JP2908809B2 - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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JP2908809B2
JP2908809B2 JP1126774A JP12677489A JP2908809B2 JP 2908809 B2 JP2908809 B2 JP 2908809B2 JP 1126774 A JP1126774 A JP 1126774A JP 12677489 A JP12677489 A JP 12677489A JP 2908809 B2 JP2908809 B2 JP 2908809B2
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plate
vibration
press machine
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cover
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和彦 米沢
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides
    • B30B15/047C-shaped frames

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、パンチプレス等のプレス機械に係り、特に
振動及び騒音に関し改良されたプレス機械に係る。
(従来の技術) パンチプレス等のプレス機械にはフレーム構成プレー
ト、プレス機械の外板をなすカバープレートの如きプレ
ス機械構成プレートが多く用いられており、従来、この
プレス構成プレートは一般鋼板により構成されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のプレス機械に於ては、そのフレーム構成プレー
ト、カバープレートの如きプレス機械構成プレートが一
般鋼板により構成されていることから、プレス作業によ
る衝撃により、これら構成プレートが振動し、この振動
に起因して比較的大きい騒音が生じる。
特にフレーム構成プレートは、ブレークスルー時に激
しく振動し、この振動の減衰が良好に行われないことか
ら比較的長い時間に亘ってフレームが振動し続ける現象
が生じる。これは、金型の摩耗を促進し、金型の寿命を
短くする一つの原因になっている。
カバープレートは、プレス作業時にフレームにより振
動を伝達されて振動し、比較的大きい騒音源になり、そ
の騒音は労働環境を悪化する原因になっている。このこ
とに対しては、従来、カバープレートの裏面にゴム或い
はスポンジ等の吸振材或いは吸音材を貼付けることが行
われている。しかし、これはプレス機械の部品点数及び
組付工数を増大することになる。
本発明は、上述の如き問題に鑑み、部品点数、組付工
数の増大を招くことなくフレーム構成プレート、カバー
プレート等がプレス作業時に大きく振動しないよう改良
され、大きい振動及び騒音が生じることがないプレス機
械を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、プレス
機械における各部を覆う各カバーを、鋼板の間に粘弾性
樹脂を備えた積層構造の制振鋼板により構成し、プレス
機械におけるC形フレームのサイドプレートを単層制振
鋼板よりなる防振合金により構成してある。
(実施例) 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳
細に説明する。
第19図は本発明によるプレス機械の一例としてタレッ
ト型のパンチプレスを示している。タレット型のパンチ
プレスは、C形フレーム1と、C形フレーム1の上部フ
レーム3に取付けられ複数個のパンチ5を備えた円盤状
の上部タレット7と、C形フレーム1の下部フレーム9
に設けられ図示れていない複数個のダイを備えた円盤状
の下部タレット11と、下部タレット11の周りに設けられ
たワークテーブル13と、C形フレーム1の一側部に設け
られた制御装置15とを有してイル。ワークテーブル13に
は第19図においてY軸方向に移動可能なキャリッジ17が
設けられており、キャリッジ17には第19図においてX軸
方向に移動可能にワーククランプ19が設けられている。
ワーククランプ19は、ワークテーブル13上に載置された
板状のワークの一側縁部を把持してこれを上部タレット
7に取付けられたパンチ5と下部タレット11に取付けら
れたダイ(図示省略)とによるパンチ加工部に対し移動
させ、ワークの被加工位置の決定と変更とを行うように
なっている。
本発明によるパンチプレスに於ては、第1図乃至第18
図は示されている如く、パンチプレスを構成する各所の
フレームが制振鋼板により構成されている。
第1図はC形フレーム1を概念的に示しており、この
C形フレーム1に於てはサイドプレート21が制振鋼板に
より構成されている。
第2図乃至第11図はC形フレームのカバー構造に示し
ており、このカバー構造に於ては、トップカバープレー
ト23、リアカバープレート25、モータカバープレート2
7、油圧ユニットカバープレート29、フロントカバープ
レート31、上部タレットカバープレート33、下部タレッ
トカバープレート35、ディスクサポートカバープレート
37、フレームカバープレート39、安全ガード41が各々制
振鋼板により構成されている。
第12図乃至第14図は油圧ユニットを示しており、油圧
ユニットに於てはそのアッパーレート43と油タンク45と
が各々制振鋼板により構成されている。
第15図及び第16図はキャリッジ17を示しており、キャ
リッジ17に於てはキャリッジカバープレート47とフロン
トカバープレート49とキャリッジアンダーカバー51とが
各々制振鋼板により構成されている。
第17図及び第18図はワークテーブル13に組込まれてパ
ンチ打抜き片の排出を行うシュータを示しており、シュ
ータに於てはシュータ構成プレート53が制振鋼板により
構成されている。
上述の如く、各種プレートを構成する制振鋼板は、二
枚の鋼板の間に薄い粘弾性樹脂が挟まれた積層構造のも
のであってよく、振動の曲げ変形により粘弾性樹脂がず
り変形することにより振動エネルギを熱エネルギに変換
して振動減衰効果を生じる。尚、C形フレーム1のサイ
ドプレート21に関しては、積層式の制振鋼板では強制的
に問題があるならば、これは防振合金等により構成され
た単層制振鋼板により構成してある。
上述の如く、パンチプレスの各種プレートが制振鋼板
により構成されることにより、制振鋼板による振動減衰
効果、換言すれば制振効果により、特に金属音となる高
周波振動の減衰が良好に行われ、パンチング時に大きい
振動、大きい金属音による騒音が発生することが回避さ
れるようになる。
積層型の制振鋼板に於ては、その粘弾性樹脂に対する
熱影響を考慮して長大な連続溶接による接合は回避され
るべきであり、従って制振鋼板製の上述の各種プレート
の溶接長さはこのことを考慮して設定され、また上述の
各種プレートの折曲げ部内側には良好な折曲げが行われ
るべくV溝が設けられていてよい。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に
説明したが、本発明は、これに限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、プレス機械における各部を覆う各カバ
ーを、鋼板の間に粘弾性樹脂を備えた積層構造の制振鋼
板により構成し、プレス機械におけるC形フレームのサ
イドプレートを単層制振鋼板よりなる防振合金により構
成してある。
上記構成より明らかなように、本発明においては、プ
レス機械の各部を覆う各カバーは制振鋼板によって構成
してあるから、フレームから各カバーヘ伝達された振動
を抑制することができ、プレス機械の振動による騒音発
生を抑制することができるものである。
さらに、プレス機械のC形フレームのサイドプレート
は単層制振鋼板よりなる防振合金によって構成してある
から、剛性が大きくまた積層構造の制振鋼板とは異なり
溶接が容易なものであり、防振効果の大きなC形フレー
ムの製造が容易なものである。
すなわち、本発明においては、C形フレームのサイド
レートが防振合金により構成してあることにより、C形
フレーム自体による防振効果があり、さらにカバーを制
振鋼板によって構成してあるから、防振効果がより大き
くなるものであり、プレス機械の騒音発生の抑制をより
効果的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプレス機械のC形フレームを概念
的に示す斜視図、第2図は本発明によるプレス機械のC
形フレーム部分の側面図、第3図は第2図に示されたC
形フレーム部分の平面図、第4図は上部タレットカバー
部分の側面図、第5図は第4図に示された上部タレット
カバー部分の底面図、第6図は上部タレットカバー部分
の正面図、第7図はフレームカバー部分の側面図、第8
図は下部タレットカバー部分の側面図、第9図乃至第11
図は各々第8図の線IX−IX乃至線XI−XIに沿う断面図、
第12図は油圧ユニットの平面図、第13図は第12図に示さ
れた油圧ユニットの正面図、第14図は第12図に示された
油圧ユニットの側面図、第15図はキャリッジの平面図、
第16図は第15図に示されたキャリッジの正面図、第17図
はシュータ部分の正面図、第18図は第17図に示されたシ
ュータ部分の平面図、第19図は本発明によるプレス機械
として好適なタレット型のパンチプレスを示す斜視図で
ある。 1……C形フレーム 7……上部タレット 13……下部タレット 13……ワークテーブル 17……キャリッジ 21……サイドプレート 23……トップカバープレート 25……リアカバープレート 27……モータカバープレート 29……油圧ユニットカバープレート 31……フロントカバープレート 33……上部タレットカバープレート 35……下部タレットカバープレート 37……デスクサポートカバープレート 39……フレームカバープレート 41……安全ガード 43……アッパープレート 45……油タンク 47……キャリッジカバープレート 49……フロントカバープレート 51……キャリッジアンダーカバープレート 53……シュータ構成プレート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機械における各部を覆う各カバー
    を、鋼板の間に粘弾性樹脂を備えた積層構造の制振鋼板
    により構成し、プレス機械におけるC形フレームのサイ
    ドプレートを単層制振鋼板よりなる防振合金により構成
    したことを特徴とするプレス機械。
JP1126774A 1989-05-22 1989-05-22 プレス機械 Expired - Lifetime JP2908809B2 (ja)

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JPH02307700A JPH02307700A (ja) 1990-12-20
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