JP2907960B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JP2907960B2
JP2907960B2 JP15569290A JP15569290A JP2907960B2 JP 2907960 B2 JP2907960 B2 JP 2907960B2 JP 15569290 A JP15569290 A JP 15569290A JP 15569290 A JP15569290 A JP 15569290A JP 2907960 B2 JP2907960 B2 JP 2907960B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像
形成装置の転写装置に関するものである。
〔従来技術〕
複写装置等の画像形成装置、特に複数の感光体のトナ
ー像を転写材に重ね転写するフルカラー画像形成装置に
おいては、搬送ベルトにより搬送する転写材を、各感光
体においてマイラー板等の押圧部材により押圧すること
が例えば特開昭62−127770号公報等により知られてい
る。
感光体のトナー像を転写材に転写して画像を形成する
画像形成装置においては、転写材を感光体に接触する際
の押圧する力が弱いとトナー像の転写材に対する転写が
不十分になり、画像が薄くなったりするため、従来、押
圧部材により転写材を感光体に対してできるだけ強い力
で押圧するようにされていた。しかるに転写材の感光体
に対する押圧力が強過ぎると、却って画像品質が不良に
なる場合があった。例えばフルカラー複写で細線やベタ
画像のエッジ部分に特にトナー付着量の多い部分が中抜
けする転写不良が発生する。
この中抜け現象を防止するため、押圧手段により転写
材を感光体に押圧する押圧力を2〜20g/cmに選定するこ
とが良好であることが実験の結果判明した。しかるに転
写不良を解消しようとして押圧力を低くすると、転写材
を搬送する搬送ベルトに対する押圧力が低くなり、ベル
トにたるみを生じるという問題が生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の従来の問題点を解消し、画像不良を
生じない転写装置を提供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を、搬送装置により搬送される
転写材を押圧手段による押圧作用下で感光体に接触し
て、転写チャージャにより感光体の画像を転写材に転写
する転写装置において、前記押圧手段は搬送装置の転写
材領域に対する第1押圧力と転写材外の領域に対する第
2押圧力とが個別に設定され、第2押圧力が第1押圧力
より大であることを特徴とする転写装置により解決し
た。
この場合、押圧手段が前記搬送装置に対して押圧され
る板状押圧部材と、該押圧部材を支持し押圧する支持部
材とを有し、該支持部材が転写材領域用と転写材外の領
域用と個別に形成することができる。
更に押圧部材を転写材外の領域のみを支持部材により
支持し押圧するようにすることができる。
又、押圧手段が前記搬送装置に対して押圧される板状
押圧部材と、該押圧部材を支持し押圧する支持部材とを
有し、該押圧部材の転写材外の領域の厚さを転写材領域
の厚さより大にすることや、押圧部材の搬送装置に接す
る前縁部の形状を転写材領域が転写材外の領域より後退
した段付縁として形成することもできる。
〔作用〕
本発明により、押圧手段により搬送ベルトを押圧する
場合、転写材の領域においては所定の圧力で、例えば2.
0g/cm〜20g/cmの圧力で転写材を感光体に押圧し、転写
材外の領域においては転写材領域より大きい圧力で搬送
ベルトを押圧する。搬送ベルトにより搬送される転写材
は好適な圧力で押圧手段により感光体に押圧された状態
で転写チャージャの作用下で感光体のトナー像を転写材
に転写され、その際搬送ベルトは大きな圧力で押される
ので搬送ベルトにたるみを生じることが防止される。
〔実施例〕
本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
本発明を利用する画像形成装置の一例を示す第1図に
おいて、読取装置1により読取られた原稿の画像は、画
像形成部2において、感光体3BK、3Y、3M、3Cに夫々色
分解された画像の静電潜像として形成され、感光体3BK
では現像装置4BKにより黒トナー現像がされ、感光体3Y
では現像装置4Yによりイエロートナー現像がされ、感光
体3Mでは現像装置4Mによりマゼンタトナー現像がされ、
感光体3Cでは現像装置4Cによりシアントナー現像がされ
る。
夫々の感光体3のトナー像が給紙カセット9より給紙
され、搬送ベルト10により搬送される転写材Sに順次転
写される。
夫々の転写位置では転写材Sは押圧部材11により感光
体3に押圧され、感光体3DKにおいては転写チャージャ1
2BKにより、感光体3Yにおいては転写チャージャ12Yによ
り、感光体3Mにおいては転写チャージャ12Mにより、感
光体3Cにおいては転写チャージャ12Cにより転写され
る。
転写後の転写材は定着装置13により定着され排出され
る。
押圧部材11の第2図に示すように、支持部材14に支持
され、転写材Sを搬送する搬送ベルト10を感光体3に押
圧する力が支持部材14により与えられる。
第3図に示すように、押圧部材11は搬送ベルト10のほ
ぼ全範囲にわたって延びるマイラー等よりなる板状部材
として形成され、搬送ベルト10が転写材Sに接して転写
材を搬送する転写材領域l1において搬送ベルト10を押圧
する押圧力P1と、搬送ベルト10が転写材Sに接しない外
側の領域である転写材外の領域l2において搬送ベルト10
を押圧する押圧力P2とを異なる値に即ちP2>P1となるよ
うに予め設定する。
押圧部材11は転写材Sを搬送ベルト10を介して感光体
3に押圧する。
押圧部材11による転写材に対する押圧力を変えること
による転写画像品質に対する影響を実験したところ以下
に示す表1のような結果が得られた。
表中○は評価項目に関して画像品質が良好であり、△
はやや不良であり、×は不良であることを示している。
この実験結果より押圧部材11による転写材の感光体に
対する押圧力は2〜20g/cmの範囲に設定するのが、良好
な画像品質を得るために必要であることが分かった。
上記の結果は複数の画像を重ね転写するフルカラー画
像形成の場合にかぎらず、黒画像のような単色の画像形
成の場合にも該当することが分かった。
更に上記の画質に良好な押圧力で押圧した場合につい
て、実験結果によると搬送ベルト10にたるみを生ずる場
合がおこり転写材Sの搬送にずれを生じたりして画質に
悪影響を生ずる場合があった。搬送ベルトのたるみ等を
防ぐには大きな力で搬送ベルト10を押圧し、十分に張り
を与える必要がある。しかるに搬送ベルトの張りを重視
すると画質に悪影響を生ずる。この問題を解消するた
め、搬送ベルト10は転写材を感光体3に押圧する転写材
領域l1では上記の好ましい押圧力に設定し、それ以外
の、例えば転写材外の領域l2特に転写には作用しないこ
とを考慮して強く押圧することを試みた。実験の結果、
搬送ベルト10の張りは十分に得られ、しかも画質には悪
影響を与えないことが判明した。
転写材領域l1における押圧力P1と転写材外の領域l2
おける押圧力P2を異なった値にするために、第1には、
支持部材14として転写材領域l1用と転写材外の領域l2
とを個別に設け、夫々違った押圧力P1とP2で押圧部材11
を押圧する方法がある。例えば第3図に示すように、押
圧部材11は搬送ベルト10のほぼ全範囲にわたって延びる
マイラー等よりなる板状部材として形成され、該押圧部
材11を支持する支持部材14は、転写材領域l1即ち搬送ベ
ルト10が転写材Sに接して転写材を搬送する領域に対す
る第1支持部14aと、転写材外の領域l2即ち搬送ベルト1
0が転写材Sに接しない外側の領域に対する第2支持部1
4bとに分離形成され、第1支持部14aにより搬送ベルト1
0を押圧する押圧力P1と、第2支持部14bにより搬送ベル
ト10を押圧する押圧力P2とを異なる値に、即ちP2>P1
なるように予め設定する。
支持部材14としては、一例としては転写チャージャ12
のケーシング15を折曲げ形成した部分として形成し、そ
の折り曲げ部分に押圧部材11の少なくとも一部を固定
し、第1支持部14aと、第2支持部14bの折曲げ角度を変
えることにより押圧力の変えることができる。
図の例とは別に押圧力部材11としてのマイラーを固定
した部分に別のばね等の押圧力手段により押圧する構造
とすることもできる。
更には、第3図のケーシング15の折曲げ部分を転写材
外の領域l2のみに形成し、転写材領域l1には形成せず、
2個所の転写材外の領域l2における折曲げ部分によって
のみマイラー11を固定支持する構造とし、転写材領域l1
は直接押圧しない構造とし、転写材外の領域l2の押圧力
P2を適当に選択することにより転写材領域l1の押圧力P1
を上記の表1に示す値とし、P2はP1より大になるように
することも可能である。
第2には、第4図に示すように転写材領域l1と転写材
外の領域l2の全領域にわたって同じように折曲げ形成さ
れた又は同じ押圧力を受けた支持部材14に押圧部材1
1′、例えばマイラーを固定し、その押圧部材11′の厚
さを転写材領域l1より転写材外の領域l2を厚くした2段
厚さの板状部材、例えばマイラーとすることにより転写
材領域l2の押圧力より転写材外の領域の押圧力を大に
することができる。
1つの押圧部材11′の厚さを段状に変える代わりに同
一又は異なった厚さのマイラーを2枚重ねることにより
厚さの異なる押圧部材を形成することができる。押圧部
材11′の厚さを段状に形成する場合、図とように搬送ベ
ルト10に面した側が段状になるようにすることもできる
が、裏側、すなわち支持部材14の側に段を形成すること
もできる。
第3には、第5図に示すように転写材領域l1と転写材
外の領域l2の全領域にわたって同じ支持部材14により支
持される押圧部材11″、例えばマイラーの搬送ベルト10
に接する前段縁部を上記の他の例のように直線状に形成
するのではなく、段状に形成することができる。つまり
押圧部材11″の巾を転写材領域l1と転写材外の領域l2
は異なった値にし、転写材領域l1の幅を転写材外の領域
l2の幅よりBだけ短くし、前端縁は転写材外の領域l2
延長に対し幅Bだけ転写材領域l1の部分が後退した状態
にし、中央領域が凹んだ段付縁として形成する。支持部
材11″の転写材領域l1に前端縁部が搬送ベルト10を押圧
し、表1に示した押圧力を発生するようにすると、転写
材領域l1の部分は幅Bだけ押圧部材11″は搬送ベルト10
により大きな撓み力を受け、それだけ搬送ベルト10に対
し大きな押圧力を作用することになる。
〔効果〕
本発明により、搬送ベルトにたるみを生ずることな
く、常に転写材を正確に搬送できしかも細線やベタ画像
のエッジ部分の特にトナー付着量の多い部分の転写にも
中抜けするような転写不良を生じることが回避され、良
好な転写画像が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置の全体略図、第2図
は押圧部材の説明断面図、第3図〜第5図は押圧部材の
夫々異なる例の斜視図である。 3……感光体、10……搬送ベルト 11、11′、11″……押圧部材 12……転写チャージャ 14……支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/16 G03G 15/01

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送ベルトにより搬送される転写材を押圧
    部材による押圧作用下で感光体に接触して、転写チャー
    ジャにより感光体の画像を転写材に転写する転写装置に
    おいて、 前記押圧手段は搬送装置の転写材領域に対する第1押圧
    力と転写材外の領域に対する第2押圧力とが個別に設定
    され、第2押圧力が第1押圧力より大であることを特徴
    とする転写装置。
  2. 【請求項2】前記押圧手段が前記搬送装置に対して押圧
    される板状押圧部材と、該押圧部材を支持し押圧する支
    持部材とを有し、該支持部材が転写材領域用と転写材外
    の領域用と個別に形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の転写装置。
  3. 【請求項3】該押圧部材は転写材外の領域のみが支持部
    材により支持されかつ押圧されていることを特徴とする
    請求項1に記載の転写装置。
  4. 【請求項4】前記押圧手段が前記搬送装置に対して押圧
    される板状押圧部材と、該押圧部材を支持し押圧する支
    持部材とを有し、該押圧部材の厚さが転写材外の領域が
    転写材領域より大であることを特徴とする請求項1に記
    載の転写装置。
  5. 【請求項5】前記押圧手段が前記搬送装置に対して押圧
    される板状押圧部材と、該押圧部材を支持し押圧する支
    持部材とを有し、前記押圧部材の搬送装置に接する前縁
    部は転写材領域が転写材外の領域より後退した段付縁と
    して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    転写装置。
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