JPH1021381A - 電子ファイリング装置 - Google Patents
電子ファイリング装置Info
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- JPH1021381A JPH1021381A JP8192822A JP19282296A JPH1021381A JP H1021381 A JPH1021381 A JP H1021381A JP 8192822 A JP8192822 A JP 8192822A JP 19282296 A JP19282296 A JP 19282296A JP H1021381 A JPH1021381 A JP H1021381A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 大容量のメモリを必要とせず、画像データの
サイズに関係なく高速応答の表示ができる。 【解決手段】 記憶媒体5から符号化データを読み出し
てコードメモリ8に記憶し、符号化データをある単位毎
に画像データ符号化/復元化部7で復元し、第1イメー
ジメモリ9上に展開する。符号化データの復元が終了し
ていない場合は、第1イメージメモリ9の残容量を調
べ、残容量がない場合は、第1イメージメモリ9に展開
した画像データを指定された表示倍率に合わせて間引き
処理して第2イメージメモリへ転送する。以上の処理を
繰り返し、符号化データを全て復元し終えたら、第1イ
メージメモリ9に展開された残りの画像データを間引き
処理して第2イメージメモリ10へ転送し、第2イメー
ジメモリの内容をCRTディスプレイ1に表示する。
サイズに関係なく高速応答の表示ができる。 【解決手段】 記憶媒体5から符号化データを読み出し
てコードメモリ8に記憶し、符号化データをある単位毎
に画像データ符号化/復元化部7で復元し、第1イメー
ジメモリ9上に展開する。符号化データの復元が終了し
ていない場合は、第1イメージメモリ9の残容量を調
べ、残容量がない場合は、第1イメージメモリ9に展開
した画像データを指定された表示倍率に合わせて間引き
処理して第2イメージメモリへ転送する。以上の処理を
繰り返し、符号化データを全て復元し終えたら、第1イ
メージメモリ9に展開された残りの画像データを間引き
処理して第2イメージメモリ10へ転送し、第2イメー
ジメモリの内容をCRTディスプレイ1に表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャナ
等の画像読取装置で読み取った文書や図面などのイメー
ジデータを光ディスクなどの記録媒体にファイリングし
ておき必要に応じて検索して利用する電子ファイリング
装置に関するものである。
等の画像読取装置で読み取った文書や図面などのイメー
ジデータを光ディスクなどの記録媒体にファイリングし
ておき必要に応じて検索して利用する電子ファイリング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスク等の大容量の記憶
媒体を用いた電子ファイリング装置では、記憶媒体に記
録されている画像デ−タをディスプレイに表示する場
合、符号化されている画像デ−タを、原画像のサイズ、
解像度でイメージメモリ上に復元した後、その画像デ−
タをディスプレイの解像度や指定されている表示倍率に
合わせて間引き処理してから表示をおこなっている。例
えば、光ディスク等から読み出して表示しようとするイ
メージデータがディスプレイ表示画面のサイズより大き
くてデータ量が多い場合、そのイメージデータを間引き
処理によって縮小してから表示を行っている。
媒体を用いた電子ファイリング装置では、記憶媒体に記
録されている画像デ−タをディスプレイに表示する場
合、符号化されている画像デ−タを、原画像のサイズ、
解像度でイメージメモリ上に復元した後、その画像デ−
タをディスプレイの解像度や指定されている表示倍率に
合わせて間引き処理してから表示をおこなっている。例
えば、光ディスク等から読み出して表示しようとするイ
メージデータがディスプレイ表示画面のサイズより大き
くてデータ量が多い場合、そのイメージデータを間引き
処理によって縮小してから表示を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の電子ファイリング装置では、画像デ−タの表示を行う
際にその画像の原画像分のメモリを使用するため、画像
デ−タの表示と印刷を並行して行う装置では、表示用の
メモリと印刷用のメモリにそれぞれ大容量のものを搭載
する必要がある。また、ファイリングしてある文書の各
ページを次々と連続的に表示させるページめくり動作を
行っている最中などにおいては、表示のために画像デー
タの復元が行われているため、印刷のための画像データ
の処理が中断し、表示と印刷を並行して行なうことがで
きなくなる場合がある。また逆に、印刷の実行中は、ペ
ージめくり動作をスムーズに行うことができなくなる場
合がある。ページめくり動作の場合、大サイズのイメー
ジデータほど間引き処理に時間を要するため表示が遅く
なる。このような不具合を解消するために、特開平4−
120670号公報に記載の電子ファイリング装置で
は、原サイズの画像データとともに表示用の縮小サイズ
の画像デ−タを光ディスクに記録しておき、画像デ−タ
をディスプレイに表示するときにはその縮小サイズの画
像デ−タを使用することにより、表示時における間引き
処理を省き、スムーズなページめくり動作を行えるよう
にしている。しかし、この方法では、光ディスクの記録
領域を縮小サイズの画像デ−タのために余計に使用する
ことになるため、光ディスクの一枚当たりの文書登録量
が少なくなるという欠点がある。本発明の課題は、上記
従来の技術の欠点を解消し、光ディスク等の記憶媒体に
登録された画像データの表示を行う際に大容量のメモリ
を必要とせず、画像データのデータサイズに関係なく高
速応答の表示が可能な電子ファイリング装置を提供する
ことにある。
の電子ファイリング装置では、画像デ−タの表示を行う
際にその画像の原画像分のメモリを使用するため、画像
デ−タの表示と印刷を並行して行う装置では、表示用の
メモリと印刷用のメモリにそれぞれ大容量のものを搭載
する必要がある。また、ファイリングしてある文書の各
ページを次々と連続的に表示させるページめくり動作を
行っている最中などにおいては、表示のために画像デー
タの復元が行われているため、印刷のための画像データ
の処理が中断し、表示と印刷を並行して行なうことがで
きなくなる場合がある。また逆に、印刷の実行中は、ペ
ージめくり動作をスムーズに行うことができなくなる場
合がある。ページめくり動作の場合、大サイズのイメー
ジデータほど間引き処理に時間を要するため表示が遅く
なる。このような不具合を解消するために、特開平4−
120670号公報に記載の電子ファイリング装置で
は、原サイズの画像データとともに表示用の縮小サイズ
の画像デ−タを光ディスクに記録しておき、画像デ−タ
をディスプレイに表示するときにはその縮小サイズの画
像デ−タを使用することにより、表示時における間引き
処理を省き、スムーズなページめくり動作を行えるよう
にしている。しかし、この方法では、光ディスクの記録
領域を縮小サイズの画像デ−タのために余計に使用する
ことになるため、光ディスクの一枚当たりの文書登録量
が少なくなるという欠点がある。本発明の課題は、上記
従来の技術の欠点を解消し、光ディスク等の記憶媒体に
登録された画像データの表示を行う際に大容量のメモリ
を必要とせず、画像データのデータサイズに関係なく高
速応答の表示が可能な電子ファイリング装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る電子ファイリング装置
は、光ディスク、ハ−ドディスク、フロッピ−ディスク
等の記憶媒体に記憶されている符号化された画像デ−タ
を読み出す手段と、読み出された画像デ−タを復元する
手段と、復元した画像デ−タを展開するための第1イメ
ージメモリと、第1イメージメモリの残容量を調べる手
段と、第1イメージメモリに展開された画像データを表
示手段の解像度や予め指定された表示倍率に合わせて間
引き処理する手段と、間引き処理した画像データを展開
するための第2イメージメモリと、第2イメージメモリ
に展開された画像データを表示するCRTディスプレ
ー、LCD等の表示手段とを備え、記憶媒体から読み出
した画像データを復元して第1イメージメモリに展開し
つつ第1イメージメモリの残容量を調べ、第1イメージ
メモリの残容量が無くなった場合は、第1イメージメモ
リに展開済みの画像データを予め指定された表示倍率に
合わせて間引き処理して第2イメージメモリへ転送する
という一連の動作を、前記復元した画像データを全て第
2イメージメモリへ転送し終えるまで繰り返すようにな
したことを特徴とする。この請求項1記載の電子ファイ
リング装置では、上記一連の動作を、復元した画像デー
タを全て第2イメージメモリへ転送し終えるまで繰り返
すことにより、表示用の画像データが得られるので、第
1イメージメモリの容量は展開すべき画像データよりも
遥かに少ない容量で足りる。また、第2イメージメモリ
には間引き処理した画像データが転送されるため、第2
イメージメモリの容量も少容量で足りる。したがって、
画像デ−タを、原画像のサイズ、原画像の解像度でイメ
ージメモリ上に復元する場合と比較して、画像データの
表示を行う際に必要なイメージメモリの容量を大幅に小
さくでき、更に、第1イメージメモリの容量分の小サイ
ズのイメージデータ毎に間引き処理を行って表示用の画
像データを得るので、表示しようとする画像データのデ
ータサイズに関係なく高速応答の表示を行うことができ
る。
に、請求項1記載の発明に係る電子ファイリング装置
は、光ディスク、ハ−ドディスク、フロッピ−ディスク
等の記憶媒体に記憶されている符号化された画像デ−タ
を読み出す手段と、読み出された画像デ−タを復元する
手段と、復元した画像デ−タを展開するための第1イメ
ージメモリと、第1イメージメモリの残容量を調べる手
段と、第1イメージメモリに展開された画像データを表
示手段の解像度や予め指定された表示倍率に合わせて間
引き処理する手段と、間引き処理した画像データを展開
するための第2イメージメモリと、第2イメージメモリ
に展開された画像データを表示するCRTディスプレ
ー、LCD等の表示手段とを備え、記憶媒体から読み出
した画像データを復元して第1イメージメモリに展開し
つつ第1イメージメモリの残容量を調べ、第1イメージ
メモリの残容量が無くなった場合は、第1イメージメモ
リに展開済みの画像データを予め指定された表示倍率に
合わせて間引き処理して第2イメージメモリへ転送する
という一連の動作を、前記復元した画像データを全て第
2イメージメモリへ転送し終えるまで繰り返すようにな
したことを特徴とする。この請求項1記載の電子ファイ
リング装置では、上記一連の動作を、復元した画像デー
タを全て第2イメージメモリへ転送し終えるまで繰り返
すことにより、表示用の画像データが得られるので、第
1イメージメモリの容量は展開すべき画像データよりも
遥かに少ない容量で足りる。また、第2イメージメモリ
には間引き処理した画像データが転送されるため、第2
イメージメモリの容量も少容量で足りる。したがって、
画像デ−タを、原画像のサイズ、原画像の解像度でイメ
ージメモリ上に復元する場合と比較して、画像データの
表示を行う際に必要なイメージメモリの容量を大幅に小
さくでき、更に、第1イメージメモリの容量分の小サイ
ズのイメージデータ毎に間引き処理を行って表示用の画
像データを得るので、表示しようとする画像データのデ
ータサイズに関係なく高速応答の表示を行うことができ
る。
【0005】また、請求項2記載の発明に係る電子ファ
イリング装置は、請求項1記載の装置構成を前提にし
て、現在表示中の画像の符号化デ−タをメモリに記憶し
ておき、画像編集機能などを用いて表示中の画像を加工
する際に、該メモリに記憶したデ−タを復元するように
なしたことを特徴とする。上記請求項1記載の装置構成
では、表示中の画像デ−タに対して画像編集の機能など
を用いて加工を施す場合、再度符号化デ−タをリ−ド
し、復元する必要があるため、処理時間が余計にかかる
ことになるが、この請求項2記載の電子ファイリング装
置によれば、画像編集の機能などを用いて表示中の画像
に加工を施す際に、再度符号化デ−タをリ−ドするため
の時間が省略できるので、それだけ処理時間を短縮する
ことができる。
イリング装置は、請求項1記載の装置構成を前提にし
て、現在表示中の画像の符号化デ−タをメモリに記憶し
ておき、画像編集機能などを用いて表示中の画像を加工
する際に、該メモリに記憶したデ−タを復元するように
なしたことを特徴とする。上記請求項1記載の装置構成
では、表示中の画像デ−タに対して画像編集の機能など
を用いて加工を施す場合、再度符号化デ−タをリ−ド
し、復元する必要があるため、処理時間が余計にかかる
ことになるが、この請求項2記載の電子ファイリング装
置によれば、画像編集の機能などを用いて表示中の画像
に加工を施す際に、再度符号化デ−タをリ−ドするため
の時間が省略できるので、それだけ処理時間を短縮する
ことができる。
【0006】また、請求項3記載の発明に係る電子ファ
イリング装置は、請求項2記載の装置構成を前提にし
て、符号化デ−タの復元時に間引き処理をするモード
と、間引き処理をしないモードの一方を選択する手段を
備えたことを特徴とする。上記請求項2記載の装置構成
では、表示中の画像データに対して画面編集の機能など
を用いて加工を施す場合、再度符号化デ−タをリ−ド
し、復元する必要があるため、処理時間が余計にかかる
ことになるが、この請求項3記載の電子ファイリング装
置では、間引き処理をするモードを選択することにより
符号化デ−タの復元に要する時間を短縮でき、また、間
引き処理をしないモードを選択することにより精細な画
像データを得ることができる。
イリング装置は、請求項2記載の装置構成を前提にし
て、符号化デ−タの復元時に間引き処理をするモード
と、間引き処理をしないモードの一方を選択する手段を
備えたことを特徴とする。上記請求項2記載の装置構成
では、表示中の画像データに対して画面編集の機能など
を用いて加工を施す場合、再度符号化デ−タをリ−ド
し、復元する必要があるため、処理時間が余計にかかる
ことになるが、この請求項3記載の電子ファイリング装
置では、間引き処理をするモードを選択することにより
符号化デ−タの復元に要する時間を短縮でき、また、間
引き処理をしないモードを選択することにより精細な画
像データを得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の電子ファイリング装置の実施の形
態の一例を示すブロック図である。図中、1はCRT、
LCD等の表示部、2はイメージスキャナ、3は検索情
報の入力やモードの指定を行うためのコマンド入力部、
4はハードディスク、フロッピーディスク、光ディスク
等の記憶媒体5に画像データ及び検索情報を記録する画
像データ記録部、6は印刷部、7は画像データ符号化/
復元化部、8はコードメモリ、9は第1イメージメモ
リ、10は第2イメージメモリ、11は制御部である。
CRTディスプレイ1は、登録作業中や登録中の文書の
画像や、文字・数字情報や、イメ−ジスキャナ2で読み
取った画像、さらに、操作に必要なガイダンス画面、検
索画面等をドットパターンで可視表示する表示手段であ
る。このCRTディスプレイ1には、第2イメージメモ
リ10上に展開されたイメージデータが画面表示される
ようになっている。イメージスキャナ2は、原稿画像を
読み取ってその画像データを入力する画像データ入力手
段であり、このイメ−ジスキャナ2により入力されたは
画像データは、画像データ符号化/復元化部7で符号化
され、画像データ記録部4により光ディスク等の記憶媒
体5に書き込まれる。キ−ボ−ド3は、システムの機
動、モード指定その他の命令や、検索情報などの文字情
報等を入力する入力手段である。このキーボード3から
入力された情報は制御部11へ入力される。
する。図1は本発明の電子ファイリング装置の実施の形
態の一例を示すブロック図である。図中、1はCRT、
LCD等の表示部、2はイメージスキャナ、3は検索情
報の入力やモードの指定を行うためのコマンド入力部、
4はハードディスク、フロッピーディスク、光ディスク
等の記憶媒体5に画像データ及び検索情報を記録する画
像データ記録部、6は印刷部、7は画像データ符号化/
復元化部、8はコードメモリ、9は第1イメージメモ
リ、10は第2イメージメモリ、11は制御部である。
CRTディスプレイ1は、登録作業中や登録中の文書の
画像や、文字・数字情報や、イメ−ジスキャナ2で読み
取った画像、さらに、操作に必要なガイダンス画面、検
索画面等をドットパターンで可視表示する表示手段であ
る。このCRTディスプレイ1には、第2イメージメモ
リ10上に展開されたイメージデータが画面表示される
ようになっている。イメージスキャナ2は、原稿画像を
読み取ってその画像データを入力する画像データ入力手
段であり、このイメ−ジスキャナ2により入力されたは
画像データは、画像データ符号化/復元化部7で符号化
され、画像データ記録部4により光ディスク等の記憶媒
体5に書き込まれる。キ−ボ−ド3は、システムの機
動、モード指定その他の命令や、検索情報などの文字情
報等を入力する入力手段である。このキーボード3から
入力された情報は制御部11へ入力される。
【0008】画像データ記録部4は、光ディスク等の記
憶媒体5から符号化データを読み出してコードメモリ8
に転送するとともに、コードメモリ8から転送される符
号化データを記憶媒体5に書き込む。印刷部6は、作成
された文書や伝票、画像等をドットパターンによって印
字する出力手段である。画像データ符号化/復元化部7
は、イメ−ジスキャナ2により入力されたは画像データ
を符号化するとともに、コードメモリ8に記憶された符
号化データを復元する。コードメモリ8は、画像データ
記録部4により光ディスク等の記憶媒体5から読み出さ
れた符号化データを記憶するためのメモリである。第1
イメージメモリ9は、画像データ符号化/復元化部7に
より復元された画像データを展開するためのメモリであ
る。この第1イメージメモリ9の容量は、例えば128
KBである。第2イメージメモリ10は、CRTディス
プレイ1の画素に対応させて画像データを展開するため
の表示用のメモリ(VRAM)であり、第1イメージメ
モリ9に展開された画像データがディスプレイの解像度
や指定されている表示倍率に合わせて間引き処理して転
送される。この第2イメージメモリ10の容量は、例え
ば1MBである。
憶媒体5から符号化データを読み出してコードメモリ8
に転送するとともに、コードメモリ8から転送される符
号化データを記憶媒体5に書き込む。印刷部6は、作成
された文書や伝票、画像等をドットパターンによって印
字する出力手段である。画像データ符号化/復元化部7
は、イメ−ジスキャナ2により入力されたは画像データ
を符号化するとともに、コードメモリ8に記憶された符
号化データを復元する。コードメモリ8は、画像データ
記録部4により光ディスク等の記憶媒体5から読み出さ
れた符号化データを記憶するためのメモリである。第1
イメージメモリ9は、画像データ符号化/復元化部7に
より復元された画像データを展開するためのメモリであ
る。この第1イメージメモリ9の容量は、例えば128
KBである。第2イメージメモリ10は、CRTディス
プレイ1の画素に対応させて画像データを展開するため
の表示用のメモリ(VRAM)であり、第1イメージメ
モリ9に展開された画像データがディスプレイの解像度
や指定されている表示倍率に合わせて間引き処理して転
送される。この第2イメージメモリ10の容量は、例え
ば1MBである。
【0009】制御部11は、CPU、ROM、及びRA
Mからなり、CPUがROMに格納されたプログラムに
従ってこの電子ファイリング装置のシステム全体を制御
している。すなわち、ROMには、システムを制御する
プログラムやキャラクタバターンデータが格納されてい
る。また、RAMは、CPUシステムを制御する際に必
要なデータを一時的に格納するシステムメモリであり、
画像データ等を処理するためのワーキングメモリとして
も用いられる。CPUは、電子ファイリング装置のシス
テム全体を制御する。例えば、キーボード3からのキー
情報を受け取り、それに対応した処理動作や制御命令の
出力等を行う。上記のように構成された電子ファイリン
グ装置において、画像データ入力部2より入力された画
像データは、画像データ符号化/復元化部7で符号化さ
れ、画像データ記録部4により光ディスク等の記憶媒体
5に書き込まれる。また、この画像データは表示部1に
表示されたり、印刷部6で印刷されたりもする。画像デ
ータの書込み、表示、印刷等の指示はキーボード3のコ
マンドキーによりなされる。
Mからなり、CPUがROMに格納されたプログラムに
従ってこの電子ファイリング装置のシステム全体を制御
している。すなわち、ROMには、システムを制御する
プログラムやキャラクタバターンデータが格納されてい
る。また、RAMは、CPUシステムを制御する際に必
要なデータを一時的に格納するシステムメモリであり、
画像データ等を処理するためのワーキングメモリとして
も用いられる。CPUは、電子ファイリング装置のシス
テム全体を制御する。例えば、キーボード3からのキー
情報を受け取り、それに対応した処理動作や制御命令の
出力等を行う。上記のように構成された電子ファイリン
グ装置において、画像データ入力部2より入力された画
像データは、画像データ符号化/復元化部7で符号化さ
れ、画像データ記録部4により光ディスク等の記憶媒体
5に書き込まれる。また、この画像データは表示部1に
表示されたり、印刷部6で印刷されたりもする。画像デ
ータの書込み、表示、印刷等の指示はキーボード3のコ
マンドキーによりなされる。
【0010】次に、記憶媒体5に記録されている画像デ
ータを読み出してCRTディスプレイ1に表示する場合
の動作について図2のフローチャートに従って説明す
る。この電子ファイリング装置は、キーボード3より記
憶媒体5に記録されている画像データの検索情報が入力
されると、画像データ記録部4により記憶媒体5から符
号化データを読み出し、コードメモリ8に記憶する(ス
テップS1)。そして、コードメモリ8に記憶した符号
化データをある単位毎に画像データ符号化/復元化部7
で復元し、その結果を第1イメージメモリ9に転送して
メモリ上にイメージデータとして展開する(ステップS
2)。そして、符号化データの復元が終了していない場
合は(ステップS3でNo)、第1イメージメモリ9の
残容量をチェックし、残りのメモリ容量がない場合は
(ステップS4でYes)、第1イメージメモリ9に展
開されている画像データを予め指定されている表示倍率
に合わせて間引き処理して第2イメージメモリへ転送し
(ステップS5)、符号化データの復元処理(ステップ
S2)に戻る。
ータを読み出してCRTディスプレイ1に表示する場合
の動作について図2のフローチャートに従って説明す
る。この電子ファイリング装置は、キーボード3より記
憶媒体5に記録されている画像データの検索情報が入力
されると、画像データ記録部4により記憶媒体5から符
号化データを読み出し、コードメモリ8に記憶する(ス
テップS1)。そして、コードメモリ8に記憶した符号
化データをある単位毎に画像データ符号化/復元化部7
で復元し、その結果を第1イメージメモリ9に転送して
メモリ上にイメージデータとして展開する(ステップS
2)。そして、符号化データの復元が終了していない場
合は(ステップS3でNo)、第1イメージメモリ9の
残容量をチェックし、残りのメモリ容量がない場合は
(ステップS4でYes)、第1イメージメモリ9に展
開されている画像データを予め指定されている表示倍率
に合わせて間引き処理して第2イメージメモリへ転送し
(ステップS5)、符号化データの復元処理(ステップ
S2)に戻る。
【0011】上記ステップS2〜S5が繰り返されるこ
とにより、第1イメージメモリに展開可能なサイズ毎
に、間引き処理した表示用の画像データが第2イメージ
メモリ10に展開される。そして、符号化データを全て
復元し終えたら(ステップS3でYes)、第1イメー
ジメモリ9に展開されている残りの画像データを予め指
定されている表示倍率に合わせて間引き処理して第2イ
メージメモリ10へ転送し(ステップS6)、第2イメ
ージメモリ10に展開されたイメージをCRTディスプ
レイ1に表示する(ステップS7)。上記実施の形態の
電子ファイリング装置では、ステップS2〜S5の一連
の動作を繰り返し、符号化データを全て復元し終えたら
(ステップS3でYes)、第1イメージメモリ9に展
開されている残りの画像データを間引き処理して第2イ
メージメモリ10へ転送することにより(ステップS
6)、表示用の画像データが得られるので、第1イメー
ジメモリ9の容量は展開すべき画像データよりも遥かに
小さい容量で足りる。また、第2イメージメモリ10に
は間引き処理した画像データが転送されるため、第2イ
メージメモリ10の容量も小容量で足りる。したがっ
て、画像データの表示を行う際に必要なイメージメモリ
の容量を大幅に小さくできる。さらに、第1イメージメ
モリ9に展開可能な小サイズのイメージデータ毎に間引
き処理を行って表示用の画像データを得るので、表示し
ようとする画像データのデータサイズに関係なく高速応
答の表示を行うことができる。
とにより、第1イメージメモリに展開可能なサイズ毎
に、間引き処理した表示用の画像データが第2イメージ
メモリ10に展開される。そして、符号化データを全て
復元し終えたら(ステップS3でYes)、第1イメー
ジメモリ9に展開されている残りの画像データを予め指
定されている表示倍率に合わせて間引き処理して第2イ
メージメモリ10へ転送し(ステップS6)、第2イメ
ージメモリ10に展開されたイメージをCRTディスプ
レイ1に表示する(ステップS7)。上記実施の形態の
電子ファイリング装置では、ステップS2〜S5の一連
の動作を繰り返し、符号化データを全て復元し終えたら
(ステップS3でYes)、第1イメージメモリ9に展
開されている残りの画像データを間引き処理して第2イ
メージメモリ10へ転送することにより(ステップS
6)、表示用の画像データが得られるので、第1イメー
ジメモリ9の容量は展開すべき画像データよりも遥かに
小さい容量で足りる。また、第2イメージメモリ10に
は間引き処理した画像データが転送されるため、第2イ
メージメモリ10の容量も小容量で足りる。したがっ
て、画像データの表示を行う際に必要なイメージメモリ
の容量を大幅に小さくできる。さらに、第1イメージメ
モリ9に展開可能な小サイズのイメージデータ毎に間引
き処理を行って表示用の画像データを得るので、表示し
ようとする画像データのデータサイズに関係なく高速応
答の表示を行うことができる。
【0012】また、上記の装置構成において、CRTデ
ィスプレイ1に表示中の画像の符号化デ−タをコードメ
モリ8に記憶しておき、画像編集の機能が選択されたと
きに、コードメモリ8に記憶されているデ−タを復元す
るようにしておけば、画像編集機能などを用いて表示中
の画像に加工を施す際に、再度符号化デ−タを記憶媒体
5から読み出すための時間が省略できるので、それだけ
処理時間を短縮することができる。さらに、符号化デ−
タの復元時に間引き処理をするモードと、間引き処理を
しないモードの一方をキーボード3のスイッチ操作など
により選択できるようにしておけば、画像編集機能など
を用いて表示中の画像に加工を施す作業を頻繁に行うオ
ペレータは、間引き処理をするモードを選択することに
より符号化デ−タの復元に要する時間を短縮することが
できるようになり、画像の加工を行う必要のないオペレ
ータは、間引き処理をしないモードを選択することによ
り精細な画像データを得ることができるようになる。
ィスプレイ1に表示中の画像の符号化デ−タをコードメ
モリ8に記憶しておき、画像編集の機能が選択されたと
きに、コードメモリ8に記憶されているデ−タを復元す
るようにしておけば、画像編集機能などを用いて表示中
の画像に加工を施す際に、再度符号化デ−タを記憶媒体
5から読み出すための時間が省略できるので、それだけ
処理時間を短縮することができる。さらに、符号化デ−
タの復元時に間引き処理をするモードと、間引き処理を
しないモードの一方をキーボード3のスイッチ操作など
により選択できるようにしておけば、画像編集機能など
を用いて表示中の画像に加工を施す作業を頻繁に行うオ
ペレータは、間引き処理をするモードを選択することに
より符号化デ−タの復元に要する時間を短縮することが
できるようになり、画像の加工を行う必要のないオペレ
ータは、間引き処理をしないモードを選択することによ
り精細な画像データを得ることができるようになる。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の電子ファイリング装置に
よれば、画像デ−タを、原画像のサイズ、原画像の解像
度でイメージメモリ上に復元する場合と比較して、画像
データの表示を行う際に必要なイメージメモリの容量を
大幅に少容量化でき、更に、第1イメージメモリの容量
分の小サイズのイメージデータ毎に間引き処理を行って
表示用の画像データを得るので、表示しようとする画像
データのデータサイズに関係なく高速応答の表示を行う
ことができる。請求項2記載の電子ファイリング装置に
よれば、画像編集の機能などを用いて表示中の画像に加
工を施す際に、再度符号化デ−タをリ−ドするための時
間が省略できるので、処理時間を短縮することができ
る。請求項3記載の電子ファイリング装置によれば、間
引き処理をするモードを選択することにより符号化デ−
タの復元に要する時間を短縮でき、間引き処理をしない
モードを選択することにより精細な画像データを得るこ
とができるので、オペレータの用途に応じて画像表示能
力を使い分けることができる。
よれば、画像デ−タを、原画像のサイズ、原画像の解像
度でイメージメモリ上に復元する場合と比較して、画像
データの表示を行う際に必要なイメージメモリの容量を
大幅に少容量化でき、更に、第1イメージメモリの容量
分の小サイズのイメージデータ毎に間引き処理を行って
表示用の画像データを得るので、表示しようとする画像
データのデータサイズに関係なく高速応答の表示を行う
ことができる。請求項2記載の電子ファイリング装置に
よれば、画像編集の機能などを用いて表示中の画像に加
工を施す際に、再度符号化デ−タをリ−ドするための時
間が省略できるので、処理時間を短縮することができ
る。請求項3記載の電子ファイリング装置によれば、間
引き処理をするモードを選択することにより符号化デ−
タの復元に要する時間を短縮でき、間引き処理をしない
モードを選択することにより精細な画像データを得るこ
とができるので、オペレータの用途に応じて画像表示能
力を使い分けることができる。
【図1】本発明の電子ファイリング装置の実施の形態の
一例を示すブロック図である。
一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す電子ファイリング装置における画像
データ表示動作の内容を示すフローチャートである。
データ表示動作の内容を示すフローチャートである。
1 CRTディスプレイ、2 イメージスキャナ、3
キーボード、4 画像データ記録部、5 記憶媒体、6
印刷部、7 画像データ符号化/復元化部、8 コー
ドメモリ、9 第1イメージメモリ、10 第2イメー
ジメモリ、11制御部。
キーボード、4 画像データ記録部、5 記憶媒体、6
印刷部、7 画像データ符号化/復元化部、8 コー
ドメモリ、9 第1イメージメモリ、10 第2イメー
ジメモリ、11制御部。
Claims (3)
- 【請求項1】 記憶媒体に記憶されている符号化された
画像デ−タを読み出す手段と、読み出された画像デ−タ
を復元する手段と、復元した画像デ−タを展開するため
の第1イメージメモリと、第1イメージメモリの残容量
を調べる手段と、第1イメージメモリに展開された画像
データを予め指定された表示倍率に合わせて間引き処理
する手段と、間引き処理した画像データを展開するため
の第2イメージメモリと、第2イメージメモリに展開さ
れた画像データを表示する手段とを備え、 記憶媒体から読み出した画像データを復元して第1イメ
ージメモリに展開しつつ第1イメージメモリの残容量を
調べ、第1イメージメモリの残容量が無くなった場合
は、第1イメージメモリに展開済みの画像データを予め
指定された表示倍率に合わせて間引き処理して第2イメ
ージメモリへ転送するという一連の動作を、前記復元し
た画像データを全て第2イメージメモリへ転送し終える
まで繰り返すようになしたことを特徴とする電子ファイ
リング装置。 - 【請求項2】 現在表示中の画像の符号化デ−タをメモ
リに記憶しておき、表示中の画像を加工する際に、該メ
モリに記憶したデ−タを復元するようになしたことを特
徴とする請求項1記載の電子ファイリング装置。 - 【請求項3】 符号化デ−タの復元時に間引き処理をす
るモードと、間引き処理をしないモードの一方を選択す
る手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の電子フ
ァイリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8192822A JPH1021381A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 電子ファイリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8192822A JPH1021381A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 電子ファイリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1021381A true JPH1021381A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16297563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8192822A Pending JPH1021381A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 電子ファイリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1021381A (ja) |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP8192822A patent/JPH1021381A/ja active Pending
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