JP2001314667A - カッターナイフ用刃体折り具、カッターナイフのホルダ及びカッターナイフ - Google Patents

カッターナイフ用刃体折り具、カッターナイフのホルダ及びカッターナイフ

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JP2001314667A
JP2001314667A JP2000139812A JP2000139812A JP2001314667A JP 2001314667 A JP2001314667 A JP 2001314667A JP 2000139812 A JP2000139812 A JP 2000139812A JP 2000139812 A JP2000139812 A JP 2000139812A JP 2001314667 A JP2001314667 A JP 2001314667A
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JP
Japan
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blade body
holding
cutter knife
blade
holder
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JP2000139812A
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English (en)
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Shigehiro Kawai
重博 河井
Takashi Shimizu
隆 清水
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Kokuyo Co Ltd
Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Kaijirushi Hamono Center KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】カッターナイフのホルダに設けた刃体折り
具8においては、刃体4を挿入し得る刃体挿入間隙を両
挟持部18,19の相対向挟持面20,21間で形成
し、この刃体挿入間隙に挿入した刃体4をこの挟持面2
0,21の切断端縁20a,21aにより折ることがで
きる。前記両挟持部18,19を相対動可能に設けて両
挟持面20,21間の距離PS,QSを変更可能にし、
この両挟持面20,21で刃体4を押さえて保持し得る
ようにしている。 【効果】刃体折り具8を把持したまま切断片29を運ん
で捨てることができて使用上便利になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カッターナイフ
用刃体から使用済み部分を取り除くために刃体の一部を
折る場合に使用する刃体折り具、この刃体折り具を備え
たカッターナイフのホルダ、このホルダを備えたカッタ
ーナイフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭58ー112280号公報
に示すカッターナイフにおいては、上記刃体折り具に該
当するクリップ本体がホルダの尻部に取り付けられてい
る。このクリップ本体においては、挿入口部を有する刃
体挿入溝が形成され、この挿入口部の切断端縁で刃体を
折ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記クリップ
本体においては、挿入口部の切断端縁で刃体の切断片を
保持することができないため、クリップ本体から切断片
を不用意に落とすおそれがあり、使用上不便であった。
【0004】本発明は、刃体折り具を把持したまま切断
片を運んで捨てることができるように改良して使用上便
利にすることを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】後記実施
形態の図面(図1〜2)の符号を援用して本発明を説明
する。 * 請求項1の発明 この発明にかかるカッターナイフ用刃体折り具(8)に
おいては、刃体(4)を挿入し得る刃体挿入間隙(2
2)を両挟持部(18,19)の相対向挟持面(20,
21)間で形成し、この両挟持部(18,19)を相対
動可能に設けて両挟持面(20,21)間の距離(P
S,QS)を変更可能にしている。図2(a)または図
2(b)に示すように、この刃体挿入間隙(22)に挿
入した刃体(4)をこの挟持面(20,21)の切断端
縁(20a,21a)により折ることができる。
【0006】特に、図2(b)に示すように、この刃体
(4)の切断片(29)を両挟持面(20,21)で押
さえて保持することができるので、刃体折り具(8)か
ら切断片(29)を不用意に落とすことはなくなり、刃
体折り具(8)を把持したまま切断片(29)を運んで
捨てることができて使用上便利になる。
【0007】* 請求項2の発明 請求項1の発明において両挟持部(18,19)は、両
挟持面(20,21)が刃体(4)を挿入し得る挿入時
距離(PS)をなす挿入位置(P)と、両挟持面(2
0,21)が刃体(4)を押さえて保持し得る保持時距
離(QS)をなす保持位置(Q)との間で、相対動し得
る。従って、請求項1の発明と同様に、刃体折り具
(8)を把持したまま切断片(29)を運んで捨てるこ
とができて使用上便利になる。
【0008】* 請求項3の発明 請求項2の発明において挟持部(18,19)は、相対
動方向の弾性を有し、その弾性により挿入位置(P)で
静止し、その弾性力に抗して撓んで挿入位置(P)から
保持位置(Q)へ相対動し得る。そのため、この弾性を
利用して挟持部(18,19)を操作することができ
る。従って、使用上より一層便利になる。
【0009】* 請求項4の発明 この発明にかかるカッターナイフ(1)のホルダ(2)
においては、請求項1から請求項3のうちいずれかの請
求項の発明にかかる刃体折り具(8)を備えている。従
って、ホルダ(2)を把持したまま切断片(29)を運
んで捨てることができて使用上便利になる。
【0010】* 請求項5の発明 この発明にかかるカッターナイフ(1)においては、請
求項4の発明にかかるホルダ(2)を備え、刃体(4)
をホルダ(2)の本体(5)の刃体突出口部(6a)か
ら出没可能にしている。従って、この種のカッターナイ
フ(1)にあってホルダ(2)を把持したまま切断片
(29)を運んで捨てることができて使用上便利にな
る。
【0011】* 請求項以外の発明 ・ 第6の発明 この発明において、請求項3の発明にかかる両挟持部の
うち、一方の挟持部は、片持梁状に支持されて弾性を有
する押圧操作部(14)の自由端部に設けられた可動挟
持部(18)であり、他方の挟持部は、この可動挟持部
(18)に対向する固定挟持部(19)である。従っ
て、固定挟持部(19)で刃体(4)を安定性良く保持
して使い易くなるとともに、刃体(4)の保持構造を簡
単にすることができる。
【0012】・ 第7の発明 この発明において、第6の発明にかかる押圧操作部(1
4)は、前記固定挟持部(19)を有する枠体部(1
3)に囲まれてこの枠体部(13)の内側で片持梁状に
支持され、この枠体部(13)の内側と押圧操作部(1
4)の指当面(14a)との間で指掛け窪み(14b)
を設けた。そのため、この指掛け窪み(14b)に指を
入れて押圧操作部(14)を操作することができる。従
って、操作時の指の滑りを防止することができ、使い易
くなる。
【0013】・ 第8の発明 この発明においては、請求項1から請求項5のうちいず
れかの請求項の発明または第6の発明または第7の発明
にかかる刃体挿入間隙(22)に挿入した刃体(4)に
当接し得るストッパ面(28)を設けた。従って、スト
ッパ面(28)で刃体(4)を安定性良く保持するとと
もに刃体挿入間隙(22)に対する刃体(4)の挿入寸
法を制限して使い易くなる。
【0014】・ 第9の発明 この発明において、第8の発明にかかるストッパ面(2
8)は、刃体挿入間隙(22)の両側に設けた開放溝
(23)内にあり、この刃体挿入間隙(22)に挿入し
た刃体(4)がこの両開放溝(23)にも挿入されてス
トッパ面(28)に当接する。従って、両開放溝(2
3)で刃体(4)を安定性良く保持するとともに両開放
溝(23)内のストッパ面(28)で刃体挿入間隙(2
2)に対する刃体(4)の挿入寸法を制限して使い易く
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
カッターナイフを図面を参照して説明する。 <図1(a)に示すカッターナイフ1の概要>このカッ
ターナイフ1は、大別して、ホルダ2とスライダ3と刃
体4とを備えている。このホルダ2の本体5にはスライ
ド溝6が頭部5aからその反対側の尻部5bにわたり長
手方向に沿って形成されている。このスライド溝6の両
縁部のうち一方の縁部には係止凹凸部7が長手方向へ並
設されている。このスライド溝6は、ホルダ本体5の頭
部5aにおいて刃体突出口部6aで開放されているとと
もに、ホルダ本体5の尻部5bにおいて開口部6bで開
放されている。この開口部6bには蓋としても機能する
刃体折り具8が着脱可能に取り付けられている。前記ス
ライダ3は、ホルダ本体5のスライド溝6に挿嵌され、
このスライド溝6の係止凹凸部7に対し係脱されながら
スライド溝6に沿って移動し得る。前記刃体4は、この
スライド溝6に挿入され、スライダ3に連結されてい
る。このスライダ3を刃体4とともにスライド溝6に沿
って移動させると、刃体4がホルダ本体5の刃体突出口
部6aから出没する。
【0016】<図1(a)に示す前記刃体折り具8>図
1(b)(c)及び図2(a)にも示すように、この刃
体折り具8は、前記スライド溝6の開口部6bに対し着
脱可能に挿嵌される嵌着部9と、その挿嵌状態でホルダ
本体5の尻部5bから突出する切断機能部10とからな
る。この挿嵌状態では、嵌着部9に形成された係止突起
11と、開口部6bに形成された係止凹部12とが互い
に係合され、それらの係合を弾性に抗して外すと、刃体
折り具8をホルダ本体5から離脱させることができる。
【0017】この刃体折り具8の切断機能部10は枠体
部13と押圧操作部14とからなる。この枠体部13
は、前記嵌着部9から一体に連続する基端壁部15と、
この基端壁部15の両側から一体に連続して相対向する
両側壁部16と、この両側壁部16から一体に連続して
基端壁部15に対向する先端壁部17とからなり、それ
らの各壁部15,16,17間で開放部13aを有して
いる。前記押圧操作部14は、枠体部13に囲まれてこ
の枠体部13の内側で片持梁状に支持された弾性部(板
ばね部)であり、前記枠体部13において両側壁部16
間で基端壁部15から一体に先端壁部17へ向けて延設
されている。この枠体部13の内側と押圧操作部14の
指当面14aとの間で指掛け窪み14bが設けられてい
る。この押圧操作部14の自由端部が可動挟持部18に
なっている。この可動挟持部18は両側壁部16間で先
端壁部17に対向し、この先端壁部17が固定挟持部1
9になっている。
【0018】前記可動挟持部18と固定挟持部19との
相対向挟持面20,21間で刃体挿入間隙22が形成さ
れている。この刃体挿入間隙22は、両側壁部16に形
成された開放溝23間にあり、相対向挟持面20,21
の切断端縁20a,21a間に可動挿入口部24を有し
ている。この両開放溝23においては、固定挟持部19
の挟持面21と同一平面上にある固定載置面25と、押
圧操作部14の非操作状態で可動挟持部18の挟持面2
0に対しほぼ同一平面上になる固定載置面26と、この
相対向載置面25,26の切断端縁25a,26a間に
ある固定挿入口部27と、この相対向載置面25,26
間で固定挿入口部27に対向するストッパ面28とが形
成されている。この両開放溝23の固定挿入口部27
は、刃体挿入間隙22の可動挿入口部24の両側に隣接
する。
【0019】前記押圧操作部14の非操作状態で刃体挿
入間隙22においては、図1(c)及び図2(a)に示
すように、可動挟持部18が弾性により挿入位置Pで静
止し、固定挟持部19の挟持面21に対し可動挟持部1
8の挟持面20が広がって可動挿入口部24で挿入時距
離PSをなす。前記押圧操作部14の操作状態で刃体挿
入間隙22においては、図2(b)に示すように、可動
挟持部18が弾性力に抗して相対動方向へ撓んで挿入位
置Pから保持位置Qへ移動し、固定挟持部19の挟持面
21に対し可動挟持部18の挟持面20が狭まって可動
挿入口部24で保持時距離QS(<PS)をなす。
【0020】この刃体折り具8は、ホルダ本体5に取り
付けたまま使用しても、ホルダ本体5から離脱させて使
用してもよい。前記刃体4には複数の切断線4bが刃先
4aの延設方向に沿って等間隔Lで並設されている。互
いに隣接する両切断線4b間の間隔Lは、前記両開放溝
23の深さW(切断端縁25a,26aからストッパ面
28までの距離)にほぼ等しいか、またはその深さWよ
りも若干大きくなっている。この刃体4を刃体挿入間隙
22及び両開放溝23に対しそれらの挿入口部24,2
7から挿入し、刃体4の切断線4bをそれらの挿入口部
24,27の切断端縁20a,21a,25a,26a
に合わせるか、またはこの切断端縁20a,21a,2
5a,26aの外側に合わせる。刃体4は両開放溝23
のストッパ面28に当接するまで挿入可能である。この
刃体4を切断端縁20a,21a,25a,26aに当
てがって折ることができる。その場合、押圧操作部14
を押さえて刃体4を固定挟持部19の挟持面21と可動
挟持部18の挟持面20との間で保持した状態で折って
もよいし、刃体4を保持せずに押圧操作部14を軽く支
えるだけの状態で折ってもよい。この刃体折り具8に残
った刃体4の切断片29は、押圧操作部14を押さえて
固定挟持部19の挟持面21と可動挟持部18の挟持面
20との間で保持された状態で運ばれて捨てられる。
【0021】なお、図示しないが、両挟持部が共に弾性
的に撓むように構成し、その弾性により両挟持部が互い
に離間して挿入位置で静止し、その弾性力に抗して両挟
持部が撓んで互いに接近して挿入位置から保持位置にな
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本実施形態にかかるカッターナイフ
を示す正面図であり、(b)はこのカッターナイフのホ
ルダに取り付けた刃体折り具を示す斜視図であり、
(c)は(a)のXーX線拡大断面図である。
【図2】 上記刃体折り具の使用状態を示す図1(a)
のYーY線部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1…カッターナイフ、2…ホルダ、4…刃体、5…ホル
ダ本体、6…スライド溝、6a…刃体突出口部、8…刃
体折り具、18…可動挟持部、19…固定挟持面、2
0,21…挟持面、20a,21a…切断端縁、22…
刃体挿入間隙、P…挿入位置、PS…挿入時距離、Q…
保持位置、QS…保持時距離。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 隆 岐阜県関市小屋名1110番地 株式会社貝印 刃物開発センター内 Fターム(参考) 3C061 AA10 AA16 BA04 BB12 BB13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃体を挿入し得る刃体挿入間隙を両挟持
    部の相対向挟持面間で形成し、この刃体挿入間隙に挿入
    した刃体をこの挟持面の切断端縁により折るようにした
    カッターナイフ用刃体折り具において、 前記両挟持部を相対動可能に設けて両挟持面間の距離を
    変更可能にし、この両挟持面で刃体を押さえて保持し得
    るようにしたことを特徴とするカッターナイフ用刃体折
    り具。
  2. 【請求項2】 前記両挟持部は、両挟持面が 刃体を挿
    入し得る挿入時距離をなす挿入位置と、両挟持面が刃体
    を押さえて保持し得る保持時距離をなす保持位置との間
    で、相対動し得ることを特徴とする請求項1に記載のカ
    ッターナイフ用刃体折り具。
  3. 【請求項3】 前記挟持部は、相対動方向の弾性を有
    し、その弾性により挿入位置で静止し、その弾性力に抗
    して撓んで挿入位置から保持位置へ相対動し得ることを
    特徴とする請求項2に記載のカッターナイフ用刃体折り
    具。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれかの
    請求項に記載の刃体折り具を備えたことを特徴とするカ
    ッターナイフのホルダ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のホルダを備え、刃体を
    ホルダの本体の刃体突出口部から出没可能にしたことを
    特徴とするカッターナイフ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010246944A (ja) * 2002-07-25 2010-11-04 Belron Hungary Kft - Zug Branch カッティング装置
JP2017136488A (ja) * 2017-05-22 2017-08-10 株式会社無有 カッターナイフの刃折具
JP2019166582A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 京セラインダストリアルツールズ株式会社 刃物取付装置、およびこの刃物取付装置を備える電動工具

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