JP2007012106A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 確実に磁気ディスク装置の内部を密閉して信頼性を高めた磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】 磁気ディスク装置10は、筐体11と、筐体11上に設けられた磁気ディスク12、磁気ヘッド13等の記録再生部と、蓋15等から構成される。筐体11には、凸状の周縁部23が全周に亘って設けられ、周縁部23の頂上面である接着面23aにパッキン24が固着される。パッキン24は蓋15の内面の平坦な表面に接触して、筐体11と蓋15とが横方向にずれて取り付けられても磁気ディスク装置10の内部を密閉状態に保つ。また、筐体の周縁部の表面を平坦に形成し、蓋に凸状の周縁部を全周に亘って設け、その周縁部の頂上面にパッキンが固着される構成としてもよい。
【選択図】 図6

Description

本発明は、磁気ディスク装置に係り、特に密閉性に優れた構造を有する磁気ディスク装置に関する。
近年、磁気ディスク装置はコンピュータの補助記憶装置としてのみならず、携帯端末機器やビデオ装置等に搭載されている。このような用途の拡大に伴って磁気ディスク装置のさらなる大容量化・小型化が求められている。
図1の分解斜視図に示すように、磁気ディスク装置100は、筐体101と、その上面に、磁気ディスク102、磁気ヘッド103、およびアクチュエータ104等が設けられている。筐体101の下面には、磁気ディスク装置の制御を行う電子基板(不図示)等が設けられている。さらに、磁気ディスク装置100は、筐体101の上面を覆う蓋105が設けられ、磁気ディスク102等が収容された装置内部を外部から隔離した密閉構造を有する。
磁気ヘッド103は、磁気ディスク102の表面上を微小な高さで浮上しながら記録・再生動作や、径方向にシーク動作を行っている。磁気ヘッド103はこのような微小高さで浮上しているため、磁気ヘッド103の磁気ディスク102に対向する面(媒体対向面)や磁気ディスク102の表面は清浄な状態に保持されている。
筐体101は周縁部に狭い幅の凸状の枠106が設けられ、枠106と蓋105の内面が当接するようになっている。図2に示す蓋105の内面から視た平面図に示すように、蓋105の内面には、周縁部に輪状のパッキン108が設けられている。
図3に図1のX1−X1線断面図を示すように、パッキン108は蓋の内面に接着部材108aにより固着されている。パッキン108と筐体の枠106の表面の当接面106aとが接触するように蓋105をねじ止めすることで、外部から装置内部に塵埃や低分子の有機物ガスが侵入することを防止している。
特開2001−329248号公報
しかしながら、図3に示すように、蓋105のねじ穴105aとねじ109との間には隙間があるため、筐体101に対して蓋105は横方向にこの隙間の分だけ遊びを有している。このため、蓋105を筐体の枠106にねじ止めした際に、この隙間の分だけ蓋がずれて固定されるおそれがある。この場合、図4に図1のX2−X2線断面図を示すように、パッキン108の表面が枠の当接面106aからずれてしまい、接触部分の面積が減少する。さらには、パッキン108の表面と枠の当接面106aとの間に隙間ができるおそれがある。このように、接触面積が過度に減少したり隙間ができると、外気から塵埃や外気に含まれる低分子の有機物ガスが装置内部に侵入してしまう。塵埃や有機物ガスは、図1に示す磁気ディスク102の表面の潤滑層に付着あるいは混入し潤滑層の機能を低下させたり、磁気ヘッド103の媒体対向面に付着して磁気ヘッドの浮上安定性を劣化させる。さらに塵埃の粒子径が浮上量と同程度の大きさの場合は、塵埃が磁気ヘッドと磁気ディスクとの間に入り込むと、保護膜にスクラッチが形成され、ひいてはヘッドクラッシュが発生する。その結果、磁気ディスク装置は回復し難いエラーが発生し、信頼性が低下するという問題がある。
また、磁気ディスク装置はその動作時に、磁気ディスクの高速回転により内部は負圧になる。この場合、外気が内部にいっそう侵入し易くなるため、塵埃侵入の問題が発生し易くなる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、確実に磁気ディスク装置の内部を密閉して高い信頼性を有する磁気ディスク装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、一面が開放された基体と、前記基体の開放面を覆う蓋体と、前記基体上に配設され、該基体と蓋体との間に形成された空間に収容された磁気ディスクおよび磁気ヘッドを有する記録再生部と、を備え、前記基体および蓋体のいずれか一方は、その周縁部の全周に亘って凸部が配設され、該凸部の第1の面と、他方の平坦な第2の面とが対向してなり、前記第1の面に、第2の面と当接して密閉するパッキンが固着されてなることを特徴とする磁気ディスク装置が提供される。
本発明によれば、基体および蓋体のいずれか一方の周縁部に設けられた凸部の第1の面にパッキンが固着され、パッキンは第1の面に対向する平坦な第2の面に当接する。したがって、基体と蓋体とが横方向にずれて取り付けられた場合でも、パッキンが平坦な第2の面に接触するので、図4に示す従来の問題は生じず、パッキンと第2の面との良好な接触状態が保たれる。その結果、記録再生部が収容される磁気ディスク装置の内部が確実に密閉され、信頼性の高い磁気ディスク装置が提供できる。
本発明によれば、確実に磁気ディスク装置の内部を密閉して信頼性を高めた磁気ディスク装置を提供できる。
以下図面を参照しつつ実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る磁気ディスク装置の分解斜視図である。図6は、図5のA−A線断面図である。なお、A−A線は、スピンドルモータの略中心を通り、磁気ディスクの径方向に沿っている。
図5および図6を参照するに、第1の実施の形態に係る磁気ディスク装置10は、筐体11と、筐体11上に設けられた磁気ディスク12、磁気ヘッド13、アクチュエータユニット14等の記録再生部と、蓋15等から構成される。磁気ディスク12は、その開口部と回転軸17が嵌合するように載置され、上側からハブ16に固定されている。磁気ディスク12は、スピンドルモータ18の駆動により回転される。
磁気ヘッド13は、その基部がアーム19に固定され、アーム19を介してアクチュエータユニット14に取り付けられている。磁気ヘッド13は、アクチュエータユニット14により、磁気ディスク12の径方向に回動される。また、筐体11の裏側には、磁気ディスク装置10の制御、例えば、記録再生制御、磁気ヘッド位置制御、およびスピンドルモータ制御等を行う電子基板20が設けられている。
磁気ディスク12には、図示されないが、円板状の基板に情報が記録される記録層、それを覆う保護膜および潤滑層が形成されている。記録層は、特に限定されないが、例えば、膜面に平行な磁化を有する面内磁化膜や、膜面に垂直方向の磁化を有する垂直磁化膜からなる。
磁気ヘッド13は、サスペンション21と、その先端部に固定されたヘッドスライダ22と、ヘッドスライダ22に形成された記録再生を行う素子部(微少なため図示されず)等から構成される。素子部は記録磁界を磁気ディスク12の記録層を磁化して記録し、また、記録層からの磁界を検知して再生を行う。ヘッドスライダ22は、磁気ディスク12の高速回転により生じる空気流により磁気ディスク面から例えば10nm〜20nmの高さに浮上し、浮上した状態で素子部により記録再生動作を行う。
筐体11および蓋15は、例えばアルミニウム合金、ステンレス等の金属材料、あるいはプラスチック材料からなる。筐体11の外周には、上方に向かって凸状の周縁部23が全周に亘って設けられている。凸状の周縁部23と蓋15とに挟まれた内側に磁気ディスク12等の記録再生部を収容する空間が形成される。
周縁部23は、筐体11の機械的強度を確保する一方、所定の大きさの磁気ディスク12を収容しかつ筐体11を小型化するために周縁部23の一部でその幅が狭くなっている。周縁部23は、磁気ディスク12に近接する領域では特に幅が狭くなっている。
また、周縁部23にはその頂上面にパッキン24が固着される接着面23aが設けられている。パッキン24は輪状になっており、図6に示すように、周縁部23の接着面23aに固着されている。
図7は、図6のB部拡大図である。図7を参照するに、パッキン24は板状であり、弾性部材24aと接着部材24bからなる。パッキン24は、接着部材24bにより周縁部23の接着面23aに固着され、弾性部材24aの表面が蓋15の内面に接触している。蓋15の内面は、接着面23aと対向する領域が接着面23aの幅よりも広い幅で平坦に形成されていることが好ましい。これにより、図6に示す筐体11と蓋15とが互いに横方向にずれて取り付けられても、図4に示した従来の問題がいっそう生じ難くなり、良好な密閉状態が保たれる。なお、蓋15は全体が略平板状でもよく、蓋15の周縁部の内面のみが平坦な形状に形成されてもよい。
接着部材24bは、パッキン24を接着可能であればその材料に特に制限はされない。接着部材24bとしては、エポキシ樹脂、両面テープ等のアクリル樹脂等からなる接着剤が挙げられる。
また、弾性部材24aは、ゴム材料や、エラストマーからなる。弾性部材24aとしては、耐ガス透過性が優れる点で、ニトリルゴム、水素化ニトリルゴム、フッ素ゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、クロロプレンゴム、クロロスルフォン化ポリエチレンゴム、エピクロルヒドリンゴムが好ましい。これらのゴムを使用することで、パッキン24の幅が狭くなっても外部から弾性部材を透過して流入するガス量を抑制できる。また、エラストマーとしては、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーが挙げられる。
また、パッキン24は、射出成型等で形成した成型パッキンでもよく、板状の材料を、抜き型を使用して整形した打ち抜きパッキンでもよい。パッキン24は、弾性部材24bの表面が平坦でもよく、中央が凸状になっていてもよい。蓋15の内面が平坦なので、パッキン24と蓋15の内面とが良好に接触し、筐体11内部の密閉性が良好となる。
また、接着面23aからのパッキン24のはみ出しを防止する点で、パッキン24の幅W1は、接着面23aの幅W2よりも狭いことが好ましい。これにより、磁気ディスク装置10の組み立て工程において、図6に示す磁気ディスク12を回転軸17に取り付ける際に、磁気ディスク12の外周部がパッキン24に接触し難くなる。この接触を回避することで、磁気ディスク12への汚れの付着やキズの形成を抑制できる。
なお、磁気ディスク12の外周部と周縁部12の内側との距離を十分に確保できる場合は、パッキン24は、図7に示す幅W1を接着面23aの幅W2よりも広くしてもよい。これにより、密閉性を向上でき、耐ガス透過性も確保できる。
図5を合わせて参照するに、周縁部23には、筐体11の四隅および中央付近に蓋15をねじ止めするねじ止め部26が設けられている。ねじ止め部26、27は、接着面23aよりもわずかに高い位置に基準面26a、27aが設けられている。基準面26a、27aにはねじ穴26a−1、27a−1が設けられおり、蓋15がねじ止めされた状態では、基準面26a、27aが蓋15の内面と直接接触する。これにより蓋15がパッキン24を押圧し、弾性部材24aが圧縮されると共に蓋15の内面と弾性部材24aの表面が当接する。このようにして、筐体11の内部が外部から密閉される。
パッキン24は、その長手方向に対して幅が一定である必要はなく、筐体11の周縁部23の幅が狭い箇所に対応する部分はパッキン24の幅を狭く、筐体11の周縁部23の幅が広い箇所は広く形成してもよい。特に、ねじ止め部26の周囲はパッキン24の幅を広くする。これにより、パッキン24に均一に圧力が印加され、パッキン24の圧縮量をその長さ方向に亘って均一にできる。これにより、パッキン24と蓋15の内面との接触状態がいっそう良好となる。
蓋15には、対角線上に、蓋15の位置決め用の開口部15bが設けられている。蓋15を筐体11に位置決めする際に、この開口部15bに筐体11のねじ止め部27に設けられた凸部27bを挿入する。そして蓋15の穴にネジを挿入し、蓋15と筐体11とをねじ止めする。この際、蓋15は筐体11に対してねじの直径と穴の直径とのクリアランス分だけ横方向にずれが生じる。しかし、パッキン24は、筐体11の接着面23aに固着されており、パッキンの合わせ面となる蓋15の内面は平坦でずれ分よりも幅が広いので良好な当接状態となる。これにより密閉性が良好となる。
磁気ディスク12の外周部に近接する筐体11の周縁部23の幅は、図7に示すように、筐体11の小型化のため狭く形成される。このような箇所でも周縁部23側にパッキン24が固着されるので、パッキン24と蓋15の内面との当接状態が良好になり、密閉性が確保される。
また、磁気ディスク装置10の組み立て工程は、筐体11に磁気ディスク12、磁気ヘッド13、アクチュエータユニット14等の記録再生部を組み上げる。次いで予め貼り付ける形状でダイに吸引したパッキン24を筐体11に対して位置決めし、接着面23aにパッキン24を載置すると共に押圧してパッキン24の接着部材24bと接着面23aとを接着する。次いで、蓋15を筐体41に対して位置決めして載置し、次いでねじ止めする。この工程では、蓋15を固定する直前までパッキン24を外気に曝さないでおけるので、清浄なパッキンの表面を蓋15の内面と合わせられる。これにより、パッキン24と蓋15の内面との間に塵埃等が介在することを抑制できるので良好な密閉状態を形成できる。なお、パッキン24は次に示す断面形状を有してもよい。
図8Aはパッキンの他の例の断面図、図8Bは図8Aに示すパッキンと蓋15との当接状態を示す図である。なお、図8Aおよび図8Bは、図6と同じ方向の断面図である。
図8Aを参照するに、パッキン31は、蓋15を接触させない状態で、その表面の幅方向の略中央に溝部31a−1が設けられ、その両側に凸部31a−2が設けられている。溝部31a−1はパッキン31の長手方向に沿って延びるように設けられる。図8Bに示すように、蓋15がパッキン31を押圧した状態では、凸部31a−2が幅方向に広がり、凸部31a−2と溝部31a−1の表面が蓋15の内面と接触する。これによりパッキンの表面31a−1、31a−2と蓋15の内面との接触面積が増加するので密閉状態が良好となる。このようなパッキン31は、パッキン31の幅が制約されるような箇所では特に有効である。例えば、周縁部23の幅が狭い、例えば、磁気ディスク12の外周部に近接する領域では、パッキン31を用いることで密閉状態を良好に維持できる。
なお、パッキン31はその表面の形状が異なる以外は、図7に示すパッキンと同様の構成を有し、同様の材料から選択される。
図9はパッキンのその他の例の断面図である。図9は、図6と同じ方向の断面図である。図9を参照するに、パッキンを液状パッキン32としてもよい。液状パッキン32は、例えば液状の硬化型樹脂組成物を硬化させたてゴム状となる材料からなる。このような液状の硬化型樹脂組成物は、公知の材料、例えば、シリコーンゴムや、含フッ素共重合体の主剤とイソシアネート等の硬化剤を混合したものが上げられる。液状パッキン32は接着面23aに塗布した後に硬化させることで、接着面23aに固着されると共に弾力性を有するようになる。
液状パッキン32は、ロボット機構を用いたFIPG(Formed In Place Gasket)法により塗布する。図示を省略するが、筐体11を固定しロボット機構によりディスペンサーを位置制御して、予めプログラムされた位置に所定量の液状パッキンを塗布する。FIPG法では、液状パッキン32の幅の制御が容易であるので、接着面23aの幅に合わせて液状パッキン32の幅を変化させ、接着面23aからのはみ出しを防止できる。
FIPG法の場合、筐体に磁気ディスク等を組み立てる前に塗布することが好ましい。ディスペンサーから液状の糸が磁気ディスク等に垂れ、磁気ディスクがエラーにより使用不可となることを防止できる。
本実施の形態によれば、筐体11の凸状の接着面23aにパッキン24、31、32が固着され、パッキン24、31、32は平坦な蓋15の内面に接触しているので、筐体11と蓋15とが横方向にずれた場合でも、パッキン24、31、32と蓋15の内面との接触状態が良好に保たれるので密閉性を向上できる。
(第2の実施の形態)
図10は、本発明の第2の実施の形態に係る磁気ディスク装置の分解斜視図である。
図11は図10のC−C線断面図である。図12は、図11のD部拡大図である。図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図10〜図12を参照するに、第2の実施の形態に係る磁気ディスク装置40は、筐体41が板状であり、蓋42の周縁部43が凸状となっている。そして、周縁部43の接着面43aにパッキン44が固着されている以外は第1の実施の形態に係る磁気ディスク装置と同様の構成からなる。
筐体41は、板状でありその一方の面に磁気ディスク12、磁気ヘッド13、アクチュエータユニット14等が設けられている。一方、蓋10は、その外周に凸状の周縁部43が設けられている。周縁部43の筐体41と対向する面である接着面43aにパッキン44が固着されている。なお、筐体41全体が板状である必要はなく、筐体41の周縁部でパッキン44が接触する表面が平坦になっていればよい。
パッキン44は、図7、図8A、あるいは図9に示したパッキンと同様の構成からなる。本実施の形態によれば、蓋42の周縁部43に設けられた凸部の接着面43aにパッキン44が固着されているので、筐体41と蓋42とが横方向にずれた場合でも、パッキン44の表面が筐体41の平坦な面に接触するので、良好な密閉状態を形成できる。
また、磁気ディスク装置40の組み立て工程は、筐体41に磁気ディスク12、磁気ヘッド13、アクチュエータユニット14等の記録再生部を組み上げた後に、予めパッキン44を固着した蓋42を筐体41に位置決めして載置し、次いでねじ止めする。この工程では、蓋42を固定する直前までパッキン44を外気に曝さないでおけるので、清浄なパッキンの表面を筐体41の表面と合わせられる。これにより、パッキン44と筐体41の表面との間に塵埃等が介在することを抑制できるので良好な密閉状態を形成できる。
本実施の形態によれば、蓋42の凸状の接着面43aにパッキン44が固着され、パッキン44は平坦で幅の広い筐体41の表面に接触しているので、筐体41と蓋42とが横方向にずれた場合でも、パッキン44と筐体41の表面との接触状態が良好に保たれるので密閉性を向上できる。
以上本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の説明に関してさらに以下の付記を開示する。
(付記1) 一面が開放された基体と、
前記基体の開放面を覆う蓋体と、
前記基体上に配設され、該基体と蓋体との間に形成された空間に収容された磁気ディスクおよび磁気ヘッドを有する記録再生部と、を備え、
前記基体および蓋体のいずれか一方は、その周縁部の全周に亘って凸部が配設され、該凸部の第1の面と、他方の平坦な第2の面とが対向してなり、
前記第1の面に、第2の面と当接して密閉するパッキンが固着されてなることを特徴とする磁気ディスク装置。
(付記2) 前記第2の面の幅は、第1の面の幅よりも広いことを特徴とする付記1記載の磁気ディスク装置。
(付記3) 前記基体はその周縁部の全周に亘って凸部が配設され、該凸部の頂上面が第1の面であり、
前記蓋体はその周縁部の内面に平坦な第2の面を有することを特徴とする付記1または2記載の磁気ディスク装置。
(付記4) 前記基体は略平板状であり、その周縁部の全周に亘って第2の面を有し、
前記蓋体はその全周に亘って凸部が配設され、該凸部の頂上面が第1の面であることを特徴とする付記1または2記載の磁気ディスク装置。
(付記5) 前記パッキンは、その幅が凸部の第1の面の幅よりも狭く形成されてなることを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載の磁気ディスク装置。
(付記6) 前記パッキンは、その幅が凸部の第1の面の幅に対応して変化してなることを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載の磁気ディスク装置。
(付記7) 前記パッキンは、弾性部材と接着部材からなり、該弾性部材がゴム材料またはエラストマーからなることを特徴とする付記1〜6のうちいずれか一項記載の磁気ディスク装置。
(付記8) 前記パッキンは、押圧されていない状態で、その表面に幅方向の中央に長手方向に沿って溝部が設けられてなることを特徴とする付記1〜6のうち、いずれか一項記載の磁気ディスク装置。
(付記9) 前記パッキンは、液状パッキンからなることを特徴とする付記1〜6のうちいずれか一項記載の磁気ディスク装置。
従来の磁気ディスク装置の分解斜視図である。 蓋の内面の平面図である。 図1のX1−X1線断面図である。 図1のX2−X2線断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁気ディスク装置の分解斜視図である。 図5のA−A線断面図である。 図6のB部拡大図である。 パッキンの他の例の断面図である。 図8Aに示すパッキンと蓋との当接状態を示す図である。 パッキンのその他の例の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る磁気ディスク装置の分解斜視図である。 図10のC−C線断面図である。 図11のD部拡大図である。
符号の説明
10、40 磁気ディスク装置
11 筐体
12 磁気ディスク
13 磁気ヘッド
14 アクチュエータユニット
15、42 蓋
16 ハブ
18 スピンドルモータ
19 アーム
20 電子基板
21 サスペンション
22 ヘッドスライダ
23、43 周縁部
23a 接着面
24、31、32、44 パッキン
25 ねじ
26、27 ねじ止め部

Claims (5)

  1. 一面が開放された基体と、
    前記基体の開放面を覆う蓋体と、
    前記基体上に配設され、該基体と蓋体との間に形成された空間に収容された磁気ディスクおよび磁気ヘッドを有する記録再生部と、を備え、
    前記基体および蓋体のいずれか一方は、その周縁部の全周に亘って凸部が配設され、該凸部の第1の面と他方の平坦な第2の面とが対向してなり、
    前記凸部の第1の面に、第2の面と当接して密閉するパッキンが固着されてなることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 前記パッキンは、その幅が凸部の第1の面の幅よりも狭く形成されてなることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記パッキンは、その幅が凸部の第1の面の幅に対応して変化してなることを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記パッキンは、押圧されていない状態で、その表面に幅方向の中央に長手方向に沿って溝部が設けられてなることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記パッキンは、液状パッキンからなることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項記載の磁気ディスク装置。
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