JP2908407B1 - マルチプロセッサ装置 - Google Patents

マルチプロセッサ装置

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JP2908407B1
JP2908407B1 JP10031842A JP3184298A JP2908407B1 JP 2908407 B1 JP2908407 B1 JP 2908407B1 JP 10031842 A JP10031842 A JP 10031842A JP 3184298 A JP3184298 A JP 3184298A JP 2908407 B1 JP2908407 B1 JP 2908407B1
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Inventor
周志 加藤
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甲府日本電気株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 コールドリセット時における電流変動が抑制
されたマルチプロセッサ装置を提供する。 【解決手段】 コールドリセットの対象となるプロセッ
サ101〜103、201〜203および301は、3
個のリセットグループ1〜3に分割されている。リセッ
トグループでは、リセット信号に応じて当該リセットグ
ループ内の全プロセッサのリセット動作を行い、全ての
リセット動作が終了したときにリセット完了信号を出力
するグループ内リセット完了報告手段150、250を
具備している。そして、各リセットグループが出力する
グループ内リセット完了信号が他のリセットグループに
リセット信号として供給され、各リセットグループ1〜
3でのリセット動作が連鎖的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、いわゆるコール
ドリセット機能を有するマルチプロセッサ装置に係り、
特にCMOSテクノロジを使用したシステムとして好適
なマルチプロセッサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、CMOS回路は、信号レベ
ルが変化するときにしか電源電流が流れない。従って、
CMOSテクノロジを使用したマルチプロセッサ装置で
は、消費電力を極めて低く抑えることができる。しかし
ながら、マルチプロセッサ装置を構成する各プロセッサ
は、例えばユーザによって何等の指令も与えられないよ
うな場合等であっても、クロックに同期して常時動作す
ることとなり、定常的に電源電流を消費することとな
る。そこで、このような無駄な電流消費を抑えるべく、
一定期間以上に亙って何等の指令も与えられないような
場合に全てのプロセッサをリセットするコールドリセッ
ト機能をマルチプロセッサ装置に設け、無駄な消費電力
を抑えることが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のCMOS回路によるマルチプロセッサ装置は、その
内部のCMOS回路において信号レベルの変化があった
ときにのみ電源電流が流れるが、リセット動作時には回
路内部において同時に多数の信号変化が生じるので、通
常動作時によりも極めて大きな電流変動が瞬間的に生じ
ることとなる。従って、何等対策を講じないとすると、
リセット動作時に生じる大きな電源電圧変動により、回
路の誤動作を招く等を不具合が起こり得る。そこで、こ
のような不具合を防止する観点から、このリセット動作
時に必要とされる最大電力供給能力を十分に発揮し得る
電源装置を使用し、十分な静電容量をもったコンデンサ
を電源装置に接続する必要があった。
【0004】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、コールドリセット時における電流変動
が抑制されたマルチプロセッサ装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
コールドリセットの対象となるプロセッサを複数のリセ
ットグループに分割してなり、各リセットグループが、
リセット信号に応じて当該リセットグループ内の全プロ
セッサのリセット動作を行い、全てのリセット動作が終
了したときにリセット完了信号を出力するグループ内リ
セット完了報告手段を具備し、各リセットグループが出
力するグループ内リセット完了信号を他のリセットグル
ープにリセット信号として供給することにより各リセッ
トグループでのリセット動作を連鎖的に行わせるように
したことを特徴とするマルチプロセッサ装置を要旨とす
る。
【0006】
【0007】請求項に係る発明は、各リセットグルー
プにおける各プロセッサは、リセット動作が行われた時
にプロセッサ内リセット完了信号を出力するプロセッサ
内リセット完了報告手段を具備し、前記グループ内リセ
ット完了報告手段は、当該リセットグループに属する全
てのプロセッサのプロセッサ内リセット完了報告手段か
ら前記プロセッサ内リセット完了信号が出力されとき
に前記リセット完了信号を出力することを特徴とする請
求項1に記載のマルチプロセッサ装置を要旨とする。
【0008】以上の各発明によれば、コールドリセット
の対象となるプロセッサをリセットグループごとに分割
し、各リセットグループごとに順番にリセット動作を行
うことにより、同時に変化する信号数を少なくできるた
め、リセット動作時の電流変動を小さくすることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施
形態であるマルチプロセッサ装置100の構成を示すブ
ロック図である。このマルチプロセッサ装置100は、
7個のプロセッサ101〜103、201〜203およ
び301からなる。そして、本実施形態では、この7個
のプロセッサをプロセッサ101〜103からなるリセ
ットグループ1と、プロセッサ201〜203からなる
リセットグループ2と、プロセッサ301で構成される
リセットグループ3とからなる3つのりセットグループ
に分割し、外部コールドリセット信号Rが与えられた場
合にリセットグループ1→2→3の順番でリセット動作
を行うものである。
【0010】さらに詳述すると、外部コールドリセット
信号Rは、リセットグループ1に入力され、リセットグ
ループ1を構成するプロセッサ101〜103のリセッ
ト入力端子に分配される。
【0011】コールドリセット信号Rを受け取ったプロ
セッサ101、102および103内のリセット制御手
段111、112および113は、各プロセッサのリセ
ット動作を開始するともに、信号線121、122およ
び123を通じてリセット制御情報を、プロセッサ内リ
セット完了報告手段131、132および133に送出
する。
【0012】プロセッサ内リセット完了報告手段13
1、1 32および133は、リセット情報からリセッ
ト動作完了と判断すると、プロセッサ内リセット完了信
号を、信号線141、142および143を通じてグル
ープ内リセット完了報告手段150に出力する。
【0013】グループ内リセット完了報告手段150
は、リセットグループ内に存在するすべてのプロセッサ
内リセット完了報告手段131、132および133か
らプロセッサ内リセット完了信号を受け取ると、リセッ
ト完了信号11を出力する。
【0014】リセット完了信号1lは、リセットグルー
プ2に入力され、リセットグルーブ2を構成するプロセ
ッサ201、202および203のリセット入力端子に
リセット信号として分配される。
【0015】リセット完了信号11を受け取ったプロセ
ッサ201、202および203内のリセット制御手段
211、212および213は、各プロセッサのリセッ
ト動作を開始するとともに、信号線221、222およ
び223を通じてリセット制御情報を、プロセッサ内リ
セット完了報告手段231、232および233に送出
する。
【0016】プロセッサ内リセット完了報告手段23
1、232および233は、リセット制御情報からリセ
ット動作完了と判断すると、プロセッサ内リセット完了
信号を信号線241、242および243を通じて、グ
ループ内リセット完了報告手段250に出力する。
【0017】グループ内リセット完了報告手段250
は、グループ内に存在するすべてのプロセッサ内リセッ
ト完了報告手段231、232および233からプロセ
ッサ内リセット完了信号を受け取ると、リセット完了信
号21を出力する。
【0018】リセット完了信号21は、リセットグルー
プ3に入力され、リセットグループ3を構成するプロセ
ッサ301のリセット入力端子に入力される。リセット
完了信号21を受け取ったプロセッサ301内のリセッ
ト制御手段311は、プロセッサ301のリセット動作
を開始するとともに、信号線321を通じてリセット制
御情報を、プロセッサ内リセット完了報告手段331に
送出する。
【0019】プロセッサ内リセット完了報告手段331
は、リセット制御情報からリセット動作完了と判断する
と、プロセッサ内リセット完了信号を出力するが、リセ
ットグループ3はリセット順番としては最後のリセット
グループなので、プロセッサ内リセット完了報告手段3
31が出力するリセット完了信号は、出力オープン状態
とする。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、リセット動作時の電流変動を少なくすることができ
るため、マルチプロセッサ装置が要求する電源装置の最
大電力供給能力を抑え、電源装置を小型化することがで
き、かつ、電源雑音除去のための搭載コンデンサ数を削
減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態であるマルチプロセッ
サ装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
R 外部コールドリセット信号 1、2、3 リセットグループ 11、21 リセット完了信号 100 マルチプロセッサ装置 101〜103、201〜203、301 プロセッサ 111〜113、211〜213、311 リセット制
御手段 131〜133、231〜233、331 プロセッサ
内リセット完了報告手段 150、250 グループ内リセット完了報告手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コールドリセットの対象となるプロセッ
    サを複数のリセットグループに分割してなり、 各リセットグループが、リセット信号に応じて当該リセ
    ットグループ内の全プロセッサのリセット動作を行い、
    全てのリセット動作が終了したときにリセット完了信号
    を出力するグループ内リセット完了報告手段を具備し、 各リセットグループが出力するグループ内リセット完了
    信号を他のリセットグループにリセット信号として供給
    することにより各リセットグループでのリセット動作を
    連鎖的に行わせるようにしたことを特徴とするマルチプ
    ロセッサ装置。
  2. 【請求項2】 各リセットグループにおける各プロセッ
    サは、リセット動作が行われた時にプロセッサ内リセッ
    ト完了信号を出力するプロセッサ内リセット完了報告手
    段を具備し、 前記グループ内リセット完了報告手段は、当該リセット
    グループに属する全てのプロセッサのプロセッサ内リセ
    ット完了報告手段から前記プロセッサ内リセット完了信
    号が出力されたときに前記リセット完了信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチプロセッサ装
    置。
JP10031842A 1998-02-13 1998-02-13 マルチプロセッサ装置 Expired - Lifetime JP2908407B1 (ja)

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KR102342629B1 (ko) 2012-04-18 2021-12-22 싸이노슈어, 엘엘씨 피코초 레이저 장치 및 그를 사용한 표적 조직의 치료 방법
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KR102627248B1 (ko) 2018-02-26 2024-01-19 싸이노슈어, 엘엘씨 Q-스위치드 캐비티 덤핑 서브 나노초 레이저

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