JP2910147B2 - 編集機能付きファクシミリ装置 - Google Patents
編集機能付きファクシミリ装置Info
- Publication number
- JP2910147B2 JP2910147B2 JP2106923A JP10692390A JP2910147B2 JP 2910147 B2 JP2910147 B2 JP 2910147B2 JP 2106923 A JP2106923 A JP 2106923A JP 10692390 A JP10692390 A JP 10692390A JP 2910147 B2 JP2910147 B2 JP 2910147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- image information
- effective image
- document
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はファクシミリ装置に関し、特に原稿を一回
読取るだけで、該原稿情報の複数箇所に対して複数の編
集作業を施すことができるようにした編集機能付きファ
クシミリ装置に関する。
読取るだけで、該原稿情報の複数箇所に対して複数の編
集作業を施すことができるようにした編集機能付きファ
クシミリ装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の画像処理装置としては、例えば特公昭
62-49781号公報、特公昭63-43944号公報等に開示された
ものがある。
62-49781号公報、特公昭63-43944号公報等に開示された
ものがある。
これらの公報に開示された技術は、予め有効画像領域
を設定しておき、画像読取り装置により原稿画像を読取
る時に、該有効領域に対応する画像読取り信号を抽出す
るようにすることにより、該有効領域外の不要情報を削
除するようにしたものである。
を設定しておき、画像読取り装置により原稿画像を読取
る時に、該有効領域に対応する画像読取り信号を抽出す
るようにすることにより、該有効領域外の不要情報を削
除するようにしたものである。
この発明によれば、画像読取り装置により読取られる
画像に不要情報がある場合、不要情報を切取ったり、そ
の上に白紙を貼った後画像読取り装置で読み取らせる等
の手作業が必要なくなり、便利である。
画像に不要情報がある場合、不要情報を切取ったり、そ
の上に白紙を貼った後画像読取り装置で読み取らせる等
の手作業が必要なくなり、便利である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記の従来技術によれば、一回の原稿
読取りにつき一回の抽出しかできないので、同一原稿か
ら複数箇所の有効画像領域を抽出しようとすると、複数
回数同一原稿の読取りを行わなければならず、操作が煩
わしいと共に、時間がかかるという問題あった。
読取りにつき一回の抽出しかできないので、同一原稿か
ら複数箇所の有効画像領域を抽出しようとすると、複数
回数同一原稿の読取りを行わなければならず、操作が煩
わしいと共に、時間がかかるという問題あった。
また、同一原稿から複数箇所の有効画像領域を抽出
し、これに移動等の処理を加えようとすると、前記と同
様に、複数回数同一原稿の読取りを行わなければならな
いという問題があった。
し、これに移動等の処理を加えようとすると、前記と同
様に、複数回数同一原稿の読取りを行わなければならな
いという問題があった。
本発明の目的は、前記した従来装置の問題点を除去
し、一回の原稿の読取り動作で、複数の有効画像領域の
抽出、あるいは移動等の編集を行うことのできる編集機
能付きファクシミリ装置を提供することにある。
し、一回の原稿の読取り動作で、複数の有効画像領域の
抽出、あるいは移動等の編集を行うことのできる編集機
能付きファクシミリ装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用) 前記目的を達成するために、本発明は、原稿画像の有
効画像領域の指示、その移動先の指示等を行うための編
集指示部と、読取った原稿画情報を記憶する頁記憶手段
と、該原稿画情報の有効画像領域を符号化し圧縮する圧
縮部と、該圧縮部により圧縮された画情報をファイルと
して記憶する記憶手段と、前記頁記憶手段に白画情報を
書き込む手段と、該記憶手段から該画情報を伸張し画情
報に戻す伸張部と、該伸張された画情報を可視できる状
態に出力する出力部とを設けた点に特徴がある。
効画像領域の指示、その移動先の指示等を行うための編
集指示部と、読取った原稿画情報を記憶する頁記憶手段
と、該原稿画情報の有効画像領域を符号化し圧縮する圧
縮部と、該圧縮部により圧縮された画情報をファイルと
して記憶する記憶手段と、前記頁記憶手段に白画情報を
書き込む手段と、該記憶手段から該画情報を伸張し画情
報に戻す伸張部と、該伸張された画情報を可視できる状
態に出力する出力部とを設けた点に特徴がある。
この発明によれば、前記編集指示部により一つまたは
複数箇所の有効画像領域が指示され、またそれぞれの移
動先が指示される。その後、原稿画情報が読取られる
と、読取られた原稿画情報は前記頁記憶手段に格納され
る。次いで、前記有効画像領域は順次前記圧縮部で圧縮
され、ファイルとして前記記憶手段に格納される。その
後、前記頁記憶手段に白画情報が書込まれ、次いで前記
記憶手段から前記圧縮された画情報は読み出される。そ
して、前記伸張手段で元の画情報に戻され、白画情報が
書込まれた頁記憶手段に格納される。そして、前記出力
部により、可視の形で出力される。あるいは、ファクシ
ミリ送信される。
複数箇所の有効画像領域が指示され、またそれぞれの移
動先が指示される。その後、原稿画情報が読取られる
と、読取られた原稿画情報は前記頁記憶手段に格納され
る。次いで、前記有効画像領域は順次前記圧縮部で圧縮
され、ファイルとして前記記憶手段に格納される。その
後、前記頁記憶手段に白画情報が書込まれ、次いで前記
記憶手段から前記圧縮された画情報は読み出される。そ
して、前記伸張手段で元の画情報に戻され、白画情報が
書込まれた頁記憶手段に格納される。そして、前記出力
部により、可視の形で出力される。あるいは、ファクシ
ミリ送信される。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例のファクシミリ装置のブロ
ック図を示す。図において、1は原稿を読取る読取装
置、2は1頁分の原稿情報を記憶する頁記憶装置、3は
プリンタ等の記録装置である。また、4は圧縮伸張部、
5は記憶装置、6はCPU、7は編集指示部、8は送受信
部、9はROM、10はRAMである。
ック図を示す。図において、1は原稿を読取る読取装
置、2は1頁分の原稿情報を記憶する頁記憶装置、3は
プリンタ等の記録装置である。また、4は圧縮伸張部、
5は記憶装置、6はCPU、7は編集指示部、8は送受信
部、9はROM、10はRAMである。
第2図は、前記読取装置1と、編集指示部7の一具体
例の平面図を示す。該読取装置1と編集指示部7とは一
体に構成されており、読取装置1は原稿案内部11と読取
部12から形成されている。また、編集指示部7は、座標
入力板71、操作キー72、ディスプレイ部73およびスタイ
ラスペン74等から構成されている。この操作キーには、
抽出したい領域を指示するためのソースキー、移動先の
領域を指示するためのデストネーションキー、移動の編
集を指示する移動キー、マーキングキー、終了キー等が
設けられている。
例の平面図を示す。該読取装置1と編集指示部7とは一
体に構成されており、読取装置1は原稿案内部11と読取
部12から形成されている。また、編集指示部7は、座標
入力板71、操作キー72、ディスプレイ部73およびスタイ
ラスペン74等から構成されている。この操作キーには、
抽出したい領域を指示するためのソースキー、移動先の
領域を指示するためのデストネーションキー、移動の編
集を指示する移動キー、マーキングキー、終了キー等が
設けられている。
さて、本実施例の装置により原稿から複数箇所の有効
画像領域を抽出する時には、まず編集指示部7から該複
数箇所の有効画像領域を入力する。具体的には、原稿を
座標入力板71上に置き、次いで前記ソースキーを押し
て、スタイラスペン74で抽出したい原稿領域を指示す
る。この時、スタイラスペン74で2点の指示をすると、
それによって規定される長方形の領域が有効画像領域に
なる。この操作を複数回繰返すと、複数箇所の有効画像
領域を指示したことになる。
画像領域を抽出する時には、まず編集指示部7から該複
数箇所の有効画像領域を入力する。具体的には、原稿を
座標入力板71上に置き、次いで前記ソースキーを押し
て、スタイラスペン74で抽出したい原稿領域を指示す
る。この時、スタイラスペン74で2点の指示をすると、
それによって規定される長方形の領域が有効画像領域に
なる。この操作を複数回繰返すと、複数箇所の有効画像
領域を指示したことになる。
この指示が終了すると、次に、図示されていないプリ
ントキーが操作される。なお、このプリントキーの操作
は、前記有効画像領域の指示の前であってもよい。
ントキーが操作される。なお、このプリントキーの操作
は、前記有効画像領域の指示の前であってもよい。
そうすると、読取装置1は原稿を読取る動作を開始
し、原稿1頁分の情報は頁記憶装置2に記憶される。第
3図は該頁記憶装置2に記憶された原稿情報を示し、
A、B、Cは前記の操作により指示された有効画像領域
を示す。
し、原稿1頁分の情報は頁記憶装置2に記憶される。第
3図は該頁記憶装置2に記憶された原稿情報を示し、
A、B、Cは前記の操作により指示された有効画像領域
を示す。
読取装置1による原稿の読取りが終了すると、CPU6の
動作により、有効画像領域A、B、Cが頁記憶装置2か
ら抽出され、それぞれは圧縮伸張部4に送られて符号化
(圧縮)される。このようにして圧縮された有効画像領
域A、B、Cの原稿情報は、記憶装置5にファイルとし
てそれぞれ格納される。また、該記憶装置5には、予
め、頁記憶装置2の一画面分を全白とする画像を生成す
るイニシャルファイルが格納されている。
動作により、有効画像領域A、B、Cが頁記憶装置2か
ら抽出され、それぞれは圧縮伸張部4に送られて符号化
(圧縮)される。このようにして圧縮された有効画像領
域A、B、Cの原稿情報は、記憶装置5にファイルとし
てそれぞれ格納される。また、該記憶装置5には、予
め、頁記憶装置2の一画面分を全白とする画像を生成す
るイニシャルファイルが格納されている。
次に、CPU6は前記一画面全白のイニシャルファイルを
読みだし、圧縮伸張部4で伸張する。そして、頁記憶装
置2に全白データを展開し、該頁記憶装置2を初期化す
る。
読みだし、圧縮伸張部4で伸張する。そして、頁記憶装
置2に全白データを展開し、該頁記憶装置2を初期化す
る。
続いて、CPU6は記憶装置5に格納しておいた有効画像
領域A、B、Cのファイルを順次読みだし、圧縮伸張部
4で伸張し、元の抽出領域に展開する。
領域A、B、Cのファイルを順次読みだし、圧縮伸張部
4で伸張し、元の抽出領域に展開する。
この展開が終了すると、頁記憶装置2の全データが読
出され、記憶装置3へ出力される。この結果、元の原稿
から複数の有効画像領域A、B、Cを抽出した画像をプ
リントアウトすることができる。
出され、記憶装置3へ出力される。この結果、元の原稿
から複数の有効画像領域A、B、Cを抽出した画像をプ
リントアウトすることができる。
一方、オペレータが前記複数の有効画像領域を指示し
た後、または該指示の前に、ファクシミリ送信の操作を
すれば、CPU6は、前記有効画像領域A、B、Cを圧縮伸
張部4で圧縮した後、記憶装置5に格納しないで、送受
信部8に出力する。この結果、交信相手に抽出した画情
報A、B、Cを送信することができる。
た後、または該指示の前に、ファクシミリ送信の操作を
すれば、CPU6は、前記有効画像領域A、B、Cを圧縮伸
張部4で圧縮した後、記憶装置5に格納しないで、送受
信部8に出力する。この結果、交信相手に抽出した画情
報A、B、Cを送信することができる。
以上のように、本実施例によれば、一回の原稿の読取
りで複数の有効画像領域の抽出をすることができる。
りで複数の有効画像領域の抽出をすることができる。
なお、前記の動作は単なる抽出処理であるので、デス
トネーションの指示はしなかったが、デストネーション
キーを押した後、ソースの左上の同一座標を押して、デ
ストネーションの指示をするようにしてもよい。
トネーションの指示はしなかったが、デストネーション
キーを押した後、ソースの左上の同一座標を押して、デ
ストネーションの指示をするようにしてもよい。
次に、本実施例の装置により、1頁の原稿から抽出し
た複数の有効画像領域を任意の位置に移動する編集動作
を説明する。
た複数の有効画像領域を任意の位置に移動する編集動作
を説明する。
まず、前記と同様にして、原稿を座標入力板71上に置
き、次いで前記ソースキーを押して、スタイラスペン74
で抽出したい原稿領域(ソース)を指示する。次に、デ
ストネーションキーを押して、スタイラスペン74で移動
したい位置を指示する。この指示は1点指示でよい。こ
れを複数回繰返すと、複数の有効画像領域の抽出とそれ
ぞれの移動先の指示とができる。いま、抽出された有効
画像領域が第3図のA、B、Cで、指示された移動先
(デストネーション)が第4図のA′、B′、C′であ
ったとする。これらの座標は、RAM10に記憶される。
き、次いで前記ソースキーを押して、スタイラスペン74
で抽出したい原稿領域(ソース)を指示する。次に、デ
ストネーションキーを押して、スタイラスペン74で移動
したい位置を指示する。この指示は1点指示でよい。こ
れを複数回繰返すと、複数の有効画像領域の抽出とそれ
ぞれの移動先の指示とができる。いま、抽出された有効
画像領域が第3図のA、B、Cで、指示された移動先
(デストネーション)が第4図のA′、B′、C′であ
ったとする。これらの座標は、RAM10に記憶される。
前記抽出される有効画像領域の指示と、移動先の指示
の入力が終了し、オペレータが図示されていないプリン
トキーを操作すると、CPU6は前記と同様に、読取られた
原稿情報の中から有効画像領域A、B、Cを抽出し、そ
れぞれを圧縮伸張部4に送り、符号化する。次いで、こ
のようにして圧縮された有効画像領域A、B、Cの原稿
情報を、記憶装置5にファイル化してそれぞれ格納す
る。
の入力が終了し、オペレータが図示されていないプリン
トキーを操作すると、CPU6は前記と同様に、読取られた
原稿情報の中から有効画像領域A、B、Cを抽出し、そ
れぞれを圧縮伸張部4に送り、符号化する。次いで、こ
のようにして圧縮された有効画像領域A、B、Cの原稿
情報を、記憶装置5にファイル化してそれぞれ格納す
る。
次に、CPU6は前記一画面全白のイニシャルファイルを
読み出して、頁記憶装置2を全白に初期化した後、有効
画像領域A、B、Cのファイルを記憶装置5から順次読
みだし、圧縮伸張部4で伸張し、前記移動先(デストネ
ーション)の点A′、B′、C′に展開する、この時、
点A′、B′、C′を先頭アドレスとして展開される。
なお、本発明はこれに限定されず、点A′、B′、C′
を中心として、有効画像領域A、B、Cを展開させても
よいし、他の展開方法でもよい。
読み出して、頁記憶装置2を全白に初期化した後、有効
画像領域A、B、Cのファイルを記憶装置5から順次読
みだし、圧縮伸張部4で伸張し、前記移動先(デストネ
ーション)の点A′、B′、C′に展開する、この時、
点A′、B′、C′を先頭アドレスとして展開される。
なお、本発明はこれに限定されず、点A′、B′、C′
を中心として、有効画像領域A、B、Cを展開させても
よいし、他の展開方法でもよい。
前記の動作が行われると、頁記憶装置2には第4図に
示されているような形に、有効画像領域A、B、Cが展
開されることとなる。
示されているような形に、有効画像領域A、B、Cが展
開されることとなる。
頁記憶装置2への展開が終了すると、CPU6は頁記憶装
置2の全データを読みだし、記憶装置3へ出力する。こ
の結果、元の原稿から複数の有効画像領域A、B、Cを
抽出し、これをそれぞれA′、B′、C′点に移動した
画像をプリントアウトすることができる。
置2の全データを読みだし、記憶装置3へ出力する。こ
の結果、元の原稿から複数の有効画像領域A、B、Cを
抽出し、これをそれぞれA′、B′、C′点に移動した
画像をプリントアウトすることができる。
一方、オペレータが前記複数の有効画像領域の抽出お
よび移動先の指示をした後、ファクシミリ送信の操作を
すれば、第4図の画情報が交信相手に送信されることと
なる。
よび移動先の指示をした後、ファクシミリ送信の操作を
すれば、第4図の画情報が交信相手に送信されることと
なる。
前記の動作は1枚の原稿から複数の領域を抽出した
り、移動したりする処理であったが、複数枚の原稿から
必要な領域を抽出し、これに移動等の編集処理を施すこ
ともできる。
り、移動したりする処理であったが、複数枚の原稿から
必要な領域を抽出し、これに移動等の編集処理を施すこ
ともできる。
例えば、第5図に示されているように、2枚の原稿2
1、22から有効画像領域A、Bを抽出し、これを1枚の
画面23にまとめ、かつデストネーションA′、B′に移
動させて記録装置でプリントアウトしたり、あるいはこ
れを交信相手に送信することができる。
1、22から有効画像領域A、Bを抽出し、これを1枚の
画面23にまとめ、かつデストネーションA′、B′に移
動させて記録装置でプリントアウトしたり、あるいはこ
れを交信相手に送信することができる。
この動作は、原稿1枚毎にソースとデストネーション
の指示をして読取装置1で原稿を読取り、記憶装置5の
中の圧縮ファイルを作成する。読取りの終了後、プリン
トまたは送信のキー操作をすると、第5図の画像23をプ
リントアウトまたは送信することができる。
の指示をして読取装置1で原稿を読取り、記憶装置5の
中の圧縮ファイルを作成する。読取りの終了後、プリン
トまたは送信のキー操作をすると、第5図の画像23をプ
リントアウトまたは送信することができる。
次に、本発明の第2実施例を説明する。この例は、前
記第1実施例の動作に拡大または縮小の編集処理を付加
したものである。
記第1実施例の動作に拡大または縮小の編集処理を付加
したものである。
第6図は本実施例のブロック図を示し、第1図と異な
るところは、頁記憶装置2と圧縮伸張部4との間に拡大
縮小部41を設けた点である。
るところは、頁記憶装置2と圧縮伸張部4との間に拡大
縮小部41を設けた点である。
まず、CPU6の編集領域指示の動作を、第7図のフロー
チャートおよび第8図を参照して説明する。
チャートおよび第8図を参照して説明する。
第8図は、3頁の原稿31、32および33のそれぞれから
有効画像領域A、B、Cを抽出し、1枚の画面34の
A′、B′、C′領域に縮小して編集する場合の概念図
を示し、以下に該概念図を想定して本実施例の動作を説
明する。
有効画像領域A、B、Cを抽出し、1枚の画面34の
A′、B′、C′領域に縮小して編集する場合の概念図
を示し、以下に該概念図を想定して本実施例の動作を説
明する。
編集領域指示においては、前記CPU6は第7図に示され
ているような処理をする。
ているような処理をする。
CPU6は、まずオペレータによって指示された1頁目の
原稿31のソース座標点(Xa1,Ya1)、(Xa2,Ya2)(すな
わち、領域A)をRAM10に登録する(ステップS1)。次
に、デストネーション座標点(Xa1′,Ya1′)、(Xa
2′,Ya2′)をRAM10に登録する(ステップS2)。つぎ
に、別領域の指示があるか否かの判断がなされ、肯定の
時にはステップS1に戻って、2つ目の領域の指示が登録
される。一方、ステップS3が否定の時には、ステップS4
に進み、次頁の指示があるか否かの判断がなされる。
原稿31のソース座標点(Xa1,Ya1)、(Xa2,Ya2)(すな
わち、領域A)をRAM10に登録する(ステップS1)。次
に、デストネーション座標点(Xa1′,Ya1′)、(Xa
2′,Ya2′)をRAM10に登録する(ステップS2)。つぎ
に、別領域の指示があるか否かの判断がなされ、肯定の
時にはステップS1に戻って、2つ目の領域の指示が登録
される。一方、ステップS3が否定の時には、ステップS4
に進み、次頁の指示があるか否かの判断がなされる。
この判断が肯定であると、ステップS1に進み、2頁目
の原稿32のソース座標点(領域B)およびデストネーシ
ョン座標点の登録動作が行われる。
の原稿32のソース座標点(領域B)およびデストネーシ
ョン座標点の登録動作が行われる。
以上の動作が繰返し行われた後、ステップS4の判断が
否定になると、編集領域指示の動作は終了する。
否定になると、編集領域指示の動作は終了する。
次に、本実施例の編集処理の動作を、第9図のフロー
チャートを参照して説明する。
チャートを参照して説明する。
前記のようにして、オペレータにより編集領域の指示
があると(ステップS1)、座標テーブルの作成が行われ
る(ステップS2)。該座標テーブルの一例を第10図
(a)に示す。該座標テーブルには、図から明らかなよ
うに、有効画像領域毎にファイルが形成され、各ファイ
ルに対してソース座標とデストネーション座標が登録さ
れる。また、プリントの有り無し、送信の有り無しのデ
ータも登録される。
があると(ステップS1)、座標テーブルの作成が行われ
る(ステップS2)。該座標テーブルの一例を第10図
(a)に示す。該座標テーブルには、図から明らかなよ
うに、有効画像領域毎にファイルが形成され、各ファイ
ルに対してソース座標とデストネーション座標が登録さ
れる。また、プリントの有り無し、送信の有り無しのデ
ータも登録される。
CPU6は、次に、前記ソース座標点およびデストネーシ
ョン座標点から、X、Y方向の倍率XR、YRをそれぞれ計
算する(ステップS3)。この計算は第10図(a)のファ
イルNO.毎に行うようにするのが好適である。
ョン座標点から、X、Y方向の倍率XR、YRをそれぞれ計
算する(ステップS3)。この計算は第10図(a)のファ
イルNO.毎に行うようにするのが好適である。
次に、読取った原稿のファイルを記憶装置5のどこに
格納するのかを決定する(ステップS4)。すなわち、第
10図(b)に示されているように、格納アドレスを決定
する。
格納するのかを決定する(ステップS4)。すなわち、第
10図(b)に示されているように、格納アドレスを決定
する。
次いで、原稿を読取る動作が行われる(ステップS
5)。読取られた原稿情報が前記頁記憶装置2に格納さ
れると、CPU6は該原稿情報の有効画像領域を圧縮伸張部
4に読み出し、圧縮動作を行わせる(ステップS6)。圧
縮データは前記記憶装置5の前記ファイル格納エリア
(ステップS4参照)に格納される(ステップS7)。この
時、第10図(b)の格納バイト量がファイルテーブルに
登録される。
5)。読取られた原稿情報が前記頁記憶装置2に格納さ
れると、CPU6は該原稿情報の有効画像領域を圧縮伸張部
4に読み出し、圧縮動作を行わせる(ステップS6)。圧
縮データは前記記憶装置5の前記ファイル格納エリア
(ステップS4参照)に格納される(ステップS7)。この
時、第10図(b)の格納バイト量がファイルテーブルに
登録される。
次に、他のソースエリアすなわち有効画像領域がある
か否かの判断がなされ、肯定の場合にはステップS6に戻
って他の有効画像領域の圧縮動作が行われる。
か否かの判断がなされ、肯定の場合にはステップS6に戻
って他の有効画像領域の圧縮動作が行われる。
ステップS8が否定になると、ステップS9に進んで、次
頁があるか否かの判断がなされる。第8図の例では、3
頁の原稿があるので、ステップS9は肯定となり、ステッ
プS4に戻り、2頁目の処理が前記と同様に行われる。
頁があるか否かの判断がなされる。第8図の例では、3
頁の原稿があるので、ステップS9は肯定となり、ステッ
プS4に戻り、2頁目の処理が前記と同様に行われる。
予定していた原稿の全頁の有効画像領域に対して圧縮
動作が行われ、これらが前記記憶装置5に記憶される
と、ステップS9は否定になり、ステップS10に進。ステ
ップS10では、第1実施例と同様に、CPU6は記憶装置5
から前記一画面全白のイニシャルファイルを読み出し
て、頁記憶装置2を全白に初期化する。次に、記憶装置
5から読み出すファイルエリアを決定し(ステップS1
1)、拡大縮小部41に、ステップS3で求めた倍率XR、YR
を設定する(ステップS12)。続いて、前記圧縮伸張部
4に伸張動作の指示を行い(ステップS13)、前記記憶
装置5に記憶されていた有効画像領域の圧縮データを読
み出す(ステップS14)。
動作が行われ、これらが前記記憶装置5に記憶される
と、ステップS9は否定になり、ステップS10に進。ステ
ップS10では、第1実施例と同様に、CPU6は記憶装置5
から前記一画面全白のイニシャルファイルを読み出し
て、頁記憶装置2を全白に初期化する。次に、記憶装置
5から読み出すファイルエリアを決定し(ステップS1
1)、拡大縮小部41に、ステップS3で求めた倍率XR、YR
を設定する(ステップS12)。続いて、前記圧縮伸張部
4に伸張動作の指示を行い(ステップS13)、前記記憶
装置5に記憶されていた有効画像領域の圧縮データを読
み出す(ステップS14)。
この結果、読み出された圧縮データは圧縮伸張部4で
伸張され、かつ拡大縮小部41で縮小されて頁記憶装置2
に送られ、そのデストネーションに記憶される(ステッ
プS15)。
伸張され、かつ拡大縮小部41で縮小されて頁記憶装置2
に送られ、そのデストネーションに記憶される(ステッ
プS15)。
次に、他のソースがあるか否かの判断がなされ(ステ
ップS16)、肯定の場合にはステップS11に戻り、再度記
憶装置5から読み出すファイルエリアの決定が行われ
る。以下、ステップS16が否定になるまで繰返し実行さ
れ、該ステップS16が否定になると、ステップS17に進ん
でプリント指示があったかどうか、あるいはステップS1
9に進んで送信指示があるかどうかの判断が行われる。
ップS16)、肯定の場合にはステップS11に戻り、再度記
憶装置5から読み出すファイルエリアの決定が行われ
る。以下、ステップS16が否定になるまで繰返し実行さ
れ、該ステップS16が否定になると、ステップS17に進ん
でプリント指示があったかどうか、あるいはステップS1
9に進んで送信指示があるかどうかの判断が行われる。
そして、ステップS17の判断が肯定になると、前記記
録装置3に出力指示がなされ、頁記憶装置2からのデー
タの出力が行われる(ステップS18)。一方、送信指示
の時(ステップS19が肯定)は、頁記憶装置2のデータ
が再び読み出され、圧縮伸張部4で圧縮され、送受信部
8を介して出力される(ステップS20)。
録装置3に出力指示がなされ、頁記憶装置2からのデー
タの出力が行われる(ステップS18)。一方、送信指示
の時(ステップS19が肯定)は、頁記憶装置2のデータ
が再び読み出され、圧縮伸張部4で圧縮され、送受信部
8を介して出力される(ステップS20)。
以上のように、第2実施例によれば、一回の原稿の読
取り動作で、複数原稿のそれぞれから、複数箇所の有効
画像領域を抽出し、それを移動、拡縮する等の編集を行
うことができる。
取り動作で、複数原稿のそれぞれから、複数箇所の有効
画像領域を抽出し、それを移動、拡縮する等の編集を行
うことができる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、一回の原稿の読取り
動作で、複数の有効画像領域の抽出、あるいは移動等の
編集を行えるという効果がある。
動作で、複数の有効画像領域の抽出、あるいは移動等の
編集を行えるという効果がある。
また、一回の原稿の読取り動作で、複数枚の原稿のそ
れぞれから、複数箇所の有効画像領域を抽出し、それを
移動、拡縮する等の編集を行えるという効果がある。
れぞれから、複数箇所の有効画像領域を抽出し、それを
移動、拡縮する等の編集を行えるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図の読取装置および編集指示部の平面図、第3図は原稿
の有効画像領域の説明図、第4図は該有効画像領域の移
動先の説明図、第5図は複数枚の原稿から抽出し、これ
を1枚の画像に編集する説明図、第6図は本発明の第2
実施例のブロック図、第7図は編集指示のフローチャー
ト、第8図は該第2実施例の動作の概略の説明図、第9
図は該第2実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト、第10図はソーステーブルおよびファイルテーブルの
一例を示す図である。 1……読取装置、2……頁記憶装置、3……記録装置、
4……圧縮伸張部、5……記憶装置、7……編集指示
部、8……送受信部、
図の読取装置および編集指示部の平面図、第3図は原稿
の有効画像領域の説明図、第4図は該有効画像領域の移
動先の説明図、第5図は複数枚の原稿から抽出し、これ
を1枚の画像に編集する説明図、第6図は本発明の第2
実施例のブロック図、第7図は編集指示のフローチャー
ト、第8図は該第2実施例の動作の概略の説明図、第9
図は該第2実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト、第10図はソーステーブルおよびファイルテーブルの
一例を示す図である。 1……読取装置、2……頁記憶装置、3……記録装置、
4……圧縮伸張部、5……記憶装置、7……編集指示
部、8……送受信部、
Claims (2)
- 【請求項1】原稿画像の有効画像領域の指示、その移動
先の指示等を行うための編集指示部と、 読取った原稿画情報を記憶する頁記憶手段と、 該原稿画情報の有効画像領域を符号化し圧縮する圧縮部
と、 該圧縮部により圧縮された画情報をファイルとして記憶
する記憶手段と、 前記頁記憶手段に白画情報を書き込む手段と、 該記憶手段から該画情報を伸張して画情報に戻し、これ
を前記白画情報が書込まれた頁記憶手段に書込む伸張部
と、 該伸張された画情報を可視できる状態に出力する出力部
とを具備したことを特徴とする編集機能付きファクシミ
リ装置。 - 【請求項2】前記伸張部により画情報を伸張した後、該
画情報を、前記編集指示部により入力された有効画像領
域および移動先のデータに従って拡大または縮小する拡
大縮小部をさらに設けたことを特徴とする請求項(1)
記載の編集機能付きファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2106923A JP2910147B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 編集機能付きファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2106923A JP2910147B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 編集機能付きファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044667A JPH044667A (ja) | 1992-01-09 |
JP2910147B2 true JP2910147B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=14445940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2106923A Expired - Fee Related JP2910147B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 編集機能付きファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2910147B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8247491B2 (en) | 2003-02-10 | 2012-08-21 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbent resin composition and its production process |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP2106923A patent/JP2910147B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH044667A (ja) | 1992-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07143330A (ja) | 画像合成方法および画像記録装置 | |
US5278950A (en) | Image composing method | |
JP2910147B2 (ja) | 編集機能付きファクシミリ装置 | |
JP2006262442A (ja) | 画像編集装置と画像編集方法 | |
JPS6290753A (ja) | 文書作成装置 | |
US5218460A (en) | Method for pattern selection involving scaling-up circumscribed rectangles | |
JPH11180005A (ja) | 画像形成装置の再印刷方法および装置 | |
JPH05110817A (ja) | ミクスト・モ―ド文書処理装置 | |
JP2752667B2 (ja) | 図形編集装置の曲線編集方式 | |
JP2730073B2 (ja) | 表題一覧作成装置 | |
JPH02228726A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH1021381A (ja) | 電子ファイリング装置 | |
JPH04120670A (ja) | 電子ファイル装置 | |
JP3154790B2 (ja) | 光学的文字読取装置 | |
JPH03220864A (ja) | 画像編集装置 | |
JP2000050055A (ja) | ファクシミリ装置及び送信方法 | |
JPS5943432A (ja) | 文書フアイル装置の目次作成方式 | |
JPH08161308A (ja) | 文書処理装置 | |
JPH039463A (ja) | 日本語処理装置 | |
JPH03136169A (ja) | 電子ファイリング装置 | |
JPS63292768A (ja) | デ−タ表示方式 | |
JPH02249069A (ja) | 文書ファイル装置 | |
JPH03105683A (ja) | 画像位置合せ方法 | |
JPH0211927B2 (ja) | ||
JPH0444458B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |