JP2909988B2 - 刈払機の刈刃カバー取付け構造 - Google Patents

刈払機の刈刃カバー取付け構造

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JP2909988B2
JP2909988B2 JP6096876A JP9687694A JP2909988B2 JP 2909988 B2 JP2909988 B2 JP 2909988B2 JP 6096876 A JP6096876 A JP 6096876A JP 9687694 A JP9687694 A JP 9687694A JP 2909988 B2 JP2909988 B2 JP 2909988B2
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洋 高橋
久人 大澤
和範 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作桿の先端に回転刃
を設け、該回転刃により草等の刈取り作業を行う刈払機
の刈刃カバー取付け構造に関するもので、該刈刃カバー
の取付け及び取外しに工具類が不要であるとともに、分
解容易且つ部品点数を少なくして運搬、梱包及び保管等
の取扱いが容易であることを特徴とする。
【0002】
【従来の技術】従来、草等の刈取り作業を行う刈払機
は、前記したごとく操作桿の先端に回転刃を設けて構成
され、作業者が吊バンドにより作業機本体を肩から吊り
下げ、操作ハンドルを握って前記操作桿の先端の回転刃
を上下左右に揺動させて刈取り作業を行うものであっ
た。
【0003】前記刈取り作業時には、前記回転刃の遠心
力によって刈られた草、その他小石等が周囲に飛散させ
られることがあり、その場合に作業者等が負傷すること
がないように、前記回転刃の後部(作業者側)に刈刃カ
バーを設けている。
【0004】従来、該刈刃カバーは、例えば、別にカバ
ー取付け金具を準備し、該取付け金具を介してネジ等に
より操作桿の先端部に取付けていた(例えば、実開昭6
1ー77730号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のごとく、刈
刃カバーを操作桿の先端部に取付け金具、ネジ等で取付
ける方法は、まず、操作桿に取付け金具をネジ等で取付
け、さらに該取付け金具に刈刃カバーをネジ等で取付け
なければならず、部品点数が多く、さらに取付け及び取
外しに工具類が必要であり手数を要するとともに、運
搬、梱包及び保管等の取扱いに手数を要するものであっ
た。
【0006】また、草等の刈取り作業中に刈刃カバー
が、その取付け位置からずれて回動する等の位置ずれが
生じないように何らかの手段を講ずる必要があった。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、刈刃カバーの取付け及び取外しに工具類が不要であ
るとともに、部品点数を少なくして運搬、梱包及び保管
等の取扱いが容易であり、さらに取付け部に位置ずれが
生じることがない刈払機の刈刃カバー取付け構造を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、操作桿に遊嵌されてギアケース側内部に
雌ネジ部が形成された締付けナットと、ヒンジ部で開閉
自在に構成されて前記ギアケースの操作桿挿入部及び前
記操作桿の外周に両側から密着するとともに、後端外周
に前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成された一対の
緊締挟持部と、該緊締挟持部の一方に一体的に設けられ
た刈刃カバーとからなる構成としたものである。
【0009】
【作用】本発明の刈刃カバー7は、ネジ等を使用するこ
となく、左右一対の緊締挟持部11a、11b及び締付
けナット5により、ギアケース3の操作桿挿入部9及び
操作桿1の一部に取り付けられる。
【0010】すなわち、前記緊締挟持部11a、11b
が前記ギアケース3の操作桿挿入部9及び操作桿1に左
右両側から密着させられて取付けられる。
【0011】その結果、ギアケース3の操作桿挿入部9
に構成されている凹凸部、すなわち、固定ボルト12、
該固定ボルト12が螺合するボス部13、14、さらに
はその間のスリット15、さらにまた回り止めビス16
等が刈刃カバ−7の回り止めとして作用し、作業中にそ
の取付け位置がずれたり、回動して位置ずれを生じるこ
とがない。
【0012】さらに、本発明の刈刃カバー7は、前記の
ごとくその取付けに取付け金具、ネジ等が不要であり、
したがって、その取付け及び取外しに工具類を必要とせ
ず、運搬、梱包及び保管等の取扱いが容易である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1は本発明の刈刃カバー取付け状態を示
す要部斜視図、図2は図1の要部拡大断面図、図3は要
部の分解斜視図である。
【0015】図1乃至図3には、それ自体周知の構成の
刈払機の操作桿先端部のみが示されている。
【0016】なお、各図に示された操作桿1の後端部に
は、図示しないが空冷式2サイクルガソリンエンジン等
の原動機が設けられ、その回転駆動力が、前記操作桿1
の内部に挿通された伝動軸2及び前記操作桿1の先端部
に取り付けたギアケース3内のベベルギア(図示せず)
及び刈刃取付け軸16を介して回転刃4に伝えられる構
成となっている。
【0017】本発明は、前記構成の刈払機の回転刃4の
後部(作業者側)を覆う刈刃カバー7の取付け構造に関
する。
【0018】本発明では、前記ギアケース3及び回転刃
4等の取付けに先立って、前記操作桿1に締付けナット
5が遊嵌される。
【0019】該締付けナット5は操作桿挿入孔5aを有
し、前記操作桿1に対してスライド及び回動自在にさ
れ、さらに前記操作桿1の先端側、すなわち、前記ギア
ケース3側内部に前記操作桿1の外周との間に間隔Sを
存してテーパー雌ネジ部6が形成されている。なお、前
記間隔Sは、後に述べる刈刃カバー7の緊締挟持部11
a、11bのテーパー雄ネジ部10、10の肉厚と略同
等である。
【0020】また、前記刈刃カバー7は、所定の硬度を
有するプラスチック材で一体成形され、前記操作桿1の
中心軸線を通る垂直分割面に沿って二分割され、薄肉に
形成されたヒンジ部8で左右方向へ開閉自在に構成さ
れ、前記ギアケース3の操作桿挿入部9に両側から密着
し、さらに後端外周に前記雌ネジ部6と螺合するテーパ
ー雄ネジ部10、10が構成された左右一対の緊締挟持
部11a、11bの一方、図面実施例では左側の緊締挟
持部11aに支脚部7aとともに一体成形されている。
【0021】すなわち、本発明実施例では、前記刈刃カ
バ−7の緊締挟持部11a、11bが直接前記操作桿1
に取り付けられるのではなく、前記ギアケース3の操作
桿挿入部9及び前記操作桿1の周囲に密着させて取り付
けられる。
【0022】ここで密着とは、前記ギアケース3の操作
桿挿入部9に構成されている凹凸部、すなわち、前記ギ
アケース3を前記操作桿1に緊締固定するための固定ボ
ルト12、12、該固定ボルト12、12が螺合する上
下一組のボス部13、13、14、14、その間のスリ
ット15、さらに前記ギアケース3の回り止めビス16
等の凹凸を前記刈刃カバ−7の回り止めとして利用する
ことを意味する。
【0023】すなわち、前記ギア−ケ−ス3の操作桿挿
入部9には、左右両側に前記スリット15が構成され、
該スリット15の上下には前記ボス部13、14が構成
され、該上下のボス部13、14間を前記固定ボルト1
2で締め付けることにより、前記ギア−ケ−ス3が前記
操作桿1に連結固定されるように構成されており、さら
に前記回り止めビス16等が設けられている。
【0024】なお、前記緊締挟持部11a、11bを連
結する前記ヒンジ部8は従来周知の方法で、前記刈刃カ
バ−7の成形時に形成される。
【0025】さらにまた、前記緊締挟持部11a、11
bと前記刈刃カバー7の位置関係は、前記緊締挟持部1
1a、11bを前記ギアケース3の操作桿挿入部9及び
前記操作桿1の一部にまたがって取り付けた時に、前記
刈刃カバー7が前記回転刃4の後部を覆う位置となるよ
うに予め設定される。
【0026】前記構成の本発明実施例の刈刃カバー7
は、まず、左右一対の緊締挟持部11a、11bを開い
て操作桿5の先端に取り付けられたギアケース3の操作
桿挿入部9の左右両側に配置し、該操作桿挿入部9を緊
締挟持部11a、11bで挟み込む。この際、該緊締挟
持部11a、11bが定位置、すなわち、前記ギア−ケ
−ス3の操作桿挿入部9に構成された凹凸部、すなわ
ち、固定ボルト12、ボス部13、14及び回り止めビ
ス16等と適合していることを確認する。
【0027】その後、予め前記操作桿1に遊嵌させてあ
る締付ナット5を前記緊締挟持部11a、11b側にス
ライドさせ、その間隔Sに緊締挟持部11a、11bを
受け入れて締付ナット5を回転させれば、該締付ナット
5が緊締挟持部11a、11bの内周面をギアケース3
の操作桿挿入部9及び操作桿1の一部の外周面に強く押
し付け、刈刃カバー7が所定位置に配置及び固定され
る。
【0028】前記のごとく、本発明実施例の刈刃カバー
7は、取り付け所要部品が一体的に形成されているの
で、従来の刈刃カバーのように、その取付けに際して取
付け金具、ネジ等の部品や工具類が不要であり、取付け
が極めて簡単である。
【0029】なお、本発明実施例の刈刃カバー7を取外
す場合には、前述した取付け手順を逆に行えばよく、取
付けの場合と同様に簡単に取外すことができる。
【0030】前記のごとく、本発明実施例の刈刃カバー
7は、取付け金具、ネジ等の部品や工具類等が不要であ
るため、現地でユーザーが簡単に取付けあるいは取外す
ことができる。したがって、分解状態での運搬、梱包及
び保管等が可能であり、流通過程等における取扱いが極
めて容易である。
【0031】また、本発明実施例の刈刃カバー7は、ギ
アケース3の操作桿挿入部9に密着させて取付けるた
め、ギアケース3の固定ボルト12、12、ボス部1
3、13、14、14等が回り止めとして作用し、使用
中に刈刃カバー7の取付け位置がずれたりすることがな
く、常に所定位置に固定されるので安全である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、刈刃カバーの取付け及
び取外しに工具類が不要で作業が簡単であるとともに、
部品点数が少ないため、運搬、梱包及び保管等の流通過
程における取扱いが容易であり、さらには取付け位置に
ずれが生じることがなく安全である等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の刈刃カバー取付け状態を示す要部斜視
図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 操作桿 3 ギアケース 4 回転刃 5 締付ナット 6 雌ネジ部 7 刈刃カバー 8 ヒンジ部 9 ギアケースの操作桿挿入部 10 雄ネジ部 11a 緊締挟持部 11b 緊締挟持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相山 文彦 東京都青梅市末広町1丁目7番地2 株 式会社共立内 (56)参考文献 実開 平2−23416(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 34/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作桿(1)に遊嵌されてギアケース
    (3)側内部に雌ネジ(6)が形成された締付けナッ
    ト(5)と、ヒンジ部(8)で開閉自在に構成されて前
    記ギアケース(3)の操作桿挿入部(9)及び前記操作
    桿(1)の外周に両側から密着するとともに、後端外周
    に前記雌ネジ部(6)に螺合する雄ネジ部(10)がそ
    れぞれ形成された一対の緊締挟持部(11a,11b)
    と、該緊締挟持部(11a,11b)の一方に一体的に
    設けられた刈刃カバー(7)とからなることを特徴とす
    る刈払機の刈刃カバー取付け構造。
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JP5236306B2 (ja) * 2008-02-15 2013-07-17 株式会社マキタ 研削工具
JP5478305B2 (ja) * 2010-03-17 2014-04-23 本田技研工業株式会社 刈払機の防護カバー取付構造体

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