JPH09321451A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH09321451A
JPH09321451A JP15192296A JP15192296A JPH09321451A JP H09321451 A JPH09321451 A JP H09321451A JP 15192296 A JP15192296 A JP 15192296A JP 15192296 A JP15192296 A JP 15192296A JP H09321451 A JPH09321451 A JP H09321451A
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JP
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Application number
JP15192296A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Okamoto
明彦 岡本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09321451A publication Critical patent/JPH09321451A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に発熱部品3を空冷でき、かつ、精密可
動機構6への塵埃等の浸入を防止する。 【解決手段】 筐体1の上面ケース4に通気口をなす開
口窓4aを設けると共に筐体1の内部に上面ケース4と
平行に隔離板(プリント基板)2を設けて、筐体1内部
を開口窓4aが含まれる開口室20と非開口室21に分
ける。さらに隔離板2の開口室20側であって開口窓4
aに対向する位置に集合配置された発熱部品3の周囲を
覆う開口窓4aと略同寸法のリング状の仕切部材8を設
けて、少なくとも非開口室21を略密封状態にして外部
から塵埃等が非開口室21に侵入しない様にすると共に
仕切部材8に囲まれた発熱部品3の熱を開口窓4aを介
して外部に放出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品等の発熱
体の空冷が容易に行えるにもかかわらず、精密可動機構
に塵埃等の浸入を防止した情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置や磁気ディスク装
置等の情報記録再生装置においては、ピックアップ装置
等の精密可動機構及びこれらを駆動したり信号処理した
りするための電子回路等が設けられ、かかる精密可動機
構等は筐体内に纏めて配設されている。
【0003】この時、塵埃等が浸入すると精密可動機構
の故障の原因になるので、当該精密可動機構は防塵カバ
ーにより覆われて防塵されている。また、電子回路等に
おいては発熱する電子部品(以下発熱部品と云う)が含
まれ、当該発熱部品を冷却するために外気による空冷が
行われている(例えば、特開平3−173989号公報
参照されたい)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
ダウンサイジングの要望は情報記録再生装置においても
要求され、この結果、精密可動機構と電子回路等は複雑
に入り組んだ状態で筐体内に収納されるようになった。
このため、精密可動機構と電子回路、特に発熱部品とを
空間的に明確に分離することが困難になり、精密可動機
構のみを防塵カバーにより覆うことが困難となってきて
いる。
【0005】従って、精密可動機構と電子回路等とを一
体に防塵カバーで覆うか、または精密可動機構を防塵カ
バーで覆わない構成にするかの選択の岐路に立たされて
いる。
【0006】しかし、精密可動機構を防塵カバーで覆わ
ない場合には、塵埃の浸入による故障が問題となり、ま
た精密可動機構と電子回路等とを共に防塵カバーにより
覆う場合は、発熱部品の放熱が十分に行えない問題があ
る。
【0007】無論、防塵カバーを複雑な形状にして精密
可動機構のみを覆ったり、精密可動機構と電子回路等と
を一体に防塵カバーで覆い、発熱部品の冷却を空冷以外
の電気的方法等によることも可能であるが、かかる方法
は装置のコストを大幅にアップさせる要因となる。
【0008】そこで、本発明は、ダウンサイジング化し
た情報記録再生装置であっても、発熱部品を容易に空冷
できると共に、精密可動機構への塵埃等の浸入を防ぐこ
とが可能な情報記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記課題
を解決するために請求項1にかかる発明は、筐体の上面
ケースに通気口をなす開口窓を設けると共に前記筐体の
内部に前記上面ケースと平行に隔離板を設けて、筐体内
部を前記開口窓が含まれる開口室と非開口室に分け、さ
らに前記隔離板の前記開口室側であって前記開口窓に対
向する位置に集合配置された発熱部品の周囲を覆う前記
開口窓と略同寸法のリング状の仕切部材を設けて、少な
くとも前記非開口室を略密封状態にして外部から塵埃等
が非開口室に侵入しない様にすると共に仕切部材に囲ま
れた発熱部品の熱を開口窓を介して外部に放出させる構
成としたことを特徴とする。
【0010】請求項2にかかる発明は、前記開口窓が設
けられた前記上面ケースに、当該開口窓を含む大きさ
で、少なくとも前記上面ケースの一辺に達する凹溝状の
エアー通路を設けて、外気が当該エアー通路を伝って前
記開口窓から発熱部品に供給される様にして、当該発熱
部品を効率的に空冷できるように構成したことを特徴と
する。
【0011】請求項3にかかる発明は、前記開口窓が設
けられた前記上面ケースに、当該開口窓を含む大きさ
で、少なくとも前記上面ケースの一辺に達する波板状に
形成されたエアー通路を設けて、外気が当該エアー通路
を伝って前記開口窓から発熱部品に供給される様にし
て、当該発熱部品を効率的に空冷できるように構成した
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図を
参照して説明する。図1(a)は本実施の形態にかかる
情報記録再生装置の分解斜視図であり、図1(b)はそ
の断面図である。情報記録再生装置における、筐体1の
上面ケース4には開口窓4aが設けられ、隔離板2によ
り開口窓4a側に設けられた開口室20と当該開口室2
0に対向して非開口室21とが構成されている。
【0013】発熱部品3は、プリント基板上に纏めて配
設され、これらを覆うように仕切部材8が固着部2aに
固着されている。仕切部材8は、プリント基板2、上面
ケース4又は隔離板2のいずれに固着してもよく、固着
方法も粘着材又は両面テープ等いずれであってもよい。
【0014】なお、以下の説明においては、上述した隔
離板2をプリント基板により代用した構成について説明
するが、隔離板2とプリント基板2とを別々に設けても
良い。この場合には、プリント基板2のサイズは小さく
て済む利点が有る。
【0015】さらに仕切部材8は、ゴムやスポンジ等の
耐久性や密閉性の高い弾性部材が適用可能で、ゴムとし
てはクロロプレンゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム等
が好適であり、スポンジとしては、発泡ポリウレタンが
好適である。
【0016】纏められた発熱部品3の配設位置は、筐体
1に設けられた開口窓4aに対応する位置であり、仕切
部材8は当該開口窓4aより大きい。このため発熱部品
3が開口窓4a側になる様にプリント基板2を取り付け
ると、仕切部材8が上面ケース4に密接する。
【0017】従って、仕切部材8とプリント基板2とに
より構成された空間は、外部と通気が可能になると共
に、非開口室21と隔離されるようになる。
【0018】依って、ピックアップ装置等の精密可動機
構6が設されている非開口室21は略密閉状態となっ
て、外部からの塵埃等の侵入による影響を防止すること
ができる。また発熱部品3が発生する熱は、容易に開口
窓4aを通じて外部に放熱することができる。
【0019】特に、個々の発熱部品3の寸法は小さいも
のの、一般に電子部品はプリント基板2上に平面的に配
設されるため、当該プリント基板2面に平行に外気を送
風しても大きな冷却効果を得ることができない。しか
し、プリント基板2の上方から外気を送風すると、各発
熱部品3は一様に冷却できるので大きな冷却効果を得る
ことが可能になる。
【0020】また、発熱部品3を外気による強制空冷し
ない場合であっても、発熱部品3の上方が開口している
ので、対流が効果的に起こり冷却効率を高めることが可
能になる。
【0021】さらに、発熱部品3の立て寸法(特に、開
口窓4a方向の寸法)が小さいため、開口室20を弁当
箱状に構成し、その厚みを小さくすることができるの
で、情報記録再生装置を安価、かつ、容易にダウンサイ
ジングすることが可能になる。
【0022】なお、上記説明においては、上面ケース4
に設けた開口窓4aは完全に開口している場合について
説明したが、図2に示すように小径の穴7a(丸穴、角
穴いずれであってもよく、また金属製の網であってもよ
い)を多数設けた上面ケース7であってもよい。この場
合、発熱部品3を保護することが可能になると共に、ノ
イズの侵入又は放射に対するシールド部材として機能す
る利点がある。
【0023】本発明の第2の実施の形態を図を参照して
説明する。なお第1の実施の形態と同一構成に関しては
同一符号を用いて説明を省略する。
【0024】第1の実施の形態においては、開口窓4a
が設けられた上面ケース4は平板であった。しかし情報
記録再生装置は、図3に示すようにパーソナルコンピュ
ータ23等のフロント部分に設けられた装着窓(スロッ
ト)23aに装着される場合が多く、かつ、当該装着窓
23aの寸法が情報記録再生装置の寸法と略同寸法であ
るので、パーソナルコンピュータ23等の内部に配設さ
れた図示しない空冷ファンにより外気を吸引しても、図
3に示す矢印方向の吸引が不可能になる。このため発熱
部品3の空冷のための外気が十分に供給されない事態が
生じる場合がある。
【0025】そこで、本実施の形態においては、図4に
示すように開口窓5aを含む上面ケース5の領域を波板
状に形成してエアー通路5bを構成したものである。な
おエアー通路は波板状に限られず、図5に示すようなも
のであってもよい。即ち図5における上面ケース5は、
開口窓5aを含む領域に凹溝状に形成したエアー通路5
cを有している。
【0026】なお、エアー通路5b,5cは、図4又は
図5に示す方向に垂直な方向、T字状又は十字状に設け
ることも可能で、パーソナルコンピュータ23等の被装
着装置の構成により適宜選択することが好ましい。
【0027】かかるエアー通路5b,5cを設けた場合
には、一様な厚みを持つ仕切部材8を弾性変形させて上
面ケース5に密接又は固着させることも可能であるが、
エアー通路5b,5cの形状に対応して当該仕切部材8
の厚みを変化させることが好ましい。
【0028】また、上述したように情報記録再生装置の
寸法が、装着窓23aの寸法と略同じ寸法であるため
に、筐体1の上面ケース5にエアー通路5b,5cを構
成しても外気が容易に流入しない場合がある。かかる場
合には、情報記録再生装置のフロントパネル1aに、外
気の流入を容易にする流入部1bを設けることが好まし
い。
【0029】流入部1bは、図4に示すようにの鋸歯状
のものでも良く、図6に示す穴1c又は図7に示す無双
窓状の通路1dであってもよい。なお、図7(a)は斜
視図であり、図7(b)は上面図で、同図における矢印
は外気の流れを示している。当該構成は途中で流路が変
化するため、外部から内部を見通すことができないの
で、大きな塵埃や煙草の煙等の粘着力を持つ塵埃等がフ
ィルタリングされる利点がある。
【0030】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、隔離板
により筐体の内部を開口窓が設けられた開口室と非開口
室に隔離し、かつ、発熱部品を開口窓に対向させて仕切
部材により覆ったので、非開口室が略密閉構造となると
共に、発熱部品が開口窓を介して外気により空冷される
様にしたので、情報記録再生装置を簡易に小型化するこ
とが可能になり、かつ、精密可動機構が配設される非開
口室に外部から塵埃等が侵入することがなくなり、また
発熱部品の冷却効率が向上した。
【0031】請求項2によれば、開口窓に通じる凹溝状
のエアー通路を設けたので、情報記録生成装置と略同一
寸法の装着窓に装着しても、当該エアー通路を通り外気
が流入するので発熱部品を効率的に空冷することが可能
になった。
【0032】請求項3によれば、開口窓に通じる波板状
のエアー通路を設けたので、情報記録生成装置と略同一
寸法の装着窓に装着しても、当該エアー通路を通り外気
が流入するので発熱部品を効率的に空冷することが可能
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる情報記録再生装置の
図で、(a)は分解斜視図、(b)は断面図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる他の上面ケースの斜
視図である。
【図3】第2の実施の形態にかかる情報記録再生装置が
装着されるパーソナルコンピュータの斜視図である。
【図4】第2の実施の形態にかかる情報記録再生装置の
分解斜視図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる他の上面ケースの斜
視図である。
【図6】第2の実施の形態にかかる流入口の他の例を示
す図である。
【図7】第2の実施の形態にかかる流入口の他の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a フロントパネル 1b,1c,1d 流入口 2 隔離版(プリント基板) 3 発熱部品 4,5 上面ケース 4a,4b,5a 開口窓 5b,5b エアー通路 8 仕切部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の上面ケースに通気口をなす開口窓
    を設け、前記筐体の内部に前記上面ケースと平行に隔離
    板を設けて、筐体内部を前記開口窓が含まれる開口室と
    非開口室に分け、さらに前記隔離板の前記開口室側であ
    って前記開口窓に対向する位置に集合配置された発熱部
    品の周囲を覆う前記開口窓と略同寸法のリング状の仕切
    部材を設けて、少なくとも前記非開口室を略密封状態に
    したことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記開口窓が設けられた前記上面ケース
    に、当該開口窓を含む大きさで、少なくとも前記上面ケ
    ースの一辺に達する凹溝状のエアー通路を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記開口窓が設けられた前記上面ケース
    に、当該開口窓を含む大きさで、少なくとも前記上面ケ
    ースの一辺に達する波板状に形成されたエアー通路を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装
    置。
JP15192296A 1996-05-24 1996-05-24 情報記録再生装置 Pending JPH09321451A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15192296A JPH09321451A (ja) 1996-05-24 1996-05-24 情報記録再生装置

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JP15192296A JPH09321451A (ja) 1996-05-24 1996-05-24 情報記録再生装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008165883A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Toshiba Corp ディスプレイ装置
JP2013065387A (ja) * 2011-08-31 2013-04-11 Panasonic Corp 記録再生装置
CN110486849A (zh) * 2019-09-29 2019-11-22 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种电控盒以及空调器

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JP2008165883A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Toshiba Corp ディスプレイ装置
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