JP2907699B2 - ダムバーの切断方法及びダムバーの切断装置並びに半導体装置 - Google Patents

ダムバーの切断方法及びダムバーの切断装置並びに半導体装置

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JP2907699B2
JP2907699B2 JP5282654A JP28265493A JP2907699B2 JP 2907699 B2 JP2907699 B2 JP 2907699B2 JP 5282654 A JP5282654 A JP 5282654A JP 28265493 A JP28265493 A JP 28265493A JP 2907699 B2 JP2907699 B2 JP 2907699B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードフレームに半導
体チップを搭載し樹脂モールドで一体に封止した半導体
装置におけるダムバーの切断方法、及びダムバーの切断
装置、並びにその半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リードフレームに半導体チップを搭載し
樹脂モールドで一体に封止した半導体装置において、ダ
ムバーはリードフレームのリード間をつなぐものであ
り、樹脂モールドでリードフレームと半導体チップを一
体に封止する時に樹脂モールドがリードの間に流れ出て
くるのを堰止める役割を果たすものである。また、この
ダムバーは各リードを補強する役割も有する。そして、
樹脂モールドによる封止が終了すると、このダムバーは
切断除去され、リードフレームの各リード(アウターリ
ード)が個々に切り離される。
【0003】従来では、このダムバーを打ち抜きにより
切断することが多かったが、最近では特開平2−301
160号公報に記載のように、レーザ加工装置を使用し
た方式が開発されている。この方式においては、レーザ
発振器から出力されるレーザ光を集光レンズにより集光
し、このレーザ光をリードフレームやダムバーの片側の
面から照射して溶断を行う。また、アシストガスはアシ
ストガス供給部よりレーザ光と共にリードフレームやダ
ムバーに放出され、レーザ光照射による燃焼の補助、及
び生じた溶融物の除去等を行う。切断すべきダムバーの
位置は予め制御部に登録されており、この制御部の制御
のもとに上記レーザ光やアシストガス供給部を移動させ
ることにより順次切断が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によりダ
ムバー切断加工を行った場合、例えば図6に示すよう
に、入熱によって生じた溶融物に起因するドロス5が、
リード2aの切断端面2bの裏面側に付着する。また、
集光されるレーザ光が円錐状であることや材料の溶融が
表面から進行していくことの影響を受けて、リード2a
の切断端面2bの形状はリード表面に対して垂直ではな
く、図中角度αだけ上方に開いたテーパ状になってしま
う。
【0005】ダムバーの切断工程後は、図8に断面図で
示すような形状にリード(アウターリード)2aの曲げ
加工が行われるが、上記のように切断端面2bの裏面側
にドロス5が付着していると、各リード毎に曲がる条件
が異なり、曲げ加工後のリード先端部は同一平面上に並
ばなくなる。即ち、半導体装置の側面から見ると、図9
に示すような千鳥配置となってリード2aの平面精度が
低下する。このリード先端部は、半導体装置の基板上へ
の表面実装時に配線パターン上にハンダ付けされる部分
であるが、図9のように平面精度が悪いと配線パターン
との確実な接続ができなくなる。また、半導体装置の基
板上への表面実装時、若しくは実装後に、上記ドロス5
が脱落して基板上に付着すると、配線パターンの短絡や
誤作動等の不具合の原因となる。
【0006】また、図10(a)に示すように、リード
2aの切断端面2bに左右非対称で不均一なテーパがつ
くことがある。この場合には、ダムバー切断工程後のリ
ード(アウターリード)の曲げ加工時に、リード2aの
左右で曲げ特性が異なり均一に曲がらないため、図10
(b)のようにリード2a自身が左右の方向に変形して
リードピッチ精度を損なう原因となる。また、上記のよ
うにしてリード2aの変形が大きくなると、リード2a
同士の短絡の原因となる。
【0007】本発明の目的は、リードの曲げ加工後にお
けるリード先端部の平面精度及びリードピッチ精度が良
好となり、ドロスの脱落による不具合を生じないような
ダムバーの切断方法、及びダムバーの切断装置、並びに
このダムバーの切断方法によって製造された半導体装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、リードフレームに半導体チップを
搭載し樹脂モールドで一体に封止した半導体装置をレー
ザ加工位置に搬入し、前記樹脂モールドを堰止めるダム
バーをレーザ光によって切断するダムバーの切断方法に
おいて、前記半導体装置の一方の側からレーザ光を照射
して前記ダムバーを一方の面から切断し、次に、前記半
導体装置の一方の側から照射するレーザ光のスポット径
より大きなスポット径を有するレーザ光を、前記半導体
装置の他方の側から照射して前記ダムバーの切断箇所を
他方の面から加工することを特徴とするダムバーの切断
方法が提供される。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】また、上記目的を達成するため、本発明に
よれば、リードフレームに半導体チップを搭載し樹脂モ
ールドで一体に封止した半導体装置をレーザ加工位置に
搬入し、前記樹脂モールドを堰止めるダムバーをレーザ
光によって切断するダムバーの切断装置において、前記
半導体装置を一平面内で移動させる第1の加工テーブル
と、前記第1の加工テーブルに対向して設けられ前記半
導体装置の一方の側からレーザ光を照射して前記ダムバ
ーを一方の面から切断する第1のレーザ加工ヘッドと、
前記第1のレーザ加工ヘッドによってレーザ光が照射さ
れた半導体装置を一平面内で移動させる第2の加工テー
ブルと、前記第2の加工テーブルに対向して設けられ
前記記半導体装置の一方の側から照射するレーザ光のス
ポット径より大きなスポット径を有するレーザ光を、前
記半導体装置の他方の側から照射して前記ダムバーの切
断箇所を他方の面から加工する第2のレーザ加工ヘッド
と、前記第1の加工テーブルと前記第2の加工テーブル
の間に設けられ前記半導体装置を反転させる反転装置と
を有することを特徴とするダムバーの切断装置が提供さ
れる。
【0013】また、上記目的を達成するため、本発明に
よれば、リードフレームに半導体チップを搭載し樹脂モ
ールドで一体に封止した半導体装置をレーザ加工位置に
搬入し、前記樹脂モールドを堰止めるダムバーをレーザ
光によって切断するダムバーの切断装置において、前記
半導体装置を一平面内で移動させる加工テーブルと、前
記半導体装置に対向して設けられ前記半導体装置の一方
の側からレーザ光を照射して前記ダムバーを一方の面か
ら切断する第1のレーザ加工ヘッドと、前記半導体装置
の前記第1のレーザ加工ヘッドとは反対側に対向して設
けられ、前記半導体装置の一方の側から照射するレーザ
光のスポット径より大きなスポット径を有するレーザ光
を、前記半導体装置の他方の側から照射して前記ダムバ
ーの切断箇所を他方の面から加工する第2のレーザ加工
ヘッドとを有することを特徴とするダムバーの切断装置
が提供される。
【0014】
【0015】
【作用】上記のように構成した本発明のダムバーの切断
方法において、まず、半導体装置の一方の側(以下、表
側という)からレーザ光を照射してダムバーを一方の面
(以下、表面という)から切断することにより、図6に
示すように、ドロスがリードの切断端面の他方の面(以
下、裏面という)に付着し、切断端面の形状は上方に開
いたテーパ状になる。そして、図7に示すように、ダム
バーの切断箇所、即ち、表側からのレーザ光照射位置と
同位置に半導体装置の他方の側(以下、裏側という)か
らレーザ光を照射することにより、ダムバーの切断箇所
は裏面から加工され、切断端面の裏側に付着したドロス
及びその近傍の部分が溶融し、リード裏面付近の側壁部
分が表面側とは逆のテーパ状に加工される。これによ
り、切断端面は板厚方向中央付近からはほぼ対称な逆向
きのテーパ状となり最終的にテーパの少ない状態になる
と共に、ドロスも除去される。また、表側からレーザ光
を照射した時に左右で不均一なテーパが形成されていて
も、裏側から同一の切断位置にレーザ光を照射すること
により、その不均一な度合いは減少する。従って、ダム
バー切断後にリードの切断端面へドロスが付着すること
を防止でき、切断端面をテーパの少ない状態にすること
が可能となる。
【0016】また、上記の場合、表側からのレーザ光照
射時には溶融する材料の量が多いため、その切断幅はそ
の溶融物の熱伝導によってスポット径よりもかなり広く
なるが、裏側からのレーザ光照射時には、表側からの照
射時に比較して溶融する材料の量が少ないため、その切
断幅はスポット径よりもあまり大きくならない。本発明
では、裏側から照射する場合のレーザ光のスポット径
を、表側から照射する場合のレーザ光のスポット径より
大きくすることにより、上記切断幅の違いに対応して、
表面と裏面の切断幅を等しくすることができる。
【0017】
【0018】また、上記のような本発明のダムバーの切
断装置において、半導体装置は第1の加工テーブルに載
置され、第1の加工テーブルに対向して設けられた第1
のレーザ加工ヘッドによって半導体装置の表側からレー
ザ光が照射され、上記第1の加工テーブルにより一平面
内で移動しながらダムバー切断が表面から行われる。そ
して、第1の加工テーブルと第2の加工テーブルの間に
設けられた反転装置によって半導体装置が反転させられ
る。さらに、反転させられた半導体装置は第2の加工テ
ーブルに載置され、第2の加工テーブルに対向して設け
られた第2のレーザ加工ヘッドによって半導体装置の表
側から照射されたレーザ光のスポット径より大のスポッ
ト径を有するレーザ光が、半導体装置の裏側から照射さ
れ、ダムバーの切断箇所が裏面から加工される。この
時、第2の加工テーブルにより一平面内で移動しながら
切断箇所へのレーザ光照射が行われる。これにより、本
発明のダムバーの切断方法を実施することができる。
【0019】また、上記のような本発明のダムバーの切
断装置の他の構成において、半導体装置は加工テーブル
に載置され、半導体装置に対向して設けられた第1のレ
ーザ加工ヘッドによって表側からレーザ光が照射され、
加工テーブルにより一平面内で移動しながらダムバーが
表面から切断される。また、裏側からは半導体装置の第
1のレーザ加工ヘッドとは反対側に対向して設けられた
第2のレーザ加工ヘッドによって、半導体装置の表側か
ら照射されたレーザ光のスポット径より大のスポット径
を有するレーザ光が、照射され、ダムバーの切断箇所が
裏面から加工される。この時も、半導体装置は加工テー
ブルにより一平面内で移動しながら加工が行われる。こ
のことによっても、本発明のダムバーの切断方法を実施
することができる。
【0020】
【0021】
【実施例】本発明によるダムバーの切断方法及びダムバ
ーの切断装置並びに半導体装置の一実施例について、図
1から図10を参照しながら説明する。
【0022】まず、本実施例のダムバーの切断装置の全
体構成について説明する。図1において、本実施例のダ
ムバーの切断装置は、半導体装置1の搬入及び搬出を行
う搬送用ベルトコンベア10a及び10b、半導体装置
1を載置しこれを水平面内で移動させる加工テーブル
(以下、XYテーブルという)11a及び11b、XY
テーブル11a及び11bの間に設けられ半導体装置1
の表裏を反転する反転装置12、レーザ光を発振させる
レーザ発振器13a及び13b、レーザ発振器13a及
び13bのそれぞれにレーザ発振のための電力を供給す
る電源14a及び14b、レーザ発振器13a及び13
bからのレーザ光を半導体装置1のダムバー4(図5参
照)に照射するレーザ加工ヘッド15a及び15b、半
導体装置1のダムバーの位置を検出する画像検出用カメ
ラ16、レーザ発振器13a及び13bの発振動作の制
御、XYテーブル11a及び11bの移動動作の制御、
反転装置12の反転動作の制御、画像検出用カメラ16
からの切断位置データのパルス変換やその記憶を行う制
御部17を備えている。本実施例では、例えば3個の半
導体装置1が1ロットとして枠状のユニットカートリッ
ジ50(図4参照)に装填された状態で取り扱われる。
【0023】図2は、レーザ発振器13a、レーザ加工
ヘッド15a、XYテーブル11a等の側面図であり、
図3はさらにレーザ加工ヘッド15aの内部を示す断面
図である。図2及び図3において、レーザ加工ヘッド1
5a内部にはレーザ光20aの進路を半導体装置1の方
向に曲げる半透過性のベンディングミラー21が取り付
けられており、レーザ加工ヘッド15a下部には、XY
テーブル11aに対向してノズル22aが設けられ、ノ
ズル22a内部にはレーザ光20aを集光する集光レン
ズ23aが取り付けられている。また、ノズル23aに
はアシストガスをノズル23a内に供給するアシストガ
ス供給部24aが取り付けられている。さらにレーザ加
工ヘッド15a上部には、前述の画像検出用カメラ16
が取り付けられている。但し、図3において、半導体装
置1の樹脂モールド内の構成は簡単のため省略した(図
6においても同様に省略した)。
【0024】図2において、XYテーブル11aはXテ
ーブル25及びYテーブル27を備え、Xテーブル25
はモータ26によってX軸方向へ移動し、Yテーブル2
7はモータ28によってY軸方向へ移動する。但し、X
軸及びY軸はXYテーブル11a上に設定した相直交す
る軸である。
【0025】また、レーザ発振器13b、レーザ加工ヘ
ッド15b、XYテーブル11bも同様の構成である。
但し、レーザ加工ヘッド15b上部には画像検出用カメ
ラは取り付けられていない。
【0026】次に、反転装置12の構成について図4に
より説明する。図4において、反転装置12は、半導体
装置1を装填したユニットカートリッジ50を案内する
レール30、ユニットカートリッジ50及びレール30
を軸31のまわりに回転させる回転用モータ32、ユニ
ットカートリッジ50及びレール30が回転しないよう
に支持するホルダ33を備えている。但し、軸受34は
軸31を回転可能に支持する。半導体装置1を1ロット
分(例えば3個)装填したユニットカートリッジ50
は、まず、ホルダ33で支持されたレール30に沿って
XYテーブル11aより搬送され、反転装置12に装着
される。この時、ホルダ33はピン33aで固定され
る。そして、ホルダ33のピン33aが抜かれてレール
30よりホルダ33が外れ、その状態で回転用モータ3
2の回転によりユニットカートリッジ50及びレール3
0が一体で軸31のまわりに回転し、半導体装置1の表
裏が反転する。この時の回転用モータ32の回転動作は
前述の制御部17によって制御される。そして、再びレ
ール30がホルダ33で支持及び固定され、ユニットカ
ートリッジ50はレール30に沿ってXYテーブル11
bに搬送される。
【0027】次に、本実施例によって切断されるダムバ
ーについて説明する。図5(a)は、ダムバーの切断工
程中における半導体装置の平面図であり、図5(b)は
ダムバー付近の拡大図であって図5(a)のB部拡大図
である。図5(a)において、半導体装置1は、リード
フレーム2上に図示しない半導体チップが搭載され、半
導体チップの各端子とリードフレーム2の各リードとが
電気的に接続された後に樹脂モールド3で一体的に封止
されている。前述の枠状のユニットカートリッジ50に
は上記リードフレーム2の外枠部2dが装填される。ま
た、図5(b)に示すように、ダムバー4は、樹脂モー
ルド3で封止する際、モールド樹脂がリードの隙間から
流れ出さないようにせき止めるとともに、リードフレー
ム2の各リード2aの相互の位置ずれが生じないように
各リード間を連結するためのものである。
【0028】次に、本実施例のダムバーの切断装置の動
作について説明する。図1において、まず、ユニットカ
ートリッジ50は搬送用ベルトコンベア10aによって
XYテーブル11aに搬送され位置決めされる。次に、
ユニットカートリッジ50に装填された半導体装置1に
おけるダムバー4の切断位置は半透過性のベンディング
ミラー21を介して画像検出用カメラ16で検出され、
この切断位置データがパルス列として制御部17に記憶
される。そして、制御部17からのパルス列に基づきパ
ルストリガーが電源14aに送られる。
【0029】電源14aは上記パルストリガーに従って
レーザ発振器13aに電力を供給し、レーザ発振器13
aはレーザ光20aを発生する。レーザ発振器13aで
発生したレーザ光20aは、図3に示すようにレーザ加
工ヘッド15a内のベンディングミラー21で進路を曲
げられ、ノズル22a内に設けられた集光レンズ23a
で集光され、ダムバー4の切断位置に表側から照射され
る。また、アシストガス供給部24aより供給されたア
シストガスは、レーザ光20と同軸的にノズル22aの
先端より噴出する。このアシストガスはレーザ光照射に
よる燃焼の補助や、生じた溶融物の除去の役割を果た
す。
【0030】また、上記レーザ光の照射と同期して、制
御部17の制御のもとにXYテーブル11aが移動し、
ユニットカートリッジ50、従って半導体装置1が水平
面内で移動させられる。これにより、ダムバー4の切断
位置に的確にレーザ光20aが照射され切断が行われ
る。
【0031】上記のようにして、全てのダムバー4の切
断位置に表側からレーザ光が照射されてダムバー切断が
終了すると、ユニットカートリッジ50は前述のように
XYテーブル11aから反転装置12に搬送され、表裏
が反転させられる。そして、反転したユニットカートリ
ッジ50はXYテーブル11bに搬送され位置決めされ
る。
【0032】一方、制御部17に記憶されていた切断位
置データは反転され、この反転された切断位置データの
パルス列に基づき反転されたパルストリガーが電源14
bに送られる。電源14bは上記反転されたパルストリ
ガーに従ってレーザ発振器13bに電力を供給し、レー
ザ発振器13bはレーザ光20b(図7参照)を発生す
る。レーザ発振器13bで発生したレーザ光20bは、
図3で説明したのと同様にレーザ加工ヘッド15bより
ダムバー4に照射される。また、アシストガスも同様に
噴出する。さらに、このレーザ光の照射と同期して、制
御部17の制御のもとにXYテーブル11bが移動し、
ユニットカートリッジ50、従って半導体装置1が水平
面内で移動させられる。
【0033】上記レーザ光の照射時には半導体装置1が
反転しているので、その裏側からレーザ光の照射が行わ
れることになる。そして、その照射位置は、表側からの
レーザ光照射時の切断位置データを反転した切断位置デ
ータに基づいているため、表側からと裏側からのレーザ
光照射位置を正確に一致させることができる。また、こ
の方式によれば、表面からの切断の時にのみダムバーの
切断位置を検出するだけで、その検出結果、即ち切断位
置データを利用して裏面からの加工をも行うことがで
き、切断位置の検出が容易になるとともに構成が簡単に
なる。
【0034】上記のようにして、全てのダムバー4の切
断位置に裏側からレーザ光が照射されてダムバー切断が
終了すると、ユニットカートリッジ50は搬送用ベルト
コンベア10bによってXYテーブル11bより搬出さ
れ、次の工程に送られる。
【0035】次に、本実施例の作用を説明する。レーザ
光20aをダムバー4の切断位置に表側から照射して切
断を行うと、図6に示すように、入熱によって生じた溶
融物に起因するドロス5が、リード2aの切断端面2b
の裏面側に付着する。また、集光されるレーザ光が円錐
状であることや材料の溶融が表面から進行していくこと
の影響を受けて、リード2aの切断端面12bの形状は
リード2aの表面に対して垂直ではなく、図中角度αだ
け上方に開いたテーパ状になってしまう。
【0036】しかし、図7に示すように、半導体装置1
を反転し、レーザ光20bをダムバー4の上記切断箇所
に裏側から照射して切断を行うと、リード裏面付近の側
壁部分(図中破線で示す)が表面側とは逆のテーパ状に
加工されると共に、切断端面2bの裏面側に付着したド
ロス5及びその近傍の部分が溶融する。これにより、切
断端面2bの裏面側には逆向きのテーパ状をなす新しい
切断端面2cが形成され、結局切断端面は板厚方向中央
付近からほぼ対称な形状となる。つまり、切断端面は最
終的にテーパの少ない状態になると共に、ドロス5も除
去される。従って、ダムバー切断後のリード2aへのド
ロス5の付着を防止でき、切断端面2b(2c)をテー
パの少ない状態にすることができる。
【0037】ところで、従来では、レーザ光をダムバー
4の切断位置に表側のみから照射して切断を行っていた
ので、ダムバーの切断後は、図6のように、ドロス5が
リード2aの切断端面2bの裏面側に付着し、リード2
aの切断端面2bにテーパがついたままの状態であっ
た。
【0038】上記ダムバーの切断工程後は、図8に断面
図で示すような形状にリード(アウターリード)の2a
の曲げ加工が行われるが、上記のようにリード2aの切
断端面2bの裏面側にドロス5が付着していると、各リ
ード毎に曲がる条件が異なり、曲げ加工後のリード先端
部は、例えば、図9に示すような千鳥配置となって同一
平面上に並ばなくなる。即ち、リード2aの平面精度が
低下する。このリード先端部は、半導体装置の基板上へ
の表面実装時に配線パターン上にハンダ付けされる部分
であるが、図9のように平面精度が悪いと配線パターン
との確実な接続ができなくなる。また、半導体装置の基
板上への表面実装時、若しくは実装後に、上記ドロス5
が脱落して基板上に付着すると、配線パターンの短絡や
誤作動等の不具合の原因となる。但し、図9は図6の場
合にアウターリードを曲げ加工した後の状態を半導体装
置側面からみた図であって、図8のB方向からの矢視図
に相当する。
【0039】また、従来では、図10(a)に示すよう
に、リード2aの切断端面2bに左右非対称で不均一な
テーパがつくことがある。この場合、ダムバー切断工程
後のリード(アウターリード)2aの曲げ加工時には、
リード2aの左右で曲げ特性が異なり均一に曲がらない
ため、図10(b)のようにリード2a自身がが左右の
方向に変形してリードピッチ精度を損なう原因となる。
また、上記のようにしてリード2aの変形が大きくなる
と、リード同士の短絡の原因となる。但し、図10
(a)はダムバー切断後のリードの断面図、図10
(b)は(a)の場合にアウターリードを曲げ加工した
後の状態を半導体装置側面からみた図であって、図8の
B方向からの矢視図に相当する。
【0040】これに対し、本実施例では、図6の状態の
後に、図7で示すように半導体装置1を反転し、レーザ
光をダムバー4の上記切断位置に裏側から照射して切断
を行うので、リード2aへのドロス4の付着を防止で
き、切断端面をテーパの少ない状態にできる。また、表
側からのレーザ光照射時に左右で不均一なテーパが形成
されていても、裏側からのレーザ光照射によりその不均
一な度合いは減少する。従って、リード2aの曲げ加工
後におけるリード先端部の平面精度及びリードピッチ精
度が良好となり、ドロスの脱落による不具合を生じな
い。
【0041】また、一般に、図6に示す表側からのレー
ザ光照射時には溶融する材料の量が多いため、その切断
幅はその溶融物の熱伝導によってスポット径よりもかな
り広くなるが、図7に示す裏側からのレーザ光照射時に
は、表側からの照射時に比較して溶融する材料の量が少
ないため、その切断幅はスポット径よりもあまり大きく
ならない。本実施例では、裏側から照射する場合のレー
ザ光のスポット径を、表側から照射する場合のレーザ光
のスポット径より若干大きくしておく。このようにすれ
ば、上記切断幅の違いに対応して、表面と裏面の切断幅
を等しくすることができる。
【0042】以上のような本実施例によれば、ダムバー
4の表側からレーザ光を照射して切断した後に、裏側か
ら同一の切断位置にレーザ光を照射するので、ダムバー
切断後のリード2aへのドロス4の付着を防止でき、切
断端面2b(2c)をテーパの少ない状態にすることが
できる。また、表側からのレーザ光照射時に左右で不均
一なテーパが形成されていても、裏側からのレーザ光照
射によりその不均一な度合いは減少する。従って、リー
ド2aの曲げ加工後におけるリード先端部の平面精度及
びリードピッチ精度を良好にすることができ、ドロスの
脱落による短絡や誤作動等の不具合を回避することがで
きる。
【0043】また、裏側から照射する場合のレーザ光の
スポット径を、表側から照射する場合のレーザ光のスポ
ット径より若干大きくするので、表面と裏面の切断幅を
等しくすることができる。
【0044】また、表面からの切断の時の切断位置デー
タを反転させ、この反転させた切断位置データを利用し
て裏側からレーザ光を照射するので、表面からの切断の
時にのみダムバー4の切断位置を検出するだけで、その
検出結果を利用して裏面からの加工をも行うことがで
き、切断位置の検出が容易になるとともに構成が簡単に
なる。
【0045】尚、上記実施例において、2つのレーザ加
工ヘッドを半導体装置(ユニットカートリッジ)に関し
て互いに反対側に位置するように設置すれば、反転装置
を省略することができる。
【0046】次に、本発明によるダムバーの切断方法及
びダムバーの切断装置の他の実施例について、図11に
より説明する。但し、図11において、図1及び図2と
同等の部材には同じ符号を付してある。
【0047】本実施例においては、図11に示すよう
に、レーザ加工ヘッド15A及び15Bが、半導体装置
1を装填したユニットカートリッジ50にそれぞれ上下
から対向するように設置され、レーザ加工ヘッド15A
及び15Bにはそれぞれレーザ発振器13A及び13B
が取り付けられる。また、ユニットカートリッジ50は
1つのXYテーブル11Aの端部に取り付けられる。さ
らに、画像検出用カメラ16は上方のレーザ加工ヘッド
15Aに取り付けられ、ユニットカートリッジ50に装
填された半導体装置1におけるダムバーの切断位置を検
出する。
【0048】上記構成において、まず、レーザ加工ヘッ
ド15Bがレーザ加工ヘッド15Aからのレーザ光が当
たらない位置に退避する。そして、レーザ加工ヘッド1
5Aのノズル22Aからレーザ光が発生し、半導体装置
1の表側からレーザ光が照射され、ダムバーが表面から
切断される。次に、レーザ加工ヘッド15Bが元の位置
に戻ると共に、レーザ加工ヘッド15Aがレーザ加工ヘ
ッド15bBからのレーザ光が当たらない位置に退避す
る。そして、レーザ加工ヘッド15Bのノズル22Bか
らレーザ光が発生し、半導体装置1の裏側からレーザ光
が照射され、ダムバーの切断箇所が裏面から加工され
る。上記のように一方のレーザ加工ヘッドからレーザ光
が照射されている時に、他方のレーザ加工ヘッドがその
レーザ光が当たらない位置に退避しておけば、他方のレ
ーザ加工ヘッドがレーザ光によって破損することが避け
られる。
【0049】上記において、XYテーブルの移動動作は
前述の実施例と同様に、レーザ加工ヘッド15A及び1
5Bからのそれぞれのレーザ光と同期して水平面内で移
動する。また、アシストガス供給部24A及び24Bか
ら供給されたアシストガスは、それぞれのレーザ光と同
軸的に噴出する。これ以外の構成及び動作は前述の実施
例と同様である。
【0050】以上のような本実施例によれば、前述の実
施例と同様の効果が得られるだけでなく、反転装置を設
ける必要がなく、簡単な構成にすることができる。
【0051】次に、本発明によるダムバーの切断方法及
びダムバーの切断装置のさらに他の実施例について、図
12により説明する。但し、図12において、図1及び
図2と同等の部材には同じ符号を付してある。
【0052】本実施例においては、図12に示すよう
に、1つのレーザ加工ヘッド15Cが1つのXYテーブ
ル11Cに対向するように設けられ、レーザ加工ヘッド
15Cにはレーザ発振器13Cが取り付けられる。ま
た、反転装置12CはXYテーブル11C上に設けられ
る。さらに、レーザ加工ヘッド15Cに設けられたノズ
ル22Cにはアシストガス供給部24Cが設けられてい
る。
【0053】上記構成において、ダムバーの表側からの
レーザ光照射が終わると、レーザ加工ヘッド15Cは一
旦XYテーブル11Cの上方へ離れ、XYテーブル11
C上の反転装置12は半導体装置1を装填したユニット
カートリッジ50を表裏反転させる。続いて、レーザ加
工ヘッド15Cは元の位置にまで下降し、表側からのレ
ーザ光照射の時と同一のダムバーの切断箇所に裏側から
レーザ光が照射される。これ以外の構成及び動作は、図
1から図10で説明した実施例と同様である。
【0054】以上のような本実施例によれば、図1から
図10で説明した実施例と同様の効果が得られるのみな
らず、レーザ加工ヘッド、レーザ発振器、XYテーブル
はいずれも1つでよく、簡単な構成にすることができ
る。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、ダムバーの一方の側か
らレーザ光を照射して切断した後に、他方の側から同一
の切断箇所にレーザ光を照射するので、ダムバー切断後
のリードへのドロスの付着を防止でき、切断端面をテー
パの少ない状態にすることができる。従って、リードの
曲げ加工後におけるリード先端部の平面精度及びリード
ピッチ精度を良好にすることができ、ドロスの脱落によ
る短絡や誤作動等の不具合を回避することができる。
【0056】また、他方の側から照射する場合のレーザ
光のスポット径を、一方の側から照射する場合のレーザ
光のスポット径より大きくするので、リードの両面の切
断幅を等しくすることができる。
【0057】また、一方の側からの切断時の切断位置デ
ータを反転させ、この反転させたデータを他方の側から
のレーザ光の照射に用いるので、切断位置の検出が容易
になるとともに構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるダムバーの切断装置の
全体構成を示す平面図である。
【図2】図1のレーザ発振器、レーザ加工ヘッド、XY
テーブル等の側面図である。
【図3】図2のレーザ加工ヘッドの内部を示す断面図で
ある。
【図4】図1の反転装置の構成を示す図である。
【図5】(a)は、ダムバーの切断工程中における半導
体装置の平面図であり、(b)は(a)のB部拡大図で
ある。
【図6】半導体装置の表側からレーザ光を照射して切断
した状態を示す断面図である。
【図7】図6の表側からのレーザ光照射位置と同位置に
裏側からレーザ光を照射した状態を示す断面図である。
【図8】リードの曲げ加工を説明する断面図である。
【図9】図6の場合にアウターリードを曲げ加工した後
の状態を半導体装置側面からみた図であって、図8のB
方向からの矢視図に相当する図である。
【図10】(a)はリードの切断端面の形状が左右非対
称で不均一なテーパを有している場合におけるダムバー
切断後のリードの断面図、(b)は(a)の場合にアウ
ターリードを曲げ加工した後の状態を半導体装置側面か
らみた図であって、図8のB方向からの矢視図に相当す
る。
【図11】本発明の他の実施例によるダムバーの切断装
置を示す図であって、レーザ発振器、レーザ加工ヘッ
ド、XYテーブル等の側面図である。
【図12】本発明の他の実施例によるダムバーの切断装
置を示す図であって、レーザ発振器、レーザ加工ヘッ
ド、XYテーブル、反転装置等の側面図である。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 リードフレーム 2a リード 2b,2c 切断端面 3 樹脂モールド 4 ダムバー 5 ドロス 11a,11b XYテーブル 11A XYテーブル 11C XYテーブル 12 反転装置 13a,13b レーザ発振器 13A,13B レーザ発振器 13C レーザ発振器 14a,14b 電源 15a,15b レーザ加工ヘッド 15A,15B レーザ加工ヘッド 15C レーザ加工ヘッド 16 画像検出用カメラ 17 制御部 20a レーザ光 20b レーザ光 22a ノズル 22A,22B ノズル 22C ノズル 23a 集光レンズ 30 レール 31 軸 32 回転用モータ 33 ホルダ 33a ピン 34 軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 義昭 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 奥村 信也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 長野 義也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 木村 信行 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−268456(JP,A) 特開 平1−234577(JP,A) 特開 昭63−160779(JP,A) 特開 平2−147179(JP,A) 実開 昭61−77185(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/50 B23K 26/00 320 A

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームに半導体チップを搭載し
    樹脂モールドで一体に封止した半導体装置をレーザ加工
    位置に搬入し、前記樹脂モールドを堰止めるダムバーを
    レーザ光によって切断するダムバーの切断方法におい
    て、 前記半導体装置の一方の側からレーザ光を照射して前記
    ダムバーを一方の面から切断し、次に、前記半導体装置
    の一方の側から照射するレーザ光のスポット径より大き
    なスポット径を有するレーザ光を、前記半導体装置の他
    方の側から照射して前記ダムバーの切断箇所を他方の面
    から加工することを特徴とするダムバーの切断方法。
  2. 【請求項2】 リードフレームに半導体チップを搭載し
    樹脂モールドで一体に封止した半導体装置をレーザ加工
    位置に搬入し、前記樹脂モールドを堰止めるダムバーを
    レーザ光によって切断するダムバーの切断装置におい
    て、 前記半導体装置を一平面内で移動させる第1の加工テー
    ブルと、前記第1の加工テーブルに対向して設けられ前
    記半導体装置の一方の側からレーザ光を照射して前記ダ
    ムバーを一方の面から切断する第1のレーザ加工ヘッド
    と、前記第1のレーザ加工ヘッドによってレーザ光が照
    射された半導体装置を一平面内で移動させる第2の加工
    テーブルと、前記第2の加工テーブルに対向して設けら
    れ、前記半導体装置の一方の側から照射するレーザ光の
    スポット径より大きなスポット径を有するレーザ光を、
    前記半導体装置の他方の側から照射して前記ダムバーの
    切断箇所を他方の面から加工する第2のレーザ加工ヘッ
    ドと、前記第1の加工テーブルと前記第2の加工テーブ
    ルの間に設けられ前記半導体装置を反転させる反転装置
    とを有することを特徴とするダムバーの切断装置。
  3. 【請求項3】 リードフレームに半導体チップを搭載し
    樹脂モールドで一体に封止した半導体装置をレーザ加工
    位置に搬入し、前記樹脂モールドを堰止めるダムバーを
    レーザ光によって切断するダムバーの切断装置におい
    て、 前記半導体装置を一平面内で移動させる加工テーブル
    と、前記半導体装置に対向して設けられ前記半導体装置
    の一方の側からレーザ光を照射して前記ダムバーを一方
    の面から切断する第1のレーザ加工ヘッドと、前記半導
    体装置の前記第1のレーザ加工ヘッドとは反対側に対向
    して設けられ、前記半導体装置の一方の側から照射する
    レーザ光のスポット径より大きなスポット径を有するレ
    ーザ光を、 前記半導体装置の他方の側から照射して前記
    ダムバーの切断箇所を他方の面から加工する第2のレー
    ザ加工ヘッドとを有することを特徴とするダムバーの切
    断装置。
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