JP2909614B2 - 折損防止装置付き折刃式カッター - Google Patents

折損防止装置付き折刃式カッター

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JP2909614B2
JP2909614B2 JP6313232A JP31323294A JP2909614B2 JP 2909614 B2 JP2909614 B2 JP 2909614B2 JP 6313232 A JP6313232 A JP 6313232A JP 31323294 A JP31323294 A JP 31323294A JP 2909614 B2 JP2909614 B2 JP 2909614B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、握柄より長幅に突出し
た折刃板が折損し難い状態で使用できる折損防止装置付
き折刃式カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本発明
者は、実公平2−31109号公報に示すような握柄の
折刃板挿入部に薄い折刃板を引き出し自在に挿入し、こ
の折刃板を折刃板挿入部にスライド体により摺動せしめ
たり握柄に固定装置により固定したりする折刃式カッタ
ーに、折刃板の背側上縁部に折り返し背金板を密着状態
に且つ押圧力に対しては折刃板に対して摺動できる状態
に被嵌して、折刃板を長幅に突出せしめて使用する際の
折刃板の折れを防ぐ折損防止装置付きカッターを考案し
ている。
【0003】しかしながら、折刃板と背金板は各々別に
摺動する構成のため使用する際には、折刃板を突出させ
た上で更に折り返し背金板を突出させなければならず、
また、折刃板と背金板を握柄に収納する際には折刃板と
背金板を別々に収納しなければならないため大変煩わし
いといった欠点があった。
【0004】本発明はこのような問題点を見い出し、折
刃板と背金板とを一体に握柄より突出及び収納すること
ができ、且つ必要であれば折刃板に対して背金板のみを
スライド移動することもできる折損防止装置付き折刃式
カッターを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】薄刃板側面に折線溝2を適当間隔を置いて
複数本並設した折刃板3を、握柄4に形成した折刃板挿
入部5に引き出し自在に設け、この折刃板3に固定状態
で突設したスライド体6を握柄4の側面のスライド開口
部7にスライド自在に設け、前記スライド体6に折刃板
3の先端を握柄4より引き出した状態で折刃板3を握柄
4に対して固定できる固定装置8を設け、この折刃板3
の背側上縁部に折刃板3を折り難くする折り返し背金板
9を折刃板3の背側上縁に沿ってスライド自在に被嵌し
た折刃式カッターにおいて、折り返し背金板9を吸着連
結若しくは係止連結若しくは圧接連結して折刃板3のス
ライド移動に伴って一緒に折り返し背金板9がスライド
移動し得る連結機構Aを、折刃板3に固定されている前
記スライド体6若しくは折り返し背金板9に直接設け、
この連結機構Aの吸着連結力若しくは係止連結力若しく
は圧接連結力を折刃板3をスライド移動させた際、この
折刃板3と一体となって折り返し背金板9が一緒にスラ
イド移動し得る強さであって、且つ折刃板3を押さえて
折り返し背金板9を押動した際折刃板3に対して折り返
し背金板9を押動スライド移動し得る弱さに設定したこ
とを特徴とする折損防止装置付き折刃式カッターに係る
ものである。
【0007】また、薄刃板側面に折線溝2を適当間隔を
置いて複数本並設した折刃板3を、握柄4に形成した折
刃板挿入部5に引き出し自在に設け、この折刃板3に固
定状態で突設したスライド体6を握柄4の側面のスライ
ド開口部7にスライド自在に設け、前記スライド体6に
折刃板3の先端を握柄4より引き出した状態で折刃板3
を握柄4に対して固定できる固定装置8を設け、この折
刃板3の背側上縁部に折刃板3を折り難くする折り返し
背金板9を折刃板3の背側上縁に沿ってスライド自在に
被嵌した折刃式カッターにおいて、折り返し背金板9を
吸着連結して折刃板3のスライド移動に伴って一緒に折
り返し背金板9がスライド移動し得る磁性体10からなる
吸着連結機構A1を、折刃板3に固定されている前記ス
ライド体6に設け、この磁性体10からなる吸着連結機構
A1の吸着連結力を折刃板3をスライド移動させた際、
この折刃板3と一体となって折り返し背金板9が一緒に
スライド移動し得る強さであって、且つ折刃板3を押さ
えて折り返し背金板9を押動した際折刃板3に対して折
り返し背金板9を押動スライド移動し得る弱さに設定し
たことを特徴とする請求項1記載の折損防止装置付き折
刃式カッターに係るものである。
【0008】また、薄刃板側面に折線溝2を適当間隔を
置いて複数本並設した折刃板3を、握柄4に形成した折
刃板挿入部5に引き出し自在に設け、この折刃板3に固
定状態で突設したスライド体6を握柄4の側面のスライ
ド開口部7にスライド自在に設け、前記スライド体6に
折刃板3の先端を握柄4より引き出した状態で折刃板3
を握柄4に対して固定できる固定装置8を設け、この折
刃板3の背側上縁部に折刃板3を折り難くする折り返し
背金板9を折刃板3の背側上縁に沿ってスライド自在に
被嵌した折刃式カッターにおいて、折り返し背金板9を
係止連結して折刃板3のスライド移動に伴って一緒に折
り返し背金板9がスライド移動し得る係止連結機構A2
を、折刃板3に固定されている前記スライド体6に設
け、この係止連結機構A2の係止連結力を折刃板3をス
ライド移動させた際、この折刃板3と一体となって折り
返し背金板9が一緒にスライド移動し得る強さであっ
て、且つ折刃板3を押さえて折り返し背金板9を押動し
た際折刃板3に対して折り返し背金板9を押動スライド
移動し得る弱さに設定したことを特徴とする請求項1記
載の折損防止装置付き折刃式カッターに係るものであ
る。
【0009】
【作用】固定装置8による折刃板3の固定を解除してス
ライド体6を押し、折刃板3を折刃板挿入部5に沿って
スライド移動させて握柄4より突出させると、連結機構
Aにより折刃板3に折り返し背金板9が吸着連結若しく
は係止連結若しくは圧接連結されているため、折り返し
背金板9は折刃板3に被嵌したまま一体となって突出
し、折刃板挿入部5に折刃板3を押し込むと折り返し背
金板9は折刃板3と共に握柄4内に収納されることとな
る。この際、折刃板3は固定装置8により任意の突出幅
で固定される。
【0010】この連結機構Aは、折刃板3を押さえて折
り返し背金板9を押動すれば折刃板3に対して折り返し
背金板9を押動スライド移動し得る弱さの連結力に設定
されているため、必要に応じて折刃板3に対して折り返
し背金板9のみをスライド移動できるから、使用時に折
り返し背金板9の先端より折刃板3の折線溝2が出ない
状態にこの折り返し背金板9をスライド移動させて、折
刃板3の折線溝2からの折損を防ぐことも、折刃板3を
折り取る時に折刃板3の折り取り部分の折線溝2が、折
り返し背金板9先端より突出するよう折り返し背金板9
を折刃板3に対してスライド移動させて、折刃板3の折
り取り部分を折線溝2に従って折り取ることもできるこ
ととなる。
【0011】
【実施例】図1〜図3は、第一実施例を図示している。
【0012】本実施例は、握柄4の凹溝の内面に金属板
11を付設した折刃板挿入部5に、後端にスライド体6を
連結した折刃板3を引き出しスライド自在に挿入し、こ
のスライド体6に折刃板3を握柄4に対して所望突出長
に固定できる固定装置8を設けた折刃式のカッターに適
用するもので、この折刃板3の背側上縁部に折刃板3の
折損防止効果を果たす折り返し背金板9を折刃板3の上
縁に沿って引き出しスライド自在に被嵌して折損防止装
置付き折刃式カッターに構成している。
【0013】図示した固定装置8は、スライド体6に雌
螺子孔15を設け、この雌螺子孔15に円形状盤16の下部に
雄螺子17を突設して形成した摘子12を螺入して構成した
もので、単にこの円形状盤16を回して雌螺子孔15に螺入
している雄螺子17の先端を金属板11に当てることにより
折刃板3が握柄4に対して一時的に固定され、円形状盤
16を逆に回して雄螺子17の先端を金属板11から離すこと
によりその固定が解除されて、握柄4に対して折刃板3
がスライド移動し得る構造を採用している。固定装置8
は、折刃板3のみを固定するよう構成しているが折刃板
3と折り返し背金板9とを同時に固定するように構成し
ても良い。
【0014】図中符号18は、スライド体6の後端面に係
止して、折り返し背金板9の折刃板3先端側からの抜け
落ちを防止する係止段部である。
【0015】本実施例は、このように構成した折損防止
装置付き折刃式カッターに、折り返し背金板9を連結し
て折刃板3のスライド移動に伴って一緒に折り返し背金
板9がスライド移動し得る連結機構Aとして磁性体10に
よる吸着連結方式の吸着連結機構A1を設けた場合であ
る。
【0016】具体的には、単に、折刃板3の後端に連結
したスライド体6基部の、折り返し背金板9との近接側
面に磁性体10として永久磁石10を付設し、この永久磁石
10の吸磁力により折り返し背金板9とスライド体6とが
吸着連結する構造で、この永久磁石10の吸磁力を、折刃
板3をスライド移動させた際には、この折刃板3と一体
となって折り返し背金板9が一緒にスライド移動し得る
強さであって、且つ折刃板3を押さえて折り返し背金板
9を押動した際には、この永久磁石の吸磁力に抗して折
刃板3に対して折り返し背金板9を押動スライド移動し
得る弱さに設定したものである。
【0017】従って、スライド体6を押して折刃板3を
突出スライド移動させるだけで、永久磁石10の吸磁力に
より折り返し背金板9も折刃板3に被嵌されたまま一緒
にスライド移動することとなり、従来の折損防止機構付
き折刃式カッターのように折刃板3と折り返し背金板9
とをわざわざ個々にスライド移動させる必要はなく、ま
た、収納の際にもスライド体6を引き戻して折刃板3を
スライド移動させるだけで、折刃板3と折り返し背金板
9とが一体にスライドして収納されることとなる。
【0018】また、折刃板3を折線溝2より折り取る場
合には、折刃板3を手で押さえて少なくとも折り返し背
金板9の先端より折刃板3の折り取り部分の折線溝2が
突出するよう折り返し背金板9を折刃板3に対してスラ
イド移動させ、この突出する折線溝2より折刃板3を折
り取る。
【0019】このように、単にスライド体6の折り返し
背金板9との近接側面に永久磁石10を設けて折り返し背
金板9を吸着せしめる極めて簡易な構造のため、製作が
容易で、製作コストが掛からない秀れた構造であると共
に永久磁石10の大きさを変えることにより吸磁力の設定
が自在である。
【0020】尚、本実施例では、磁性体10として永久磁
石10を採用して構成したが、スライド体6をフェライト
などの磁性鉄粉を樹脂に混入して一体成形したプラスチ
ックマグネットに構成しても良いし、磁気を帯びた折り
返し背金板9を折刃板3に吸着させる構成としても良
い。
【0021】図4〜図6は、第二実施例を図示してい
る。
【0022】本実施例は、第一実施例と同様の構造の折
損防止装置付き折刃式カッターに、折り返し背金板9を
連結して折刃板3のスライド移動に伴って一緒に折り返
し背金板9がスライド移動し得る連結機構Aとして撓み
弾性度を有する係止体20による係止連結方式の係止連結
機構A2を設けた場合である。
【0023】具体的には、スライド体6の上部に折り返
し背金板9をスライド自在に嵌挿するガイド筒部13を設
け、この折り返し背金板9をガイド筒部13に嵌挿した
際、握柄4のスライド開口部7側に位置する折り返し背
金板9の垂下部下縁に所定長さの波状係合部19を形成
し、このガイド筒部13の下方であって、且つガイド筒部
13に嵌挿した折り返し背金板9の波状係合部19の下方に
間隙14を形成し、この間隙14に撓み弾性度を有する逆V
字状の係止体20を配設固定してこの係止体20上部の屈曲
突出部と、折り返し背金板9の波状係合部19の所定の凹
状部とが係合係止し得るように設けて、この係止体20の
波状係合部19への係止力により折り返し背金板9とスラ
イド体6とが係止連結する構造で、この係止体20の撓み
弾性度を、スライド体6をスライド移動させた際には係
止体20の屈曲突出部が波状係合部19の凹状部に突出係止
状態で折り返し背金板9がスライド体6と一緒にスライ
ド移動し得る強さであって、且つ折刃板3を押さえて折
り返し背金板9を押動した際には係止体20が撓んで上部
の屈曲突出部が波状係合部19の係合位置をカチカチと移
動して折刃板3に対して折り返し背金板9を押動スライ
ド移動し得る弱さに設定したものである。
【0024】従って、スライド体6を押して折刃板3を
突出スライド移動させるだけで、係止体20の波状係合部
19への係止力により折り返し背金板9も折刃板3に被嵌
されたまま一緒にスライド移動することとなり、第一実
施例同様、従来の折損防止機構付き折刃式カッターのよ
うに折刃板3と折り返し背金板9とをわざわざ個々にス
ライド移動させる必要はなく、また、収納の際にもスラ
イド体6を引き戻して折刃板3をスライド移動させるだ
けで、折刃板3と折り返し背金板9とが一体にスライド
して収納されることとなる。
【0025】また、折刃板3を折線溝2より折り取る場
合には、第一実施例同様、折刃板3を手で押さえて少な
くとも折り返し背金板9の先端より折刃板3の折り取り
部分の折線溝2が突出するよう折り返し背金板9を折刃
板3に対してカチカチとスライド移動させ、この突出す
る折線溝2より折刃板3を折り取る。
【0026】本実施例も、単に折り返し背金板9に波状
係合部19を形成し、スライド体6にこの波状係合部19に
係合係止する係止体20をスライド体6に設けて折り返し
背金板9を係止連結せしめる非常に簡易な構造のため、
第一実施例同様、製作が容易で、製作コストも掛からな
い秀れた構造となる。
【0027】図7は、第三実施例を図示している。
【0028】本実施例は、第一実施例と同様の折損防止
装置付き折刃式カッターに、折り返し背金板9を連結し
て折刃板3のスライド移動に伴って一緒に折り返し背金
板9がスライド移動し得る圧接連結方式の圧接連結機構
A3を折り返し背金板9に直接設けた場合である。
【0029】具体的には、図7に示すように、単に折り
返し背金板9の左右の垂下部を互いの内側方向へやや折
曲形成してこの左右の垂下部先端が折刃板3の左右表面
を挟持して圧接連結し得る対向幅を有するように構成し
たものである。
【0030】即ち、この折り返し背金板9の挟持先端部
の圧接連結力により折刃板3を移動させると折り返し背
金板9も一緒に移動し、且つ折刃板3を押さえて折り返
し背金板9を移動すれば折刃板3に対して折り返し背金
板9をスライド移動させることができる。
【0031】折り返し背金板9の挟持先端部の内側面に
樹脂などを付設すると、折刃板3に対して折り返し背金
板9が滑り易くなり、且つ当接する折刃板3表面にも傷
が付きにくくなる。
【0032】本実施例は、単に折り返し背金板9の左右
の垂下部を折曲してこの左右の垂下部先端が、折刃板3
の左右表面を挟持圧接し得る対向幅を有するように構成
するだけの構造のため、極めて簡易に製作でき、且つ製
作コストも掛からない秀れた構造となる。
【0033】尚、本発明の連結機構Aは、詳述した上記
第一,第二,第三実施例の構造に限定されるものではな
く、折り返し背金板9の連結力が、折刃板3をスライド
移動させた際、この折刃板3と一体となって折り返し背
金板9が一緒にスライド移動し得る強さであって、且つ
折刃板3を押さえて折り返し背金板9を押動した際、折
刃板3に対して折り返し背金板9を押動スライド移動し
得る弱さに設定し得る構造であれば良く、適宜設計可能
である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、折
り返し背金板が連結機構により折刃板に吸着連結若しく
は係止連結若しくは圧接連結され、折刃板の突出及び収
納スライド移動に伴って一緒にスライド移動するため折
刃板と折り返し背金板とのスライド移動をワンタッチで
操作でき、非常に便利で、しかもこの連結機構の連結力
が、折刃板を押さえて折り返し背金板を押動した際折刃
板に対して折り返し背金板を押動スライド移動し得る弱
さに設定されているため、折刃板と折り返し背金板とが
一緒にスライド移動する構成でありながら必要に応じて
折刃板に対して折り返し背金板のみを押動スライド移動
させることもできる極めて実用性に秀れた折損防止装置
付きカッターとなる。
【0035】また、磁性体を用いた吸着連結機構や、撓
み係止力を有する係止体を用いた係止連結機構や、折り
返し背金板の左右の折り返し垂下部先端が折刃板を挟持
圧接する圧接連結機構などの簡易な連結機構を採用して
折刃板と折り返し背金板とが一緒にスライド移動するよ
うに構成すれば、製作が極めて容易となり、且つ製作コ
ストも掛からない秀れた構造の折損防止装置付き折刃式
カッターとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の正面図である。
【図2】第一実施例の透視図である。
【図3】第一実施例の拡大断面図である。
【図4】第二実施例の要部の拡大説明斜視図である。
【図5】第二実施例の透視図である。
【図6】第二実施例の拡大断面図である。
【図7】第三実施例の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
A 連結機構 A1 吸着連結機構 A2 係止連結機構 2 折線溝 3 折刃板 4 握柄 5 折刃板挿入部 6 スライド体 7 スライド開口部 8 固定装置 9 折り返し背金板 10 磁性体

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄刃板側面に折線溝を適当間隔を置いて
    複数本並設した折刃板を、握柄に形成した折刃板挿入部
    に引き出し自在に設け、この折刃板に固定状態で突設し
    たスライド体を握柄の側面のスライド開口部にスライド
    自在に設け、前記スライド体に折刃板の先端を握柄より
    引き出した状態で折刃板を握柄に対して固定できる固定
    装置を設け、この折刃板の背側上縁部に折刃板を折り難
    くする折り返し背金板を折刃板の背側上縁に沿ってスラ
    イド自在に被嵌した折刃式カッターにおいて、折り返し
    背金板を吸着連結若しくは係止連結若しくは圧接連結し
    て折刃板のスライド移動に伴って一緒に折り返し背金板
    がスライド移動し得る連結機構を、折刃板に固定されて
    いる前記スライド体若しくは折り返し背金板に直接設
    け、この連結機構の吸着連結力若しくは係止連結力若し
    くは圧接連結力を折刃板をスライド移動させた際、この
    折刃板と一体となって折り返し背金板が一緒にスライド
    移動し得る強さであって、且つ折刃板を押さえて折り返
    し背金板を押動した際折刃板に対して折り返し背金板を
    押動スライド移動し得る弱さに設定したことを特徴とす
    る折損防止装置付き折刃式カッター。
  2. 【請求項2】 薄刃板側面に折線溝を適当間隔を置いて
    複数本並設した折刃板を、握柄に形成した折刃板挿入部
    に引き出し自在に設け、この折刃板に固定状態で突設し
    たスライド体を握柄の側面のスライド開口部にスライド
    自在に設け、前記スライド体に折刃板の先端を握柄より
    引き出した状態で折刃板を握柄に対して固定できる固定
    装置を設け、この折刃板の背側上縁部に折刃板を折り難
    くする折り返し背金板を折刃板の背側上縁に沿ってスラ
    イド自在に被嵌した折刃式カッターにおいて、折り返し
    背金板を吸着連結して折刃板のスライド移動に伴って一
    緒に折り返し背金板がスライド移動し得る磁性体からな
    る吸着連結機構を、折刃板に固定されている前記スライ
    ド体に設け、この磁性体からなる吸着連結機構の吸着連
    結力を折刃板をスライド移動させた際、この折刃板と一
    体となって折り返し背金板が一緒にスライド移動し得る
    強さであって、且つ折刃板を押さえて折り返し背金板を
    押動した際折刃板に対して折り返し背金板を押動スライ
    ド移動し得る弱さに設定したことを特徴とする請求項1
    記載の折損防止装置付き折刃式カッター。
  3. 【請求項3】 薄刃板側面に折線溝を適当間隔を置いて
    複数本並設した折刃板を、握柄に形成した折刃板挿入部
    に引き出し自在に設け、この折刃板に固定状態で突設し
    たスライド体を握柄の側面のスライド開口部にスライド
    自在に設け、前記スライド体に折刃板の先端を握柄より
    引き出した状態で折刃板を握柄に対して固定できる固定
    装置を設け、この折刃板の背側上縁部に折刃板を折り難
    くする折り返し背金板を折刃板の背側上縁に沿ってスラ
    イド自在に被嵌した折刃式カッターにおいて、折り返し
    背金板を係止連結して折刃板のスライド移動に伴って一
    緒に折り返し背金板がスライド移動し得る係止連結機構
    を、折刃板に固定されている前記スライド体に設け、こ
    の係止連結機構の係止連結力を折刃板をスライド移動さ
    せた際、この折刃板と一体となって折り返し背金板が一
    緒にスライド移動し得る強さであって、且つ折刃板を押
    さえて折り返し背金板を押動した際折刃板に対して折り
    返し背金板を押動スライド移動し得る弱さに設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の折損防止装置付き折刃式
    カッター。
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