ディスクを両面記録する場合には、ハブ172によってスピンドル・モータ170の回転軸方向に所定の間隔で複数枚の磁気ディスクを一体的に保持する。それぞれ各記録面を走査するヘッドを保持するアクチュエータ・アームを記録面の数だけ用意し、アクチュエータ・アーム192と所定の間隔をおいて重なる位置でアクチュエータ190に固定する。
次に、本発明に係るハードディスク・ドライブ100のトップ・カバー130のベース120への固定形態について説明する。
図3の断面図に、ハードディスク・ドライブ100の一構成例が示されている。この断面図には、図2におけるA−A’断面が部分的に示され、スクリュー140周辺が示されている。
図3の断面図に、ハードディスク・ドライブ100の一構成例が示されている。この断面図には、図2におけるA−A’断面が部分的に示され、スクリュー140周辺が示されている。
図3に示すように、ベース120の外周には、上側ベース・ステップ128、下側ベース・ステップ129が設けられている。これらベース・ステップ128,129は、ベース120の外周から階段状に形成された段差面である。ベース・ステップ128,129は、スクリュー140によって固定される固定部分付近に設けられればよい。また、ベース120外周全てに設けることもでき、スクリュー140が取付けられる箇所を含め、ベース120外周における所定の複数の箇所にのみ設けてもよい。
トップ・カバー130は、上側ベース・ステップ128上に上方から載置される。具体的には、トップ・カバー130外周が上側ベース・ステップ128上に係止され、上側ベース・ステップ128によって支持されている。このとき、トップ・カバー130の窪み部分132の突出側は、ベース120側に配設されている。すなわち、この窪み部分132底部がベース120の上側ベース・ステップ128表面に対向している。この対向状態で、窪み部分132に形成されたタッピング・ホール131は、スルー・ホール121上に配置されている。
タッピング・ホール131は、バーリングによって突出した突出部分134を有する。すなわち、この突出部分134は、トップ・カバー130の窪み部分132のへこみと反対側に突出している。従って、タッピング・ホール131は、トップ・カバー130が載置された状態で上方に突出する。換言すれば、トップ・カバー130は、この突出部分134がベース120側からトップ・カバー130側に向かうように載置される。また、突出部分134の突出程度は、窪み部分の深さ程度、若しくはその深さよりも小さい程度である。
トップ・カバー130は、この載置状態で、スクリュー140によって固定される。詳細には、スクリュー140は、ベース120に対してトップ・カバー130の反対側(ベース120下方)からスルー・ホール121を貫通し、トップ・カバー130のタッピング・ホール131に螺合される。この螺合されたスクリュー140は、強固に締結され、これによってトップ・カバー130はベース120上に固定される。また、トップ・カバー130は、スクリュー140とともにスクリュー150によってベース120に固定されている。
スクリュー140周辺において、スクリュー140が強く締結されるので、トップ・カバー130の窪み部分132底面は、下側ベース・ステップ129表面に密接している。従って、下側ベース・ステップ129は、この密接状態で、窪み部分132底部によって囲繞されている。
なお、トップ・カバー130がベース120上に覆設されたときに、窪み部分132底部は下側ベース・ステップ129に当接してもよいし、近接しているだけでもよい。トップ・カバー130は、スクリュー140,150によってベース120に固定されたときに、この窪み部分132の底部が下側ベース・ステップ129表面に当接すればよい。
スクリュー140がトップ・カバー130を締結したとき、その強固な締結によって、スクリュー140のヘッド141は、ベース120の下側ベース・ステップ129の底面に当接している。詳細には、下側ベース・ステップ129の上下に対向する表面はそれぞれ、トップ・カバー130の窪み部分132底部、スクリュー140のヘッド141に圧接する。従って、下側ベース・ステップ129は、これらヘッド141と窪み部分132との間で強く挟まれている。
トップ・カバー130は、ベース120に固定されると、シール・テープ160によって覆われる。具体的には、シール・テープ160は、その粘着材や接着剤が塗布された塗布側の表面をトップ・カバー130側に配置し、この状態でトップ・カバー130に貼付される。詳細には、シール・テープ160は、トップ・カバー130の表面(ベース120に対して反対側の表面)に略平面状に貼付される。それとともに、シール・テープ160は、ベース120の外縁部分127表面に貼り付けられる。
シール・テープ160は、この貼付された状態において、トップ・カバー130の窪み部分132を覆っている。詳細には、シール・テープ160は、窪み部分132の外周部分133に接着されている。これによって、シール・テープ160は、窪み部分132の外周部分133に密着している。従って、窪み部分132は、この密接状態で、シール・テープ160によって囲繞されている。
図3に示されるように、スクリュー140先端がタッピング・ホール131から突出している。スクリュー140の突出高さは、窪み部分132の深さ程度であり、スクリュー140先端とトップ・カバー130表面とは略同じ高さとなっている。シール・テープ160は、この突出したスクリュー140上に貼り付けられ、トップ・カバー130全体に亘って略平面状に敷設されている。これによって、スクリュー140先端は、シール・テープ160と窪み部分132との間に閉鎖される。
また、スクリュー140の先端がタッピング・ホール131から突出しない場合には、タッピング・ホール131端部に、シール・テープ160が貼付される。さらに、スクリュー140先端がタッピング・ホール131から過度に突出する場合には、シール・テープ160に、この突出する先端を覆うような凹凸を設けてもよい。この場合であっても、シール・テープ160の形状は、窪み部分132の外周部分133に密着することができればよい。
このように、スクリュー140がトップ・カバー130を締結した状態では、窪み部分132底部が下側ベース・ステップ129に密着しているので、ベース内空間124、すなわちベース120とトップ・カバー130とによって封入されたエアーが密閉される。従って、ベース内空間124のエアーが下側ベース・ステップ129とトップ・カバー130との間からリークするのを防ぐことができる。
さらに、窪み部分132がシール・テープ160によって閉鎖されるので、タッピング・ホール131は、スクリュー140の先端側において密閉されている。これによって、タッピング・ホール131とスクリュー140との間隙、つまりスクリュー140の側面付近の空間が、スクリュー140のヘッド141とシール・テープ160との間で密閉されている。従って、ベース内空間124のエアーが下側ベース・ステップ129とトップ・カバー130との間から抜けたとしても、これらヘッド141、シール・テープ160間で防ぐことができる。
またさらに、スクリュー140のヘッド141は、スクリュー140の締結状態で、下側ベース・ステップ129底部に密着するので、ベース120のスルー・ホール121からエアーがリークするのを防止することができる。
以上のように、本発明に係るハードディスク・ドライブ100においては、ベース内空間24内のエアーがスクリュー140周辺からリークするのを確実に防止することができる。それ故、ベース内空間124の内圧が低下するのを防ぐことができ、この内圧低下に起因して埃等が外部から侵入するのを防ぐことができる。これにより、ハードディスク・ドライブ100が侵入した埃によって故障するのを回避することができ、耐久性、信頼性の向上を図ることができる。
さらに、ベース120、トップ・カバー130をともにプレス加工によって安価に形成することができるので、ハードディスク・ドライブ100の生産コストを低減することができる。またさらに、シール・テープ160は、ベース内空間124のエアーを密閉するために一般に使用されるが、このシール・テープ160を、スクリュー140近傍、具体的にはタッピング・ホール131におけるエア・リークを防止するのに併用することができる。従って、エア・リークを防ぐための新たな構造体を設けることなく、安価に、かつ確実にエア・リークを防止することが可能となる。
なお、本実施形態においては、トップ・カバー130に窪み部分132が設けられているが、これに限られない。具体的には、トップ・カバー130の形状を、全体として凹凸がなく略平面状な形状とすることも可能であり、トップ・カバー130が、ベース120のスルー・ホール121周囲を密着状態で囲繞すればよい。この場合には、ベース120とトップ・カバー130との密着面積を増加させることができるので、エア・リークをより確実に防止することができる。
またなお、本発明は、ベース120、トップ・カバー130がダイキャスト等の他の加工方法によって形成された場合にも適用可能である。この場合には、スクリュー140によって固定されるベース120の固定箇所が薄型に形成されている。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1においては、トップ・カバー130の突出部分134が外側(シール・テープ160側)に突出している場合について説明したが、発明の実施の形態2においては、内側(ベース120側)に突出する場合について説明する。
図4の断面図に、この場合におけるハードディスク・ドライブ100の一構成例が示されている。図4において、330はトップ・カバー、331はタッピング・ホール、334は突出部分である。なお、図1乃至図3に示されたハードディスク・ドライブ100の部材と同じ部材については、同じ符号を付し、ここではその説明を省略する。
発明の実施の形態1においては、トップ・カバー130の突出部分134が外側(シール・テープ160側)に突出している場合について説明したが、発明の実施の形態2においては、内側(ベース120側)に突出する場合について説明する。
図4の断面図に、この場合におけるハードディスク・ドライブ100の一構成例が示されている。図4において、330はトップ・カバー、331はタッピング・ホール、334は突出部分である。なお、図1乃至図3に示されたハードディスク・ドライブ100の部材と同じ部材については、同じ符号を付し、ここではその説明を省略する。
トップ・カバー330は、トップ・カバー130と異なり、窪み部分132のない略平らな形状を有する。このトップ・カバー330もまた、プレス加工によって形成することができる。
タッピング・ホール331は、タッピング・ホール133と同様のバーリング・タップであり、バーリング加工によって形成される。そのため、タッピング・ホール331は、トップ・カバー130の一方の側面に突出した突出部分334を有する。この突出部分334が形成されたトップ・カバー130の側面に対向する反対側の側面は、略平坦とすることができる。
タッピング・ホール331は、タッピング・ホール133と同様のバーリング・タップであり、バーリング加工によって形成される。そのため、タッピング・ホール331は、トップ・カバー130の一方の側面に突出した突出部分334を有する。この突出部分334が形成されたトップ・カバー130の側面に対向する反対側の側面は、略平坦とすることができる。
図4に示すように、トップ・カバー330は、トップ・カバー130と同様に、ベース120の上部開口に嵌合し、ベース120の上部開口を閉蓋して塞ぐ。このとき、トップ・カバー330は、トップ・カバー130と異なり、突出部分334がベース120側に突出するように配置されている。すなわち、突出部分334は、トップ・カバー330とベース120との間に配置されている。
トップ・カバー330は、スクリュー140によってベース120に固定される。このスクリュー140は、ベース120下方からタッピング・ホール331に螺合され、強固に締結される。スクリュー140のヘッド141は、この強固な締結によって、ベース120の下側ベース・ステップ129底面に密接する。これによって、スクリュー140のヘッド141側からエアーがリークするのを防止することができる。
トップ・カバー330上には、シール・テープ160が貼付される。このとき、トップ・カバー330の突出部分334は、ベース120内部に向き、シール・テープ160側に突出していない。従って、トップ・カバー330上にシール・テープ150を容易に貼付することができる。さらに、シール・テープ160は、タッピング・ホール331のネジ側を塞いでいるので、ネジ側でエア・リークが発生するのを防ぐことができる。
また、シール・テープ160は、トップ・カバー330とベース120との間隙を封止するためのものである。従って、タッピング・ホール331のエア・リークを防止するシール・テープを新たに設ける必要がないので、このエア・リークを防止するために生産コストが上昇するのを回避することができる。
以上のように、本実施形態のハードディスク・ドライブ100においても、スクリュー140のヘッド141側、シール・テープ160側の双方におけるエア・リークを防ぐことができる。これに対して、発明の実施の形態1においては、ヘッド141側、シール・テープ160側に加え、トップ・カバー130とベース120との密着によってエア・リークを防止している。従って、本実施形態のように、2箇所でエア・リークを防止することも可能であるが、発明の実施の形態1に示されたように3箇所でエア・リークを防止する方が好ましい。
本実施形態に示したように、トップ・カバー330に加えてベース120もプレス加工によって形成する場合には、ネジ締めされるタッピング・ホール331は、バーリング・タップにするのが通常である。この場合、バーリングできる高さが限られており、ネジ山の数をかせぐことができないので、バーリング・タップ331は、スクリュー140が貫通しない止め穴にすることができない。そのため、エアーが漏れるのはスクリュー140のヘッド141側からではなく、内側面がネジ切りされたタッピング・ホール331のネジ側でエア・リークが発生する。本実施形態のように、シール・テープ160がタッピング・ホール331のネジ側を密閉するので、このネジ側のエア・リークを防止することができる。
また、突出部分334は、ベース120内部に向いた場合には、スクリュー140が締結された状態において、下側ベース・ステップ129表面に密接しない場合がある。すなわち、場合によっては、突出部分334とベース120との間に、間隙335が形成される。さらに、スクリュー140が貫通するスルー・ホール121の内側面は、その幅が狭いため、タップを形成することができない。この場合には、スクリュー140がスルー・ホール121を貫通するだけである。そのため、ベース120は、トップ・カバー330に向かう方向に可動となる。
従って、何らかの刺激によって、スクリュー140のヘッド141がベース120から離れ、スルー・ホール121からエアーがリークする恐れがある。それゆえ、発明の実施の形態1に示すように、間隙335が生じないように、ベース120とトップ・カバー130との密着する方が好ましく、エア・リークをより確実に防止することができる。
従って、何らかの刺激によって、スクリュー140のヘッド141がベース120から離れ、スルー・ホール121からエアーがリークする恐れがある。それゆえ、発明の実施の形態1に示すように、間隙335が生じないように、ベース120とトップ・カバー130との密着する方が好ましく、エア・リークをより確実に防止することができる。
100…ハードディスク・ドライブ、110…磁気ディスク、102…ベース、
130,330…トップ・カバー、140,150…スクリュー、
160…シール・テープ、170…スピンドル・モータ、180…ヘッド、
190…アクチュエータ、200…ランプ機構
130,330…トップ・カバー、140,150…スクリュー、
160…シール・テープ、170…スピンドル・モータ、180…ヘッド、
190…アクチュエータ、200…ランプ機構
Claims (18)
- データを記録する媒体と、
当該媒体を収容し、ホールを備えるベースと、
前記ホールと位置合わせされたタッピング・ホールを有するトップ・カバーと、
前記ホールを貫通して前記タッピング・ホールと螺合し、前記ベースの表面と密接するヘッドを備えるスクリューとを備え、
前記トップ・カバーは、前記ベース内側に嵌合し、前記スクリューが螺合した状態で前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接する、
データ記憶装置。 - 前記ベースはプレス加工により形成されている、請求項1に記載のデータ記憶装置。
- 前記ホールはスルー・ホールであり、前記スクリューは前記スルー・ホールを貫通した状態で前記タッピング・ホールと螺合する、請求項1に記載のデータ記憶装置。
- 前記トップ・カバーは、前記タッピング・ホールが底部に形成された窪み部分を有し、前記窪み部分が前記ベース側に配置された状態で前記ベース内側に嵌合し、
前記窪み部分の底部は、前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接する、請求項1に記載のデータ記憶装置。 - 前記タッピング・ホールを覆うシール・テープを、さらに備え、
前記シール・テープは、前記窪み部分の外周に密着して前記窪み部分を密閉する、請求項4記載のデータ記憶装置。 - 前記シール・テープは、前記トップ・カバーの全面を覆う1枚のシール・テープである、請求項5に記載のデータ記憶装置。
- 前記窪み部分は底部に形成された突出部を有し、
前記タッピング・ホールは、前記突出部内に形成されたバーリング・タップである、請求項4に記載のデータ記憶装置。 - データを記録する媒体と、
当該媒体を収容し、ホールを備えるベースと、
前記ホールと位置合わせされたタッピング・ホールを備えるトップ・カバーと、
前記ホールを貫通して前記タッピング・ホールと螺合し、前記ベースの表面と密接するヘッドを備えるスクリューと、
前記タッピング・ホールを覆うシール・テープと、
を備えるデータ記憶装置。 - 前記ベースはプレス加工により形成されている、請求項8に記載のデータ記憶装置。
- 前記ホールはスルー・ホールであり、前記スクリューは前記スルー・ホールを貫通した状態で前記タッピング・ホールと螺合する、請求項8に記載のデータ記憶装置。
- 前記トップ・カバーは、前記ベース内側において前記ベースの外周に沿って前記ベースと嵌合し、
前記シール・テープは、前記トップ・カバー及び前記ベースに密着し、前記ベースと前記トップ・カバーとの間の空隙を封止する、
請求項8に記載のデータ記憶装置。 - 前記シール・テープは、前記トップ・カバーの全面を覆う1枚のシール・テープである、請求項8に記載のデータ記憶装置。
- 前記トップ・カバーは、前記スクリューが螺合した状態で前記ベースの前記トップ・カバー側表面と密接し前記スルー・ホールの周囲を囲む密接部を備える、請求項8に記載のデータ記憶装置。
- 前記トップ・カバーは、前記タッピング・ホールが底部に形成された窪み部分を有し、
前記トップ・カバーは、前記窪み部分が前記ベース側に配置された状態で前記ベース内側に嵌合し、
前記窪み部分の底部は、前記スクリューが螺合した状態で前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接し、
前記シール・テープは、当該窪み部分の外周に密着して前記窪み部分を密閉し、
前記窪み部分は底部に形成された突出部を有し、
前記タッピング・ホールは、前記突出部内に形成されたバーリング・タップである、
請求項8に記載のデータ記憶装置。 - 前記トップ・カバーは、前記スクリューが螺合した状態で前記ベースの前記トップ・カバー側表面と密接し前記スルー・ホールの周囲を囲む密接部を備え、
前記トップ・カバーは、前記ベース内側において前記ベースの外周に沿って前記ベースと嵌合し、
前記シール・テープは、前記トップ・カバー及び前記ベースに密着し、前記ベースと前記トップ・カバーとの間の空隙を封止する、
請求項8に記載のデータ記憶装置。 - 前記トップ・カバーは、前記ベース内側において前記ベースの外周に沿って前記ベースと嵌合し、
前記シール・テープは、前記トップ・カバー及び前記ベースに密着し、前記ベースと前記トップ・カバーとの間の空隙を封止し、
前記トップ・カバーは、前記タッピング・ホールが底部に形成された窪み部分を有し、
前記トップ・カバーは、前記窪み部分が前記ベース側に配置された状態で前記ベース内側に嵌合し、
前記窪み部分の底部は、前記スクリューが螺合した状態で前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接し、
前記シール・テープは、当該窪み部分の外周に密着して前記窪み部分を密閉する、
請求項8に記載のデータ記憶装置。 - 前記窪み部分は底部に形成された突出部を有し、
前記タッピング・ホールは、前記突出部内に形成されたバーリング・タップである、
請求項16に記載のデータ記憶装置。 - 磁気データを記録する磁気ディスクと、
前記磁気ディスクを回転するモータと、
前記磁気ディスクの記録領域にアクセスするヘッドと、
前記磁気ディスク、前記モータ、及び前記ヘッドを収容するベースと、
前記ベース内側において前記ベースの外周に沿って前記ベースと嵌合するトップ・カバーと、
前記トップ・カバー及び前記ベースに密着し、前記ベースと前記トップ・カバーとの間の空隙を封止するシール・テープと、
前記ベースと前記トップ・カバーを固定するスクリューと、を備え、
前記トップ・カバーは、タッピング・ホールが底部に形成され、前記ベース側に窪む窪み部分を有し、
前記スクリューは、前記ベースに形成されたホールを貫通して前記タッピング・ホールと螺合し、前記ベースの表面と密接するヘッドを備え、
前記窪み部分の底部は、前記スクリューが螺合した状態で前記ホールを囲む領域において前記ベースに密接し、
前記シール・テープは、当該窪み部分の外周に密着して前記窪み部分を密閉する、
磁気ディスク装置。
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